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「引き裂かれた白衣」
赤星直也:作
第6話 仕返し
2人が町中をブラブラしていると、ポルノショップが目に留まる。
「来い。いいのがあるかも知れないぞ」
「イヤよ。私は女です!」拒んでも、腕を掴まれ連れ込まれ、恥ずかしさに顔を上げ
られない。
「拘束具か。これは痛いだろうな…」中村が言うと「いいえ、それほどでもありま
せん。今は、痛くないようにしてあります」店員が答える。
「それだったら、つまんないな。痛くないと面白くないし」
「そういうお方には、特別なのがございまして」カタログを広げた。
「いいね。これは痛そうだな」乳房を根本から絞る、バンドの写真を見ている。
「はい。それに、こういうのもございます」乳首を潰すクリップだ。
「これはオ○ンコにも使えるな…」ジッと見つめた。
「このベルトもいいね」くまなく見てから「これと、これをくれ」数点指さす。
「ありがとうございます」店員は礼を言って袋に詰めていく。
「おや、こんなのもあるのか?」ゴムマスクだ。
「はい、刺激が欲しい夫婦用でして…」中村は暫く考え「これもくれ!」とマスクを
2つ買い込んだ。
ポルノショップを出ると、2人は安物の男服を買い、中村のアパート向かった。
アパートに入ると、買い込んだ男物の服に着替えていく。
(もしかして、久恵さんをレイプするんでは?)不安も合ったが、脅されている以上、
反撃に出るしかなく、着替えを済ますと、買い込んだ物を車に積んで町を出た。
町を出ると夕闇が迫っている。
「急がないとな」スピードを上げて、小さな建物に向かった。
「着いた、降りるんだ!」周りには何もなく、うっそうとした木立があるだけだ。
「今夜は、ここに泊まるぞ!」中に入ると、ガランとした空間があり、床は板張に
なっているが、仕切りがない。
「いいか、これからあいつが来るけど、絶対に喋るなよ!」買い込んだゴムマスクを
渡す。
(久恵さんが来るんだ。それに、間違いなくレイプする気だわ…)気配で悟り、頷く。
そして、袋を開けていると、クラクションが鳴った。
「来たぞ、顔を隠せ!」急いでマスクを被り顔を隠すと、それと同時に久恵が両脇を
押さえられて入って来た。
「何する気よ。これは誘拐だからね」声が震えている。
「それは覚悟の上だ。お前は、俺たちと会ったのを恨めばいい」
「そういうことだ。お前で一儲けさせて貰うぞ」部屋の電気を付けて、カメラをセッ
トしていく。
久恵は怯えて「何するのよ、お願い帰して!」逃れようとするが、抑えられて逃れ
ない。
「諦めろ。ここで、ビデオの主役になれるんだから!」
「イヤ、レイプビデオはイヤ!」久恵はうずくまり、後ずさりしていく。
「往生際が、悪いぞ!」1人が襲いかかった。
「いや、いや~!」悲鳴を上げ抵抗すると、中村は久恵の頬を数発叩いて、髪の毛を
振り回しだし、すかさず「ギャ~!」悲鳴が響き渡った。
それでも久恵は抵抗し、中村は頬を叩き、床に押しつけ、両手を男が掴んで久恵の
自由を奪う。
「これで、お前も諦めるんだな」
「いや、やめていや~!」足をバタバタするが、中村はスカートのホックを外し、引
き下げると、紫色のパンティで股間を包んでいる。
スカートを脱がし終えると、パンティが掴まれ引き下げられた。
「いや、いや!」足をバタバタするが、引き下げられて、下半身が剥き出しにされて
いく。
恥丘も露わになり、縦長に手入れされた絨毛も、露わにされた。
「ほう、手入れしているのか。感心だな」
「見ないで、見ないで!」泣き叫ぶが、腕を床に押しつけられ、どうすることも出来
ず、パンティはあっけなく、足首から脱がされた。
「今度は上だぞ!」腕を抑えた男は、ニヤニヤしながら言う。
その言葉通りに、中村はシャツを捲り上げ、脱がせに掛かった。
「いや、やめて~!」体をバタバタするが、首から抜かれていく。
「いいね、以外に大きいじゃないか!」ブラジャーからは、乳房の膨らみが、はみ
出ている。
そのブラジャーも脱がされ、文字通りの全裸にされると、その全裸をビデオがなめる
ように、撮っていく。
「待て、ヘアが邪魔だ。オ○ンコが映らないぞ!」
「剃るしかないな、準備はいいのか?」その言葉に中村が頷いた。
「そうか、やってくれ」
「イヤ、ヘアはイヤ、剃らないで~!」また暴れ出した。
しかし、それで諦めるはずが無く、暴れる久恵に、買い込んだバンドを乳房に取り
