「華麗なる性奴隷」

                     赤星直也:作
第24話 制裁

 それから月日が過ぎて、正月を迎えようとしている時、啓治の母が上京してきた。
「お世話を掛けて、申し訳ありません。啓治は真面目にやってるかしら?」
「姉さん、啓治君は真面目に通っているから安心して」亮子は姉の咲子に不安を抱かせ
ないように言うと「それなら安心だわ」笑顔に変わった。

 「それよりも、啓治君の彼女の事だけど…」亮子は静江の事を打ち明けると「まさか、
あの高木さんの娘さんと一緒になるなんて…」驚きの顔に変わる。
「そうなの。夫婦の誓いも済ませたの」
「そんな。セクッスまで済ませたなんて」悲鳴に誓い声になった。

 「とにかく、いずれ紹介するわ」
「いずれって、何時よ」
「明日お伺いするから、その時決める」
「わかった。任せるわ」咲子はそれだけ言うと黙り込んでしまった。

 翌日、亮子と啓治は高木の屋敷に出かけて、里沙と咲子だけが残された。
理紗は、いつものように家事をしていくが、暇な咲子は啓治の部屋に入って身の回りを
確かめだした。
「あら、なにかしら?」大事そうに、クローゼットの奥に置かれてあったアルバムを見
つけた。

 それを開くなり「そんな、亮子のヌードを撮ったなんて!」乳房と無毛の淫裂を露わ
にした妹の姿に声も出なかった。
「こんな事をするなんて…」なおも開いていくと、理紗と抱き合う写真もあり、両手を
縛られた緊縛写真もあった。

 「変態だわ。亮子は変態の趣味があったんだ…」それを閉じて、別なアルバムも開い
た。
「こんな事までしてるなんて!」それは静江と全裸で抱きあった写真で、淫裂には肉竿
が食い込んでいた。
「この子が、啓治の婚約者なんだ。それに、この人は母親かしら?」美保の全裸も見つ
けた。

 「絶対許さないわ。こんな変態と付き合わせないようにしないと…」暫く考え込んだ
が「そうだわ、それよりも、この写真で、もっと楽な生活ができるかも」アルバムから、
数枚の写真を抜き取った。
「亮子からも頂かないとね」またアルバムを広げて、亮子の写真も抜き取り部屋から出
た。

 それから数日後、咲子は高木の屋敷に呼ばれた。
「息子がお世話になっておりまして…」月並みの挨拶を済ませて話し込むと「ところで、
こんなのを見つけましたが…」啓治と静江の写真で、見た高木も困惑の顔になっている。
「そればかりではなく、こんなのも持ってまして…」美保の写真も見せた。
勿論、絨毛も剃って淫裂が剥き出しになっており、笑顔で乳房も露わにしていた。

 高木は暫く、黙り込んでいたが「一体、何が望みで?」重い口を開いた。
「許せないんです。断り無く、勝手に息子を採る採るのが!」
「その点はお詫びします。これも、啓治君の事を思っての事ですから…」
「言い訳はいくらでもできます。採られた方に償って貰わないと治まりがつきません!」

 「いくらで償えと?」
「この写真1枚に付き、1千万は頂きたいですね」
「と言う事は…」
「そうです、5千万です。奥さんや娘さんのヌード写真が表沙汰になると思えば安いで
すよ」
「この私を脅す気ですか?」
「脅すなんて、とんでもないです。息子を差し上げますから、その償いとしてこれを買
い上げて欲しいだけです。無理にとは言いませんが…」

 「わかりました。後日連絡します」高木はそれだけしか言えなかった。
「そうね、7日迄には連絡して。いい返事を待ってますから」咲代は半ば脅迫で高木か
ら金を得ようとしている。
咲代はそれでは収まらず、妹の亮子にも全裸写真を見せて脅した。
「姉さん、一体これをどこで…」怯える亮子に「こんな事して恥ずかしくないの。私が
見つけたから3千万で済むけど…」

 「まさか、3千万を払えとでも?」
「その通りよ。亮子はお金持ちだし、それくらいは出せるはずよ。私だっていい暮らし
がしたいし」
「でも、そんな大金を急には無理です」
「そうね、正月が開けたら払って。そうしたら、この写真も表沙汰にはならないわよ」
咲代は写真をちらつかせた。

 咲代は、元旦に一旦、帰郷し、残された亮子は悩んだ末に啓治に打ち明けた。
「母さんが、おばさんを脅迫しているなんて信じられない…」呆然とする啓治に「本当
なの、啓治君が撮った写真で脅されているの」その言葉に啓治は急いで部屋に飛び込み、
アルバムを調べると「そんな…。母さんがこんな酷い事をするなんて…」アルバムから
消えた写真に愕然となった。

