「淫欲の街」

                             赤星直也:作

第19話 署長の妻


 カルチャーセンターに入ると、更衣室に向かう。
妙子と美香が、強ばった顔をしながら制服を脱ぐと、同じように綾子も怯えた顔をし
ながら脱ぎだす。
制服を脱ぎ終えると、妙子と美香は黒いレースの下着姿になり「綾子さん。今日は下
着を濡らしたくないから、ヌードになるわね…」妙子がパンティを引き下げ、露わに
なった淫裂に「あっ!」綾子が声をあげた。

 (ヘアのない性器を見られた…。いずれわかる事だから…)なおも引き下げ、足を
上げていく。
「私も下着を濡らしたくないし…」美香もブラジャーを脱ぎだし(同僚の前で、ヌー
ドになるなんて恥ずかしい…)乳房を露わにするとパンティを脱いだ。

 それには「2人ともヘアがない!」綾子が驚きの声をあげた。
「剃っているのよ。ヘアがあると、はみ出して見えるかも知れないし…」嘘を言いな
がら全裸を綾子に晒している。
「どう、このピアスも可愛いでしょう?」肉襞に取り付けられた金色のピアスを見せ
た。

 「そんな、婦警がそんな…」綾子が何かに怯えて震えていると「綾子、あなたも準
備しないと」妙子が催促する。
「わかっています。私も下着は濡らしたくありませんから…」パンティに手を掛け
(綾子もフルヌードになるんだ。と、言う事は…)じっと綾子を見つめた。

 「先輩、恥ずかしいです。そんなに、ジロジロ見られたら…」強ばった顔をしなが
ら、足首からパンティを脱いでいく。
股間には、わずかに絨毛が残されているが、淫裂の回りには何もなく、ピンクの割れ
目が経験の少なさを物語っている。

 「オッパイは小さいから、笑わないでくださいね…」パンティを脱ぐとブラジャー
も外し、小振りの乳房が揺れていく。
(一体、誰に犯されたのかしら?)ブラジャーを脱いでいく綾子を見ている。

 「これで、先輩と同じですね?」声を震わせ、手で乳房と淫裂を押さえて言う。
「そうね。今日はフルヌードでの特訓よね」強ばった顔をしたまま3人は、深雪が待
つトレーニング室へと入った。
すると「あら、3人ともフルヌードなの?」綾子の全裸に、目を輝かせている。
「はい。今日は下着を濡らしたくありませんから…」

 「それな、私もヌードにならないとね」深雪もレオタードを脱いで全裸になった。
「これで、4人同じヌードね。始めるわよ!」特訓が始まった。
音楽が流され、深雪が声を出していく。
「綾子さん。ダメよ、そこはこうするの!」綾子に体を押しつけ、乳房を触って「そ、
そんな!」声をあげた。
「恥ずかしい事ではないの。女性同士もいいのよ」淫裂も触りながら指導していくが、
綾子は困惑した顔をしている。

 そこに「いいね、元気が良くて!」三島と輝男が入ってきた。
「イヤー!」綾子は悲鳴を上げてうずくまった。
「署長さんに、伊藤さん。2人だけ服を着ているから恥ずかしいのよ。ここに入るな
らヌードにならないと」深雪が注意する。

 「わかった。ヌードになるから、見学させて貰うよ」三島と輝男も服を脱いで全裸
になったが(オチンチンが膨らんでいる…。また犯されたかも…)肉竿が気になって
いる。
「始めるわよ。綾子さん、立って!」顔を強ばらせ、乳房と淫裂を押さえて立ち上が
った。
「はい、足を上げ手を伸ばし…」3人は深雪の言う通りに体を動かすと、淫裂が口を
開いている。
それを、見学している2人の肉竿も限界まで膨らみ、それでも放出を我慢している。
「はい、ジャンプして…」深雪は相変わらず声をあげ、乳房を揺らせ、淫裂を晒し続
けた。

 踊り始めてから30分は過ぎ、全身から汗が流れ「少し休憩しましょう!」その言
葉に、3人は床に座り込む。
「綾子さん。大分、上手になったわね」深雪が体を寄せて抱き付いた。
「褒められると嬉しいです…」深雪から逃れようとするが押さえられる。

 それに吊られて「どれ、今日は妙子とするか!」見学していた三島も妙子に抱き付
き「それでしたら、私は美香さんで…」輝男も美香に抱き付いた。
「ここじゃイヤ。綾子が見ています…」仰向けに寝かされた2人は小さな声で言う。
「心配ご無用よ。綾子さんは私とするから」深雪も綾子を押し倒して、乳房に吸い付
く。
「ダメ、女同士はいけないわ。許されない事よ!」逃れようとするが、深雪が乗って
「あ、あ、あ!」乳首も吸われ、声をあげた。