付けた。
「ギャ~!」乳房が根本から締め上げられ、変色し「解いて。お願い、解いて!」悲
鳴を上げている。
「そうは行くか。終わるまでは、このままだ!」容赦なかった。
久恵は乳房を縛られると、抵抗も少なくなり、絨毛も剃り上げられれて、淫裂が剥き
出しにされた。
「どれ、オ○ンコも撮るぞ」足を開かされ、淫裂も撮られて「う、う、う!」悔しさ
に、声を上げて泣いている。
「泣くなよ。今度は、気持ちいい事してやるから」それを合図に、中村はズボンを
脱ぎだした。
「いや、いや。こないで、いや~!」また、気が狂ったように、声を上げた。
それを無視して、脱ぎ続け、下半身を脱ぐと、上も脱いで全裸になり、久恵の間に
体を入れた。
「入れないで~。お願いです!」
その声を無視し、足を広げて腰を押しつけると「ヒ~!」膣を肉竿が押し広げている。
「入ったぞ、オ○ンコにチンポが!」久恵は呆然とした顔になった。
肉竿は、小刻みにピストンしながら奥へ、奥へと入って「ギャ~!」悲鳴と共に鮮血
を流した。
「何だ、初めてかよ。オ○ンコやったことないのか…」手を押さえる男が、呟くよう
に言う。
(やっぱりバージンだったんだ。やったことなくて、よく言うわね)奈美は久恵に
脅されているから、同情はなく、冷めた目で見ている。
その奈美が見ている前で、肉竿は大きくピストンを始めた。
久恵は「う、う、う!」痛みだけでなく、屈辱に泣いている。
(いい気味よ。私を脅迫するからこうなったのよ、今度は、私の番だからね)奈美は
ジッと淫裂を見つめた。
「ピチャ、ピチャ!」肉竿が動く度に、血が飛び散り、太股まで赤く染まっている。
やがて、肉竿の動きが停まった。
(始まるわ、射精が始まる…)その思惑通りに「いや~、お腹に出さないで~!」悲
鳴を上げたが、すでに放出が終わっていた。
肉竿が抜かれると、血が混じった精液が流れ出し、それをビデオが撮った。
犯された久恵は、拘束具で手首と足首を固定され、足を閉じたくても閉じられず、開
脚したままでいるしかない。
「俺にも、オ○ンコやらせろよ!」久恵の自由が効かなくなると、手を押さえてい
た男も、服を脱いで襲い掛かるが、久恵はショックで抵抗はしない。
男のされるがままで、肉竿をピストンしながら、変色した乳房を揉んでいく。
「いいね、こんな事なら毎日やりたいよ」満足そうに腰を振っている。
勿論、もう1人がビデオで撮っていた。
こうして、久恵は中村達3人に深夜まで犯された。
翌日、久恵は両手を吊され、ムチで打たれていく。
「ギャ~!」悲鳴を上げながらも、背中に赤い筋を作っている。
「痛いか、これが?」尻も打たれて「打たないで、お願いです!」泣き叫ぶしかない。
「痛いのがイヤなら、犬になるか?」
「なります、犬に…」
「それなら、解いてやる」やっと自由が戻った。
「犬には、これを付けないとな!」首輪と鎖が付けられる。
「犬は立たないぞ」その言葉で、四つん這いになり、その姿もビデオで撮っている。
「ほら、チンチンしろ!」言われるまま、ビデオの前で犬のようにチンチンするが、
久恵の目からは、屈辱に涙が流れていた。
だが、辱めはこれでは、すまない。
「出せ、ここに出せ!」ポリの洗面器が足下に置かれた。
首を振って嫌がると、背中をムチで叩かれ、仕方なく片足を上げて、洗面器に放尿を
していく。
それを奈美は(良くやるわね、ビデオの前でオシッコだなんて…)軽蔑の目で見て
いる。
その後は、四つん這いのまま、3人に犯され、昼過ぎに連れて行かれた。
「奈美。お前も、変なことをしたら、こうなるぞ!」
「しません、言われた通りのこと以外はしません!」首を振って言う。
「それでいい、それが奈美の為だ。それより戻らないとな。夜勤だろう?」
「はい、そうですが…」
「だったら、急がないとな」2人は車に乗って町に戻り、服を着替えてから奈美のア
パートまで送られた。
アパートに戻ると、シャワーを浴び、体を綺麗に洗い流してから病院に向かう。
「あれ、今夜は私1人なの?」夜勤の相手がまだ来ていない。
「相手は私よ。久恵なんだけど、具合が悪いから休むんだって…」
「連ちゃんなんだ。良子さんは…」
「そうなのよ。具合が悪いと言われたら、無理して来いとは言えないしね」
(よく言うわね、具合が悪いなんて)「そう、具合が悪いんじゃ、仕方ないわね」奈
美も良子に合わせている。
それから暫く経ったある日、奈美はビデオを見せられた。
