「背徳の家族」
                                   赤星直也:作
第9話 レイプ志願

 部屋に戻った信吾は、直美のヌードを確認しながら「オ○ンコがばっちり撮れてる!」笑顔で印刷
していく。
次々と確認しながら印刷していくと「信吾、出来てるの?」歩美が入ってきた。
「勿論さ、ほら」
「イヤらしいわね、こんなとこばかり撮って。私のもこうなの?」
「姉さんのは少し大人しいよ。だから安心して」そう言うとスカートの中に手を入れた。
「この前やったばかりよ。それに、もうしないって、約束したじゃないのよ」

「触るだけならいいでしょう?」パンティの上から撫でたが「ダメ!」手を振り払われた。
「仕方ないな、オナニーで我慢か…」
「当然よ。そのため撮らせたんだからね」歩美は直美の写真を見ると出て行った。
「危なかったな。母さんのヌードを見られたら大事だし」急いでカメラからコピーした。
「これで安心だ。毎日母さんとオ○ンコやれるし…」笑顔になっている。

 翌日、信吾は歩美より先に直美のアトリエに向かった。
「直美さん、出来ました」印刷した写真を見せると「かなりエロね。これ見たらどう思う?」尋ねた。
「オ○ンコしたいです。こんなですから」ズボンを下げると肉竿が膨らみきっていた。
「そうね、私もそう思う。セックスしたい?」
「したいです、やらせて下さい」直美に抱きつき服を脱がし出す。
「待って、どうせなら、縛って欲しいの。レイプされたいし」
「ここじゃ、無理ですよ」
「そうね、それなら、お部屋でしましょう」2人は直美の寝室に向かった。

 寝室に入ると、直美が持っていた紐で、両手を後ろ手に縛っていく。
「乱暴にして。服を破ってもいいから…」
「それじゃ、乱暴にやるからね」その言葉通りに、信吾は直美のシャツを引き裂いていく。
「イヤ、辞めて!」怯えた顔をしながらも、次の行為を待っている。
「これは要らないな」ズボンを乱暴に脱がすと、薄い生地のパンティも引き裂き、淫裂が露わになる
と、ブラジャーの繋ぎ目を引き千切った。

 「やめて、信吾さんやめて!」そう言いながらも、足を広げ、淫裂を見せて挑発している。
「オ○ンコやらせろ!」ズボン、パンツと脱いで襲いかかった。
「入れないで、チンポはイヤ!」直美は妄想しながら言っているが「ヒ~。裂ける…」乱暴に挿入さ
れた肉竿に悲鳴を上げた。

 「どうだ、入ったぞ!」全てを押し込むとピストンを始めた。
「やめて、動かさないで!」そんな事など無視して、乳房を握り締めてピストンを速めていくと「あ、
あ、あ~!」背中が浮き淫汁も流れてくる。
快感に酔う直美だが「やめて、お願いだからやめて!」虚ろな目で言う。
「そうは行くか、オ○ンコに出させろ!」手を緩めず、指を乳房に食い込ませピストンを速めた。
程なく「出る~!」「イヤ、お腹はイヤ~!」悲鳴が上がるが、膣には信吾の精液が送り込まれた。

 その時「信吾、何て事をするのよ!」歩美が怒鳴った。
「姉さん、これには訳があるんだよ」立ち上がった信吾の頬を「言い訳なんか聞きたくない!」頬を
何度も叩いた。
「歩美さん違うの。勘違いしないで。これは遊びなの。レイプごっこの遊びなのよ」

 直美の言葉で「遊びですか?」少し落ち着いたようだ。
「そうなんだ。レイプされたいと言うから、やったんだよ」直美の手を解きながら言う。
「何だ、安心した。本当に信吾が、直美さんをレイプしたと思って」
「心配してくれてありがとう。でも、レイプされても、何も感じなかったわ」
「当然ですよ。本当なら、もっと痛い思いをしますからね」

 「痛い思いね。今度、やってくれないかしら?」
「直美さん、本気なの?」
「ええ、本気よ。思い切り犯されたいの」
「それだったら、緊縛された方がいいよ」
「そうね、緊縛もいいわね。信吾さん、私にやってくれないかしら」
「やってもいいけど、どうせなら姉さんと2人一緒がいいよ」
「歩美さん、一緒にやろうよ。お礼は弾むから」そう言われれば断れず「わかりました」と言うしか
ない。

 「決まりね、信吾さんが計画して」話がまとまると、3人は切り裂かれた下着と服を片づけて、ア
トリエに入った。
歩美と信吾はいつものポーズを作り、直美は絵の具を使いキャンバスに塗っていく。
「大部いいわね、これは自信作かな」機嫌良く描いている。

 信吾はモデルの時間が終わると本屋に行って雑誌を調べていく。
「緊縛やるったって…」調べていくと「これならいいかも」SM雑誌を買って家に戻った。
「小道具が必要だな」今度はネットで調べていく。
「これなら安いし…」雑誌に載っていた道具を注文した。

 それから数日後、直美のアトリエでは歩美と直美が全裸になっている。
「まずはここに」細いロープを乳房に巻き付け、絞り上げるると両手を後ろ手に縛って、鴨居から吊
した。
歩美と直美は向き合い、互いが見れるようにし、太股にも巻き付けて鴨居に通す。
「これはイヤ、性器が丸見えよ」嫌がるが、足をおろせず、淫裂を晒すしかない。

 信吾は、その露わになった股間に、ムースを吹きかけた。
「信吾、やめて。もうすぐ次郎さんが帰ってくるのよ!」短い絨毛を剃らせる訳には行かない。
「直美さんもやるから我慢して」聞き入れずカミソリで剃りだす。
「折角、生えたのに…」愚痴を言うが、歩美の絨毛が消され、その後、直美の絨毛が消された。

 「次は、少し痛いけど…」幅の広いムチで、尻をたたき出すと「ヒ~!」悲鳴と共に、赤い筋が出
来ていく。
「ここにもだ!」乳房も叩き、腹と叩くと乳首にクリップを着けた。
その瞬間「ギャ~!」今までにない悲鳴が上がり、乳首が変形している。
「乳首から取って…」痛いのか泣き顔で言う。
「まだ、始まったばかりだよ、我慢しないと」聞き入れず、今度は電動式のディルドーを直美の淫裂
に押し込んだ。

 「ダメ、そんなのイヤ!」腰を引いても、根本まで押し込まれ、スイッチが入れられた。
ディルドーは、先端部分が膣の中で振動しながらゆっくり回転し「イヤ、膣の中で動かさないで!」
首を振り堪えている。
「ここにもやるよ」一番敏感なクリトリスには、小型のバイブを押しつけた。
「あ~!」直美は体を反らせ、声を上げていくが、淫汁が太股まで流れている。

 信吾は、その後も直美をいたぶり続けていくが「あ、あ、あ~!」声を上げると、グッタリして動
かない。
「行ったみたいだね。次は姉さんだよ」
「イヤ、お願いだからやめて…」首を振って拒むと「それなら、僕の言う事聞くかい?」
「聞いてもいい。何をすればいいの?」
「オ○ンコさ、月に1回やらせてよ。それに、屋外ヌードも撮らせて」

 「いやよ、そんなのできない!」
「それなら、姉さんには、直美さんより痛いのをするよ」鎖を見せた。
それには「やるわ、セックスも屋外ヌードも…」恐れて承知した。
「約束だよ。破ったら、姉さんのヌードを次郎さんに見せるからね」
「約束する。だから解いて」歩美が承知すると、縛ってあった紐が解かれ、自由になった。
その後、歩美も解かれ、自由になったがまだ意識は戻っていない。