「地獄の囚人」

                     赤星直也:作
第11話 疑惑

 「本当の事を言いなさいよ!」涼子は乳房を揺らせながらムチを振っていく。
「本当です、信じてください…」悲鳴を上げ体を震わせている。
「かなりしつこいわね。それだったら最後の手段ね」顕子と和子は太股にロープを巻き
付け、引き上げた。

 「やめて、イヤ~!」足が開いて淫裂の中が見えていき、足を閉じたいが、それもで
きず、限界まで開ききった。
「見て、あなたのオ○ンコよ」鏡にも、開ききった淫裂が映し出されており、その鏡の
向こうには男達が黙ってみている。

 「正直に言わないと、これを入れるわよ」今度は太目のディルドーをちらつかせた。
「本当です、本当に新藤妙子です…」(ばれるはずないわ。絶対にこれは罠よ!)そう
思いながら首を振って言うが、聞き入れようとはしない。

 「まだわかっていないわね。これを入れるわよ」顕子の持ったディルドーが膣の中に
押し込まれていく。
「イヤよ、入れないで~!」膣が裂かれて悲鳴を上げた。

 それでも、顕子は小刻みの動かし根本まで入れた。
「抜いて。お願いです!」太股を震わせながら言うと「言うのよ。言わないと、ここも
よ」和子も加わり乳房を揉みだす。
「やめて、お願いです!」

 「だったら本当の名前を言うのよ」涼子も細身のディルドーを肛門に押し込みだした。
「いや、そこはいや…」声が震えている。
「イヤじゃないでしょう、気持ちいいでしょう?」人は笑いながら手を動かし続けた。

 それには嫌がっていた桐子も「あ、あ、あ~!」と声を出し、それに膣の中かも濡れ
ている。
「言うのよ。オ○ンコしたいって!」
「そんなのしたくないわよ!」首も振って拒む。

 「やりたいくせに。正直に言わないからこうよ」乳房を揉んでいた和子は乳房にゴム
製のブラジャーを取り付け、根本から絞り上げた。
「ギャ~!」悲鳴を上げるが、乳房はみるみる鬱血して変色していく。
「言うのよ、オ○ンコしたいって」それには首を横に振って拒んだが(オッパイが千切
れそうだわ。でも言いたくないし…)痛みに負けまいと頑張っている。

 だが、次第に痛みに負け「お、オ○ンコしたいです…」蚊のなるような声で言った。
「聞こえないわよ。もっと大きな声で言うのよ!」乳首が潰された。
「お、オ○ンコしたいです!」部屋に響き渡たり、それを聞いて3人はニヤリと笑い顔
を見合わせた。

 「そんなにやりたいなら、お願いしたら」涼子の視線を見ると男がいる。
(イヤよ。セックスなんてしたくないわよ!)顔が引き吊っていく。
「言うのよ。正直に!」膣と肛門のディルドーが激しく動き出す。
「ヒ~。私とオ○ンコして下さい!」遂に屈辱な事を言った。

 「そんなに、俺とオ○ンコしたいのか?」
「は、はい。オチンチンを膣に入れて下さい…」涙がポロポロ落ちていく。
「そこまで言われたら、やるしかないよな」男がズボンを引き下げていくと「オ○ンコ
やって貰えてよかったわね。思う存分楽しむのよ」ディルドーやブラジャーを外し3人
は外にでた。

 「2人きりになったな。まずはここから行くか」後ろに立つと、そそり立った肉竿が
桐子の肛門に押し当てられた。
「そこは、お尻です!」
「わかっているよ、少し遊んでからやるからな」肉竿が肛門を押し広げた。

 「ヒ~。お尻はやめて、膣に入れて!」悲鳴を上げた。
「ケツはそんなに痛いのか。仕方ないな」今度は膣の中に当てられた。
(お尻に入れられるよりはマシだし…)目を閉じ、肉竿が入るのを堪えた。

 膣は顕子によって、準備されていたからすんなりと入り込む。
「入ったぞ。希望通りにオ○ンコに俺のチンポが…」乳房を揉みなが、腰を動かし(こ
れはレイプよ。好きで言ったんじゃないし…)肉竿の熱い感触が淫裂から伝わっている。

 やがて、肉竿の刺激で膣の中も濡れてきた。
「見ろよ。オ○ンコから漏れだしたぞ!」(言われなくたって、わかっているわよ)鏡
に写った自分の姿を見ようとはしない。

 一方、部屋から出た涼子達は、その鏡の向こうから見ている。
「凄いわね。膣にあんな太いのが入るなんて…」乳房や淫裂を触られながら小さな声で
話していた。

 「あんなの見たら興奮してきたわ。私もやりたくなっちゃった…」その言葉に、男達
は後ろから腰を押さえて、肉竿を押し込み「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げなら乳房も
揉まれていく。
「気持ちいい、指より感じる…」淫裂からは淫汁を流している。
「オ○ンコに一杯だしてよ…」喘ぎながら、潤んだ目で桐子の結合部を見ていた。

