『放課後の憂鬱』

                               ジャック:作
第12章「目 覚 め」(3)

 「あぁぁ・・・い、言わないで・・あぁっ!」
「手錠外してやるから、触ってみろよ。」
「え、や・・やだっ・・」
「またかよ。いいから触れよ。」

 高科はそう言うと藍の手錠を外した。
藍の手はやっと自由になった。が、すぐに高科の手に捕まれ、無理矢理自分の股間に持
って行かされた。

 「ほら。ぐしょぐしょだろ? いつもこんななのか? おまえ。」
「・・・・」
「ひとりでやるときもいつもこんなに濡れるのかって聞いてるんだ!」
「・・・うん。」
「藍、いいなぁ、おまえ。大好きだぜ! ほら、自分で触れよ。いつもやるようにさ。」

 藍は自分のク○○○スを手で触りだした。
「・・・・あっ・・」
高科はその様子を見ている。

 「・・・・先輩。」
「なんだ?」
「さっきの方が・・・」
「さっきの方?」
「先輩にしてもらったときの方が・・・気持ちいい。」
「ははは。そっか。わかったよ。じゃ、やってやるよ。」

 高科は藍のレオタードの肩紐をグイと持ち上げた。そして力いっぱい手を下に下げ、
藍のレオタードを一気に太ももまで下げた。
「あぁっっ!」

 すぐに高科の手は藍のク○○○スを捕らえた。同時にもう片方の手は乳首を摘んでい
る。
「あっ・・あっ・・うぅぅぅ!」
藍はいつのまにか大きく足を開き、高科の手を受け入れていた。壁にもたれかけ、顔は
上を向いて目をつぶっている。
 「あぁ・・・もっと・・もっと触ってぇぇぇ!」

 藍はもう「本当の藍」ではなかった。「もう一人の藍」に完全に支配されていた。
しかし、高科は藍のク○○○スから手を離した。
「・・・や、やめないで・・」
高科は懇願する藍に言った。
「藍、四つんばいになれよ。」
「え?」
「犬みたいにさ、そうしたらまた触ってやる。」

 藍はそんな格好、恥ずかしい、と一瞬思ったが理性は欲望に勝てず、すぐに言われた
通り四つんばいになった。
しかし高科は見ているだけだった。
「・・・先輩、して・・・」
「今度はそのままの格好で手でここを広げてみろ!」

 そう言って高科は藍のア○コを触った。
「あん!」
藍は言われた通り手を自分のア○コに持っていった。が、さすがに広げるのは恥ずかし
かったので躊躇っていた。

 「早くっ! 広げて見せないと触ってやらないぞ!」
「・・・はい。」
藍は二本の指で少しずつア○コを開いていった。
すると高科は藍が広げたア○コにゆっくりと指を入れた。
「あぁっ!」

 藍はビクッとして手をすぐに離してしまい、藍のア○コは高科の指を挟んでしまった。
「うっ!」
高科が藍のア○コに入った指を動かし始めた。
「うぅっ! あん、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

 藍はその快感にピンと張っていた腕を崩し、尻を突き上げた状態で頭を床に付けてい
た。
高科はもう片方の手を広げ、藍の両方の乳首を同時に指で転がし始めた。
「あっ、あっあぁぁぁっ、き、気持ちいい・・・あぁぁっ!」

 高科はア○コと乳首を交互に、また同時に責めていった。
藍は目をつぶり、口を開け快感に浸って声を上げている。
やがて高科の指が止まった。

 藍はもうすぐいきそうだったので、
「・・・や、やめないで・・・」
と高科に言った。が、高科は、まるで藍を支配したかのような口調で言った。

 「藍、もっと気持ちよくしてやるよ。こんなのよりもっとな。」
藍は高科のその言葉に思った。
(・・・あぁ・・もしかして・・・先輩と・・)

 高科は藍を抱くとマットにつれて行き寝そべった。そして唇を重ねた。
「藍、足を開けよ。」
藍は言う通り足を開いた。すると高科の手が藍の股間に触れた。
「あぁっ!」

 「藍、こんなに濡れているのは何でだ?」
「・・そ、それは・・・」
「言ってみろよ。」
「先輩の・・・・が欲しい・・」

 「え? よく聞こえない。」
「先輩のが欲しい・・・」
「よし、俺も藍が欲しい! 入れるぞ?」
「・・うん。」

 藍の股間に高科のモノが当たった。
「あっ!」
藍は一瞬、足を閉じた。が、すぐにまた大きく開いた。

 高科は藍の両足を持ち上げ自分の肩のあたりにかけると、ゆっくりと腰を前に動かし
ていった。
「ぎゃあ! い、痛いっ!」

 藍の股間に激痛が走った。が、高科は容赦なく藍の中に、奥へと入っていった。
「い、痛いよぉ! 先輩っ! 痛いっ! ぬ、抜いて! 抜いてぇぇ!」
藍の目に涙が流れた。

