生け贄の婦警
                              赤星直也:作

第1話 三角関係 
 
 警視庁の会議室で、捜査会議が行われていた。
「警部、今回は私にやらせて下さい!」若い婦警が言うと「ダメだ、君では危ない。こ
こは経験豊富な岡江君にやって貰うよ。次は頼むからね」肩を叩いて応えた。
すると「私がやるから、貴子はみているのよ」勝ち誇ったように、もう1人が言った。

 それでも「何とか、私にもやらせて下さい」若い婦警が、なおも言う。
「ダメと言ったらダメだ。もういい加減にしろ!」
「済みません、警部」最後は謝る若い婦警だ。
「貴子、後は任せて。うまくやるから任せてよ」先輩の婦警が若い婦警の肩を叩いて言
う。

 謝ったのは陣内貴子と言って、まだ独身だ。
顔立ちもよく、胸の膨らみも大きくて、スタイルもタレント並みで美人だ。
もう、1人の婦警は岡江久美と言い、少し年増だがやはり独身だ。
警部と呼ばれたのは、高島伸輝で35才だが、やはり独身だ。

 「わかりました、久美さん…」悔しさを堪え、貴子が会議室から外に出て行くと「ま
だ甘ちゃんだわ。ムキになるなんて…」久美が呟くように言う。
「ホントだな。オッパイの発育はいいけど、頭は未発達だな」高島も相づちを打った。
「ところで警部、私のオッパイは未発達ですか?」久美が、高島を見つめると「さあ、
見た事も触った事もないから、わからないよ」
「だったら、確かめて、警部!」久美は高島の手を掴んで胸に導いた。
「いいんだね、触っても?」
「はい、オッパイを確かめて下さい」高島は久美の膨らんだ胸を触わりだしたが(オッ
パイを触られている!)目を閉じた貴子の呼吸が荒くなっていく。
 
 「感想はどうですか?」
「服を着ているからわからないよ。たぶん発達していると思うけど…」
「でしたら、今夜にでも、生のオッパイを確かめて貰えませんか?」
「いいのかい。オオカミになるよ」
「警部ならいいです、奪われても…」久美は高島に抱き付いた。

 それには「待て、ここは警察だ。勤務が開けたら自由だが今はだめだ!」慌てて肩を
押さえた。
「すみません。年甲斐もなく興奮しまして…」
謝る久美に「わかっているよ。仕事が終わったら飲みに行こう」肩に手を伸ばして言う。
「いいわね。勿論、おごりでしょうね?」
「当然さ、陣内も一緒だけどいいだろう?」
「いいわ。あの子に、言いたい事もあるし…」何か言いにたそうだ。
「だったら、戻ろう」2人は会議室から捜査本部に戻った。

 高島は「陣内君、途中で抜け出すなんて君らしくもないよ」本部に戻るなり注意した。
「申し訳有りません、押さえが効かなくて…」俯いて貴子が謝った。
「今回限りにして欲しいな。こんな事は…」
「もう、二度としません」
「信用するよ。それより、今夜は飲みに行こう、おごりだから」笑顔で言う高島だ。
その笑顔に「はい、一杯飲みます」やっと機嫌を取り戻す貴子だった。
 
 勤務が終わると3人は町に出てスナックに入った。
「生がいいな。生でいいだろう?」
「かまいません。おごりだからお任せします」
「だったら、まずは生ビールで乾杯だ!」高島が注文するとすぐに運ばれ「頂きます!」
3人はそれを飲み干していく。
「おいしいわ、ただの味も格別だわ」「本当、おいしい」貴子と久美は、うまそうに飲
んでいく。

 それに、話しも弾み、お代わりを繰り返して酔いが回っている。
あまりアルコールに強くない貴子はフラフラ状態になっている。
「貴子、大丈夫なの。かなり酔っているわよ」
「平気よ、これくらい」だが、立とうとするが立てない。
「送るよ、久美さん」
「ありがとう!」高島は久美と一緒に貴子を抱きかかえるようにしてスナックを出て、
タクシーを拾って、貴子をアパートまで送った。

