「背徳の家族」
                                   赤星直也:作
第4話 姉弟でモデル

 その翌日、会社から戻った次郎は3週間程海外へ行く事になったと歩美に告げた。
「次郎さんがいないなんて、寂しいわ」
「そう言うなよ、俺だって辛いんだから。慰めにあの写真を持っていこうかと思って」
「あれはイヤ、性器が写ってるのよ」
「それなら、普通のヌードを撮らせて。それならいいよね?」
「仕方ないわね。でも、オナニー以外には使わないでよ」
「わかってる、早速撮ろう」次郎に言われて、歩美は服を脱ぎ、乳房と絨毛を露わにしていく。
「性器は見せないからね」淫裂が見えないように足を閉じている。
「それでもいいよ、オッパイとヘアが見えるから」次郎は歩美の全裸姿を撮り続けた。

 (またヌードを撮ってるのか。俺も撮りたいな。待てよ、撮ったカメラからデータをコピーすれば
いいんだ!)信吾は覗きながら思いついた。
(丁度いいや、明日は講義が空いてるし…)ニンマリしながら部屋に戻った。
そんな、信吾の悪企みなど知るよしもない歩美は、10時になると出かけて、郁恵と信吾だけが残さ
れている。
その郁恵も、昼過ぎには家を出て信吾1人になっている。

 「このチャンスは逃さないぞ」歩美夫婦の部屋に忍び込んでカメラを捜す。
「確か、ここに…」引き出しの中に、昨日撮ったカメラがあった。
「急がないと」自分の部屋に戻って、パソコンと繋いで確認していく。
「いいね、姉さんのオ○ンコがばっちりだ!」早速コピーしていく。
「これもコピーしよう」歩美が写った画像を全てコピーし、終わるとカメラを戻した。

 「これで、安心して見られるぞ」また、再生しながら、肉竿を取りだし擦りだす。
「凄いや、チンポ入れる穴まで撮れてる!」笑顔で膣穴を晒す歩美が映し出された。
「俺も、姉さんのオ○ンコに出したい…」手の動きが早まって噴射した。
「出ちゃった…」肉竿を押さえてティッシュで拭き取るが「写真だけじゃつまんないしな」欲望が満
たされると、次の欲望が出てくる。
「何とか生でヌードが見たい…」また思案していた。

 いくら思案しても良い考えは浮かばず、3時過ぎに家を出てコンビニに向かうと「あら、信吾さん
よね?」直美と出会った。
「はい、信吾ですが…」直美はジッと見てから「話があるの。一緒に来てくれない?」腕を掴むと強
引に自分に家に連れ込んだ。

 「実は信吾さんにモデルをやって欲しいのよ」
「僕、やった事がないから自信ないな」
「そんな事関係ないわよ、姉さんだってやってるんだから。見てみる?」
「うん、見たいな」
「じゃ、こっちに来て」信吾をアトリエに入れて描いている歩美の絵を見せた。

 「これが姉さんのヌードか…」
「そうよ、まだ完成してないの。でも、オッパイはいい形してるわよ」
「そんなに綺麗なら、見たいな」
「それなら、モデルやってくれないかしら。歩美さんと一緒にヌードになって!」
「姉さんにヌードを見せるなんて、恥ずかしいな」
「やってくれたら、いい事してあげるわよ」信吾の手を胸に導く。

 「それなら、直美さんとセックスさせて。僕やった事ないから教えて欲しいんだ」信吾の言葉に直
美は暫く沈黙して「セックスした事ないんだ?」聞き返す。
「そうなんだ。恥ずかしいけど、彼女もいないし…」
「わかった、いいわよ。私とセックスしよう。それならいいわよね?」
「勿論さ、学校だって、休講だし」
「だったら、明日からお願いする。11時になったらここをノックするのよ」
「わかった、ここをノックだよね」
「そうよ、家に鍵は掛けないからね」直美は信吾に注意するとアトリエを出た。

 翌朝、次郎は出張なので、早く家を出て成田空港へと向かい、10時近くには、歩美も家を出た。
いつものように、直美の家に向かい、アトリエで服を脱いでいく。
直美も同じように、服を脱いで全裸になると、キャンバスに向かい歩美もポーズを作っていく。
「いいわね。このオッパイが好きだわ」乳房を褒めながら描いていくと11時になったのか「トント
ン!」ドアがノックされた。
 
 直美は歩美が不安にならないようにしながら、ドアを開けて信吾を中に入れた。
「いや、見ないで!」歩美は驚いて、胸と股間を押さえた。
「歩美さん、驚かなくて良いのよ、信吾さんもヌードモデルなの」
「信吾もヌードになるの?」
「そうさ、頼まれちゃった。僕自信ないけどやってみるんだ」信吾も服を脱いでいくが、股間が膨ら
んでいるから歩美は(信吾のオチンチンが膨らんでいる…)気になっている。
そんな事など気にも留めず、パンツも脱いで全裸になると「これでいいんでしょう?」直美と歩美に
見せる。

「凄いわ、あんた立派なチンポしてるわよ」
直美は驚いているが「直美さんのヌードが綺麗でいいよ。オッパイだけ触らせて」断りを入れてから
乳房を撫でた。
「遊びはそこ迄よ。ここに立って。歩美さんはここに」直美は2人を向き合うように立たせて、手の
ひらをタッチさせる。

 (恥ずかしい、信吾にオッパイとヘアを見られるなんて…)歩美は恥ずかしさに体を震わすが(こ
れが姉さんのヌードなんだ…。オッパイもヘアも綺麗だ…)自然と肉竿が揺れている。
「いいポーズね。これが描きたかった」直美はじっくり眺めると新しいキャンバスに描き出した。
信吾と歩美は顔を見合わせているが(お願いだから、次郎さんや母さんには言わないでよ)歩美は気
が気ではなかった。
(姉さん、何時かは僕とオ○ンコやろうよ)歩美の淫裂が気になり肉竿が揺れていく。

 そんな2人だが、直美は気にも留めずに描き続け、1時間後にやめた。
歩美は信吾に裸をこれ以上見られないから、急いでパンティ、ブラジャーと着ていくが「信吾さん、
お礼に何かほしくない?」尋ねた。
「欲しいよ、直美さんのオ○ンコの中を見たい!」
「信吾、何言ってるのよ、そんな無理言わないのよ」当然、歩美が怒った。

 「歩美さん、怒らなくていいわよ。私が頼んだんだから言う通りにする」直美は椅子に腰を降ろし
て淫裂を手で広げた。
「見て、これがオ○ンコよ。チンポが入る穴も見えるでしょう?」
「見える…。これがオ○ンコか。姉さんの、もこうなってるんだ…」
「そうよ、女はみんなこうよ!」直美は平然と言うが、それを見ている歩美の方が顔が赤らんでいる。

 モデルを終えた信吾は先に帰り、歩美は家事を済ませてから帰ってきた。
歩美は信吾の顔を見ようとはせずに、夕食の準備をしている。
そして、夕食を摂っていると、電話が鳴って郁恵の兄が入院したと伝えた。

 「困ったわね、明日実家に行かないと」
「それじゃ、3日は泊まる事になるわね」
「仕方ないわ、兄さんだし…」
歩美と郁恵の話を聞いていた信吾は(ますますよくなってきたぞ。これで、姉さんとのオ○ンコは確
実にやれるぞ)笑顔になっていた。