「薄倖の星の下に」

                               赤星直也:作 
第2話 落とし前
    
 瑞穂がいつもと違い、1人で家を出て会社に入ると秋子の嫌がらせが待っていた。
「どう、落とし前付けたの?」
「秋子さん、どのように落とし前を付けたらいいんでしょうか?」
「落とし前がわからないの。坊主よ、坊主になりなさい!」
「許してください。それ以外ならしますから頭を剃るのだけは許して下さい」瑞穂は
坊主と聞いて泣いてしまった。

 「バカね。誰も頭を坊主にしろとは言っていないわ、ヘアよ、あそこのヘアを綺麗
に剃るのよ」
「アンダーヘアをですか?」
「そうよ、剃ったヘアを袋に入れて差し出さしなさい。そうしたら、許してあげる」
「剃ります。ヘアを剃りますから許して下さい。ですから、今まで通りに教えて下さ
い」
「わかったわ。全てはヘアを剃ってからよ」秋子は冷たく言い放す。

 その日、瑞穂は憂鬱だった。
(お父さんにレイプされた上、ヘアを剃るだなんて…)仕事でもミスが目立って「何
やっているんだ。もう1月も経ったんだぞ!」中畑の叱責が飛び「すみません。やり
直します」平謝りし、それを(ふふふ。面白くなってきたわね)秋子は横目で見てい
る。

 どうにか勤務を終えると、万が一を考えて病院で診察を受けた。
「諸星さん、お入り下さい!」婦人科を訪れたのは、初めての生理の時で、その時は
養母と一緒だったが今回は一人きりだ。
「どうなさいましたか?」
「失敗しました。一応洗ってきましたが…」小さな声で言う。

 「わかりました、処置しましょう。そこで、下半身を脱いで下さい」瑞穂はスカー
ト、パンティと脱いで下半身を露わにした。
「そこに寝て下さい」ベッドに横になると、足を開いて淫裂を露わにする。
「動かないで下さいね」淫裂の中に冷たい液体が流れていく。
それに、お尻にはステンレス製のパレットが押し当てられている。
(恥ずかしい。性器を触られているなんて…)顔を背けていた。

 暫くして「はい、終わりました」濡れた淫裂を看護婦が拭き「ありがとうございま
した」急いでパンティ、スカートを履いていく。
「薬を出しておきます。万が一に備えてです。ホルモン剤ですから少し副作用があり
ますよ」

 「妊娠は、絶対ないですよね?」
「ありません。受精してもそれを出しちゃうから妊娠はしません。ただし、3日以内
ならだけどね」
「3日以内に飲めばいいんですね?」

 「そう。それから予防としてピルがあるわ。それを飲んでおいた方がいいかもね。
まだ、若いから妊娠に注意するのよ」
「それを、貰えませんか?」
「わかっています。処方箋を書いて置きます」瑞穂は病院を出ると薬局でピルを買い
求めた。

 家に戻ると薬を飲んが、まだ憂鬱が取れてない。
家事を済ませ、秀樹と一緒に夕食を摂っても無言で(お父さんも辛いのね。お母さん、
どうしたらいいのよ…)明日の準備を済ますと浴室に入って秋子に言われた事を始
める。

 石鹸を泡立てて、絨毛に塗っていく。
「これで剃ればいいのね」カミソリを股間に当てて引いていくと「ジョリ、ジョリ!」
絨毛か消え、剃られた絨毛はビニール袋に詰めていく。
やがて、全ての絨毛が消え去り、ビニール袋に詰め込まれた。

 「性器が丸見えだわ。恥ずかしい!」絨毛が消え去ると、ピンクの淫裂が露わにな
って2枚の肉襞が飛び出ている。
「これで良しと…」剃った絨毛を大事に持って浴室から出た。
だが「瑞穂、何て事を!」「見ないで。恥ずかしいかから見ないで!」秀樹に無毛の
淫裂を見られてしまった。

 「瑞穂、俺の妻になってくれ!」
「ダメ、私はお父さんの子です!」全裸の瑞穂は腕を押さえられてしまった。
「責任を取らせてくれ。一旦養子は解消してから結婚しよう!」
「ダメ、そんな事をしたらお母さんが喜ばないわ。ダメよ」
「ダメだ、責任を取らせてくれ」
「お父さん、わかったわ。結婚するから手を離して」

 「だったら、これから初夜だ。いいだろう?」
「ダメ。いけないわ、だめよ!」全裸の瑞穂は強引に秀樹の部屋に連れ込まれ、ベッ
ドに押し倒されて乳房を揉まれていく。
「母さん、これでいいの?」瑞穂の目の前には、亡くなった母の写真がある。