 同じように、妙子と美香も乳房を揉まれながら、淫裂に肉竿を押し込まれて「ん、
ん、ん!」呻き声を上げている。
トレーニング室は3組のカップルが抱き合っているが、突然、妙子と美香が「う、う、
う!」と泣きだし、淫裂から白い液体を流している。
綾子の淫裂には、深雪に指が入り込んで「許して、もうできません!」泣き声を上げ
ると「今日はこれくらいにしておく。また、楽しませて貰うからね」唇を重ねて指を
抜いた。

 辱めを受けた3人はシャワー室に飛び込んだ。
「先輩、お願いですから、今日の事は誰にも言わないで下さい…」泣きながら綾子が
頼み込む。
「誰にも言わないわ。その変わり、綾子も黙っていてよ」
「誓います」
「それなら安心だわ」射精された淫裂を丁寧に洗い、洗い終えるとトレーニング室に
戻り「今日は、ここ迄よ」深雪は下着を着込み「わかりました」3人も更衣室に入っ
て服を着込むと城東署に向かった。

 途中で「綾子さん、犯されたんでしょう?」運転している妙子が尋ねた。
それには「う、う、う!」泣きだし、話にならない。
「私達も犯されたの。そして、ヌードになったのよ…」美香が告白した。

 「先輩も、犯されたんですか?」
「そうなの。ビデオや写真も撮られたわ。もう逃れられないの…」泣きながら言う。
「私も犯されたの。6人に幾度もやられたわ。写真も撮られて…」後は声にならない。
「とにかく、我慢するしかないの。公になったらエロ雑誌が騒ぐし…」綾子は頷いた。

 それから暫くは、何事もなかったが、ある日、3人は署長に呼ばれた。
「今度の土曜日に、妻が越してくる事になってね。すまないが、宿舎の片付けを手伝
ってくれないかな。タダとは言わない。3人の写真を1枚返すよ」
3人が犯されている写真を机に並べ「う、う、う!」イヤな事を思い出したのか綾子
が泣き出した。
「泣かなくてもいいだろう。これが1枚この世から消えるんだから」
「わかりました、お手伝いします…」承知するしかない。

 そして、土曜日に3人は署長の宿舎で手伝いをしていると、昼近くに三島の妻が、
深雪と一緒に現れた。
「すみませんね、夫が世話になっていまして。妻の貴子と申します」貴子は妙子達に
丁寧に挨拶する。
「いいえ、こちらこそお世話になっています」(あなたの夫に犯されているの…)そ
う叫びたいが黙ったままだ。

 6人は、家の中の整理を終えると昼食会が始まった。
「この4人はダンスが得意でね」得意げに三島が言う。
「あら、それなら、是非とも見たいわ」
「わかりました。それでしたら準備がありますから…」深雪は勝手にカーテンを閉め
て(もしかしてヌードダンスでは?)婦警の3人の顔が強ばった。

 「隣の部屋をお借りします」4人は隣の部屋に入るなり「脱ぐのよ、素っ裸になっ
て踊るからね」と深雪が命令する。
「イヤ、もう裸はイヤです!」綾子は泣き声で拒むが「今更何言っているのよ。私も
裸になるから急いで脱ぐのよ」深雪は脱ぎだした。
(脱ぐしかないわ、逆らっても無駄だし…)3人も覚悟を決めて脱ぎだした。

 そのころ、三島夫婦は2人で話していた。
「これからは私と一緒ね。でも、私は男に抱かれたくないの。たまになら、我慢する
けど…」
「と、言う事は、浮気してもいいんだね?」
「本気はダメよ、遊びでやってね。私も遊ぶけどいいでしょう?」
「いいよ。でも、レズの噂は立てないでくれ」
「わかっているわよ。まだ、代議士に未練があるし…」

 そこに「お待たせしました」一糸まとわぬ姿の4人が戻ってきた。
「ぬ、ヌードだ。しかも、ヘアを剃って性器を丸出しにしてる…」貴子は目を丸くし
ている。
そんな貴子を無視して4人が踊りした。
足を上げ、手を伸ばすと、8個の乳房が揺れ動き、淫裂もパクパク口を開いていく。
「性器の中まで見える…」指さして、驚く貴子に(指さす事はないわよ。黙って見て
よ…)項垂れたまま踊る妙子達だ。

 「どうだ、凄いだろう?」
「ええ。私、あの可愛い子としたくなったわ…」
「一番小さい子か?」
「そうなの。何とかならないかしら?」
「かまわないけど…」
「あなたもしていいわよ。今日は泊まって貰って、もっとしましょうよ!」
「そうだな、朝までやるか」そんな会話をしながら、4人の踊りを見ていた。

 踊りは10分ほどで終わった。
「ねえ、この際だから、服を着ないで、そのままいて。私も日本舞踊を披露しますか
ら」貴子も一旦部屋から出ていく。
暫くしてから扇子2枚で、胸と股間を押さえて現れたが、貴子も一糸まとわぬ全裸だ。
「それでは始めます」謡曲を歌いながら、扇子を動かしていくと乳房と股間が露わに
なっている。

