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「背徳の家族」
赤星直也:作
第1話 モデルの依頼
都会のどこにでもあるような家で朝食を摂りながら4人が話していた。
「信吾、本当に進学出来るの?」40を過ぎた女性が若い男性話している。
「母さん、大丈夫だよ、何とか単位が取れそうだし」
「母さん、信吾を信頼した方がいいわよ。できの悪い弟だけどそれなりの事はやるから」
「そうだよ、歩美の言う通りだよ。僕は信吾君を信頼するからね」
「兄さんありがとう。それじゃ、行ってくるね」信吾と呼ばれた男性は家を出ていく。
「それじゃ、僕も、そろそろ出かけないと」次郎も立ち上がり玄関の方に向かう。
その後を追って歩美が歩き「あなた、今夜も遅いの?」心配顔だ。
「ゴメン、仕事なんだからな。休みにはタップリしような」意味ありげに言い、抱きしめながら尻を
撫でた。
「約束よ、暫くしてないから変な夢ばかり見て困ってるのよ」
「わかった、約束する。じゃ、行ってくるね」次郎も出て行き、歩美と母の郁恵2人だけが残された。
2人は食事の後かたづけを済ますと掃除、洗濯と家事をし、10時近くになると「行って来ます」
歩美も家を出た。
歩美はアルバイトとして近くに住む女性画家の世話を引き受けていた。
歳は50近く歩美の母よりも少し年上だ。
歩美がいつものように家の中を掃除していると「歩美さん、ちょっと座って」言われるまま椅子に
座ると画家はキャンバスを用意して描き出した。
「直美さん、私がモデルなの?」
「そう、気になっていたから描いてるの。そのまま動かないで」歩美はジッと動かないようにしてい
るが不慣れだから「ダメ、そのままよ」注意が飛ぶ。
(モデルじゃないのに…)不満だが口に出さずにポーズを作り続けた。
直美が書き始めてから1時間が過ぎた頃「出来た、もういいわ」やっと描くのをやめた。
「直美さん、見せてください」キャンバスを覗くと「直美さん、私こんなに綺麗じゃないわよ」
見ながら言う。
「歩美さんは綺麗よ、前からそう思っていたし」目を潤ませて見つめた。
「そんな、綺麗だなんて…」顔を赤らめ目を逸らすと「綺麗よ、私の彼女にしたい」抱きしめてきた。
「直美さん、冗談はやめて下さい」
「冗談じゃないわ、本気よ。歩美さんが好きなの」唇を重ね強く抱いてくる。
(困ったわ、そんな趣味ないんだけど悪い人ではないし…)拒まず、されるがままにしてると「歩美
さんのヌードを描きたいの、いいでしょう?」甘えるように胸を撫で出す。
「私のヌードなんて、貧弱ですから」
「貧弱じゃないわ、歩美さんが気付かないだけよ。ほらオッパイだって大きいし」服の上から乳房を
掴んだ。
「困ります。ヌードになったら、夫に怒られます」
「女同士よ、お願いだからやって欲しいの。お礼は並より出すから」今度は股間を撫で出す。
「考えさせて下さい、今は返事出来ません…」その場しのぎで言ったつもりだが「期待してる」また
唇を重ねると手を退けた。
歩美は何事もなかったように家の中を掃除、洗濯と家事を済ませると3時には自宅に戻った。
家には母の郁恵がいるだけで、何もする事がないから部屋に入った。
ベッドの上で横になると「ヌードモデルか…。謝礼は50万は下らないと言うけど恥ずかしいし」
直美から言われた事が気に掛かる。
それに、最近見る夢も気になっていて「しばらく、次郎さんとやってないし」自然に手が股間に伸び
て撫で出す。
「見られている、私のヌードが…」夢を思い出し、妄想しながら手を動かして行くとスカートを脱ぎ、
パンティも引き下げていく。
「見ていいわ、私のオ○ンコよ」夢では大勢の前で足を開いて淫裂を弄くっていく。
「ほら、ここにチンポが入るの…」指が絨毛を掻き分けて膣穴に入っていく。
「したいでしょう、私とのオ○ンコが…」指が動くに連れ淫裂の中が濡れて淫汁が流れてきた。
「次郎さん、やって。速く入れて…」肉竿の挿入を妄想しながら指を動かしている。
歩美はシャツも捲り上げ、乳房も揉みながら1人の世界に入り「いいわ、凄くいい…」楽しんでいる。
その時、弟の信吾が大学から戻り、自分の部屋に向かうと「あ、あ、あ~!」喘ぐ声が聞こえてき
た。
「姉さんの部屋からだけど…」不審に思った信吾は、つま先で歩いて歩美のいる部屋に来た。
(悪い事だけど…)気付かれないようにドアを開けて覗くと(姉さんのオ○ンコだ!)声を上げそう
になった。
そんな事とは知らない歩美は「後ろからして、次郎さん…」乳房を揉みながら、指で淫裂の中を擦っ
ていた。
(姉さんがオナニーしてる…)信吾には信じられない光景だ。
(見なかった事にしよう…)そっとドアを閉めて自分の部屋に入った。
自分の部屋の戻った信吾は「姉さんのオ○ンコ見てしまった…」罪悪感と衝撃でまだ興奮が収まって
いない。
「それに、オナニーしてたなんて…」信吾もズボンを引き下げ肉竿を擦りだした。
「姉さん、もっと見せて…」妄想しながら擦り続けると「出た!」先端から白い液体が噴射した。
「まずい、シーツに着いた!」慌ててティッシュで拭き取るが「気付かないと思うけど」肉竿にも着
いた液体も拭き取った。
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