|
「汚された白衣」
赤星直也:作
第1話 覗き見
「ルミさん、よろしくお願いしますよ」男が言うと「こちらこそ、よろしくお願い
します」若い女性が返事する。
「早速ですが、着替えて仕事をして貰えませんか?」
「はい、わかりました」
「言われたサイズを用意しておきましたから、合うとは思いますが…」
「ありがとうございます」白衣を渡されたルミは早速、着替え室に入って「やっと、
再出発だわ」ルミは着ているスーツを脱ぎ、ワイシャツも脱いで、ピンクの下着姿に
なったが、カップからは乳房の膨らみが飛び出し、ビキニのパンティは絨毛をどうに
か隠している。
その下着姿を小さな隠し穴から見ている男がいた。
先ほど、ルミと話していた男で、ここの医院を経営している黒岩だ。
(オッパイが、こぼれそうだ。腰もくびれやスタイルも上だな…)股間を膨らませな
がら覗いていた。
そんな事とは知らずに、渡された白衣を着込んで「これで、いいわ」ボタンを絞め
ると更衣室から出て来た。
「着替えましたね、紹介しますよ」黒岩はルミを連れて医院内を案内して「検査担当
の弟の健二です」弟を紹介し「望月ルミです、よろしくお願いします」挨拶していく。
その後「看護婦の木村依子です」「松田淳子です、よろしくね」次々と挨拶を済ませ、
早速、依子の指示で仕事を始めた。
ここの医院は入院患者は置かず、救急指定もない。
だから夜勤はなく、7時まで勤務すればよい。
それに、3階建ての医院で1階は診療、診断をしているが2階は人間ドック部屋があ
り、3階が看護婦と黒岩達の住まいになっている。
「ルミさん。今日は人間ドックの日ですから忙しいですよ」
「人間ドックをやっているんだ!」
「そうよ。土曜と日曜にやるの。普通と違ってね」
「だから、休みは木曜日なんだ!」
「そうよ、それに日曜の午後もね」
「わかりました。お手伝いします。私もドックやっていましたから、患者さんの扱
いは慣れてます」
「いいのよ。人間ドックの扱いは、私達がやるから検査だけやってね」「夜はゆっく
り休んでいいから、まかせて」何か辛そうな顔をしている依子と淳子だ。
「ホントに、いいんですか?」
「いいわよ、私達に任せて」不思議に思いながら、言われたことをしていくと、依子
が言った通りにドック希望の6人が訪れた。
「こちらで検査します」淳子は来院者を着替えさせると、いろいろな検査を受けさせ
た。
患者とドックの対応で、きりきり舞いしながら6時になった。
「後はいいわよ、私達がやるから」依子と淳子が来院者の食事を運んでいくと「待っ
て、後で、後でなるから…」病室から声がし、依子が飛び出してきた。
依子は白衣のボタンが外され、ブラジャーが覗いておりボタンをかけ直して、次の病
室に入っていく。
同じように、病室から出てきた淳子の白衣もボタンが外されており「ルミには、絶
対に見られたくない…」泣き出しそうな顔で、ボタンを直してから次の病室に入った
が「ダメ、いまはダメ!」やはり、声が上がっていく。
そんな事とは知らず、ルミは自分の部屋でくつろいでいた。
「お風呂に入ろうかな」風呂は共同で使っているから、着替えを持って浴室に入ると、
脱衣室で服を脱いでいく。
シャツを脱ぎ、ブラジャー姿になって、スカートも脱いで下着だけになった。
ルミは鏡を見ながら自分の下着姿を見ている。
「いいわね、このスタイルも」パンティを引き下げた。
「ヘアの手入れをしないとダメだわ」足首からパンティを脱ぐと、真っ黒な絨毛に覆
われた股間が露わになった。
更にブラジャーを脱ぎ、全裸になると「カミソリで剃らないと…」鏡を見ながら、
絨毛に石鹸液を塗り、カミソリではみ出た絨毛を剃っていく。
「これでいいわ。でも、性器ってグロテスクだわね」鏡を見ながら淫裂を広げた。
「こんな所に、オチンチンが入ったら痛いだろうな…」指で膣を触り、乳房を揉ん
でマッサージし「大きくならないとね」充分に乳房のマッサージを済ませてからやっ
と浴槽に入った。
「兄貴、凄いね。オ○ンコをいきなり見せたよ!」
「あの子のスタイルは抜群だぞ。俺が先に頂くからな」
「仕方ないな、オ○ンコできるなら我慢するか…」2人は隠しカメラでルミの全裸を
見ており、勿論ビデオでも撮っていて、そんな事とは知らず浴槽に浸って上機嫌のル
ミだ。
ルミは体を綺麗に洗い終えると体を拭き、下着を着込んでいく。
「これは大人の下着よ」総レースの下着で、パンティを先に履くが、超ビキニなので
お尻が半分飛び出し、淫裂もやっと隠れている。
しかも、絨毛の全を隠せきれず、レースの切れ目から覗いていた。
「危ない下着ね。これを男に見られたら、レイプされるだろうな…」その後、乳房
にブラジャーを押しつけてホックを止めたが、やはり、乳首は隠せるが膨らみは隠せ
ず、レースの切れ目から膨らみが覗いている。
下着を着込むと、パジャマを着て「これでいいわ」洗濯機に汚れた下着を入れて自
分の部屋に戻った。
「依子さん達は今頃何やっているのかしら?」気になると、どうしても知りたがるの
が人間だ。
「悪いけど、覗いてみよう…」ルミが「見るな!」きつく言われている2階に下り
ると「あ、あ、あ!」患者の部屋から声がする。