 しかし高科のモノはやがて藍の中へしっかりと入ってしまった。
「入ったよ。痛いか?」
「うん・・痛いよぉ。」
「でも今だけだよ。すぐに気持ちよくなる。」

 高科はそう言うとゆっくりと腰を動かし始めた。
「・・・うん。・・あっ! い、痛いっ! 痛いぃぃぃ!」
藍の股間からは真っ赤な血が流れている。目には涙を溜めていた。

 高科の動きはだんだんと速くなっていった。
「・・・どうだ? まだ、痛いか?」
「う・・うん。痛いっ・・・でも・・あぁっ!」

 藍は痛みと同時に今まで感じたことのない感覚が体を包んでいることを知った。
「あぁっ! うっ・・うあぁぁぁっ!」
藍の口から次第に痛みを訴える言葉は少なくなり、喘ぎ声になっていった。
「どう? もう痛くないだろう?」

 高科の息遣いが荒くなっていった。藍はそれを聞き、ますます感じていった。
「うん。いいっ! ああっ・・あぁぁぁぁぁ! 気持ち・・・いいよ。」
「ああっ、お、俺もだっ・・藍、気持ちいいよ。」
「ああっ・・先輩。先輩ぃぃぃっ!」

 高科は藍の中で激しく動いている。高科のモノが動くたびに藍は痛みと、想像を絶す
る快感が体中を駆け巡っていた。
「あっ・・あぁぁぁっ! い・・いいっ。なんか・・・ヘン・・・こ、壊れそう・・」
「あっ・・・いっ、いく・・・・いっちゃう・・・ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁぁぁ!」
「俺も・・いきそうだっ・・・うっ!」

 高科はそう言うと自分のモノをすばやく藍の中から抜き取り、同時に藍の乳房に精液
をぶちまけた。
藍も絶頂に達し、ぐったりとうなだれていた。
そして二人はしっかりと抱き合った。

 そのまま静かに時間を過ごした。
「藍、痛かっただろ?」
やがて高科が抱き合ったまま藍に話し掛けた。
「・・うん。ちょっとだけ・・でも、気持ちよかったよ。・・・先輩?」
「ん?」
「あたし、どうなっちゃうんだろう? はじめは・・恐かったのに・・・気持ちよかっ
た・・・あんなこと、あんな恥ずかしいことされたのに・・」

 高科は藍を更に強く抱きしめて言った。
「藍が自分に正直になっただけだよ。俺ははじめからそれがわかってたから、ああした
んだ。」
「先輩・・」
「藍のこと、好きだよ。大好きだ。いつもそばにいて欲しい。」

 そして藍はそれを聞いて高科の胸に顔をうずめた。
 藍は泣きそうになった。そんなこといままで言われたことがなかったので、嬉しかっ
た。
「・・うん。」

 しばらくして、高科は立ち上がった。そして、自分のシャツを取ると藍の背中にかけ
た。
「藍。ちょっと、待ってろよ。」
と言うと、そのまま部屋を出て行った。

 藍は一人残され、そのまま横たわっていた。しかし淋しさを感じる間もなく、すぐに
濡れたタオルを持った高科が戻ってきた。
高科はタオルで藍の胸についた精液を丁寧にふき取った。そして、次に血のついた藍の
股間に当てた。

「あ・・汚れちゃう・・あん!」
「バカ。なに感じてんだよ。」
「・・・だってぇ、・・・そんなとこ、触るから・・」
藍が舌をだすと、高科は笑いながら藍の股間をぬぐった。
そして、またしばらく抱き合った。


 藍と高科は着替えて、一緒に帰った。
この前、一緒に歩いた道を、今日は手を繋いでいる。
このまま時間が止まってしまえばいい、と藍は思った。
やがて、藍の家の近くの交差点にやってきた。この前は、ここまででいい、と言った交
差点。

 藍は高科に言った。
「今日は・・・うちの前まで・・来て下さいね。」
高科は何も言わず、藍の手を引いて歩いた。藍は顔を赤らめてついて行った。

 家の前についた。
「先輩。」
藍の心を読んだかのように、高科は顔を藍の顔に近づけると、キスをした。
藍はそうして欲しかったので、嬉しかった。

 「じゃ、また明日。」
「はい。あ、いけない。」
「どうした?」
「・・明日・・仕事で・・・学校休むんだった・・ごめんなさい。」
「じゃあ、あさってか。また淋しい一日だな。」
「ほんとに?」
「ああ。じゃ、あさって。」
「うん。・・・先輩?」
「ん?」
「・・・ありがと。」

 藍はそういうと、家の中に消えていった。
高科も藍が家の中に入ったのを確認して帰っていった。
藍は股間にまだ妙な感じが残っていたが、新しい自分を見つけたような喜びに溢れてい
た。
藍は、もう今までの「藍」に戻ることは出来なくなっていた。

              

    この作品は「ひとみの内緒話」管理人様から投稿していただきました。