「淫欲の街」

                             赤星直也:作

第16話 招待客

 服を着終えると、2人は咲代達から逃げるかのように早足で歩き、飛び込むかのよ
うにアパートに入った。
「恥ずかしかった。あんな大勢の前でヌードだなんて…」
「ホントよ。それに、あんな子供に抱かれるなんて、悔しいわ!」思い出せば、思い
出す程、よけいに悔しさが込み上げてきた。

 「お酒でも飲もうよ。そうしないと、やっていられないし…」
「私にも、頂戴」妙子はグラスを取りだす、ウィスキーを注いで飲み干した。
「ところで、美香。痛くないの?」
「痛いわよ。ヒリヒリするの」

 「見てあげようか?」
「うん、頼むね」美香はスカート、パンティと脱いで下半身が剥き出しにした。
「美香、膣の中が真っ赤よ。薬塗った方がいいわね」妙子は、軟膏を指に塗って、膣
に押し込むが「うー!」顔を歪めて動く指に堪えた。

 「ヌルヌルする。膣の中が変な感じよ」
「我慢して。消毒にもなるんだから」指が膣の中を、漏れなく触っていく。
「妙子、私にもさせて!」
「いいわよ。美香なら」塗り終えると、妙子も下半身を剥き出しにした。
「行くわよ!」
「うっ!」指が膣の中を動き回るが、妙子も早く痛みが消えて欲しいから、我慢して
いた。

 「終わったわ!」
「ありがとう。お礼にしてあげる!」妙子は美香の胸を撫でた。
「妙子、したいの?」
「そんなじゃないの。オッパイも痛いし…」
「私もなの。今日は、おとなしくしてようよ」
「そうね、その方がいいかもね」2人はそのまま話し込んだ。

 数日後、2人が勤務していると電話が鳴った。
「もしもし、城東署ですが…」妙子が対応した。
「はい、わかりました、直ぐ行きます」電話を置くと「課長、女子高生がタバコを吸
っているそうですから注意してきます」内容を告げた。

 「頼んだよ」妙子は美香と一緒にパトカーに乗って町に出た。
「確か、この辺だって聞いたけど…」回りを見渡しが、女子高生など1人もいない。
「ガセネタね」走ろうとすると「待っていたよ。お2人さん」輝明が声を掛けてきた。
「あなたが、こんな事したの?」
「そうだよ、電話では話せない事だしね。とにかく、話は中でしよう」輝明は美香と
一緒に後の座席に乗り込んだ。

 「これは、どういう事なの?」
「頼みがあってね。今週の土曜にお客が来るんだ。その時にレズとダンスをして欲し
いんだ」
「客の前で、裸になれと言うの?」
「そうだよ。素っ裸になって、レズやダンスをして楽しませてくれよ」

 「イヤよ。そんな事しないわ!」
「やらないなら、仕方ないな。これを公にしていいのかな?」2人の緊縛写真をちら
つかせる。
「卑怯よ。写真は使わないと、言ってたのに…」悔しさに涙を流してしまった。
「泣くなよ。可愛い顔が、台無しじゃないか!」ハンカチで涙を拭いていく。

 「今度のお客は特別な人なんだ。親戚だから、秘密は絶対に守らせる。だから、や
ってくれよ」甘えるように、美香を抱きしめ唇を吸うと「イヤ、男は嫌い!」その唇
を手で押さえた。
「嫌うなよ。キスがダメなら、ここはいいだろ?」手がスカートの中に入っていく。

 「やめて、そこもイヤです!」手を押さえた。
「なんだ、ここもイヤか。仕方ないな。とにかく、土曜日は頼んだよ。10時まで来
て貰えればいいよ」それだけ言うと、輝明はパトカーから降りて帰っていく。

 「どうしよう。また、ヌードだなんて…」
「でも、やらないと写真が…」2人は黙り込んでしまったが「行くしかないわ。行く
しかない!」「そうね、行くしかない!」2人は決心して城東署へとパトカーを走ら
せた。

 そして、土曜日に2人はアパートを出て、輝明の家へと向かった。
玄関のチャイムを押すと咲代が出迎えに出て「待っていたわ。早く入って!」2人を
中に案内していく。
広い家の中は綺麗に掃除されて、お客の現れるのを待っていた。

 「咲代、2人を頼んだよ。俺は、こっちの準備があるから」
「任せて、兄さん」咲代は2人を自分の部屋に案内したが、中には、2人が着る衣装
が用意されてある。
「素っ裸の上に、これを付けて踊るのよ!」それは革製のベルトで、2人は言われる
ままに服を脱ぎ、下着も脱いで全裸になると、股間は絨毛が短く生えそろっている。

 「大部伸びたわね、お客の前で剃ろうね」
「そんな、人前では、恥ずかしいです」首を振った。
「そんな事言ってもダメよ。それよりも、これを首に付けて」ベルトを首に付け、そ
の後、手首、足首と付けていく。
「あの~。せめて、性器を隠す布はないでしょうか?」

