「失われた絆」

                             赤星直也:作

第23話 見せしめ

 「八重、今風呂から上がったところだ!」忠明はタオル1枚でいる。
側には文恵と好恵の姉妹が全裸でいるが、恥ずかしそうに胸と股間をしっかりと押さ
えている。
「あなた達、セックスされなかった?」
「はい、何もされませんでした…」

 「確かめるから、手を退けて!」
「そんな、恥ずかしいです」
「ここにいる以上は、私に逆らわないのよ」八重の怖さを知っているから渋々手を退
けた。
2人の股間が露わになり、絨毛の剃られた淫裂が剥き出しになっている。

 「あら、綺麗にしたのね。可愛いわよ」好恵のピンク色した割れ目を撫でてから指
で広げた。
「そんな、恥ずかしいです!」膣が覗いている。
「あなたはやっていないわね、膣がしぼんでいるし。姉さんはどうなの?」今度は文
恵の淫裂を覗くと、文恵は顔を真っ赤にになって背ける。

 「あなたも大丈夫だったのね。今度は私の体を洗ってくれる?」
「はい、お手伝いします」2人の淫裂を調べると、八重は姉妹を連れて浴室へと向か
い、部屋には恵と愛子、それに忠明が残された。

 「恵。久しぶりだ、やらせてくれ!」
「イヤ、もう他人よ。それに、お嬢様との約束もあるのよ!」恵は忠明の手を振り払
う。
「私がお相手しますから、恵さんには関わらないで下さい」愛子も恵を助けようとし
たが、振り飛ばされた。
「やらせろよ。俺はやりたいんだ!」恵は押さえら仰向けにされた。

 「イヤ、やめて、イヤです!」淫裂を手で押さえ肉竿の進入を防いでいると「やめ
て、私がします!」愛子も忠明の肉竿を掴む。
「やらせろよ、手を退けるんだ!」乳房を鷲掴みし、爪を膨らみに食い込ませた。
「ヒー。やめて、セックスしたら、お嬢様から罰が…」途切れ途切れに言う。

 「その通りです。私が相手しますからやめて下さい!」愛子も肉竿を擦りながら言
うが「そうは行くか。やらせないともっと痛いぞ!」更に爪を食い込ませ「ヒー!」
痛みに負けて淫裂から手を退けた。
「そうだ、それでいい。愛子も手を退かせ!」今度は愛子が乳房を握られ「うー!」
呻き声を上げて肉竿を放した。

 「行くぞ!」全裸同士だから直ぐに挿入が始まり「あ、あ、あ!」喘ぎながら膣に
肉竿を押し込まれていく。
(イヤよ、こんな事イヤ!)逃れたくても何も出来ない。
忠明はなおも腰を密着させ(オチンチンが膣の奥まで入ってしまった…)呆然とする
恵だが、忠明はもう肉竿のピストンを始めて「ピチャ、ピチャ!」淫裂から音がして
いく。

 「気持ちいいな。これが恵との最後のオ○ンコかも知れないと思うと、無性に元気
が出てくるな」腰の振りを早めた。
それには「あ、あ、あ!」恵の背中が浮いて声を上げだす。
(気持ちいい。いやな人のオチンチンでも感じていくなんて…)淫裂からは淫汁が流
れている。
「お前はオッパイも感じたよな」乳房を揉みなが腰を動かしていくと(やめて、八重
さんに見られたら、痛い思いをするのは私よ!)だが、体は自然と忠明との結合を求
めていた。

 そして、忠明は絶頂を迎えて放出を始めた。
「ダメ、膣にはしないで!」叫んでも腰をしっかり密着させ逃れない。
「イヤ~!」悲鳴と共に淫裂と肉竿の隙間から精液が流れだし「気持ちよかった。愛
子、始末しろ!」肉竿を抜いて愛子に差し出し、愛子はそれを口に入れていく。

 その時、八重が戻ってきた。
「恵、やったわね。あれほど約束したのに!」顔色を変えた。
「許して下さい、レイプされたんです。無理にやられたんです!」言い訳しても通る
はずがなく「久美、お仕置きよ。持ってきて!」叫ぶと、暫くして久美がムチを持っ
てきた。

 「立つのよ。この2人にだされた性器を見せなさい!」恵は言われた通り立ち上が
り、淫裂を指で広げた。
「見て、これが膣よ。セックスすると男はこれを出すの」ドロドロした白い液体が流
れ出し、それを怯えた顔で姉妹が見ている。
「いいか、こうされるとガキができるんだ。だから、前もって避妊薬を飲むんだ。忘
れるなよ」忠明は悪びれる様子もなく、文恵の発育途上の乳房を揉み、文恵は恥ずか
しそうに顔を逸らした。