 股間には、絨毛がビッシリと生えているが、年の割には腹部の出っ張りも少なく、
乳房も垂れ下がってはいない。
貴子はゆっくりと踊っているから、妙子達も見ている。
(また、署長に抱かれるんだ。綾子はきっと、署長の奥さんに抱かれるわ…)踊る貴
子の視線で気づいたが、それは綾子も感じていた。
(レズの相手なんてイヤよ。どうせなら犯された方がいい…)同姓による辱めの方が
イヤだった。

 貴子は5分ほどで踊りを終えた。
「今度はあなたの番よ。何か芸して」
「困ったな、芸と言って何もないし…」困った顔で深雪を見つめた。
「署長、私がお手伝いしますよ」それに気づいた深雪が立ち上がり、三島の腕を掴ん
で隣の部屋に入っていく。
「署長、やりたいんでしょう。私をやってもいいわよ。その変わり、奥さんも私のと
ころへ通わせて!」

 「それが目的か。しっかりしてるね。まあ、やらせてくれるなら、通わせるよ」
「物わかりいいわね。とにかく、私を縛って。それから、オ○ンコしていいわよ」
「わかった。縛ればいいんだな!」深雪の両腕を後ろ手に縛り上げる。
「それでいいわ。それ以上されると、痛いし」
「ここもだよ、ここもな」丁寧に縛り上げた。

 「行こう!」「イヤ、イヤです!」早速、深雪の演技が始まった。
「SMショーか。あなたもやるわね」貴子は綾子の側に寄った。
(イヤ、来ないで。女の趣味はないのよ)逃げようとしても逃げられず、貴子の腕が
綾子を抱きしめている。
「あら、私が嫌いなの?」
「そんな、嫌いだなんて、とんでもありません…」
「そうよね。私を嫌うなら、あなたは首になってしまうしね」意味ありげな事を言っ
て、乳房を掴んだ。

 それには「首はイヤです…」泣きそうな顔で首を振る。
「いやなら、私の相手をして。私があなたを守ってあげるわよ」唇を押しつけ、綾子
はそれを素直に受け入れた。
(私達の秘密を知っているんだ…)妙子と美香も怯えている。

 そんな、4人の前で三島は深雪を寝かせて犯していく。
「イヤ、イヤです!」声を出しながら肉竿で突かれている。
「許して、膣はイヤです!」叫ぶ深雪だ。
同じように「やらせないなら、どうなっても知らないわよ」綾子も泣きながら、貴子
の指と舌で淫裂を辱められ「う、う、う!」嗚咽を上げて堪えており、妙子と美香が
それを怯えながら見ている。

 この辱めは1時間近く行われた。
「これくらいにするか…」
「それより、この子には手を出してはダメよ。私の子だからね」貴子は綾子を抱きな
がら言う。
「わかったよ、綾子とはオ○ンコしないよ。その変わり、この2人とはやり放題だぞ」
妙子や美香を指さす。
「いいわよ、いくらやっても。この子が私の物になるならね」また綾子に抱き付き唇
を吸う。
こうして、密約がまとまると再び、宴会が続けられた。

 密約がまとまると、妙子や美香は毎日のように署長に呼び出された。
「やらせろ、わかっているだろう?」スカートを脱がされ、机を押さえて立たされる。
「許して下さい、セックスはしたくありません…」泣きながらも三島に犯されていく。
同じように綾子は貴子に抱かれて「可愛いわよ。こんなオッパイが、たまんないの」
乳房を吸いながら淫裂を指で辱めていた。

 だが、咲代や智恵達はその分、相手にもできず、欲求がたまってしまった。
「叔父さん夫婦で独り占めなんてダメよ、私だってやりたいのよ」
「そうだよな。綾子と、もう一度やりたいし」輝雄も同じ考えだ。
「兄ちゃん、ロリコン趣味があるの?」
「バカ、あれは大人だよ。オッパイは小さいけどな…」

 「だったら、もっとやっちゃおうよ、今度は屋外で!」
「いいね、どうやって?」
「仲間を集めるのよ。できれば、ダンスチームの皆をやっちゃいましょうよ!」
「皆か、難しいな。半分なら、どうにかなるけども…」
「だったら、半分だけでも、やっちゃえばいいじゃないのよ」策がある咲代だ。

 それから数日後、ダンスチームは初仕事をしていた。
薬物撲滅キャンペーンの一環として、広い公園でダンスを行っていた。
妙子達は派手な色のレオタードを着て踊っている。

 「これはいいね。若い子には受けていいよ」視察で訪れた本部長も感心し「そうで
すね、これなら若い男性も気を引きますから」得意げに三島が説明していく。
それを咲代や輝男が聞いて「叔父さんたら、誰のおかげと思っているのよね」「そう
だよな、いずれ面白い事になるよ」踊る妙子達を見ている2人だ。