「波瀾のOL」   
                                 赤星直也:作
第23話 職場復帰の工作


 翌日、事務所には高橋の他に、鈴木がいた。
皆が集まると「糸川真一を知っていると思うが、裁判が始まったそうだ。皆には危害
が及ばないと思うけど、注意だけしてくれ」高橋が説明した。
「それから、鈴木さんも事業に参加する事になった。よろしくな」その後で鈴木が挨
拶していく。

 それが済むと「今日の仕事だけど、モデルを頼まれたんだ。今すぐ脱いでくれ!」
それには「頼まれたって、まさか、鈴木さんにですか?」
「そうだ、経営者だけども、依頼主でもあるんだ。綺麗に撮るよ」そう言われれば脱
ぐしかない。

 4人は下着も脱いで全裸になると「ここに立って!」注文が付けられた。
鈴木はポーズを付けさせて、カメラに収めていくが、性器も撮っていく。
「お願いですから、これは撮らないで下さい…」Mの字になった4人は股間を押さえ
た。

 「ダメだ。それも、撮るから手を退けろ!」手を退けるとスイッチが押される。
「高橋さん。わかりますか、違いが?」鈴木が聞いた。
「はい。4人のオ○ンコが、それぞれ違ってますよ」
「でしょう。ですから、撮りたいんです」4人が並んで淫裂を晒すのも撮られた。

 鈴木は1時間程、4人を撮ると「高橋さん、この子が可愛いね」佳子を指さした。
「この際ですから、やって下さい。私はこの子としますから」朋美の腕を引いた。
「高橋さん。まさか、ここで、セックスをしろとでも?」
「そうだ、顔合わせだからな。明日は郁恵と晴美だぞ!」そう言うとズボンを脱ぎだ
す。

 「イヤ、セックスはしません!」2人は股間を押さえて言う。
「どうやって、生活するんだ。それに、お前を追い出した奴らに、仕返ししたくない
のか?」
「仕返ししたいです。でも、セックスはしたくないです…」

 「イヤなら、俺は手を貸さない。今が、絶好のチャンスなんだがな…」
「チャンスと言いますと?」
「ジュエリーの管理職は、お得意から干されそうなんだ。俺が仕組んだ策で!」
「それじゃ、お得意が相手にしないのは、鈴木さんの策でしたか…」

 「知ってたんじゃないか。そうだよ、あいつら鼻を高くしているから、へし折らな
いとな!」鈴木もズボンを脱いで行く。
「わかりました。セックスしますから、膣での射精だけは、やめて下さい」
「薬があるじゃないか。オ○ンコに出すのが一番気持ちいいんだ。我慢しろ!」高橋
が言うからには逆らえない。

 「わかったようだな、行くぞ」鈴木は佳子に抱きつき、乳房、淫裂と撫でてから、
肉竿で突き刺した。
すかさず「あ、あ、あ~!」喘ぐ声を上げ出すと「俺も行くか!」高橋も、朋美の淫
裂に肉竿を押し込んでいく。

 「あ、あ、あ~!」喘ぎ声を上げだすと「お前達が作った会社だから戻りたいだろ
う?」ピストンしながら聞いた。
「戻りたいです…。あの会社に…」
「だったら、言う事を聞くんだ!」肉竿の動きを速めていく。

 「約束して…。元に戻すって…」息を乱しながら佳子が聞くと「約束するよ。その
変わり楽しませてくれ!」佳子を起こして、馬乗りにさせた。
「わかりました。オ○ンコに出しても構いません…」佳子は腰を上下に振り、揺れる
乳房を揉まれていく。

 「私も、戻して下さい…」朋美も喘ぎながら言うと「勿論だ。オ○ンコしたからに
は、約束する。それより、後ろからやりたいんだ」
「わかりました」素直にも、朋美は四つん這いになって、淫裂を突かれていく。
(そうか、戻れるチャンスなんだ。それならセックスも我慢しないと…)晴美と郁恵
は2組の性行為を眺めて思案していた。

 その2人の前で「でる!」射精が行われ、淫裂から相次いで精液が流れていく。
「スッキリした。明日もやるからな」鈴木と高橋はズボンを履いていくが、朋美と佳
子は淫裂を拭いている。
「これから、面白い事が始まるが、お前達は大人しくしていろよ」2人は、4人の乳
房を揉み、乳首を吸っていく。
(面白い事って、何かしら?)晴美達には、思いつかなかい。

 それから、数週間が過ぎた。
4人が、夕方になるとバーで働いていたが、高橋と鈴木が訪れた。
「急いで着替えろ。下着は着けなくてもいい!」
「下着なしって、ヌードですか?」
「さあ、それはわからない。とにかく急ぐんだ!」いわれるまま4人は制服を脱ぎ、
パンティも脱いで全裸になると、服を着ていく。

