生け贄の婦警
                              赤星直也:作

第7話 仲間意識
 
 時間が過ぎて、夕方になると久美も覚醒剤が切れ、次第に意識が戻ってきた。
「ここは?」「愛ちゃん、騙されたのよ、私達!」貴子は、久美の口を押さえて、わざ
と偽名を言う。
(聞いているかも知れないし…)久美も、それに気づいて頷いた。

 「レイプされたわ、愛ちゃんも、私も…」貴子は泣き声だ。
「レイプされたの?」久美も股間を撫でて「う、う、う!」声を上げて泣き出した。
「来るんじゃなかった。騙されたなんて悔しい…」
「泣いても、どうしようもないの。逃げられないのよ」
「そうね、瞳の言う通りだわ。泣いても仕方ないわね」2人が話しているとドアが開い
て管野が現れた。

 「風呂に入って、オ○ンコを洗え。そうしたいだろう?」
「あなたも、私の知らない間にレイプしたのね?」久美が尋ねると「当然さ。『オ○ン
コして下さい』って、言っていたじゃないか!」
「そんな事、言った覚えないわ。訴えてやるわよ!」
「証拠を見せるか、らオ○ンコを洗ってこい。それから、ここから逃げようと思うなよ。
逃げたら、オ○ンコしているビデオが裏に流れるからな」
「わかったわ。後で見せて貰う」2人は管野の後を追い、浴室に入った。
 
 「瞳、これからは仲良くやろうね」
「そうね。もう、こんな事になりたくないしね」2人は、真っ先に淫裂をシャワーで洗
いだす。
「瞳、私をレイプしたのは何人なの?」

 「7人よ。ここにいる奴ら皆によ」
「7人にレイプされたのね…」急に元気がなくなり、泣き出す久美だ。
「泣かないで。私も7人にやられたのよ」
「瞳も7人にレイプされたんだ…」2人は泣きながら、犯された痕跡を消そうと、丁寧
に淫裂を洗う。

 淫裂を洗い終えると、2人は狭い浴槽に入るが、肌と肌が触れ合っている。
「何だか、変な感じだわ。急に瞳とエッチがしたくなっちゃった!」
「あら、私もよ。愛さんとエッチがしたくなっちゃった!」貴子の手は久美の乳房を掴
んでいた。
「私も、いい?」久美も貴子の乳房を掴み揉んでいく。
「気持ちいいわ。瞳!」堪えきれず久美は貴子に唇を吸う。
「私も、気持ちいい!」狭い浴槽の中で唇を押しつけ合っている。
 
 その時、突然ドアが開いて「何だ、レズをやっているのか?」声がした。
「レズじゃないわ。試しにやってみただけよ」
「そんな事はどうでもいい。証拠が、見たいんだろう?」
「見せて。嘘だったら訴えてやるからね」2人は、胸と股間を押さえて。浴槽から上が
った。
「タオルはないの?」
「これで我慢しろ!」スポーツタオルで、濡れた体を拭いていく。
「終わったか。タオルは置くんだ!」
「そんな。フルヌードよ、せめて性器だけでも隠させてよ」
「ダメだ、逃げられると困るからな。隠すなら、手で押さえろ」
「わかったわよ」2人は胸と股間を押さえて、管野の後から歩いていく。

「ここだ!」ドアを開けて中に入ると、桜井、外人、糸沢、福原の4人がいる。
「イヤ、見ないで!」乳房と股間を手で隠して言うと「素っ裸が最高だよ」笑顔になっ
ている。
「とにかく、こっちへ来い」
「お願い、もうレイプはしないで。膣が痛いのよ」
「それはお前さん達の態度次第だ。とにかく座れ!」言われるまま2人は座った。
 
 「管野、始めろ!」「はい」管野は撮ったばかりのビデオを再生していく。
映り出された画面には、久美が福原に乳房を揉まれている。
『お、オチンチンでオ○ンコを突いて!』と声を出している。
「嘘よ、そんな事言った覚えない!」泣き出す久美だが、覚醒剤で理性が消えていたか
ら仕方なかった。
ビデオは、なおも再生が進み『好き、オ○ンコが大好き!』久美は自分の姿に涙を流し
ている。

