「悪夢の後に」
                    赤星直也:作
第5話 裸の対面

 石川夫婦がそんな考えでいるとは知らず、幸恵は宿舎でくつろいでいた。
「先生。疲れたわ、先に休むね」綾子は先に部屋に戻り、幸恵は独り残ってウィスキー
を飲み続けた。
時間が経ち、アルコールも回り、酔いが回って「私も寝よう…」幸恵も電気を消して自
分の部屋に戻っていく。

 リビングから寝室に向かうと「あん、あん、あん!」綾子の悶え声が聞こえて(何を
しているのかしら?)部屋のドアが少し開き明かりが漏れている。
(悪いけど覗いてみようかな?)好奇心に負け、悪いとは思いながらも綾子に部屋を覗
いた。

 すると(綾子さん!)声を出しそうになった。
綾子はベッドの上で全裸になり、足を広げ指で淫裂を触り「雅弘。入れて、雅弘!」指
が淫裂に入っていく。
(オナニーだわ、オナニーをしている!)幸恵は黙ってそれを見つめ「あん、あん、あ
ん!」綾子の指の動きが早まっていく。

 (凄いわ。私も膣から蜜が漏れている…)うっとりとした顔の幸恵もスカートの中に
手を入れ「もっと、もっとして!」綾子は乳房も揉みながら淫裂も触っていく。
(濡れている。パンティが濡れている!)股間を撫で回し綾子を見つめるす幸恵だ。

 やがて、「いく、いくー!」悲鳴と共に綾子の動きが止まり(戻らないと…)幸恵は
足音を立てないようにして自分のベッドの中に潜り込んだ。
「私もオナニーがしたい…」不完全燃焼なので、スカートを脱ぎ終えると一気にパンテ
ィも引き下げ、淫裂を触わり「いいわ、いいわ!」指が動くと蜜が溢れ、空いた片手が
胸を撫でだす。
そして、ボタンを外し幸恵も綾子がしたように、全裸になって乳房を揉んでいく。

 翌朝、2人は何も無かったように診療所で診察をしていた。
「はい、次の方!」次々と患者の診察を終え、患者がいなくなった夕方近に「幸恵君。
先生がお見えだよ!」石川は野村教授や原田、辻本達と一緒に診療所を訪れた。

 幸恵は(またレイプする気だわ。せっかく和宏さんと知り合えたのに…)顔色が真っ
青になっているが「先生。私、先に帰りましから、鍵をお願いします」綾子は幸恵に気
を使って先に帰り、診療所にはあの時と同じ5人だけになっている。

 「これで、邪魔もいないな。昔のように楽しもうぜ、幸恵!」
「もう、許して下さい。私は病院を辞めましたし…」泣き声になっている。
「辞めてもそうは行かないよ。ほら、オ○ンコ丸出しの写真もあるぞ!」
「卑怯です、脅すなんて」堪えきれず泣き出すと「脅すなんて、とんでもない。自分か
ら素っ裸になるんだから。早く見せろよ、オ○ンコ丸出しの素っ裸を!」

 「わかりました。裸になります…」幸恵は怯えながら白衣を脱ぎ、スラックスとシャ
ツ姿になっていく。
シャツを脱ぐと、スラックスも脱いで下着姿になった。
「なんだ、まだ白かよ。今度は別なのを着ろよ!」
「はい。そうします…」泣き声でパンティを下げると「変わってないな。いいオ○ンコ
だぞ!」絨毛に包まれた淫裂が露わになっている。

 下半身を露わにすると、ブラジャーも脱いで生まれたままの姿になった。
「どれ、久しぶりに味見をさせて貰うか!」野村もズボンを脱いで下半身を丸出しにし
て「なるんだよ、四つん這いに!」幸恵はあの時と同じく四つん這いになった。

 すると「ヒー!」いきなり、野村の肉竿が淫裂を突き刺し「ダメ、ダメ。もう許して」
痛さで泣き声を上げたが「我慢しろ。直ぐに終わる!」手を緩めず腰を振っていく。
「お情けです。せめて、外に出して下さい…」
「オ○ンコの中はいやか?」
「はい。子宮の中はいやです…」

 「そうだな、再会の祝いだから中だけは勘弁してやる…」放出寸前の肉竿を抜くと、
先端から勢いよく幸恵の背中に液体が飛んだ。
「今度は俺だ!」野村に変わって、石川が幸恵を犯し、4人にまた犯されてしまった。

 「幸恵、明日は休みだから暇だろう。遊びに連れて行ってやるぞ!」
「結構です。用事がありますから」服を着ながら拒む幸恵だが「妻達が来るんだ。紹介
してやるから行こうぜ!」
「でも、用事が…」後は黙ったままだが「朝に迎えに来るからな。それから、あれを飲
んでおけよ。今度は容赦ないからな!」野村達は帰り幸恵だけが診療所に残されている。

