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「背徳の家族」
赤星直也:作
第11話 野外ヌード
駅の改札口を出て、少し歩くと、海が見えてきた。
「信吾、恥ずかしかったわ。ヘアがあれば何ともないけど、丸見えだから…」
「男は、見えた方が嬉しいけどな」
「女は違うの、変態と思われちゃったし」愚痴りながら歩くと、防風林の松林が広がっている。
2人が道路から外れて、松林に入っていくと砂場がある。
「姉さん脱いで、ここなら安心だし」歩美は言われるままに、裾を捲って首から脱いだ。
「こういう風に…」言われるままポーズを作り、カメラに収まっていくと波の音も聞こえてくる。
信吾は暫く撮ると「行こうよ」歩美の服を持ち、歩いていく。
「待って、ヌードなのよ!」後を追うように歩いて、波打ち際までくると信吾がカメラを構える。
「見られちゃうわよ、隠すのがないのよ!」
「撮影と思わせればいいよ。ほら、やって」素っ気なく言うが、仕方なしにポーズを作っていく。
「そうだよ、凄くいい!」波が押し寄せる砂浜で、歩美は全裸を晒している。
信吾は夢中でカメラを押しているが「ヌード撮影だよ」声がした。
「見られてるわ、もうやめましょう…」動揺する歩美だが「見せてやればいいんだ」平然と言う。
歩美は覚悟を決めて、ヌードモデルになり切って、ポーズを作っていく。
「いいよ、それいい!」カメラマンらしく演技をしていくと、周りも黙ってみている。
(性器ばかり見ている。男って、そこしか見ないんだから…)歩美は眺めている男の視線が気になっ
ている。
歩美が乳房と淫裂を晒していると取り囲む男達も多くなってきた。
(信吾、性器を見られるのは恥ずかしい…)作り笑顔もにも、かげりが見えており「ここまでしによ
う」服を渡した。
歩美は急いで首を通すが「もっとオ○ンコ見たかったのに」不満が聞こえ(勝手な事言わないでよ!)
黙って着ていく。
服を着終えると、2人は砂浜を歩き続けて、海浜公園が目に付いた。
「入ってみようよ」中に入ると水槽の中に魚が泳いでいる。
「脱いで、直ぐに撮るから」カメラを向けると、裾を捲って脱いだ。
「急いでよ!」周りを気にしながら撮られた。
「着てもいいよ」急いで頭から被り、着終えると歩き出すが「姉さん、あそこでやって」指さす先に
は芝生が生い茂り、多数の家族連れが休んでいる。
「あそこではイヤよ。人がいるのよ」さすがに、ヌードになる気には、なれない。
「やらないなら、約束違反だけどいいよね?」
「ここではイヤなの。別な場所ならヌードになるわ」信吾は暫く考え「それなら、家でヌードになっ
てよ」言い出す。
「母さんがいるのよ、その前でヌードになるなんて…」
歩美は躊躇しているが「それもイヤなら、毎週オ○ンコだよ。どっちかを選んで」催促している。
「わかった、家に帰ったらヌードになる…」
「約束したよ」歩美が家でのヌードを承知すると、2人は公園を後にして自宅へと戻った。
家に戻ると「脱いで、今から明日の夜まではヌードだからね」
「わかったわよ。セックスはしないからね」歩美は、服の裾を捲り上げて首から抜いた。
「姉さんのオ○ンコはいつ見てもいいね」手を伸ばすと「触らないでよ、見るだけだからね」機嫌悪
く手を叩く。
「仕方ないな。それより、母さんの手伝いをしないと」
「ヌードを、母さんに見せろと言うの?」
「そうだよ。素っ裸を見せるんだ!」
「いやよ、そんなことできない!」
「それなら、今からオ○ンコしよう」歩美に抱きつきた。
「やめて、母さんの手伝いするからセックスしないで!」信吾を振り払うと、全裸のまま郁恵のいる
ダイニングへと向かった。
「母さん、手伝う!」手伝いを申し出ると「ありが……」振り向いた郁恵の言葉が止まり「裸よ、
しかも剃ってるなんて…」無毛になった淫裂に驚いている。
「驚かなくて良いわ。暫く、このままでいる事にしたし…」歩美は平然として言う。
「歩美、裸は内の中だけよ、絶対外に出ないで!」郁恵は心配顔だ。
「わかってる、外には出ない」歩美が言うが(もしかして、信吾にレイプされたのでは…)郁恵も気
掛かりになっている。
そんな郁恵に「母さん、風呂まだなの?」信吾が現れた。
「凄いや、姉さんのオッパイ大きかったんだ。それにヘアまで剃って!」乳房を握り締めた。
「やめなさい、姉さんよ。実の姉弟なんだからね」慌てて郁恵が間に入ると「触っただけだよ、何も
しないよ」素直に手を退けた。
(このままでは、間違いなく、歩美が犯されてしまうわ。そうなるなら私が相手しないと…)思案
して「歩美だけがヌードはおかしいわよね。私もヌードになるわ」郁恵は服を脱ぎだした。
それには(面白くなってきたぞ。2人同時にオ○ンコやれるかも…)ホクホクしながら、信吾は見て
いる。
服を脱いでいる郁恵は下着も脱ぎ、乳房と絨毛を露わにしていく。
「母さん、姉さんは剃っているよ」黒々とした絨毛を撫でて言うと「そうね、剃った方がいいわね」
顔を強ばらせて言う。
「それだった、風呂に行こう。もう、沸いているころだし」信吾は郁恵の腕を掴んで浴室に入った。
浴室に入ると「信吾、歩美とは絶対セックスしないでね。したかったら、母さんが相手してあげる
から」情けない顔になっている。
「わかってるよ。だから、今夜にやるから来てよ」
「わかった、今夜行くわ。それより、ヘアだけど…」
「僕がやるからね」絨毛を短く切ると、石鹸を泡立てて塗り込んでいく。
「危ないからね」郁恵の股間に、カミソリが当てられて動き出した。
信吾はカミソリを幾度も往復させて、郁恵の絨毛を全て剃り落とした。
「見て、これが母さんのオ○ンコだよ」鏡の前に立たせると、パックリ割れた淫裂が郁恵の目に入り
(性器を丸見えにされるなんて…)情けなさを感じた。
「母さん、折角だから一緒に入ろうよ」甘えるように乳房を揉んでいく。
「わかったわ、歩美のためだから、入るわよ」
「それなら、体洗うよ」信吾は石鹸を泡立てると、郁恵に塗って、擦っていく。
「ここは丁寧にしないと」剃ったばかりの淫裂も撫で出すが「そこはいいわ、私がやるから」信吾の
手を退かせると乳房を撫でだした。
(実の親子なのに、こんな事をするなんて…)情けなさが込み上げてくが、石鹸で体を洗い終える
と、狭い浴槽に2人で入った。
浴槽で体を温めた2人は、濡れた体を拭くとダイニングに戻ったが、信吾も全裸になっていた。
「母さん、何もされなかった?」
「大丈夫よ、ヘアを剃られただけだから」歩美は、それを聞いて、安心したのか調理を続けた。
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