| 「地獄の囚人」
赤星直也:作
第12話 刑務官宿舎
服を脱ぎ終えると「見せなさいよ。見て貰いたいんでしょう?」
「はい、見て下さい…」両手で淫裂を広げて中まで見せた。
「見えるわよ。ここにチンポが入ったんでしょう?」指を膣の中に入れて動かしていく。
「は、はい。一杯入れられました…」悔しさに涙が落ちていく。
「泣いているのね。そんなに見られて嬉しいの?」
「はい。とても嬉しいです…」
「そうよね『オ○ンコ見せ子』と言うくらいだしね」刑務官達は嘲笑の顔になってお
り、その嘲笑にこぼれ出る涙も多くなってきた。
(悔しいけど、今は我慢の時だし…)叫びたいが堪えていた。
「そうだ。暫く、あれやっていなかったわよね、今夜やろうよ」
「いいわね、今夜は付き合って貰うからね。それに、面白いのも手に入ったし…」
(またヌードダンスをさせる気ね。同性の裸で感じるなんて異常よ)反論したいが黙っ
ているしかない。
「何が手に入ったの。もしかして、太いオチンチンだったりして!」
「今は言えないわ。とにかく今夜楽しもうよ」皆はしゃいでいた。
そして、夕方になると、桐子は檻から出されて刑務官の宿舎に連れられていく。
「着替えるのよ。今日はこれを着てやるの」それはヌードダンサーが着る派手な衣装だ。
(こんなの着たくもないのに…)囚人服を脱いだ。
「パンツも脱ぐのよ。それにブラも」下着も脱ぐように命令されて全裸になり、渡さ
れた衣装を着ていく。
「いいわね。本物と同じだわ」満足そうに見ていた。
(だったら、あなたも着なさいよ!)言いたかったが黙って着込んでいく。
服を着終えると、皆が待つ広間へと連れて行かれた。
「あら、凄いわね。本物みたいよ」
「本物よ。だって『オ○ンコ見せ子』と言うくらいだから」
「やだあ。そんな名前だったんだ!」軽蔑した笑いに唇を噛んで堪えた。
「そんなに、あそこを見せたいなら、早く始めてよ!」
「わかっているわよ。今から始めるわ」音楽が流され、桐子はその音楽に合わせて踊り
出した。
(変態だわ。いくら男がいないからって、女のヌードでオナニーだなんて。それよりあ
の事が…)自分が弁護した千香の死が気に掛かっている。
桐子は踊りながら衣装を脱いでいく。
「早く脱いでよ。オ○ンコ見てあげるから」刑務官達はカップルを組んで座っている。
(この変態集団が、もしかして?)考え廻らせながら脱いで全裸になった。
「いいわよ。もっと腰も振るのよ」笑い声の中乳房を揺すらせ、腰も振って(こんな事、
やりたくないのに…)足を開いて淫裂の中まで晒した。
踊りは10分程で済んだが、終わりではなかった。
「これから、面白いのを見せるわよ」顕子はテレビのスイッチを入れ、ビデオを再生し
だした。
すると画面には全裸の桐子が映し出され、それを見るなり「やめて、お願いですから
映さないで~!」叫んだ。
「イヤでも見るの。これで自分の立場を思い知るのよ」ビデオを停める気など毛頭ない。
テレビには数人に抑えられた桐子が犯されている。
「凄いわね、本番やったんだ。気持ちよかったの?」意地悪く聞かれても嗚咽を上げて、
黙ったままだ。
「聞いているのよ。答えなさい!」両乳房にムチが打たれた。
「ヒ~。痛いだけで、気持ちよくありませんでした…」
「そうかしら。気持ちよさそうに腰を使っているわよ」
「そんな事ありません。何も感じませんでしたから…」
「だったら、私が気持ちよくさせて上げる」テレビを見ていた美香が服を脱ぎだす。
「美香、あれを使うの?」
「そうよ。面白い事やるから見てね」美香はそう言って下着も脱ぎ全裸になった。
(何する気よ。もしかして、ここでレズをやれというの?)不安になった。
美香は全裸になると腰のペニスバンドを取り付けだし「イヤよ。そんのイヤ~!」声
を上げ逃げようとした。
「イヤでもやるのよ。今夜は付き合って貰うからね」逃げようとした桐子は抑えられテ
ーブルに寝かされた。
そのうえ、両手足をテーブルの足に縛られ自由が全く効かない。
「これでやるのよ。気持ちよくしてあげるわよ」美香はペニスにゼリーを塗り桐子に抱
き付いた。
「イヤ。入れないで、イヤ~!」声を上げるが、淫裂に冷たいペニスが入り込んだ。