 「どうだ、これでもレイプか?」追い打ちを掛けるように言う管野に「う、う、う!」
声を上げてしまった。
「卑怯よ、薬を使って言わせたんでしょう?」
「その通りだ。でも、これを見たら誰もレイプとは思わないよ。訴えても恥を掻くだけ
さ」福原の言葉に、涙が更に流れていく。

 「わかっただろう、こんなビデオが流されたくはないよな?」
「勿論です、それだけは許して下さい…」
「いい子だ。言う事を聞いたらご褒美も上げるからな」桜井は久美を気に入ったのか抱
きしめて、乳房を揉んでいく。
「痛いです、オッパイが痛い!」
「そうだよな。あんなにやったしな。今日はこれくらいで勘弁してやるが、朝はやらせ
て貰うぞ」
(そんな、セックスをしろだなんて!)項垂れたままだ。

 「瞳も、明日はオ○ンコの相手だからな」糸沢は貴子が気に入ったのか、貴子に抱き
付き、乳房を揉んでいく。
「許して下さい、セックスだけは許して!」泣きながら言うと「店ではダメだが、お前
のアパートで、週1回はオ○ンコだ!」
「そうか、2人は同じアパートだったな。それは都合がいい。俺も一緒に行くぞ」桜井
や福原も笑顔になっている。
(イヤ、セックスなんてしたくない!)黙って聞いている2人だ。
 
 「組長。この2人ですが、さっき変な事をしていましたよ」
「変な事だと?」桜井と福原の顔が、一瞬に強ばった。
「はい、風呂の中でキスをしていました。それにオッパイを揉み合っていましたが…」
「そうか、レズの気があったのか…」緊張が解け、手を叩いて笑うが「真似事だけです、
レズではありません!」悔しそうに言う久美だ。
「そうよ、真似事をしただけよ、何がおかしいのよ」貴子も泣きながら言う。

 「わかった、その真似事をここでやるんだ!」桜井は笑いを堪えて言う。
「わかったわよ。こうやっただけよ」久美は貴子の乳房を掴み、揉みながら唇を求める。
「あ、愛さん!」貴子もそれに応えて、貴子も久美の小振りな乳房を掴み揉んでいる。
「瞳、欲しいの?」
「恥ずかしいけど、エッチしたい…」
「わかった、やろうね」久美が、両乳房を揉みながら乳首を吸うと「あ、あ、あ。愛さ
ん!」背中を反らせて声を上げた。
それに、貴子は乳房を久美の頭に押しつけていく。

 「これはレズだよ。真似事じゃないよな」4人は何時しか、酒を飲みながら見ていた。
(何とでも言いなさいよ。気持ちいいのに、越した事はないし…)2人は交代しながら
乳首を吸い合った。
「あ、あ、あ!」久美も貴子に乳房を揉まれながら乳首を吸われた。
「いいわ、凄くいいわ。もっと吸って、瞳!」喘ぎ声を上げる久美だ。
そんな2人を眺めながら「今度は大口だ、糸沢に福原、抜かるなよ」
「わかっていますよ」密売の事を話し合っている。
そんな、大事な話し合いが行われているにもかかわらず、2人は「いいわよ。もっとし
て!」乳房を揉み合い、唇を重ね合った。 
 
 その夜、2人は狭いベッドで、抱き合うようにして寝た。
「寒いわね、裸だと」
「そうね、抱き合って寝れば暖かいかも」
「そうしましょう」薄い毛布の下で、2人は抱き合い、4個の乳房が重なり、変形して
いく。

 「ここ、まだ痛いの?」久美の指が、貴子の淫裂を触ると「大部よくなった。愛さん
のは?」貴子も、久美の淫裂を触っていく。
「痛くないわ。返って、気持ちいいくらいよ」
「だったら、いいでしょう?」ゆっくりと、貴子の指が淫裂に入っていく。
「あ、あ、あ…。いいわ、凄くいい!」久美も貴子の淫裂に指を入れて「いいわ、私も
気持ちいい!」2人は唇を重ね合いながら指を動かしている。
淫裂からは、ヌルヌルの液体が流れて、2人は遅くまで淫裂と乳房を愛撫し「いいわ、
感じる!」声を上げていた。
その声は桜井達の部屋まで聞こえていた。
 