 「オ○ンコを見られるのが、イヤなの?」
「はい、女性だっら性器だけは隠したいです…」
「それは我慢して。オ○ンコ見せて、お客を楽しませて欲しいのよ」咲代は取り合わ
ず(言っても、仕方ないわ)諦めたのか、2人は乳房と淫裂を押さえて、時の過ぎる
のを待った。

 やがて、家の中が賑やかになってきた。
「そろそろだわ。行こう、そのままでいいからね」3人が声のする方に向かうと「お
待たせしました。これより、お二人の特別ショーをご覧下さい」輝明は妙子と美香を
中に招き入れる。

 「裸じゃないか。しかも、素っ裸だ!」お客が声をあげた。
「高島さん、今日はタップリ慰めてあげますからね」輝男はビールを注いで客は「楽
しみにしているよ」食い入るように、2人の体を見ている。
(見ないで。恥ずかしいから見ないでよ)両手を後ろ手にして、下を向いたままだ。

 「それでは、音楽スタートです」テンポの良い音楽が流れ、それに合わせ、2人は
踊り始めた。
足を上げ、手を振りながら踊ると、乳房や生えかけた絨毛が揺れ動く。
「いいよ、凄くいい。あの揺れるオッパイがたまらないな!」目尻を下げて見ている。
(見なくていいわよ、そっちで話していればいいのに…)顔を赤らめながら、踊り続
けた。

 踊りは10分ほどで終わり、その後、レズをやらされている。
「美香、好きよ」「私も妙子が好きなの」掌が、淫裂を触り合うが、演技ではなく本
心でやっており「いいわ、そこよ!」お互いの乳房も吸い合う。
「これは凄いな。女同士なんて勿体ないよ。俺とやって欲しいよ」客の高島は酒も入
ったせいか目が輝いていた。

 「そうですよね。女同士なんて勿体ないですよね、ここは2人で…」
「いいんですか、伊藤さん?」
「はい、平気です。それから、こんなのも用意しましたから」紐を数本手渡した。
「これで、いいんですね?」高島は信じられないのか念を押した。

 「平気ですよ。それより、高島さんはどっちが好みで?」
「私は右がいいですね」高島は妙子を選び「それでしたら、私は左を」輝男は美香を
選んだ。
そんな事とは知らずに2人は相変わらず抱き合っていた。

 そこに「楽しそうだね。僕にもやらせて貰うよ」高島は妙子を抱きしめ、羽交い締
めにした。
「イヤ、何するのよ。こんなのは無いはずよ!」
「悪いが計画変更だ。お客さんが、あんたを気にいってね」
「そう言う事だ、暴れるなよ」高島は紐で手首と足首の革ベルトを繋いで、妙子は足
を開いたまま、どうする事もできない。
同じように美香も手首と足首を縛られ、革ベルトはこのためだった。

 2人は、足をMの字にしたまま閉じることが出来ず、生えかけた絨毛に覆われた淫
裂が生々しい。
「いいね。こんなオ○ンコも…」
「本当ですよ。これが楽しみですからね」2人は淫裂を触っていく。

 「お父さん、準備しておきましたが…」咲代がカミソリとスプレーを運んできた。
「咲代か、大きくなったな。お前のオ○ンコもこんな感じになったか?」
「見たいの、お小遣いくれるなら見せてあげる!」
「ホントに、いいのか?」

 「高島さん、5千円ですよ。それ以上あげたら、癖になりますから…」
「お父さんは、余計な事言わないで!」口をとがらせ、スカート、パンティと脱いだ。
「咲代のオ○ンコだ!」まだ、高校生の咲代だが、しっかり楽しんでいるから、大人
の淫裂と同じで襞が発達している。

 「咲代、ここに一緒に並んでくれ!」妙子の隣に寝かせられ、足をMの字にさせた。
「おじさん、恥ずかしいよ。こんな格好なら1万だよ、5千円は安いよ!」
「わかった。1万出すから、触らせてくれ」
「いいわよ、1万だからね」高島は2つの淫裂を味わいながら、触っていく。

 だが「イヤ、イヤです!」触られた妙子は声をあげる。
「うるさいわね。大人の癖に、オ○ンコ触られたぐらいで騒がないの!」咲代に怒鳴
られ「う、う、う!」嗚咽を上げだした。
同じように、美香も輝男に淫裂を触られているが、手が効かず、されるがままだ。

 輝男はその後、絨毛にスプレーを吹き掛けた。
「剃毛ですか?」
「この子は、ヘアが大嫌いでしてね。剃られると喜ぶんですよ」
(嘘よ。ヘアを剃られて、喜ぶはず無いでしょう!)輝明も嘘を並べて言うが、2人
はそれには反論せずに、黙ったままだ。

