「淫獣の住む館

                     赤星直也:作
第12話 治療と下着

 福島と綾子は美智が勤務する病院に向かったが、休日と言う事で患者はいない。
それに、当番の看護婦は美智と知代の2人だけだった。

 「悪いけど、綾子さんを見て欲しいんだ」
「見て欲しいと言っても、私は医師ではないし…」
「そんな大げさな事じゃないんだ。ちょっとした事があって…」綾子の顔が赤くな
っている。

 「わかったわ。だったら、こっちで見てあげる」2人を仮眠室に連れ込んだ。
「綾子さん。見せないと…」
「笑わないでよ、恥ずかしい事だから」
「笑わないわよ、私は看護婦よ」
「それなら、安心だわ」綾子がスカートを脱いでいくと、レースのパンティが露わに
なった。

 綾子は下半身を剥き出しにすると四つん這いになり「お尻が痛いの…」恥ずかしそ
うに言う。
「どれどれ!」2人は覗き込むと「切れている、どうして?」声をあげた。
「オ○ンコしたんだよ、ケツでね!」
「お尻で、セックスしたんだ!」

 「笑わないで。仕方なかったのよ」泣き声になっている。
「笑ってはいないわよ。知代、消毒薬を持ってきて!」「はい!」さすが本職だけに、
慣れた手つきだ。
「しみるわよ、我慢して」消毒液が塗られると「あ~!」悲鳴を上げ「我慢よ、子供
じゃないんだから!」顔を歪める綾子だ。

 綾子の消毒が済むと「美智、やってもいいぞ。あれ、やりたいんだろう?」福島は
言い「そんなことできません。勤務時間ですから。それに、夜じゃないし…」拒む。
「やれ、やるんだ。俺は知代とやるから!」福島は知代の白衣を脱がしに掛かかる。
「やめて。アパートでしましょう。ここではまずいの!」

 「そんな事は無いよ。美智だってやってるし」美智は四つん這いになった綾子の淫
裂を指で撫でている。
「お姉さん!」知代がが声を上げると「仕方ないのよ。こうしないと…」申し訳なさ
そうに、綾子のシャツを捲り上げていく。

 当然「ダメ、そんな事はだめ!」綾子は嫌がるが「やりましょう。ここであれを…」
辛そうな美智の顔に綾子も「わかったわ、しましょう」素直に服を脱がされ、乳房が
露わになると揺れていく。
「可愛いわよ、綾子さん!」その乳房を掴んで吸いだす。

 綾子も「美智さんのオッパイが欲しい…」手を伸ばして、白衣のボタンを外してい
くが「そんな、姉さんが綾子さんとするなんて…」知代は悲しそうな顔になる。
「知代、ご免ね。綾子さんともしたいの」美智も知代の顔を見つめ、悲しそうな目を
していて(姉さんも、辛いんだ…)悟る知代だ。

 「わかっただろう、やらせろよ」知代の白衣が引き下げられると白い下着が眩しい。
「いいね、白も新鮮で」ブラジャーを剥ぎ取り「優しくして下さい!」露わになった
乳房を掴むと揉んでいく。
「我慢しろ。すぐに終わるから」その後パンティを膝まで引き下げて背後に回った。

 「行くぞ!」「ヒー!」肉竿が入り込み(痛い、膣が痛い!)顔を歪めている。
知代は許す限り、足を開くが膝のパンティは限界がある。
切れる限界まで伸びきってこれ以上は開かない。

 「お願いです。知代でなく、私とオ○ンコして下さい!」知代の辛さに我慢できな
いのか美智が言う。
「お姉さん、大丈夫よ。オ○ンコが気持ちいいの」姉を気遣って、わざと腰を動かし
ていく。
(痛い…。まだ、準備ができてないのに…)肉竿の根本まで吸い込んでいく。

 「知代、痛くないの?」
「大丈夫。もう、痛くないわ。お汁も出てきたし…」確かに、ピストンしている肉竿
も濡れている。

 「知代、気持ちいいのか、俺とのオ○ンコが?」
「凄くいいわ。とってもいいの」(良くない。お姉さんの前で何て卑怯よ、こんなや
り方なんて嫌い!)姉を気遣い真っ赤な嘘を付いた。

 その脇では「美智さん、いいわ。凄くいい!」「私もいいわ、綾子さん!」2人が
シックスナインになっている。
「見るのはつまらないだろう。どうせならやりたいだろう?」
「このままでいいです。オ○ンコのほうが…」(お姉さんとしたい。でも…)そう言
うしかい。

