「淫欲の街」

                             赤星直也:作

第10話 鈴


 智恵と咲代は、腕を掴んで歩いていく。
「ヘアを剃って、ピアスを付けているんだってね。早く見せてよ」
「智恵、直ぐに見られるわよ。それよりも、早く行こうよ」2人は輝明が働いている
洋品店へと向かい、その後を、元気なく妙子と美香が歩いている。

 歩いてから10分程して、洋品店に来た。
「どうしたんだ。お巡りさんと一緒だなんて?」輝明は2階の事務所に案内する。
「兄さんに面白い物を見せようと思って。ほら、脱ぐのよ!」
「許して。もうヌードにはなりたくないの…」首を振る妙子だ。

 「あら、そんな事言っていいのかしら。あの写真がどうなってもいいのね?」
「やめて、写真だけは…」直ぐに、泣き顔に変わった。
「だったら、脱ぐのよ。ほら早く!」「そうよ、早く見せてよ」咲代と智恵に急かさ
れる。

 (脱ぐしかないわ。恥ずかしいけど…)妙子と美香は顔を見合わせ、スカートを引
き下げていく。
「脱ぎますから、性器だけで許して下さい…」小さな声だ。
「そんな事言うより、早く脱ぐのよ。立場がわかってないのね」突き放す咲代だ。

 その言葉に落胆の顔になっていく。
「早く見せろよ!」輝明は、美香の露わになったパンティを引き下げが「イヤ、イヤ
です!」両手で股間を隠した。
「手を退けろよ。見えないだろう?」手に力を入れて、退かそうとするが淫裂から手
は離れない。
「聞こえないの。オ○ンコを見せるのよ!」強い口調で咲代が言うと、美香は「う、
う、う」嗚咽を上げながら手を退けていく。

 露わになった股間には、金色に輝くピアスが淫裂の肉襞に食い込んでいる。
「いいね、オ○ンコにピアスも…」目を輝かせ、ピアスを掴んで引くと「ヒー!」淫
裂が変形していく。
「面白いや。オ○ンコの形が変わって行くぞ!」眼を細めて淫裂も触っている。

 それまで黙ってみていた智恵が「私にもやらせて!」妙子のパンティを引き下げた。
「イヤ、見ないで下さい!」両手でパンティをしっかりと押さえた。
「見せるのよ。写真がどうなってもいいの?」そう言われれば力が抜けて、妙子の淫
裂も露わになっていく。

 「いいわね、このピアスが!」金色のピアスを引いたから「痛い~!」肉襞が盛り
上がって悲鳴を上げた。
「2人ともそれくらいにしたら。早く、素っ裸にならないと…」
「そうだな、オッパイも丸出ししないとな。脱げ、素っ裸になるんだ!」妙子と美香
は3人が見守る中、シャツを脱ぎ、ブラジャーも脱いで、全裸になった。

 「いいよ。お巡りさんの素っ裸が最高にいいよ!」輝明は2人の乳房を触りまくっ
ていく。
「兄さん、少し時間あるけど、やる元気ある?」
それには「イヤ。セックスはイヤ!」咲代の言葉を聞くなり、両手で股間を押さえて
蹲った。

 「いいじゃないのよ。今更何言っているの。やりなさいよ!」智恵はうずくまった
美香の髪の毛を掴んで引いた。
「痛い、離して!」
「だったら、やらせて上げなさいよ。やりたがっているんだから!」咲代も加わった。

 咲代は手を退けさせて、淫裂のピアスを引くと「ヒー!」肉襞が変形していく。
「やらせてあげるわよね。兄さんとのオ○ンコを?」
「は、はい。セックスしていいです…」悔しさで、涙が落ちていく。
「そうか。だったら、早速やらせて貰うよ」下半身を剥き出しにした輝明は、美香を
寝かせて覆い被さり、肉竿を淫裂に押し込んでいく。

 「うっ!」いきなりの挿入に、顔を歪めてうめき声を上げた。
「兄さん、感想はどう?」
「気持ちいい。チンポにピアスが当たって、いい感じだ…」動いている肉竿に、ピア
スが当たって擦っていく。

 輝明は腰の動きを早め「ピチャ、ピチャ!」淫裂から音がする。
「お願いです。セックスしましたから、お腹には出さないで下さい」泣き声の美香だ。
「そうは行かないな。出したいんだ!」肉竿の動きが早まった。
「お願いです、出さないで下さい」妙子も見ていられず、泣き声で頼み込む。

 「いやだったら、速水さんが口でしてあげたら?」
「それならいいよ。ほら、口でやれ!」輝明は肉竿を抜いたが、美香の淫裂でヌルヌ
ル状態だ。
(やるしかないわ、美香の為にも…)妙子は輝明の汚れた肉竿を、口に含むと首を振
っていく。

