「悪夢の後に」
                    赤星直也:作
第15話 永久脱毛

 それから数日後、診療所に幸恵宛の手紙が届いた。
「教授の奥さんからだ!」封を切って取り出し、読んでいくと「あら、詫び状よ」今ま
での辱めを謝る手紙だ。
「遅いわよ、もう二度とヘアは生えないのに…」さらに読んでいくと「え、永久脱毛し
たの?」声を上げた。

 「先生、どうしたの?」
「また来るんだって。あの4人が!」
「そうなんだ、おもしろそうね。何をやらせたらいいか楽しみだし…」

 「ほんとに永久脱毛の処理したのかしら?」
「やったと思うわ。とにかく確かめてみましょうよ」
「そうね、もうすぐ来るそうだし」幸恵は綾子に手紙を渡した。

 「ところで綾子さん、いつ式を挙げるの?」
「うふふ。秘密よ。もしかして、兄さんと一緒の日かも」
「おもしろいわね、一緒の日だなんて。でもご両親が納得するかしら?」

 「そこなのよ。考えが古いから無理よね。たぶん私達が後になると思う」
「私が先だなんて。悪いわね」
「気にしないで。それよりエッチしているでしょう?」綾子の言葉に顔を赤らめながら
「勿論したわよ。昨日は和宏さん2回も出したのよ」

 「大丈夫なの。赤ちゃんができても?」
「まだ薬が効いているの。それに、もうすぐ生理だから安心よ。ほら、オッパイが張っ
ているでしょう?」綾子は首から手を入れて幸恵の乳房を触った。

 「ほんとだわ、オッパイが張っている。私もエッチしているけどコンドーム付きなの
よ。生でエキスを受けたいのに」
「もうすぐでしょう。我慢しないと」
「そうね、もうすぐ日取りが決まるしね。そうしたら思いっきり雅治にだして貰うわ」
話が弾んでいた。

 そして、手紙に書かれた日が来た。
「今日よ。今日来るんだからね」
「わかっている。仲間も集めておくよ。だいぶ溜まっているだろうし」

 「雅治は私で満足しているの?」
「何言うんだ。綾子さんと楽しんでいるんだから溜まる分けないよ」
「それならいいわ。コンドーム越しだから不安なの、嫌われないかと…」
「そんな事、考えない方がいいよ」向井は綾子の口を吸ってから出て行った。

 綾子は向井が出て行ったドアを見つめているが「仲がいいのね」「先生、見ていたの
ね」恥ずかしそうに顔を赤らめる綾子だ。
「見ていたわ。キスも見たわよ」
「意地悪ね。恥ずかしいわ」

 「それより、どうする気なの。絶対に新聞沙汰になるような事はしないでね」
「当然です。私に考えがあるの」自信ありげな綾子だ。
「とりあえず、患者さんは治療をしないとね」
「そうですね、先生」幸恵と綾子は診療所にいる患者の治療を済ませ、道代達が現れる
のを待った。

 時計は4時近かった。
「失礼します!」女性の声がした。
「来たのかしら?」綾子が玄関に向かい、暫くして「先生、お見えです!」綾子の後ろ
には全裸の道代達がいた。

 4人は恥ずかしさに、真っ赤な肌に染まり「処理してきました。確認してください」
真っ先に道代が幸恵の前に全裸を晒した。
「どれどれ、じっくり見ないとね」綾子は淫裂に指を入れて広げると「あ、あー!」呻
き声と同時に太股がブルブル震えている。

 「確かにヘアが生えないように永久脱毛してあるわね」わざと敏感なクリトリスを指
で撫で回すと「入れて、もっと…」天井を見ながら小さな声で言う。
(思った通りだわ。こんなに濡らして)綾子の指が蜜で濡れている。

 「確認したわ。次よ!」わざと手を退けると「確認してください」理恵の番だ。
「あら、可愛いわね。脱色もしたのね」ピンクの肉襞が淫裂からはみ出しており「う!」
綾子がそれを摘んで指で撫でると、理恵の呼吸も乱れて太股も震えている。

 綾子の指が肉襞から膣の中に入ると「あ、あー!」唇が震えだし(濡れているわ、こ
んなに濡らして…)「はい、次よ」抜いた指が濡れていた。
「お願いします」紀子が綾子の前に立ち、綾子は指で淫裂を触って確認し、その後顕子
も確認した。

 「確認は済んだから行きましょう」
「また、ヌードを晒すんですか?」泣き出しそうな顔で顕子が尋ねると「勿論よ、今日
はショーで楽しませて貰うわ」綾子の言葉を歩きながら聞いている。

