「犯された婦警」
                               赤星直也:作

第50話 斉藤の正体

 それから数週間が何事もなく過ぎて、涼子の夫が亡くなったとの知らせが入り、休
暇中だった2人が、本部の婦警を代表して告別式に出席することになった。

 時間と場所が知らせられ、2人は黒い喪服を着て、斉藤の実家に向かうと、告別式
までは時間に余裕があり、斉藤と会うことができた。
「涼子さん、大変ね」
「大丈夫だよ、俺がいるから。それよりも、姉さんに会いたいだろう?」

 「でも、会えるかしら?」
「勿論だよ」斉藤は2人を奥の涼子の部屋に連れていき「姉さん、友達だよ」ドアを
ノックする。
ドアのロックが解除されて、ドが開くと「急いで中に入って!」急いで中に入ると、
斉藤はドアに鍵を掛けた。

 入ると「涼子さん!」驚いて叫んだ。
「いやー。見ないで!」涼子は一糸まとわぬ全裸で、喪服はイスに掛かったままだ。
「どうしたの?」恵が尋ねると「私、ヌードで告別式にでなければならないの…。お
願い、助けて!」

 「どうしてなの?」
「早い話が、望と恵の2人も、喪服の下は何も着けないで告別式に出れば、ヌードだ
けは許してあげるよ」
「許すって、あなたの姉さんでしょう?」
「ああ、義姉だよ」悪びれず涼子の淫裂に指を入れていく。

 「た、助けて。相原さん、秋本さん!」
「わかったわ。下着なしでいいのね?」
「そうだ。涼子も下着は無しでいいぞ。急いで着替えろ!」

 斉藤の言いつけで、望と恵は背中のファスナーを下げた。
そして、シャツを脱ぐと、ブラジャーは着けてないから乳房が揺れている。
上半身が裸になると、素肌の上に直に喪服を着た。

 「見えそうよ。恥ずかしいわ。やっぱり、いやよ!」確かに薄い喪服だから、近寄
ってよく見ると乳房の輪郭が見える。
「お願い、それで出て。そうでないと…」涼子は和服の喪服で、乳房こそ見えないが、
和服は涼子の乳房に密着して、輪郭を露わにしている。

 「わかったw。これでいいんでしょう?」涼子の姿に圧倒されて承知した。
「次はパンツを脱いで!」恥ずかしそうに、望と恵は喪服の裾を持ち上げていく。
黒い喪服が持ち上がると、黒いストッキングに包まれた太股が露になっている。
そのストッキングの付け根には、ピンクの割れ目がある。

 「もう、いいでしょう?」
「確かにノーパンだ。いいぞ!」斉藤は喪服の上から恵の乳房を掴んだ。
「ダメよ。感じる!」乳首が堅くなっていくのが斉藤にも分かる。
「今はダメだな、楽しみは後回しに限るか…」4人は部屋から告別式の行われる部屋
に向かい、主催者の言うままに着席した。
喪主の涼子は、腕で胸を隠そうとしており、望と恵も両腕で胸を隠している。

 告別式が無事に終わると、最後の挨拶を斉藤がしていく。
「これからは、裏方専門だったこの剛太が、義姉を助けて表に立ちます。兄さんの残
した全てを引継ます」その言葉に「おう!」会場からは歓声が上がる。

 「さすがは、裏方だな!」ある政党の大物代議士が斉藤と握手していく。
「あれって、民生党の幹事長じゃないの?」
「そうよ、政府の大物よ!」2人はひそひそ話している。

 やがて、「これで神浜は斉藤で決まったな!」大物代議士が言いい「新人ですから、
お願いします」頭を下げた。
「大丈夫だ。俺にまかせろ!」代議士が笑顔で言う。
斉藤家は二つの顔があり、裏が暴力団まがいの事をし、表は政府をも動かす大物右翼
でもある。
裏で儲けた金は、大物政治家に献金して、政界とつながりを持ち続けていた。

 「斉藤さん、参議院は私よ。衆議院にしてね」宮島が斉藤と握手している。
「先生、お願いします。助けて下さいよ」笑顔で握手した。

 その夜、斉藤は涼子を犯していた。
「お願い。もうだめ。もう許して…」斉藤は激しく涼子の淫裂に肉竿をピストンして
いる。
「あ、あ、あ~!!」全裸の涼子は、乳房を揉まれ続けて喘いでいた。

 「いいか、これからは俺がここの主だ。お前は居候なんだ、分かってるか!」
「はい、私は斉藤さんの居候です。ですから、いつまでもここに置かせて下さい。お
礼に毎晩セックス相手でご奉仕してます…」悲鳴をあげながら答える涼子で、腹には
数回噴射された精液が、べっとり付着している。

 斉藤と涼子は同じベッドの中で朝を迎えた。
「姉さん、まだ喪が開けないけど、挨拶しなければならない人がいるんだ…」斉藤は
涼子の乳房を揉みながら、乳首を吸う。
「あ、あー!」涼子は新婚の時を思いだし喘ぎ声をあげ「私を捨てないで…」涼子は
乳房を斉藤の顔に押しつけている。

 斉藤には、別な計画があった。
涼子の妹の晶子をも見方にするために、晶子を犯すつもりだ。

 まだ10時だったが、斉藤は涼子を連れて市内のビルに入っていく。
そのビルのオーナーは斉藤で、エレベーターて最上階まで行き、奥の部屋に向かった。
警備員が厳重なチェックをしている部屋のドアを開けて2人は入っていく。

 部屋の中には、さらにドアがあり、完全な二重部屋になっており、どんな音も外に
は洩れることはなく、入るなり涼子は驚きの声をあげた。