 「こんなに、貴子が酔うなんてね」抱きかかえて部屋の中に入れた。
「寝かせた方がいいわね」ベッドに寝かせ、服を脱がせていくと白いレースの下着が露
わになった。
「これも脱がせないと」久美は貴子のブラジャーを外すと白い乳房がカップから飛び出
した。
「綺麗だ、それに大きい!」高島が声を上げ「ダメです。たとえ、警部でも着替え中は
見ちゃダメ!」

 「誰にも言わないからいいだろう。陣内のデカ乳を見たい…」
「ダメ、オッパイなら、私のをお見せします。ですから、貴子のは絶対に見ちゃダメ!」
久美は嫉妬したのか、急いで貴子の乳房にタオルで掛けて隠す。
「残念だった。ヘアはどうなっているのかな」高島がパンティを引き下げると黒い絨毛
が股間をビッシリと覆っていた。
「そこまでです、警部!」久美は急いで下半身もタオルで覆い隠した。
 
 「残念だな。仕方がないか」高島は残念そうに背中を向けると「いいと言うまではダ
メです!」久美はタオルを退けてブラジャー、パンティを脱がし、変わりにクローゼト
から新しい下着を取りだした。
「これがいいわ。明日は驚くだろうな…」黒みを帯びた、スケスケのブラジャーを乳房
に被せ「それにしても、オッパイは大きいわね。羨ましい…」Cサイズの乳房を掴み、
カップに押し込んだ。

 その後、同じスケスケのパンティを、足首から腰へとから持ち上げた。
「若い肌って羨ましいな。こんなにピチピチして」淫裂をパンティで覆い隠すが、絨毛
は隠しきれずに、扇の形をした絨毛が覗いている。
「ヘアも多いんだ!」その後、タオルを被せて「もういいです、警部!」
「見たかったな、陣内のフルヌードを…」
「警部ったら、まだそんな事言って。私のをお見せしますから」久美と高島は一緒にア
パートを出た。
「今度は、私を送って下さいね」
「わかった、送るよ」2人は久美のアパートへと向かっていく。
 
 久美のアパートは、貴子とはそんなに離れておらず、歩いて10分程の距離だ。
2人は腕を組んで、久美の部屋に入った。
「せっかくだから、お茶を飲んで下さい」
「ああ、悪いね」高島が承知すると、久美は隣のキッチンに入り(チャンスだど、恥ず
かしいし…)悩みながら、服を脱ぎだした。

 (嫌われたら、どうしよう…)パンティ、ブラジャーも脱いで全裸になったが、久美
の乳房は貴子と違って小振りの乳房だ。
それに、絨毛もうっすらと生えており、どうにか淫裂を隠している程度だ。
(恥ずかしいけど、今夜がチャンスだし…)震える手で、ポットを持ち、高島の元へと
歩いていくと「お、岡江!」乳房と絨毛を晒した姿に高島は声を上げた。
「驚かないで下さい。ご馳走になったお礼に、約束通りに私の全てをお見せします…」
ポットを置くと両手を後ろで組んで全裸を高島に晒していく。

 「いいのかい。そんな事して?」
「はい、それに確かめて欲しいんです。オッパイとあそこの発育を…」
「わかった。確かめさせて貰うよ」高島が両手で乳房を掴むと「うっ!」目を閉じて声
を上げた。
(触られている、オッパイを!)乳首が興奮で勃起している。
 
 高島が、その乳首も摘むと「あ、あ!」久美の口がパクパク動いていく。
「綺麗だ。吸うからね」乳首を吸いだすと「いいわ、凄くいい!」生まれて初めての快
感だ。
高島は乳首を吸いながら、恥丘に手を伸ばし撫でていく。
(性器を触られている!)久美の呼吸が乱れていくが、高島の指は絨毛を撫でてから、
ゆっくりと割れ目を撫でだし「あ!」声を上げ「ピク!」と体が震えた。
久美は(今夜こそ…)「高島さん。奪って、私を奪って!」乳首を吸う高島の頭を両手
で抱きしめた。