「何かしら?」廊下を降りると、隠れて患者の部屋を見つめた。
暫くしてから「ギー!」ドアの開く音が聞こえ、体を屈めて覗くと(そんな!)我
が目を疑った。
部屋から出て来たのは、白いストッキングとナース帽だけを付けた依子で、乳房はお
ろか、股間の絨毛が綺麗に剃られていて、淫裂が丸見えになっている。
その淫裂からは、白い液体が流れており、廊下に置かれたワゴンからタオルを取り、
淫裂を拭いていく。
丁寧に指で広げて、中も拭いていると「ギー!」また音がして、淳子も病室から出て
きたが、淳子もストッキングとナース帽だけの全裸だ。
やはり、綺麗に剃られた淫裂から白い液体を流しており「依子さん。私もうしたく
ない!」泣きながら淫裂の中を拭いていく。
「私だって、こんなのしたくないわ。でも、あれが…」依子は泣き声になっている。
「あれがなければいいのに…」依子は淫裂を拭き終えると、乳房を揺らせながら隣の
病室に入って行く。
暫くして「あ、ああ!」と声が上がり、淳子も病室に入って行き、依子と同じよう
に「あ、あ、あ!」と声をあげていた。
(まさか、セックスをしているのでは?)ルミの体が震えている。
ルミは自分の部屋に戻ったが「誰にも見られなかったはずだわ…」興奮は収まらない。
「どうして、2人がセックスを…」疑問になっていく。
だが、覗いていたルミを黒岩は見ていて「もう気づいたぞ。計画を早めないと危な
いな…」「そうだな、明日にでもやるか」2人は計画を練っていく。
翌朝、ルミが更衣室に入ると依子と淳子は、もう下着姿になっている。
2人ともスケスケのパンティとブラジャーを着けており「大胆だわ。それにヘアがな
い!」ルミが驚きの声をあげると「剃っているの。不潔だから…」「私もよ。剃った
方が衛生的だしね」泣きそうな顔で言い訳をする。
(何か、事情があるのね)ルミも服を脱いで下着姿になっていくが「あら、オッパ
イがいいわね。触らせて」ブラジャーが外された。
「ダメ、そんなのダメです!」拒んでも露わになった乳房を依子が揉み「私にもさせ
て」淳子はパンティを引き下げ「可愛いわよ」淫裂を撫でていく。
それを黒川が(そうだ、それでいい。もっと裸を見せるんだ!)マジックミラーから
ルミの全裸姿をビデオに撮っている。
ルミは淫裂を指で広げられ「ダメ、もうやめましょう!」逃れようとする。
(ご免なさい。こうしないと、私がされるのよ)2人は申し訳なさそうにルミの乳房
と淫裂を触わり「ルミさん、またさせてね」やっと手を退けた。
(恥ずかしかった、性器やオッパイを触られるなんて…)パンティを引き上げ、ブラ
ジャーを戻していく。
依子達も白衣を着込み、ルミも白衣を着込むとドック患者の検査を始めた。
その合間に、黒岩が昨日の検査結果や問題点などを患者に説明し、昼前にはドックの
患者も帰った。
病院は午後から休診なので、患者はおらず、皆がくつろいでいたが、突然「プルプ
ル!」電話が鳴り「わかりました、お伺いします」電話を取った依子は黒岩の部屋に
向かった。
暫くして健太が現れ「ルミ君、往診だ。準備を頼むよ。依子さん、後は頼んだからね」
指示する。
「はい、わかりました」返事をした依子だが、ルミを哀れみの目で見ており「ルミ
さん、これを持っていくのよ」黒いカバンを淳子が手渡す。
「はい、わかりました」健太は白衣を着込むと、ルミと一緒に玄関から出て車に乗り
込むが「私と同じ目に遭うのね…」辛そうに依子と淳子が見送った。
2人が乗った車は日曜の町を走り、古ぼけたビルの中に入った。
「ここだ!」車から降り、2人が中に入っていくと男が待っており「こちらです!」
2人は案内され、暫く歩いていと部屋が見えてくる。
「中にいますから!」ドアが開けられたが、中には何もなく、突然に「動くな!」
男は態度を変えて、ナイフをルミに押し当てた。
すかさず「いやー!」ルミが悲鳴を上げ「何をするんだ!」健太が怒鳴ると「動くな。
動いたらこの子の命はないぞ!」脅しに掛かった。
「わかった。おとなしくするよ」
「それでいい。おい、こいつを縛れ!」ルミにロープを渡し、ナイフを押し当てられ
たルミは、健太の腕を縛った。
「次は、お前だ!」「いや、いやです!」ルミも縛られ「暫く、おとなしくして貰う
からな」健太の腕に注射が打たれ「うー!」健太は一瞬にして意識がなくなった。
「お前も眠って貰うぜ」「いやー!」ルミの腕にも注射が打たれ「眠い、眠くなっ
てきた…」意識がなくなり床に崩れていく。
すると「何だ、もう眠ったのか?」眠ったはずの健太が起きあがった。
「うまくやりました。でも、後は知りませんからね」男は健太の腕を解くと出てい
き、それと入れ替わって健二が入ってくる。
「うまく行ったみたいだね、兄貴」
「ああ、うまくいったよ」健太はルミのスカートを捲り上げ「いいね、レースだよ。
やりがいがあるな」笑顔になっている。
「そうだよ。こんなに上玉なんて、滅多に抱けないよ」健二も白衣の上から胸を撫
でて「いいね、この感覚が…」2人はルミの体を触ってから準備を始めた。
部屋の中のライトが灯され、煌々としているがルミは相変わらず眠ったままだ。
|