「苦難の代理母」

                     赤星直也:作
おことわり


  この作品は全て空想で書かれています。実在の人名、団体とは一切関係があ
  りません。また、この作品の著作権は赤星直也が所有してます。作品の無断
  転用もかたくお断りします。違反した場合「
著作権法」によって「刑事罰
  と「
民事罰(損害賠償)」が与えられますので、ご承知下さい。

登場人物


     苅屋五郎:酒店経営        野口定吉:金融業
     〃 民恵:五郎の妻         〃 良子:定吉の妻

第1話 負債の入札

 「いつになったら返すんだよ!」人相の悪い男達が1人の男を取り囲んでいた。
「もうすぐお返しします、ですから今は…」土下座して謝っている。
謝っているのは苅屋五郎と言って、酒屋を経営していたがコンビでも酒を扱うようにな
り、売り上げも落ちて銀行から融資も得られず、破産寸前になっている。

 そこで、闇金融に手を出してしまい、取り立てが来ていた。
「ふざけるんじゃないよ。こっちは慈善事業をやっているんじゃないんだよ」顔を軽く
叩かれた。
「それはわかっています。いずれは必ず…」
「本当だな。また来るから用意しておけ!」男達は捨てぜりふを吐いて出て行った。

 すると、奥で怯えていた妻の民恵が「あなた、大丈夫?」と駆け寄った。
「これ位平気だよ。それよりも、何とも行かないな…」
「そうよね、もう担保もないから借りるのは無理だしね。廃業して出直そうよ」
「そうするしかないかな」五郎は悩んだが決断した。 

 廃業を決断した五郎は早速、不動産屋を当たったが抵当が掛けられているから誰も相
手にはしてくれない。
項垂れて歩いていると「もしもし、どこか悪いのですか?」親切にも声が掛けられた。
「いえ。ちょっと、悩みがありまして…」
「それならよろしいですが、何か死に急ぐように思えたもんですから…」

 「そんな、死ぬだなんて、とんでもないですよ」
「もし、よろしければお話をお聞かせいただけませんか。少しぐらいは、お力になるか
も知れませんし…」
「わかりました。私も暇ですから」五郎は言われるまま見ず知らずの男と喫茶店で時間
を潰し、家に戻るとまた取り立て屋が来ていた。

 「金はできたかい?」
「それが、まだでして…」
「ふざけるな、明日まで準備しろ。そうしないと、お前の嫁さんをいただくからな」
「そんな~。妻は何も関係ありません!」

 「何も、食おうって言うんじゃないよ。男に抱かれればいいんだよ」
「金にもなるんだ、いい思いして!」
その言葉に顔が強ばらせ「そんな、妻を売春婦にはできません!」と怒鳴る。

 「だったら、金を作るんだよ!」そう言い残すと帰った。
「あなた、怖いわ。売春をやらせるなんて…」
「そんな事は絶対させないよ。法律だってあるんだから」強がる五郎だがいい案はなか
った。

 そして、翌日も借金取りが現れた。
「言っておいたはずだ。奥さんを借りるからな!」男達は民恵を抑えて車に乗せようと
した。
「イヤ、イヤです!」「やめるんだ!」2人が抵抗しても、ヤクザまがいの5人にはか
なう訳がなくあっけなく抑えられた。


 「警察に訴えるぞ!」その言葉に「心配だったら、お前も来い!」五郎も乗せられ、
2人はヤクザの事務所に連れ込まれた。
「命が惜しかったら、変な事考えるな」念を押され、中に入ると泣いている女性が3人
もいて「暫く待っていろ。揃ったら始めるから」2人も押し込まれた。

 「これからどうなるのかしら?」不安な民子に「大丈夫だ、俺もいるから」励ます五
郎だ。
それから暫くすると、五郎は両手を後ろ手に縛られ、3人の女性と一緒に2人も部屋か
らだされ、20人程いる男の前に立たされた。

 「それでは始めます。未婚のOLです」そう言うと一番若い女性が腕を押さえられ服
を脱がされだした。
「イヤ、イヤです!」叫んでも腕を押さえられているから、何もできない。
上半身が剥き出しにされ、乳房が揺れている。

 「静かにしろ。暴れると痛い思いだからな!」背中をムチで叩かれ「ギャ~!」悲鳴
を上げた。
「わかっただろう。おとなしく素っ裸を見せるんだ!」ムチで打たれた事で、抵抗はで
きず、スカートを引き下げられたが泣くだけだ。

 スカートが脱がされると、パンティが引き下げられた。
「許して、それは許して!」涙を流すが足首まで下げられ、全裸を男達に晒している。
「脚を開け!」ムチが太股を叩いた。
「打たないで!」泣きながら横に脚を開き、淫裂を晒していく。
男達はその淫裂をじっと眺めて、指で触って確かめだした。
「お願い、もう許して!」涙が止まらない。

 「これくらいにしましょう。処女ではありません、負債金額700万です!」司会の
声に「800万!」「900万!」値段が上がり1300万迄来た。
「もうありませんね。1300万で決まりです」女性は落札した男に連れられ全裸のま
ま部屋から連れ出された。

 「次ぎ行きます。看護婦をしていました…」また女性が前に出されて、服を脱がされ

ていく。
「やめて、お願いです!」抵抗すると、ムチで叩かれるのがわかっているから、叫ぶだ
けだ。
そして、全裸にされると「負債は1000万です」と競りに掛けられる。

 こうして、次々と競売が進んで、民子の番になった。
「イヤ、いや~!」服を脱がされ抵抗している。
「ピシ~!」と背中を叩かれたが、抵抗をやめず、それでも上半身を裸にされた。

「やめて、こんなのイヤ~!」「やめるんだ!」民子だけでなく五郎も暴れ出した。
「男は連れ出せ!」五郎は外に連れ出されたが、競りに掛けられ女性が四つん這いにさ
れ、後ろから肉竿で突かれている。
「そんな馬鹿な、これじゃ、人身売買だ!」声を上げた。

 「そうかもな。とにかく、借金を返して貰えばいいんだよ」
「まさか、民子も…」
「そうかもな。相手次第によるがな」
「やめさせろ、民子は俺の妻だぞ!」抵抗するがまた部屋に閉じこめられた。

 その間にも民子は全裸にされ泣いている。
「手を退けるんだよ!」股間を隠した手が退けられ、絨毛を露わにしている。
そんな民子を男達が触っていく。
「やめて、性器は触らないで!」叫んでも、肉襞を掴まれ膣も覗かれていくが「う、う、
う!」と泣くだけだ。

 「それでは行きます。子持ちです、負債は1000万!」司会が告げるが、子持ちと
聞いて競り上がらない。
「いませんか、1000万です!」暫く沈黙が続いて「1000万!」声が掛かった。
「他にありませんか?」司会が言っても声が上がらない。
「決定です、1000万丁度です!」民子が落札された。

第2話 担保の写真 

 落札された民子は、全裸のまま男に外に連れ出された。
そこで、競り落とされた男に抱かれている女性を見た。
「イヤ、セックスはイヤです!」
「イヤでもやるんだよ。但し、ここじゃないがな」民子を外に連れ出そうとしている。

 「裸です、服を着させて下さい!」
「そのもままでいい。とにかく乗るんだ」乱暴に乗せられ、町の中を走り出す。
「停めて、お願いです!」民子は座席にあった小さな座布団で胸を隠しているだけだ。
「構わないが、素っ裸で帰れるのか?」そう言われれば、その通りで、付いていくしか
ない。