 「いいわね。婦警さんにオチンチンをなめて貰えるなんて!」
「そうだな、これも咲代のおかげだな」輝明は美香を立たせ、乳房を吸いながら妙子
にフェラをさせている。
やがて、輝明が絶頂を迎え爆発し、妙子の口から白い精液が流れている。
「気持ちよかった。またオ○ンコさせてくれ」満足げに脱いだパンツを履いていく。

 「ところで、兄さん。2人に似合うのないかしら?」
「あるよ。こんなの、どうかな?」輝明はズボンを押さえたまま、袋を放った。
「いいわね。これを着なさいよ!」白いレースのボディスーツで、胸と股間の部分が
くり抜かれてある。

 「イヤ。そんなの着たくありません!」首を振ると「だったら、素っ裸でいいのね
?」脅される。
「着ます。ヌードはイヤです…」全裸よりは、着た方が気休めになっているから、受
け取ると急いで着込だ。
「似合うわね。とても、お巡りさんとは思えないわ。ピアスにも付けないと」智恵は
妙子のピアスに、鈴を取り付けた。
「そうよね。これでショーをしたら大受けよ」咲代も美香のピアスに鈴を付け、2人
が体を揺する度に「チリン、チリン!」と鈴が鳴っている。

 「やめてください。これ以上、人前で恥を掻かせないで下さい!」必死で頼み込む。
「そうは行かないの。今夜は、先輩達が楽しみに待っているの」
「そうよ。着終えたんだから、そろそろ行こうよ」
「そうだな、いい時間だし。2人はそのままで行こう」

 「そんな~。ヌードです、丸出しのヌードです。恥を掻かせないで!」叫ぶが聞き
入れられるはずがなく、妙子と美香は全裸同然の姿で、蹲り泣いてしまった。
「わかった。これを着ろ!」輝明が泣き落としに負けて、スリップを渡す。
2人は着込んだが、ミニタイプなので裾が太股までしかなく、乳房と淫裂がどうにか
隠れている程度だ。

 「それならいいでしょう。ほら、行くわよ」妙子と美香は腕を掴まれ外に出た。
外は夕方だがまだ明るく、2人のスリップで歩く姿は人目を引いている。
(見ないで。お願いです!)胸と股間を手で押さえ、下を向いて歩いていく。
後ろからは時折、太股の付け根が覗き「チリン、チリン!」と鈴が鳴っている。

 「イヤだわ、ノーパンよ。ヘアも生えていないわ」すれ違いざま、振り向いていく。
「どうせなら、素っ裸で歩けばいいのよ」2人に屈辱な言葉が投げられ(好きでやっ
ているんじゃないのよ。無理矢理やらされているのに…)泣くのを堪えて歩いている。

 歩き始めてから5分経った。
「あそこよ、あそこなの」正面にスナックが見え、妙子と美香の足が速くなっていく。
(これ以上、恥ずかしい思いはしたくないのに…)早足でドアを開けたが「そ、そん
な…」入るなり体が震えだした。

 「待っていたわよ。お巡りさん!」深雪がおり、それに、全裸でのドライブをさせ
た男達もいる。
「お巡りさん、今夜は一緒に楽しもうぜ。まずは、これを脱いでくれよ」スリップに
手が掛けられた。
「これを脱いだら、ヌードになってしまいます。やめて下さい!」手を押さえるが力
負けしている。
「素直に脱ぐんだよ!」
「いや、いや~!」悲鳴と共に肩紐が切れ、スリップが足下に落ちた。
「凄いや。素っ裸よりもいいよ!」

 「見ろよ。オ○ンコピアスに、何か付いているぞ!」肉襞のピアスが掴まれ「鈴だ
よ、鈴だ!」揺らせる度に「チリン、チリン!」と音がしている。
「面白いわね。早速やって貰おうかしら。まずはダンスからよ」
「そんなダンスだなんて。やった事ありませんから、出来ません…」胸と股間を押さ
えて言う。

 「心配しないで。私のやる通りにやればいいのよ。準備するから待って!」深雪は
服を脱いで、動きやすい格好になった。
「間違えないで。簡単だから」深雪の合図で音楽が鳴った。

 深雪は2人の前で踊り始め、その動きに合わせて、妙子と美香も踊っていく。
体が揺れると鈴も揺れ「チリンチリン!」と鳴っている。
深雪は(面白い、あのオッパイと性器が最高だわ。欲しくなっちゃった…)眼を輝か
せて2人の揺れ動く乳房と淫裂を見つめていた。

 そんな事とは知らず、美香と妙子は踊り、円を描きながら乳房が揺れ、淫裂が口を
開いている。
「智恵、先輩欲しがっているわよ」
「わかっているわ。でも、先輩だけでは不公平よね。男にもやらせて上げないと…」
「そうよね、何とか理由付けて、オ○ンコさせましょうよ」ヒソヒソと話している。

 踊り始めて10分経ち、妙子と美香の体からは汗が流れている。
(終わって。もう限界よ…)動きが鈍くなってきた。
「あら、もうダメなの。いいわよ、ここまでで!」音楽が止まって「フー!」深呼吸
をしていく。

