「人質にされた婦警」

                             赤星直也:作

第12話 見せしめ

 久美は後席でパンティが脱がされ、下半身が露になった。
「婦警さん、ヘアの手入れが上手ですね」淫裂が触られた。
「触らないで!」抵抗すると「暴れないで下さい。誰か、手伝ってくれ!」新たに、久
美を押さえる男が加わった。

 美紀は上着とブラウスのボタンが外されていく。
「いやー。やめて下さい!」叫んでも助けに来るはずなどなく、制服の胸が開かされ、
ブラジャーが露になっている。
「ほう、まじめななんですね。白だなんて!」ブラジャーの裾が捲り上げられた。

 「ほう。小さいけど形がいいですね」美紀の乳房が青空の下に晒されている。
「これは、おいしいですね」両乳房が掴まれ、揉まれていく。
「私も仲間に入れて下さいよ」新たに加わった若者はパンティを脱がしだす。

 「いや、やめてよ!」美紀の淫裂が、青空の下で露になった。
「これは、いらないよね」ブラジャーのカップの繋ぎ目がナイフで切られ、全裸にされ
た。
「これが、婦警さんのヌードなの?」女性も加わって、美紀を辱めていく。

 久美もブラジャーが脱がされ2人の男に乳房を掴まれている。
「やめて。お願い、やめて!」淫裂を触られながらも久美は抵抗している。
「これが、婦警のヌードなの?」

 「つまんないね、同じだし。やっちゃっても、いいわよ!」リーダー格らしい女性2
人が合図すると「やってもいいそうだ。俺はこっちだ!」男性はズボンを下げ、肉竿を
取り出していく。

 「元気がいいわね。お巡りさんと、そんなにやりたかったんだ!」
「ほんと、男はスケベなのね」他人事のように見ている2人だ。

 男達は一斉に2人を襲い掛かった。
「いやー!」車外に出された美紀は四つん這いにされ、後ろから犯されていく。
「ヒー!」裂かれる痛みに悲鳴を上げるが、淫裂深く肉竿で突かれている。
「婦警さん、気持ちよさそうね、おチンチンが大好きみたいだわ」
「助けて下さい!」美紀は女性に助けを求めたが無視された。

 同様に久美も2人掛かりで犯されていた。
「いや、いやー!」狭いパトカーの中で、久美は全裸にされ、乳房を掴まれて犯されて
いた。
「やめて。お願いよ~!」泣き叫ぶが、むなしくパトカーの中に響くだけだ。

 男達は婦警の久美と美紀を代わる代わる犯して、犯された2人はもう抵抗する気など
ない。
若者達は久美と美紀を散々犯し捲って、クモの巣を散らすように散っていく。
後には乳房と淫裂を晒した婦警の無惨な姿が残されていた。

 「犯された…。見ず知らずに…」久美は起きあがると剥ぎ取られた下着を拾って着込
んでいく。
美紀も無表情で剥ぎ取られた衣服を拾って、着込んだ。
(それにしても、性器が痛い!)淫裂を押さえながら、婦警の姿になっていく久美と美
紀だ。

 制服姿に戻っても「集団に犯された!」ショックで取り締まりどこではなかった。
時間がむなしく時が過ぎて行き「帰ろうか?」「そうしようよ!」力無くパトカーは走
っていく。
すると、そのパトカーを止めようとする車があった。

 「危ない!」運転していた久美はブレーキを踏んでパトカーを停めた。
「あんた、何する気よ。こっちは機嫌が悪いんだから!」パトカーを降りて相手の車に
駆け寄っていくと、聞き慣れた声で話しかけた。
「あら、機嫌が悪そうね」それは道代だった。

 「どうしたの、元気ないわね。レイプでもされたの?」
「あれは、道代さんが仕組んだのね!」
「ちょっと、それは本当なの?」軽い冗談で言ったのが本当だったので驚く道代だ。
「とにかく、話を聞かせて!」道代はパトカーに乗り込み、久美と美紀から話を聞いて
いく。

 「わかったわ、あんた達をレイプした相手が。懲らしめてやるわよ」
「いやよ、表にでたら生きていけないわ。犯された事が表にされるのは、いや!」泣き
出す美紀だ。
「これでも、姉御なんだから任せて。警察よりも裏は任せてよ!」道代はパトカーから
降り、自分の車に乗って走っていく。