 黙り込む民子に「やっと、わかったようだな」笑顔になってハンドルを握っている。
やがて、車は閑静な住宅街に入り、大きな屋敷に入って行く。
「着いたぞ、降りろ!」民子は両手で胸と股間を押さえ、車から降りて屋敷に入った。

 入ると「あら、今度は少しお年を召した方ね」中年と呼ぶには若い女性が出迎えた。
「良子、子持ちだから確実性が高いぞ」
「それならいいかも。とにかく、準備しておきましたから」女性の後ろを歩いていくと
小さな部屋に案内された。

 「ここは…」
「そうよ、ここで撮るの。あなたが逃げられないように、セックスしているのを!」
「イヤ。私には夫がいますから、セックスなんてしません!」
「そう言っても、やって貰うよ。高い金を払ったんだから」男は服を脱ぎだした。
「やめて、来ないで!」民子は股間を押さえて、蹲った

 「そんな事してもダメよ。こうしてあげるわ」両手を掴まれ、後ろ手に手錠が掛けら
れた。
「これであなたは言うがままよ。その前に、ヘアがボウボウね。それじゃ、良く撮れな
いわ」股間の絨毛にスプレーを吹き掛け剃っていく。
「やめて、こんな変態じみた事しないで下さい!」頼んでもカミソリが動きを停めない。

 そして、民子の淫裂が剥き出しにされた。
「大部黒ずんでいるわね。その分、確かかもね」肉襞を摘んで眺めていると「こっちは
いいぞ、始めよう!」男が乳房を撫でだした。
「やめて、お願いです、夫がいるんです!」

 「そんなの関係ないわよ。こっちは、高いお金を払うんだから逃げられたら困るのよ」
女はカメラで撮りだした。
「行くぞ!」民子の淫裂に肉竿が入り込む。
「入れないで。いや~!」悲鳴を上げるが、肉竿が膣を押し広げながら奥まで入り込ん
でいく。

 「う、う、う!」(あなた、レイプされました。許して下さい…)夫へ詫びながら泣
いているが、肉竿はピストンを繰り返していく。
「凄いわよ、元気がいいわね」女は相変わらず撮っている。
やがて、絶頂を迎えた。

 「だすぞ、オ○ンコに!」
「イヤ、お腹はイヤ、外にして~!」
「口でするか、それならオ○ンコにはださないぞ」
「口でします、ですからお腹には…」

 「わかった、やるんだ!」
肉竿が抜かれると、上半身が起こされた。
「やれ!」口に肉竿が押し込まれ、頭を押さえられる。
(やりたくないけど、子宮に射精されるよりは、ましだし…)妊娠を考えるとフェラの
方がいい。

 「ウグ、ウグ!」口を動かして次第に絶頂へと導いていく。
「気持ちいい、でる~!」噴射が始まった。
「う~!」首を振って逃れようとしたが肉竿は抜かれず、不快な液体が漂いだす。
(射精だわ。五郎さんだって、しなかったのに…)屈辱に涙が止まらない。

 「気持ちよかったよ」肉竿を抜いた。
「いい顔してるわね、撮って上げるわ」涎のように白い液体を口元から流した姿を撮ら
れた。
「奥さん、もっとやるかい?」
「許して、セックスはもう許して下さい…」涙が止まらない。

 「わかったわ。その変わりヌードを撮るわよ。それならセックスは勘弁して上げる」
「わかりました。ヌードを撮って下さい」
「素直になったわね。最初からこうだと、乱暴はしなかったのよ」手錠が外された。

 「いい、両手を頭にやるの」女の言うがまま、ポーズを作りカメラに収まった。
「今度は足を広げて、オ○ンコを丸出しよ」民子はセックスをしたくないから、言われ
るまま、開脚して無毛の淫裂を撮らせた。

 撮影は1時間程で終わり、女と男は民子に話し出した。
「私は野口良子というの。この人は、夫の定吉よ」
「どうして、こんな事をするんですか?」民子は股間を両手で押さえたままだ。
「子供よ。あなたには夫の子供を産んで貰いたいの」

 「そんなのイヤです。できません!」
「イヤでもやるのよ。借金で困っているんでしょう。負債は肩代わりして上げるし、無
事に産んだら、お礼に500万出すわよ」
「お金は欲しいです…。ですが、夫がなんというか…」

 「説得するのよ。店を続けたいでしょう?」
「どうしてそれを?」
「調べたわ。だから、こうやってあなたをね。とにかく、帰ったら相談して。逃げたら
この写真で弁償して貰うからね」

 「絶対、逃げません。ですから写真は…」
「信用したいけどね。とにかく、これからは定吉さん以外とのセックスは禁止よ」良子
は民子の股間に、金属製の貞操帯を取り付けようとした。
「外して、これはイヤです!」

 「イヤでも付けるの。定吉さん以外の子を産まれたら困るから」取り付けると鍵が掛
けられた。
「服は上げるから、これを着て。これから毎日通うのよ。それがイヤなら、住み込んで
もいいわよ、どうせ、行く当てないだろうし」民子は渡された服を着込むと、定吉に自
宅まで車で送られた。

 家では心配顔の五郎が出迎えた。
「良かった。どうなる事かと思ったよ」
「それより、お話があるの。その前に、紹介するわ。野口さんよ」
「あれ、どこかでお会いしましたよね?」
「そうでしたか。私は覚えていませんが…」

 「失礼しました。勘違いのようです。とにかく中へ」3人は家に入ったが、五郎の記
憶は間違いではなかった。
確かに、相談に乗ったのは野口だったが、それを言わなかっただけだ。

 中に入ると野口は口を開いた。
「率直に言いまして、1000万で奥さんをお買いあげました。ですから、私の子を産
んで貰います」
「そんな~。あなただって、奥さんがいるんでしょう?」
「いますが、病気をしまして…」長々と事情を説明し「そう言う訳で、毎日通って下さ
い」そう言い残して帰った。

 「あなた、もう一度やり直せるチャンスよ」
「でも、お前が俺以外の子を産むなんて、イヤだよ」
「我慢して。子供はまた産めるから」
「わかった、そのまえに…」五郎はスカートに手を入れたが、硬い物に当たった。
「あなた、許して。もうあなたとは、セックスできないの」泣き出す民子だ。

 「どういう事だ。教えてくれ!」五郎は確かめるため、スカートを脱がした。
すると、金属製の貞操帯が目に入る。
「そんな、もう民子とできないなんて…」泣き出す五郎だ。
「許して。子供を産むまでは外されないの」民子も泣き出した。

 「わかった。仕方ないから産んでくれ。我慢するよ…」泣きながら承知した。
「そうしましょう。お礼も貰えるから、3人でやり直しましょう」
「そうだな。一也のためにも、ここを出た方がいいな」こうして、五郎は子供一緒に野
口の家に引っ越し事にした。

第3話 生理の後で 

 それから数日後、五郎は店を処分して、野口の屋敷に住み込む事にしたが、足元を見
られ、残された金はほとんどなく、野口が立て替えた1千万分で、どうにか返せた。
しかし「私が産めばチャラになって、お礼も貰えるし」落胆する五郎を民子が励まして
いる。

 五郎夫婦には、6畳程の部屋が2つ当てられ子供と別々の部屋に寝る事にした。
そして、夜になり子供が寝ると、野口の元に夫婦して呼ばれた。
「生理はいつなの」
「もうすぐです、お腹が張りますからここ2,3日後には来ます…」

 「そう、それならいいわ。今日だけ特別に認めるわ。脱いで!」
「まさか、ここでセックスしろと?」
「その通りよ、イヤならしなくていいわよ」
「民子、やろうよ。僕はもう我慢できないよ」