 「一体、どういうつもりかしら。もしかして、セックスかも?」
「それはないと思う。4人で相手したはずだし」
「そうよ、私もそれはないと思う」話しながら服を着込むと4人は夕方の町に出た。
 
 駅から電車に乗って、見覚えのある町を歩いていくと、イベントに使う建物が見え
た。
「高橋さん、あそこで何かあるんですか?」
「ああ、面白いショーがあるんだよ…」意味の分からないまま、4人は2人の後を追
って入ると「下着&アクセサリーショー」と「未成年者お断りの看板」が目に付いた。

 「ヌードモデルを、させるんですか?」看板を見るなり、尋ねると「素っ裸になり
たいなら、やってもいいぞ」その気はなさそうだ。
「とにかく、見ればわかる」中に入ると、カップル連れで混んでいる。
6人が、用意されていた席に座ると同時にショーが始まった。

 けたたましい音楽と共に、ライトが煌々と照らされた中に、女性が浮かぶ。
女性が、こちらに向かって歩いてくると、透けた下着を着ており、乳房や股間の絨毛
が透けて見える。
(あれはジュリーのセクシー下着だ…)取り扱っていた下着だから、忘れる事はない。
女性がさらに近づくと朋美が「由里よ!」大きな声を上げた。

 その声に、気づいたのか女性は泣きそうな顔になり、目を伏せて前を歩いていく。
「いいね、オッパイとヘアの生え具合が!」
「オッパイも、形がよければいいのに」高橋と鈴木は由里と呼ばれた女性に声を掛け
た。
(そうか、これは仕返しなんだ!)4人はやっと理解できた。

 「態度は大きかったけど、オッパイは小さかったんだ!」
「ヘアも手入れしないと、嫌われるわよ!」晴美達も加わり、声を掛けていくと、目
尻から涙がこぼれていく。

 それでも、女性は開場を一回りして戻ると、別な女性が現れた。
この女性は、乳房が飛び出すブラジャーを着け、股間のくりぬかれたパンティを履い
ている。
「あなた、早希でしょう。オッパイ垂れていたんだ!」早速、侮辱の言葉を投げかけ
ている。
「乳首、黒いわよ。結構、遊んだのね!」早希と呼ばれた女性も、4人に気付いて、
顔を伏せて歩いていく。

 その後も、4人は隠す役目のしない下着を着込んだ女性に「態度もでかかったけど、
腹もでかいんだ!」
「何だ、ペチャパイじゃないのよ」侮辱する言葉を掛けていく。

 セクシー下着を着た女性達は、着替えながら数回会場を回り、照明が暗くなり休憩
となった。
「スッキリしたか?」高橋の手が、朋美のスカートの中に入った。
「スッキリしたけど、手が…」
「我慢しろ。今夜は、一緒に泊まるんだから」指が淫裂を撫でていく。

 「分かりました。ですから、指を抜いて…」周りを気にしながら、手を押さえると、
手が退けられ、今度は、晴美のスカートの中に入っていく。
「今夜ですよね。分かっていますから手を退けてください…」
「聞こえていたのか。それならいい」手が退けられる。

 鈴木も佳子のスカートの中に手を入れて淫裂を触っていく。
「分かっています、相手します…」
「それならいい」手が退けられ、郁恵のスカートを掴むと「今夜ですよね、お相手し
ます」郁恵は先手を打って鈴木の股間を撫でた。
「わかっているならいい」手を退けた。

 そして、開場では、また音楽が掛けられ、照明が灯された。
「ヌードよ、フルヌードでやると思う!」4人がそう確信すると、その通りに、全裸
姿にキラキラ輝くアクセサリーを身につけた女性が現れた。
「早希。さっきあった、ヘアを剃ったの?」その声に、黙ったまま、顔を背けて通り
過ぎるが、先程生えていた絨毛が、根本から剃れて淫裂が丸出しだ。

 「ヒラヒラ大きいわよ。彼氏に嫌われるから手術したら!」
「そうよ、それに黒ずんでるしね。結構セックスしたんでしょう?」また、侮辱する
言葉を投げていく。
こうして、ジュリーの女性社員の皆が全裸になり、しかも股間の絨毛を剃って、モデ
ルをした。

 アクセサリーのショーが済むと、皆が全裸になってダンスをしていく。
「凄いわ、ヒラヒラが揺れている!」4人も感心してみていると「我慢できないよ!」
高橋は、郁恵のスカートを、脱がしに掛かった。
「ダメ、別な場所でしよう。それに、ダンスもやるから!」ヌードダンスで、発情し
たのを知っている。

 「仕方ない、我慢するよ。ヌードダンス、約束したよ!」素直に手を退けられた。
(ヌードダンスか、やった事ないけど面白そうね…)4人もジュリーの社員が乳房を
揺らせ、淫裂を晒すダンスに興奮している。