「失われた絆」

                             赤星直也:作

第14話 忠明の救出

 舞台に立つとムチで打たれ「キャー!」悲鳴を上げて逃げまどう。
「婦警さんの裸を見たいんだよ」
「やめて、脱がさないで!」両手が使えないからされるがままで、ボタンも外され、
ブラジャーも引き裂かれて乳房が露わにされた。
更に、スカート、パンティも脱がされ下半身も剥き出しにされた。

 すかさず「パイパンだ!」歓声が上がり「ほら、もっと見たいんだってよ!」上着
とシャツが肩から下げられ、上半身も剥き出しになった。
「座れ、正座しろ」ムチで乳房を突かれ「ヒー!」悲鳴を上げながら腰を降ろし正座
すると、背中を押され、尻を持ち上げられると、淫裂が口を開いている。

 「見て貰いたいんだろう。言えよ!」
「私の性器を見て下さい…」泣き声で言う。
「お客さん。オ○ンコを見て欲しいそうですから、見てやって下さい」男達は2人の
淫裂を広げると「オー!」歓声が上がった。

 「よし、次はお客に触って貰え!」恵と愛子縛られた腕に鎖が繋がれ、客の席を回
らされた。
「言えよ、やって欲しい事を」
「オッパイとオ○ンコを触って下さい…」項垂れて客に言う。
屈辱だが言わないとムチ打ちや暴行されるから言うしかない。

 お客は笑顔で「いいよ、触って上げるよ」乳房が掴まれ揉まれ、淫裂も触わられて
「あ、ありがとうございました」礼を言って次のテーブルへと回っていく。
「お、オッパイを触って下さい。それにオ○ンコも…」声が震えていた。
「勿論、触って上げるよ」聞き慣れた声の客が2人の乳房と淫裂を触っていく。
(イヤよ、そんな事しないで。これは仕事なのよ。本心じゃないのよ!)体も震えて
いる。

 客は4人いて、代わる代わる淫裂にも指を入れている。
「どうだ、おれとやらないか?」
「ば、売春はしません…」小さな声で言うが「お一人、5万ならかまわないですよ」
男は言う。
「わかった。10万出すから2人とやらせてくれ!」
「俺も10万出すからやらせてくれ」4人の客は10万づつ差し出した。

 「いいでしょう。今夜は貸し切りにしますから、思い切りやって下さい」商談が成
立した。
(イヤよ、同僚とのセックスだなんてイヤ!)全裸を見られた上に、セックスまでし
なければならず、震えが止まらない。
その後も客の間を回され、乳房と淫裂を触られていった。

 ショーが済むと、2人はまた部屋に閉じこめられ、婦警の制服を着せられ後ろ手に
縛られた。
「いいか、わかっていると思うが男に抱かれるんだ。抵抗しながらオ○ンコされろよ」
「許して。売春なんていやです!」
「イヤでもやるんだ。半分は返すから、今夜は思い切りやられろ!」男は取り合わな
い。

 そこに、4人が部屋に連れられてきた。
「知っての通りで、この2人は変態でレイプ志願なんだ。その事を考えてくれ」
「わかっているよ、早速やらせて貰うよ。所で、何をやってもいいはずだよな?」
「勿論だ。今晩だけだが…」
「だったら、やらせてもらうよ」同僚達は2手に別れて制服を脱がしていく。

 「やめて。お願いだからやめて!」「イヤ~!」悲鳴を上げるが同僚は手を緩めず
「俺が先にやるぞ」「こいつは俺が先だ」下半身を露わにすると襲いかかった。
それは警官ではなくて、ただの野獣で泣き叫ぶ2人を。代わる代わる犯して、精液を
噴射した。

 そして、翌日もショーをさせられ、客席を回らされた。
(また同僚が…)昨日と入れ替わるかのように、別な同僚が客として訪れている。
同僚は乳房や淫裂を触りまくり、1人10万ずつ出し合って借り切った。
(イヤ、もういや。レイプなんてイヤです!)そう思っても、泣きながら犯されるし
かない。

 それは数日続き、城北署の男子の皆が2人の子宮に射精した。
(これ以上、同僚にレイプされたくない…。何とかしないと…)恵も愛子も考えてい
たが、見張りがいるからには、変に動けない。

 そんなある日、いつものように同僚が2人を交代で抱いていた。
恵と愛子が周りを見回すと、いつもと違って見張りがおらず「助けて。ここに夫がい
るの」小さな声で言った。
「失踪した小池が、ここにいるのか?」肉竿をピストンしながら返事した。
「そうなの。だから、お願いです…」

 「わかった。その前に、金を払ったんだから、済んでからだ!」
「そ、そんな…」信じられない言葉だった。
捜査よりも、自分の体を求めるのが先なのには失望の声を上げ(酷いわ、酷い…)涙
が止まらない。
やがて、同僚達は次々と子宮に射精し「終わったぞ、これから調べるからな」グッタ
リしている2人を後目に部屋から出ていった。