 「でも人前よ。セックスは見られたくないし…」
「見るだけじゃないわ。ビデオに撮らせて貰うの。これから、それを見ながらオナニー
になるし…」
「イヤよ、そんなのできないわ!」
「だったら、今から1年間はできないわよ。折角、情けを掛けたのに残念ね」

 それには「やります、ですから民子から外して下さい」五郎が頭を下げた。
「でも、奥さんがイヤがっているわよ」
「申し訳ありません。この通り謝りますから、夫とセックスさせて下さい…」民子も土
下座した。

 「わかった。していいから脱いで!」
「ありがとうございます」2人は礼を言うと脱ぎだし、その様子に、ニンマリしながら
良子はビデオを構えて撮りだす。

 「良子、面白くなったな」定吉は良子の胸を撫でだした。
「そのようね、これからは楽しめるわよ。お互いにね」
「そのようだね」2人が話している間にも2人は服を脱いだが、民子の股間には黒い金
属が取り付けられたままだ。

 「どれ、外してやるか…」定吉が鍵穴に鍵を入れて外すと、短い絨毛に覆われた淫裂
が露わになった。
「剃ったのか…」じっと見ている五郎の肉竿が、起きあがっていく。
「ええ、衛生的だから」
「僕も、これが好きなんだ」五郎は民子の唇を吸うと淫裂を撫でていく。

 「あなた、久しぶりよね…」民子は肉竿にコンドームを取り付けて擦っていく。
「そうだ、久しぶりだよ…」五郎も淫裂に指を入れて動かしだした。
2人は、お互いの股間を触り合うと抱き合い、淫裂に肉竿を押し込んでいく。
「あ、あ、あ~!」民子は久しぶりの肉竿に声を上げ、背中を浮かせていく。

 「民子…」五郎は乳房を握りしめたまま、ピストンを始めた。
淫裂はすでに濡れているから、淫汁が流れていく。
「もっと強く…」背中を抱きしめながら、喘ぎ声を上げていくと「民子、後ろからした
い…」五郎が四つん這いを頼む。

 「いいわよ、後ろからしても」言われるまま、四つん這いでの結合で「いいわ、凄く
いい!」髪の毛を振り乱し、獣のように声を上げていく。
そんな2人を良子はビデオに撮っていくが、息が乱れている。

 その後、良子は五郎の上に乗って腰を振っていく。
「行く、行くわ。一緒に行って!」
「ああ、俺も行く~!」2人は胸を合わせ、抱き合ったまま動かない。

 「もういいわよ。それに、ヘアの手入れを忘れずに…」
「わかりました。そうします」民子は息を弾ませながら、立ち上がると浴室に向かい、
五郎も追うように歩いていく。

 「あなた、私もしたい!」残された良子はカメラを置いて定吉に抱き付く。
「わかったよ、して上げるよ」良子の服を脱がせていく。
そして、良子を全裸にすると、乳房から淫裂へとを愛撫していく。
「いいわ。私にもさせて!」良子も定吉の服を脱がして、全裸にさせると肉竿を口に入
れ、頭を動かした。

 「いいよ、凄くいい。今夜は一杯でそうだ」肉竿がカチカチになっている。
「期待している…」良子は定吉を仰向けにさせ、馬乗りになっていく。
「やらせて、私がしたいの」民子と五郎の興奮が収まらず、腰を沈めると腰を振ってい
く。
「あ、あ、あ~!」声を上げ、体を反らしながら腰を振り続けた。

 その翌日から、五郎は定吉の運転手をさせられた。
それは五郎にとっても、新しく事業を始めるための勉強でもある。
儲かる店、儲からない店の解説を聞きながら運転している。

 一方、民子はまかないをやらされた。
買い物から掃除までをさせられたが何も不満はなかった。
だが(付けているのを知られたら、どうしよう)貞操帯を付けたまま、人混みに出かけ
るのが不安だった。

 それから数日が過ぎて民子の生理が始まった。
「いよいよだわ。管理をしっかりしないと…」
「そうだな。終わったら、毎晩やるぞ!」
「毎晩はダメよ。1日間を置いた方が液も濃いそうよ」

 「そうか、1日おきか。頑張らないとな」
「そうよ、私もやっちゃうからね」
「いいよ、俺ばかりいい思いは不公平だしな」
「ありがとう、愛しているわよ」2人がワクワクしながら民子を監視していると、生理
も終わり、淫裂も使用可能となった。

 それは、五郎夫婦にもわかっている。
「いよいよだわ。あの人に抱かれるんだ…」
「僕も奥さんを抱かないといけないんだね」
「そうよ。産み終わるまでは、もう五郎さんとはできないの」涙声になっている。

 そんな民子だが、2人は子供が寝静まると野口の部屋に向かう。
「待っていたわよ。脱いで頂戴」出迎えた定吉と良子は全裸だった。
「これからは裸で来い。面倒だし…」
「わかりました。そうします」2人は服を脱いだ。
「今夜から、奥さんは俺が相手だからね」貞操帯を外すと無毛の淫裂を撫でていく。
「わかっています…」目を閉じ、されるがままにしていく。

 同じように、良子と五郎も触り合っていく。
「今夜からは私が妻よ。思い切りだしていいからね」肉竿を擦って催促し「わかってい
ます…」五郎も淫裂、乳房と愛撫を始める。
やがて、二組のカップルが抱き合い「あ、あ、あ~!」獣のような声を上げだし、いろ
いろな体位で結合して、仕上げは向き合う四つん這いになっての結合だ。

「恥ずかしい。あなた、見ないで!」
「見るなと言っても無理だよ。気持ちよさそうに、やってるじゃないか!」
「言わないで。恥ずかしい…。あ、あ、あ~!」民子と良子は体をくねらせながら、声
を上げていく。
やがて「でる、でる!」登りきった定吉が先に噴射し、五郎も遅れて噴射した。
民子と良子は、淫裂から精液を垂らしながらグッタリしている。

第5話 民子の出産 

 定吉は良子の計画通りに、1日おきに民子を抱いて射精していた。
それが2ヶ月も及ぶと、体に異変が生じている。
「来ない、生理が来ない!」泣き顔になって良子に告げた。
「まだわからないわよ、もう1回飛んだら病院に行こう」
「それでしたら、ヘアを伸ばさせて下さい。こんな性器では恥ずかしいです…」
「わかった、剃らなくていいわ」良子も理解を示した。

 だが、夜は別だった。
妊娠したかも知れないのに横になり、後ろから定吉に抱かせている。
「これだと、奥まで入らないからいいのよ」
「そうか、これならいいのか。だったら安心だな」
「それに、できていなかったら、ダメ押しになるしね」民子の淫裂に噴射させていく。

 これを繰り返すと、2回目の生理も来なかった。
「行こう、病院へ!」民子の貞操帯が外され、着替えると、定吉や良子と一緒に病院に
連れて行かされたが「いい、あなたは野口良子よ。間違えないでね!」保険証も良子の
を渡された。
「わかっています、野口良子です…」
「そうよ、それでいいの」2人は受付に向かった。

 そして、診察の結果、妊娠が確認されてそれを聞いた定吉は満足顔だが、五郎と民子
は複雑な気持ちだ。
「とにかく、ここだと、人目があるから危ないわね…」
「そうだよな、ここだと危ないよな。どこかに越した方がいいぞ」良子と定吉は、五郎
一家と良子を隔離して、人目に付かないようにさせる計画だ。

