「全裸のスチュワーデス」

                                                                   赤星直也

第1話 女同士 

 

 「申し訳ないが我が社も経営が思わしくなく身売りする事が決まった」

「そんな事言われても困ります。私たちの生活はどうすればいいんですか」

「新しい会社が採用してくれるそうだ。安心したまえ」

「信用していいんですか?」

「大丈夫だよ、安心したまえ」居並ぶ社員を前に会社の幹部が言っている。

社員を前に説明しているのは総務部長の松島で、説明が済むと社員達は一斉に会議室から出て行

くが「智恵さん、私採用されるかしら。心配だわ」「大丈夫よ、美紀。そんな心配要らないわよ」

笑顔で話しかけている。

2人は普段から仲が良く、年も同じで同じ寮に住んでいた。

説明を聞いた2人はターミナルに向かい、フライトに備えていくと「智恵さん、311便の搭乗

です。美紀さんも311便です」指示された。

「札幌だわ。美紀と一緒ね」「そうね、智恵とも一緒なんだ」2人はタラップが取り付けられた

ジェット機に乗り込んだ。

 「もうすぐお客が乗るのよ、急いで!」チーフスチュワーデスの征子が声を掛ける。

「はい、すぐやります」

「2人は、全く愚図なんだから」いやみを言いながら機内を点検していく。

「また言われたわ」「気にしないのよ、あの人の言うことなんか」2人も機内の点検を始めた。

点検が済むと乗客が一斉に乗り込み、ハッチが閉められ、それと同時にタラップも外されて誘導

路に出ていく。

誘導路からは順に滑走路へと向かい、滑走路に出ると「キーン!」エンジンが全開になった。

それと同時にジェット機が走り出した。

機体を揺すりながら上昇を続け、やがて水平飛行に入っていく。

「ほら、機内サービスよ。急ぐのよ」

「わかっています」

「わかっていたら、早くやるのよ」もう口答えをせずに2人はワゴンを押して機内を回った。

 

 約5時間後、2人が乗ったジェット機が羽田に戻ってきた。

滑走路を滑るように走って着陸し、補助滑走路に入ってターミナルまで来た。

タラップが横付けされまず乗客が降りていく。

「ありがとうございました」1人1人に礼を言いながらお辞儀をしていく。

乗客が降りると乗務員も降りて、整備士だけが残っている。

「さてと、今日は終わったから軽く飲んでいかない?」

「そうね、会社からあんな話しが合ったしね」報告を済ますと2人は早速、羽田から寮近くのス

ナックに向かった。

行きつけのスナックには同僚達がよく通う店だから当然同僚がいる。

「あら、智恵さんに美紀さんも一緒だなんて」

声のする方を向くと(あいつがいるわ、イヤなやつが)「あら、征子さんもいたんだ」機内で文

句を言っていた征子がいる。

「そうよ、気疲れしてるから飲まないとね」2人にいやみをいいながらグラスを口に付けていく。

 「私達も飲まないと」智恵と美紀は征子と離れたテーブルに座っていく。

「イヤなやつがいるわね」

「ほんとだわ」小さな声で言いながら水割りを注文した。

「お待たせしました」水割りが運ばれると2人はそれを飲んでいく。

「あれ、こんなところで飲んで!」パイロットの内山が声を掛けてきた。

「あら、珍しいですわね、ここでお会いするなんて」

「一緒にいいかな。おごるから」

「だったら、歓迎よ。ボーイさん、お代わりよ!」

「おい、おい、早速お代わりかよ!」苦笑いしながら内山も飲んだ。

それには「あいつら、懲らしめてやる!」1人で飲んでいる征子には腹立たしく見えている。

征子は内山に気があったからなおさらで、酒を飲みながら2人への嫌がらせを考えていく。

そんな事とは知らずに智恵と美紀は笑顔で内山と話しているが、美紀は作り笑いをしていた。

(智恵ったら、なれなれしくして…)征子同様に内山と話している智恵がねたましかった。

 

