生け贄の婦警
                              赤星直也:作

第16話 罰のリング
 
 開店してから時間が過ぎた。
「これより、恒例のショーを始めさせて頂きます…」店内に支配人の声が響いていく。
(いよいよだわ。負ける訳には行かないし…)貴子と久美も緊張している。
店の中央に、四角のマットが敷かれ「組み合わせはこの通りです。負けたら、罰ゲーム
が待っていますから、真面目にやって下さい」組み合わせが決まり、貴子と久美の戦い
になった。

 (負ける訳には行かないし…)2人が考え込んでいる間に試合が始まった。
あの、入れ墨と金髪女が最初の試合で、2人は全裸になって、マットの上で戦っている。
「負ける訳には行かないのよ!」気の強い金髪が、卑怯にも乳房を鷲づかみして、入れ
墨女の抵抗を弱めていく。
「ヒー!」弱点の乳房を鷲づかみされては、力が抜けていく。
それを、待っていたのか樹脂棒を淫裂に入れ「いやー!」逃れようとするが、半分程入
った。

 「私だって!」入れ墨女が、乳房を鷲づかみし「ギャー!」悲鳴を上げる金髪だ。
今度は、入れ墨女が反撃して「えい!」樹脂棒が一気に淫裂に入り込んだ。
「ヒー!」悲鳴を上げ逃れようとするが樹脂棒が入っていき、遂に根本まで入った。
「そこまで!」勝負が付いた。
 
 負けた金髪が、両腕を後ろ手に縛られ、仰向けに寝かされて足を開かされる。
「罰はピアスだ。オ○ンコに…」
「イヤ、やめて。ピアスはイヤ、許して!」体を震わせ、太股を閉じようとするが、押
さえられて閉じれず、ガーゼで淫裂の肉襞が消毒されていく。
「やめて。お願いですからやめて!」自由を奪われ首を振るだけだ。

 「往生が悪いな。ムチ打ちもするぞ!」その声で動きが止まった。
すると、淫裂の突起に根本から器具を取り付けられた。
「イヤ、やめて、イヤー!」声を上げていたが「ギャー!」悲鳴に変わった。
それと同時に、淫裂が赤く染まっていく。
(いや、こんなのいやよ)泣きながら、目を伏せる女性達だ。

 「穴が空いたぞ。血も止まったみたいだ」器具が外され、鮮血も拭かれていく。
「ほら、これがオ○ンコに付くんだぞ」金色のリングを見せている。
「許して、何でもしますから許して!」泣くが容赦なく、突起の根本に金色のリングが
取り付けられた。
 
 リングが取り付けられると、金髪は腕が解かれ、立たされたが「う、う、う!」リン
グを撫でながら泣いている。
「次の試合です…」こうして次々と試合が行われ、貴子と久美の番になった。
(久美さんに、負ける訳には行かないわ…)
(あんな事はご免よ。貴子には負けないわ…)2人は、睨み合い、組み合った。

 腕を掴み合い、乳房や淫裂を掴み合い、やがて、若い貴子の優勢が目に見えてきた。
「イヤ、入れないで!」叫ぶ久美の淫裂に、樹脂棒が押し込まれていく。
「やめて、お願いよ~!」
「そうは行かないの、負けたら私が痛い目をするのよ」貴子は力を入れ、一気に根本ま
で押し込み「ヒー!」体を反らせる久美だ。
「そこまで!」勝負が付いた。
 
 「いや、いやです!」久美も腕を縛られ仰向けにされ、足を開かされて突起の根本に
器具が取り付けられた。
「許して下さい。もっと働きますから、許して。ギャー!」久美も鮮血を流していく。
「稼ぐのは当然だ。負けた自分が悪いと思え!」器具が外され、鮮血が拭かれていくと
ポックリと穴が空いている。

