「白衣の女神と天使」

                               赤星直也:作 
第18話 陵辱の性教育

 校門をくぐると、待っていたかのように、あの4人連れが声を掛けてきた。
「お姉さん、待っていたよ。来てくれないかと心配だったんだ!」4人は奈々達の腕
を掴み、校舎の中に連れ込んだ。
「待って、そんなに急がないでよ!」息を弾ませながら、小走りに走って教室に飛び
込むと「お待ちしてました。私はここの校医をしている桜田です」白衣を着た女性が
話掛けてくる。

 「先生。この姉さん達がやってくれるんだって。良かったね、桜田先生!」
「ホントに助かったわ。私はいやだったのに、進んでやって貰えるなんて助かります」
桜田はホッとしている。
「桜田先生は別な講座が待ってますから、お願いします」
「わかってます」桜田と名乗った女性は元気なく教室から出て行く。

 校医が教室から去ると「お姉さん、始めましょう。お姉さんの講座を」と言われる。
「講座って、何をするの?」
「僕たちに性教育を教えて欲しいんです!」その言葉に(まさかヌードに?)怯える
奈々達だ。
「お姉さんは女医さんだから、詳しく説明できますよね。それから、素っ裸になって
自分のオ○ンコを見せながら説明して下さい」

 「できないわ。そんなのできない!」声を震わせ叫ぶ奈々や淳子達だが「いやでも
やって貰います。やらないなら、これをばら撒きます」それは高校生の肉竿を擦って
いる時や、童貞を奪った時の写真だ。
「撮っていたの…。これを…」後は声にならず体が震えていく。

 「性教育をやりますよね?」
「でも、先生や父兄に見られたら困る…」俯いて言う奈々の目からは涙が滲み、淳子
達3人も泣いていた。
「それは安心して下さい。絶対にわからないようにやりますから!」
「信用していいのね。わかった、やるわ」力なく返事をすると「それでは、行きまし
ょう!」奈々達は別な教室に連れて行かれた。

 教室に入るなり(こでやるなんて!)驚いた。
大きな教室には男子生徒がびっしり座っていて「早く始めてよ、待ちくたびれたよ」
催促している。
「わかってるよ。さっそく始めよう。講師役のお姉さん達です」奈々達は生徒も前に
出された。
(こんな、大勢の前で性器を晒すなんて…)俯いたままだが「お姉さん、始めて下さ
い。鍵を掛けてカーテンも閉めましたから」生徒から促される。

 (やるしかないわ。素っ裸になって性教育を…)奈々は震える指でスカートのファ
スナーを下げていく。
(悔しいわ。こんな子供の前で脱ぐなんて!)悔しさを堪え、脱いだスカートを用意
された籠に折って入れていく。
勿論淳子や恵子達も脱ぎだし、スカートを脱いでパンティ姿になった。
「いいな、こんな講座があって!」「そうだよな、素っ裸が見れるんだから」講座を
受けに来た生徒は、4人の脱いでいく姿を見ながら話し合っている。

 (脱ぐのを見られるなんて!)体を震わせながら、ニットシャツを脱ぎ、4人はパ
ンティとブラジャーだけの姿になった。
(恥ずかしい、まともに見られているなんて…)後ろを生徒達に向け、背中に両手を
回してホックを外した。
(これで、オッパイが丸見えだわ…)ホックを外すと、肩の紐をずらして両手を下げ
ていく。
「オッパイだ、大きなオッパイだぞ!」「わかってるよ。俺、一番右のオッパイが好
みだな」カップから乳房が飛び出し揺れている。

 (性器も見せるんだ…)腕に絡まったブラジャーを籠入れるとパンティを下げた。
「ゴクン!」居並ぶ生徒達は、生唾を飲んでゆっくり下がっていくパンティを見てい
る。
(見ないで、性器は見ないで!)膝まで下げると脚をあげた。
「オ○ンコだ。あれがオ○ンコか!」股間の絨毛は生えかけで、ピンクの淫裂が露わ
になっている。

 (見られている、性器を見られている!)震えながら、残った足もパンティから抜
いて全裸になった。
(これでフルヌードだわ。もう、やるしかない!)奈々はパンティを籠に入れると、
生徒達に正面を向け、両手を後ろに組んだ。

 (恥ずかしいより、悔しいわ。こんな子供に素っ裸を見せるなんて!)強ばった顔
になっている。
その後、愛子達も淫裂と乳房を生徒達に晒して(恥ずかしい。こんな大勢に見られて
いるなんて!)膝がガクカク震え、奥歯も鳴っている。

