「狙われた弁護士」

                     赤星直也:作
おことわり


  この作品は全て空想で書かれています。実在の人名、団体とは一切関係があ
  りません。また、この作品の著作権は赤星直也が所有してます。作品の無断
  転用もかたくお断りします。違反した場合「
著作権法」によって「刑事罰
  と「
民事罰(損害賠償)」が与えられますので、ご承知下さい。

登場人物


   黒金泰三:宝飾店社長           羽賀健一:ホストクラブ経営
   〃 美佐:泰三の妻、弁護士        〃 恵美:美容師、健一の前妻
   達川一平:法律事務所所長、美沙の雇い主  〃 彩香:健一の妹

第1話 離婚訴訟

 都会の高級マンションの一室で、男女が抱き合っていた。
「美沙、ここのヘアが邪魔だよ。剃りたいな…」男性は女性の股間に顔を埋め、舌で
淫裂をなめだした。

 「やめて。そんな事嫌いよ。普通でしましょう、普通で!」
「美沙のオ○ンコは綺麗だよ。これも、愛情表現なんだ」クリトリスを撫でだした。
「ダメ。声が出ちゃうから、やめて…」女性は、声を出すまいと堪えている。

 「美沙、声を出してもいいんだ。それがセックスだよ」今度は乳房を揉んでいく。
「だって、声を出すなんて異常よ。私には、そんな事はこと出来ない…」
「わかった。普通でやるよ」男性は胸と胸を合わせて抱き合い、淫裂に肉竿を押し込
んでいく。
「これならいいわ。あなた!」目を閉じ、男性の頭を抱きかかえながら言うが、男性
は不満そうな顔で、肉竿のピストンをしていた。

 翌朝、2人は何もなかったように振る舞い、朝食を摂っていた。
男性の名は黒金泰三と言い、銀座で宝飾店を経営しており、女性は妻の美沙で弁護士
をしているが、2人の間には子供がいない。
朝食を済ますと、黒金は愛用車で銀座へと向い、それから暫くして、美沙も勤務先の
法律事務所へと向かうのが日課だった。

 美沙が、いつものように事務所で仕事をしていると「美沙君、この件を頼めないか
な?」所長の達川が、ファイルを手渡した。
それを開くなり「離婚訴訟ですか…」気合いが抜けた声をあげた。

 「何だ、そんな声出して。これも、仕事だから頼むからね」達川が肩を叩くと「わ
かりました。やってみます…」そう言い、じっくりとファイルを眺めた。
「名前は羽賀健一で、電話番号は…」早速、電話を掛けて直接会う事にした。

 「わかりました。これからお伺いします」受話器を置くと達川に報告する。
「わかった、頼むよ。領収書は忘れないでくれ」
「コーヒーぐらい、いいでしょう?」
「この不景気に、何言っているんだ。少しでも控除されないと…」達川が愚痴り始め
「わかりました。行って来ます」うんざりと言った顔で、事務所から出ていく。

 美沙は地下鉄に乗り、指定された喫茶店に入ると「黒金美沙さんですね、私は羽賀
健一と申します」いきなり、声を掛けられた。
「初めまして。この度は、私が担当する事になりまして…」

 「嬉しいですね。こんな、美人弁護士に担当して貰えるなんて。とにかく、こちら
で」一番奥へと案内して「ここなら、気になりませんから」羽賀は椅子に座るなり、
妻とのいきさつを話し出した。
その話に、ジッと耳を傾ける美沙だった。

 一通り、話を済ますと、羽賀は自分の仕事を話し始めた。
「まあ。ホストクラブを、経営なさっていらっしゃるのですか?」
「そうなんです。それが、妻は気に入らなくて…」
「そうでしょうね。夫が見知らぬ女性とお酒を飲むんだから、嫉妬もありますでしょ
うね」美沙も相手に会わせていた。

 (ホストクラブね。どんな、感じになるのかしら?)体験した事のない美沙は、想
像するだけだ。
「今度、一度でいいから、おいで下さい。ここですから」羽賀は名刺を渡した。

 「あら。事務所から、あまり離れていないのね」
「そうです。仕事帰りにでも、おより下さい」
「はい、機会があったら伺います」その後、世間話をして美沙は喫茶店を出た。
「しかし、いい女だな。俺の女にしたくなったぜ」見送る羽賀の目が、異常に輝いて
いた。

 それから数日が経った日、急に夫の泰三が、パリに出かける事になった。
今度の出張は、買い付けで1週間を予定している。
「それじゃ、行ってくるからね」美沙の見送りを受けて自宅から出ていく。
「今日から1人だわ。のんびりするか!」後かたづけを済ますと事務所へと向かう。

 事務所では、羽賀の訴訟をまとめていくと「ホストクラブか、どんな感じなんだろ
うな?」気になってしまう。
「今夜、行ってみようかな?」貰った名刺を見ながら、ニヤニヤしていた。

 そして、仕事を終え、自宅に戻ると、着替えていく。
「これが、いいかも…」大胆な黒の下着を選んだいる。
夫の泰三が、美沙にプレゼントしたが、あまり好きではないから着る機会がない。

 美沙は全裸になり、ブラジャーを着けた。
黒いレースからは、乳房の膨らみが見え、それに乳首も覗いていた。
「大胆だわ。オッパイが見えちゃうし…」悩んだ末に、それを選んだ。

 そして、同じようなパンティを履いた。
「いやだわ。お尻が見えるし、ヘアが透けている!」姿見に映った美沙の股間からは
パンティ越しに絨毛が覗いている。
「今夜はいいか。でも、泰三さんには見られたくないわ、こんなの風俗が着るものだ
し…」独り言を言いながら、外出用のスーツを着込んでマンションを出た。

 外は、夕方の7時なので行き交う人も多い。
ホストクラブは、通い慣れた近くなので、迷うことなく羽賀の店へと入れた。
「いらっしゃいませ!」入るなりホストが出迎える。

