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「淫獣の住む館」
赤星直也:作
第10話 ヌードは芸術
電車に乗って10分程経ち「着いたぞ!」電車から降り、駅を出ると繁華街がある。
「行こう!」歩いていくと美術館があり「入ろうよ」福島が誘う。
「私、興味ないけど…」「無くても入るんだ!」福島に言われれば逆らえず、入場料
を払って中に入った。
「あら、彫刻があるわよ。オチンチンも付いている!」「ホントだ、可愛いわ」
ここは私立の美術館で、所狭しと裸像が置いてある。
「ここで、裸像と本物とを比較して見ようぜ!」
「まさか、ここでヌードになれとでも?」瑞穂の口が震えている。
「そうだよ。ここで比較するんだ、どっちが綺麗かを!」
「できません。こんな大勢の前でヌードだなんて、できません!」「私もイヤです。
誰もいないならなりますが…」皆が拒んだ。
「だったら、どうなってもいいんだな。あの写真とビデオが!」脅し文句が出た。
「卑怯です。そんなことでやらせるなんて…」
「卑怯でも、何でもいい。やらないなら責任持たないからな」
それには「う、う、う!」嗚咽を上げながら、シャツを捲っていく。
「いいか、素っ裸だぞ、ストッキングも全部だ!」福島の言葉に黙ったまま、シャツ
を脱ぎ終えると、スカートも脱いでいく。
その後、ストッキング、ガーターベルトと脱いで全裸になった。
「服は俺が預かるから、裸像と同じポーズを取るんだ!」4人は渋々、裸像の隣に
立って同じポーズを取っていると、気づいたのか「あれー。素っ裸じゃないか~!」
大きな声が上がり、その声のほうに、一斉に眼が向いた。
「ホントだ、素っ裸だ。しかも、ヘアまで剃ってアソコを丸出しじゃないか!」そ
の声に人垣ができていく。
「いいね。こんな若い女の裸は…」
「綺麗だわ、嫌らしさがないし。私も、もっと若かったらヌードになってもいいのに
ね」皆が褒めている。
しかし(恥ずかしいわ。こんな大勢に、性器まで見られるなんて…)じっとポーズ
を取っていると「いた、いた。こんな所にいたか!」福島は4人が全裸でポーズを取
っている姿をカメラに収めていく。
「何だ、撮影か?」
「違いますよ。裸像と本物とではどっちが魅力的か、調べているんですよ」知ったか
ぶりで、撮りまくっていく。
(やめて。返って人が集まってきたわ)泣きたいのを堪えており(かなり効いたな。
そろそろ許してやるか)「もういいです、ご苦労様でした!」
「終わったんですね。撮影が…」
「はい、終わりました。もう服を着ていいですよ」
「わかりました」急いで着れば怪しまれるから、4人は冷静に振る舞っている。
シャツ、スカートと直に着込んで、ストッキングなどはバックに仕舞い込んでいく。
4人が着終えると人垣が消え、それに安心したのか「う、う、う!」今まで堪えてい
た思いが一気に込み上げてきた。
そこに「失礼ですが、素人さんとお見受けしましたが…」見知らぬ男が声を掛けて
きた。
「ええ。まだ慣れないもんでして…」福島はとっさに言い「やっぱりね。どうでしょ
う、4人で私のモデルをやって貰えないでしょうか。お礼も弾みますが?」
「モデルといっても、今日しか4人は揃いませんよ。それに3時には帰らないとい
けないし…」あまり、乗り気ではない。
「今すぐです。それに、すぐそこですから」見知らぬ男は強引に福島を連れて行き、
瑞穂達もその後を追う。
「実は、素人さんの緊縛画像のモデルを捜していまして」
「困りますよ。それじゃ、顔が写ってしまうし…」
「アイマスクをしますから、その心配は要りません。とにかく入って下さい」ドアを
開け、中に入れると「先生、モデルさんですか?」助手らしいのが3人いる。
「そうだ。ほら、急いで!」その言葉に助手達が準備を始めていく。
「本当に、顔は映しませんよね?」
「はい。アイマスクをしてから撮ります。絶対に、隠し撮りや変な事はしません!」
「それならやるよな。お金にもなるし」
だが(イヤです。そんな、いやらしいモデルなんて、イヤ!)黙ったままだ。
だが「喜んでやるそうです。お願いします!」(言ってないわよ。そんな事は!)
