「淫らなセレブ」
               
 赤星直也:作
第17話 汚された秋子

 榊原から貰った小切手を持って屋敷に帰ると「何の話だったの?」秋子が心配そう
に話しかけた。
「これからの事だよ。どうしたらいいかを聞いてきたんだ…」
「そう、生活大変なんだ…」

 「秋子が心配しなくていいよ。僕がやるから」そう言い、テレビを見ていると「ね
え、もうすぐ卒業よ。式は何時にしようか?」言い出す。
「そうだよな、いつがいいかな。母さんと相談しないと決められないよ」
「だったら、相談する」秋子は翔子に相談した。

 翔子は「卒業が終わったら、いつでもいいわ」二人に任せる気だ。
「だったら、今年の6月にしようかな?」
「秋子がいいなら、それでいいんじゃないの」翔子が承知すると二人は日取りを決め
たが「誰を呼んだらいいか…」悩んだ末に、渡辺や榊原などの会員も呼ぶ事にした。

 式場の予約も取れると、会員に挨拶をして招待状を配っていく。
「そうか、いよいよか。楽しみにしてるよ」笑顔で祝福している。

 それから数ヶ月が過ぎて、式が間近に迫った頃、宗一は、渡辺に呼ばれた。
指定された時間に渡辺を訪ねると、渋井や星野もいる。
「宗一君、実は君に頼みがあって呼んだんだ」渡辺は会うなり言う。

 「何でしょう。私に出来る事なら何でもしますが…」
「君にしかできない事なんだ。秋子さんとやらせてくれないか?」
「やらせるって、何をですか?」
「男と女が裸でやるやつだよ」渡辺も言いにくそうだ。

 「まさか、秋子とセックスをさせろとでも?」宗一の顔が強ばった。
「その通りだ。秋子さんとやりたいんだ。礼はタップリ弾むから、1回だけやらせて
くれ」

 「そんな、秋子とセックスだなんて…」動揺する宗一だ。
「宗一君、僕からもお願いするよ。3人が交代でやるから、一晩だけ秋子さんを貸し
てくれないか?」渋井も言い出す。

 それには「秋子を、貸すだなんて…」体を震わせながらやっと言えた。
「悪いようにはしない。ゴムを着けてやるから心配は要らないよ」
「でも、秋子が承知するかどうか…」
「眠らせてしまうんだ。新婚旅行先で…」渡辺は自信ありげに言う。
(もしかしたら、榊原さんから聞いたのでは?)疑問が出た。

 「渡辺さん、もしかしたら?」
「それは言えない。約束だから。私達も仲間じゃないか。頼みを聞いてくれ」反対に
説得され、逃げられない状況だ。

 「わかりました。その変わり、私にも、いい思いをさせて下さい」渋々承知すると
「勿論だよ。悪いようにはしない」笑顔になる3人で、計画を打ち明け、それを聞い
ている宗一だ。

 そして、二人は結婚式をあげ、終了後には新婚旅行に出かけた。
名所や史跡を回り、2人だけの時間を楽しんでいたが(秋子を売るんだ…)宗一の脳
裏からは離れない。

 それでも、秋子には気付かれないように振る舞い、夕方にはホテルに入って、夕食
を済ませてくつろいだ。
「秋子、酒を飲もうよ」宗一は薬を溶かした水割りを渡した。
「ありがとう、いただくわ」秋子はそれを飲んだ。

 宗一は飲み干したのを確認すると「秋子、いいだろう?」抱きついて服を脱がし出
す。
「待って、自分でする…」秋子は自分から服を脱ぎ出す。
上着、スカートと脱いで下着姿になった。

 だが、足下がふらついて「なんだか、酔ったみたい…」眠そうな顔だ。
「疲れているんだよ」宗一がブラジャーを脱がすと、白い乳房が揺れている。
「宗一さん、もうダメ…」秋子は抱きついて、グッタリしている。

 「仕方ないな」秋子をベッドに寝かせると「グー、グー!」イビキをかき出す。
「秋子、大丈夫か?」体を揺すっても、反応がない。
それを確認すると、携帯で「もしもし…。はい、寝ました…」連絡していく。

 暫くして、ドアがノックされ、ドアを開けると渡辺達3人が立っている。
「眠っています…」宗一が言うと「そうか、それなら安心だ」中に入ると、渡辺は下
半身を露わにし、渋井は秋子のパンティを引き下げた。

 「着けてからですよ」「わかっている」渡辺は肉竿にコンドームを取り付けると秋
子に抱きつく。
「凄く、良い臭いがする…」肉竿を掴んで淫裂に押し当てた。
「行くぞ!」腰を押し付けると、肉竿が入り込み「うっ!」意識のない秋子が呻き声
を上げた。

