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「淫らな病院」
赤星直也:作
第14話 初めての快楽
ヌードモデルを終えた2人は、アパートから繁華街へと戻っていく。
「先生。オチンチンどうだった?」歩きながら話す典子に「どうだったと言われても…」
顔が赤く染まっていく。
「あれを、膣に入れられたら、どんな感じかしらね?」
「そんな事聞かれれも、困るわ…」
「私、レイプされたことあるけど、痛くて何も感じなかった。院長とした時はどうだっ
たの?」
「そんなの、言えない…」
「気持ちよくなかったの?」
「良くなかった。無理にやられた感じで、何も感じなかった…」
「そうよね。男は自分だけ良ければいいと思ってセックスするけど、女は優しくして
くれるから好きだわ」
それには(私はどっちも嫌いよ。オチンチンも、指もイヤなのよ!)項垂れて黙り込む
未姫だ。
2人がなおも歩いて行くと、下着店が目に付く。
「そうだ。手伝って貰ったお礼にプレゼントしないと!」未姫の腕を掴んで、店内に連
れ込んだ。
「先生、これ着けて。お返しよ」典子は派手な下着を指さす。
「いいわよ。お礼なんて、要らないから!」
「そうは行かないの。これ下さい!」勝手に買い込んで未姫に渡す。
(こんなの着たくないのに…)渋々受け取り、寮に戻ると、またダンスの練習をさせら
れた。
未姫は服を着たまま踊ろうとしたが「ダメ、全部脱ぐの!」全裸になるよう言われ、
服を脱いでいく。
(何も、練習から脱がなくていいのに…)そう思っても、典子が言うからには従うしか
なく、全裸になっていく。
「それでいいのよ。まずは一緒にやろう!」典子も服を脱ぎ、全裸になると音楽を掛
けて踊り出す。
(イヤらしい踊りだわ。まるで、セックスして欲しいと言ってる見たい…)腰の動きに
嫌悪感を持ちながらも、同じように腰を動かしていく。
「そうよ、それでいいの。足も上げて、見せてやるのよ」典子は足を上げて、淫裂の
中まで未姫に見せる。
(そんなの、見たくもないわよ…)そう思いながらも、倣って足を上げて、典子に淫裂
を見せていく。
それには、笑顔になって「上手よ、だいぶ上手になったわ!」褒めながら目を細めた。
ダンスの練習を済ますと、未姫は夜間診察をするために病院へと向かい、着替えを済
ませ、診察室に入るなり「あら、今夜は朝倉先生なんだ!」直子が声を掛けてくる。
「はい。そう言われまして…」
「この前はごめんね。悪気でやったんじゃないの。今夜は真面目にやるからいいでし
ょう?」甘えるように言い、抱きついた。
(勝手なこと言わないで。フルヌードで病院の中を歩いた、私の身にもなってよ!)黙
ったままで、返事をしない。
「あら、冷たいわね。謝ったのに許さないなんて。いいわ、これを見せてやる!」写
真をちらつかせた。
「許すわよ。あの事は許します…」
「遅いわよ。そんな態度じゃ、こっちが許さない!」
「それなら、どうすればいいの?」
「脱ぐのよ。先生はヌードが一番似合うし…」
「私に、またヌードになれと言うんだ…」未姫の唇が震えている。
「イヤなら、それでいいのよ。ただ、大恥掻くのは朝倉先生だけど」
「脱ぐわ。脱ぐから写真だけは…」項垂れた未姫の目からは、涙が流れていく。
「何も泣かなくていいわよ。だだ、ヌードになるだけなのに…」
(馬鹿なこと言わないで。だったら、あなたもヌードになりなさいよ!)黙ったまま
いると「とにかく、やって貰うからね」直子は診察室から出て、未姫だけが残された。
「またヌードになるなんて…。でも、誰からあの写真を手に入れたのかしら?」考えて
も思い付かなかった。
そして、深夜になると、訪れる急患もなく、手持ち無沙汰になっている。
それを見透かしたかのように「先生、来て!」直子が呼びに来た。
(行きたくないけど…)後が怖いから、素直に従って仮眠室に入った。
そこには、若い男性がいて「綺麗だな。スタイルも抜群だ!」未姫を見て満足そうに
言う。
「そうでしょう。あなたのために頼んだのよ。先生、早速だけど。脱いで!」
「脱ぐって、男がいるのよ。そんな事出来ない…」