 それに答えたのか、高島の指が膣穴に入って行く。
(指が膣に入った!)「ハア、ハア!!」呼吸が乱れ、指はゆっくりと動いていく。
「お願い、奪って、私を奪って!」その言葉に「わかった、奪うよ!」高島は久美を抱
きかかえて、ベッドに寝かせた。
その後、スーツを脱いでいくが、それを久美が見ている。
(オチンチンだ。あれが、オチンチンなんだ!)食い入るように、そそり立った肉竿を
見つめている。
 
 「岡江君、行くよ!」服を脱ぎ終えると、仰向けに寝た久美に覆い被さり、淫裂の入
り口に肉竿を押し当てた。
「ここです、高島さん…」久美は肉竿を掴んで、淫裂の小さな入り口へと導くが、淫裂
はすでに潤っており、肉竿はゆっくりと入り口を押し広げていく。
「あ、あ、あ!」背中を反らせてる久美だ。
「高島さん、オッパイを噛んで下さい…」高島は、乳首に歯を立てながら肉竿を押し込
んでいくと「いいわ、凄くいい!」高島の頭を両手で押さえながら、声を上げだした。

 高橋は、それに答えて肉竿を根本まで押し込んだが、出血はない。
「バージンでなくてご免なさい。学生の時にレイプされて、処女じゃないんです…」申し
訳なさそうに言う。
「そんな事はどうでもいいよ、岡江君!」今度は唇を吸いながら腰を動かしだす。
(愛してます。妻でなくてもいいから、いつまでも抱かれたい!)久美も高島を抱きしめ
た。

 高島が、腰の振りを早めると「クシュ、クシュ!」淫裂から音が出て行く。
その音に刺激されたのか、高島は徐々に登りつめていく。
(欲しい、精液が欲しい!)久美は足を絡め、逃れないようにした。
「出る、出ちゃうよ!」
「出して、お腹に出して!」
「ダメだ、妊娠しちゃうから…」逃れようとするが、腰も押さえられて、逃れられずに
「あ。あー!」呻き声と共に肉竿が爆発した。

 だが、久美は「いいわ、子宮の中がとろけそうで気持ちいい…」淫裂から精液が流れ
るが動じない。
「よかったよ。凄く良かった!」高島は乳房を揉みながら、口を吸うと(私もよかった。
これからも警部とセックスしたい…)目を閉じて唇を押しつけていく。
その後、久美は四つん這いになり、高島は淫裂に、2度放出してから、アパートから出
て行った。
 
 翌日、久美は何もなかったように勤務しているが、貴子は二日酔いのせいか、顔色が
優れない。
また、貴子と同じように、高島も憂鬱だった。
「岡江君、打ち合わせだ」
「わかりました!」久美と高島は会議室に入り、2人きりを確認してから「妊娠はしな
いだろうね?」と尋ねた。

 「一応、洗浄しましたけど…」
「だったら、薬を飲め。今からでも遅くはないし…」
「わかりました、これから治療します」
「そうしてくれ。早退を認めるから」
「それでは行ってきます」久美は制服から私服に替えて署から出ていく。

 久美がいなくなると「陣内君、顔色が悪いけど大丈夫かい?」声を掛ける。
「まだ、酔いが残っていまして…」
「昨日の陣内君は凄かったよ。素っ裸になって、スケスケの下着を着ていくんだから」
真っ赤な嘘を言う。
貴子は「恥ずかしいです。警部の前でヌードになったなんて!」真っ赤な顔になってい
る。

