「地獄の孤島」
 
                             赤星直也:作

第12話 復讐の凌辱


 片岡はズボンを直すと出て行き、沙織もパンティ、スカートを直してから、後藤を
呼び「後藤さん、これを調べて欲しいの」書類を見せた。
「これは、金融事業の収支ですよね?」
「そう、間違いがないか調べて欲しいの。それに、役員会の承認もあるかも…」
「わかりました。調べてきます」後藤は言われた通りに調べた。

 そして「お嬢さん、大変ですよ。役員会の承認なしに融資が行われていますよ」血
相を変えて言う。
「そう、放ってはおけないわね。叔父さんを今すぐ呼んで!」後藤は電話を掛けて島
津を呼びだした。

 だが、島津はそんな事など知らない様子で「どうしたんだ、急に来いだ何て。なに
かあったのか?」平然としている。
「島津さん。お嬢さんからは言いにくい事なので、私がお話しします。実はこの事を
お聞きしたくて…」収支書を見せた。

 「これが、何か?」
「問題はここです。見て下さい、役員会の承認がないんですよ。これは規則違反じゃ
ないですか?」
「ちょっと待ってくれ、これは間違いだよ。事後承認で通ってるはずだ…」

 「そんな馬鹿な話はないでしょう。億の金が事後承認とは信じられません。それに、
回収も不能じゃありませんか?」
「それはそうだが…」苦しい弁明をしている。

 「ここでは、らちがあきませんから、いっそのこと警察に告訴してはいかがでしょ
う?」
「待て、それだけはまってくれ。そんな事されたら、娘や妻が可愛そうだ。この通り
頼む」沙織の前で土下座した。

 「そんな事したって、ダメです。お嬢さん、そうでしょう?」
「後藤さん、少しは時間を上げましょうよ。私の叔父さんだし…」
「仕事に私情はいけません。ここは厳しくしないと!」
「そこを、お願いするの。剛太とも相談したいし…」

 「そこまで、おっしゃるならいいでしょう。でも、お嬢さんにも、責任が掛かる事
になりますよ?」
「わかっています…」沙織の頼みで、後藤も折れたが(どうしたらいいのかしら…)
思案する沙織だった。

 困った沙織は、裕二と剛太を呼んで事情を説明すると「まさか、身内でそんな事を
するなんて…」2人とも、信じられないと言った顔をした。
「家族の会社が危なくて融資したそうなの。何とか、ならないかしら?」
「沙織、警察沙汰はダメだぞ。世間の物笑いになるしな」

 「それだったら、私が肩代わりすればいいんでしょう?」
「沙織はまずい。剛太なら財閥のトップじゃないからいいけど…」
「それなら、僕が肩代わりする」
「それだけではダメだ。一度罪を犯したのは、必ず、またやるからな」

 「わかっています。島津叔父さんには役職を降りて貰います」
「それならいいだろう。二度と財閥には戻れないようにするんだ!」キッパリ言う裕
二は笑いを堪えていた。

 そして、1週間後に行われた財閥の会議で、島津は自ら役職を降り、3年ほど海外
で暮らす事を言いだした。
それに、異論を出す者はおらず、島津の辞職が決まり、後継者には叔父の裕二が就任
することになった。

 話がまとまると、島津は妻と娘を残して成田から飛び立ち、それを見計らって、新
しく就任した裕二は妻である美保の元を訪ねた。
裕二は美保に会うなり「どうして、こんな事になったかご存じですか?」と尋ねた。
「はい、詳しくはないですが、うすうすは存じております…」

 「それでしたら、話が早いですね。立て替えた剛太君を、手伝って貰えませんか」
「友愛学園をですか?」
「そうです。剛太も身内がいれば、やりやすいでしょうし」
「わかりました、そうします」裕二の言うがまま、美保は学園の手伝いをする事を決
めた。

 それは、片岡と決めた事でもあり「そうか、面白い事になったぞ。あの娘も一緒な
ら面白いぞ」罠だとは知らずに2人は友愛学園に住み込んだ。

 住み込むと、2人は彩香のように、鉄格子のある建物に連れ込まれて、縛られた。
「美保さん、私は旦那に、ずいぶん疎んじられましてね。その償いを2人にして貰い
ますからね」裕二が言い終わると、2人は職員によって抑えられ、服を剥ぎ取られて
いく。