 「見えますか。これが女性の体です。オッパイと性器が特徴です」女医の奈々が解
説を始めると、生徒達はおとなしく聞いている。
「ここが膣です。ここにオチンチンが入ってきます」4人は淫裂を指で広げ、膣を見
せた。

 「膣の上にある、大きなピンクの膨らみは何ですか?」
「これは尿道です。ここからオシッコがでます」淫裂の中にある1センチほどの突起
を掴んだ。
「真ん中に白い部分があるわよね。ここからオシッコが出るのよ」奈々は説明してい
く。

 「割れ目の上にあるのは何ですか。少し赤いけど」
「これがクリトリスです。指でまくれます。ほら、こんな真珠が付いてます」奈々は
自分のクリトリスを指で剥き、半透明な小粒を晒した。
奈々を見倣い3人も(何で、こんな事しなければいけないのよ…)泣き出しそうな顔
でクリトリスの包皮を捲って晒していた。

 「女のオナニーって、どうするんですか。男はこうやってやりますが?」生徒の一
人が、チャックから肉竿を取りだし擦り出す。
「そんなのしまって。オナペットじゃないのよ!」顔を背ける4人だ。
「ごまかさないで、オナニーを見せてよ!」
「わかったわ。こうするの…」奈々は乳首を摘みながら、淫裂にあるクリトリスを触
っていく。
(恥ずかしいわ。大勢の前でオナニーをするなんて…)4人は顔を真っ赤にしながら、
クリトリスを撫で続けた。

 「ほら、テカテカしてるでしょう。これが淫汁と呼ばれる潤滑剤なの。これでオチ
ンチンや指が入っても大丈夫なの」両手で淫裂を押さえて指を入れていく。
生徒達の方も、肉竿を擦り続けて登り詰めて射精し(出さないで。オナペットじゃな
いのよ!)顔を背けて黙ってオナニーをした。

 オナニーを続けていると「もう時間ですから、終わりにします」やっと講座が終わ
った。
(恥ずかしかった!)奈々は脱いだパンティを手に取ったが「これはこのままです。
次の講座がありますから」静止された。
「ヌードよ。私達はヌードなのよ!」叫んでしまったが「ですから、それでいいんで
す。行きましょう!」「いやよ、服を着させて!」腕を掴まれ、引きずられて教室か
ら廊下に出た。

 「素っ裸だ。オ○ンコが丸出しだ!」「お、オ○ンコだ!」生徒達は叫んで「見な
いで。性器は見ないで!」片腕を掴まれ、別な片手で性器を隠しているから、乳房が
露わになっている。
(性器を見られるなんて、いやよ!)空いた手で股間を隠して歩いていくと「ここで
すよ。次の講座はここです!」奈々達は乳房を揺らせて教室に入った。

 その瞬間「いや、見ないで、見ないで!」そう叫んだのは、先ほど会ったばかりの
校医の桜田だ。
「さ、桜田さん!」桜田は全裸になって、生徒が持つカメラの前でポーズを取ってい
た。
(ヌード写真だわ。しかも校医を撮るなんて!)淫裂を押さえていた手が自然に落ち
ていく。

 桜田は乳房を両手で持ち上げ、足を開いている。
真っ黒な絨毛が淫裂を覆っているが、隠しきれずにピンクの淫裂が口を開いている。
「お姉さんもヌードになってくれたんだ。ヘアはあまりないけど、オ○ンコが見える
から良いだろう?」
「勿論さ。オ○ンコを撮らせてくれるなら大歓迎だよ」
(いやよ、性器を撮られるなんて!)4人は怯えている。

 「良かったね、桜田先生。仲間ができたし」その言葉に項垂れる桜田だ。
「お姉さんも、オッパイを持ってポーズを作らないと」逆らえない奈々達は桜田と同
じく乳房を持ち上げ、足を開いていく。
(撮られているわ、性器の中まで!)目を真っ赤にしながらカメラを見つめている。
「いいな、その姿が!」シャッターが押され「カシャ、カシャ」と金属音がなり響い
ていく。

 奈々達は、ヌードモデルが終わると2回目の性教育をさせられ、全裸姿を生徒達に
見せている。
(いや、もういやよ。こんな事はしたくない!)性器を両手で広げていく。
散々、生徒達に恥ずかしい事をさせられて、解放されたのは3時だ。

 「終わりました。お礼に気持ちいい事してあげます」
「いらないわよ。お礼なんて!」
「遠慮なく受けて下さいよ」嫌がる4人は四つん這いにされ、腰を両手で押さえられ
た。
「入れないで。お願い!」と叫ぼうとしたが、口の中に肉竿を押し込まれてしまい
「フグ、フガ、フガ!」言葉にならない。