 久美と美紀もパトカーを走らせ港北署に戻った。
2人が係長に報告している最中に電話が鳴り「はい、港北署、交通課です」久美が電話
に出た。
「えっ。は、はい。わかりました」受話器を置くと「申しわけありませんです。私用の
電話でした」そして、再び報告していく。
係長への報告を終えると2人は着替えて寮に戻った。

 寮に戻ると、久美は美紀の電話の内容を説明する。
「今度の日曜日に、あのバーに来るようにだって。11時まで来いと言うのよ」
「何の用かしらね」2人は衣服を脱ぎながら話していく。

「美紀、シャワーを浴びるわ。もしもの事もあるし…」
「私も一緒に浴びさせて!」
「いいわよ、一緒に洗おうよ」2人はシャワーを浴びに浴室に入って行く。

 「膣内には出されなかったけど悔しいわ。10人にレイプされたなんて…」「私も
10人に犯されたの」精液を付けられた体を丁寧に洗って行く。
「ここは、丁寧に洗った方がいいわよね?」
「そうよ、もしものこともあるし」2人は体を洗い終えると、いつものように抱き合っ
て楽しんでいる。

  そして、日曜日になり、2人は道代に言われ通り11時にバーに向かった。
「あら、車がいっぱい止まってる!」中に入ると「待ってたわよ。入って!」道代に連
れられて、2人が中に入ると、久美と美紀をレイプした若者がおり、全員が全裸になっ
ている。

 男性ばかりでなく、あの時一緒にいた女性も全裸になっていた。
皆、恥ずかしそうに両手をクロスさせ、胸と股間を隠している。
また、客席には男性が大勢座っている。

 「いいわよ。初めて!」道代が合図すると男の一人がステージに連れて行かれた。
男は、中央まで来ると四つん這いにされた。
「ほれ、ほれ!」「ヒー。もうしませんからやめて下さい!」肛門にバイブが押し込ま
れていく。

 「もう、入りません!」泣き出す若い男だ。
「だらしねえな。もっと入れろ!」
「ひー!」声を上げて泣きだし、男の全員が肛門にバイブを突き刺された。

 男性が終わると今度は女性の番だ。
「許して下さい…」皆が泣いていた。
「始めるわ。抽選をしなさい!」女性の首に番号札が下げられた。
客席を抽選箱を持った百合が回っていく。

 「1の1だ。最初はあの子だ!」
「ちぇっ、3の3だ。運がないな…」男達はしゃべっていく。
「いい、男は30人よ。あなた達は3人とセックスしなければならないの。その後は男
性の勝手なの」道代が説明した。

 「いや、セックスなんかしたくない。これじゃ、レイプよ!」
「あら、あんた達もしたわよ、婦警さんを」
「謝ります。許して下さい。セックスなんかできない!」
「できなくてもするの。あんたはリーダーだから、全員の相手をしてもらうわ」

 「許して下さい。もうしませんから!」あの2人が泣いていた。
「もう遅いわ、みんな、始めて!」道代の合図で、ステージの女性は選ばれた男に乳房
を掴まれ、淫裂を突かれていく。
「いや、いやー!」「入れないで!」悲鳴が上がった。

 しかし、容赦なく男達は若い女性を犯していく。
女性達は抵抗したが力負けして、泣きながら犯されてしまった。
女性達は次々と交代で犯されて、3人の相手が済むと、自分の好みの子を犯していく。

 リーダー格の2人は全員に犯されることになっていたので、途切れることなく犯され
ていた。
犯している男達は、この時とばかり今まで溜まっていた欲望を女性にぶつけている。
「これで5人目だ」「俺は、6人目だ」自慢しながら犯していく。

 女性達はもう悲鳴などあげようとはせず、放心状態で無表情だ。
太股や腹には男達が放出した精液がべっとり付いている。
男達が犯し終わった時には3時を過ぎていた。

 女性への辱めが済むと、再び男性に行われた。
両手を縛られて車に乗せられた。
「どうするの?」「大通りで降ろすのよ。素っ裸を大勢に晒すの。生き地獄よ」道代が
笑っている。

道代が言った通りに、大勢が行き交う中を両手を後ろ手に縛られ、道路に放られた。
「きゃー!」肉竿をぶら下げた全裸の姿に人だかりができていく。
「う、うー!」男達は恥ずかしい姿を大勢の通行人に見られ、声を上げて泣いていた。
この事で10人の女性が準構成員として八幡組に入り、男性も数人が組員になった。

 それから、数日がたったある日、港北署に青年が訪れた。
「何のようだ?」
「組員になれって、誘われて困ってるんです」
「すまないが詳しく話をきかせてくれ。とにかく中に入ってくれ」若い警官が署内に入
れ、事情を聞いた。