 「これが、付くんだぞ!」わざと、リングをちらつかせた。
「いや、いやです!」怯えているが、容赦なく、その穴にリングが取り付けられた。
「出来たぞ。解いてやれ!」腕が解かれると、久美は手で股間を撫でていく。
「う、う、う!」淫裂に取り付けられたリングに、泣きだしてしまった。
「いつまで泣いているんだ。客を取るんだ!」ショーが済み、再び、笑い声が店内に響
いていく。

 女性達は全裸姿だから「いいよ、これは最高だ!」股間に付けられたリングが興味を
引いている。
「やろう、俺が買うぞ!」久美が買われ「お買いあげ頂き、ありがとうございます…」
再び、奥の部屋に入っていく。
 
 部屋に入ると「お前が上だ」そう言って、服を脱いで仰向けに寝た。
「わかりました…」客の肉竿を掴み、淫裂に導き、体内に迎え入れて腰を振っていく。
「いいよ。そのリングが、チンポを擦って気持ちいいよ…」
「そ、そうですか?」
「そうさ、凄くいいよ」冷たいリングが、腰を振る度に肉竿を擦って刺激し、登り詰め
ると放出した。
(また、体を汚してしまった…)久美は淫裂を押さえ、シャワー室に入って、淫裂を洗
ってから店内に戻った。

 「これが、チンポを擦って気持ちいいんだ!」リングを付けた女性を買った客達が、
リングを掴み話している。
「ら、乱暴にしないで。痛いんです!」リングを引かれ顔を歪めていく。
「そうか、だったら俺もオ○ンコしてみるか…」リングを付けられた女性達が、また買
われていく。
(イヤ、もういや!)店内に戻った久美も買われ、再び膣奥に射精された。
 
 やがて、閉店の時間になり、客も帰って女性達が残されている。
「お願いです、このリングを取って下さい。何でもしますから」
「私のも、取って下さい。何でもします」リングを付けられた4人が、土下座した。
「それは俺が判断する。真面目に働いたら取ってやる。それまでは、我慢しろ!」その
言葉に諦める4人だ。
「おい、連れて行け」女性達は、それぞれの部屋に連れて行かれ、貴子と久美も自分の
部屋に戻ってきた。

 「ご免なさい、愛さん」貴子は久美に抱き付いた。
「仕方ないのよ、私が勝ったら、瞳がこうなったのよ」
「許して!」貴子は、久美に抱き付き、乳房を撫でていく。
「したいの?」
「ええ、売春をしたのよ、何だか眠れないの」
「私もよ、自分から体を汚したし…」2人はベッドに倒れていく。

 そこへ「何だ、もうやっているのか。初めてにしては上出来だから、打ってやるぞ」
リーダーは注射器を持っていた。
「まずは、お前だ」久美の腕に注射が打たれ、その後に貴子にも打たれた。
「思う存分やっていいぞ。その変わり、見せて貰うぞ」
「見ないで、お願いよ、これは2人だけの秘密よ」貴子と久美が抱き合い、唇を重ね合
う。

 久美が貴子の乳房を掴み、撫でながら乳首を吸うと「いいわ、凄くい。今夜は行きそ
うよ」覚醒剤が効き始めたのか、虚ろな目をして久美の頭を抱いている。
「私にもして。私も行きたい…」今度は、貴子が久美の乳房を撫でながら乳首を吸う。
「あ、あ、あ!」声を上げて、2人は男達が見守る前で、シックスナインになった。
「そこ、そこがいい!」
「行くわ、行きそうよ!」淫裂を指で弄くり合い、淫汁がドロドロと流れていた。
 
 2人はこうして、毎夜のように客に抱かれていた。
それに、ショーもやらされ、1ヶ月後には、淫裂と乳首に金色のリングが付いていた。
それでも恒例のショーが行われた。
いつものように、樹脂棒を持って淫裂に入れ合っていく。
戦っている2人も、乳首と淫裂に金色のリングが取り付けられ、動く度にリングが揺れ
ている。