 やがて、酔いも回り時間も過ぎている。

「内山さん、ごちそうさまでした」

「ああ、気をつけて帰ってよ」

「大丈夫よ、2人一緒なんだから」内山に礼を言って2人は寮に戻った。

「ふー、飲み過ぎたかな」

「ちょっとだけね、智恵はあの内山さんが好きなの?」

「好きでもないけど、嫌いでもないわ」

「ふーん、どっちつかずね」エレベーターで2人は住む階まで来た。

「智恵、ちょっと寄ってよ」

「いいわ、酔い覚ましもしないとね」智恵は美紀の部屋に入った。

「智恵、お風呂に入っていかない?」

「そうね、1人だけだと勿体ないしね」

「そう来なくちゃ」美紀はお茶を入れるとお湯を浴槽に注いでいく。

2人が世間話をしている間に浴槽にお湯が貯まっていく。

「智恵、先に入って!」

「後でいいわよ、おまけなんだから」

「ダメよ、お客なんだから、先に入ってよ」

「ありがとう、だったら先に入らせて」智恵は立ち上がり、スーツを脱ぎだした。

それを美紀はじっと見ており、智恵はスーツを脱ぎ終えると浴室に入る。

「丁度いい湯加減ね」お湯の温度を確かめてからパンスト、ブラウスと脱いで下着だけになった。

智恵は真っ先にパンティから脱いでいく。

「ヘアが多いわね」股間のヘアを眺めながら背中を丸めて足を上げて、両手に小さく縮こまった

パンティが残された。

その後は両手で背中のホックを外してブラジャーを脱いだ。

「オッパイが大きくなるといいのにな」智恵の乳房はそんなに大きくはなく、鏡を見ながら乳房

を揉んでいく。

「こんな事ではダメかな」独り言を言いながら中に入ってお湯を浴び、石鹸を体に擦りつけた。

そこに「智恵さん、背中流そうか?」美紀が入ってきた。

振り返ると「み、美紀さん!」思わず叫んだ。

浴室に入って来た美紀は智恵と同じく、一糸まとわぬ姿で乳房と絨毛を露わにしている。

「どうしたの、裸だなんて」

「濡れるとイヤだからヌードになったのよ」タオルを手に持ち、智恵の背中を擦り出す。

 

 「悪いわね、美紀」

「気にしなくていいの」少しアルコールが回っているせいか智恵の肌が赤く染まっている。

「はい、終わったわ、今度は前よ」

「恥ずかしいわよ、自分でするわ」

「ダメ、洗ってあげる!」美紀は強引に前に回って智恵の首から洗い出した。

「ここは丁寧にね」タオルから手のひらに変わって洗っていく。

「そ、そこはいいわよ」乳房を触られて慌てる智恵だが「いいのよ、女同士だから」美紀は乳房

を撫で回してから揉み出した。

「ダメ、そんな事ダメよ!」

「いいでしょう、これくらいだったら」乳首も摘んだ。

「ん…。そこはだめ…」敏感な乳首を掴まれて鼻から息が抜けた。

「だったら、ここはいいでしょう?」手のひらが今度は股間に伸びて絨毛を丁寧に撫でてから淫

裂に伸びていく。

「美紀、変になるわ。やめて…」目を閉じて震える声で言う。

「いいでしょう、智恵!」淫裂を撫でながら唇を押しつけて来た。

「ん!」いきなりの事に慌てて手で押さた。

「智恵は私が嫌いなの?」泣きそうな顔で言うと「嫌いじゃないわ、でも、女同士よ、いけない

事なのよ」

「そんな事言ったって智恵が好きなんだもの」今度は抱き付いた。

「わ、わかったわ。今回限りよ」やれやれと言った顔の智恵だが「良かった、今回限りでも智恵

といられるならいいわ」乳房を揉みながらまた唇を押しつけていく。

(仕方ないわね、美紀ったら!)諦めて智恵も美紀の乳房を撫だした。

「美紀のオッパイが大きいわ、羨ましい」

「そんな事ないわよ、智恵のオッパイがいい形よ」お互いの乳房を掴み合う。

その乳房を揉み合うとお湯で体を洗い、浴槽に抱き合ったまま入っていく。

「柔らかい、美紀のオッパイ」

「智恵もよ、こんなに柔らかいし」浴槽の中でも乳房を掴み合った。

 