 「2人とも、見ておきなさい。言いつけを破るとこうするからね!」八重はムチで
恵の乳房を叩きだした。
「ヒー。お許し下さい、仕方なかったんです!」泣き叫ぶが容赦なく打たれて、乳房
には多数の赤い筋ができた。
その後、尻も叩かれ「ヒー!」痛みに堪えきれず、淫裂から黄色い液体を流してしま
った。
「大人がお漏らしよ。あなた達もこんな事されないようにするのよ」今度は淫裂を叩
いて「ギャー!」悲鳴を上げて床に崩れた。

 「お許し下さい、もうしません。お許し下さい!」
「本当に誓うわね。もう、忠明さんとはオ○ンコしないって!」
「誓います。レイプされても抵抗します!」
「そこまで言うなら許してあげる。後始末は自分でしなさい」恵は言われた通り、自
分が漏らした液体を雑巾で拭いていく。

 「愛子にもお仕置きよ。どうして相手しなかったの?」乳房を先端で突き刺した。
「頼みました。私として下さいと。でも、して貰えませんでした」
「だったら、あなたが強引に押し倒してやるのよ。とにかく、四つん這いになりなさ
い!」逆らっても無駄な事はわかっているから、泣きながら四つん這いになった。
「行くわよ!」ムチで尻を叩かれ「ヒー!」悲鳴を上げ泣いている。

 もはや、2人とも警官の威厳など感じられず、ただのマゾとしか思えない。
八重は20回程度尻を叩き無数に赤い筋ができている。
「お許し下さい、お嬢様!」泣き叫ぶ愛子に「わかった、これまでにしてあげる」ム
チが降ろされた。
2人のお仕置きが済んだが、幼い姉妹は怯え、乳房を押しつぶしながら抱き合ってい
た。

 その夜、八重と忠明は生まれたままの姿になって抱き合っていた。
「あの2人、かなり効いたぞ」
「そうみたいね。でも、恵とやったのは本気ではないよね?」
「勿論だ。ああやって、2人に仕置きを見せておけば、言う事を聞くと思ってな」
「信じるわ、私が一番いいんでしょう?」
「そうだよ、八重が一番さ」肉竿のピストンを始めた。

 「いいわ、気持ちいい。それから、あの2人には手をだしちゃダメよ。大人になっ
て稼いで貰うつもりだから」
「わかっているよ。触るだけにしておく。それより新しい商売を思い付いたよ」
「後で聞くわ。お腹に出してからにして」
「わかった、一杯だすからね」忠明は腰を振り続けた。

 同じように文恵と好恵の姉妹も全裸で抱き合っていた。
「お姉さん、怖いの」
「大丈夫よ、私ここにいるから」先程のムチ打ちが忘れられず怯えていた。

 それから数日が立ったある日、恵は男性の同僚から「レズしているんだってね。そ
れに、素っ裸のモデルも」声を掛けられた。
「そ、そんな事していません…」
「嘘言わなくてもいいよ、誰にも言わないから。それより、俺も素っ裸を撮りたいん
だ。撮らせてくれよ。それに、オ○ンコも!」

 「そんな事言われても困ります。目黒さんに言って下さい」
「そうだったな、同棲しているそうだしな」同僚は刑事課へと向かう。
(レズの噂が広がっているんだわ。私はレズじゃないのに…)天井を見上げた。

 それから暫くして目黒が現れた。
「7時から仕事だ。帰ったら直ぐに、例のやつに着替えておけ。迎えが行くから」
「セックスもするんですか?」
「当然だ。裸も撮りたいそうだ」そう言うと去っていく。
(また売春だなんて…)仕事がおぼつかない。

 がだ、勤務が終わり、アパートに戻ると2人は着替えていく。
「またセックスしなければいけないなんて…」スケスケのパンティ、ブラジャーを着
ていく。
そして、ガーターベルトにストッキングも履いた。
「でも、どうして、婦警の制服なのかしらね。いつも見ているのに…」
「私にはわからないわ」そう言いながら借りてあったコスチュームを着ていく。

 着替えが終わると同時にチャイムが鳴り「来たわよ、行かないと」2人はアパート
を出て迎えに来た車に乗り込んだ。
車は薄暗い街を走り、ビルに入って車を降り、歩いていくと目黒がいた。
「話が広まってしまってな。とにかく我慢して裸になるんだな」2人を案内していく。

 ビルの中は静まりかえっており、目黒がドアを開けて中に入ると、2人も後を追う
が「いや~!」中に入るなり声を上げた。
部屋の中には30人程おり、所轄の男性警官の大半がいる。
(こんな大勢の前でヌードなんてイヤ。まして、セックスだなんて…)体が震えだし
た。