 2人はいろいろ調べて、遠く離れた町で過ごす事にした。
勿論、名前は入れ替わり、良子は付き添いと言う事にして一緒に住ませた。
それに、今度は五郎に貞操帯が掛けられている。
それは、民子の貞操帯が外されたから、子供への危害を防ぐためで、神経質な程対策し
ている。
「前に失敗したからよ。悪く思わないで」肉竿を金属が覆っている。

 しかし、夜になると良子の部屋では五郎の貞操帯が外される。
「寂しいでしょう。私が奥さん代わりにして上げるわ」裸になった良子は肉竿をしゃぶ
っていく。
それには五郎も反応して「奥さん、やらせて!」良子を押し倒して、肉竿を押し込んで
いき、満足そうに「いいわよ、出してもいいわよ…」頭を撫でるが、民子は泣きながら
それを見ていた。

 こうして、5ヶ月も過ぎると民子の腹は大きく膨らんで、出産に整えなければいけな
い。
「五郎さん、名前は絶対間違えないで。私の名前は?」
「苅屋民子です」
「この妊婦さんは?」
「民子の姉の野口良子です」
「そうよ、慌てても絶対間違えないで」このように、良子は訓練を繰り返している。

 その甲斐あってか、子供も順調に育ち、無事に女を出産し「これで、定吉さんも喜ぶ
わ」笑顔の良子だった。
良子はその後も1カ月程一緒に過ごして、迎えに来た定吉の車で屋敷に戻ってきた。

 「あなた、赤ちゃんよ。可愛いでしょう?」
「ああ、可愛いよ。育代と名前を出しておいた」
「育代か、これからは私が母親なんだわ…」
「そうだよ、良子。うまくごまかせたようだよ」
「そうよね、秘密を漏らせば、あのビデオと写真があるしね」笑顔で赤ちゃんにミルク
を飲ませている。

 一方、五郎は越す事を命令された。
「参ったな、凄く神経質だな…」
「仕方ないわよ。戸籍を騙したんだから」
「そうだよな。これで1500万は安いよな」

 「あなた、変な考え起こさないで。相手はヤクザが控えているのよ!」
「心配要らないよ。何もしないから」
「それならいいけど…」不安を抱く民子だ。
そして、この日を持って、二組の夫婦はお互いの連絡を絶った。

 それから数か月後、民子はいつものように子供を幼稚園に送ると家の掃除をしていた。
「民子、ちょっと暇だろう。付き合ってくれ!」五郎に誘われ車に乗ると閑静な住宅街
を走って、普通の民家の前で停めた。
「ここだ、行こう!」言われるまま、五郎に誘われて家にはいると男性が迎えにでた。

 「お待ちしていました。どうぞ中へ!」言われるまま中に入り、部屋に案内されると
昼だというのに、ライトが灯されている。
「準備は出来ています。始めて下さい」男はビデオを構えて2人に向けると「民子、や
らせてくれ!」五郎が抱き付いた。

 「やめて、人前よ、恥ずかしいからやめて!」逃れようとするが五郎は押し倒して服
を脱がしていく。
「やめて、お願い、やめて!」叫ぶが上半身は白いブラジャーだけにされ、そのブラジ
ャーが引き下げられ乳房が飛び出した。
「イヤ、イヤ~!」脱がされまいと押さえるが、力負けして上半身を隠す物がなくなり、
乳房が揺れており、そんな民子をビデオが撮っている。

 五郎は狙いを下半身に定めて、スカートを脱がしていく。
「やめて。家に帰ったらしてあげる、だからやめて!」抵抗を試みたがあっけなく、ス
カート、パンティと脱がされ全裸にされた。
それでも五郎は民子の両手を押さえ、全裸をビデオに撮らせている。

 「う、う、う!」と泣く事しかできない民子に「ヘアを剃ろうよ、お前はパイパンが
似合うよ」それには、信じられないと言った顔になった。
「イヤ、そんなのイヤ。お願いだからやめて!」最後の抵抗を試みたが両手を後ろ手に
縛られ、絨毛に石鹸液が塗られていく。

「危ないから動くなよ!」遂にカミソリが当てられた。
「ジョリ、ジョリ!」赤黒い地肌と共に淫裂が見えているが「う、う、う!」五郎の信
じられない行為に、泣き続ける民子だ。

 五郎はそれでを手を休めず、カミソリを動かし続けて股間の絨毛を、残らず剃り落と
した。
「これで、準備はいいぞ。後は俺と楽しもうな」股間をタオルで拭くと、脱いでいく。
「お願い、やめて。家でしてあげるから、ここではやめて!」手が効かないから首を振
って拒む。

 「そうは行かないんだ。約束したし…」服を脱ぎ終えた五郎は、民子の乳房に顔を埋
めて乳房を揉んでいく。
「イヤ、やめて。こんなセックスしたくない~!」悲鳴を上げるが、五郎の肉竿は淫裂
を捕らえ、膣に食い込んだ。
「ヒ~!」悲鳴を上げて逃れようとするが、肉竿はなおも入り込み、ピストンを始める。
「やめて、お願いです!」両手を縛られた民子は、声を出す事しかできない。

第5話 全裸のモデル

 五郎は肉竿のピストンを早めて「ピシャ、ピシャ!」股間のぶつかる音と「う、う、
う!」嗚咽が部屋に響いている。
それでもピストンを続けていたが、仰向けに寝て民子を馬乗りにさせていく。
「イヤ、絶対にやらないからね!」両手を縛られた民子は、腰を振ろうとはしない。

 「やれ、やるんだ。やらないと、こうだ!」両乳房を鷲づかみされた。
「う~!」呻き声を上げながら、首を振って拒む。
「これでも、イヤか?」両乳首が潰された。
「ギャ~!」敏感な部分を責められては、どうする事もできない。

 「やれ、やるんだ!」乳首を揺すっている。
「やります、ですから乳首からは手を…」泣きながら淫裂を肉竿に押しつけていく。
「そうだ、それでいい!」乳首を摘んだ手が、腰を押さえて補助していく。
「あ、あ、あ~!」急所を肉竿が擦るから、体を反らせて声を上げてしまった。

 「もっとだ、もっとやれ!」片手が乳房を揉んでいく。
民子は言われるまま、腰の振りを早めていくが、そんな2人の行為をビデオがしっかり
撮っている。

 民子が腰を振り続けると、淫裂からも淫汁が流れていく。
「なんだ、気持ちいいんじゃないか。オ○ンコから汁を流して…」
(言わないで、恥ずかしいから言わないで!)首を振ったまま腰を振っていく。
やがて、登りきった五郎の噴射が始まった。

 「イヤよ、射精はイヤ!」声を上げても膣の中に暖かい液体が漂っていく。
「凄いや、中出しだ!」淫裂から流れ出る液体を、逃すまいとビデオで撮っていく。
「撮らないで、お願いです!」隠したいけれども隠せない。
「撮りたいと言っているんだ。撮らせてやれよ」五郎は民子の気持ちを無視して、太股
を持ち上げた。
すると淫裂からドット液体が流れ出て「う、う、う!」夫の仕打ちに、泣くだけしかで
きない。

 男はそれを暫く撮っていたが「苅屋さん、私もやりたいのですが…」
「別手当てが、いただけますか?」
「勿論です。ですから、やらせて下さい…」
「いいでしょう。タップリ楽しんで下さい」その言葉に男は服を脱いでいく。

 「やめて、私は売春婦じゃないわ。あなたの妻です!」
「妻だったら、夫の言う事を聞くんだ。おとなしく、やらせて上げろ!」そう言いなが
ら淫裂をタオルで拭いていく。
「イヤよ、絶対にイヤです!」だが、民子は両手を解かれれると、四つん這いにされて
しまった。