 「社長さんいますか。私は黒金美沙と言って、弁護士なんですが…」
「少々お待ち下さい。取り合えず、こちらでお待ち下さい」若くてハンサムな男性が
丁寧な言葉で美沙を案内していく。
(泰三さんとは、全然違うわ。それにいやらしさもないし…)ホストの後ろ姿を、泰
三と重ね合わせて、見つめていた。

 暫くしてから「お待たせしました。羽賀です!」と声がする。
「あら、凄いわ。ホントに羽賀さんかしら?」現れた羽賀は、ホストが板に付いた感
じで、この前とは全然違っていた。

 「忘れるなんて、酷いな。これからも、お付き合いしなければいけないのに…」
「ご免なさい。それにしても素敵だわ」
「これも仕事です。今日は楽しんでくださいよ」羽賀は美沙のグラスにウィスキーを
注いでいき、それを飲み続ける美沙だ。

 美沙は、機嫌良くウィスキーを飲んで、酔いも回っていた。
「奥さん。大部酔っていますね、大丈夫ですか?」酔った美沙を抱きしめ、服の上か
ら乳房を掴んだ。
「酔ってなんか、いませんよ~。もっと飲みましょうよ」乳房を触られても感じない。

 「困った、奥さんだな。でも、思ったよりも大きいな」ニヤリと笑い、グラスに白
い粉を入れ、それをウィスキーで溶かしていく。
「はい、奥さん、お代わりですよ」口にあてがい飲ませ、美沙はそれを飲み込んでい
く。

 「もっと頂戴、羽賀さん!」
「わかりました。奥さん、それでしたら、ここでは何ですから場所を変えましょう」
羽賀に抱えられ歩いていく。
「社長、大丈夫でしょうか?」
「俺が送るよ。大事なお客様だからな」心配するホストを後目に、美沙を車に乗せて
走りだした。

第2話 美沙への凌辱

 車に乗せられた美沙は、もう意識がなく「グー、グー!」とイビキを掻いている。
「いい気なもんだ。何をされるかも知らずに、寝ていられて」ハンドルを握りながら
携帯電話を掛けて「もうすぐだ。それから…」明らかに誰かに指示している。

 羽賀の運転する車は、やがて、ビルの前で停まった。
「奥さん、ここで休みましょうね」意識のない美沙の肩を抱き上げ、車から降りてビ
ルへと向かう。
ビルの中は、夜が遅いせいか、静まりかえり「ヒタ、ヒタ!」足音が響いていく。

 20メートル程、歩くとドアが見えた。
「着きましたよ。奥さんの楽しい場所ですからね」中には女性がいる。
「だらしないわね。これでも、弁護士なの?」
「恵美、そう言うな。俺の手に掛かればこの通りさ。お前もそうだったろう?」

 「昔の事は言わなくていいの。それより始めましょう」女性はビデオを構えた。
「わかった、始めるよ」羽賀はストッキングを被り、服を着替えていく。
今までと違って、薄汚れた作業服を着込んでいる。

 「いいか、始めるぞ!」羽賀は、美沙を仰向けに寝かせてスーツのボタンを外し、
その後、ブラウスのボタンも外した。
「参ったな、こんなの着けて。これでも弁護士かよ」乳房がレースの隙間から見えて
いる。

 そのブラジャーのホックを外すと、Cカップの乳房が、勢いよくカップから飛び出
し揺れていく。
「大きいや。それに形もいいぞ!」脱がすのをやめて、両手で乳房を揉みだした。

 「ん、ん、ん!」意識の無いはずの美沙が、呻き声を上げた。
「乳首が膨らんだ。顔に似合わず敏感かな?」その乳首を指で摘み転がした。
「何やっているのよ。遊びは後にして。素っ裸が先でしょう?」恵美と呼ばれた女性
が怒鳴る。
その声で、再び美沙の服を脱がしに掛かり、美沙は上半身を露わにされた。

 その後、羽賀がスカートを脱がせると、黒のレースが大事な淫裂を覆っていた。
「ヘアまで見せているぞ。以外と淫乱かな?」そのレースを両手で掴み引き、下げて
美沙の黒い絨毛が露わにされた。

 「いいね、オ○ンコもピンクじゃないか。それに、あまりやってないな…」絨毛の
中には、ピンク色した淫裂が口を開いている。
「やりたい。早くやりたい!」興奮したのか、足首までパンティを一気に引き下げ美
沙を全裸にした。

 美沙は全裸にされ、ビデオで撮られているとも知らず寝ている。
「足を広げて!」恵美の声に、美沙の足を広げた。
すると、淫裂が開いて膣腔が覗くと、恵美はそんな淫裂を顔入りで撮っていく。

 「もういいだろう。充分撮ったし…」
「仕方ないわね。やりたいなら服を脱ぐのよ。いかにも、レイプしたように撮るから
ね」羽賀は着ている作業服を脱いでいく。
(これなら、俺がレイプしたとは思えないしな…)羽賀は全てを脱いで全裸になると、
股間にはそそり立った肉竿がある。

 「お願い。レイプする前に、私にもオチンチンを下さい…」ビデオを撮っていた恵
美が、肉竿を掴み口に含んだ。
「やめろ。これから弁護士さんと、オ○ンコするんだから!」
「それが、済んだらいいでしょう。手伝ったし…」

 「わかった、済んでからだぞ。それよりも、うまく撮るんだ!」羽賀は美沙を横に
して、後ろから抱き付き、肉竿を淫裂に押し込んでいく。
「キツいな。締まりがいいぞ…」足を絡ませて持ち上げた。
淫裂深く、肉竿が食い込み、美沙は顔を歪めたが意識がない。