 「早速ですが、まずはレズからです。お互いに脱がせて下さい」天井の照明も灯さ
れ、背景のセットが綺麗に浮かんでいる。
「やるしかないわ。行くわよ」2人は覚悟を決め、抱き合いながら唇を重ねていき、
それを同僚が撮りだし、後は言われた通りにしていく。
制服を脱がし合い、下着も脱がし合って、2人はストッキングとガーターベルトだけ
を身に着けてポーズを作らされていく。

 撮影は1時間程で済み「今度は本番を撮りますよ」それには顔色が変わった。
「無理です。こんな大勢とセックス出来ません!」
「セックスはオ○ンコだけとは限りませんよ。ケツもありますから」
「お尻はイヤよ、痛いから」
「イヤでもやって貰います」
「いや、やめて!」四つん這いにされ肛門から浣腸剤が送り込まれた。

 効果はてきめんで「と、トイレに行かせて!」乳房を揺らせ肛門を押さえ、トイレ
に飛び込み、排出を済ませて戻ると、全裸の同僚に抱きかかえられ駅弁で結合してい
く。
「俺も一緒に頼むよ」
「イヤ、お尻はイヤ!」叫んでもどうする事もできじ、肛門からも肉竿が挿入され、
カメラに撮られていく。
2人は次々と相手をさせられ、淫裂と直腸の中は精液で溢れて、撮影が終わると2人
はフラフラで立てない程だ。
どうにか立つと、車に乗せられアパートまで送られた。

 翌日、2人が勤務していると同僚の香織が来て「恵、エッチもしたんだね。こんな
にハッキリ映っているわよ」写真を見せた。
「誰が、こんな物を持っていたの?」顔色が真っ青に変わった。
「誰でもいいでしょう、それより今夜は私と頼むわよ。目黒さんには言っておくから」
香織はニヤニヤしながら去っていく。

 同じように「恵。不倫して気持ちよかった?」美香も写真を持っていた。
「教えて。誰がこんな酷い事をしたの?」
「今は言えないわ。それより、エッチしている最中を私にも撮らせて」
「そんな、セックスは撮られたくありません…」元気のない声だ。
「だったら、目黒さんに頼むわ」美香は目黒のいる刑事課へと向かった。

 すると、いつものように目黒が「困ったよ、お前とのオ○ンコを撮らせろだってよ」
話し掛けてくる。
「そんなのイヤです。いくら何でも、セックスは撮られたくありません…」泣きそう
な顔だ。
「金をはずむと言っている。俺は溜まっているから大丈夫だ。今日も残業をやれよ」
もう決まってしまった。
そして、5時を回ると恵は目黒に抱かれて「あ、あ、あ!」淫裂から淫汁を流しなが
ら悶え、それを同僚の婦警が撮っていく。

 「だすよ、だすからな」放出が始まると、逃すまいと恵の淫裂を撮りまくり、恵と
愛子のヌード写真が署内で密かに交換されていた。
だが、人間は飽きやすい。
2人の全裸を撮ると、レズの依頼もなくなり、それに男子警官からの買春もなく、2
人にとっては平穏そのものだ。

 しかし、週末になると八重に連れられて大きな屋敷を回っていた。
いつものように、依頼主のところへ向かうと「まただわ。一体誰かしら?」八重は尾
行されているのに気づいた。
「八重さん。もしかして公安じゃないの?」恵と愛子の顔が強ばっている。
「そうかも知れない。でも、証拠はつかめないはずよ」自信げに依頼された屋敷に入
っていく。

 今回は危険を感じて例の制服は着ておらず、屋敷に入ると婦警に着替え、依頼主と
顔を合わせている。
「まあいいや。とにかく楽しませて貰う」依頼主も理解してくれて、いつものプレイ
が始まった。
「イヤ、やめて!」両手を縛られ、制服を脱がされていく。
そして、全裸にされ写真に撮られ、犯された。

 それが済むと屋敷から出るが「まただわ。また付けている…」恵と愛子は不安にな
って「もう許して。きっと公安よ。掴まったら死ぬしかないわ」泣き出す2人だ。
「死なれたら困るのは私よ。とにかく、相手がわかるまでおとなしくしないと危ない
わね」八重は携帯で連絡を取り、屋敷に引き返した。

 「そうか、そんな事があったのか。暫くおとなしくするか…」忠明が呟くように言
う。
「稼がなかったら、飢え死にしてしまうわよ」
「だったら、キャバレーを隠れ蓑にして稼いで貰おう。それとも、警察を辞めて本物
になって貰うかだな…」
「本物にしましょう。恵は手下の紐にして!」

 「問題は目黒が何というかだな。きっと怒るぞ!」
「その変わり。瞳を預けましょうよ」
「待てよ。だったら、俺はどうなる?」
「あの姉妹がいるでしょう。文恵となら許してあげるから」八重と忠明は思いめぐら
せている。