 秀樹は瑞穂の足を強引に広げて、肉竿を押し込んでいく。
(許して、お母さん。お父さんが辛そうだし…)閉じた目からは涙が流れていた。
程なく、淫裂に入り込んだ肉竿がピストンして「あ、あ、あ!」肉竿の動きに合わせ
て声が出ていく。

 「瑞穂!」秀樹は腰を振りながら唇を重ねてきた。
(わかったわ、お父さん…)両手で秀樹の顔を押さえて、唇を合わせると秀樹の精液
を膣の中に受け止めた。 

 翌朝、秀樹は憂さが腫れたかによう、に明るくなっており「瑞穂、一緒に行こう!」
と誘う。
「わかったわ。待ってて!」養父を傷つけまいと気遣い、一緒に家を出ると途中で別
れ、会社に入ると秋子が待っていた。

 「秋子さん、落とし前を付けました…」
「見せてよ。落とし前を!」瑞穂は剃った絨毛が入ったビニール袋を手渡すと「あら、
これが瑞穂のヘアなんだ、少し色が薄いわね。見て、これが瑞穂のアンダーヘアよ」
わざと職場の同僚に見せつける。

 「やめて下さい。そんな事は…」
「いいじゃないのよ。これが瑞穂のオ○ンコに生えていたヘアよ!」
「ほう、これがオ○ンコに生えていたヘアか…」
「イヤねえ、ヘアを剃るなんて」同僚達はビニール袋に入った絨毛を見つめるが「う、
う、う!」側では机の上に両腕を乗せ、瑞穂が大声で泣いている。

 しかし、瑞穂への辱めはそれだけで済まなかった。
「ねえ、秋子。ヘアのないオ○ンコって、どんな感じなんだ?」
「わかんないわ。たぶん、貝と同じよ。ヒラヒラが貝殻から飛び出感じかな?」
「見てみたいな、ヘアのないオ○ンコを…」
「私も見てみたいわ。そうだ、あの子のを見ればいいんだ!」皆が瑞穂を向いた。

 それには「イヤ、イヤです。絶対にイヤです!」首を左右に振っている。
「落とし前付けたか、どうか確かめさせてよ!」
「2人きりでして。お願い、皆の前はイヤです」
「イヤでもやるのよ。見せなさい!」秋子は瑞穂を立たせ、首を羽交い締めにする。

「美保、今よ。急いで!」
「わかっているわ。ツルツルオ○ンコを私にも見せてね」美保も加わり、スカートの
ファスナーを引き下げ、ホックも外すと「あら、色気ないパンティね。もっと大人のを履きなさいよ」スカートが足下に落ちて白いパンティが露わになっている。

 「イヤ。それ以上やめて!」パンティに手が掛かり、必死に拒むが「行くわよ、ツ
ルツルオ○ンコのお披露目よ」美保の手が一気に下がり「いやー!」悲鳴と共に、無
毛の股間が露わになった。

 「ほう、これがパイパンオ○ンコか!」
「見ないで。イヤ、見ないで!」足も開かされ、肉襞も飛び出ていく。
「いいね。こんなオ○ンコとやってみたいな…」
「私は剃らないわ。秀樹さんが望んでもね」秀樹は指で淫裂を触るが「う、う、う!」
泣くだけの瑞穂だ。

 「秋子も見なさいよ。面白いわよ」美保が瑞穂の首を押さえていく。
「どれどれ、イヤだー。こんなの恥ずかしいわ。膣が丸見えになっている!」
「ここに、入れるんだろう?」
「そうよ、そこに入れるの。それに、広がるの」指で膣を広げていく。

 「やめて、いやです、やめて!」しかし、秋子は容赦なく指を入れ「う、うー!」
顔を歪めている。
「やりたくなったな…」
「ダメ。やるんだったら私だけよ。他とは絶対ダメだからね」秋子はやっと手を退け、
美保も手を離した。

 瑞穂は「う、う、う!」嗚咽を上げてパンティを引き上げ、スカートも直していく。
その間に、同僚達は自分の席に戻り、1人浮いた瑞穂は再び机の上で泣き出した。
「いつまで泣いているのよ。それより仕事でしょう?」強い口調で秋子は言いながら
指図し「はい、やります…」涙を流しながらも仕事を始めた。