 羽賀は、ゆっくりと肉竿を動かしだした。
「最高だぞ。こんなオ○ンコなら、何時やってもいいな…」機嫌良く、乳房を掴み腰
を振って行った。

 「それくらいで、次のやり方でしたら?」
「そうだよな。チンポの入ったのを撮らないとな」美沙を掴み、体を回転させた。
丁度、美沙が羽賀の上で仰向けになり、美沙の足が開いているから、結合部が丸見え
になっている。

 「これはカメラがいいわね」恵美は、ビデオからデジカメに切り替えた。
「うまく撮れよ!」乳房を掴む。
「わかっているわよ」眠ったままの美沙は、犯されているのも気づかない。
恵美は数回スイッチを押して「もう充分撮ったわ。今度は、私としましょうよ」と切
り出す。

 「まだだ。出すまでやるぞ!」今度は、正常位にして太股を抱えての結合だ。
「お願い。私もしたいのよ!」相変わらず、ねだる恵美だ。
「終わったら、やるから我慢しろ」羽賀は肉竿のピストンを始め、無意識の美沙は顔
を歪めて、それに乳房が揺れ動く。

 「最高にいいよ。こんなオ○ンコなら、いくらでもやりたい!」そう叫び、動きを
停めた。
「出したぞ。抜くから、うまく撮れよ」羽賀は美沙の足を開き体を退けた。
淫裂から肉竿が抜かれ、ドロドロした液体が流れ出し、それを恵美が、撮っていく。

 恵美は十数分間、美沙を撮るとビデオをしまい込み「今度は、私にしてね」萎縮し
た肉竿を口にすると、萎縮していた肉竿が再び堅くなった。
「やめろよ。そんなお前が、嫌いなんだよ!」

 「そんな事言わないで。私は、あなたの為を思って、やっているのよ」
「言っただろう。汚い事をする女は嫌いだと。とにかく、約束だからオ○ンコはして
あげるけど…」恵美を押し倒して、四つん這いにした。
「いや、こんなやり方いや。優しくして!」Gパンが引き下げられると、Tパックの
パンティが尻に食い込んでいる。

 それも引き下げた。
「お前には、これが似合いだよ。ほらオ○ンコが丸出しだ」恵美の淫裂が剥き出しに
なっている。
その淫裂に肉竿を乱暴に押し込むと「あ、ああ~!」呻き声を上げる恵美だ。

 「どうだ。約束通りに、オ○ンコしたぞ!」
「いや、こんなのいや。優しくして!」
「そうは行くか。この、浮気女め!」更に動きを早めた。

 「いや、もっと優しくよ。それに、オッパイにも…」
「贅沢言うな。お前にはこれで十分だ」乱暴にして昇りきった。
「いやよ、行かないで。もっとして!」ねだる恵美だが、淫裂から白い液体が流れて
きた。

 放出を終えた羽賀は、肉竿を抜いて服を着ていく。
「おい。弁護士さんに、服を着せてやれ!」
「わかったわよ。やれば、いいんでしょう」やや、ふて腐れ気味に振る舞いながらパ
ンティとズボンを直すと、美沙に下着を着せていく。

 「いいか。これで、最後だからな。後は、お前の好きなように生きるんだ!」
「どうしても、許して貰えないのね…」
「当たり前だ。浮気したあげく、妊娠までしやがって。そんな女を、許す俺じゃない
ぞ!」

 「わかったわよ。でも、手伝ったんだから、報酬は貰うわよ」
「わかっている。うまく行ったら、お前だって店を売らずに済む位、金が入るんだか
らな」
「ねえ。お節介だけど、その後は、この弁護士さんと一緒になるの?」

 「ああ、うまく行ったらな。いや、うまくやって、亭主とは別れさせてやるさ」
「そう、そうなんだ…」羽賀は得意げに話したが、恵美には美佐への、嫉妬があるの
を感じていなかった。

 服を着させられた美沙は、羽賀と美沙によってマンションまで運ばれた。
「ここか。バックに鍵が入っているから、開けろ!」美沙のバックを開けると、マン
ションの鍵がある。

 「しかし、重いよな…」不満を言いながら、中に運び、ソファーに寝かせた。
「ねえ。この人に、子供を産ませる気なの?」
「バカ。そこまでは、考えていないよ」
「だったら、これを飲ませないと妊娠しちゃうわよ」

 「気が利くな。さすがに、体験者だな」恵美から渡された薬を、美沙の口に入れ水
と一緒に飲ませる。
「これで安心だな。恵美、帰るぞ!」2人はグッスリ眠る美沙を置いて、マンション
から去った。

第3話 全裸の指示

 翌朝、美沙が目を覚ますと、ソファーの上で寝たのを知った。
「どうしてここで…。しかも、服を着たままだわ。どうして…」思い出そうとするが、
羽賀と酒を飲んでいた所までしか覚えていない。

「とにかく、着替えないと」服を脱いで浴室に入り、コックをひねって、シャワーを
浴びていく。

 ノズルから噴き出す温水が、心地よく美沙の体を叩いて、丁寧に体を洗っていく。
「うっ!」淫裂を触ると、少し痛い。
「変だわ。膣が痛いし、汚れているなんて…」丁寧にノズルを淫裂に当て、膣の中を
洗っていくが、まだ。羽賀に犯されとは、気づいていない。
淫裂を洗い終えると他の部分も洗い、真新しい下着を着込み、そしてスーツを着込む
と、いつものように法律事務所へと向かった。

 それから二日後、美沙が仕事から戻ると、郵便受けに封筒が入っていた。
「何かしら?」家に入り、早速開けると、数枚の写真とDVDが入っていた。
その写真を見るなり「そんなバカな…」顔から血の気が引いて真っ青になり、それに、
全身がブルブル震えている。

 「そんな、そんな…」信じられない、と言った顔で写真を見ていく。

その写真には、全裸の美沙が写っている。
しかも、淫裂に肉竿を押し込まれ、乳房を握られている写真だ。
そればかりではなく、射精されたらしく、淫裂から液体を流した写真もあった。

