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「波瀾のOL」
赤星直也:作
第28話 仕事の依頼
晴美が、北野の屋敷でメイド代わりを終えて、出勤すると「晴美、困った事になっ
たわよ」郁恵が話しかけてきた。
「困った事って、何なのよ?」
「東京交易が、買収されるそうなのよ…」
「そうなったら、ジュリーはどうなるのよ?」
「危ないわね。東京交易があったからやって行けたけど、ジュリーだけでは無理かも
ね」
「そうなったら、今までの苦労は何だったのよ」情けなさを感じる晴美だが、どうす
る事もできない。
鈴木と高橋も思案したが、単独では無理と考えてジュリーの売却を考えていた。
そんな、2人の考えを見透かしたかのように、大手通販会社から声が掛けられ、2人
は東京交易とも相談して、ジュリーの権利を売却する事にした。
そうなると、今いる社員の処遇が問題になって「首はイヤです、生活できません…」
泣き出す社員もいる。
「安心しろ、首にはしないから!」なだめながら、次の事業を計画していると、佐
藤から「実は、人手がなくて困って…」思わぬ依頼が来た。
佐藤は、持ち株会社から、販売イベントを依頼されて、ジュリーに手伝って欲しいと
頼んだ。
話を聞いた鈴木は承知し、社員がコンパニオンをする事になり、それをヒントに、鈴
木と高橋はイベント会社を設立て、ジュリーの社員を雇う事にした。
それから、1ヶ月後、東京交易とジュリーは消滅して、ジュリーの社員はイベント
会社の社員となって、教育を受けていた。
その間も、社員達は大手の会社を回って、会社の案内をしていくが、なかなか理解は
して貰えない。
それでも、会社周りを行って、どうにか衣料品会社のモデルの仕事を得た。
晴美達は、特訓を重ねて佐藤から頼まれたイベントのコンパニオンを、実践する日
を迎えた。
皆が緊張しながらも、訪れたお客の対応して無難にこなしていく。
だが、イベントは1週間程で終わり、次の仕事を探さなければならない。
晴美や郁恵達は会社を回っていくが、なかなか仕事が見つからず、会議が行われ
「一晩付き合えば仕事やるといわれました…」早希が悔しそうに言う。
その言葉に「私もよ。セックスさせたら、仕事をくれるって!」夏美も言い「私も言
われた!」次々と声を上げだした。
「セクハラよ。仕事を口実にセックスさせろだ何て!」晴美は憤りを感じているが
「仕事が先だ。一晩だけ抱かれて、仕事を貰え!」鈴木の意外な言葉に、呆然となっ
た。
「鈴木さん、本気ですか、セックスしろだなんて!」
「言っただろう、仕事がなければ食っていけないぞ。イヤでも抱かれるんだ!」強い
口調に「好きでもない人に抱かれるなんて…」泣き出す社員達だ。
「仕事を貰った社員には、特別ボーナスを出そう。それに、休暇も認めるぞ」言う
鈴木だが(そんな事言われても、セックスする身にもなってよ…)皆黙り込んだまま
だった。
しかし、鈴木から言われたからには、やらない訳には行かず、晴美達は仕事を貰う
条件で、それぞれの会社の担当者と、一緒にラブホテルへと向かった。
ホテルに入ると、服を脱ぎ全裸になって抱き合う。
「やさしく入れて下さい…」そう言うが、欲望に満ちた肉竿が、荒々しく淫裂を突
き刺していく。
「痛いからゆっくりして…」顔を歪めながら頼んでも、聞き入れられず、むしろ動き
が早まっていく。
それに、両乳房が乱暴に揉まれ出した。
「そんなにされたら、痛いだけです…」目を閉じて、されるがままにしている。
肉竿は動きを速め「ヌチャ、ヌチャ!」湿った音を上げ、淫汁も流れてきた。
担当者は「気持ちいい…。もうすぐだ…」満足そうに、肉竿をピストンして、絶頂を
迎え動きを停めた。
「ダメ、お腹はイヤ!」膣内への射精を逃れようとするが、肉竿は噴射を始めた。
「イヤよ、できたらどうする気よ!」泣き顔になるが「薬があるじゃないか」平然と
している。
(勝手な事言わないで。こっちの身にもなってよ)怒りを堪えていると「早速だけど、
明後日から、4人程来てくれないか…」仕事の話が出た。
その仕事を受けると、ラブホテルから会社に戻って鈴木に報告し「そうか、4人か。
頑張ったね」労いながら、次の仕事を指示される。
だが、そんな事で仕事が長続きするはずがなく、飽きられたのか、会社訪問をしても
いい返事が貰えない。
「このままでは、食っていけないな…」鈴木と高橋は話し合うが、案は出なかった。
窮地に立たされた新会社だが「パーティを盛り上げて欲しいの」富豪で知られる相