 「もしかして、こっちも」別なアルバムを開くと静江や美保の写真も抜かれてあった。
「許さない。母さんといえども絶対に許さないぞ!」言い聞かせると、高木の元へと向
かった。

 啓治は高木に会うなり「母さんがした事を謝ります」頭を下げた。
「どうして、知ったんだ。誰にも言っていないのに…」
「おばさんです。おばさんが脅されていますから、多分そうじゃないかと思いまして」
「いい勘してるね。その通りなんだ」

 「それで、どうします?」
「払ってもいいんだが、二度と悪さをしないように、啓治君には悪いが懲らしめようと
思ってる」
「そうして下さい。僕も手伝いますから」
「啓治君も手伝うというなら、いい考えがあってね」高木は計画を打ち明けた。
「それでしたら、おばさんも入れた方がいいでしょう。姉妹だし」
「そうだな、その方が効くかもね」こうして、咲代への仕置きが計画された。

 そんな計画があるとも知らず、咲代は再び上京し高木の元を訪ねた。
「高木さん、返事をお聞かせ下さい」咲代の言葉に「金は払うよ。但し、ここじゃなく
て賀谷さんの屋敷でだ」
「亮子の屋敷ですか?」
「そうだ。妹からも巻き上げるつもりだろう?」
「巻き上げるなんて、言葉が悪いですわ。口止め料です」
「そんな事はどうでもいい。これから行こう」咲代は高木の車に乗って亮子の屋敷へ向
うと亮子が出迎える。

 「賀谷さん、急な事で申し訳ありません」頭を下げて中に案内されると啓治もいる。
「亮子、啓治は関係ないわよ!」そっと言うが「母さんが、二度と悪さをしないように
するためには、僕も関係あるんだ!」
「バカ言わないで。私が何時、悪さをしたというのよ!」息子から言われて言葉が上擦
っている。
「シラを切るならそれでも言けど、母さんといえども、手抜きはしないよ!」そう言う
と、咲代の手を押さえた。

 「やめて。何する気よ、私が何をしたというのよ!」
「往生際が悪いわね。そんな事だから信用できないのよ」亮子はビデオを構え、高木が
咲代の服に手を掛けた。
「やめて、何する気よ!」
「ヌードよ、姉さんのヌードを撮るの。それに、気持ちいい事もするのよ」
「裸はイヤ。お願いだから何もしないで~!」叫ぶが、高木によって服が脱がされベー
ジュのブラジャーが露わになった。

 「まずは、これからだ!」背中のホックに手を掛けると「イヤ、イヤ~!」悲鳴を上
げて抵抗するが、啓治によって抑えられるから何もできず、ホックが外され、上半身が
裸になった。
「姉さんのオッパイもいい形してるわね。しっかり撮るわよ」ビデオで撮ると「謝るわ。
謝るから撮らないで!」泣きながら叫んでも、誰も聞き入れようとはしない。

 「奥さん。次はここですからね」今度はスカートを脱がしに掛かる。
「そこはイヤ、やめて~!」気が狂ったように抵抗しても、抑えられ咲代が身に着けて
いるのは小さな布きれだけだ。
その最後の布に両手をかけられ引き下げられた。
「撮らないで。お願いだから撮らないで~!」露わになった絨毛に涙を流しながら叫ん
でいる。

 「そうは行かないわ。じっくり撮らないと」亮子は体を屈め、下から撮りだした。
「性器はイヤ。亮子、お願いよ~!」足を閉じようとすると、高木によって開かされ
「う、う、う!」泣く事しかできない。
「啓治君、性器は撮ったわよ。次はあれでしないと…」
「そうですよね。あれでしますか」啓治は全裸にされた咲代の腕を掴んで部屋から出る
と、高木と亮子も後追おう。

 廊下を歩き、別な部屋に入ると「イヤ、こんなのイヤ~!」入るなり咲代は悲鳴を上
げた。
「イヤでも、母さんはここで償うんだ!」妖しい器具に手を縛り付けていく。
「やめて、あなたの母親よ。こんな事して良いと思ってるの?」
「やるしかないよ。二度と間違いを起こさないようにするために!」啓治は咲代の両手
を万歳の格好で縛った。