 「イヤ、イヤ~!」悲鳴を上げても外に漏れる事はなく、あっけなく、生まれたま
まの姿にされた。
その後は、股間の絨毛も消されて、少女のように、割れ目を剥き出しにされた。

 「いいですね。このオ○ンコが一番ですよ。その前に、これで恨みを晴らさないと」
持ったムチで美保の背中、尻と叩きだし「ギャ~!」悲鳴が響き渡っても、ムチの休
む事はなく「ピシ!、ピシ!」音を立て、全身に赤い筋が出来ていく。

 それを見た娘の真弓が「やめて、お母さんには手を出さないで!」叫ぶと「そうは
行かない。まだまだだ!」
「やめて、代わりに私が打たれますから…」言い出す。
「面白い事言うね、それなら、痛い思いより、楽しい事をして欲しいな」目を輝かせ、
真弓の胸を撫で出す。

 「私の体が欲しいの?」
「そうだ。やらせてくるなら、こんな事はしないぞ」
それには、美保が「ダメよ、そんな事ダメ。私が痛い思いをすれば…ギャ~!」言い
終わらない内に、また、悲鳴が上がった。

 「母さんを打たないで。セックスしても、いいですから…」
「それなら、いいだろう。ここでやるからな」裕二はズボンを下げ真弓を四つん這い
にした。
「行くぞ!」淫裂に肉竿を押しつけ、一気に突き刺すと「ヒ~!」痛みに悲鳴を上げ
た。

 「それくらいで、どうする。もっとだぞ!」なおも押し込み、ピストンするが出血
はない。
「何だ、体験済みか…」不満げに肉竿を動かし続け、昇りきると、腰を密着して放出
をしていく。
「イヤ、お腹はイヤ~!」叫んでも、淫裂からは白い液体がこぼれていく。

 放出を済ますと「スッキリした…」満足そうに肉竿を抜いて、ズボンを履き直すが
「今度は私が…」片岡もズボンを下げて、下半身を剥き出しにしていく。
「ダメ、約束が違います、裕二さん、やめさせて~!」
「セックスする約束だったはずだ。ここの皆と!」

 「酷いわ、そんな約束していない~!」悲鳴を上げても、真弓の淫裂には肉竿が入
って「いや、いや~!」暴れても、押さえつけられ、犯されていく。
それを見ている美保は「そんな、そんな…」娘を助けたくとも、何も出来ず、縛られ
たまま泣きじゃくった。

 男に散々犯された真弓は放心状態で、淫裂から白い液体を流しても、拭こうとはし
ない。
「美保さん、これ以上、娘さんには恥ずかしい思いはしたくないだろう?」
「勿論です、もう、娘には手を出さないで下さい…」

 「その変わり、美保さんがやってくれるよな?」
「私の体も欲しいのですか?」
「それだけではない。娘と抱き合ってくれ。それを人前でな」
「そんな、娘と抱きあうだなんて…」
「やらないと言うなら、娘に客を取らせるが…」

 「それはやめて、やりますから!」
「それが利口だ。それにしても、いい体つきじゃないか」裕二は身をの体を触りまく
るが「真弓を洗わせて、このままでは妊娠します…」
「わかっている。娘を連れて行け!」真弓は腕を掴まれ、全裸のまま連れ出されて、
美保が残された。

 「いいか、ここでの事は絶対の秘密だ。その秘密を守るため、素っ裸を撮るからな」
「守ります。ですから、写真は撮らないで下さい!」
「そうは行かないな。オ○ンコも撮るぞ」美保の全裸がカメラに収められ、それが済
んでから自由にされた。
自由になった美保は真弓が気になり、服も着ず、走るように建物から出て行く。

 「これで、うまくいけばいいがな…」
「問題は秘密を守るかどうかですよ、万が一も考えてやらないと」
「そうですよね、試さないとダメかも」裕二と片山は策を練った。

 そんな策があるとも知らない美保は、2人の言うがままに従っていると、友愛学園
に2人の警官が訪ねてきた。
その警官を相手に片岡が話していると、もう1人が美保に寄ってきた。
(今だわ、今しかない!)「助けて、娘と一緒に監禁されています!」形相を変えて
訴えた。