 同僚が出ていくと同時に、ビル全体が騒がしい。
「小池に佐藤、着替えろ。何時まで素っ裸でいるんだ!」2人を犯した同僚が入って
きた。
実の名前を呼ばれた事で、恵は何が起こったか理解出来る。
(忠明さんが助けられたんだわ。裸でいられない!)
「解いてください」「わかっているよ」縛った鎖が解かれる。

 「小池。これからもやらせてくれよ。金は払うよ」
「佐藤もそうだ。署長に知られるよりもいいだろう。これからもやらせてくれよ」乳
房を触られていく。
(そんな…。仕事仲間に抱かれるだ何て…)同僚からの言葉に涙が止まらない。
「とにかく急げ。マスコミが来るぞ」急いで下着を身に着け、制服を着込んでいく。

 その後、同僚と一緒に城北署に向かうと、署では中尾が笑顔で出迎えた。
「よくやってくれた。おかげで売春組織も掴まえたよ。小池君も無事だったしね」機
嫌良く話していく。
「今夜は疲れたろうから、ゆっくり休んでくれ。明日は午後からの出勤でいいよ」署
長も忠明を救出した上に、売春組織を掴まえたから機嫌がよい。
(そこで、私を買ったのは一体誰なのよ…)項垂れたまま自宅に戻る2人だ。

 自宅に帰った恵は、久しぶりに風呂に浸かり体を洗っている。
「忠明さん、今頃病院で何しているかしら?」一刻も事情を説明し、誤解されないよ
うにしたかった。
浴室で犯された体を丁寧に洗い終え、ベッドに横になると直ぐに眠り込んでしまった。

 翌日、午後からの出勤と言う事でくつろいでいると目黒が訪ねてきた。
「奥さん、これからもやらせて貰えるよね?」いきなり恵を押し倒し、スカートを捲
り上げる。
「やめて、声を出すわよ!」
「出してもいいけど、恥を掻くよ。売春や素っ裸のホステスをやっていたのが知られ
るよ」

 「売春はしていないわ。あれはレイプよ!」
「どっちでもいい。オ○ンコやっていたのを知られるぞ!」そう言われれば自然と力
が抜けて、目黒にシャツ、スカートと脱がされ下着姿にされた。
「イヤ、それ以上はイヤです!」
「だったら、旦那に知られていいのかい?」強引にパンティを引き下げ、下半身が剥
き出しにされる。

 「ほう、相変わらずだな。俺にも剃らせろ!」
「イヤ、もう剃りません」
「言う事を聞かないなら、お前のやっていた事を全部話すぞ!」
「やめて。剃ってもいいですから、秘密にして下さい」
「聞き分けがいい奥さんだ。カミソリを持ってこい!」恵はブラジャーだけを身に着
けて(何で準備しないといけないのよ。剃られるのは私よ)渋々カミソリなどを持っ
てきた。 

 「よこせ!」目黒は石鹸を泡立て、淫裂に塗ってからカミソリを当てた。
短い絨毛は簡単に剃られ、あっけなく絨毛が消えて淫裂が口を開いている。
「いいね、このパイパンが…」タオルで剃った淫裂を拭いていく。
「もういいでしょう、剃ったし…」
「まだだ。脱げ、素っ裸になるんだ!」唇を噛み、ブラジャーを脱いで生まれたまま
の姿になった。

 「これでいいでしょう?」泣き出しそうな顔だ。
「それでいい。次はオ○ンコだ!」目黒は服を脱いでいく。
(イヤ、もうセックスはしたくない!)手で胸と淫裂を押さえ、黙ったまま見ている
と「行くぞ!」太股を抱き上げ、駅弁の体位だ。

 「イヤ。危ないからイヤ!」両手で目黒の首を抱きしめたので、手は自由が効かず、
目黒は肉竿を淫裂に押し込んできた。
「イヤ、やめて。こんなのイヤ!」首を振ることしかできない。
「入ったぞ、ほら」目黒は太股を揺すり出し「あ、あ、あ!」淫裂の奥まで肉竿が突
き刺していく。
「気持ちいいだろう。これは奥まで入るんだ!」

 「イヤよ、抜いて。お願い、抜いて!」
「そうは行くか。俺が出すまでやらせろ!」太股を揺すり続けた。
「あ、あ、あ!」肉竿で膣を擦られては、意志とは関係なく淫汁が流れていく。
(ダメ、このままでは声を出してしまうわ)結合を浅くしようと、首にしがみついて
いく。