 綾子は診療所から歩いてすぐの体育館に向かうが、道代達は恥ずかしそうに両手で股
間をしっかり隠して歩いている。
「あら、恥ずかしいの?」
「はい。ヘアのない性器を見られたくありませんから…」力無く歩いている。

 程なく建物が見え、中に入って行くと「素っ裸だ。オッパイ丸出しだぞ!」「オ○ン
コも見せてくれよ!」歓声が上がり、その歓声に圧倒されたのか道代達は体が震えてい
る。

 「待ってたぞ。今日はオイルレスリングだ。シートも敷いておいたからな」雅治の言
う通りで、30人ほどの若者が青いシートを取り囲んで座っている。
「最初は、あんたと、あんただ!」顕子と道代の腕が掴まれシートの上に立たされ「い
や。そんなのいやー!」「やめてー!」体にサラダオイルが掛けられる。

 その油が若者によって全身にのばされ、勿論乳房や淫裂も触られていく。
「いいな。負けたらオ○ンコだからな!」
(負けたら、セックスをさせられる…)顔が強ばっている。
そんな2人を後目に、体にオイルが塗られ、シートにもオイルが塗られた。

 「試合は肩を付けられたら負けだ。何をやってもいいが、時間は5分だ!」それを合
図に顕子と道代が腕をつかみ合う。
しかし、オイルが塗られているので、滑ってなかなかうまく行かない。
「引き分けだったら、2人ともオ○ンコだぞ!」声が掛かり、2人は体を抱き合い倒れ
ていく。

 「見えるぞ。ばっちり見える!」股間に目が集中している。
(性器を見られているけど、負けたらセックスさせられる…)そんな事などに気を遣っ
て入れず「いやー!」乳房を鷲づかみにして、顕子の肩を押さえようとした。

 顕子も負けじと、指を淫裂に入れて体制を入れ替え「あ、あ、あ!」敏感な部分を抑
えられて、道代の動きが鈍っている。
「ダメ、入れないで!」指が根本まで入り、動きだすと「あ、あ、あ!」腰が指に合わ
せて動いていく。

 「ダメ、オッパイはだめ!」道代も負けじと顕子の乳房を揉みだし、その怯んだ隙に
体制を入れ替え「あ、あ、あー!」顕子の淫裂に指を入れていく。

 「凄いな。興奮するよ」オイルにまみれた膣肌がキラキラ光っていた。
「あ、あ、あー!」「あん、あん、あん!」悶え声に変わり、2人はシックスナインに
なり指を動かしていく。

 「はい、そこまで。引き分けだから2人ともオ○ンコだ!」
「イヤ、許して!」叫んだが、2人は四つん這いにされ、淫裂に肉竿を押し込まれてい
く。
「見ないで、お願いですから見ないでー!」腰を押さえられて肉竿で突かれていく。

 だが、肉竿にはオイルが付いているから、スムーズにピストンし「あ、あ、あ、ー!」
悶え声をあげている。
「悶えているぞ。俺のがいいんだな」腰の動きを早めて一気に噴射し「はあ、はあ、は
あ!」淫裂から精液を垂らしながらオイルまみれの2人だ。

 「次はお前達だ!」理恵と紀子の体にもオイルが塗られていく。
「遠慮なく戦って。負けたらセックスだからね」その言葉に全裸の2人は腕を絡ませて
いく。

 シートに倒れて組み合い、性器の中が丸見えだが、構うことなく戦っている。
そして、負けた理恵は四つん這いにされて肉竿で突かれて、勿論、膣の中にも射精され
た。

 試合は総当たりで行われ、皆が膣の中に精液を噴射されて、試合が終わり「これから
は懇親会よ。たっぷり楽しんでいいわよ」
「約束が違うわ。負けた時のだけよ!」シートの上で蹲る4人だが「オイルまみれなん
て、ソープみたいでおもしろそうだな!」若者達も一斉に服を脱いでいく。

 「いやよ、レイプはない約束よ!」泣き叫ぶが、裸になった若者達は4人に襲い掛か
り、オイルにまみれた乳房や淫裂を触っていく。
「最初は俺だ。人妻をレイプだなんて最高だよ」「いや、やめて!」手足を押さえられ
て抵抗できない。