 身体を暖めると浴槽から上がり濡れた体をお互いに拭きベッドに倒れていく。

「ダメよ、そんな事、ダメよ!」智恵は乳房を吸われて「ん、ん、ん!」目を閉じ、鼻から声を

出した。

(美紀にオッパイを吸われると気持ちいい…)美紀の舌が乳首を転がしていくと乳首も膨らんだ。

(智恵の乳首が膨らんだ…)今度は乳首を吸い出した。

「あ、あ、あ~!」堪えきれず智恵の両手が美紀の頭を抱え「いいわ、凄くいいわ…」声が震え

ている。

気をよくしたのか美紀は反対側の乳首を吸うと「あ、あ、あ~!」また悶え声を上げた。

さらに、手を伸ばして淫裂を撫でると「ダメ、変になっちゃう。そこはだめよ!」拒むが腰が浮

いて催促し「あん、あん、あん!」声も出てく。

「私もして欲しいの」また唇を重ねてると「いいわよ。美紀、今度は私がする」体が入れ替わっ

て智恵が美紀の乳首を吸い、淫裂を指で撫でだした。

それには「あん、あん、あん!」美紀も腰を浮かせて指の動きに合わせている。

2人は夜遅くまで乳房と淫裂を愛し合った。

 

 翌日、智恵と美紀は一緒に空港に向かい、着くと松島が2人に声を掛けた。

「中里君に、太田君、事務室に来てくれ」

「何かご用でも?」

「ちょっとね。これからの事で話しが…」

「でも、今日のフライトがありますし」

「それなら心配ないよ、チーフに言ってあるから」

「わかりました、これから伺います」

2人は松島の後を歩いて役員室に入ると「言いにくい事だが、このままでは君たちを新会社に推

薦できないないんだ」困った顔で言い出す。

「どうしてですか、教えてください」

「機内での勤務に問題があると報告が来ているし」

「間違いでしょう、それは間違いではありませんか?」

「そんな事はない、2人の名前が書かれている。機内での対応に問題があると書かれている」

「そんな~!」今にも泣きそうな顔になって「私達行く所が無いんです、ここしかないんです」

「わかっているよ、だから、特別訓練を受けてくれ。そうすれば成績次第では推薦もあり得る」

「訓練期間ははどれくらいですか?」

「2週間は掛かるだろう。辛いができるかな?」

「やります。それをやらないと、スチュワーデスは辞めなければいけませんし」

「私も受けます、行く所がありませんから」

「わかった、早速、これからでもいいから行ってくれ。場所は知っているよね、訓練センターに

あるから」

「わかりました、これから行ってきます」

2人は制服を着たままターミナルからでて整備工場近くにある訓練センターに向かった。

「すみません、中里と太田ですが」

「ああ、特別訓練のお二人さんね。6階で訓練しますから6階に上がってください」

「わかりました」2人はエレベーターで6階に上がっていく。

「懐かしいわね」

「ホントよ、また来る何てね思わなかった」エレベーターから降りて「訓練室」と書かれた部屋

に入った。

すると「黙って入って来るやつがあるか!」入るなり罵声が飛んできた。

罵声を上げたのはここで教官をしている飯塚だ。

「失礼しました。中里智恵、入ります!」「同じく太田裕美、入ります!」大きな声で叫ぶ。

「待っていたぞ。それに挨拶ができないとは何事だ。気合いを入れ直しから始めるぞ!」飯塚は

怒鳴った。

(やれやれ、またしごきを受けるのか)やるせない顔になっている。

 

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