 「一体誰が…」震えながら、同封されたDVDの再生を始めた。
再生すると、いきなりグッスリ眠った美沙が現れた。
その美沙は、ストッキングを被った男に服を脱がされていく。
「う、う、う!」信じられない事が起こり、泣きだしたが、男は誰だか知ろうと、見
ている。

 やがて、美沙は全裸にされ、犯されていく。
「イヤ、イヤ。レイプされただなんて、イヤよ!」大粒の涙が流れ出ている。
そして、最後に射精された淫裂がアップで映し出された。
画面はそこで切れたが、美沙はプレーヤーを止める元気もなく、泣き続けた。

 「誰がレイプしたのよ。この私を…」相手がわからないのが、返って不安を増長さ
せている。
美沙が暫く考えていると、電話が鳴った。

 「もしもし、黒金ですが…」
「黒金美沙さんね?」それは、女性からだ。
「はい。そうですが、どちら様で?」

 「そんなのは、どうでもいいわ。それより、封筒が届いたでしょう。面白い写真が
入っていて、楽しいでしょう?」
「バカ言わないで。どうして私をレイプしたのよ。男は誰よ、それにあなたは何者よ」
立て続けに問いつめた。

 「今は言えないわ。それより、連絡したいから、あなたの携帯を教えて!」
「イヤよ。見ず知らずになんか、教えないわ!」
「仕方ないわね。あれと同じなのを、旦那さんに見られてもいいのね?」
「やめて、教えるから。携帯は…」不安に思いながらも、メールアドレスと番号を教
えるしかない。

 「これからは携帯に連絡する。取り合えず写真は破ってもいいわよ」
「言われなくたって、棄てるわよ!」
「気の強い奥さんね。まあ、後で泣かない事ね」そこで切れた。

 「送ったのは女だわ。誰か共犯がいるはずよ。男は誰かしら。もしかしたら羽賀さ
んでは?」最後の記憶だから、疑うのが当然かも知れない。
「でも、着ていた服が違うわ。薄汚れた作業服だったし…」考えれば考える程、自分
が惨めになっていく。
「もう、やめた方がいいわ。なるようにしかならないし…」考えるのを止めて浴室に
飛び込みんだ。

 その翌日、早朝だというのに、携帯が鳴っている。
「何時だと、思っているのよ!」時計を見ながら携帯を取った。
「もしもし、黒金ですが?」
「奥さんね。グッスリ眠れたかしら?」

 「そんな事、どうでもいいでしょう。あなたとは、関係ないし…」
「それがあるのよ。今すぐヌードになるのよ。ヘアとオッパイ丸出しの、ヘアヌード
にね!」
「バカ言わないで。何で、ヌードなのよ!」

 「あら、逆らう気ね。いいわ、あの写真を事務所の皆に送るから。それに、旦那に
も送るからね」
「それは止めて、謝るから!」
「それならいいわ。今度反抗したら、ホントに送るからね。とにかくヌードよ、フル
ヌードになるのよ」

 「わかったわ。脱げばいいんでしょう!」自宅でのヌードだから、まだ余裕がある。
ネグリジェを脱ぎ捨て、パンティから脱ぐと、真っ黒な絨毛が淫裂を覆っている。
「こんな事させて、どうするつもりかしら?」独り言を言い、ブラジャーも脱いで美
沙は文字通り、一糸まとわぬ全裸になった。

 「脱いだわよ。これでいいのね?」
「ホントかしら。確かめるから、外に出て!」
「イヤ。いくら朝でも、誰か、見ているかも知れないわ」
「当然よ。私が見ているわ。やらないと言うなら、あの写真が公になるわよ。それに
DVDもね」

 「止めて。それだけは止めて!」
「だったら、外に出るのよ。フルヌードで、マンションの外にね」
「…」女性の声に、黙ったまま震えている。
「聞こえないの。早く外に出るのよ。遅れれば遅れる程、人目に付くわよ」電話の通
りだった。

 (行くしかないわ。遅れれば人目に付くし…)
「わかりました。これから出ます…」泣き声で返事をして、ドアに向かう。
「誰にも、会いませんように…」祈る思いでドアを開け、勢いよく素足で走りだす。
「ヒタ、ヒタ、ヒタ!」誰もいない廊下を、乳房を揺らせながら、美沙は走った。

 美沙はエレベーターを使わず、階段を下っていく。
そのほうが、人目には付かないから安心でもあった。
長い階段を下りきると、外への出口がある。
(あそこを出たら、外からは丸見えになってしまう…)さすがに躊躇した。

 しかし、あの写真を公にされたら、破滅となってしまう。
(行くしかないわ。ヌードを見られても…)深呼吸をして走った。
入口のドアには鍵が掛かっておらず、ドアを押して外に出ると、夜明けの太陽が眩し
い。

 美沙は携帯を耳に押し当て「これでいいのね。私のヌードを見たでしょう?」と告
げる。
「ヌードなのはわかるけど、ヘアが見えないのよ。それにオッパイも。もう少し、右
向いて。そう、そこで頭に手をやるの」電話の女性は、美沙にポーズを取らせた。

 (私の正面から撮っているんだわ。外でのフルヌードを…)見渡すが、見えるはず
がない。
「もういいでしょう。やったし…」
「オッパイを、持ち上げて!」言われるまま、乳房を持ち上げた。

 「許して。もういいでしょう。見られたら死ぬしかないのよ」
「泣かなくていいわよ。それに、死ななくてもいいのよ。風俗やればいいし…」笑い
ながら言う。
それには「う、う、う!」と泣きだした。

 その声が聞こえたのか「いいわよ、戻っても…」言い終わらない内に走り出した。
(急がないと。ヌードを見られる訳には行かないし…)マンションに飛び込むと急い
で階段を登りだした。
「ハア、ハア、ハア!」最初は良かったが、次第に息が荒くなってきた。
(もうすぐよ。もうすぐだわ…)全身から汗を流して、昇っていく。