唖然とする4人だ。
「良かった。早速着替えて下さい。ほら、案内して!」助手達は4人を小さな部屋に
連れ込んだ。
「あの~。僕も撮らせて欲しいんです。素人なので、プロの方を参考にしたいんで
す。決して邪魔はしませんから」福島は何か考えがあるようだ。
「緊縛に、興味がおありで?」
「はい、縛られた女性を見ると興奮しますが…」
「それでしたら、いいでしょう。でも、公にされては困ります。こっちは、それで
食べているんですから…」
「そんなつもりは、毛頭ありません。ご安心下さい」
「信用しましょう、モデルを紹介して頂いた恩もあるし」2人が話しをしている間に
4人が現れた。
美智と知代は看護婦姿、瑞穂は和服、綾子はナイトドレスを着込んでいた。
「馬子にも衣装ですか…!」福島は、妖艶な4人に声も出ない。
「プロですからね。早速始めましょう」照明が灯され、それと同時に4人にロープが
巻き付けられていく。
「顔は映しません。でも、オ○ンコは撮りますよ」顔にマスクがかけられ、瑞穂か
ら撮影が始まり、両手首を縛られて吊り下げられた。
「いいね、いいよ」シャッターが押されていく。
「帯を解いて!」助手が帯を解いていき(プロは違うな…)福島も感心しながらスイ
ッチを押していく。
やがて、乳房と股間を露わにした姿にされた。
「いや、これはいやです!」両乳房が縛ら「ヒー!」乳房が引き上げられている。
「いいよ、いいね!」変形した乳房を撮っていくが、瑞穂は撮影中悲鳴をあげ続けた。
瑞穂が済むと美智と知代の番だ。
両手を後ろ手に縛られて、白衣が破かれていく。
「いや、いやです。やめて!」2人は、過去の忌々しい思いが蘇り(そうだったな、
2人は集団レイプされたんだっけ…)福島も2人を撮っていく。
やがて、2人が着ていた白衣はボロ切れと化し、乳房や股間は露わになっている。
「やめて、お願いやめて!」泣き叫ぶが容赦なく撮影が行われた。
2人は悲鳴と泣き声を上げ続け「はい、ご苦労様でした!」撮影が終わっても、2人
は泣いていた。
最後に綾子が縛られ、吊されていく。
「いや、やめていや!」綾子は全裸にされ、逆さ吊りになっている。
足がVの字に開かされ、淫裂を丸出しの姿にされた。
「いいね、これも…」
「イヤ、撮らないで。恥ずかしいから性器は撮らないで!」綾子が叫んでもシャッタ
ーは押されて、福島も押し続けた。
こうして、撮影は3時間程で終わった。
「助かりましたよ、これは謝礼です」紙袋を渡し(かなり厚いな。20万はあるぞ)
「ありがたく頂きます」それを受け取る福島だ。
そこに、着替えを済ませた4人が戻り「ご苦労様でした。帰りましょう」福島は4
人と一緒に出た。
出るなり「もう、あんな事は許して下さい」泣き声で言う瑞穂だ。
「私もイヤです。あんな、イヤな事をさせられるなんて」美智と知代も泣いていた。
「わかった、痛い思いはこれっきりだ。それより、早い夕食をおごってやるから機嫌
を直せ」5人は有名なレストランで早めの夕食を済ませてアパートに戻ってきた。
アパートに戻ると看護婦の美智と知代は夜勤なので出かけ、瑞穂も丈二の世話をし
ている。
「何だ、俺だけ1人か…」福島は1人部屋で考えていた。
「どうせなら、あの4人と一緒に暮らしたいな。でも、無理だろうな…」瑞穂達4人
に囲まれた夢を考えている。
「無理だよな。どう考えても…」諦めてカメラの画像をパソコンに吸い上げ、吸い
上げが済むとそれを見ていく。
「いいね、これが!」やはり、緊縛された画像が気に入り、その中から数枚を印刷し
ていく。
「これもいいや」乳房に食い込むロープや淫裂が写っている。
「そうだ、綾子がいたっけ!」印刷した画像を持って綾子の部屋に向かう。
「福島ですが…」ドアが開いた。
「何かご用で?」
「きょっと、見て貰いたくて」
「これから、お風呂なんですが…」
「だったら、ご一緒させて下さい」
「えっ!」驚く綾子だ。
「一緒に入りたいんですよ、綾子さんと」
「そ、そんな~!」眉間に皺ができている。
「そんなことより、これを先に見て下さい」強引に中に入り込み印刷したのを見せる
と、見るなり「イヤ、見たくもありません!」泣き出してしまった。
「綺麗ですよ、この姿が」綾子が逆さ吊りされた画像で、顔がアイマスクで誰だか
