「波瀾のOL」   
                                  赤星直也:作
第4話 過激な下着

 「どうしたの。そんなに怖い顔して」美紀は笑顔で、服を脱ぎだす。
「お店はいいんですか?」両手で乳房と股間を押さえて言うと「秀夫がやってくれる
んだって。だから2人で楽しまないと」美紀は下着だけになった。

 「でも、高橋さんだけでは大変でしょうから、私も手伝わないと…」脱がされたパ
ンティを拾い、履こうとすると「1人で十分よ。それとも私が嫌いなの?」持ったパ
ンティを取り上げられた。
「嫌いじゃありません。お店が心配で…」

 「だから、大丈夫と言ってるでしょう」美紀は下着も脱いで全裸になった。
(こうなったら、やるしかないわ)覚悟を決めると、美紀に抱きつき唇を重ね、手で
淫裂を撫でてから指先を膣穴の中に入れた。
「そうよ、そうするの…」美紀は満足そうに声を出し、晴美の乳房を撫でていく。

 そして、2人は抱き合ったままベッドに倒れ「後ろからして…」美紀はペニスバン
ドを晴美の股間に取り付け、四つん這いになり、尻を向け「それなら、入れます!」
ペニスを掴み、淫裂に押し当てると、グイッと押し込んだ。
「あ、あ、あ~!」すかさず、美紀の喘ぎ声が上がり、髪を振り乱している。

 (こんなのでも、気持ちいいんだ…)晴美が、両手で腰を押さえて、ペニスをピス
トンしていくと「いいわ、凄くいい!」声を上げ、淫裂から汁を流し出す。
それでも、ピストンしていくと「行く~!」叫んでベッドに崩れた。

 (行ったんだ…)腰のベルトを外し、服を着て、着終えると店に戻るが「丁度よか
った。俺、急用が出来たんだ。後を頼んだよ」高橋は店から出て行く。
「仕方ないわね」着替え室に入り、制服に着替えると店に出た。

 店は、まだ昼過ぎと言う事で客はあまりいないが、途切れることなく入ってくるか
ら、それなりに忙しかった。
「早く戻ればいいのに…」美紀を待っているが、なかなか現れず「あら、晴美さんが
店番してるんだ!」真美が現れた。
「そうなの、美紀さんが来ないのよ」
「仕方ないわね」真美は急いで着替えを済ますと戻ってきた。
「助かるわ。1人だときついのよ」真美が加わると余裕で接客が出来て、むしろ、余
裕があった。

 余裕があれば、自然と身の上話が上がり「真美さん、あそこでモデルって、いくら
なの?」尋ねた。
「人数によって変わるけど、15万は堅いわよ」
「そんなに貰えるんだ。服は脱ぐんでしょう?」
「勿論よ。全部脱いで、ヘアも性器も見せるの」
「恥ずかしくないの?」
「仕事だから、恥ずかしくはないわよ」真美が平然と言うと、晴美は黙り込んでしま
った。

 反対に「晴美さんも、脱いだんでしょう?」と聞かれた。
「ええ、あそこも見られたの…」思い出したのか、顔が真っ赤になった。
「それくらい平気よ。オ○ンコした訳じゃないし…」
「そんな、オ○ンコだなんて…」赤い顔が、さらに赤くなっていくと「晴美さん、処
女じゃないわよね?」その言葉に頷く。
「いずれ慣れるわよ。それに、男には気を付けないとダメよ」その言葉に(真美さん
も訳がありそうね。だからヌードになったんだ)晴美は推測した。

 晴美は美紀の現れるのを待っていると、夕方の6時近くになって、店に現れた。
「遅くなってゴメンね。晴美さんは時間外扱いにしておく。それから、これがお詫び
の下着よ」袋を渡した。
「下着ですか…」
「そうよ。明日はこれを着てくるのよ」
「わかりました」返事をしてアパートに戻った。

 アパートに戻ると、封筒が気になり、開けると20万が入っていた。
「モデル代って、1人1万なんだ。性器も見られたから当然かな?」独り言を言って、
封筒に仕舞い、風呂のお湯を沸かして食事の準備を始める。

 1人分の食事を作り、それを自分で食べると、寂しさが感じられる。
「真一さんがいたら楽しいのに…」そう思うが、警察の監視下に置かれているから無
理で、後かたづけを済ますと浴室に入った。

 下着を脱ぎ、全裸になって体を洗うと「そうよ、射精されたんだ!」思い出したの
か、膣の中を丁寧に洗うが「出来ていたら、どうしよう。産むのはイヤだし…」まだ、
糸川に未練があるようだ。
「避妊薬を飲めば安心よね。確か、日曜でもやってる病院があったはずだし」思い出
したのか、全身も洗いだす。

 体を洗うと、浴槽に浸って暖めるが「下着を貰ったわ。明日着てこいと行ってたけ
ど」美紀から渡された下着が気になっている。
「どんなのかしら?」浴槽から上がり、タオルで濡れた体を拭くと、浴室から出て袋
を開けた。

 「イヤらしい、オッパイが見えちゃう!」手に取ったのはブラジャーだが、黒い縁
取りだけで、カップがないから、乳房の膨らみが飛び出していく。
「もしかして、パンティも…」取りだし、広げると黒いが薄い生地で、向こうが透け
て見える。

 「ヘアが丸見えだわ。性器だって、見えちゃう!」呆れながらも、美紀から言われ
ているから、着るしかなく、鏡を見ると「オッパイが飛び出てる。それに、ヘアも丸
見えだ!」驚きながらも「この上に着るから、隠れるし」自分に言い聞かせながら、
眠りについた。

