「女自衛官~全裸の航海」

                     赤星直也:作
第1話 初航海

 護衛艦「龍神」は横須賀港を出航し、東京湾から外洋へと向かっていた。
今回の航海は、典子達新人の教育を兼ねての航海で「龍神」は乗務員が75人近くい
る。
護衛艦だけに、戦闘用に対戦艦用ミサイル、魚雷、対潜水艦ミサイル等を装備してい
て、スピードが上がるように、喫水線が浅いのが特徴だ。
その為に安定性が悪く、良く揺れるのが護衛艦や巡洋艦の特徴だ。

 その「龍神」に初めての外洋に向かう典子が乗っていて「気持ち悪い!」典子は同
室の真弓に訴えていた。
真弓は典子の1年先輩で「自衛官が船酔いか。しかも海士がね!」笑っている。
「先輩、意地悪言わないで下さい。ホントに酔っているんです…」顔色が真っ青にな
っている。

 (ははん。これはホントの船酔いだ。石川3佐が喜ぶぞ!)真弓の目がぎらりと光
り「とにかく、ベッドに横になってなさい。吐くんだったここよ」真弓はバケツを用
意した。
「先輩、ありがとうございます」典子は礼を言ってベッドに入り込み、真弓もベッド
に潜り込んで横になっている。

 その一方で「面舵いっぱい!」操舵室では星野が指示を出している。
「面舵いっぱい!」操舵手が復唱して、護衛艦は対向するタンカーを避けようとして
いた。
こういう場合は、右回避が規則で決められているので「龍神」も例外なく、タンカー
を避け右旋回した。
タンカーも右旋回を始め、これによって衝突は回避された。

 「取り舵いっぱい!」また星野が指示し「取り舵いっぱい!」復唱が帰ってきた。
二つの船はぶつかることなくすれ違い「この瞬間が一番緊張するんだよな!」艦長の
水島が言う。
「艦長、そうなんですよね。でも、このスリルが楽しくて!」
「君はまだ若いからだよ。僕は艦長室で休むよ。後は任せるからね」

 「分かりました。後は私がやります」艦長の水島は操舵室から自分の部屋に向かっ
たが「水島艦長!」声を掛けられ、水島は振り返った。
「近藤2佐か。どうしたんだ?」
「暇なもんで、コーヒーでもご一緒にどうかと思って…」
「ご馳走になるよ。いつ見ても近藤2佐は綺麗だな」

 「あら、お世辞は無しですよ」
「私はお世辞が嫌いだ。ホントに近藤君は綺麗だな。嫁に欲しいくらいだ」
「まったく、艦長は冗談がうまいんだから!」2人は話を弾ませながら、近藤の部屋
に向かって歩いていく。
近藤2佐は士官なので個室が与えられており、隣が同じ士官で、石川裕美3佐の部屋
になっている。

 2人は誰にも合うことなく近藤の部屋に入り「近藤君の部屋はいつも綺麗だね」水
島は誉めた。
「水島さん、2人だけの時は久恵と呼んで欲しいの…」
「久恵でいいのかい?」
「私、水島さんから久恵と呼ばれれると嬉しいんです」顔を赤らめながら久恵が言う。

 「久恵君、お願いがあるんだが、聞いてくれるかな?」
「はい、月島さんの願いだったら!」久恵の顔が真剣になっている。
「実は家内と、うまく行ってないんだ!」
「それは、部隊でも話題になってます」
「そうか、話題になってるか…」
「お気になさらないで下さい」久恵がなだめた。

 「今度の航海が終わったら、離婚が決まってるんだ!」久恵は黙ったままだ。
「お願いだ。久恵君の生まれたままの姿を見せてくれ!」思わぬ言葉が水島から飛び
出した。
「本気ですか?」久恵がうわずった声で聞き返すと「僕は本気だよ。本当に水月島君
のヌードが見たいんだ!」
真剣な顔の月島に「分かりました。お見せします!」久恵は真っ白な詰め襟服のボタ
ンを外していくと、真っ白なブラウスだ。

 震える指で、久恵が小さなボタンを外していくと、胸が開いて真っ白なブラジャー
が覗いてきた。
「恥ずかしいから、終わるまで見ないで下さい!」久恵が月島に言うと「いや、その
恥ずかしがる姿がいいんだ。続けてくれ!」久恵は月島に見守られながら、ブラウス
を脱ぐと真っ白なブラジャーが現れ、乳房の半分が今にもこぼれそうだ。

 「恥ずかしい!」久恵は顔を赤らめながらズボンのホックを外し、ファスナーを下
げると、ブラジャーとお揃いの真っ白なパンティが見えている。
久恵は恥ずかしさを堪えて、背中のホックを外すと、乳房がカップから飛び出し、ピ
ンクの乳輪に、ピンクの乳首で水島の股間が激しく波打っている。
(艦長の股間が膨らんでいる!)久恵は赤い顔になってブラジャーを脱ぎ終えた。

 「最後は、私にやらせてくれ!」水島が久恵の真っ白なパンティに両手を掛ける。
「恥ずかしいです。艦長!」しかし、水島は一気に両手を下げ、久恵の股間が露にな
り、生まれたままの姿になって、立っている。
「綺麗だ!」水島が房を揉みながら乳首を吸うと「あん、あん!」久恵は水島の頭を
両手で抱えながら、倒れるのを防いでいる。

 水島は片手を下げて、絨毛を撫でながら、一番敏感なピンクの突起を捜し、指が敏
感な突起を見つけ、撫でだすと「艦長。そんなにされたら、おかしくなってしまいま
す…」久恵は喘ぎながら言う。
それでも、水島は乳首を吸いながら、クリトリスへの愛撫を続けていく。

 久恵は部隊に入って直ぐに、先輩の指で処女膜を失い、ある意味では処女ではない。
先輩はレズの趣味があり、美人でスタイル抜群の久恵は格好の獲物だ。
毎夜のように、先輩達にレズを仕込まれていたが、久恵はあまり好きでなく、仕方な
く相手をしていた。

 むしろ、男の激しく波打つ股間が好きだで「艦長。私が欲しいの?」久恵は水島の
股間を撫でていく。
「欲しいけどでちゃった。すまない!」水島のズボンにシミが広がっていく。
「水島さん。また合ってくれますよね?」
「今度は必ず、君と結合したい!」指が淫裂を撫でていく。
「私も艦長と結合したいです」久恵は乳房を水島の顔に押しつけた。

 「オッパイも綺麗だね」両手で乳房を揉むと「あ、あ、あ~!」久恵は声を出して
いる。
「綺麗だ。今度は必ず、するからね」
「私も待ってます」水島は全裸の久恵を残し、自分の部屋に向かい、久恵も脱ぎ捨て
た服を拾い着込んだ。