「買われた婦警」
                     赤星直也:作

第1話 きっかけ 

 車の行き交う少ない道路に、ミニパトカーが停まり「直ぐに終わるから!」まだ、
若い婦警がパトカーから降りて、木陰に向かって走った。
「ここなら、誰も見てないし…」制服姿の婦警は、スカートの裾を持ち上げ、露わに
なった下半身は、真っ白なパンティが股間を覆っていた。

 その真っ白なパンティを下げ、しゃがみ込むと、白い肌の尻が制服の下から覗いて
いる。
そして、股間の割れ目からは、勢いよく小水が吹き出して、婦警の制服を着た女性は
気持ち良さそうな顔をしている。
暫くすると、勢いよく飛び出した小水は、勢いが消え、ポタポタと足下に落ちていく。

 「ティッシュが、あったはずだけど…」パックリと口を開いた淫裂を、ティッシュ
で拭くと立ち上がった。
足に絡まった布を持ち上げ、股間の絨毛を再び包んでスカートを戻すと、婦警はパト
カーに乗り込んだ。

 「麗香、すっきりした?」
「勿論よ。沙織りもしてきたら?」
「じゃあ、してくる。ティッシュ頂戴!」沙織と呼ばれた婦警も、パトカーを降りる
と木陰に隠れ「恥ずかしいけど、誰もいないし…」制服のスカートの裾を持ち上げて
いく。

 この婦警はピンクのパンティを履いており、それを足まで下げ、放出しだした。
「気持ちいい。我慢は損だわ」淫裂をティッシュで拭き、パンティを持ち上げ、スカ
ートも元通り戻すと、パトカーに戻った。
「行こうか。すっきりしたし」「そうね」2人が乗り込んだパトカーは、走り去った。

 だが「全く、だらしないな。婦警が小便するなんて!」カメラを手にした男性が、
唖然としていた。
「しかし、いい顔をした2人だったな。それに、ヘアの生え方もよかったな…」先ほ
どの2人の婦警の股間を思い出している。
「そうだ。この写真をあいつらに見せれば、おもしろいぞ!」カメラを持った男は、
急いで停めてあった車に乗り込み自宅に向かって走りだした。

 自宅に戻った男は、早速、データを吸い上げだし「撮れていてくれよ」祈る思いで、
作業をしていくと、画像が表示された。
「おっ、ばっちり撮れている。顔も写っているし、ヘアも撮れている!」男の顔が笑
顔になり「スクープだな。これは!」笑いが止まらないと言った感じだ。
 
 男は機械のスイッチを入れて「よし。これをプリントしないと…」スイッチを押し
て暫くすると、綺麗にプリントされた写真が出てきた。
男はそれを手に取り「上出来だ。顔もばっちりだ。おシッコも撮れてるし、オ○ンコ
も写っている!」笑顔になっている。

 「これなら、現役婦警のヘアヌードが撮れるぞ!」笑いはなかなか止まらず「そう
だ。顔のアップを撮らないと、誰だかわからない!」今度は顔の部分を拡大してプリ
ンとした。
顔のプリントが出来上がると、男は湘南署を訪れたが「待てよ。そんな簡単には教え
てくれないよな…」思い直し、警察署の入り口のソファーに座って気長に待った。

 「ここを必ず通るはずだ…」しかし、時間がどんどん過ぎて「今日は、ダメかな…」
男がそう思った時に、あの2人の婦警が、こちらに向かって歩いてきた。

 「すみません。お話がありまして。私はカメラマンの黒川拓也と申します」挨拶す
ると「どんな御用で?」婦警は怪訝な顔をしている。
「この写真を見て下さい。こいつらを懲らしめてくださいよ!」写真を差し出すと
「あっ!」驚きの声を上げる二人の婦警だ。

 その写真は、2人がおシッコをしている姿で「とにかく、ここではなんですから…」
婦警は動揺している。
「そうですよね。5時にまた来ますから、喫茶店ででも…」「そうして下さい」婦警
が承知すると黒川は署から出て行き「撮られて、いたんだ!」「そうみたい。とにか
く、相手の出方をみないと」2人は仕事に戻ったが、仕事をしていても、落ち着きが
ない。

 そわそわしていて、時間ばかりが気になっており「もうすぐだわ」時計は5時5分
前だが、2人は帰る準備をしていく。
2人の婦警は、ロッカー室で私服に着替え終えると、出入り口に向かって歩いて行く。
「いたわよ、黒川さんが…」「そのようね」2人は黒川に向かって歩いて行くと「お
待たせしました」声を掛けた。

 「あそこで、お話しましょうよ」黒川が指さしたのは、署の前にある喫茶店で「あ
そこならいいです。話を聞かせて下さい」3人は喫茶店に向かった。
ドアを開けると、ウェイトレスに案内され、席に座ってコーヒーを注文し、暫くして
から「お待たせしました」コーヒーが運ばれてきた。

