『球 脱獄(推敲版)』
 
                    Shyrock:作

第6話 巨大な肉柱 圧倒的な雄の存在

 ショーツはすでに剥ぎ取られていたため、防御のない球の下半身はいとも簡単に
原口の侵入を許してしまった。
「ひぃ~~~!」
強い力で身体を押さえつけられ、亀裂に指を突き立てられた球は涙声で哀願した。

 「へっ、泣いても無駄なこった。女の涙なんてこの俺には通用しねえぜ。覚えて
おきな。さあ、そこのソファでいいことしようじゃねえか」
「いやっ……」
「おい、そこに座れ」

 両手を後手に縛られた球は、原口に押し倒されソファに尻餅をついてしまった。
尻餅をついた瞬間、スカートはめくりあがり下穿きを失った下半身が丸見えになっ
てしまった。
手を拘束されているためスカートで隠すこともできない。

 球の前に仁王立ちした原口はズボンのベルトを緩めはじめた。
原口がベルトを緩め、ズボンと下着を下ろすと、腹につくほどに反り返った巨大な
肉柱が球の目の前に姿を現した。
肉柱には脈打つ血管が浮き上がり、皮がずる剥けで巨大な亀頭が黒光りしている。

 球は彼氏の肉柱しか見たことがなかったが、原口のそれは彼氏のモノより長さも
太さも比べ物にならないほど巨大だということは一目でわかった。
その圧倒的な雄の存在から思わず視線を逸らせてしまった。

 肉柱から漂う濃厚な雄の臭いが球の鼻腔を突いた。
「これをしゃぶってもらおうか」
「いやっ……」
「俺の命令に逆らえると思っているのか。逆らうとどうなるか教えてやろうか?」

 原口は左の頬に強烈なビンタを浴びせた。
「いたっ!」
「二発目を食らいたくなけりゃ、黙って咥えろ!」

 原口に一喝され、球は小さく口を開いた。
しかし顎から力は抜けており、原口が強引に肉柱を押し込んでくると、一気に侵入
を許す結果になった。
「う、うぐ……」

 球はうめいた。
口内奥深くまで肉柱を咥えさせられては、泣き言を吐くことすら不可能である。
呼吸が苦しいだけでなく、鼻に当たる陰毛も不快だ。

 顔をしかめていると、原口は左右から球の顔を掴み、口内の肉柱を出し入れし始
めた。
まるで、口を性器に見立てているかのように、腰を突き出してくる。
「もっと舌を使うんだ」
「うんぐ……ぐぐ……」

 肉柱の先端で喉を何度も小突かれて、陰毛の不快感どころではなくなった。
原口は、自分の腰だけでなく、両手でつかんでいる球の顔も、無遠慮に前後させて
いた。
球は屈辱と息苦しさに震えながら、大粒の涙を流した。

 落とした涙が咥えている肉柱にポタリとしたたり落ちた。
涙には関心がなさそうに原口は腰を動かせる。
「かなりうまくなって来たぜ。やりゃあできるじゃねえか。へへへ」

 後手に縛られている球は、おぞましい物体を口だけで受けている。
ジュポジュポという淫靡な音が鳴り響いている。
「へへへ、効いて来やがったぜ。さぁて、それじゃ、そろそろぶち込むとするか…
…へへへへへ」
「いや! いやです! それだけは許してください!」

 球は咥えている肉柱を吐き出し原口に訴えた。
「この期に及んでよく言うぜ。さあ観念しな!」
「お願いです! それだけは許して!」
「ちぇっ! うるせい! さあ、股を開きな!」

 胸元を小突かれた球はバランスをくずしソファに倒れ込んだ。
「きゃっ!」
原口は球の両足をつかみ、左右に広げようとしたが、球が足をばたつかせ懸命に抵
抗する。
「やめてっ!」

 すでにショーツを剥ぎ取られているため、恥部を隠すことができない。
深く縦に走る陰裂が露わになっている。
球は足をばたつかせ抵抗するが、強引に足を割り裂き広げる原口。

 「いやぁ~~~!」
「パックリと裂けて中が丸見えじゃねか。けっけっけ~」
原口は卑猥な笑みを浮かべて舌なめずりをする。
そして猛然と恥部にしゃぶりついた。
「きゃぁ~~~~~~!」

 チュチュチュチュとわざとらしい音を立て吸いつく原口の唇。
「ひぇ~~~!」
(ペチョペチョペチョペチョ……)
「いやぁ~~~!」
(ベチョベチョベチョベチョ……)

 秘所全体を隈なく舐めつくし、陰裂に舌を挿しこむ。
「ううっ! や、やめて! お、お願い! やめて~~~~~~!」
「っるせえんだよ!」

 原口は球を一喝し、ふたたび平手打ちがさく裂した。
「ううっ……ぼ、暴力はやめて……」
「殴られるのが嫌なら、ぎゃあぎゃあ騒ぐんじゃねえよ! おとなしくしろ! い
いな!」
「うううっ……」

 球はしくしくと泣きじゃくる。
(ベチョベチョベチョベチョ……)
抵抗の意欲も薄れた球は脱力し、翻弄されるがままに身を任した。

 「さあてと、それじゃあ、入れてやるか。でへへへへ、すげえ久しぶりで、よだ
れが出そうだぜ」
原口の目はまるでかよわい野兎を追い詰めた猛獣のようにギラギラと血走っている。

 ゆっくりと重量が球にのしかかってくる。
もがいてはみるが球の抵抗を物ともしない。
おぞましい唾液で濡らされて光る亀裂に怒張した肉柱を宛がう。
しかし球は最後の抵抗を示し、挿入がうまくいかない。

 「おい! 大人しくしねえか! またぶたれてえのか?」
「いや! 絶対にいや! お願いだからやめて~~~!」
必死の哀願も空しく、巨大な肉片はついに少女の花芯を貫いた。