 「また犯されてしまう。どうしようもないのかしら?」脱いだ服を着込みながら考え
ている。
だが、良い考えなど思いつくわけがなく、戸締まりを済ませて宿舎に帰った。
宿舎に戻ると、真っ先にシャワーで犯された名残を丁寧に洗い、リビングでくつろいで
いると綾子が現れた。

 「先生。明日、兄貴が会いたいから都合を教えて欲しいんだって!」
「明日は無理よ。だって、恩師が来ているし…」(和宏さんと会いたい…。でも…)幸
恵は泣きたい気持ちだ。
「都合悪いんだ。電話して置くね」綾子は電話を掛けているが、それを黙って聞いてい
る幸恵だ。

 翌朝、野村たちが宿舎を訪れた。
「お迎えに上がりました!」丁寧な言葉で幸恵を車に乗せ「まずは別荘だ!」石川の運
転するワゴン車は昨日の別荘へと向かった。

 車が走るなり「幸恵、どうせなら素っ裸がいいだろう。裸になりたそうだからな」と
言い出す。
「イヤ。もう、ヌードはいやです!」
「嘘付け。裸になりたいって、顔に書いてあるぞ!」
「そんなことないわ。ヌードにはならないからね」

 「それならあの写真とビデオがどうなってもいいのか。それとも、ビデオ鑑賞会と行
くか。村人も呼んで!」
「それだけはやめて下さい」幸恵は泣き出したが「だったら脱げ、素っ裸になるんだ!」
容赦はしない。
「わかりました。脱ぎます…」泣きながら着てきた服を脱ぎだす。

 (どうしてこんな事に…)泣きながら狭い車の中でシャツ、スカートを脱いで下着だ
けの姿だ。
「ヌードになりますから、せめて、パンティだけは履かせて下さい」
「ダメだ。素っ裸と言ったろう!」
(脱ぐしかない…)恥ずかしそうにブラジャーのホックを外して両手を下げると、乳房
が勢いよく飛び出して揺れ動いている。

 「いいね。このオッパイが!」
「ダメ、触らないで下さい!」露わになった乳房が触られていく。
「それよりも素っ裸だ。ほら、脱げよ」(これを脱いだら、隠す物が何もない…)パン
ティの両脇を掴み腰を浮かせ一気に下げた。
「相変わらず綺麗なオ○ンコだな」
「指は入れないで!」淫裂も触られていく。

 パンティを脱ぎ終えると、両手で股間を押さえ、指の進入を防いでいる。
「仕方ないな。オッパイだけで我慢だ!」淫裂を触れないから乳房を触れて(乳首が摘
まれた!)敏感な乳首も指で転がすように摘まれている。

 やがて、車は昨日の別荘に着くと、昨日と違って車が2台停まっている。
(誰か居るわ。見知らぬ人がいる…)幸恵の全身が小刻みに震えていく。
石川は停まっている車の脇に停めて、エンジンを切った。

 「着きました。降りて下さい」幸恵が脱いだ下着と衣服で体を隠すと「僕が持ちます。
お客さんに失礼だからね」「ダメ。私が持ちます!」胸と股間を隠していた服が奪われ、
幸恵の体を隠すの何もなくなり、あるのは手のひらだけだ。
(これ以上、性器を見られたくない…)両手で股間を押さえて玄関に向かい(ヌードだ
なんて恥ずかしい…)俯いて歩いていく。

 「理恵、戻ったぞ!」石川が声を掛けると「お待ちして…」玄関に現れた理恵は声が
止まった。
「どうしたの。理恵さん?」後から出てきた女性の声も止まり(見ないで。これには訳
がありまして…)幸恵は俯いたままで顔を上げようとはしない。
「幸恵さん。とにかく入って下さい!」幸恵は俯いたまま、中に入って行く。

 「道代、紹介するよ。2年前まで一緒だった酒井幸恵さんだ!」
「野村の妻の道代です。立派ですね。裸になりたい訳がわかりますわ」揺れ動く乳房を
見ながら言い「酒井幸恵です。お世話になりました…」幸恵も挨拶した。

 「原田紀子です。夫が世話になりまして」紀子も、幸恵の揺れる乳房を食い入るよう
に見つめ「酒井幸恵です」幸恵も挨拶し「辻本顕子です」4人の妻は、全裸で現れた幸
恵を食い入るように見つめている。
(見ないで。好きで裸になってのじゃないのよ、あなたの夫に脅されて裸になったのよ)
全身が恥ずかしさに赤く染まっている。