 そして、幸いにも、誰にも全裸を見られずに、部屋に飛び込んだ。
「良かったわ。見られなくて…」緊張感が解け、淫裂から漏らしていたのに気づいた。
「そんな、ちびっていただなんて…。まさか、それまで見られたなんて…」不安が更
に高まった。

第4話 トップレス

 部屋に戻った美沙は、汗で濡れた体をシャワーで流していく。
「きっと、撮られたはずだわ…」怯えながら体を洗っていく。
汚れた淫裂も、丁寧に洗い落とし、体を洗い終え、部屋の戻るとベッドの上で、横に
なった。

 「もう少し、眠れそうだわ」事務所に行くには、まだ早すぎる。
ウトウトしていると、眠りについてしまったが、その眠りも目覚まし時計で破られた。
「うるさいわね。もう少し寝たいのに…」愚痴りながら起きた。

 ベッドから降り、顔を洗っていると携帯が鳴った。
携帯を取り上げ、よく見るとメールが送られている。
「写真も送ってきた…」不安げにその写真を開くと、マンションの外で撮られた全裸
写真も送られている。

 「そんな~。こんなに、撮れているなんて…」それを見るなり、黙り込んだ。
望遠カメラで撮った写真を、パソコンで画像処理して送られた写真だ。
「こんなに、ヘアやオッパイもハッキリ写っている…」持つ手が震えていた。

 美沙が呆然としていると、また携帯が鳴った。
「もしもし、黒金ですが?」
「奥さん、気に入ってもらえたかしら。良く撮れているでしょう?」
「何のつもりなのよ。私のヌードまで撮って!」

 「別に、考えはないわ。ただ、私の言う事を聞いて貰う為に、撮ったの」
「言う事を聞く?」
「そうよ。取り合えず、今日は下着無しでいてね」
「イヤよ。そんな、破廉恥な事出来ないわ」

 「あら、そんな事、言っていいのかしら。今朝、お漏らしした人がね」
「そんな事、していません!」美沙はもう泣き声だ。
「そうよね。認めたくないわよね、弁護士だもの。でも、証拠もあるよ、性器から漏
らした写真が。とにかく言う事を聞くのよ!」
「わかりました…」美沙は、泣きながら返事をした。

 「いい、必ず調べるから、手抜きはダメだからね」そこで切れた。
「下着を、着るなだなんて…」泣きながら、下着を脱いでからブラウスを着ていく。
うっすらと、乳房が透けて見えるが、その上にスーツを着て事務所へと向かった。

 事務所で、羽賀の離婚手続きをまとめていると電話が鳴った。
「もしもし、達川法律事務所ですが…」相手は羽賀からだ。
「丁度良かったわ。実印と印鑑証明が必要なんですが…」
「はい、わかりました。お待ちしています…」羽賀も、美沙に話があるらしく、電話
を掛けてきた。

 「所長。訴訟人が、11時にお見えになるそうです…」
「わかった。黒金君にまかせるから」
「わかりました」報告をすますと、漏れや間違いがないか書類のチェックを行った。
そして、約束の11時に羽賀が訪れ、小さな事務室へと羽賀を案内し「お茶をお持ち
しますから」と一旦外に出た。

 その時、携帯が鳴った。
「もしもし、黒金ですが…」相手は例の女性からだ。
「奥さん。これから、人と会うでしょう。その人に、オッパイを見せてあげなさいよ」

 「な、何言っているのよ。バカ言わないで!」
「あら、逆らう気なの。だったら、これから送るわよ」
「やめて。それだけは…」
「だったら、やるのよ。証拠に、あなたの携帯でオッパイを撮って送るのよ。顔も入
れてね」

 「そんな事、できない。写真だなんて…」美沙は涙声だ。
「世間から笑い者になるのと、オッパイを見られるのとでは、どっちがいいか、考え
なさい!」それだけ言うと、電話が切れた。

 「そんな、人前でオッパイを出すなんて…」お茶を入れながら、乳房を露わにした
自分を想像した。
「出来ないわ。でも、やらないと…」悩みながら、入れたお茶を羽賀の元へと運んで
いく。

 「お待たせしました…」机にお茶を置いて、美沙も座った。
「早速ですが、羽賀さんのお話は?」
「妻の事です。いくら慰謝料を取れるか、お聞きしたくて参りました…」
「そうですね…。奥さんが浮気をしたあげく、妊娠までしたんですから、4、5百万
は請求できますが…」そう言うと、上着のボタンを外していく。

 「そうですか、それ位ですか…」美沙の指先が気になり、ジッと見つめた。
(見られてしまう…。泰三さん以外の人に…)眼を赤くしながら、ブラウスのボタン
を外していくと、上から開いて胸の膨らみが見えてきた。
「お、奥さん!」それには、羽賀も驚いた。

 「お願い。静かに見てて…」なおもボタンを外して、前を広げると、美沙の白い乳
房が羽賀の前にある。
(見られている。オッパイを…)顔を背けるが、白い乳房が恥ずかしさに震えている。

 「綺麗です。奥さん!」羽賀は手を伸ばして、乳房を掴んだ。
「待って。それはダメ。それより、これで、撮って下さい」自分の携帯を差し出す。
「ヌードを撮るんですか…。わかりました。それなら、もっと脱がないと」美沙の上
着とブラウスを、肩から肘まで引き下げ、上半身が剥き出しになり乳房が丸見えだ。

 (あなた、許して。これも仕方ないのよ…)夫に詫びながらも、羽賀に乳房を見ら
れている。
「いいですか。撮りますから、笑顔で…」羽賀は携帯で美沙のヌードを撮った。

 「これで、いいですか?」撮った写真を見せると、乳房を露わにした美沙が写って
いる。
「け、結構です。これで…」美沙は携帯をしまい込むが「奥さん。撮ったお礼が欲し
いです」羽賀は乳房を揉みながら、乳首を吸う。