 それには、警官も一瞬戸惑ったが「私は警官ではなくて、ここの職員でして…」帽
子を脱いだ。
「そんな、嘘でしょう~!」悲鳴を上げる美保だが「やってくれたな。もうここにい
る必要はない。島送りにしてやる」引きずられながら、鉄格子の部屋に連れ込まれた。

 「もう遠慮は要らない。思い切りやれ!」合図と同時に、男達が襲いかかって、服
を剥ぎ取りだした。
勿論、その様子もビデオに撮られている。
「イヤ、やめて~。イヤ~!」悲鳴を上げても、助けなど来るはずがなく、あっけな
く下着も引き裂かれ、全裸にされた。

 全裸にされると、両手を縛られ犯され「イヤ、イヤ~!」泣きわめくが、肉竿は淫
裂を突き刺していく。
「いい眺めだ。ここにも、やってやるぞ!」乳房も鷲掴みされ「ギャ~!」悲鳴を上
げ続けた。
「まだまだだ。これくらいで泣かれちゃ困るんだよ」騎乗位にされ、肛門からも攻め
られた。

 「嬉しいだろう、ケツとオ○ンコ同時にやれるんだぞ!」2つの肉竿が同時に動き
回り「ヒ~!」狂ったように悲鳴を上げ続けた。
しかし、これだけでは済まず、全身をムチで打たれたあげく、絨毛も綺麗に剃り落と
され、淫裂に入れ墨が彫られていく。
「ギャ~!」痛みに悲鳴を上げても押さえられ、彫り続けられて、数日後に美保は学
園から消え、彩香のいる孤島へ送られた。

 美保がいなくなると、裕二は真弓に「お前の母親は恩も忘れて逃げ出そうとしたか
ら閉じこめてある。お前は母親の分も働いて貰わまいとな」今度は恨みを娘にぶつけ
た。
「脱げ、脱いで素っ裸になるんだ。そうすれば、お前の母親は無事でいられる」
「せ、セックスしたいのですか。親戚の私と…」それには、怯え顔になっている。

 「そうだ、お前とやりたい。だから早く脱げ!」裕二の脅し従い、服を脱ぎ、全裸
になった。
「チンポをなめろ。それからだ!」言われるまま、裕二のズボンを引き下げ、肉竿を
掴んで口に迎え入れ「ウグ、ウグ!」と唇で擦り出す。

 それに反応したのか、膨らんで使用可能になると「やれ、真弓が上だ!」仰向けに
なり真弓を跨がせた。
真弓は肉竿を淫裂に押し当てて腰を下げていくと「う~!」膣が広げられ呻き声を上
げる。
「すぐに消える。我慢してやれ!」乳房を揉みながら催促する。

 仕方なしに、ゆっくり腰を上下に動かし、淫裂に肉竿の出し入れを始めたが「う、
う、う!」嗚咽を上げていた。
「我慢しろ。お前が俺とオ○ンコしている限りは、美保には手出しをさせないから」
「約束ですよ。お母さんと、私の事も…」
「勿論だ。俺以外にはオ○ンコさせない…」守る気のない約束しながら、真弓の膣深
く液体を噴射した。

 真弓を抱いた裕二は、片岡や後藤と打ち合わせをしていく。
「順調に行っているが、もう一押し必要だな」
「と、おっしゃると?」
「剛太だよ、剛太の弱みを握らないとな」

 「そうですよね。娘のほうは素っ裸を撮ったから、どうにかなるけど、息子のほう
は押しが弱いし…」
「俺に良い考えがあるんだ。剛太に、沙織を抱かせようと思ってな!」裕二の言葉に
「姉弟で抱きあうんですか?」驚いている。

 「そうだ、それを撮っておけば、姉弟とも言うがままになるぞ」
「そうですよね、そんな事世間に知れたら大変ですし」
「それはわかりますが、そんなにうまくいくとは思えませんが…」
「任せてくれ。良い考えがあるんだ。それには、学園でも協力して貰わないと」
「勿論協力しますよ。その後、娘を抱かせてくれるなら、最高ですがね」

 「娘は無理だな。剛太専用にしたいし」
「まさか、夫婦にさせる気では?」
「そんなつもりはない。他に抱かせたら、剛太も反発するだろう」
「そうですよね。奴が反発したら、全てがお終いだし」
「だから、娘は諦めてくれ。代わりに真弓を提供してもいいぞ」祐二の提案に片岡や
後藤も賛成して、策が練られた。