 桐子の相手をしていた男も、次第にクライマックスを迎えてきた。
「本当の事を言わないと出すぞ!」
「イヤ、射精はイヤ。本当に新藤妙子です!」

 「嘘言うな。罰としてオ○ンコに出してやる!」腰の振りを止めて密着した。
「イヤ、イヤ~!」不自由な体をくねらせ逃れようとしたが無駄で、淫裂の中が暖かい
液体を感じ「う、う、う!」泣き声を上げ、出された体液がポタポタと垂れていく。

 「お前が本当の事を言わないからだぞ」肉竿を抜くと、カメラで桐子の淫裂を撮った。
「やめて。せめてものお願いです!」射精されたのを撮られる訳には行かず、声を振り
絞る。
「本当の名前を言ったら、これはなかった事にしてやるぞ!」
「ですから、本当に新藤妙子です…」泣きながら言うが、聞き入れようとはしない。

 それと同じように、涼子達も膣の中に体液を噴射された。
「気持ちよかった…。毎日やって欲しいのに…」流れ出る液体を拭きながら言う。
「無理言うなよ。これからもやってやるから、また新入りを連れてこい」男達も肉竿を
拭いてズボンを履いていく。

 涼子達は淫裂を拭き終えるとまた桐子の元へと戻った。
「あら、よかったわね、オ○ンコして貰えて」
「よくない、こんなのよくない…」涙声で言う。

「よくないなんて、よく言うわね。まだ懲りないからもっとやって上げるわ」また涼子
のムチが桐子の体を叩き出し「ギャ~!」悲鳴を上げ赤い筋ができていく。
「許して下さい。もう逆らいません…」痛みには勝てなかった。

 「わかればいいわ。所で本当の名前は何なの?」
「ですから、新藤妙子です」
「まだ言っているのね。いいわ、正直に言うまで服は着せてあげないわ」
「イヤ、裸なんてイヤです!」

 「イヤでもやって貰うわ。本当の事を言うまではね」涼子の執拗な責めに(もしかし
てばれたのでは。でも、そんな事絶対にないはずよ)不安になっていく。
「そこまでしらを切るなら、決まりね。あなたの素っ裸を見せてあげましょうよ、オ○
ンコやったばかりの性器もよ」それには顔色が変わった。

 「イヤ、そんのイヤ。あなただって、女性だからわかるでしょう?」
「関係ないわ、とにかく、素っ裸をもっと見て貰おうよ」縛られたロープを解かれた。
「嬉しいでしょう、裸を男に見られて。でも私は見られたくないから着るわね」涼子達
は桐子に手錠を掛けると服を着だし、服を着終えると全裸の桐子を外に連れだした。

 「やめて、こんな事は人権無視よ。訴えてやるわ!」
「やれるならやりなさいよ。こっちも、訴えられないようにするけどもね」桐子は通路
を歩かされている。

 当然、全裸姿は人目に付いて「見ろよ、オ○ンコ丸出しだ!」その声にアッという間
に人垣ができた。
「凄いや。中出ししたぞ」淫裂から流れ出る精液に気づいた。
(射精されたのまで見られてしまった…)項垂れた目から涙が落ちていく。

 「俺もやりたいよな、あのオッパイを揉みながら出したいよ」ジッと淫裂を見ている
と「これからビデオ撮りするけど、本番やって貰える?」涼子が声を掛けた。
「いいね、オ○ンコやれるなら手伝うよ!」
「俺も手伝うよ。オ○ンコに出してもいいんだろう?」

 「勿論よ、この子は変態趣味でレイプされると喜ぶの、だから大勢手伝って欲しいの」
「わかった、そんな事なら手伝うよ」アッという間に7人が名乗り出た。
「やめて、ビデオだなんてイヤ!」顔を引きつらせ首を振っている。

 「遠慮しなくていいのよ。妊娠はしないようにしてあるから、思い切りやってね」ド
アを開けて中に入るとライトを灯した。
暗かった部屋が明るくなり、セットらしいのが目に留まる。
(カメラだわ、スタジオみたいだ…)怯えて震えだした。

 「早速始めて。思い切り乱暴にやるのよ」桐子は手錠が外されると、うずくまり「や
めて、レイプはイヤ!」手で胸と股間を押さえて叫んでいる。
「いいわよ、その演技。いかにもそれらしいわね」ビデオを構え冷やかす顕子と和子だ。

 男達も服を脱いで全裸になると、一斉に襲いかかった。
「いや、いや~!」両手足を押さえられ乳房と淫裂を触られた。
その後、四つん這いにさせられ後ろからの挿入が始まる。