 「いくぞ!」「いやー!」次々と肉竿で、淫裂を辱められていく。
「避妊してあるから、心配なく出していいわよ!」
「出さないで。もう出さないで!」拒むが、若者もオイルまみれで腰を振り膣の中に噴
射していく。
「交代だ、次は俺だ!」若者達は射精を終えると交代し、4人の淫裂は精液がとぎれる
事がなかった。

 射精を終えると「この人ともやりたいな」若者は相手を代え「もう、ダメ。もう限界
なの…」オイルが塗られているから痛くはないが、腰が立たない4人だ。
それでも若者達は4人の膣の中に噴射して、欲望を満たして満足だ。

 「体を洗ってあげなさい。もう、立てないんだから」
「わかっているよ。これくらいならできるし」ぐったりしている4人を連れてシャワー
室に連れ込み、オイルと精液を洗い流していく。

 「綾子さん。俺たちもオイルを使おうよ」向井が言い出した。
「いいわね。でも、先生に見られたら恥ずかしいな」
「先生達と一緒にしたらどうかな。それならいいだろう?」
「そうね。兄貴を呼び出すわ」綾子もその気になって、携帯を掛けていく。

 やがて、オイルを洗い終えた4人が、シャワー室から戻ってきた。
「今日は帰っていいわよ。でも、ヌードのままだからね」綾子の許しを貰って4人は体
育館から出て行き「よかったな、最高だったよ」若者達は服を着てから後かたづけをし、
それを後目に綾子と向井は診療所に戻ってきた。

 「先生、もうすぐ兄貴がくるわよ」
「あら、どうして知っているの?」
「呼んだのよ。先生がエッチしたいと思って!」顔が赤らむ幸恵に「それに、今回は趣
向を変えてするの。準備をするから先に帰らせてね」綾子と向井は宿舎に戻り「何なの
かしら。趣向を変えるって?」綾子の言った言葉を考えながら時間を過ごした。

 そして、診察時間が終わり、幸恵も宿舎に戻り「ただいま!」ドアを開けると、バス
タオルを巻き付けた綾子が出迎えた。
「先生、早く、早く!」腕を掴まれ、洋間に入ると「和宏さん、それに雅治さんも!」
そこには全裸の2人がいた。
(オチンチンが膨らんでいる。あんなに堅くなって!)生唾を飲んで見つめた。

 「先生もヌードよ。脱がないと」
「どうしてヌードなの?」
「後でわかるわ。とにかくヌードになって!」綾子は幸恵の服を脱がしていく。

 「恥ずかしいわ。見られているのよ」
「構わないわよ。親戚になる人たちなんだから」恥ずかしがる幸恵のパンティを脱がす
と、ピンクの淫裂が露わになった。

 さらに、ブラジャーも脱がせて全裸にすると「これで良し。私もヌードよ」バスタオ
ルを解いた。
「綾子、お前も剃ったのか?」
「先生一人に、恥ずかしい思いはさせたくなし…」

 「綾子さん、綺麗だよ。もう、我慢できないから始めようよ!」
「そうね。雅治、塗って!」雅治が綾子の体にサラダオイルを塗りだし「綾子さん、何
をするの?」「これを塗って抱き合うの、おもしろいわよ」向井は乳房や股間を丁寧に
撫でていく。

 「幸恵さん。僕達もやろうよ」幸恵にもサラダオイルが掛けられ、沢田が伸ばすと
(いいわ、オッパイが感じる…)乳首が膨らみ「和宏さん、感じるの。凄く気持ちいい
わ…」「わかっているよ。こんなに濡れているし」淫裂を触っていく。

 「今度は、私が塗るわ」幸恵も沢田の体にオイルを塗り、肉竿にも塗っていくと「和
宏さん、凄いわ、カチカチよ」
「そうなんだ。今夜は何回も出そうなんだ」自慢げに言うと「雅治も負けないでね、今
日は生でやるから」綾子も言う。

 「いいんだね、出しても?」
「いいわよ。赤ちゃんできたら、生ませてね」
「勿論だよ、綾子さん!」向井は綾子を寝かせて抱きついた。
「いいわよ、変な感じで、凄くいいの」乳房を揉まれているが、テカテカと光っている。

 「僕もやりたい!」沢田も幸恵に抱きつき「いいわよ、凄くいい!」目を閉じ、深い
結合を求めて足が開き「あ、あ、あー!」あえぎ声を上げるだした。
「いいわ、いいわ!」隣の綾子も悶え声をあげている。
興奮しているのは幸恵や綾子ばかりでなく、向井や沢田も興奮し、肉竿の動きが早まり、
綾子はこの日に子供を宿した。