 「それでは、行きますよ!」後ろから肉竿が入り込んだ。
「あ~!」腰を押さえられているから、逃れる事ができない。
「俺以外のチンポも、たまにはいいぞ」いやがる民子は両手を床に付けたまま、五郎に
押さえられているから、何もできない。

「苅屋さん、その手を私に…」民子の両手首が、後ろの男に抑えられ、前のめりの姿勢
でピストンされている。
「放して、手を放して!」肉竿が子宮の奥まで、突き刺していくので逃れたかった。
「妻だったら、おとなしくやられろよ」五郎は口に肉竿を押し込んだ。

 「ウグ、ウグ!」首を振って拒んでも、肉竿がピストンしていく。
「気持ちいいですね。こうやって、2人一緒にオ○ンコやるなんて」肉竿のピストンを
早めた。
「私も気持ちいいですよ、妻を他人に抱かせるなんて変な感じがして…」五郎も満足そ
うだが「ウグ、ウグ!」首を振ってやめるよう催促する民子だ。

 しかし、(イヤ、射精はイヤ~!)見知らぬ男の体液が膣に漂っていく。
「出しましたよ。風呂を使って下さい」やっと肉竿が抜かれ、手も放された。
「う、う、う!」淫裂を押さえ、泣きながら浴室に向かい、シャワーで丁寧に淫裂を洗
っていく。
「どうしてよ。五郎さんがあんな事させるなんて…」他人に抱かれた淫裂を丁寧に洗い
続けた。

 そして、洗い終え、体を拭いて戻ると2人はもう服を着ている。
「いいですね、そのヌードも撮らせて下さい」
「イヤ、イヤです。もう撮らないで!」
「いいじゃないか、撮らせて上げなさい」五郎が許可する。

 「ヘアがないのよ。性器が丸見えになっているのよ!」股間を両手で押さえると「手
を退けるんだ!」五郎が両手を掴んで退かせた。
「イヤ、イヤです!」ピンクの割れ目が生々しく露わにされた。
「いいです、最高です!」男はカメラに替えて、撮りだした。

 「撮らないで。ヌードはイヤです!」後ろから手を押さえられ、どうにもならない。
淫裂はおろか、乳房を晒した姿を撮られていく。
「もういいです。これで終わりですから…」やっと、五郎の手が放されると泣きながら
服を着ていく。
そして、2人は自宅へ戻った。

 「あなた、どうしてあんな事をさせたのよ!」戻るなり問いつめた。
「文句言うなよ。こんなになったんだから」男から貰った金は、40万を超えていた。
「お金じゃないわ。私は知らない男に抱かれたのよ。しかも、お腹に射精までされたの
よ」泣き出してしまった。
「我慢しろ。もう少したまったら、また店を持てるんだ」
(店なんてどうでもいい…。一緒に暮らせるだけでいいのよ…)民子の涙が止まらなか
った。

 その翌日、子供を幼稚園に送ると、五郎に連れ出された。
「今度はオ○ンコ無しだから安心しろ」
「イヤよ。またヌードでしょう?」
「我慢しろ。金が貯まったら、この町とは、おさらばするんだから…」そう言いながら
車を走らせ民家の前で停める。

 「行こう!」イヤだが、五郎の頼みだから行くしかない。
「待っていました。こちらです」案内された部屋に入ると民子は服を脱いでいく。
「いいですね。そのパイパンが…」全裸を撮られていく。

 そして、両手を縛られ。ロープで吊り下げられた。
「イヤ、ヌードなら普通で撮って!」
「申し訳ないが、そうは行かなくてね。これが私の趣味でして」体にもロープが巻き付
けられ、足も上げさせられる。

 「いいよ、オ○ンコもバッチリ出し…」満足そうに撮っていたが「本番できますか?」
と五郎に聞いた。
「手当さえ、いただけるなら…」
「出します、お願いします」
「わかりました。すぐ始めます」五郎は服を脱いでいく。

 「やめて。セックスはしない約束です!」
「要望があって仕方がないんだよ」服を脱ぎ終えると、淫裂に肉竿を押し込んでいく。
「ヒ~!」悲鳴を上げ、顔を歪める民子をカメラが撮っている。
「いいですよ。その顔、最高です!」こうして1時間程縛られたまま撮られた。

第6話 売春

 五郎はその後も度々、子供を幼稚園に送った後、民子を連れだしていたが、民子も断
るようになっている。
しかし、それで諦める五郎ではなかった。

 ある日、自宅前に車が停まり2人の男が訪ねてきた。
民子は何も知らず、家の中に入れお茶を用意していく。
「粗茶ですが…」テーブルに置いたその瞬間「いい顔してますね」手が掴まれた。
「それに、乳もよさそうですよ」服の上から乳房を触られた。

 「やめて、何するんですか!」
「おや、あなたを買ったんですよ。旦那さんは承知してますが…」
「そんな、私を買っただなんて嘘でしょう?」

 「民子、その通りなんだ。1人10万で売った。今から抱かれろ!」
「イヤよ、私は売春婦じゃないわよ!」
「イヤでも、抱かれるんだ」
「そう言う事ですよ、あなたは私達の相手をしないとね」2人の男は民子の服を脱がし
ていく。
「あなた、やめさせて!」五郎に頼み込むが、聞こえない振りをしている。

 

 その間にも、民子の服が次々と脱がされ下着姿にされた。
「なんだ、色気ないな。売春婦は売春婦らしい格好をしないと…」そう言いながらパン
ティを引き下げていく。
「イヤ、いや~!」手が効かず、されるがままで下半身が剥き出しにされた。

 「ほう、パイパンか。これは面白いや」無毛の淫裂に興味ありげだ。
「こっちもいいぞ、いい乳してるし」ブラジャーも脱がされ乳房を触られていく。
「う、う、う!」民子は五郎の仕打ちに、泣くだけだ。

 「始めは、俺が一発!」若い方の男が脱いでいく。
「やめて、セックスはイヤです!」逃れようとしても無理で「いや~!」後ろから腰を
押さえられ、淫裂に肉竿を入れられる。
「あ~!」悲鳴を上げても肉竿はなおも入り込んでピストンを始めている。
「助けて、あなた、助けて!」五郎に助けを求めても、知らないふりしている。

 やがて、もう1人の男も服を脱いで肉竿を口に入れた。
(やめて、私は売春婦じゃないわよ~!)拒んでも肉竿が咽奥を突き刺していく。
「気持ちいいや。こんな事なら、またやりたいよ」
「そうだよな、これで10万は安いよ」2人の男は交代しながら民子の淫裂に肉竿をピ
ストンしていると、民子の淫裂が反応して濡れていく。

 「なんだ。本当はオ○ンコしたかったんじゃないか?」淫汁が流れ出すと、動きを早
めた。
「気持ちいい…。オ○ンコにだしたいな…」
「イヤ、お腹はイヤです。お口でしますから…」
「それなら、口で仕上げろ!」爆発寸前の肉竿が、口へ入れられた。

 「ウグ、ウグ!」膣への射精を防ぐため、口を動かし続けていくと噴射した。
「ゴクン!」それを飲み込んだ。
その後、もう1人も淫裂をピストンしてから口に噴射し、放出を済ませた2人は満足そ
うに帰ったが、民子は全裸のまま泣いている。
「売春婦じゃないわ。私は五郎さんの妻よ」そう言いながら泣き続けた。

 しかし、五郎は何かに取り付かれたように、民子にむごい事をさせていく。
子供が幼稚園に行くと「全部脱げ、素っ裸になるんだ!」と命令する。
「イヤです。裸なんていやです」
「俺の言う事を聞くんだ!」逆らったのが気に入らないのか、民子を殴りだす。
「やめて、脱ぎます、ですから殴らないで!」泣きながら言うしかない。