「久恵さんだわ」この前撮ったビデオで、本物らしく、タイトルや名前まで入ってい
る。
「これを、どうするの?」
「裏に流そうかと思ってな。やつを懲らしめたいし…」
「私のも流したの?」
「イヤ、まだ流していない。これから考える」
「それだけはやめて。何でもするから」
「わかっている。また素っ裸を撮るから、そのつもりでいてくれ」スカートを捲り上
げていく。
「ダメ、来ちゃったの。暫くダメなの」
「生理かよ、仕方ないな。ビデオを見るから、手でやってくれ」奈美は久恵が犯され
ているビデオ見ながら、肉竿を擦っていく。
「良く撮れているな。本職にしたいよ」感心しながら見ていると、画面には出血した
淫裂や顔が映し出された。
「これで、やつも暫くおとなしくなるぞ」その瞬間、先端から噴き出した。
「飲め、飲むんだ!」握った肉竿を口に入れて、舌でなめていく。
(イヤよ。こんなの、なめるなんて…)不満に思いながらも、言えわれた通りにして
いた。
「ところ、やつの夜勤はいつだ?」
「明後日よ。私と一緒なの」
「そうか、急がないとな」画面を見ながら考え廻らせている。
そして、久恵と奈美が一緒の夜勤の日が来た。
それに、一緒の予定だった良子も、急用で休みだから2人での夜勤だ。
日勤と引継を済ませ、待機していると久恵の落ち着きがない。
「久恵、具合でも悪いの?」
「何でもないわよ」返事する声も震えている。
やがて、消灯時間になり薄暗くなってきた。
「奈美。私、暑いから脱ぐわね」
「暑いって、そんなに、暑くはないわよ」
「私は暑いのよ。自由にさせて!」泣きそうな顔をしながら、白衣を脱いで下着姿に
なった。
「やめなさい、ここは病院よ!」
「いいじゃないの。奈美だって、彼氏にヌードを撮って貰ったでしょう。私だってヌ
ードになりたいのよ」制止するが、振り切ってパンティを脱いだ。
「ヘアが、ない!」股間にあるべき、絨毛がないので奈美は声を上げた。
「剃ったのよ。奈美と違って、間違えて全部剃っちゃったの…」恥ずかしいのか、太
股が震えている。
それに、淫裂からはみ出た肉襞も、揺れている。
「全部剃っただなんて…」呆然とする奈美に「驚かなくてもいいわよ、これくらい
平気よ」背中のホックを外して、ブラジャーを脱ぐと、狭いカップから勢いよく乳房
が飛び出した。
その、乳房には、光る金属が付いている。
「ピアスだ!」乳首にピアスがある。
「どう、綺麗でしょう?」両手を後ろにして、奈美に全裸を見せている。
「そんな、乳首にピアスだなんて…」
「かっこいいでしょう。思い切って付けたのよ」作り笑顔だが、目が涙で光っている。
「出来ないわ。私には、ピアスなんて出来ない…」ジッと見ている。
「今夜は、これでいるけど、いいでしょう?」
「でも、巡回はどうするの?」
「これで行くわ。ヌードも面白そうだし…」
「ダメよ、そんな事。見つかったら首よ、私が行くから、ここにいて!」
「わかった。そうするわ」久恵は、脱いだ下着と白衣を片付け、全裸で仕事を始めた。
そして、奈美は1人で患者を見回り、薄暗い廊下を歩いていくと、中村がいた。
「どうだ、面白いだろう?」
「でも、可愛そうよ。ヌードで、朝までいるなんて…」
「何言っているんだ。お仕置きはまだまだだ。この業界では倍返しが相場だから、
それなりのことを、して貰わないとな」奈美の胸を触った。
「痛いの。生理でオッパイが張っているの…」
「そうだったな、撮ろうと思って持ってきたけど、生理なのを忘れていたよ。イヤ、
待てよ、面白いぞ!」中村は笑顔になった。
「奈美、巡回は終わったのか?」
「ええ。これから、戻るところなの…」
「そうか、先に行っていろ」奈美は、言われるまま戻って「異常はなかったけど、
久恵は大丈夫だった?」聞いた。
「何ともなかった…」2人が話していると、中村が現れた。
「こりゃぁ、おったまげた。奈美のヌードを撮ろうと思ってきたら、久恵さんがヌ
ードになっている!」わざと、驚きの顔をした。
それには、久恵は全裸を見られて、震えている。
「中村さん。ごめんね、あれが来ちゃって、ヌードはダメなの…」
「せっかく来たのにな。そうだ、この際だから、久恵さんのヌードを撮ろうよ」その
言葉に、久恵の顔が引き吊っている。
(イヤよ。ヌードを撮られるのは、もうイヤ!)そう叫びたかった。
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