「入れたわよ。オ○ンコやりたいんでしょう?」乳房を揉みながら、腰を密着させて
いく。
それには「あ、あ~!」膣の痛みに呻き声を上げた。
美香はなおも押し込み、ゆっくり動かしていく。
「ダメ。動かさないで、痛いのよ~!」首を振って叫んだ。
「痛いのではなく、気持ちいいでしょう?」乳房が強く握られた。
「き、気持ちいいです…」息が詰まる思いに、嫌々言った。
「そうでしょう、気持ちいいはずよね。もっとしてあげるわ」美香は乳房を吸いなが
ら腰を動かし「ピチャ、ピチャ!」ペニスの動きに合わせ淫裂から音が出ていく。
(やめて。レズはイヤよ!)拒んでも次第に膣の中が濡れていく。
それを見ていた刑務官達も興奮して「何だか、興奮してきたわ。私もやってみたいわ」
そう言って数人が服を脱ぎだす。
そして、全裸になると股間に美香と同じような、ペニスバンドを取り付けていく。
「凄いわね。私に試させて…」潤んだ目で服を脱ぎだした。
「いいわよ。これでやるわ」ゼリーを塗って滑りやすくし、それが済むと抱き合った。
「私が上よ。いいでしょう?」ペニスを着けた刑務官が仰向けになり、それに馬乗りに
なる。
「膣の中にオチンチンが入っていく…。本物みたいでいい…」股間同士を密着させる
と、腰を上下に動かしだした。
「あ、あ、あ~!」お互いに乳房を掴み、揉み合いながら喘ぎ声を上げていく。
その喘ぎ声が広間に響き渡り、興奮が更に高まっている。
それに刺激され「して、私にもして!」即席のカップルが出来上がり、唇を重ね合い抱
き合っていく。
刑務官達はいろいろな体位で抱き合っている。
四つん這いになり、後ろからペニスを押し込んだり、足を高く上げマングリ返しでの挿
入など様々で、それは美香にも見えていた。
「仕上げよ。行きたいでしょうから…」腰の振りを早めていく。
「だめ、あ、あ、あ~!」女のサガというか、ペニスに膣の中を擦られ尻まで濡らし
ている。
(気持ちいい…。こんな変態にされているのに…)不自由な姿勢で背中を浮かしていく。
それでも美香かは乳房を揉みながら動きを停めない。
「行く、行く~!」桐子は叫んで動きを停めた。
「行ったのね。今度は私がやるからね」グッタリした桐子は四つん這いにされ、腰を押
さえられた。
「やめて。お願いです!」叫んでも、またペニスが膣の中に押し込まれていく。
「あ、あ、あ~!」首を振りながら声を上げた。
「そうだわ。これを撮っておこうよ」桐子の足が持ち上げられた。
「イヤ、撮らないで、これはイヤ~!」カメラに気づき逃れようとしたができない。
「おとなしくするのよ。顔も向けるのよ」横を向いた顔が正面を向かされ、閃光と共
に「ピン!」と音がした。
「どうせなら、もっと撮ろうよ」
「そうよね、こんなのもいいわよ」顔を掴まれ、淫裂が押しつけられた。
「口でやるのよ。やらないとお尻にはいるわよ」
「イヤ、お尻はイヤです。口でしますからお尻には入れないで下さい」舌を伸ばして淫
裂をなめだした。
「いいわよ。クンニもいいわね」その様子も撮られた。
桐子は刑務官の淫裂を、代わる代わるなめさせられ、カメラに収まっていく。
そして最後に仰向けに寝かされ股間にペニスバンドが取り付けられた。
「わかっているわよね。あなたもやるのよ」桐子の股間にはそそり立った肉竿擬きがあ
る。
真っ先に、美香が馬乗りになり「あ、あ、あ~!」と喘ぎ声を上げながら腰を沈めて
きた。
(こんな事やりたくないのに…)逆らう事ができず、美香の両乳房を掴み揉み出した。
「そうよ、それでいいのよ…」気持ちよさそうな顔をしてゆっくり腰を動かしだした。
「クチャ、クチャ!」淫裂から音が鳴り、ペニスが膣を押し広げていく。
(狂っている。ここの刑務所は皆が色に狂っている…)美香の淫裂を見ながら乳房を揉
み続けた。
「美香、誰とのセックスを想像しているの?」
「秀樹よ、俳優の秀樹にオッパイ揉まれながらやっているの」息を荒立てて、妄想しな
がら腰を振り続けた。
暫くして「行く、秀樹と行く!」バッタリと桐子に倒れ込む。
「交代して。私は伸吾とセックスするの」変わって和子が馬乗りになってきた。
「伸吾、オ○ンコしてあげるわ…」目を閉じ上擦った声でいいながら腰を振りだした。
