「背徳の家族」
                                   赤星直也:作
第22話 家族だけ

 処女を信吾に捧げた純子は、今までとは違って大胆になっている。
「信吾さん、お風呂一緒に入ろうよ」人目を憚らず、腕を掴んで浴室に連れ込む。
それには歩美や次郎も声が出せない。

 「次郎さん。ちょっと、やりすぎじゃないかしら?」
「歩美もそう思うか、俺もそう思う」
「邪魔はしたくないけど、赤ちゃんができたら困るしね」
「そうだよ、まだ自立してないんだからな」2人は心配するが純子は全裸になって信吾の背中を洗っ
ている。

 「今度は前よ、こっち向いて!」2人が向き合うと「ここは大事だからね」真っ先に肉竿を掴んで
擦っていく。
「純子、そんな事されたら、やりたくなっちゃうよ」
「やらせてあげるから安心して。まずはきれいに洗わないと」肉竿を洗うと首から下に向けて洗って
いく。

 「はい、交代よ。信吾さんがやるの」信吾にタオルを渡して体を洗わせていく。
「そうよ、今度は前よ。恥ずかしいけど、我慢するから丁寧に洗って」向き合うと足を開いて催促し
ている。
信吾はいわれるまま洗うが「指を入れちゃダメ、触るだけにして。後でやらせてあげるから」まるで
姉さん女房みたいだ。

 信吾は言われるままにして、浴槽で体を温めて上がると「拭いてあげる」タオルで体が拭かれてい
く。
「そこまでしなくていいよ」
「そんな事言わないの。大事な信吾さんだから、やらせて」体を拭き終えると「これからやるから、
これで行こう」腰にタオルを巻き付け、服を持たせた。

 「純子はどうするんだ?」
「私もこれよ」長いタオルを垂らし前を隠して服を持った。
「尻が見えるよ」
「平気よ、家族だもん。早くやりたいんでしょう、行こう」2人は服を持って戻るが「純子、尻が出
てる!」次郎や純子も驚いている。

 「次郎さん、少し教えた方がいいかもね」郁恵も気掛かりで言うと「そうします。このままでは困
るしね」次郎も頭を抱えた。
そんな事など気にする気もなく、部屋に入ると「やってあげる!」信吾を寝かすと肉竿を口にくわえ
て擦っていく。

 「気持ちいい。もう、カチカチだよ」
「それならやるね」馬乗りになって腰を振っていくが(後ろからやりたいんだけど)信吾の考えとは
違っている。
それでも信吾は言われるままにしていると射精しないので「私のではだせないの?」「今日は疲れて
いるしね」不満は言えず黙っていた。

 そんな事が続いていたが、次郎が切れたのか純子に説教をしている。
純子は泣きながらも聞いていたが「嫌われたくなかったの…」それだけ言うとまた泣いた。
「バカだな、信吾はそんな子じゃないよ、信用していい。反対にしつこいと嫌われるからな」それに
は純子も納得したようだ。
「甘えるのもいいもんだぞ、可愛いしな。今夜は甘えて見ろ」
「わかった、そうする」素直に従った。

 その夜、純子は大人しくしていた。
「純子、今夜はいいだろう?」
「いいわよ、私も信吾さんが欲しいの」甘えるようにして体を寄せた。
「可愛いよ、純子が可愛い」手を伸ばし、乳房を揉んでいくと「オッパイだけじゃイヤよ、あそこに
もして」股間を撫でると「分かっているよ、これからやるよ」信吾は純子を寝かせると乳房を揉みな
がら淫裂を突き刺していく。

 「後ろからも、やるからな」肉竿をピストンしながら言うが「気持ちいいわ、もっと欲しい…」信
吾を抱きしめている。
その後、純子は四つん這いになり、後ろから淫裂を突かれていく。
「あ、あ、あ~!」今までにない声を上げ、淫汁を流しているが「凄いわ、私も欲しくなってきた」
歩美も次郎にねだっている。

 「俺も欲しくなってきた。いいだろう?」
「勿論いいわ、一杯出しても」次郎も歩美の淫裂を突き出すが、郁恵だけは指で弄っていた。
「誰でもいいから、チンポでしてよ」妄想しながら淫汁を流していた。

 それから数日過ぎて、純子がカリキュラムで3日間、留守する事になった。
それに、次郎も出張で3人だけが残された。
「これなら遠慮は要らないし」郁恵は信吾が風呂に入っていると「背中洗ってあげる」純子がしたよ
うに、全裸になって信吾を洗っていく。
「母さん、今夜やろうよ」「いいわよ、暫くやってないしね」郁恵が承知すると「今度は、僕が洗う
ね」信吾が郁恵の体を洗いだした。