「あら、知らなかったんだ。私の弟で入院してるの」
「直子さんの弟でも、男は男よ…」項垂れて言うと「そんな事言うなら、知らないわ。
いいのね?」かなり、機嫌が悪くなった。
「わかったわ。脱ぎます…」仕方なく、白衣を脱ぎ、シャツズボンと脱いで下着姿にな
った。
それには驚いたのか「姉さん。本当に見せてくれるの?」直子に尋ねる。
「勿論よ、弟のためだもの。だから、あんな不潔なことはダメよ」
「わかってる。もうしないよ。今回だけにする」2人は未姫の脱いでいくのを見つめて
いるが(見なくていいのに…)泣きそうな顔をして、パンティから脱ぎだした。
すると「オ○ンコに生えてない!」無毛の淫裂に声を上げた。
「そんな驚かないで。ここの大半は剃ってるの」直子が説明する。
「姉さんも剃ってるの?」
「勿論よ。その方が衛生的だし…」
「そうなんだ。知らなかった!」驚きの顔をしながら見ているが、未姫はブラジャー
も脱いで全裸になった。
「これがオッパイか…」初めて身近で見る乳房に興奮したのか、股間が膨らんでいる。
「元気いいわね。その元気を先生に見せないと」
「わかってる。僕もヌードになるよ」男も脱ぎだした。
それには「脱がなくていいわ。ヌードは私だけでいい!」両手で淫裂を隠す。
「そうは行かないの。先生には、弟を男にしてほしいの」
「男にしろって、セックスをしろとでも?」
「早い話がそうなの。やって貰えるわよね」
「イヤ。そんなの出来ない!」
「だったら、いつまでも、そのままよ。これは返さないわ!」脱いだ服を取り上げた。
「酷いわ。どうして、そんな酷いことを私にさせるのよ…」涙が停まらない。
「これには事情があるの。お願いだからやって。あれはなかったことにするから」そ
う言われればやるしかなく、黙ったまま頷く。
「良かった。まずは先生がここに寝るの」仮眠用ベッドに未姫は寝た。
「まずはキスをして、その後オッパイにもするの」直子が言うと、男は未姫の唇を吸
い乳房も吸い出す。
「次は、指で、性器を触って…」次々と直子が指示してそれに従っていく。
「そうよ。オチンチンを、そこに入れるの!」遂に淫裂に肉竿が当たった。
(入れないで。お願いです!)そう願うが「ズル、ズル!!」膣を押し広げて、入り込
んだ。
「ダメ、そんな乱暴にしちゃダメ。ゆっくりよ、優しく動かして…」直子の指示通りに
肉竿が動いていくと、痛みは感じない。
(痛くない…。返って、気持ちいいくらい…)ゆっくり動く肉竿に、膣も反応して濡
れだした。
「濡れだしたわね。もう大丈夫よ、強くやってもいいわ!」言い終わらない内に、肉竿
のピストンが早くなり、動きも大きくなっていく。
(気持ちいい。これがセックスなんだ…)初めて味わう快楽に、淫裂から汁が流れて
シーツを濡らしていく。
「オッパイにもしないと…」乳首が吸われ「あ、あ、あ~!」遂に未姫は声を上げた。
「先生。気持ちいいの?」
「いいわ…。初めて…。こんなに、気持ちいい思い…」背中が浮き、弓のように反って
いる。
男は、なおも肉竿をピストンしていたが、次第に絶頂が次第に近づいた。
「中に出しちゃダメよ、出そうになったら抜くの!」
「わかってる。もうすぐ限界みたい…」そう言うと「出る、出る!」肉竿を抜いた瞬間
に先端から、白い液体が未姫の乳房に飛びかかった。
「良かった。これがセックスなんだ…」息を弾ませて、乳房を撫でているが、未姫は
(こんなに気持ちいいなんて、私は変態かしら…)淫裂から淫汁を流した間余韻に浸っ
ている。
仮眠室には、2人の荒い息づかいが響いているが「先生、ありがとう。これで弟も悔
いがないわ」礼を言って、未姫の淫裂を拭いていく。
「そうだった。僕からもお礼を言わないと。男にしてくれて、ありがとうございます!」
(お礼なんて要らないわ。私だって、気持ちよかったし…)今までは、レイプ同然だっ
たから、尚更そう思えた。
「先生。服を着ていいわよ」直子はブラジャーを乳房に当て、着るのを手伝いだした。
(一体どうしたのかしら。あんな態度だったのに…)弟とセックスしたら、優しく未姫
を扱っている。
「はい、パンティも履かないと」足首に掛けたが(恥ずかしいわ。赤ちゃんみたいで…)