 「そうか。オ○ンコがいいか…」ピストンが早まり、手の動きも乱暴になって「あ、
あ!」乳首を指の間で潰しながら乳房を揉んでいく。
「いいよ、凄くいい!」
「私もいいです。お願いです、私だけにして下さい」

 「それじゃ、不公平だ。美智ともやるよ」
「そんな~!」何の為にやったかわからない。
やがて「うー!」「膣が暖かいわ、出したのね?」
「ああ、出したぞ。一杯出した」振り絞ってから肉竿を抜いた。

 「知代!」美智が声を掛けると「大丈夫よ、あれ飲んでいるし」淫裂を手で押さえ
て、蹲っていく。
「美智、ほら始末しろ!」美智の口に肉竿を押し込んだ。
「知代のオ○ンコ汁だ。我慢してやれ!」

 (そんなのイヤよ。精液が付いているのよ)美智はそれでも、口で肉竿を絞り込む
ようにしていく。
「いいぞ、美智は上手だな」みるみる肉竿が膨らんでいく。

 「もういいだろう。美智、オ○ンコさせろ!」
「やめて、私がお相手しますから…」
「大丈夫よ、知代。お願いです、私とオ○ンコして下さい」妹を気遣う美智だ。
「よし、オ○ンコしたいならやってやる!」

 「あ、あ、あ!」シックスナインの美智は、綾子も股間に顔を埋めて堪えている。
肉竿がピストンすると(凄いわ、オチンチンが美智さんの性器に入っていく!)真下
からは綾子が見ている。
「綾子さん。クリトリスを触って上げないと…」綾子は肉竿がピストンしている隙間
を縫ってピンクの突起を撫でだした。

 美智は「だめ、そこはだめ~!」腰を動かしながらも、綾子のクリトリスを撫でる
と「あ、あ、あ!」綾子の腰も浮いて動き出す。
「綾子も気持ちいいのか?」
「はい、変な感じです、そこをやられると…」

 「そうか、美智も上手なんだな」ピストンを早め(イヤ、オチンチンが奥まで突き
刺さってくる~!)淫裂の奥まで肉竿がピストンしていく。
やがて、福島が噴射し、美智の淫裂からこぼれた液体が綾子の顔に垂れだした。

 「綾子さん、我慢してくれ」肉竿を抜くと、ドット綾子の顔に落ちていく。
「いやー!」顔を背けるが濡れてしまい「ご免なさい。仕方なかったの…」申し訳な
さそうに、美智が降りて綾子の顔を拭いてから脱がされた服を着込んでいく。

 「お姉さん、私が拭いてあげる」知代が美智の股間を拭くと「知代、ご免ね。今夜
は一緒にしようね」誘う。
「いいわよ。姉さんに抱かれたいし」承知して丁寧に淫裂を拭き終えた。

 「そうだ。そんな下着じゃあダメだ。色っぽいのにしないと…」
「そんな、派手なのは着れませんが…」美智はパンティを引き上げながら言う。
「構わないじゃないか、見える訳じゃないし」
「でも、恥ずかしいです、エッチな下着でしょう?」知代もブラジャーを押しつけな
がら言う。

 「そうだ。下着だからいいじゃないか」そう言われれば逆らえず、2人は黙って白
衣を着込み、綾子も服を着て元通りになっていく。
「綾子さん、暫く消毒しないとダメなのよ。アパートでしようか?」
「そうして、ここでは恥ずかしいし」

 「恥ずかしい事じゃないよ、お尻でもやるんだ。今度は美智とやってみようか?」
「イヤ、お尻はイヤ。やるなら膣でして下さい」顔を赤らめてい言う。
「知代はどうだ?」
「イヤ、お尻なんてイヤ。性器でして下さい」2人は白衣のボタンを掛けて看護婦姿
に戻った。
「イヤか、当分お尻は無理だな。それだったら、下着を買いに行くか」綾子と福島は
病院を出た。

 2人は町の中を歩いて怪しげな店を見つけ「行こう!」綾子は腕を掴まれたが、足
は動かない。
「許して。こんな所には入りたくないです…」
「だめだよ、行くんだ!」強引に連れ込まれ、中に入ると女性の店員がいた。

 「いらっしゃいませ。何をお望みで?」
「下着だよ、綾子さんに似合うのがいいな。しかも、過激なのがいいよ」
「わかりました、お似合いのですね」店員は綾子の顔を見つめ、その後で体を見てい
くが(イヤ、ジロジロ見ないでよ!)項垂れたままだ。

 「サイズを、お教え願いでしょうか?」
「上から、83,64,85…」小さい声だ。
暫く考えて「これなど、いかがでしょうか?」店員はショーケースから黒い下着を取
りだした。