(いつまでも、こんな事に付き合っていられない…。何とかしないと…)乳房を揉みな
がら考え廻らしていく。
翌日の昼休みに、桐子の前に沙織が現れた。
「あんた、刑務官と抱き合っているんだってね」
「抱き合っているなんて…」下を向いて言葉が続かない。
「正直に言うのよ、抱き合ったんだろう?」沙織が襟を掴んだ。
「は、はい、抱き合いました。でも仕方なかったんです。ムチで叩かれたくなかった
から…」
「そんな事聞いてないわよ。それでどんな事を告げ口したんだ?」
「そんな、告げ口だなんて、していません!」
「嘘は言わないのよ。さっき、郁恵がしょっ引かれたのよ、悪口言ったって!」
「私はそんな事していません。信じてください」
「そうは行かないわ。告げ口した罰を受けて貰わないとね」沙織の手下達が桐子の服を
剥ぎ取りだした。
「いや。やめて、いや~!」言っても、聞いて貰えれる相手ではなかった。
囚人服、下着と脱がされ、生まれたままにされた。
「あんた、またオ○ンコ剃らせたんだね。そんなに剃られて気持ちいいのか?」指でク
リトリスを掴み「ギャ~!」悲鳴を上げ体を震わせている。
「聞いているんだよ、気持ちいいのかって!」手下も乳首を潰した。
「よ、よくありあせん…。こうしないと…」息が詰まる思いを堪えてやっと言えた。
「こうしないと、どうなのよ?」沙織の指が膣に入った。
「逆らうとムチで打たれるんです。ですから、剃って貰いました…」
「ムチ打ちね。それで、仲間の告げ口もやったんだ」
「それはしていません、誤解です!」
「それはどうかしら、体に聞くしかないしね」膣に入れた指を抜いて細い棒を持った。
「やめて、打たないでください!」これ以上痛い思いはしたくない。
「認めるんだな。告げ口したのを!」棒が淫裂に押し込まれた。
「していません、本当にしていません…」桐子が言うと奥へと棒が押し込まれた。
「やめて、膣が壊れます…」顔をしかめて言う。
それには「だったら正直に言うのよ。正直に言ったら寛大な処置をするわよ」手下が
掴んでいた乳首を撫でながら言う。
「言ってません。本当です…」言い終わらない内に、更に奥に押し込まれた。
「ギャ~!」棒が淫裂の奥まで押し込まれた。
「壊れます、子宮が壊れます…」
「そうよ、壊れるかもね。もう子供を産めない体になるかもよ」沙織は手を緩めない。
(やってないけど認めるしかない…。このままだと、本当に子供の産めない体にされち
ゃう…)
桐子は自問自答して「謝ります、告げ口したのを謝ります…」と言った。
「やっぱり、あんただったのね。私もおかしいとは思っていたんだけどね」
「そうですよ。刑務官から特別扱いされていますしね」手下もしてやったりの顔だ。
「よく正直に言ったわね。褒めてあげるわ」沙織は淫裂から棒を抜いた。
(よかった、子宮を傷つけられずに済んだし…)ホッと知る桐子に「昨日は何やって
いたのよ?」とまた問いかけた。
「お、オナニーです、皆の前でやらされました…」
「そう、オナニーね。だったら、それを皆の前でやって貰うわよ」
「そんなのできません。オナニーは人前でする物じゃありませんから」
「やらないと言うのね。それなら寛大な処置はない事にするよ。これから皆があなたの
敵になるからね」
「やめて、そんな事はやめて下さい」皆が敵に回ったら困るのは桐子で、千香の死亡し
た経緯の調べが終わっていないから、情報が入らなくなったら意味がなくなってしまう。
「だったら、やるわよね?」沙織の言葉に黙って頷いた。
「そう、やるんだ。それなら寛大な承知をする。それから、明日は朝から素っ裸になる
のよ」
「ぬ、ヌードですか?」
「そうよ。明日、朝から寝るまではこの姿でいるのよ」乳房や淫裂を撫でていく。
(ヌードなんてイヤよ、でも、敵に回ったら苦労した意味がないし…)首を項垂れたま
ま黙り込んでしまった。
「わかったわね、明日やらなかったら覚悟して貰うから」沙織はそう言い残して手下
と一緒に去っていく。
「どうしよう、フルヌードだなんて…」脱がされた下着を着込みながら思案し、服を着
込むと真理達の元へと向かった。
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