「狂った家族」

                     赤星直也:作
第11話 貸別荘

 翌日、義一は浮き浮きしているが、景子は娘の香織が破瓜するとあって、浮かない顔
をしている。
「お母さん、心配ないわよ。義一は悪い人じゃないし」

 「それはわかっている。でも、香織が処女でなくなると思うと…」
「いずれは体験するんだから気にしないで!」あっさり言うと(私だって、セックスを
させられているのよ)叫びたいが堪えた。

 4人は散歩をしながら時を過ごして、夜を迎え全裸になっていく。
「お母さん。香織との大事な日だから、これで撮って!」ビデオを手渡す。
「義一、撮らないで。恥ずかしいからイヤよ」香織は嫌がっている。
「一回しかないんだよ。撮らないと。それに、ここも邪魔だし…」

 「性器の周りは、剃ってあるじゃないのよ!」
「全部だよ。パイパンオ○ンコでやるから!」義一は恥丘に残された絨毛も、剃るよう
に言う。
「わかった、剃るわよ」渋々承知しハサミで絨毛を短くし、その後は泡を塗り込みカミ
ソリで剃って無毛になった。

 「これでいいのね?」恥ずかしそうに義一に淫裂を見せた。
「そうだよ。それでいいよ。早速やろうね」2人は美佳と景子が見守る前で、横になっ
ていく。

 「義一、ゆっくりやるのよ。乱暴にすると痛いだけだからね」
美佳が声を掛けると「香織、もっと足を開いて。大きく開くと痛みも少ないのよ」景子
もアドバイスをしている。

 そのアドバイスを受けながら、小刻みに肉竿を動かしていくと、淫裂も受け入れるよ
うになっていた。
「全部入れるよ」
「いいわよ。入れても…」義一は腰の振りを大きくし、一気に根本まで押し込んだ。

 「い、痛い~!」顔を歪め、悲鳴を上げると同時に、淫裂から鮮血が流れ出した。
「母さん、撮っているよね?」
「心配しないで。撮っているから」

 「それを聞いて安心したよ」腰の振りを早めていくと「義一、愛しているわ」香織は
唇を求め「俺も愛しているよ」唇を重ねながら登り詰め、膣の中で爆発し2人は暫く抱
き合ったまま動こうとはしないが、淫裂からは液体が流れている。

 「香織、洗って来いよ。それからまたやろうよ」
「今夜は無理よ。朝にしましょうよ」
「わかった、それでもいいよ。とにかく洗ってこないと…」
「そうよね。血がこんなに出るなんて」淫裂から流れた血が太股まで垂れている。

 「義一も洗わないとダメよ。ほら、汚れているし」
「ホントだ。僕も洗ってくるよ」2人は浴室に入って汚れを落としていく。
「痛かったか?」
「破けるのがわかって、余計に痛かった…」

 「これからは、そんな痛い思いをしなくていいよ」
「そう願いたいわ」2人は丁寧に汚れを落としてから戻ると、撮ったばかりのビデオを
再生した。

 画面には香織の淫裂に肉竿が入っていくのが見え「恥ずかしいわ、義一のチンポがあ
んなにハッキリ映っているし…」顔を赤らめながら見ていると鮮血が流れ出た。
「香織、もう俺とは離れられないからな!」乳房を撫でながら唇を重ね「わかっている、
私も離れたくないし」それを受け入れ、2人はまた抱き合った。

 そして、翌朝香織と景子は先に帰り、義一と美香が残された。
「お母さん。久しぶりにやらせて」美佳を押し倒して肉竿を押しつけていく。
「もう許して。親子はやってはいけない事なのよ」泣き顔で頼み込むが、淫裂にはカチ
カチに固まった肉竿が入ってくる。

 「親子だって、オ○ンコはやりたいよ!」肉竿がピストンを始めた。
「あ、あ、あ~!」熟れた淫裂は我が子でも反応し(許されないことよ。親子でのセッ
クスだなんて…)乳房を揉まれながらのピストンに淫汁が流れていく。

 「出すよ。オ○ンコの中に!」
「やめて。義一の子を産んだら、生きていけなくなる!」
「でも、お母さんの中に出したい…」どうしても、美佳の胎内で噴射するつもりだ。
「やめて。お願い!」美佳は逃れようとしても押さえつけられ、淫裂の中に暖かい液体
を噴射された。