それでも直子の言う通りにしていき、元通りの白衣姿になると、診察室に戻った。
それから暫くして「先生。先程はありがとうございました…」直子が現れて礼を言う。
「そんな、ありがとうだなんて…。でも、どうして、セックスさせたの?」
「弟は、もうすぐの命なんです。急性白血病で、持って3ヶ月と言われてるの。だから、
せめて、セックスをさせたかったの…」しんみりという直子の言葉に未姫も項垂れるだ
けだ。
「弟、喜んでいたわ。やっと男に成れてたって。これも先生のおかげよ。恩は忘れな
いからね」
(そんな、恩だなんて…。私こそ、初めて本当のセックスを知った…)下を向いたまま、
黙り込んでいる。
暫くして未姫は「ドナーは見つからないの?」尋ねた。
「当たったけど、いなかった。後3ヶ月の間に見つかればいいんだけど…」
「そう、だめだったんだ…」慰めの言葉も出ない。
翌朝、夜勤を開けると「今日は午前だけでもいいからやって貰うよ」内藤から言われ
た。
「構いませんが、何かあるんですか?」
「理事会だよ。出たくないけど、出てくれと言われてね…」
「そりゃあ、内藤さんは重職だから当然ですよ」
「重職か…。俺はそう思わないな。院長なら別だがな。とにかく頼んだよ」内藤はそう
言うと出て行く。
「全く、内藤さんったら、ここから抜け出したいみたい」淳子が漏らした。
「淳子さん。内藤さんがいなくなったら、どうなるの?」
「どうなるって、わからないわよ。私は役のない医師だし…」
「そうよね。誰か、来るのかしら?」
「そんな事より、仕事よ。準備して!」淳子の言葉に、未姫も診察の準備を始めた。
未姫は結局、5時近くまで診察するはめになり、疲れが抜けないまま寮に戻った。
戻ると「しんどかった…」愚痴を言い、シャワーで体を洗い、ベッドに潜り込んだ。
疲れが溜まってるのか、直ぐに眠気が襲いイビキを掻きだした。
そして、どれだけ寝たかは知らないが「いいわ。凄くいい~!」女の喘ぐ声で目が覚
めた。
「何よ、今の声。もしかして、淳子さん…」壁に耳を当てると「あ、あ、あ~!」また、
喘ぐ声が聞こえる。
(レズだわ。相手は誰かしら?)聞き耳を立てると「先生、指だけじゃイヤ。あれで
して…」また聞こえる。
「しょうがないわね。典子は甘えん坊なんだから」
(典子さんが相手なんだ!)相手がやっとわかった。
「これからも、私の言うことを聞くのよ。そうしないと、してあげないからね」
「聞きます。ですから、それを入れて下さい…。いいわ、凄くいい…。本物よりも感じ
る…」声が大きくなった。
(イヤらしい。きっと、玩具を使ってるわ。あんなのを膣に入れるなんて不潔よ)ベッ
ドに戻って横になったが、相変わらず「あ、あ、あ~」と喘ぎ声が聞こえる。
「レズなんて、変態のする事よ。私は嫌いよ。それより…」昨夜のことが思い出され
る。
「オッパイも、吸われたわ…」自然に手が動いて、パジャマのボタンを外し、ズボンも
引き下げていく。
「ここにも、された…」パンティも足首から抜かれ、指が淫裂を撫でだした。
「ここに、入れられたんだ…」指が膣の中に入り動き出す。
「して。もっと深く入れて!」妄想しながら指を動かしていると、膣も反応して濡れだ
した。
「噛んで。乳首を噛んで!」ブラジャーの中に手を入れて乳首を潰した。
「強くよ。もっと強く噛んで!」膣に入った指も動きが速まり、乳首を摘む指先にも力
が入った。
「いいわ、凄くいい。出してもいいから、もっとして…」全身を反らせながらも、指
を動かしている。
「もうすぐよ。もうすぐ行くから、膣に出して…」それだけ言うと、動きがピタリと停
まって「ハア、ハア!」荒い息づかいになっている。
それに、淫裂から溢れた汁がシーツを濡らしていた。
「気持ちよかった。オナニーでこんなに感じるなんて。きっと昨日のセックスが…」ま
た思い出すと、指が動き出す。
「我慢しないと。今夜はここ迄…」足首に絡まったパンティを引き上げて、股間を覆う
とズボンも履いて、深い眠りについた。
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