 背中を洗うと前に回り乳房を洗い出すが「そこは、自分でするからやらなくていい!」そう言うが
揉むようにして洗っていく。
「遠慮は要らないよ、ここも洗うからね」手が下がって淫裂を撫で出す。
「自分でするから、そこは洗わなくていい…」
「そうは行かないよ、ここは丁寧に洗わないと」指が膣穴に入り込む。

 郁恵は上擦った声で「ここでなく、私の部屋でしようい…」誘う。
「そうだね、そろそろいいかも」石鹸をお湯で流すと、濡れた体を拭いていく。
「母さん、どうせ脱ぐんだから、このまま行こうよ」信吾はそそり立った肉竿を揺らせながら言う。
「仕方ないわね、ヌードのまま行く」郁恵も承知すると2人は浴室を出て郁恵の部屋へと向かった。

 当然、全裸の2人に「母さん、素っ裸よ!」歩美が驚いている。
「これから、母さんとやるんだ。何なら姉さんともやるよ」信吾が歩美を抱きしめると「辞めて、歩
美に手を出しちゃダメ。私が相手するから」2人を引き離す。
「仕方ないな、母さん行こう」2人は郁恵の部屋に入った。

 部屋に入ると2人は抱き合い、横になった。
「入れるね」信吾が肉竿を淫裂に押し込むが、濡れているからすんなりと入った。
「行くよ!」根本まで押し込むと、ゆっくりピストンしていく。
郁恵は「いいわ、凄くいい気持ちだわ…」息子の肉竿で快感に酔っている。
信吾はピストンを次第に速めていくが「あ、あ、あ~!」と郁恵も大きな声を上げだした。

 それは、歩美にも聞こえて「母さんが、気持ちよさそうにセックスしてるなんて…」気になってし
まった。
気になると「悪いけど…」気付かれないように2人の所へ向かう。
(ちょっとだけなら、いいわよね)勝手な解釈で襖を開けて覗いた。
(凄いわ、抱っこでやってる!)郁恵は太股を抱え上げられ、駅弁で淫裂を突かれていた。

 「あ、あ、あ~!」悶え声を上げ、淫汁を流していて(信吾のオチンチンがカチカチだ…)歩美の
目が結合部に釘付けになっている。
信吾と郁恵は、覗かれているとは知らず「もうダメ、後ろからにして!」今度は四つん這いになって
結合しだした。

 それを、見ている歩美は、自然と手が股間に伸びて、淫裂を撫でだす。
(私もセックスしたい…。でも、射精されたら大変だし…)パンティの中に手を入れて淫裂を弄り出
す。
歩美が手の動きを次第に速めていくと、淫裂から汁が流れ出す。
それに「ダメ、もうダメ!」郁恵は限界になって、グッタリして動けない。

 「母さん、まだ出してないよ」不満の信吾は「そうだ、姉さんが居たんだ!」思い出して、部屋か
ら出ようと、襖を開けたが「姉さん、覗いてたんだ!」声を上げた。
「ご、ご免なさい…」慌ててパンティを隠すが「罰だ、姉さんにお仕置きしないと」信吾は歩美の服
を脱がし出した。

 「ダメ、姉弟よ、セックスはいけないの。それに、母さんが見てるし…」
「だったら、姉さんの部屋でお仕置きだな」腕を掴んで歩美の部屋に連れ込んだ。
「ここなら、安心してやれるな」嫌がる歩美の服を脱がし、下着も脱がして全裸にした。
歩美は覚悟を決めたか「わかった。セックスしていいから、ゴム着けてからして…」コンドームを取
り出し渡した。

 「姉さんが着けてよ」信吾は肉竿を差し出した。
「仕方ないわ、妊娠はしたくないし…」渋々袋から取り出すと、肉竿に転がすように着けていく。
「これなら、姉さんも安心だね」信吾は歩美に覆い被さり、肉竿を押し込んだ。
「ゆっくりして…。あ、あ、あ~!」歩美は心地よい快感に声を上げ出す。
「オッパイもやるよ」乳房を握りながら肉竿をピストンすると、淫裂からは淫汁が流れていく。

 「いいわ、もっとしていいわよ…」
「だったら、姉さんがして」体位を変えて、歩美が馬乗りになった。
「もう、平気みたい…」信吾の肩を押さえ、腰を上下していくと音も出ていく。
時折「あ、あ、あ~!」声を上げ、背中を反らしながら腰を振ると信吾も絶頂を迎えた。
「出すよ、出すからね」歩美の腰を両手で押さえて噴射していく。

 「気持ちいい、信吾でなかったら、もっといいのに」そう言いながらも信吾に抱きつく歩美だ。
2人は暫く抱き合うと起きあがるが「姉さん、ゴム着けてなら、明日もオ○ンコいいよね?」思わ
ぬ事を言いだした。
「ダメ、姉弟よ。そんなの許されないの」拒むが、信吾は受け付けない。
(次郎さんや、純子さんが知ったら、大変な事になるのに…)不安な思いでいる。