原智代から晴美に依頼が入った。
晴美は、早速話を聞くため、智代を訪ねると「女性だけのパーティをしたいの」と打
ち明けられる。
「女性だけのパーティですね?」
「そう、でも、普通のじゃないの。ちょっと変わったパーティよ」智代は笑顔で応え
ると、晴美を抱きしめた。
それには「な、何をなさるんですか?」慌てて言うと「意味わかるでしょう。お礼
はタップリ弾むから、相手して欲しいのよ」ボタンを外して手を入れてきた。
(レズだわ、相原さんはレズだったんだ!)驚く晴美を尻目に、ブラジャーも捲り上
げて乳房を掴んだ。
「いいオッパイだわ。これなら文句なしね」そう言って、乳首を吸い出す。
「ダメ、そんな事されたら…」智代の頭を抑えると「仕事が欲しいんでしょう。悪い
ようにはしないわよ」今度はスカートを脱がそうとしている。
「仕事は欲しいです。でも、ここでは、イヤです…」
「そうね。だったら、場所を変えましょう」智代は晴美を別な部屋へ連れ込んだ。
「ここなら、邪魔は入らないわよ」そう言うと服を脱ぎだす。
(本気だわ、レズはイヤだけど、仕事が欲しいし…)悩むが、智代に倣って、服を脱
ぎだした。
それには、智代も笑顔になり、下着も脱いで全裸になり、晴美も同じように全裸にな
った。
「綺麗な体ね。ここも綺麗よ」乳房を撫でると舌でなめ、手と舌が淫裂へと向かっ
ていく。
「そこは汚いです…」淫裂をなめられ、頭を抑えるが「汚くないわ。綺麗よ、このオ
○ンコ!」隠語が飛び出す。
「オ○ンコだなんて…」智代から出た言葉に戸惑うが「じゃあ、何て呼ぶの?」笑顔
で指を膣の中に押し込んだ。
「あ、あ、あ~!」すかさず声を上げると「じゃあ、何と言うの?」指を動かしな
がら聞く。
「せ、性器です…」快感に、上擦りながら言うと「そうとも言うけど、オ○ンコが普
通の言い方よ」指の動きが速めた。
「あ、あ、あ~!」(気持ちいい…。指でも感じていく…)快感を覚え「オ○ンコよ。
ここはオ○ンコと言うの」乳首も吸い出す。
それには「オ○ンコ…気持ちいいです…」喘ぎながら応えた。
「そうよ、オ○ンコよ。気持ちいいでしょう。あなたもやるのよ」智代は向きを変え、
シックスナインになって晴美の淫裂をなめ出す。
「いいわ、凄くいい…」淫裂から汁を流しながら喘ぎ(私もやらないと…)目の前に
ある智代の淫裂を指と舌で愛撫していく。
「そうよ、それでいいのよ」智代も淫裂から汁を流し出し、喘ぎ声を上げだした。
2人は30分程、淫裂と乳房を愛し合うと服を着ていく。
服を着終えた2人は、また話し合いだした。
「パーティの意味わかったでしょう。秘密が守れる人でないと困るのよ」
「それはご安心下さい。口の堅いのが、取り得ですから」
「それならお願いするわ。玩具も用意しておくし…」智代は細かい説明をし、それ
を聞いている晴美だ。
智代から仕事を貰った晴美は、事務所に戻ると鈴木に報告したが、レズのパーティだ
とは言わなかった。
鈴木に報告すると「今度の仕事なんだけど…」郁恵に正直に打ち明けると「面白そ
うね、レズもやってみたいし…」その気になっている。
「よかった。断られたらどうしようかと思って」
「それより、もっといないと、ダメなんでしょう?」
「そうなの、最低でも5人必要なの…」
「だったら私に任せて。口の堅いのを選ぶから」こうして、郁恵が女性だけのパーテ
ィ参加者を決めた。
選ばれたのは、2人以外は朋美、桂子、由里の3人で「うまく行ったらボーナスを
出すそうよ。それから、ヘアだけど、剃らないとダメなの…」
晴美が説明すると「そうよね。お口でやるから、剃らないとね」皆が絨毛を剃るのを
承知した。
「よかった。これで何とかなる」一安心の晴美は、仕事を終えてアパートに帰ると、
浴室に入った。
「恥ずかしいけど、剃らないと」石鹸を泡立てて、絨毛に塗り込んで剃りだす。
そこに「晴美、居る~!」真美が入ってきて「一体どうしたの、ヘアを剃るなんて?」
驚き顔だ。
「これには、訳があって…」仕事の事を話すと「私にも手伝わせて。晴美が心配だ
し」と言い出す。
「ありがとう。それなら、真奈美さんも剃らないと…」
「そうね、ヘアは生えるしね」真奈美も服を脱ぎ、全裸になると絨毛を剃っていく。
「恥ずかしいわ。こんなヒラヒラだし」
「恥ずかしくはないわよ。まだ綺麗だし」お互いの淫裂を撫で合うと「今夜、やろう
よ」2人は抱き合ったまま浴室を出て、ベッドに倒れ込んだ。
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