 「ここにも、お礼をしないと」淫裂にも肉竿が押し込まれて(やめて。いや、やめ
て!)奈々達は二つの肉竿で辱められていく。
(こんな子供に恥ずかしい事をされるなんて!)悔しさを堪えて耐えているが、生徒
達は次々と4人の口と淫裂に精液を送り込んだ。

 奈々がは高校生に辱めを受けている頃、あのホテルが買収されそうだったから、高
木達は頭を抱えていた。
経営は高木が行っていたが、出資者に介護法で新たに加わった業者から、高額の買収
話が出されたからだ。
「困ったな。俺は2億しかないし、とても出資の返還は無理だな…」
「俺だって1億がやっとだよ。出版だって、そんなに儲からないしな」上原も答える。

 「あれを使って、芸能人から巻き上げるか?」
「だめだ、それは絶対にだめだ。皆が不幸になるだけだから、絶対にだめだ!」
「仕方ないな。ここを売るしかないか…」
「で、これからどうする?」
「田舎に作るかな。不妊治療の病院でも!」

 「待てよ。医師はどうする。それに、看護婦だっていないぞ!」
「そうだよな。だったら、介護法を利用して老人ホームはどうだろう?」
「そうだな。その考えなら、うまくいくかも知れないぞ。医師なら奈々がいるし、看
護婦には淳子,恵子、愛子もいるし…」
「それに高木はホテルの経営していたから運営は任せられるし…」

 「決まったな。俺も奈々と身を固めるか!」
「待てよ、自分だけい思いして…。俺も愛子と一緒にさせろよ!」
「恵子は俺と一緒だぞ」「淳子は俺とだ」こうして勝手に決められてしまった。

 「よし、明日、プロポーズするか!」
「でも、断られたらどうする。自信ないな、あんな事をさせたんだからな…」
「そうだな。断られたら脅すしかないよ。もう、ここにはいられないって!」
「上原、その通りなんだ。マスコミに奈々達の事が噂になっているんだ。素っ裸で診
察をしているって!」

 「本当か、立川!」
「本当だよ。ある雑誌の記者から聞いたから間違いない。早くしないとやっかいな事
になるぞ」
「わかった。今夜にでも会って、話した方がいいみたいだな」
「そうしよう。その前に俺、床屋に行って来る!」
「抜け駆けはだめだ。一緒だぞ!」
「わかったよ、一緒に散髪しよう」

 そして、夕方に淳子達3人は奈々のマンションに集まっていた。
「悔しいわ。あんな子供の相手をさせられるなんて」話し合っていると「ピンポーン
!」チャイムが鳴った。
「どちら様ですか?」奈々が恐る恐る尋ねると「俺だ、高木だ。皆もいる!」「わか
りました、今開けます」鍵を外しドアを開けた。

 「大事な話だ。看護婦も集めてくれ!」切羽詰まった顔で言う。
「いますよ、ここに!」「それなら都合がいい」高木達はリビングに入った。
「今日はどこに行ってたんだ。連絡がつかなかったし」
「実は…」奈々は診療所の事と高校での事を4人の前で話した。

 「そんな事があったのか。だったら急がないと。奈々、あそこをやめろ。危なくな
ってきたぞ!」
「私もそう思っているの。やがて、噂が広がるし…」
「広がっているんだ、マスコミに。直ぐにやめないと危ないぞ!」
「わかりました、明日締めます」
「その方がいいよ。後始末は手伝うから」

 「先生、そうしたら私たちどうするの?」心配顔の淳子が言うと「淳子、お前は俺
と一緒に暮らすんだ。俺の妻になるんだ!」「そ、そんな!」あまりの事に顔を赤ら
める淳子だ。

「淳子だけでない。恵子は俺の妻だ」相原も言い「愛子は俺の妻だからな」高木も言
う。
「それじゃあ、先生は?」
「俺だ、俺の妻になるんだ」「そんな事急に言われても」奈々は恥ずかしそうに顔を
赤めていく。

 「いやでも、4人は妻だ。ただし、人前では妻だが、2人きりの時は奴隷と同じだ
からな」黙って聞いている4人だ。
「いやなら、ビデオと写真をマスコミに流すからな。どうだ、奈々?」
「妻になります。ですから、ビデオは流さないで」泣きながら言う奈々だ。
「本当だな。誓うか?」「はい、誓います。妻になります」泣きながら言った。

 「淳子はどうだ?」
「妻になります」
「誓うな?」
「はい、誓います」こうして4人は妻になる事を誓った。