 「始めから、そう言えばいいんだよ」手を引くと、民子は泣きながら脱ぎだした。
(どうかしている。五郎さんがおかしくなった…)昔の優しさを思いながら全裸になる
と「剃れ、ヘアを剃るんだ!」言われるまま、全裸で浴室に入り、生えかけの絨毛を剃っ
ていく。
「どうしてよ。どうして、ヘアを剃らないといけないのよ」鏡に映った自分の淫裂を見
ていると涙が落ちていく。

 絨毛を剃り終えると五郎の元に戻った。
「剃ったか。これを着ろ」黒いストッキングだ。
「やめて。もう知らない男には抱かれたくありません!」
「言う事を聞くんだよ!」また殴りかかってきた。
「着ます、ですから殴らないで~!」民子は嫌々足を通した。

 「次はこれだ」やはり、黒のガーターベルトだ。
(売春婦じゃないわよ。どうして、こんなのを着ないといけないのよ…)泣きながら着
けた。
「いいね。これも、ついでに着ろ!」腹までの黒を帯びたににスリップを着せられたが、
パンティはないから、乳房と淫裂が丸見えになっている。

 「これなら、お客も喜ぶぞ」
「まさか、また売春を…」
「そうだ。暫くは、お前に稼いで貰うんだ」
「イヤ、イヤです。そんのイヤ!」泣き出すとまた殴られる。
「やります、ですから殴らないで~!」民子の地獄が始まった。

 それから暫くして車が停まり、男が訪ねてきた。
「俺がでる!」やはり、全裸同然の民子を玄関に出すのは気が引けたのか、五郎がで出
て中に入れた。
「民子、お茶を持ってきなさい!」奥で怯えている民子だが、呼ばれれば行くしかない。

 娼婦のような姿でお茶を運んでいくと「いいですよ、こんなのも…」男は満足そうに
民子に抱き付き、スリップを脱がすと乳房を吸っていく。
(イヤ、売春婦じゃないのよ!)拒めば五郎から殴られるから、渋々されるがままにさ
せている。

 男は乳房の後には、淫裂を触りだす。
「ここじゃイヤ、別な場所で…」
「遠慮は要らないぞ。好きなようにやってもいいぞ!」五郎は目の前でやらせようとし
ている。

 「それなら、遠慮無く」服を脱いで民子に抱き付いていく。
(ダメ、ここじゃイヤよ!)いやがっても肉竿が淫裂に入り欲望を満たそうとしていく。
ストッキングに包まれた両足を持ち上げられたまま、ピストンされ「あ、あ、あ~!」
目を閉じ声を上げるしかない。
「気持ちいい。後ろからもやらせてくれ」四つん這いにもされた。
(イヤ、もういや。売春なんてイヤ!)泣きながら乳房を前後に揺らせていた。

 それからも、五郎は家に客を呼んで民子に売春をさせていたが、近所にも知られてし
まった。
「イヤだわ。売春婦なんですって!」ゴミ捨てに行くと、今まで親しくしていた奥さん
連中が白い目で話している。

 (知られたわ、私のやっている事を…)家に帰ると泣き崩れたが、それでは済まず大
家の耳にも入り立ち退きを要求された。
「どうするばいいのよ」泣き崩れる民子だが「越せばいいさ」平然とする五郎だ。

第7話 思わぬ再会 

 売春が知られてしまい、家族は越したが、五郎は相変わらず民子に男を抱かせようと
していた。
それを暴力団に知られてしまい、五郎は捕まった。

 「縄張りを荒らしたら、どうなるかわかっているだろうな?」ヤクザ達は手加減せず
五郎を殴っていく。
いくら謝っても、殴りつけられ半殺し状態だになっている。
「二度とやったら、承知しないからな!」さすがに、殺しはしなかった。

 しかし、民子がその分被害を受けた。
民子は事務所に連れ込まれ、ヤクザの相手をしなければならなかった。
「イヤ、許して!」泣き叫ぶが、服を脱がされていく。
パンティ、ブラジャーと脱がされ、大勢の前で全裸を晒された。

 「パイパンだよ。パイパンオ○ンコだ!」ヤクザ達は笑いながら、乳房や淫裂を触り、
交代しながら民子を犯していく。
「う、う、う!」泣き続けると「いいか、二度と邪魔するな。今度やったら、ただじゃ
済まないからな!」服を着ると逃げるように事務所から出て行くが、夜はホステスをや
るハメになった。

 夜になると、子供と五郎を残してバーに向かう。
バーに入ると、新入りの民子は制服を着せられた。
胸がくり抜かれ、骨盤から下の両脇が空いている服だ。
「これじゃ、下着は着られない…」パンティ、ブラジャーと脱いで直に着たが、乳房の
膨らみが覗いている。

 それに、両脇が切れているから、捲れば淫裂も見えてしまう。
「こんな服を着るなんて」嘆きながらも、店に出て客の相手をしていくが、おとなしく
見ているはずがない。
胸のくり抜きから手を入れて、乳房を揉んでいくし、淫裂を撫でたり、指を入れたりも
している。
(やめて、お願いです!)拒む事もできずされるがままにしている。

 そんな民子に「新入りは、素っ裸のショーをやって貰う決まりなの」店のママから言
われた。
「そんな、フルヌードなんてイヤです!」
「あら、組長さんに言っていいのかしら。逆らったら売春をさせられるわよ」
「それだけは許して下さい。ヌードになりますから…」泣くのを堪え、言われた通りに
している。

 支配人が喋ると、華々しい音楽が掛かり、民子はそれに合わせて衣装を脱ぎ、全裸で
踊りだした。
それには「凄いや、パイパンオ○ンコじゃないか!」歓声が上がっている。
(恥ずかしいけど、売春よりはいいし…)五郎のせいで全裸を晒すハメになったが、笑
顔で踊っていた。

 しかし、当の五郎は民子の意志など知るよしもなく、女を抱いていた。
五郎は、民子が体を売って貯めた金に手を出し、遊びふけっている。
やがて、2人はいい仲になってしまい、民子と子供を残して駆け落ちした。
「どうすればいいのよ…」残された子供を抱いて泣き続ける民子だ。

 

 失意のどん底に落とされた民子は、子供と一緒に街をでて各地をさまよったが、次第
に金もなくなっている。
「このままでは、ダメだわ…」働こうにも子持ちの上、身元がわからない民子を雇って
くれる所などなかった。

 「一也、もう終わりにしましょう。お母さんと一緒に天国に行こうね」死を決意する
と、思い出の詰まった、かつての自宅へと向かう。
「変わっている。何もかも…」五郎と一緒にやっていた店は跡形もなくビルに変わって
いる。
「お母さん、お腹が空いた~」子供がせがんでも、お菓子すら買ってやれない。
「ごめんね。お金がないの」泣きながら抱きしめた。

 そんな民子に疑問を持った男性が「どうかしましたか?」声を掛けた。
男性は、よちよち歩きの女の子の手を掴んでいる。
「いえ、何でもありません…」ふと顔を上げて「野口さん!」と叫んだ。

 「民子さんじゃないですか、どうしましたか?」問いつめる野口に、泣くだけだが、
子供はそんな事などお構いなしに「お腹空いたよ~」服を掴んでだだをこねている。
野口も、ただごとではないと悟り「とにかく、家に来て下さい。そこでお話をしましょ
う」車に乗せて自宅へと走らせている。