 「ダメ、そんなのだめ!」拒むが、乳首を吸われて、衝撃が走っていく。
(凄くいいわ。こんなに感じるのは、初めてだわ…)美沙は羽賀の頭を撫でだした。
「奥さん。好きです!」今度は乳房を揉みながら、唇を重ねてきた。

 「ダメ、私には夫がいますから」それ以上は許さなかった。
肘まで下げられた服を戻し、ボタンを掛けていくと、当然、乳房も隠された。
「それにしても、綺麗ですね。僕の妻にしたいです…」

 「あら、お世辞なの。でも残念ね、その気はないから」素っ気なく返事した。
(いずれは、私の物になりますよ。その時は素っ裸になって…)全裸で泣いている美
沙を想像している。

 そんな事とは知らず、美沙は「奥さんの事ですが、詳しくお聞かせ貰えませんか?」
と離婚を有利に運ぼうとしている。
羽賀は、妻の恵美との事を、詳しく説明していると、その最中に携帯が鳴った。

 「失礼します…」美沙は部屋から出て、携帯に出た。
「どうなっているのよ。まだ、届かないわよ!」
「これから送ります…」

 「奥さん、私をなめているのね。だったら、素っ裸も送ってもらうわ。急いで撮っ
て貰うのよ」
「それは許して。そんな事、できません…」
「イヤでもやるのよ。そうね、ビルの屋上で素っ裸になって。それに、あなたのオ○
ンコも撮って貰いなさいよ」

 「許して下さい。そんな事…」
「ダメよ、1時まで送らなかったら覚悟してね」そこで切れた。
「性器を撮れだ何て…」美沙の顔が青ざめていた。

第5話 初めてのフェラ

 美沙は、羽賀の元に戻ると「どうでしょう。一緒にお食事でも…」と誘う。
「そうですよね。まだ、恵美の愚痴もありますしね」
「あら、まだ何かありまして?」
「そりゃあ、そうですよ。こっちは裏切られたんですからね」

 「そうですよね、裏切られたんですよね…」自分がこれからしようとする事が、黒
金への裏切りだから、美沙も辛かった。
(私も同じ事をするかも…)項垂れたままだ。
「奥さん。食事なら、いい店がありますよ」
「それでしたら、お任せしますわ」美沙は達川に断りを入れてから事務所を出た。

 事務所を出て、少し歩くと人気のないビルが目に止まった。
(そうだわ。ここは、倒産したビルだわ。それに内が管財人だし…)思い出したのか
「羽賀さん、寄り道していきませんか。2人きりになれる場所があるんですよ」
「それでしたら、遠慮無く」羽賀をうまく丸め込み、ビルの中に入った。

 2人は、階段を登って屋上に出た。
「奥さん、ホントにいい景色ですね。奥さんのヌードなら、この景色に似合うでしょ
うね」先程の事を思い出し、美沙に抱き付いた。
「ダメ。そんな事ダメ。私には、夫がいます!」

 「でも、オッパイを見せてくれたじゃありませんか。どうせなら、もっと見せて下
さいよ。誰もいないし…」服の上から、乳房を撫でだした。
「誰にも、言わないと誓えますか。それに、レイプもしないと?」
「勿論です。奥さんのヌードが見られるなら、それで充分です」

 「わかりました、ヌードになります」美沙にとっては渡りに船で、羽賀からヌード
を見たいと言われれば、ヌードになり易い。
美沙は、羽賀が見ている前で上着を脱ぎ、ブラウスのボタンを外していく。
すると、乳房の膨らみが見えてきた。

 ボタンを外し終えると脱いだ。
「羽賀さん、見るだけです。レイプしたら訴えますからね」目を真っ赤にして、スカ
ートのファスナーを、引き下げていく。
(性器まで、見られてしまうわ…。泰三さん、許して下さい…)目を閉じて、スカー
トを掴む指を放した。

 一瞬にして、美沙は生まれたままの姿になり、絨毛に覆われた股間が、露わになっ
てしまった。
「き、綺麗だ。ビーナスだ!」羽賀は、全裸を晒す美沙に声を上げ、近寄った。
「見るだけです。約束したでしょう?」恥ずかしくて、羽賀の顔をまともに見られな
い。

 「わかっています。腰のくびれも、恥丘の盛り上がりも最高ですよ!」興奮気味に
見つめている。
(見られている…。性器を見られている…)両手を、後ろにしたまま立っているが、
太股がブルブル震えていた。

 「奥さん。このヌードを撮りたいです…」
「それでしたら、これで撮って下さい。後で、処理して送りますから」
「約束ですよ、奥さん!」渡された携帯で美沙の全裸を撮った。

 (性器も、撮れって言っていたわ。何て、言い出したらいいのよ…)項垂れたまま、
足を広げた。
「いいんですね。性器を撮っても?」羽賀の問いに、黙って頷いた。
「そうですか。それでしたら、両手でここを広げて下さい!」羽賀の手が淫裂を触っ
た。

 (性器を触られた!)「ピクリ!」と硬直したが、冷静を装い「こうですね?」震
える手で、淫裂を広げる。
「そうです。それにしても、綺麗なオ○ンコだ。僕の妻にしたいです…」
「イヤ。オ○ンコだなんて、卑猥です!」
「そうですよね。性器ですよね」羽賀は美沙の淫裂も撮った。

 「奥さん。撮るのはこれくらいにしましょう!」撮り終えると、美沙の口を吸いな
がら、淫裂を撫でだすと「見るだけです。触るのはダメです…」美沙は首を振った。
「それでしたら、奥さんがしてください。それならいいでしょう?」チャックを引き
下げ肉竿を露わにすると、赤黒い肉竿は、血管が浮かび上がっている。