 やがて、勝負が付いた。
「今夜は、特別な罰ゲームです」負けた女性の両手首がロープで縛られて、天井から吊
り下げられた。
「いや。やめて、いや!」怯えて叫んでいる。

 その後、足首にもロープがまかれ、開かされて淫裂が丸見えになっている。
「今日は、オッパイとオ○ンコに罰だぞ!」乳首のリングに、フックの付いた重りを付
けていく。
「ギャー!」悲鳴と共に体を震わせて、乳房が伸びきって、今にも切れそうで、リング
も、血で赤く滲んでいる。

 それでも、容赦なく淫裂のリングにも重りが付けられ「ギャー!」また悲鳴が上がり、
突起が切れそうになっている。
女性は太股を震わせ、目を白黒している。
「おい、漏らしたぞ!」淫裂から、液体が流れて太股を伝わっていく。
「気絶しました。このままにしておきましょう」失禁している女性を後目に、試合が再
開された。

 結局、貴子や久美も両手首を縛られて、吊されてしまった。
乳首と淫裂に重りを付けられ、気絶してしいる。それに、失禁も。
「何だ、4人とも気絶したぞ」笑い声が上がるが、気絶した4人は手下によって、部屋
まで連れて行かれた。
 
 2人が、ショーで辱めを受けている間にも月日が過ぎていた。
拉致されてから、もう半年が過ぎ、警視庁も2人の捜査を行っているが、進展がない。
手掛かりが全くなく、捜査本部では、諦めの声さえ上がっている。
勿論、公安局も捜査を行っていたが、手掛かりは、全くつかめなかった。

 一方、加藤と鈴木も再び、覚醒剤の密売を始め、それに、新たな資金源として裏ビデ
オの制作を思い立った。
「ビデオだったら、顔もよくないとな。あの2人なら申し分ないし…」
「そうですね、年増はオッパイが小さいですけど、顔がいいですしね」こうして、久美
と貴子の裏ビデオ出演が決まった。

 出演が決まると、2人は暫く絨毛を剃るのを禁じられた。
「オ○ンコは剃らなくていいぞ!」それに、乳首と淫裂のリングも外され、少し笑顔に
なっている。
だが、それは単なる準備期間で、10日後には顔に覆面を被さられて、車で連れて行か
れた。
(どこよ。今度は、どこなのよ!)相変わらず、2人は乳房と淫裂を晒したまま乗せら
れているが、乳首と淫裂の穴も大部塞がっている。
 
 車は1時間程走って、ビルの中に入っていく。
「着いたぞ!」車から降ろされ、手下に抱きかかえられるようにして部屋に入り、そこ
で、2人は覆面が外された。
そこには、見た事もない男達が20人程いる。

 「いや、いやです!」全裸でいるのが恥ずかしいのか、手で胸と股間を隠していく。
「いいね、その恥じらいが。早速、撮るから着替えさせろ!」監督らしい男が怒鳴る。
「こい、こっちだ!」アシスタントが2人を案内していくが、勿論、手下も付いていく。
「これに着替えろ、サイズは合うはずだ!」片隅にあったロッカーを開けると、中には
看護婦用の白衣があり、下着もある。
(もしかして、ビデオでは?)不安を抱きながら、ロッカーにあった下着を着込んだ。
パンティ、ブラジャーと真っ白な下着で、更にストッキングとガーターベルトも着込ん
でいく。
スリップ、白衣と着込み、ナース帽を被り、見た目には看護婦姿になっている。

 「いいね、こんな姿も。俺、こいつを無理矢理、犯したくなっちゃった!」手下が2
人を食い入るように見ている。
「着替えたら来なさい!」手下を無視して、アシスタントが案内していく。
 
 そこには、病院風のセットが出来ていた。
「来たな。まずはここで、くつろいで貰おうか」監督が言う。
「はい、これを付けて」2人に体温計や時計などが渡され、いかにも看護婦らしい姿に
なった。
(ビデオだわ、間違いなくレイプビデオよ…)
(そうみたい。イヤよ、ビデオだなんて)顔が強ばる2人だ。