 「そんな。また射精されただなんて…」情けなさに泣き出してしまった。
「泣かなくていいよ。産んでもいいんだから」液体の流れ出る淫裂を撫で出す。
「そんな事できない。どんな事があっても許されないわ!」美佳は立ち上がり浴室に向
かうと「今は我慢するけど、いつかは産んで貰うからね」後ろ姿を見ながら呟いた。

 暫くしてから美佳が戻ると「お母さん。この際だから屋外ヌードを撮ろうよ」と言い
出した。
「そんな、裸なんてもう撮らなくていいわよ」
「ダメだよ、一生に一度しかないんだから。早く準備してよ」義一はノースリーブのワ
ンピースを渡す。

 「これを着たら、オッパイが見えるわ!」
「見えてもいいよ。直に着てね」渋々直に着込んだが、脇の隙間からは乳房の膨らみが
覗いている。
「いいね。これなら人前でもできるし」後ろから脇の下に手を入れ乳房を揉みだす。

 「やめて。親子でこんな事いけないの!」
「そんな事言っても、やりたいよ」乳首を摘みながら揉んでいくと「うっ!」美佳も呻
くような声を上げた。

 「気持ちいいでしょう、乳首を掴まれると」
「やめて。そんな事されると、変になっちゃうから」義一の手を押さえて言う。
「わかった、これくらいにするよ」以外にも素直に手を引き服を着込んでいく。

 そして、2人は別荘かを出て歩き出し、10分程すると白い建物が見えた。
「教会だよ。ここで撮ろうよ」見渡せば人気はない。
「恥ずかしいわ。いくら何でも、こんな場所で脱ぐなんて…」
「脱がないと今までの事、父さんに言っちゃうよ」

 「それはやめて、直ぐに脱ぐから…」息子とセックスしたのを、義喜や親戚に知られ
るのはイヤだから、義一の言うなりにしてワンピースを脱ぎ、全裸になった。
「手を退けて、オ○ンコも撮るから」渋々股間から手を退け淫裂も露わにすると「いい
よ、そのポーズも」それを褒めながら撮っていく。

 義一は数枚撮ると教会の中に入り「誰もいないや、ここでも撮ろうよ」美佳を中に入
れ十字架の前に立たせた。
「こんな、罰当たりな事していいのかしら?」キリストの像と同じく両手を広げている。

 「構わないさ、誰もいないし。それより、オ○ンコを広げてよ」美佳は指で淫裂を広
げたが(いくら何でも、こんな所で性器の中まで撮るなんて…)ピンクの淫裂を晒しな
がら震えていた。

 義一はそんな美佳など気にすることなくスイッチを押して「指でやってよ。撮るから」
オナニーを命じた。
「ここは教会よ。いくら何でもオナニーはできない!」首を振って拒む。

 「やるんだ。やらないと責任持たないからね」
「わかったわ。やるわよ」十字架を見つめながら、乳房を撫で淫裂に指を入れて行く。
「そうだ。それでいいよ」義一は笑顔で撮り続け「もっと本気でやって、まじめにやら
ないと、もっとやらせるからね!」と言う。

 それには「あ、あ、あ~!」指の動きを早めて声も出した。
(こんな、罰当たりなことをしたら、神様が許さないわ)そう思いながらも指を動かし
続け、オナニーを始めてから5分が過ぎた。

 「もういいでしょう、こんな破廉恥な事は…淫裂から指を抜き、両手で覆う。
「そうだね。充分撮ったから服を着てもいいよ」美佳は急いで裾からくぐると、人の声
が聞こえてくる。

 「やばい。早く出よう!」
「待って、まだ着てないのよ」裾が胸までだが、引き下げながら走って外に出た。
「ふ~。間に合ったみたいだわ」外に出ると乱れた裾を直してまた歩き出した。

 教会を出て歩いていくと、人も多くなっていく。
「義一、何だか見られているみたいよ」ノースリーブが気になっていた。
脇から見える乳房と乳首のラインに、通行人も振り返っている。
「見たいなら、見せてあげなよ」

 「そんな事言って。見られたら恥ずかしいわよ」下を向いて歩いてくと呼び込みが声
を掛けてきた。
「ちょっと、遊んでいってよ。面白いからさ!」2人が顔を見合わせると「3千円でい
いよ、とにかく面白いよ」強引に中に連れ込まれた。