 「咲代も、剃って欲しいか?」
「3万頂戴。それならいいわ」
「そんな高いなら、こっちで我慢するよ」妙子の絨毛にスプレーを吹き付けていく。
「2万でいいわ、2万にまけとく!」

 「咲代、ダメだよ。高島さんからそんなにねだっちゃ。ただでやらせてあげなさい
!」
「わかった。おじさんだから、ただで剃っていいよ」
「そうか、咲代のオ○ンコも剃らせて貰うぞ」高島は咲代の絨毛にスプレーを吹き掛
け、カミソリで剃り始めた。

 「ジョリ、ジョリ!」淫裂が剥き出しになっていく。
「おじさん、綺麗だと思う?」
「綺麗だよ。こんなに可愛いオ○ンコだからな…」
「だったら、私とやりたい?」

 「バカいうな。それは身内だから絶対ダメだ。こっちで我慢する!」咲代の絨毛を
剃り終えると、妙子の絨毛を剃っていく。
(イヤ、剃らないで下さい!)泣き顔で嗚咽を上げているが、絨毛を綺麗に剃り上げ
られた。

 「さて、本番と行くか!」輝男は服を脱ぎだす。
「イヤ。セックスはイヤです!」美香は声をあげて拒むが、無駄だった。
脱ぎ終えると、美香の乳房に飛びつき、肉竿を淫裂に押し当てる。
「許して下さい。セックスはしたくないんです!」泣きながら叫んでも、肉竿が狭い
膣腔を押し広げながら入り込み、美香は顔を歪めて痛みを堪えている。

 それに、吊られるかのように高島も服を脱ぎだした。
「おじさん、触らせて!」咲代が肉竿を触ると、これ以上無理というまで膨らんだ。
「3万でさせてあげるから、今夜どう?」
「からかうなよ。こっちで我慢するからいいよ」妙子に抱き付いた。

 「ヒー!」悲鳴を上げたが、肉竿で淫裂を突き刺されていく。
「凄いわね。さすがにベテランは違うわね…」咲代はじっと結合部を見ている。
「咲代、気になるか?」輝明が尋ねた。
「勿論よ。私のオ○ンコも、あんな風になるのかしら?」
「当然さ。オ○ンコはチンポが入ると広がるんだよ。ゴムみたいに…」妙に説得ある
言葉に「ふーん…」なおも見続けている。

 2人の肉竿は、やがて動きを早めた。
「ダメ、動かさないで!」首を振りながら叫んでも、動きは止まらず、むしろ早まっ
ている。
(このままでは、射精されてしまう…)避妊薬を飲んではいるが、犯された上、膣の
中に出されるのは尚更イヤだ。

 「お願いですから、お腹の中には出さないで下さい!」
「何言っているのよ。あれ、飲んでいるから平気なはずよ」
「でも、射精はイヤです…」
「イヤでも出されるの。洗えば済む事だし」
(勝手な事、言わないで。あなただって、イヤでしょう)何を言っても無駄だった。

 「限界だ。行きますよ!」高島が昇りきり「イヤ、イヤです!」しかし、子宮の中
が暖かくなっていく。
(出された、射精されてしまった…)妙子は涙を流している。
「私も出しますよ!」同じように輝男も放出を始めた。
「いやー!」叫んでも子宮の中が暖かくなって「う、う、う」美香も泣いている。
「あら、2人とも、いっぱい出されたのね」咲代は、下半身剥き出しの2人の淫裂を
覗き込む。

「見ないで、女性なら見ないで!」
「女でも、見たいのは見たいわよ。しっかり見るからね!」指で妙子の淫裂を広げる
と、白い精液がドット流れ出し「う、う、う!」屈辱に声をあげて泣いてしまった。
「全く、意気地無いわね」その後、美香の淫裂も覗いたが、同じく、精液がドット流
れ出で「許して、もう許して!」美香も泣いてしまった。

 「これくらいで、泣くなんて、だらしないよ!」
「そうですよ。今の若い子は我慢が足りませんね」高島と輝男は、縛ってあった足首
と手首を解いていく。
自由になった2人は起きあがり、淫裂から漏れるのを防いでいた。

 「お願いです。シャワーを使わせて下さい…」
「いいわよ。こっちよ」2人は咲代の案内で浴室に向かう。
「丁寧に洗った方がいいわよ」咲代は先に戻り(言われなくたって、丁寧に洗うわよ)
黙ったまま淫裂にノズルを当てて洗い出す。
「悔しいわ。これは犯罪よね?」
「そうかもしれない。でも…」それ以上は言えず、黙ったまま、2人は淫裂の中を洗
った。

 そのころ高島は「いいですね、これは傑作ですよ。私もやってみたいですよ」
「叔父さん、やりたかったら準備するわよ」
「できるのか?」
「高島さん。ここは、私達親子にお任せ下さい」
「わかりました。お任せします」笑顔になって話している、輝男と高島だ。