 「ダメだ、そんな顔で出演できないぞ、もっと笑顔になれ!」
「言われた通りにするんだ。わかっただろうな」リーダーが怒鳴る。
(やるしかないわ、もうムチで打たれたくないし…)作り笑いをする。
「そうだそれでいい。早速、リハーサルだ!」アシスタントは2人に説明し、それに頷
きながら聞いている。

 一通り説明が済むと、リハーサルが始まった。
2人は、アシスタントから言われた通りに演技して(よかった、ヌードが無くて…)笑
顔で振る舞っていた。
 
 一通りリハーサルが済むと、収録が始まり、セットを照明が照らしていく。
「スタート!」緊張しながら、看護婦姿の2人が笑顔でくつろいでいる。
「カット。次の場面」今度は病室のセットで、ベッドが置かれ俳優が寝ていく。
「スタート!」2人は患者の手を掴み、脈を取ると「いいね、それも!」別な患者が久
美のスカートを捲った。

 「イヤ、やめなさい!」手を振り払い、貴子も胸を撫でられた。
「そんな事したら、奥さんに言いつけるからね」顔が強ばった。
「そんな事言ったって、押さえが効かないんだ。オ○ンコさせてよ、看護婦さん!」
「やめて、いやー!」久美と貴子はベッドに押し倒された。
「やめて、こんな事しないで!」足をバタバタする度にパンティが覗いている。

 (レイプされるわ、間違いなくレイプビデオだ…)2人は必死に抵抗を始め、そんな
姿をカメラがしっかりと狙っていく。
「看護婦さん、やらせてくれよ」白衣のボタンが外されていく。
「やめて、お願いです、やめて下さい!」必死に抵抗する2人だが、俳優達に手を押さ
えられ、白衣が肩から脱がされ引き下げられ、白いスリップが覗いている。
そんな、久美と貴子を2台のビデオが、逃すまいと、しっかり撮っている。
 
 2人の白衣が脱がされた。
「これは、いらないよな?」貴子はスリップの紐を掴まれ、引き切られた。
「イヤ、レイプはイヤ。やめて!」必死で抵抗していくが、数人掛かりだ。
2人は、あっけなく乳房と淫裂を晒してしまった。
「いいね、これが」両手を後ろに縛られ、絨毛が剃られていく。
再び、2人の淫裂が無毛にされた。

 「まずは、味見からだ!」「いや、いやー!」両手を縛られたまま、背後から犯され
ていく。
「こっちもだ、やるぞ」「いやー!」2人は俳優の肉竿で突かれていく。
「う、う、う!」泣きながらも、結合している部分を撮られていく。
やがて、2人は縛られたまま馬乗りにされた。

 「どれ、俺もだ!」新たに、お尻にも肉竿が押し込まれていく。
「いやー。入れないで~!」叫び声を上げるが、二本の肉竿が体内に入ってしまった。
「あ、ああ!」顔を歪めて堪える貴子と久美は足を持ち上げられた。
「撮らないで、イヤ、撮らないで~!」「いや~!」ビデオは淫裂と肛門に入り込んで
いる肉竿を捉えている。

 「行くぞ!」二本の肉竿が同時にピストンを始めた。
「ヒー!」痛みに悲鳴を上げ、そして、淫裂と肛門に射精されてしまった。
ビデオは、これだけでは済まず、両手を縛られて、吊り下げられる。
「これを、付けような!」乳首と淫裂に、あのリングが取り付けられ、重りがぶら下げ
られた。
「ギャー!」悲鳴と共に乳房が伸びきり、淫裂も伸びきって「ジャー!」2人は淫裂か
ら放出を始め、ビデオは逃すことなく撮っていく。

 ビデオの収録は翌日も行われ、今度は、婦警の制服を着せられて犯されていく。
「いや、いやです!」叫ぶが容赦なく、2人は犯されてしまった。