「OL哀歌~美由紀編」

                     赤星直也:作
第31話 ランジェリー

 4人は30分ほど浴室で体を洗い、脱衣室に戻ってきた。
「皆さんは、どんなのを着るの。私、迷っているの…」陽子が照れくさそうに言うと
「私はこれだけど」体にバスタオルを巻き付けた美由紀はブラジャーを見せた。

 「あら、大胆ね」「これくらいじゃ、だめよ。もっと大胆でないと」絵里が話に割
り込んできた。
「絵里さんのはどんなの?」「私はこれよ!」「うわー!」歓声が上がっていく。
「陽子さんはどんなの?」

 「これよ!」恥ずかしそうに見せると「これだったら旦那さん、絶対に何回もする
わよ。羨ましいわ!」美由紀の言葉に顔を赤らめながら「だって、今日こそ子供をつ
くらないと!」と陽子が答えた。
「美由紀さんも二人目を作らないとね」絵里の言葉に、美由紀も顔を赤らめている。

 濡れた体をタオルで拭くと、4人は持ち込んだランジェリーを着ていく。
「すごいわ。絵里さん。下半身を丸出しにして!」陽子が叫ぶと「これ位じゃないと
ダメよ。スケスケもいいけどこれが一番だわ!」腹部までのスリップを着ている絵里
が言う。

 「陽子さん。それじゃあ、旦那さんを取られるわよ。これにしたら?」美由紀が陽
子を気遣うと「そうよね。こんなの普通よね」陽子は乳房と絨毛が透けた下着を脱い
でいく。
「悪いわね、美由紀さん」陽子は全裸になると乳首が固くなっていた。

 「あら、固くなってる!」絵里がその乳首を口に入れて吸うと「あ、あん。感じち
ゃうわ絵里さん!」陽子の背中を快感が走る。
「そうよね。旦那と楽しむつもりだもんね」
「からかわないでよ!」顔を赤らめながら陽子は、美由紀から渡されたランジェリー
を着ていく。

 淡いブルーのナイロン製のスリップは、陽子の全身を透かし「恥ずかしいわ!」鏡
に写る姿を見ているが、隠す役目をしてないランジェリーからは、乳房と股間の淫裂
が丸見えになっていた。
「いいわね。これなら旦那さん、何回も出すわよ」由佳も冷やかしている。

 「決めたわ。私もこれにする!」美由紀も陽子と同じタイプのスリップを着るつも
りだ。
美由紀の全裸を、うっすらと黒みを帯びたスリップが包んでいく。
見せるスリップからは、乳房と絨毛が丸見えになっていた。

 「私は古風なのよ」由佳は美由紀の股間をスリップの上から撫でている。
「由佳さんも着てよ」股間を撫でられている美由紀が由佳に言うと「着るね!」由佳
は体に巻き付いたタオルを外した。

 股間にあった竜の入れ墨が綺麗に消えて、肌も何ら普通と変わりない。
由佳は真っ黒なブラジャーを着けるが、カップが無くぽっかりと穴が空いている。
その穴に乳房を掴んで通していくと、ブラジャーから乳房が飛びだし、ツンと上を向
いていた。

 「いいわね。これもいいわ!」絵里と美由紀も飛び出している乳房を撫でていく。
「恥ずかしい。乳首が固くなっていく!」顔を赤らめる由佳だ。
その後、ストッキングを履くが、太股までありガーターベルトを付けてストッキング
を吊った。

 「それは、履かない方がいいわよ」絵里が言うと「でも、恥ずかしい!」由佳は手
にパンティを持って、履こうかと迷っている。
「私もそれは履かない方がいいと思う…」陽子も丸出しになっている由佳の淫裂を撫
でながら言うと「絵里さんと陽子さんが言うならそうする」履こうとしたパンティを
しまい込んでいく。

 「全員用意ができたわね。これをいきなり見せたらお終いだから、これを着ましょ
うよ」美由紀は用意しておいた浴衣を渡した。
「そうよね。じらしながら見せた方がいいわね」4人は笑顔になって浴衣を着込んで
リビングに戻った。

 リビングでは陽子の夫と、美由紀の夫が退屈そうにテレビを見ていた。
「あなた、2人ともお風呂に入ってきたら?」美由紀が言う。
「そうよ。上がったら着るのはこれだけよ」陽子は夫に衣服を渡そうとした。

 「陽子さん。だめよ、準備してあるから。繁之さん、後は男同士でお願いね」
「任せておけ!」繁之は陽子の夫を連れて浴室に入り、30分ほどしてリビングに戻
ってきたが、2人は上半身は裸で、下半身に小さな腰巻きが巻かれている。
それは、辛うじて2人の股間を隠している程度だ。

 「2人ともここに座って。隣は陽子さんと美由紀さんよ」絵里が気を使って言う。
そして、室内の照明が消され、変わってカクテルライトが室内を照らしていく。
キラキラと光るカクテルライトは、女性の4人を妖しく照らしている。

 繁之達の股間が膨らんでいくが「私からやるわね。しっかり見てて!」絵里は音楽
に合わせて体を動かしだした。
「綺麗だ、姉さんが!」「本当だ。興奮してきた!」2人は自分の妻の胸を揉んでい
る。
(興奮してる。チンチンが固そう!)陽子は夫の股間を撫でて信じた。

 そんな中で、絵里が浴衣を脱ぐと(オ○ンコが丸出しだ!)2人の男は興奮してい
る。
絵里はじらしながらも浴衣を脱ぐと、乳房と股間を皆の前に晒され、カクテルライト
が乳房と股間を妖しく照らしている。

 「綺麗だわ。絵里さん!」由佳もライトに浮かぶ絵里の姿に興奮している。
浴衣を脱ぎ終えた絵里は、次に美由紀がやるように指名した。
「がんばれよ。お前の別な姿を見せてくれ!」繁之は美由紀にハッパを掛けている。