『加奈子 悪夢の証書』
 
                 Shyrock:作
第17話


 アナルバイブレーターはヴァギナ用のそれよりかなり細めだが、ムカ
デのように節が連なっていて、アナルを刺激するには格好の形状をして
いた。

 (ビィ~~~~~~~~~ン・・・)

 媚薬の効果は膣だけではなく、じんわりと菊門へも現れていた。
加奈子はたちまちくねくねと腰をよじらせ、狂ったかのように泣き叫ん
だ。

 「いやぁ~あぁ、だめぇ~、あぁぁっ!!あぁ、もう許してぇ~~~
!!」
園木の菊門攻撃に呼応するかのように、阿久原の抽送する指は激しくう
ごめいた。

 亀裂からはおびただしい愛液がほとばしり、加奈子の内股をぐっしょ
りと濡らしていた。
「ほれほれほれ!ほれほれほれ!」

 (ビィ~~~~~~~~~ン・・・)
「ひぃぃぃぃぃ~~~・・・はぁ~・・・もう~・・・ゆ、ゆるしてぇ
~・・・はふぅ~・・・」

 加奈子はがくがくと身体を震わせ、痙攣の兆候が見え始めていた。
「どや?もうチンチン欲しいか?正直にゆうてみい?太いのんぶち込ん
で欲しいてゆうてみい?」

 「あぁ~・・・あぁぁぁ~・・・ほ、欲しい・・・」
「何が欲しいかゆうてみい?」
「あぁぁ~・・・あぁぁ~~~・・・お・・・おちんちん・・・欲しい
・・・」

 「ほうかほうか。ほんで、どないして欲しいちゅうんや?」
「あっ・・・ああっ・・・さ・・・挿して・・・あっ~・・・」

 図らずも加奈子は淫らな要求を口走ってしまった。
媚薬が言わせた言葉ではあったが、加奈子の落城を告げる一言であるこ
とには違いなかった。

 「よしよし~」
阿久原は満面笑みを浮かべてる。
愛撫を園木に任せ、自身はズボンを下ろし始めた。
お世辞にも美しいとは言えない小太りな身体が加奈子の目前に現れた。

 だが男のシンボルは若い男性と変わらないほど、元気に跳ね上がって
いる。
阿久原は畳の上に仰向けになり、加奈子に手招きをした。

 「ははは、奥さん、社長がお呼びだよ~」
園木はアナルに挿し込んだバイブレーターを抜きさり、加奈子の背中を
小突いた。

 「さあ、早く社長の腹の上に座って。」
加奈子は後手縛りのまま、よろけながら阿久原の腹部に屈んだ。
真下には反り返った肉棒が加奈子の蜜壷を待っている。

 加奈子は立膝になり、腰をゆっくりと沈めた。
阿久原は加奈子を腰を支えた。
怒張した肉棒が亀裂に触れる。
照準があった。

 (ズズッ!)
「あぁぁっ!!」
「うっ・・・」

 ついに結合を果たしたものの、加奈子は腰を沈めたまま動こうとしな
い。
いくら媚薬で誘発されても、残ったわずかな理性が加奈子の動きを封じ
ているのかも知れない。

 だが、そんな理性の欠片など崩れ去るのに多くの時間を要しなかった。

 園木が後方から囁いた。
「奥さん、どうしたの?腰を動かさないとダメじゃん。社長が首を長く
して待ってるのに。」
園木は後方から加奈子の尻を抱え、強引に上下動を始めた。

 (ズチュ、ズチュ、ズチュ・・・)
「あっ・・・ああっ・・・あっ・・・」
「おおっ。奥さんのオメコきついわ~。しばらくしたはれへんからやろ
か?ほんま、きつきつやわ~。せやけど、その分、ええ締まりやわ~」

 「いやぁ~・・・ああっ・・・やめて・・・ください・・・ああっ・
・・ああっ・・・あああっ~・・・」

 (ズンズンズン、ズンズンズン・・・)