 「理恵。幸恵さんにコーヒーを差し上げて」
「気が付きませんでした」石川に言われて理恵がコーヒーを運んできた。
「頂きます」手を伸ばすと股間が丸見えになり「ヘアも綺麗に手入れなさってらっしゃ
るのね。それでしたら、隠す必要はありませんわ」
「そうよ。裸になりたいんだったら、ヘアは出さないと」道代も言い出し「幸恵さん。
堂々としていいよ、誰も変に思わないから」野村も言う。

 「教授。それよりも、治療をした方がいいのでは?」辻本が口火を切った。
「そうだよな。幸恵さんはセックスされ、射精されると疼きが直るんだから射精をする
か!」
「あなた、私も見てみたいわ。射精する瞬間を」
「私も見てみたいわ」(やるのよ。あなたの好きなセックスをここで…)妻達の目も輝
き「そんな事して頂かなくても…」体が小刻みに震えている。

 「遠慮はいらないよ。そうだ、みんなに見えるようにヘアも剃ろうよ!」とんでもな
い事を言いだす野村だ。
「それはおもしろいわよね。女医さんが自分からヘアを剃るなんて!」ニヤニヤしてい
る妻達だが(ヘアを剃るなんてイヤです。剃ったら性器が丸見えになってしまいます!)
奥歯がガチガチと鳴り出した。

 「幸恵さん。準備しますから見えるようにお願いしますね」理恵は浴室からカミソリ
とムースを持ってきた。
「これで、お願いしますわね」(イヤよ。ヘアは剃りたくない!)俯いたままの幸恵に
「幸恵さん、私達が剃ってあげましょうか?」道代が言いだす。

 「結構です、自分で剃りますから…」もう、泣き声になっている。
「でしたら、急いで剃らないと」
「これから始めます」嫌々ながら、スプレーを絨毛に吹き付けて(いや、こんなのいや
です!)吹き付け終わると泡を絨毛に擦りつけ、立っていた絨毛が肌にベットリと密着
していく。

 (やるしかないわ)諦めて、カミソリを絨毛に押しつけて引くと「ジョリ、ジョリ!」
絨毛が消えていく。
それを、皆が食い入るように見つめている中、カミソリは上下に動き、地肌が見えてき
た。

 「綺麗な性器ね。ピンクだなんて」
「羨ましいわ、襞の先端までピンクだなんて」淫裂が見えて(性器なんか見ないでよ!)
恥ずかしさを堪え、絨毛の全てを剃ってしまった。

 「次は消毒だよ」
「自分でします!」慌てる幸恵を後目に、辻本は股間にクリームを塗っていく。
「あなた、丁寧にしないとバイ菌が付くわよ」
「わかっている。ここもだろう?」淫裂からはみ出た肉襞を掴み、指でクリームを塗っ
ていく。
(ダメ、そこはいいのよ!)敏感なクリトリスも指で撫でられていく。

 「これで消毒は済みました。最初は教授夫婦からどうぞ!」
「道代。お前も治療を手伝ってくれ」
「手伝うって、どうすればいいの?」
「オッパイを頼むよ。射精は僕がするから」
「わかったわ。頑張ってね」幸恵は野村によって、四つん這いにされた。

 「いくぞ!」「あ、あ、あー!」腰を両手で押さえられ、淫裂に肉竿が入り込んでい
く。
「あなた、私もしたいのよ。いいでしょう?」乳房だけでは満足出来ず、道代は下半身
を露わにし「ほら、舌でやるのよ」淫裂を幸恵の口に押しつけた。

 (いやよ。こんなのいやよ!)頭を押さえられてはどうする事もできず、道代の手の
動きに合わせて舌が淫裂をなめていく。
「そうよ、そうするのよ」幸恵の舌が道代のクリトリスをなめていくと「いいわ、いい
わ、あなた…」声を上げ出す。
「僕も出すからね」(イヤ、子宮の中はイヤです!)クビを振る幸恵の淫裂から白い液
体が流れて行く。

 「理恵。今度は僕が治療するからね」
「いいけど、私にもやってもらうわよ」今度は石川夫婦が半身を露わにしていく。
石川は下半身を露わにすると仰向けになり「わかるだろう。どうしたらいいか?」幸恵
はその言葉に黙って頷き、勃起したに肉竿を掴んで淫裂に導いていく。

 「そうだ。それでいい!」幸恵が腰をゆっくり動かすと「ここにもよ」理恵は幸恵の
乳房を揉みながら淫裂を押しつけた。
(イヤだけど、やるしかない…)幸恵は理恵の淫裂に指を入れ「いいわ、いいわよ!」
悶え声と同時に理恵も淫汁を流しだす。
(変態よ、皆が変態よ…)幸恵は腰を振り続け、淫裂には4人の精液が噴射されてしま
った。