 「次は私の出番ね」亮子はハサミを持つと「危ないから動かないで」注意し、絨毛を
掴んでカットしだした。
「やめて。ヘアはそのままにして~!」
「そうは行かないわ。邪魔でうまく撮れないし」ハサミを停めようとはぜず、動かし続
けて数ミリの長さにした。

 「後はこれで仕上げるわ」短くなった絨毛にスプレーを吹き掛け、手で擦り付けてい
く。
「これで許して。もう何もしないと誓うから…」涙を流して言うが「ダメ。ここを剃る
の」聞き入れず、カミソリを持つと動かし出した。
それには「う、う、う!」と嗚咽を上げていく。

 やがて、淫裂を隠す絨毛全てが取り除かれて、剥き出しにされると、また亮子がビデ
オで撮りだし、声をあげて泣き出した。
「姉さん、泣くのはまだ早いわよ。これからが本番なんだからね」
「そうなんだ。やりたくないけど、母さんが二度と悪さをしないためには、我慢しない
と」啓治はそう言いながらも全裸になり、背中から抱きつき乳房を揉みだした。

 「やめて、自分のしている事がわかっているの。いけない事なのよ!」
「だからいいんだ。これがある限り、母さんは悪さができないし…」両手で揉みながら、
乳首も軽く潰すと「うっ!」一瞬だが声をあげた。
「こんな事をするのは、懐かしい気がする」懐かしそうに両乳房を揉んでいると「啓治
君、そろそろ始めないと」ビデオを構えた亮子から注文が付けられる。

 「そうだね、準備も良さそうだし…」右手で肉竿を掴み、淫裂に押し当てた。
それには「イヤ、親子よ。やめて~!」気が狂ったように声をあげだす。
「言っただろう。だからいいんだって。他人じゃ、何にもならないよ」腰を押し付け、
肉竿の先端を押し込んだ。
「ダメ、絶対ダメ。それ以上入れないで~!」足を閉じ、肉竿の侵入を防ごうとしても、
啓治の力に負けて反対に股間が密着していく。

 「ダメ…。それ以上はダメ…」目を閉じ、必死に足を閉じようとしても、膣深く肉竿
が入り込んでしまった。
「母さんのオ〇ンコに入ったよ。何だか、興奮しちゃう…」今までとは違った感触に、
肉竿も堅さが増している。
「抜いて…。痛いから抜いて…」
「終わるまではできないよ」両手で腰を押さえて、腰を動かし出すと、禁断の行為とは
いえ、女の本能で「あ、あ、あ~!」声をあげた。
啓治はピストンを速め、乳房も揉むようにしていくと、咲子の淫裂も濡れていく。

 「姉さん。息子とセックスしてるけど、気持ちいいのね」ビデオに撮りながら言う。
「撮らないで。これだけは撮らないで!」首を振りながら言うが「そうは行かないわ。
これを撮らないと、また悪さをするし」正面から撮っているが(啓治君が本気にならな
いといいけど…)興奮しながら肉竿を動かしているのが亮子にもわかっていた。

 啓治は亮子の思いなど知るよしもなく、ピストンを続けて遂に登りきり「イヤ~!」
今までになく大きな声と共に、淫裂からは白い液体を流し出す咲子だ。
「そんな…。そんな…」息子から膣深く射精され呆然となっている。
「母さん、出しちゃったよ」肉竿を抜くと、白い液体がドット流れ出てきた。

 「凄いな。俺もやるぞ!」高木も下半身を剥き出しにし、背中から抱きついた。
「行くぞ!」肉竿を押し込むとピストンを始めるが、咲代は呆然としたままで、何の反
応も示さない。
「何だか、つまんないな。人形とオ〇ンコしてるみたいだ」それでも高木はピストンを
速めて登り切り「う~!」唸り声を上げ、噴射を始めるとまた白い液体が流れ出た。

 「あら、また出したんだ。困ったわね、まだ産めるんでしょう?」亮子が乳房を握り
しめて尋ねると「お願いだから、膣を洗わせて!」泣き声で言う。
「仕方ないわね。息子の子を産むわけには行かないしね」
「そうだな、とにかく洗え!」縛ってあった手が解かれ、咲子は自由になると急いで浴
室に飛び込んだ。

 「これで、暫く大人しくなるわね」
「それより、おばさんにも手伝ってもらわないと…」
「カメラを手伝っているわよ」
「違うよ、もっといい事を手伝ってもらいたいんだ」啓治の神妙な顔に「わかったわ、
あれでするのね」亮子が悟って準備を始めた。
そんな事とは知らず、咲代はシャワーのノズルを淫裂に当てて、出された液体を丁寧に
洗っていた。