 青年は婦警の久美と美紀をレイプしたことを説明した。
「なんだって!」警官は刑事課の刑事を呼んで話をさせ「わかった。このことは誰にも
喋らないでくれ。君の友人や仲間からも、聞かないといけないから」
「わかってます。喋りません」青年は港北署から出て行ったが、刑事課や署の幹部が集
まって会議をしていた。

 「とにかく、事情を聞いてからだ」
「そうだよ。嘘って事もあるし」幹部達は自分に責任が降りかかってくるのを、押さえ
ようとしていた。
それは港北署の皆がそうで、交通取り締まりしていた婦警が集団レイプされたのが発覚
したらマスコミが一斉に騒ぐのは見え見えだ。

 それに港北署の警官の出世にも関わっていくから、極秘にしていた。
当然、青年がレイプしたと言った久美と美紀も、刑事課の聴取を受けた。
「うそです。私はレイプされてません!」泣き出す久美だ。
(そうだ。それでいい!)事情を知っている署長は心の中では喜んでいた。

 同様に美紀も「レイプされてません、嘘です!」久美と同じように言っていた。
それは婦警ばかりではなかった。
「うそよ。私はまだバージンよ!」犯されたあの女性達も皆がレイプを否定している。
さらに、青年の仲間も、久美と美紀のレイプを否定していた。

 署長達幹部はホッとした。
「署長、訴えだけは処理しないとごまかせませんよね」
「そうだな、刑事課で処理できないか。八幡を脅せばなんとかなるだろう?」
「八幡なら、弱みがあるからうまく行きますよ」

 「それにしても、水野と岩下はどうしますか?」
「やめて貰うしかないな。何か、こじつけを捜して…」北沢の方針が港北署の決定で、
八幡は早速、港北署に呼ばれた。

 「八幡、組員を勧誘してるそうだな?」大沢が言う。
「あれは冗談ですよ。誓って勧誘などしてません。若い衆にも言い聞かせますから」
「そうして貰うと助かる」泰三と大沢は裏取引をした。
言葉や文書こそないが2人は約束した。

 それから、青年に対する勧誘もなくなったが、久美と美紀は同僚に白い目で見られて
いた。
「誘拐されて、レイプされたんだって!」
「それだけじゃないわよ。パトロール中に集団レイプされたんだって!」そんな噂が署
内に広がっていった。

 当然、2人の耳に入っていった。
「悔しいわ、白い目で見られるなんて…」
「私もよ、口も聞いて貰えないの」2人は寮で泣いていた。

 それから数年たった。
港北署の交通課は、相変わらず忙しかったが、久美と美紀の姿はない。
署長や幹部達は移動して入れ替わり、久美や美紀の事など誰も知らない。

 しかし、美紀と久美はこの町に住んでいた。
「道代姉さん、坊ちゃん大きくなりましたね」
「ホントに大きくなったわ。もう、3才になるのね。これもあなた達のおかげよ、泰三
も感謝してるわ」

 「そんな事言われたら、恥ずかしいわ」
「そうよ。ねえ、久美さん!」
「本当よ、2人に感謝してるの」3人の話は弾んでいた。

 道代と呼ばれた女性は3才の子供を抱き、久美と美紀と呼ばれた女性は1才の赤ちゃ
んを抱いていた。
3人は部屋こそ違うが、同じマンションに住んでいた。

 「久美、ここいたのか!」「なんだ、美紀も一緒か!」ドアから3人が入ってきた。
それは組長の泰三と若頭の石井、幹部の板井だ。
「あなた、姉さんとお茶を飲んでいただけよ」
「石井さん、安心して。久美さんは石井さんオンリーですよ。私が保証します」

 「姉御。そんなこと言われちゃ、照れますぜ」
「兄貴、顔が真っ赤だぜ」
「ばか、からかうな、板井!」
「そうよ、あなた。石井さんは久美さんにぞっこんなのよ」
「なにいってるの。美紀だって板井さんに抱かれるのがいいって言ってたじゃない」

 「そんなこと言ってないわよ。ねえ、姉さん」
「私は関係ないわよ。自分の部屋でもめてよ。ねえ、あなた」
「そうだ、これから道代と楽しむから、邪魔はしないでくれ」
「あら、ごちそうさま」その夜、3人の部屋では男女が抱き合っていた。
「いいわ、あなた。もっと奥まで突いて!」淫裂から淫汁を流し、乳房を揉まれていく
久美と美紀達だった。
                         
ー完ー