 「やめて、痛いからやめて!」膣の中を引き裂きながら肉竿が入りんでいく。
「うるさいやつだ、おとなしくしろ!」頭を押さえられ、口の中にも肉竿が押し込まれ
「う、う、う!」二本の肉竿が入り嗚咽を上げている。

 「これで少しはおとなしくなったな」肉竿が動きだした。
(イヤ、やめて~!)叫ぶが声にならない。
「気持ちいいよ、最高だな」男達は腰の振りを早めて、淫裂と口の中で噴射した。

 だが、それで終わりではなかった。
「やれ、お前がやるんだ!」今度は騎上位にされ、桐子が腰を振っていく。
「何だ、やる気がないな。だったらここにもやるぞ!」結合したまま抱きかけられ、腰
を押さえられ、肛門にも肉竿が押し込まれる。

 「イヤ、お尻はイヤ~!」叫んでも肉竿が肛門から体内に侵入してくる。
「ダメ、お尻はダメ…」息が詰まりそうで声が震えている。
「ダメでも入ったぞ。ここでもやらせろ!」2つの肉竿が同時に動きだして「あ、あ、
あ~!」悲鳴に近い声を上げ続けた。

 「抜いて、お願い抜いて…」痛みに耐えて叫ぶが肉竿は動きを停めず、絶頂を向かえ
てやっと停まった。
(イヤよ、お尻の中に射精だなんて)もう叫ぶ元気もなかった。

 「今度はマングリ返しでやるぞ」足を持ち上げられ広げられた。淫裂から白い液体が
流れていく。
「俺のも気持ちいいぞ!」また肉竿が押し込まれ「う、う、う!」嗚咽を上げる事しか
できない。
桐子はこうして7人の体液を受けとめさせられた。

 犯された桐子はまた全裸で歩かされた。
「いた、いた。この際だから撮らせて貰うぞ」カメラで桐子の全裸を撮っていく。
「俺もだ、こんなチャンスは滅多にないしな」話を聞いて駆け付けた男達が輪になって
カメラで撮っていく。
(撮りたかったら撮りなさいよ。どうせ、犯された体だし…)やけ気味になってしまっ
たが、それが涼子の策略と、桐子は知るよしもなかった。

 そして、3時近くまで全裸を晒してビデオやカメラで撮られ、刑務所に戻された。
桐子が戻った時は丁度入浴時間で、洋子達と一緒に浴場に入った。
桐子が服を脱ぐと全身に赤い筋ができているのが皆にもわかる。

 「妙子。まさか、外に連れ出されたのでは?」
「そうなの、それに…」それだけ言って泣き声を上げている。
「そうなんだ。レイプされた上、写真も撮られたのね」呟くように真理が言う。
「どうしてレイプされた上、撮られたのを知っているの?」

 「言いたくないけど、言うしかないわね。前も同じ事があったのよ、名前は言えない
けど妙子と同じ事をされたわ」
「それで、その人は?」
「首をくくって自殺したわ。でも、真相はわからないの。妊娠していたって噂もあるし」

 「妊娠ですか…」
「そうなの。それが表沙汰になると困るから自殺に見せかけて…」真理はそこまで言う
と口を閉ざした。

 (そうか、千香さんは散々オモチャにされたあげく、妊娠したから邪魔になって殺さ
れたんだわ)この刑務所の中で行われる行為に疑惑を感じた。
(でも、証拠がないわ。それがないと監察局にも訴えられないし…)体を洗いながら考
え廻らしていく。

 「妙子、これからも辱められるけど我慢するのよ」洋子は抱き付き唇を重ねてきた。
(そうよ、我慢するしかないわ。とにかく、尻尾を掴んでからでないと…)昼間の事を
忘れようと洋子の乳房に顔を埋めて吸い出した。
「いいわ、凄くいい!」気持ちよさそうに声を上げた。

 すると「何やっているのよ。今回は許すけど、今度やったら、ただでは済まないから
ね」顕子が怒鳴った。
(いずれ、あんたの尻尾を掴んでやるからね)桐子はギラリと顕子を見返した。

 それから数日後にも、また刑務所から連れ出された。
「行きたくありません、お願いですから許して!」桐子は土下座して詫びを入れた。
「正直に言うまでは許さないわ」

 「言います。本当の名前は『オ○ンコ見せ子』です…」言い終えると泣きだした。
「そう、『オ○ンコ見せ子』と言うんだ。だったら見せて、今すぐに」ニヤリと笑い脱
ぐように言う。

 「わかりました、脱ぎます…」レイプされない為に、洋子からの入れ知恵に従ったが、
悔しさに涙が止まらない。
(レイプされ射精されるよりはマシだし…)次々と服を脱いで乳房と淫裂を露わにした。