 「それに。綺麗だったよ。オッパイとヘアが!」高島は制服の上から、乳房を撫でた。
「警部、誰にも言わないで下さい。人前でヌードになった事は…」
「覚えていないのかい。オッパイをこう触らせたよ」首から手を入れて、乳房を揉みだ
した。
(いや、オッパイを触られるなんて!)項垂れたまま乳房を揉まれている。

 「黒い、スケスケだろう。パンツとブラは?」
「は、はい。そうです…」
「今日も、見たいな、陣内君のヌードを」
「誰にも言わないで下さい。それなら、ヌードになりますが…」
「言わないよ。今夜もいいんだね?」
「はい、警部だったらお見せします」貴子は嘘を並べた高島に約束した。
 
 そんな事とは知らない久美は、婦人科で下半身を晒していた。
「妊娠したくなかったらコンドームを使わないと」淫裂を洗浄されていく。
(恥ずかしい。もう、こんなのはいやだわ)両手で顔を覆っている。
「恥ずかしいと思うなら、薬を飲まないとだめです。それなら、いくら射精されても安
心だし。欲しいでしょう?」
「はい。その薬が欲しいです…」
「いいわ、処方しておく。それに、ホルモン剤もね。妊娠はいやでしょう?」

 「はい。お願いします…」素直に言う久美は、診察が済むと薬が処方された。
「まずは、これを飲んでと…」受精卵を排除するホルモン剤を飲み込んだ。
「これで妊娠は心配ないわ。後は、高島さんとエッチをしてもいいように…」顔を赤ら
めながら避妊薬を見つめていた。

 久美は病院を出ると「そうだ。貴子のようなエッチな下着で、高島さんを誘惑したほ
うがいいかも…」一回、抱かれた高島に親近感が満ちている。
久美は、人が行き交う中、ランジェリーショップに入ると、若い女性の店員が言葉を掛
けてくる。
「いらっしゃいませ。どのようなのを、お望みで?」
「エッチです。とりわけエッチなのを下さい…」恥ずかしさで、下を向いたまま言う。
「わかりました。これなどはいかがで?」慣れている店員はカタログを見せる。
(オッパイと、ヘアが丸見えだ!)更に顔が赤くなった。

 「わからない…。どれがいいのか…」
「オッパイと、ヘアを彼氏に見せたいですか?」
「はい、できれば素っ裸になって…」
「それでしたら、これなどいかがで?」役目をしない下着だ。
「く、下さい。これを!」

 「サイズはフリーですが、オッパイのサイズは?」
「Bです。Bカップです…」顔から火が出る思いだ。
「それが普通です。日本人はBカップが大半ですから」慰めを言いながら、袋に詰めて
いく。
久美は代金を払うと走るように、自分のアパートに向かった。
   
 一方、勤務を終えた高島と貴子は、一緒に貴子のアパートに入っていく。
「脱いでくれ!」
「はい」素直にスーツを脱いでいくと、黒みを帯びたスケスケで、乳房と絨毛が覗いて
いる。
「陣内君、オッパイを触らせてくれ…」役目をしないブラジャーを脱がして、乳房を掴
んだ。
(いや、オッパイを触るなんて。でも、この機会に…)「警部、私にもチャンスを下さ
い!」貴子は高島の股間を撫でていく。

 (堅い、オチンチンが堅い!)高島の肉竿は堅く勃起していた。
「それだったら、オ○ンコさせて貰わないとダメだ。オッパイでは、無理だな」
「わかりました。警部、セックスして下さい!」貴子は自分からパンティを脱いで全裸
になった。
「わかった。オ○ンコさせて貰う以上、考えるよ…」高島も服を脱ぎ、全裸になって貴
子に覆い被さった。

 「入れて。警部、ここに!」高島の肉竿が、根本まで貴子の淫裂に入ると、ピストン
が始まった。
「あ、あ、あ!」喘ぎ声を上げながら(久美さんには負けないわ。体まで許したんだか
ら…)貴子も不倫していたから、出血はない。
「警部、私を愛して下さい!」真っ赤な嘘を言いながら、高島に抱かれている貴子だ。