 「これを、どうしろと?」
「口ですよ。奥さんの口で、仕上げるんです!」
「そんな、口で何て、した事がありません…」
「あれ、旦那とは、ないんですか?」
「はい。普通でしか、やっていません…」

 「それでしたら、是非してください。ヌードの事も黙っていますから」羽賀は再び
淫裂を撫でだした。
(このままでは、レイプされてしまうわ。自分からヌードになったから、訴えられな
いし…)悩んだ末、肉竿を掴み「手ではダメですか?」と尋ねた。

 「言ったでしょう。口です、口でして下さいよ!」羽賀の目が異常に輝いている。
「わ、わかりました…」美沙は震えながら、羽賀の正面に膝を付いて、肉竿を口に入
れた。
(イヤよ。こんな、汚いのをなめるなんて…)目を閉じ、ゆっくり顔を動かしていく。
「そうです。奥さん、それでいいんです!」美沙の頭を押さえ、上擦った声を上げた。

 美沙は動きを早めた。いや、早めさせられたと、言った方がいい。
押さえられた頭を、羽賀が動かしているからだ。
(止めて。喉にオチンチンが刺さる…)吐き気を覚えるが、停める訳には行かず「ウ
グ、ウグ!」呻き声を上げていく。

 そして、突然に羽賀の手が止まり、顔を密着させられた。
(苦しい、息が詰まる…)肉竿が、咽奥まで押し込まれて、その肉竿が放出した。
先端から噴き出す液体が、美沙もわかり(イヤ。汚いから出さないで!)「ウグ、ウ
グ!」首を振るしかできない。

 羽賀は、お構いなしに「うー!」と最後の一滴まで絞り上げ、肉竿を抜くと、美沙
の口からは、白い液体が糸を引いている。
「オェ~!」不快感に襲われ、一気に吐きだした。
「気持ち悪いわ。何よ、これ?」

 「ザーメンですよ。精液とも言いますが…」
「イヤよ、私の口に出すなんて。こんな事、もうしないでよ」幾度も吐いた。
「奥さんだって、いずれ、やらないといけないんですよ」羽賀は悪びれる様子など全
くない。

 (私はやらないわ。こんな事は、変態のすることよ)黙ったまま服を着込んでいく。
「奥さん。これからも、仲良くしましょうよ、ヌードを撮った仲ですし」
(そうよ、ヌードを送らないと…)急いで服を着込むと、携帯で撮ったばかりの写真
を送った。

 (これでいいのかしら。もっと酷い事に、ならないといいけど…)考えても、今は
方法が何も無く、電話に従うしかない。
美沙が服を着込むと「奥さん、今日はおごりますからね」羽賀の行きつけの店へと向
かった。

 食事を終え、事務所に戻った美沙は、裁判所に訴状を提出した。
「これで、よしと…」肩の荷が下りた美沙だが、また携帯が鳴った。
「黒金ですが…」小さな声になっている。

 「奥さん元気ないわね。写真届いたわよ。それにしても、いい体ね。ソープで働い
てみない?」
「バカ言わないで。私は弁護士です!」
「でも、弁護士が昼間から素っ裸になっていいのかしら。それに、オ○ンコ迄広げち
ゃって!」

 「それは、あなたがやれと言ったからよ。好きでやったんじゃないわよ!」涙声に
なっている。
「あら、泣いているんだ。だったら、今日はこれで許してあげる。それから、プレゼ
ントもあげるわ」携帯が切れた。
「これから、どうなるのかしら?」重い足取りだった。

第6話 屈辱の命令

 美沙は6時で仕事を終え、マンションに帰ってきたが「あら、鍵を掛け忘れたのか
しら?」ドアの鍵が外れていた。
勘違いと思いながら、中へ入ると、いつもと違う雰囲気になっている。

 「確か、ここには置かなかったはずだけど…」テーブルには、飲みかけのコーヒー
カップが置かれており、不安に思いながら中を、調べだした。
寝室に入ると、クローゼットが開けられ、下着が散乱していた。

 しかも、パンティは淫裂を押さえる部分が、くり抜かれ、ブラジャーも乳房を押さ
えるカップがくり抜かれている。
「酷いわ。誰がこんな事をしたのよ!」片づけていくと、ベッドに写真が並べられて
いた。

 それは、羽賀に撮らせた美沙の全裸写真で、淫裂を広げた美沙の写真もあり、レイ
プされている写真もあった。
「誰よ、誰が、何の為に…」考えていくと、一つだけ、心当たりがあり「もしかした
ら?」携帯でメールを送った。

 暫くして、携帯が鳴った。
「あなたでしょう。勝手に部屋に入らないでよ!」
「よくわかったわね。その通りよ。ベッドの下にプレゼント置いたから開けてみなさ
いよ!」言われた通りに、箱が置かれている。

 急いで開けると、黒いストッキングとガーターベルトが入っている。
それに、イボイボの着いたバイブもあった。
「何のつもりなの。こんなの要らないわよ!」
「そうは、行かないわ。明日は、それを着てビデオの主演をやって貰うの」

 「バカ言わないで。何で、私がビデオなのよ!」
「イヤならいいわよ。その写真が雑誌に載るだけだから。それに、弁護士も廃業した
ければね…」

 「酷い。もう、私に構わないでください」泣きながら話す。
「そうは行かないわ。あなたみたいに、仲のいい夫婦を見ると、別れさせたくなるの
よ」
「そんなのないわ。あなただって、仲良くやればいいのよ!」

 「うまく行かないから悔しいのよ。とにかく明日電話するわよ。仕事も休みでしょ
うしね」携帯が切れた。
「泰三さんと、別れさせるだなんて、一体誰なのよ」見えない女性に屈したかのよう
に、美沙は泣き続けた。