 瑞穂は冷静を装って仕事をしていたが、性器を同僚に見られた事でショックを隠せ
ない。
「間違っているわよ。何やっているのよ!」
「すみません。やり直します」謝りながら書き直していく瑞穂だが(かなり効いたわ
ね。秀樹さんに手をだしたらこうなるからね)ニヤリと眺める秋子だ。

 「課長、そろそろ新人の歓迎会をやってはどうでしょう?」
「いいね、秋子君。計画を立ててくれよ。どうせなら泊まりがいいな」
「勿論ですよ、1泊2日で計画しますから」秋子はカレンダーを見つめていく。

 「ねえ、この日はどうかしら?」
「いいわね、その日に決めましょうよ」
「俺も都合がいいよ」歓迎会なのに、瑞穂を無視して勝手に決めている。
「今度の土日に旅行するから開けといて」素っ気なく言う秋子だが「わかりました」
そう言うしかない。

  会社で辱めを受けて自宅に帰ると、秀樹が先に帰っている。
「お父さん、どうしたのこんなに早く?」
「今日は母さんの命日なんだ。こうして供養しないと。でも、とんでもない事をして
しまったしな…」

 「あれは忘れて、お父さん!」
「そうは行かないよ。瑞穂、責任はお父さんが取るからね。母さんもわかってくれる
よ」瑞穂を抱きしめる。
「いけないわ、お父さん!」
「今日はお母さんの代わりになってくれ。お願いだ!」

 「わかった。今日はお母さんの代わりをすればいいのね?」
「そうだよ、お母さん」抱き付いて唇を吸う。
(お父さんが可愛そうだわ。私が我慢すればいい事だし…)瑞穂も唇を吸い返す。
「お父さん、一緒にお風呂に入ろうよ」
「そうだね、母さんとはよく入ったからな」2人は浴室に向かう。

 「瑞穂、私が脱がせるよ」
「恥ずかしいわよ。お父さん」
「でも、いつもこうしていたんだから…」秀樹は瑞穂の服を脱がせて下着姿にした。
「もっと、色っぽいのにした方がいいよ。おとなしすぎるし」

 「でも、持っていないの」
「母さんのがあるから着てみたら。合えば着ていいよ」
「わかった、後で調べるわ」下着が脱がされていく。
「瑞穂、ここが綺麗でいいよ」パンティを脱がすと無毛の淫裂を触っていく。

 「今はだめ。お父さん、後でしましょう」
「そうだな、体を洗ってからにしないとな」ブラジャーも脱がして、全裸にした。
「今度は私がするわ」瑞穂も秀樹の服を脱がし、全裸になった2人は浴室で体を洗い
合っていく。
「こうしていると、新婚時代を思い出すよ」狭い浴槽で2人は肌を寄せ合っている。

 その後、バスタオルを巻いて2人は秀樹に部屋に入り「瑞穂、綺麗だ。お嫁さんに
するからね」バスタオルを解いていく。
「お父さん。今夜はお母さんの代わりをするから、思った通りの事をしていいわよ」
「瑞穂、今日は母さんと呼ばせてくれ!」
「いいわよ、お父さん!」

 「母さん!」瑞穂を押し倒し、股間に顔を埋めると「あ、あ、あ!」声を上げてい
く。
「変になっちゃう。そこはなめないで!」腰を動かすと「感じるかい、母さん?」
「凄く感じるの。気持ちいいわ」

 「そうみたいだよ。母さんったら、こんなに濡らして」指が膣の中に入っていく。
「お父さん、欲しいわ。早く頂戴!」
「何が欲しいのかな、お母さん?」
「オチンチンよ、お父さんのオチンチンを入れて!」

 「お母さんはスケベだね。どれ、入れるか!」覆い被さって肉竿を押し込むと(痛
くないわ。この前は痛かったのに…)肉竿を寸なり受け入れている。
そして、肉竿が動きだすと「お父さん、いいわ。何か変な感じよ…」快感が瑞穂を襲
っている。

 「母さん。今度は母さんが上だよ」体が入れ替わり瑞穂が秀樹を跨ぎ「こうすれば
いいのね?」腰を振ると、乳房が撫でられる。
その後、四つん這いに変わり「あ、あ、あ!」乳房を前後に揺らせながら肉竿のピス
トンが始まった。

 「母さん、今度こそ大丈夫だよね。出来るよね?」
「きっと大丈夫よ、できるわよ」
「出したよ。母さん!」(熱くなっていく。子宮が熱くなっていく…)
「わかるわ、お父さん」母親の代わりを勤めた瑞穂の淫裂は、精液で濡れていた。