『放課後の憂鬱』

                               ジャック:作
第9章「初めてのキス」(2)

 いつしか藍の頭は、学校のことを思い浮かべていた。
それは今、鏡に映っているのが体操服姿だったからかも知れなかった。
(えっ、あっ、明日・・・学校・・で・・)

 学校のことに気が付くと、藍は急に心配になってきた。
学校に行くと・・いや、部活に出ると・・必ず恥ずかしいことをされてしまう。
もしこんな姿を見られたら・・・きっと今まで以上に酷いことされてしまう。

 酷いこと?・・・今度はどんな?・・・
藍はハッとした。
(あ、あたし、なに考えてんだろ・・やっぱり・・されたい・・の?・・)

 ふいに、高科の顔が浮かんだ。
「藍ちゃん、苛めて欲しいんだろ・・」
高科が囁いた。

 「いやっ、いやっ、やめてっ」
藍の胸は、破裂しそうだった。
しかし、もう藍は「本当の藍」ではなくなっていた。
「だってさぁ、自分からこんなカッコしてるし・・みんなにも見て欲しいのかな?」

 藍は、高科の前に立たされていた。いや、いつの間にか吉田や伊東たちも藍を取り囲
んでいた。
「せっ、先輩・・・み、見ないで下さいっ・・やっ、やだっ!」
「藍ちゃん、見ないでって、こんなにつるつるにしちゃってさ。ほんとは見せたいんだ
ろ?」
「違います・・そ、そんなこと・・・ありません・・」

 高科はまじまじと、藍の股間を覗き込んで言った。
「そうだよなぁ、剃っちゃえばしっかり見えるしねぇ。」
「そんなこと・・」
「じゃあ、藍ちゃんのご希望どおり、ここを苛めてみようかな?」
「えっ? あぁっ! だめっだめです。触っちゃだめっ!」

 しかし高科は藍の言葉に耳を貸さず、手を藍の股間に近づけてゆく。
「あぁっ! だめっ! 触らないでっ・・あっ!」
藍の手は、またゆっくりとク○○○スを捕らえた。

 「あああぁぁぁぁぁっ!」
高科がにやにやしながら言った。
「藍ちゃん、ほんとはこんな風にされたくてしょうがないんだろ? ちがう?」

 藍は指を休めることなく、声を上げた。
「ち、違います・・そんなこと・・ありません・・あぁぁぁ!」
藍の指は、何度も何度もク○○○スを弾くようにしていた。その度に体が波打っていた。
 何者にも遮られることなく触られているク○○○ス・・藍の指は自分のク○○○スを
いたぶるかのように弾きつづけた。
「いや、や、やめてください・・」
「やめてくれだって? ほんとにやめちゃうよ? いいのかなぁ?」

 藍は悶えながら言った。
「や、やめ・・ないで・・・」
「やっぱりな。藍ちゃんはエッチだなぁ。今度はもっと恥ずかしいコト、しようね?」

 藍はすぐに返事をした。
「は・・い。もっと・・・もっと恥ずかしいコト・・・して・・ください・・」
それを聞くと高科が吉田に指示する。
「ようし、じゃあ吉田、藍ちゃんの乳首、摘んでやれよ。」

 藍は遊んでいたもう片方の手で乳首を摘んだ。
「あぁぁぁぁ! やめて、吉田君、やめて・・・」
高科が吉田に言う。
「おい、吉田、もっとやってくれってよ。もっと強くだと!」

 藍は乳首を思いっきり摘んだ。
「えっ?・あああぁぁぁぁぁぁっ! い、痛いっ! やめてっ!」
「はははは。藍ちゃんはうそつきだからなぁ、ねぇ先輩。やめてってことはもっとって
ことですかね?」
「そうだよ、吉田。わかってきたなぁ。おまえも。もっと、つ・よ・く、だってよ。」

 藍は思いっきりの強さで乳首を摘むと、ちぎれんばかりに引っ張った。
「あぁぁぁっ! 痛いっ、痛いよっ! 引っ張らないで・・お願い・・」
高科はますます激しく藍のク○○○スをいじっている。
「ああぁぁっ! いやっいやあぁぁぁ・・・いじらないでぇ・・・ヘンになっちゃうよ
ぉ・・・」

 「藍ちゃん、まだまだこれからだよ。伊藤、おまえ、藍ちゃんに咥えてもらえよ。」
藍は乳首を摘んでいた手を自分の口に咥えた。
「えっ? いやっ、あっ! むぐぐっ・・」

 藍は上と下の口を同時に責めた。激しく責め続けた・・・。
「ああぁっ! ああぁぁっ! ああああぁぁあぁぁっっ!!」
「許してっ、もうヤメテッ!!・・壊れちゃうよっ!」
ふと藍の手が止まった。藍の頭の中を、それまで感じたことのない何かが通り過ぎた。
その影を感じた途端、藍の胸は早鐘のように波打った。

 高科が、不気味な声をだした。
「藍、またか? ほんとはやめて欲しくないんだろ?」
「・・は・・い・・・・やめないで・・ください・・」
「ウソついたんだネ?・・ウソツキは、うんと痛い目に遭わせるよ」

 自分の鼓動が、ドキドキと聞こえていた。
「ウソじゃ・・ありません・・・」
「じゃ、やめるよ。いいんだね?」
「いや・・やめないで・・・」
「やっぱりウソツキじゃないか? 悪い子にはバツだよ、いいね」
「は・・い・・・」

 もう藍は、止めることがきなかった。
夢遊病者のように机に行くと、フデ箱から透明なプラスチックの定規を取り出した。1
5cm程の、小さな定規・・・。

 鏡の前に戻ると、藍は股間の割れ目に指をあてると、思い切ったようにそれを押し開
いた。
「悪い子は、ここにお仕置きしよう。いいな」
「ああぁっ、やめてぇっっ・・・いやあぁっ!!」

               

    この作品は「ひとみの内緒話」管理人様から投稿していただきました。