 翌日の日曜日、晴美は休日でも診療している病院を訪ねた。
受付を済ませ、待っていると呼ばれて診察を受けたが「大胆ですね!」透けるパンテ
ィに看護婦も驚いたようだ。
「彼氏の好みですから…」嘘を言って、下半身を剥き出しにすると、診察台に乗せら
れ足を開かされた。
性器を見られるのは恥ずかしいのか、手で隠すと「それでは、治療出来ません!」注
意される。

 渋々、手を退けると淫裂が広げられ、膣穴に洗浄液を入れられた。
それを数回繰り返すと、診察台から降ろされ、脱いだパンティを履いていく。
それが済むと「射精されたのは何時ですか?」医師が聞く。
「昨日です」
「これからは、避妊具を付けてやるんですよ。万が一があるので、多めに出しますか
ら」医師から注意を受け避妊薬を処方して貰った。

 その後、美紀の店に行くと真美がいた。
「真美さん、朝から仕事ですか?」
「そうなの。急に美紀さんに言われて…」2人が話していると「晴美さん、待ってい
たわよ、これから行こう!」美紀が現れ、晴美と一緒に店を出た。

 電車を乗り継ぎ、15分ほどして降りると、住宅街が広がっている。
その中を歩いて「ここよ」玄関のチャイムを押した。
すると「姉さん、待っていたよ」高橋が現れ(もしかしたら…)不安がよぎるが「行
こうよ」急かされて、家に入った。

 家に入ると、数人の男性がいて「今回は当たりですね。良いじゃないですか!」目
を輝かせて言う。
「苦労したんですよ。弾んで下さいよ」高橋も意味ありげに言い「わかりました。早
速始めましょう」男達はカメラを取りだす。

 「聞いたよね。晴美さん、脱いで!」思わぬ言葉に「そんな事、聞いてません!」
首を振った。
「会社に知られてもいいのか?」高橋が脅すと「わかりました。ヌードになりますけ
ど、秘密は守ってください…」泣き声になって服に手を掛けた。

 シャツを捲り上げると、役目のしないブラジャーが現れ「準備がいいね!」スイッ
チが押されて閃光が瞬く。
(このために、下着をくれたんだ…)美紀の意図がわかり、美紀を見つめながらブラ
ジャーから飛び出した乳房を晒した。
シャツを脱ぐと、スカートも脱いで、透けたパンティにも「いいよ、凄くいい!」ス
イッチが押され続ける。

 晴美は閃光が瞬く中で、ブラジャー、パンティと脱ぎ全裸になると、両手で股間と
胸を押さえた。
「恥ずかしがらないで。両手を頭にやって!」注文が付けられて、言われるまま乳房
と絨毛を晒すと、スイッチが押されて、閃光が瞬き続ける。

 「次は、椅子に足を上げて!」(性器だわ、性器まで撮る気だ…)言われれば逆ら
えないから、片足を椅子に乗せて、淫裂も撮られていく。
(オッパイは我慢するから、性器だけは撮らないでよ…)逃げたい気分だが、言われ
るままのポーズになっていく。

 撮影が始まってから、1時間が過ぎて休憩になった。
「晴美、昨日オ○ンコに出したけど大丈夫か?」高橋が聞くと「病院でやって貰った。
それに薬も飲んだから…」と答える。
「そうか、それなら出してもいいな」意味ありげに言って服を脱ぎだす。
「イヤ、セックスはイヤ!」」怯えて、両手で股間を押さえた。

 「そうは行かないよ。やって貰わないと!」カメラを持った男達も言いだし「そう
よ、秘密を守りたいんでしょう?」美紀も言う。
「人前ではイヤ。2人きりでしましょう!」
「それじゃ、写真にならないぞ。カメラの前でオ○ンコしてくれ!」勝手な事をいい、
カメラを構えると、服を脱いだ高橋が晴美を押し倒して上に乗った。

 「やめて、お願いです!」逃れようとするが「秘密を守りたいなら、おとなしくや
らせろよ!」淫裂に肉竿を押しつけた。
(レイプよ、これはレイプだ…)逃れようにも、膣穴には肉竿の先端が入った。

 「抜いて、お願いです…。う~!」肉竿が、一気に押し込まれ、呻き声が上がった。
「おとなしく、やらせればいいんだよ」なおも、肉竿を押し込むとピストンが始まり、
それをカメラが撮っていく。
「イヤ、セックスは撮らないで。ヌードだけにして~!」
「これを、撮らないやつはいないぞ。滅多に撮れないし」向きを変えて撮っていく。

 高橋も肉竿のピストンを速めて「交代だ。わかっているよな」晴美を起こして馬乗
りにさせた。
「やるんだ!」両乳房を握り締め催促すると、諦めたのか腰を動かし出す。
「そうだ、それでいい!」満足そうに乳房を揉み、カメラに収まった。
晴美はなおも腰を動かしていくと高橋は噴射間近になった。
「イヤ、お腹はイヤ~!」放出から逃れようとするが、腰を押さえられ膣奥に噴射さ
れた。

 「ゆっくりです。一気に抜かないで!」カメラが構える中、ゆっくり腰を浮かすと
淫裂から白い液体が流れ出た。
それを逃すまいと、カメラのスイッチが押され閃光が瞬いていく。
(射精された性器まで撮るなんて…)泣き顔をしながら足を開かされて、淫裂を撮ら
れた。
射精が済むと、高橋は起きて服を着ながら「ここまでだ。服を着ろ!」その言葉で、
晴美も淫裂を拭き、服を着ていく。
そして、服を着込むと「謝礼です」封筒が渡され美紀と晴美は家を出た。