 翌朝、2人はまた、あの部屋に連れて行かれた。
そこには、4人が全裸で待っていて「わかっているよな、オ○ンコさせろ」久美は桜井
に腕を掴まれた。
「いや、やめて!」
「やらせないなら、あのビデオを売るしかないが…」
「それはやめて。やればいいんでしょう」
「そうだ、お前が上になってだぞ。フェラしてからオ○ンコするんだ」桜井は仰向けに
なった。

 「見ないで、瞳さん、お願いだから見ないでね!」久美は桜井の側に膝を落とし、肉
竿を手で掴み、口に入れる。
「あ、愛さん!」貴子は声を上げ(オチンチンをなめている…)信じられない事だった。
「ウグ、ウグ!」首を左右に振って(見なかった事にして、お願いよ!)泣きだしそう
な目で貴子を見つめた。

 (わかった、見なかった事にする。でも、もしかしたら、私もやらされるのかも?)
頷く貴子だ。
久美は口の動きを早めていくが「気持ちいい。そろそろ、オ○ンコしよう」
(イヤ、こんな体位でセックスだなんて…)言われるままに、桜井を跨いで肉竿を淫裂
に導く。
「うっ!」顔を歪めて腰を沈めると、淫裂が裂けて肉竿を吸い込んでいく。
(入っていく、オチンチンが!)貴子はそれをじっと見ている。
 
 肉竿の全てが、久美の淫裂に吸い込まれた。
すると、久美は腰をゆっくり動かし、肉竿を吐き出し、腰を動かし吸い込み、これを繰
り返しだした。
「最高だぜ。愛のオ○ンコは!」桜井は機嫌良く揺れる乳房を掴み、揉んでいく。
「乱暴はイヤです、優しくです」
「そう言うな、レズを楽しんだんだから、俺にもやらせろよ。あんなに声を出して、楽
しんだじゃないか」乳房を揉みながら、指の間に乳首を挟み、軽く潰していく。

 「ダメ、乳首はダメ!」急所を攻められ、体を反らして叫んだ。
「恥ずかしがるなよ。オ○ンコしたいだろう?」
「イヤ、オ○ンコなんてしたくない!」腰を振りながら言うが淫裂からはヌルヌルした
淫汁が流れていた。
(気持ちいいんだ、久美さんは…)結合部分を食い入るように見る貴子だ。
 
 「瞳、お前もやれ。わかっているだろうな」糸沢が貴子の腕を掴んだ。
「イヤ、オチンチンを口でやるのはイヤ。セックスはしますから許して」
「ダメだ、やらないならお前のビデオを売りさばくぞ!」福原が言うと「わかりました、
やります」貴子は諦め仰向けに寝た糸沢の隣に膝を落とした。

 (オチンチンだわ、これを口でやるなんて…)手で掴み口の中に入れていく。
「もっとだ、もっと奥まで吸うんだ!」言われるまま、体を屈め根本まで吸い込んだ。
(苦しい、何でこんな事をやらせたいのよ)久美がしたように口を動かしていく。
「気持ちいい、そろそろやってくれ!」貴子は体を起こし、糸沢を跨いで肉竿を掴んだ。
(熱い、オチンチンが熱いわ)その肉竿めがけて淫裂を押しつけていく。

 「あ、あ、あ!」今まで味わった事のない快感が襲い(気持ちいいわ、恥ずかしいけ
ど気持ちいい!)淫裂が根本まで吸い込むと、貴子は腰を振りだす。
「そうだ、それでいい!」糸沢も乳房を揉みながら、指の間に乳首を挟んで潰すと「あ、
あ、あ。ダメ、乳首は触らないで…」途切れ途切れに言う。
「気持ちいいだろう、こうされると」糸沢は、なおも乳首を指に挟んだまま、乳房を揉
んでいく。
「よ、よくない、こんなのよくない…」そう言いながら腰を振っているが、久美同様に
淫裂からは淫汁が流れていた。
(言えないわ、気持ちいいなんて言えるわけないわよ)体を反らしながら腰を振ってい
った。
 