わからないが、淫裂まで映っている。
「これをどうする気なのよ。また、脅すつもりでしょう?」泣きながら言う。
「顔がわからないのに脅せないでしょう。これは芸術ですよ、大事にとっておかない
と。その内、僕が綾子さんを縛ってあげますから」
「イヤ、あんな事もうやりたくない!」
「いやか、仕方ないな。それよりお風呂じゃなかった?」
「そうよ、お風呂だった。ホントに一緒に入るの?」
「はい。何か、久しぶりにお姉さんの感じがしたもんで、甘えたくて…」心にもない
言葉を並べている。
「わかったわ、一緒に入るわよ」うんざりした顔で服を脱いでいき、福島も脱いで
いく。
「綾子さん、綺麗な体つきだね。お嫁さんに欲しいな」
「何言っているのよ、まだ学生でしょう。私を養えいないでしょう」綾子はもう全裸
になっている。
「綾子さん、手伝って!」
「わかったわ、手伝うわ」福島のズボンを脱がしていくと(膨らんでいる、またやる
気なのね)膨らんだ肉竿に不安を感じている。
パンツも引き下げ福島も全裸になって「入るわよ」2人は小さな浴室に入っていく。
「体を洗って欲しいな」
「わかっているわよ。座って!」石鹸を泡立て、背中に塗っていく。
「はい、今度は前よ」向き合った。
(イヤ、オチンチンが、まだ膨らんだままだわ…)目を逸らしながら洗っていく。
「ここもだよ!」
「そこは自分で洗って。お願いだから」
「ダメだよ、洗って!」福島は無理に肉竿を掴ませた。
「痛いわよ。やるから、放してよ」綾子は肉竿を洗っていく。
「今度は、僕が洗うね」綾子の体に石鹸が塗られていく。
「そこはいいわ」乳房が掴まれた。
「ダメだよ。僕の番だから」丁寧に撫でられて(イヤ、触らないで!)乳首が堅くな
り、その乳首も洗われる。
「ここは、特に丁寧にしないと…」
「いや、そこはいや!」福島の手を退けた。
「ダメだよ。洗わないと…」淫裂に手が伸び「ん、ん、ん!」声を上げまいと、堪え
ている。
暫く我慢していると、淫裂を丁寧に洗い終えた。
「終わったよ。入ろうよ」狭い浴槽に2人が入ると、体が触れ合い「綾子さん、いい
臭いがする」綾子に唇を押しつけながら乳房を撫でていく。
「だめ、もうだめ!」逃れようとするが、狭い浴槽では無理で、乳房を掴まれ、淫裂
に肉竿が押し当てられている。
「あがらないと…」(これ以上、一緒にいると危ないわ…)立ち上がろうとした。
「もう、あがるんですか?」
「だって、体も洗ったし…」
「だったら、僕も一緒に上がります」
(いいわよ、来なくても)迷惑顔だ。
浴室から上がり、体を拭いていくと「服は着なくていいよ。今夜は僕と愛し合うか
ら」言いだした。
「そんな事、困るわ。人目もあるし…」
「平気さ、もう知られたって構わないよ」福島は綾子に抱き付く。
「ダメ。そんなこと、ダメよ」しかし、強引に敷かれた布団に押し倒され「わかっ
たわ。乱暴にしないで、優しくしてよ」観念する綾子だ。
「今夜は愛し合おうね、綾子さん!」胸に顔を埋め、乳房を握りしめ、綾子も(やる
しかないわ。これからも…)肉竿を掴み、擦っていく。
(そうだ。それでいい)福島は覆い被さって、淫裂に肉竿を押し込むが「あ、あ!」
目を閉じていく。
「綾子さん、オ○ンコが気持ちいいよ…」もう、肉竿がピストンを始めて(良くない
わ。こんなの良くない!)堪える綾子だ。
そんな綾子に、お構いなしの福島はピッチをあげて淫裂の中で放出した。
「良かったよ、綾子さん」
「わかったわ。遅いからもう寝ましょうよ」
「ダメ、もう一回やるんだ」
「許して。もうやりたくないの…」
「ダメ。今度は四つん這いだ!」強引に四つん這いにして「あ、あ、あ!」綾子は深
夜まで、福島の肉竿で突かれた。
これを契機として、福島は4人の部屋に泊まるようになった。
それは、人妻の瑞穂も例外ではなかった。
「お願い、夫がいつ帰るかわからないのよ。許して!」
「そうは行かないよ。昼に出ていったから、今夜は戻らないだろう?」瑞穂のパンテ
ィを引き下げ撫でていく。
「う、う、う!」泣き出す瑞穂だが、無視して肉竿を押し込んだ。
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