 連れ込まれた部屋には、数組のアベックが座っている。
「何をするのかしら?」不安そうな美佳を後目に、大きな画面のモニターに映像が映し
出された。

 「ビデオだわ。それもポルノよ!」
「そうみたいだね。とにかく見ようよ」2人は黙り込んで画面を見つめていると周りの
アベックが抱き合いだす。

 それに釣られるかのように、義一も美佳を抱きしめ、脇の下から手を入れて乳房を揉
みだした。
(ダメ、こんな所じゃイヤよ!)手を押さえるが、義一の手はワンピースの裾の中にも
入っていく。

 (やめて。性器はイヤ!)下着を着けていないから、もろに淫裂を触られていく。
(やめて、声が出ちゃうわよ!)慌てるが動じる様子もなく、指は膣の中を動きだして
『あ、あ、あ~!』ビデオの声にかき消されながら、美佳も呻くような声を上げ出す。
それは、周りのアベックも同じで、裾が巻き上げられ股間を触られている。

 義一がなおも指を動かしていくと、膣の中が濡れだし周りからは、あえぎ声が聞こえ
てくる。
『いいわ、そこよ。そこがいいの…』モニターからは上擦った声と共に、淫裂には肉竿
は入り込んでいく。

 それには「いいだろう。我慢できないよ」アベックが呟くように話し出す。
「ここじゃいや。別な場所でして」
「わかった。これからすぐに行こうよ」話がまとまったのか、一組のアベックが立ち上
がった。

 それを合図にして「僕たちもでようよ」アベックは次々と出ていき、義一達だけが残
された。
「誰もいないよ。やろうよ!」ワンピースを更に捲り上げて、下半身を剥き出しにして
いく。

 「やめて。ここじゃいや。今夜してあげるから」
「それとこれとは別だよ」聞き入れずに、なおも捲り上げ美佳を裸にした。
「返して。人に見られたら困るわ!」
「見られたって平気さ。知っているやつがいる訳じゃないし」平然と乳房を吸いながら
淫裂を撫でだした。

 美佳は義一には逆らえないから、されるがままにしている。
そこに「凄い、素っ裸になっている!」若い男性が声を上げた。
「見ないで。恥ずかしいから」美佳はあわてて隠そうとするが、脱がされた服が見つか
らない。

 「お金を払うから、オ○ンコを見せてよ」
「俺も見たいよ、本物のオ○ンコとオッパイが」客達はもう美佳の周りを取り囲んでし
まった。
「見るだけならいいよ」義一は美佳の手をつかんで、上に上げた。

 「オ○ンコだ。これがオ○ンコか…」無毛の淫裂を食い入るように見つめている。
「やめて、お願い。こんな事いけない事よ!」
「いいじゃないか、見るだけなんだから」客も言いながら、淫裂を指で広げて覗き込ん
でくる。

 「見ろよ。ここにチンポが入るんだぞ!」ポッカリとした空洞をのぞき込む。
(そんな、息子にこんな仕打ちをされるなんてなんて…)美佳は顔を背けて淫裂を触ら
れていく。

 「オ○ンコだけでなく、これも触らせてくれよ」淫裂で飽きたらず乳房も握りしめた。
「いや、痛いからやめて!」乳首も摘まれ首を振ると「我慢して。お金がもらえるんだ
から」義一は美佳をヒモ扱いしている。

 客は美佳の乳房と淫裂を飽きるほど触ると手をどけた。
「約束の金だよ」1万を義一に手渡し、モニターをおとなしく見だす。
「裸はこれくらいでいいよ」脱がした服を拾って手渡し、美佳はそれを黙って受け取っ
て着込み、着終えると二人は外に出て行く。

 外に出ると美佳は「お願いだから、これ以上お母さんをいじめないで」義一に言う。
「虐めるなんて、してないよ。僕はお母さんが大好きだしね」
「だったら、人前でもう裸になるのは許して欲しいの」

 「それは無理だよ。前にも言ったけど、僕の子を産んでくれるなら別だけど…」
「そんなことできないわ、親子なのよ!」
「それなら、人前での裸も我慢して。それに、僕とのオ○ンコも」美佳は義一の言葉に
(本気で、私に子供を産ませるつもりなんだ…)我が子の恐ろしさに、震えが停まらな
かった。