 突然「いや、ださないで!」腰を振っていた久美が悲鳴を上げた。
「安心しろ、帰りに病院まで送ってやるよ」桜井は起きあがった。
「どれ、今度は俺が相手だ。同じ事をやるんだ」福原が仰向けに寝て「わかったわよ、
優しくして。オッパイは敏感なんだから」久美はまた肉竿を口に含んでいく。
その後、馬乗りになり自分から肉竿を吸い込み腰を振っていった。

 「俺も限界だ!」糸沢も登り切って、貴子の腰を押さえている。
「いや、いやです!」悲鳴を上げたが、淫裂からは白い精液が流れている。
「瞳も、病院まで送ってやるから」気持ちよさそうに起きあがった。
「身勝手よ、人の気も知らないで」淫裂を押さえながら泣きべそを書いている。
「私も、したいです…」外人も、仰向けに寝た。
「こうなったら、しかたないわ」諦め、そそり立った肉竿を口に含み、口を振ってから
淫裂に迎えた。
 
 2人は射精を受けた後シャワーで洗うと「着ろ、これからは、これを着るんだ!」足
下に黒い下着が放られ、それを拾って広げた。
「スケスケだわ、オッパイとアソコが!」黒いボディスーツで、乳房と股間の部分まで
透けており、それに、ガーターベルトを兼ねているので、紐が付いていた。

 「イヤなら着るな。素っ裸で帰るんだ!」
「着ます、ですから裸は許して」急いで足を通していく。
2人の体が、うっすら黒みを帯びているが、乳房と淫裂まで見えている。
「いいね、あれも着せろ!」黒いストッキングが渡され、素直に履いて留め具で留めた。
黒のレースが太股を包み色気を感じさせている。

 「いいね、またやりたくなったよ」4人は2人の乳房、淫裂と撫でだすが「もう許し
て。4回やったのよ。もうしたくない」
「安心しろ、俺だってダメだ。2人とやったんだからな」ニヤニヤしながら見つめてい
た。
「これも着ていいぞ」着てきた服が渡され、2人は急いで着込んでいく。
服を着込むと、糸沢に病院まで送られ「オ○ンコ洗って貰え。マリアンにも遅れないで
来るんだぞ」降ろすと、走っていく。
 
 「行こう、恥ずかしいけど妊娠はしたくないし」
「そうね、妊娠はイヤだし」2人は病院の受付を済ませ、診察を待っているが、昼近い
せいか患者はいない。
「陣内さん、岡江さん。中へ!」名前が呼ばれ、診察室に入ると中はカーテンで区切ら
れていた。
「先生、失敗してしまいまして」貴子が言う。
「わかりました。脱いで下さい」貴子は例の下着姿になっていくと「これでは当然だわ。
凄く、やったでしょう?」看護婦や医師が声を上げた。
「はい。ヘアまで剃らせろって言われて…」ボディスーツを脱いで、全裸同然の姿にな
った。

 「ここに寝て下さい。それにしても激しかったのね、おっぱいにキスの跡があります
よ」
「はい。4回出されました…」
「4回もですか、羨ましいわ」看護婦は、貴子の淫裂の中に洗浄液を入れて行く。
その間に久美の診察が行われて「コンドームが無くて失敗しました…」
「わかりました、脱いで!」久美も服を脱いでいく。

 「あら、あなたも…」乳房と淫裂が丸見えの姿に、声が続かない。
(恥ずかしいわ、こんな姿を晒すなんて!)顔を赤らめながらも脱いでいく。
「ヘアも剃ったの?」
「はい、彼氏が興奮するから、剃らせろって言うもんで」
「そうなんだ、とにかく、横になって!」久美も淫裂を洗浄されていく。

 病院で洗浄された後、薬を処方して貰い飲み込んだ。
「これで安心だ。でも、薬は飲みたくない…」
「でも、飲まないと妊娠するしね」
「そうね、飲むしかないのね」2人は話しながらアパートへと向かった。