 屋敷は昔と何も変わっていなかった。
「家内は病気でして。もう長くはないのです…」定吉はお茶を入れながら話す。
「良子さんが病気ですか?」
「はい。肺ガンでして、長くて半年の命なんです。ですから、この子が不憫で…」定吉
も泣き出したが、子供同士は仲良く遊んでいる。

 「そうでしたか…。良子さんが、ガンですか…」暫く沈黙が続いた。
「所で、旦那さんはどうなさいましたか?」定吉の言葉に、今度は民子が泣き出した。
民子は暫く泣いてから、今までの経過を全て話した。
売春させられた事も、五郎に捨てられた事も全部話すと、また泣き出した。
「辛かったんですね。僕以上ですよ…」定吉も、もらい泣きしている。

 2人は暫く泣いていたが「民子さん、こんな事言ったら失礼ですが、この子の親代わ
りになって貰えませんか?」定吉が頼んだ。
「私がですか?」
「はい、できれば住み込んで欲しいんです。それに、良子の世話もお願いできないでし
ょうか?」

 「奥さんを、愛していらっしゃるんですね…」
「はい、この子が自分の子だったらと思っています」定吉の言葉に暫く考え「わかりま
した。私にやらせて下さい。この子の母代わりと良子さんの世話を!」承知した。
「それは助かります。この通り、礼を言います」民子に土下座する。
「頭を上げて下さい、そんな事されたら困ります」申し訳なそうにする民子だ。

 まかないを承知した民子は定吉と一緒に良子を見舞いに出かけた。
「民子さん!」「良子さん、お元気そうで」2人は懐かしそうに話している。
「良子、民子さんが育代の世話を見てくれるそうだ」
「それは良かった。これも神様の導きによるものね」良子は声を上げ泣き出した。
「奥さん、そんな泣くほどのことではありませんよ」

 「だって、こんなに嬉しい事はないわ。これで安心してあの世にいけます…」
「そんな、あの世だなんて…」
「自分の体は自分が一番よくわかります。民子さん、夫の世話も頼みましよ、夜のお勤
めも…」
「そんな、夜のお勤めだなんて!」
「民子さんなら、安心ですからお願いしますよ」良子は民子の手を握って頼み込んだ。
「わかりました。奥様に変わってお務めします…」良子の頼みを聞き入れた。

 その夜、子供が寝静まると民子は全裸になって定吉の部屋へと向かう。
「旦那様。こんな体ですがご奉仕させて下さい」全裸を見せていく。
「民子さん、昔と変わっていないね」定吉も服を脱ぎ民子に抱き付いた。

 「汚れた体ですが…」
「そんな事ないよ、民子さん!」乳房に顔を埋めて肉竿を押し込んでいく。
「あ、あ、あ~!」久しぶりに自分から迎える肉竿に声を上げた。
「もっと、もっとして…」
「わかっている、僕も一杯やりたいよ」2人は深夜まで抱き合った。

第8話 養育権 

 翌日から、民子は昔のように家事をこなし、勿論、子供の世話と大忙しだ。
一方、定吉も子供を安心して任せられるから、仕事にも熱が入っている。
しかし、それとは反対に、徐々に良子の体力が落ちていた。

 「民子さん。私が死んだら、夫と一緒になって下さい…」死を悟ったのか、民子に頼
み込んでいる。
「わかりました。必ず奥さんの替わりをします」
「約束ですよ…」意識が薄れる中でも、しっかりと民子の手を掴んだいる。

 それから2ヶ月後、皆に見守られながら良子はこの世を去った。
「良子~!」「ママ~!」泣き崩れる2人に、民子も泣く事しかできなかった。
それから2日後に良子の葬儀がしめやかに執り行われた。

 良子の死後、定吉は全く元気がなかった。
「旦那様、もっと元気を出さないと奥様が浮かばれませんよ」励ます民子だ。
「そうだよな。育代もまだこれからだしな…」
「そうですよ、育代ちゃんのためにも頑張らないと」励まされながら定吉も次第に明る
さが戻ってきた。

 それから半年が過ぎた。
民子は良子との約束通りに、夜になると全裸のまま定吉の部屋に入っていく。
「旦那様」「民子さん」2人は名前を呼び合いながら唇を重ねていく。
「旦那様、今夜は私にさせて下さい…」馬乗りになると肉竿を掴んで腰を沈めた。
「あ、あ、あ~!」肉竿が淫裂に吸い込まれて声を上げた。

 「民子さん、久しぶりです、こんなに感じるのは…」肉竿が限界まで膨らんでいる。
「私もです。膣の中が濡れています」その通りに腰を動かす度に淫汁が流れ出ている。
定吉は乳房を揉みながら登り詰め膣の中に噴射した。
「良かった…」「私もです…」結合したまま抱き合い、唇を重ねた。

2人は暫く沈黙して「民子さん、育代の母になって下さい…」定吉が口を開いた。
「わかっています。ですから、このように…」
「本当の母です、私の妻です!」それには民子も声を出せない。

 「戸籍も調べました。あの男は再婚して、民子さんの籍は除籍されています」
「そうでしたか…」
「お願いです。妻になって下さい」
「いいんですか、見知らぬ男に抱かれた体ですよ?」
「構いません、1周忌が終わったら皆に紹介しますが、籍だけでも入れさせて下さい」
「わかりました、よろしくお願いします」
「良かった、民子さん!」定吉は、また乳房を撫でだし、再び結合している。

 翌日には、民子と定吉は役所で入籍を済ませて名実共に夫婦となり、良子の1周忌も
終え、民子は主婦として屋敷の切り盛りをすることになった。
幸いにも、子供の一也も定吉になつき、育代も母と思っている。
また、子供も仲良くしているが「いずれは話そうよ、2人には言わないと…」将来に不
安があった。
「わかっています。いずれは教えます…」民子も過去を清算したかった。

 こうして、4人は仲良く暮らしていたが、とんでもない訪問者が現れた。
「あんた、苅屋五郎って、知っているよね?」玄関先で聞かれた。
「はい、前の夫ですが?」
「あいつの保証人になってるんだから、3千万払って貰おうじゃないか!」会うなり言
いだした。

 「私はそんな記憶はありません。夫もいますからとにかく中で…」中に入れて定吉と
一緒に話を聞いた。
男は借用書を見せて、保証人になっているのを確認させたが、筆跡が明らかに違ってい
る。
「筆跡が違うじゃないか。これは無効だよ!」商売柄から定吉が指摘した。

 「わかっているよ。保証人は無効だが、債権は有効だ。野口さんだったらご存じでし
ょう?」
「その通りだ。だから、民子には何の関わりはないはずだ!」
「そうは行かなくてね。刈屋は子供を養子にするそうで、養子先が代償に、これをチャ
ラにすると言ってまして…」

「何、借金の肩代わりに子供をよこせだと?」2人は唖然とした。
「早い話がそう言う事です。どっちを選びますか?」
「暫く考えさせてくれ。今すぐ返事はできない…」
「いいでしょう、1週間待ちましょう」

 男は帰ったが「イヤ、一也は私の子です!」泣き続けている。
「それは同じさ。折角、育代と仲良く慣れたんだ。このままにさせたいよ」定吉は暫く
考えて「弁護士に相談してくるよ」と外に出ていく。

 民代は心配しながら待っていると、4時間程経って戻ってきた。
「これに書いてくれ。裁判を起こして養育権を取るんだ!」民子は言われれままに書き
込んで行く。
「絶対渡さないよ。あんなやつに親の資格はないから!」民子が書き込むと、定吉はま
た出かけた。