 「お話って、何ですか?」婦警は気に掛かっていた事を切り出していく。
「すみませんが、お名前を知らないので…」
「失礼しました。私は花園麗香です」「私は宮下沙織りです」
「麗香さんに沙織さんか。言い名前ですね。とにかくこれを見て下さい」黒川は自分
が撮った写真を渡した。

 麗香と沙織は渡された写真を見て「これは!」驚いた。
(私の性器が写っている。しかも、おシッコの出ているところを…)(性器が撮られ
た。しかも、おシッコした姿を…)顔が引き吊る、麗香と沙織だ。

 「これを、どうする気ですか?」うわずった声で麗香が尋ねると(かなり効いたな。
だめ押しといくか!)「これを投稿しようと思っています。ほら、スキャンダルを乗
せている週刊サタデーに!」
それには(やめて。それはそれは困るの…)黙ったままの麗香と沙織だ。

 「バツを与えないといけませんよね、婦警さん?」
「どんなバツが、お望みですか?」沙織が震える声で尋ねると「モデルをやって貰う
つもりです。水着姿でね!」
黒川の言葉に(水着のモデルが望みなのか。安心したわ)胸をなで下ろす2人だ。

 「これは、麗香さんと沙織さんですよね?」黒川は仕上げに掛かった。
「は、はい」頷いたまま返事をする麗香と沙織に「それなら、投稿はやめます。代わ
りに、水着のモデルをやってもらえますよね?」

 「でも、雑誌とか写真集に載せられたら、公務員ですから首になるんです…」
「安心して下さい。僕は美人を悲しい目に遭わせる気は毛頭ありません。僕の宝にし
たいだけです」その言葉に、麗香と沙織は顔を見合わせた。

 (どうしよう、やってみようか?)(そうよ、投稿されたら首どころか笑い者よ)
考えがまとまり「モデルをしますから、決して公開しないと約束して下さい!」麗香
と沙織は黒川の顔を見ながら言う。

 「約束します。絶対に公開しないと!」
しかし、それは口先だけで(誰が水着で我慢できるものか、ヘア丸出しの素っ裸を撮
ってやるからな)笑顔の麗香と沙織を見ている。

 「この写真はどうします?」
「水着のモデルが終わったら、メモリーと一緒に差し上げます」
(よかった。水着だけですむなんて!)黒川の内心を知らない婦警の2人は、重石が
取れた思いだ。

 「早速ですが、今度の土曜日に、スタジオで撮影をしたいのですが…」
「土曜日ですね。お伺いします」黒川は自分のスタジオの場所と電話番号を教え、勿
論、黒川も麗香と沙織の携帯電話の番号も聞いていた。

 翌日、黒川は念を入れ、携帯電話で麗香と沙織と連絡を取り「すみませんが、3サ
イズを教えて欲しいのですが、水着の準備がありますので…」それはこじつけで(間
違いない。この電話番号で、言う事を効かせてやる!)狙いがある。
 
 数日が過ぎ、約束の土曜日が来て、麗香と沙織が黒川のスタジオを訪れると「お待
ちしてました。早速ですが着替えて下さい」黒川は麗香と沙織に用意した水着を渡し
「着替えは、そこの更衣室を使って下さい」と指さす。
「わかりました」麗香と沙織は更衣室に入った。

 「大胆だわ。ギリギリよ」「こんな大胆なのは初めてだわ」2人は衣服を脱いでい
くが、それを黒川が覗いている。
(馬鹿な婦警だ。隠しカメラが3台用意されているとも知らずに…)暗室に用意され
ていたモニターを見ながら、服を脱いでいく姿を見ている。
 
 そんな事とは知らない2人は、パンティを脱いだ。
(ほう、結構多いんだな)2人はヘアが多い方で、ビッシリと股間を覆い尽くしてお
り(オ○ンコが見えたぞ!)時折、絨毛の中からピンクの淫裂が覗いている。
(オ○ンコやりたいな。何とかしてでも、やりたい…)黒川は麗香と沙織の淫裂を見
て、ヘアヌードだけでは満足できず、体を奪う事も考えた。

 一方、黒川が見ているとは知らず、ブラジャーを脱いで生まれたままの姿になって
いる。
麗香と沙織の乳房が揺れ動き(2人を必ず奪ってやる!)黒川の股間が大きく膨らん
でいる。

 生まれたままの姿になった麗香と沙織は、渡された水着を着込んで「やだー。オッ
パイの膨らみが見える!」水着は乳首を中心とした5センチ程のカップだ。
当然、Cサイズの2人の乳房は収まりきれずに、膨らみの大半が飛び出している。

 「これって、Tフロントよ。ヘアが見えちゃう!」
「カミソリ持ってこなかったわよね?」慌てる2人は「とにかく、履いてみようよ!」
水着に足を通しすと引き上げた。
「見えちゃうわよ。ヘアが!」
「それどころじゃないわ。こうすれば、性器が見えるかもよ!」足を広げると、やっ
と性器が隠れる程度の布地だ。
(慌てているぞ。とりあえず、ヘアチョロ出しから始めるか…)モニターを見ながら
考えている黒川だ。