 「試着していいかな。確かめたいし…」
「試着はご遠慮願います。お買いあげになるなら構いませんが…」
「買うよ、4人分買うからいいだろう?」
「それでしたら、こちらで!」買うとわかると態度が変わり、笑顔で小さな部屋に案
内する。

 「申し訳ありませんが、ここでお願いします」
「綾子さん、着てみて。人前だけど…」
「恥ずかしいわ、福島さんの前でだなんて」
「いいじゃないか、将来を誓った仲だから」
(そんな勝手に決めないで。あなたの妻になる気はないのよ)覚悟を決め綾子は2人
の前で服を脱ぎ、シャツ、スカートも脱いで下着姿になった。

 「綺麗なスタイルなのに、勿体ないわね」白いレースの下着に店員が声を出した。
「勿体ないって、何故ですか?」
「見せるのよ。オッパイと性器は女性の武器ですから。丸見せでなく、うっすらと見
せるんです」
それには(そんなのイヤよ!)黙ってパンティを引き下げていく。

 「ヘアを剃っておられるなら、これがお似合いですよ」パンティを脱ぎ終えると渡
された下着を着込んでいく。
白い肌の股間をうっすら黒い生地が覆い「お似合いですよ、お客様!」無毛の淫裂が
丸見えになっている。
(イヤよ、性器が丸見えじゃないのよ!)じっと股間を見つめた。

 「次はこれでして…」綾子はブラジャーのホックを外すとカップから乳房が飛び出
ている。
「あら、大きいですわね」
(大きくないわ、これが普通よ)肩から紐を引き下げ、乳房を露わにすると、渡され
たブラジャーを着けたが、透けた布だから(丸見えよ。性器と同じく、丸見えよ!)
ピンクの膨らんだ乳首が丸見えだ。

 「似合うよ綾子さん。素敵だよ!」勃起した乳首を指で撫でると、刺激を受けた乳
首は更に膨らんでいく。
「お似合いですわ、さすがにカップルはお似合いですわ」店員も売りたい一心でお
世辞を言っている。

 「綾子さん、3人のサイズもわかるよね?」
「わかるわ。瑞穂さんは…」綾子が3人のサイズも告げると「わかりました。揃えま
すからお待ち下さい」店員が出ていく。
「綾子さん、綺麗だ。欲しいよ」
「そんな~。やったばかりじゃないのよ。お願い、今は許して」
「そうだね、触るだけなら構わないでしょう?」強引にブラジャーを捲る上げ、パン
ティを膝まで引き下げた。

 そして、乳首を吸い、淫裂も撫でていく。
「だめ、あ、あ、あ!」福島の頭を押さえ、どうにか立っていると「お待たせし…」
店員が入ってきたが、声が出せない。
「福島さん、見られている、恥ずかしいからやめて!」やっと福島が退けた。

 「お待たせしました…」バツが悪そうに店員が声を掛けた。
「いくらですか?」
「全部で3万円ですが、こう言うのもございますよ、夜の寝室でお楽しみ頂くアクセ
サリーです」
それは肩までの手袋、ストッキング、ガーターベルトだ。

 「素っ裸に着れば、ビンビンだね」福島は笑顔で言うが(イヤよ、私は着ないから
ね!)目を伏せたまま顔を上げない。
「それも一緒だ、4人分だぞ!」
「ありがとうございす」店員は紙袋に入れ代金を払うと、2人はアパートに戻った。

 アパートに戻ると、福島は早速、瑞穂の部屋を調べた。
「亭主はいないなようだ」画面を確認すると綾子を部屋に呼び「服を脱いで素っ裸に
なれ!」言われるままに服を脱いでいく。
勿論、買ったばかりの下着をも脱いで全裸になっていく。

 「瑞穂を呼んでこい。瑞穂も素っ裸で来るんだぞ!」
「ヌードで行くなんていやです。見られたら困りますから…」綾子が泣き顔に変わる
と「やらなかったら、どうなるかわかっているだろうな?」脅しに出る。
「わかりました…」綾子はドアから顔を出して、一気に走っていく。

 「行ったか。どれ」画面を見ていると、全裸の綾子が映ってなにやら話している。
その言葉に、瑞穂は泣きそうな顔をして服を脱いでいく。
そして、パンティブラジャーと脱いで全裸になると画面から消え、暫くしてから「バ
タン!」ドアが開いて全裸の2人が現れた。

 「もう、ヌードは許して下さい!」入るなり泣きながら瑞穂が言う。
「そうはいくか。これを着るんだ、それ以外は着るなよ!」ストッキングと手袋を手
渡し「そんな、これだけだなんて…!」受け取った瑞穂は声が出ない。