 「踊ってみて、どうだった?」深雪は妙子の乳房を掴むが「キツかったです!」深
雪の手を押さえた。
「そう、初めてだからね」今度は淫裂を触って「やめて下さい!」小さな声だ。
「気にしなくていいわよ。それよりも、私としましょうよ!」淫裂に指を入れ、唇を
押しつけていく。

 「始まったぞ。見ろよ、深雪のあれが始まった!」男達は歓声を上げていく。
「イヤ、見られています!」拒むが、妙子は床に押し倒され、乳房を掴まれていく。
「おとなしくやらせて上げなさいよ。先輩がやりたいって、言っているんだから」
「そうだぞ。もう1人のお巡りもやるんだ!」美香も一緒にやるよう催促さ「そんな、
3人でするなんて…」戸惑いながらも、深雪に抱き付いた。

 「そうよ、それでいいの。ついでだから、私を2人でヌードにして」
「いいんですか。見られますよ」
「平気よ。なぜだかわかるわよね?」
「わかっています」項垂れて妙子と美香は深雪の服を脱がせていく。
深雪は脱がされている間も、2人の乳房を触り(やめて。オッパイは触らないで!)
声を上げたいが、それは出来ずされるがままだ。

 「そうよ、それでいいの!」妙子は深雪のパンティを引き下げた。
短くカットされた絨毛が現れ、淫裂を隠しきれず、ピンクの肉襞が丸見えだ。
美香はブラジャーを外し、白い乳房が揺れている。
「吸って。オッパイを吸うのよ」全裸にされた深雪は、美香を抱きながら仰向けにな
った。

 (やりたくないけど…)言われた通りに、乳房を揉みながら乳首を吸っていく。
「あ、あ、あ。オッパイがいい。早く、オ○ンコにもして!」
(美香以外の性器をなめるなんて…)妙子も淫裂を指で触りながら、クリトリスをな
めていくと「いいわ、凄くい。もっとして!」悶える深雪だ。

 「深雪、我慢出来ないよ。俺もオ○ンコがしたいよ!」
「仕方ないわね。あなた、オ○ンコさせてあげなさいよ」美香に命令した。
「イヤ、セックスはイヤ。これ以上汚されたくない!」首を振り蹲った。
「そうは行かないのよ。やらせて上げなさい。やらせて上げないなら、この写真がど
うなっても知らないからね」咲代の決まり文句が出て「う、う、う!」泣き出してし
まう美香だ。

 「聞いた通りだ。まずは俺からだ!」美香は四つん這いにされ、腰を押さえられた。
「いや、いやー!」
「暴れるなよ、俺もオ○ンコさせて貰うからな」数人掛かりで押さえ込まれ「行くぞ
!」「ヒー!」前戯無しでの挿入に悲鳴を上げていく。
「入れないで、痛いから入れないで!」首を振っている。

 「そうは行かないよ。お巡りさんとのオ○ンコなんて、今回が最後かも知れないん
だから」肉竿が淫裂の奥へと入り込んできた。
「い、痛い~!」痛みから逃れようと体をくねらせている。
しかし、入り込んだ肉竿は抜ける事がなく、むしろ、奥へと入り込み、根本まで入り
込んだ。
「動かさないで。そのままにして!」叫ぶが、肉竿はピストンを始めて「チリン、チ
リン!」肉竿が押し込まれるたびに、鈴が鳴っている。

 「面白いや。オ○ンコすると音が出るぞ!」腰の振りを早めると、それに合わせて、
垂れ下がった乳房も前後に揺れていく。
「でかいオッパイじゃないか。柔らかそうだ!」押さえていた男の片手が、乳房を揉
んでいく。
「やめて。お願いですからやめて下さい!」美香は鈴の音と共に悲鳴を上げていく。

 「鈴の音が聞こえるでしょう。私を10分以内で行かせないなら、あなたもオ○ン
コして貰うからね」
「行かせます。直ぐに気持ちよくさせます!」妙子は深雪の淫裂に指を入れて、掻き
回していく。
「そうよ、それでいいの。オッパイにもして…」深雪は足を開いて指が入りやすくし
「クチャ、クチャ!」指が動く度に音がし、ベトベトした液体も流れている。

 (美香、助けられなくてごめんね…)深雪の乳首を吸いながら、指を2本にして動
かしていくと「あ、ああ、あ!」「チリン、チリン!」悶え声と鈴の音が響いている。
それに「入れないで、お願い入れないで!」悲鳴も上がっていた。

 「うるさいな。声が出せないようにしてやる!」美香は頭を押さえられ、口に肉竿
を押し込まれ「ウグ、グ、グ!」首を振っていく。
「お巡りさんにチンポをなめて貰うなんて最高だぜ。次は俺がオ○ンコしてやるから、
待っていろよ」腰を振り始めた。