 その時「帰ったぞ!」玄関から声がして「降ろして。夫が帰ってきたわ、降ろして
!」恵はパニックになっているが、目黒は動じることなく太股を揺す続けて「恵、そ
んなにオ○ンコやりたいのか?」忠明が2人の行為を見てしまった。
「助けて。レイプされているの、誤解よ!」
「小池、奥さんがやりたいというからやっているんだ。これからは、俺にもやらせて
くれ!」

 「そんなに、恵が欲しかったら勝手にやっていいよ。俺も勝手にやらせて貰うし…」
「さすが太っ腹だ。どうだ、一緒にやらないか。久しぶりに女房を抱きたいだろう?」
「そうだな。俺も仲間に入れて貰うよ」恵には信じられない言葉で(忠明さんが私を
見捨てたんだ…)頭の中が真っ白になってしまった。

 その間にも、忠明は衣服を脱いで全裸になって「小池、どっちがいい?」「そうだ
な。久しぶりだからオ○ンコがいいな」「だったら、俺はケツだな」2人は決めた。

 「やれ、やるんだ!」忠明は仰向けになり「旦那がやって欲しいとよ」恵は駅弁か
ら騎上位に変わり、肉竿を掴んで淫裂に吸い込む。
「ほら、目黒もやりたいんだよ!」恵の背中を押さえて抱きしめた。
「イヤ。お尻はイヤ!」

 「イヤでもやりたいんだ。旦那もやっていいと言っているし」肛門から肉竿が入り
込み「ヒー!」悲鳴を上げ、髪の毛を振り乱している。
「入ったな、行くぞ!」2つの肉竿が動きだし「イヤ。お願いやめて、こんなのイヤ
!」叫んでも聞き入れない。
(痛いわ、お尻が痛い…)苦痛に顔を歪めている。

 「恵もやるんだよ。合わせて!」忠明は乳房を握りしめて揺り、仕方なく、恵も目
黒の動きに合わせて腰を動かしていく。
「いいぞ、凄くいい。目黒のチンポがわかるぞ」
「俺だって小池のがわかるよ。何だか変な気分だ」2つの肉竿が薄い皮膚越しに擦れ
合っている。

 やがて、2人が昇りきり、放出が始まった。
「う、う、う!」夫と目黒の行為に泣きながら淫裂と肛門をタオルで拭いていく。
「そんな事ではダメだ。シャワーで洗ってこい!」
「俺も一緒にいいかな?」
「当然だよ、恵、小池も洗ってやれ。俺も後で行くからな」恵と目黒は浴室に向かう。

 「これからは、俺が可愛がってやるからな」お尻を撫でたが、恵は拒もうともせず、
浴室に入るとシャワーで目黒の肉竿を洗っていく。
「もっと丁寧にやれ!」乳首が潰された。
「気を付けますから、許して下さい」息が詰まる思いを堪えてやっと言う。
「まあいい。これからは言葉も気を付けろ!」恵は丁寧に肉竿を洗い、全身も洗い流
していく。

 「目黒、交代していいか?」「丁度終わった所だ。交代しよう」目黒と入れ替わり
忠明が入ってきた。
「洗え!」恵は黙って忠明の体に石鹸を塗りシャワーを浴びせていく。
(もう終わりだ。私達は終わったんだわ)涙が止まる事はなかった。

 恵は忠明と昼近くまでいたが、午後からは城北署で勤務していた。
「旦那さんが戻ってよかったわね」何も知らない同僚の婦警が声を掛けてきた。
「ええ、おかげさまで…」
「これからは、毎晩エッチが出来ていいわね」
「そんな、エッチだなんて」冷やかされても、夫の冷たい仕打ちを打ち明けられない。

 「小池君、ちょっといいかな?」中尾が声を掛けた。
「何か、ご用でも…」
「今回の囮の事で話があるんだ」
「わかりました、直ぐに伺います」恵は中尾と一緒に歩いて行くが(一体、何の用か
しら。もしかして…)不安が消えない。

 2人は署長室迄来て「失礼します」ドアをノックして中尾が入り、その後を「失礼
します」頭を下げて恵も入った。
入るなり「う、う、う!」泣き声が聞こえ、頭を上げると「あっ!」声を上げてしま
った。
そこには愛子が、あの店で着ていたスケスケのスリップ姿になっていた。
しかも、下着は着ていないから乳房と淫裂が丸見えだ。
(そんなバカな。ここは警察署よ。ヌードが許されるわけないわ…)顔から血の気が
引いていく。

 「小池君か、囮の状況を調べさせて貰っている。早速だが、どういう風にやってい
たか検証させてくれ」署長が言う。
「け、検証だなんて…」
「ほら、佐藤みたく、ホステスをやっていた通りにやればいいんだよ」中尾が横から
口出しし(ここでヌードになれと言っているんだ…)恵は信じられず、ブルブル震え
ている。