そして、1週間後にまた男が来た。
「やってくれたね、裁判とは…。野口さんだったら3千万ぐらいは小遣いでしょう?」
「あいつにはやりたくないよ。一銭たりとも!」
「それは結構な事で。これで、奴さんも本気になるでしょうね」意味ありげな事を言っ
て帰った。

 それから数日が過ぎて民子宛に手紙が届いた。
「誰なのかしら?」差出人が書かれてないから不審に思い、封を開けると写真が出てく
る。
その写真を見るなり「いや~!」声を上げたが、それは民子の全裸写真だった。

 緊縛されたのや、五郎と抱き合っている写真が5枚程入っている。
「誰がこんな事を…」体を震わせていると「どうかしたの?」定吉が声を掛ける。
「あなた、こんなのが…」泣きながら写真を手渡した。
「これが本気ってやつか…。民子、ヌード写真が公になっても、お前は俺の妻だからな」

 「恐いわ、怖いの。もっと抱いて。それにセックスも…」
「わかった、行こう」民子を抱いて寝室に向かう。
「忘れたい、あの事を…」定吉に服を脱がされながら言う。
「いずれは忘れるさ。今は我慢の時だ」露わになった乳房に顔を埋めて揉んでいく。

 「して、あそこに…」民子の言葉に乳房を揉んでいた手が淫裂を触りだす。
「いっぱいして、あの事を忘れるために…」民子も肉竿を擦って催促している。
それに答えて淫裂に肉竿が入ると「もっと、もっと…」ピストンされながら声を上げて
いる。

第9話 ヌード写真

 定吉は送られた写真を弁護士に見せた。
「そうですか、こんな事迄ね。相手は相当な札付きみたいですな」
「そうなんです。証拠がないから、こっちとしては告発もできません…」
「裁判自体は野口さんが有利ですよ。相手の生活を見れば裁判官だってわかってくれま
す。ただ、このような事をされても、防ぎようがありませんしね…」

 「そうですよね。頻繁に送ってくるなら何とか訴えられますがね」
「暫く様子を見ましょう、もうすぐ裁判ですから」弁護士からアドバイスを受け、そし
て、裁判が始まった。

 裁判官は2人から事情を聞いていくが、定吉の弁護士は五郎の生活状況を事前に調べ
上げ、調書として提出した。
当の五郎も反論したが、ヤクザとの付き合いや、逮捕歴が明らかにされ、不利になって
いる。

 このように、初日のやり取りは3時間程で終え、2週間後に行われる事が告げられた。
その夜「よくもやってくれたな。この礼はタップリさせて貰うからな!」五郎から電
話があった。
「脅しには乗らないぞ。裁判で決着だ!」あくまでも強気の定吉だ。
「そうか、それならこっちも考えないと」意味ありげな事を言って五郎は切った。

 「あなた、大丈夫かしら?」
「心配ないよ。こう言うのは慣れているし」そう言うが(民子のヌード写真が公にされ
ると困るな)不安もあった。

 その不安が的中し、それから毎日のように民子の全裸写真が送られてくる。
民子は「誰よ、誰なのよ」ただ泣くだけだ。

 そして、2度目の審議が行われ「苅屋さん、あなたには養育の資格はないですね」と
裁判官から告げられた。
「そんな事ないです。私にだって権利がありますから」
「権利はあります。ですが、あなたの生活では、養育できないじゃないですか!」
「そ、それはそうですが…」養子による借金返済が壊れ、落胆顔になっている。
「どうします。最後まで戦いますか?」裁判官に問われ「辞退します、これ以上やって
も無理でしょうから」素直に認めた。

 だが、これで終わりではなく、数日後、顔中アザだらけの五郎が訪ねてきた。
「何のようだ。呼んだ覚えはないぞ!」
「そっちがなくてもこっちがあって。こんなのを買って貰いたくて…」民子の全裸写真
を見せた。

 「脅迫するのか?」
「そんなつもりはないよ。買って欲しいだけさ。1千万でどうだ?」
「高すぎる。そんな写真ならどこにもあるじゃないか」
「そう言わないで買ってくれよ。そうでないと、殺されちゃうんだよ」
「ほう、殺されるね。だったら、あんたに保険を掛けさせてくれ!」
「ふざけるな!」そう言って五郎は帰った。

 それからも、度々五郎が訪ねて来て、買うように迫ったが定吉はガンとして受け付け
ない。
定吉が相手にしないせいか、五郎はピタリと来なくなった。
「どうしたんだろう。諦めたのかな?」拍子抜けの定吉だが、2ヶ月程過ぎてから五郎
に変わって女性が訪ねてきた。

 「お初にお目に掛かります。苅屋五郎の妻ですが…」女性の言葉に緊張しながら定吉
と民子は話を聞いていく。
「実は、私も別れるつもりです。それで、これをお返ししようと思いまして」小さな箱
を渡した。

 中を開けると写真とビデオがある。
「奥様のヌード写真です。これで金儲けを企んでいましたが、あんな事をしでかしまし
て…」そう言うと泣き出した。

 「何かやったんですか?」
「はい、強盗です。ATMを壊して盗んだんです…」2人は耳を疑った。
「強盗ですか?」
「はい。毎日取り立てが来ていましたから、遂、手が…」沈黙が始まった。

 暫く沈黙が続いたが「これからどうなさるつもりで?」定吉が尋ねる。
「実家に戻ります…。親から叱られるでしょうが、我慢して暮らします…」そう言い残
すと帰った。

 「民子、これでお前の写真が消えるんだね」
「そうね。よく見ると、私も色っぽいわよ」
「そうだよ、僕も民子のヌードを撮ってみたいな」
「恥ずかしいわ、ヌードになるなんて」そう言うが満更でもない顔をしている。

 その夜、民子は今までと違って、スケスケの下着を着けて定吉の前に立った。
「凄いや、素っ裸よりも色っぽいよ」興奮気味に下着を脱がせて抱き付いていく。
「そんな乱暴にしたら、破けます」
「破けたら買えばいいよ」民子はストッキングだけを身に着けたまま、定吉に抱かれて
いく。
「あ、あ、あ~!」肉竿のピストンが始まり声を上げ、淫裂から淫汁を流している。

 それから数日が過ぎて「あなた、恥ずかしいわ、ヌードを撮られるなんて」真っ白な
下着を着けて定吉の前に立っている。
「綺麗だよ、パンツを膝までさげてくれ」
「これくらいでいいの?」パンティが下げられ股間が露わになると、黒々とした絨毛が
綺麗に揃えられている。

 「いいよ、綺麗だ!」定吉はカメラのスイッチを押していく。
「ブラを外して。オッパイをチラリと…」民子は言うがままにして、最後は全裸を撮ら
れている。
「もういいでしょう、恥ずかしいし」
「もう少し、もう少し撮ろうよ」スイッチを押し続けるが「撮るのはこれくらいにして。
早くあなたとしたいの」とセックスをせがむ。

 「また脱いでくれるよね。今度は黒い下着だから」
「いいわよ、それより早くしたいの」全裸を撮られて民子の淫裂が濡れていた。
「わかった、始めるよ」定吉も全裸になり抱き付いていく。
「恥ずかしいけど、気持ちいいわ。撮られると感じるの」

 「わかっているよ。膣の中が濡れているし」
「そうなの、だから早くオチンチンで…」民子の催促に肉竿が入っていく。
「あ、あ、あ~!」声を上げ体を反らせていくと定吉はピストンを早めていく。
「いいわ、凄くいい。とても幸せよ…」喘ぐ民子は本音で「僕も幸せだよ、民子!」定
吉も本音だった。

                                     ~完~