 それでも、なおも押し込み、ピストンしていくと「ピシャ、ピシャ!」肉同士のぶ
つかる音が響いていく。
そして「う~!」渡辺は絶頂を迎えて、動きを停めた。

 それを見て「次は、僕ですからね」渋井が、下半身を剥き出しにすると、コンドー
ムを装着していく。
放出を済ませた渡辺は満足そうに起きあがり、変わって渋井が秋子の淫裂に肉竿を押
し込んだ。

 「本当だ。良い臭いがする」…」渋井も肉竿をピストンしだした。
こうして、秋子は眠っている間に、3人の相手をさせられた。
放出を済ませた3人は、何もなかったように出て行き、宗一と秋子だけが残された。

 宗一は服を脱ぎ、全裸になると抱きついた。
「秋子、ゴメンな!」詫びを入れ、乳房を吸いながら肉竿を動かし出した。
やがて、絶頂を迎えると「中は、まずいし…」肉竿を抜いて外に放出し、一緒に眠り
込んだ。

 翌朝、宗一は秋子に起こされた。
「宗一さん、痛いわよ。何回もしたんでしょう?」4人でしたから、淫裂も痛いのが
当然だ。

 「そうだよ、だって、抑えが効かなくて…」嘘を並べて秋子をベッドに押し倒した。
「もう、無理よ。膣は無理だから、お口でさせて!」肉竿の進入を防いでいる。

 「そんなに痛いのか?」
「ヒリヒリするの。暫く、お口だけで我慢して」そう言うと、肉竿を口に入れて行く。
「それでも良いよ。出そうになったら言うから」乳房を揉みながら言うが(気づかれ
なくて済んだけど…)まだ不安だ。

 そんな事とは、知らない秋子は肉竿を唇で「フグ、フグ!」擦っている。
それには「もうすぐ出るよ、出すから…」宗一も登り切った。
「でる~!」言った瞬間に、秋子の口の中で噴射してしまった。
「出ちゃった…」

 「気にしなくていいわよ。それより、お口ではどうだった?」秋子はそっちが気に
なっている。
「凄く良かった。上手だったよ」
「嬉しい、喜んで貰えて」笑顔で、放出を終えた肉竿を拭いている。

 2人はその後も、各地を回って1週間後には翔子の元へと戻った。
屋敷の戻ると、秋子は翔子と話を始め、宗一は事務処理をしていく。
だが「これ以上、秋子を抱かせたくはないし…」秋子への執着が強まっている。

 その夜、屋敷では3人が全裸になっている。
「秋子、今夜で決めような!」宗一が秋子に抱きついて、肉竿を押し込んだが「まだ
痛い。今夜は無理…」淫裂がまだヒリヒリする。
「でも、やりたいよ。こんなだよ」肉竿がカチカチになっている。

 「宗一さんが、激しいからよ。仕方ないわよ」そう言われれば、返す言葉がない。
(あの事を喋る訳には行かないし…)秋子を売った事は言えるはずがない。
「お口でするわ。だから我慢して…」秋子は宗一の肉竿を掴んで口の中に入れた。
「フグ、フグ!」唇で擦っていくが、不満顔をしている。

 それを見かねたのか「秋子、私が相手する…」翔子が宗一に抱き付いた。
「母さん、本当に、やって良いんだね?」
「良いわよ。秋子と思って、一杯出して」
「わかった。秋子、良いよね?」

 「仕方ないわよ。お母さん、頼むわね」秋子の承諾を貰った宗一は、翔子の乳房を
握り締めたまま、肉竿を突き刺した。
すかさす、声をあげ腰を動かし出す。(気持ちいいわ、久しぶりのセックスだし…)
翔子は「あ、あ、あ~!」満足げに声を出し、淫汁も流していく。

 (母さん、寂しかったのね。私の変わりが都合良かったんだ)秋子は二人の結合部
を見つめている。
その目の前で、宗一は翔子を抱きかかえて、駅弁での体位で淫裂を突き出す。
「いいわ、奥まで入ってる!」声をあげ、喘いでいるが「母さん、出そうです、出し
ますからね」絶頂間近になった。

 「出して、私のオマンコに出して!」翔子も乳房を押し付けて催促すと「う~!」
肉竿から噴射していく。
「いいわ、気持ちいい…」満足げに余韻に浸って淫裂から精液を垂らしていく。
(お母さんが、射精された…)自分が相手できないとはいえ、情けなさを感じる秋子
だ。

 (宗一さんを、母さんに取られたくない…)そんな事から「宗一さん、私にさせて」
翔子を降ろした宗一の前に膝を付けて、肉竿を口に入れた。
「秋子、汚れているよ」そう言うが「フグ、フグ!」唇で擦って、綺麗にした。

 「秋子、ありがとう」礼を言うと「明後日あたりは大丈夫だと思うの。だから、私
も母さん見たく、抱っこでされたい…」甘えるように言うと「わかった、やってやる
よ」乳房を撫でながら返事した。