 そして、朝になったが、事務所は休みだから、美沙は下着姿のままだ。
「あの人は、誰かしら?」女性の正体を考えていると、携帯が鳴った。
「あいつだわ…」怯えながら携帯を取り「もしもし、黒金ですが…」出た

 「奥さん、ゆっくり休めたかしら。今日はビデオを撮るから、あれを着るのよ。そ
れから、オ○ンコもして貰うからね」
「バカ言わないで。何でセックスよ。私は娼婦じゃないわ!」
「まだ、わかっていないのね、写真がどうなってもいいの?」
「やめて。それだけは…」

 「だったら、言う事を聞くのよ。相手は、奥さんがチンポをなめた人がいいわね」
「そんな、破廉恥な事してません!」
「私が知らないとでも思っているの。昨日ビルの屋上で、男のチンポをしゃぶってい
た癖に、よく言うわね」
(見られていたんだ…。昨日の事を…)「う、う、う!」悔しさで泣きだした。

 「泣いたってダメよ。とにかく、昨日の男とオ○ンコするのよ。場所は昨日のビル
の3階よ。時間は…」見知らぬ女性は、美沙に過酷な命令を出した。
それには、従わなくてもいいが、写真を公にされたら大変な事になってしまう。
「羽賀さんが、何と言うかしら。それに、どう話せばいいのよ」涙が止まらなかった。

 暫く泣いたが、美沙は羽賀へ電話を掛け「もしもし、黒金ですが…」連絡が取れた。
「実はお願いしたい事がありまして…」美沙がは会ってくれるように頼むと、勿論羽
賀は2つ返事で承知した。

 「どう言ったらいいのよ。セックスビデオを撮るなんて…」ジッと宙を見つめてい
が、覚悟を決めて下着を脱いでいく。
「オッパイと、性器は丸出しにしろといっていたわ」パンティ、ブラジャーと脱いで
全裸になり、用意された黒いストッキングを履いていく。

 黒いレースが太ももを覆い、淫裂が卑猥に見えている。
更に、腰にガーターベルトを巻き付けストッキングを止めた。
美沙は姿見の前に立ち、自分の姿を確認していく。
「卑猥だわ、娼婦みたい。それにヘアがイヤらしいし…」写った姿に情けなさを感じ
た。

 姿見で確認を済ますと、外出用の服を着てマンションを出た。
羽賀との待ち合わせ場所には、5分程早いが、すでに羽賀が来ており「嬉しいですね。
奥さんからデートの申し込みだなんて…」はしゃいでいた。
「今日は、何も言わないで付き合って欲しいの。どんな事があっても…」

 「わかりました。最後までお付き合いします」羽賀も、悲壮な顔した美沙に何かを
感じている。
「良かった。少し早いけど、行きましょう」羽賀の腕に抱き付くかのように歩き、例
のビルへと向かった。

 ビルの中は、相変わらず人気がなく、2人は階段を登り3階まで来た。
そこには、人がいるらしく声がする。
「奥さん、人がいますね」
「今日は特別でして…」声に怯え、羽賀に抱き付きながら、声のするほうへと歩いて
いく。

 すると、2人に気づいたらしく、若い女性が話し掛けてきた。
「お待ちしていました。準備は出来ています。取り合えず、こちらで…」2人を案内
していく。

 そこには、セットが用意されていた。
「スタジオそっくりね」思わず、美沙が呟くと「勿論です。当社は手抜きはしません。
お二人が満足いくように、仕上げて見せます」女性は、2人が依頼者と思いこんでい
た。

 それを知ったのか「秘密は守れるの。それが心配で…」と質問した。
「それはご無用です。撮ったビデオは、全てお返しします。それに、コピーもしませ
ん。それが当社の誇りです」

 「私達みたいな人が、多いのですか?」
「はい。ご夫婦で撮られるのが多いです。それを見ながら、毎晩愛し合うのもいいと
思いますよ」女性の話に、羽賀も美沙が何故呼んだか理解してきた。

 「美沙、俺は膣に射精したいけどいいかな?」羽賀も夫婦を装った。
「そんなのだめよ。避妊薬、飲んでいないからダメよ」
「奥様、それでしたらこちらでお薬を用意しました。射精後に飲むお薬です」

 「射精する夫婦も多いのかな?」
「大体、そうなさいます」
「美沙、うちも射精だ。いいだろう?」わざとらしく美沙の唇を吸う。
(イヤよ、セックスだけで充分よ)拒みたいが「あなたの言う通りにします…」夫婦
を装って承知する。

 「それでしたら、ビデオも射精シーンを入れさせて貰います」女性はスタッフに説
明に向かう。
「奥さん、いいんですね?」羽賀が言うと「勿論です。迷惑は掛けませんから、私と
セックスして下さい…」美沙も言う。
「喜んでお相手しすよ」羽賀は笑顔で返事した。

第7話 収録

 2人が話している間にも、準備が整ったらしく、女性が呼びに来た。
「それでは収録を始めます。奥様が、まずヌードになってから、旦那様の服を脱がせ
て下さい。それからフェラして…」美沙に指導していくが、それを黙って聞いている
美沙だ。

 説明が終わると「はい、キュー!」手を振った。
「美沙、綺麗だよ」
「あなた。今脱ぐから待って!」カメラに向かい服を脱いでいく。
(こんな、大勢の前で裸になるなんて…)強ばった顔をしながら脱いでいく。

 美沙、次々と脱いで、黒いストッキングとガーターベルトだけ身に着けている。
「美沙、凄いよ。綺麗だよ!」我慢できないのか、羽賀は乳房を吸いだした。
「ダメ。まだ早いから…」頭を押さえると、羽賀の服を脱がすが、羽賀も美沙が脱が
せ易いようにしていく。

 そして、羽賀を全裸にすると、肉竿を口に含んだ。
(撮らないでいいのよ。こんなのは…)肉竿をくわえた美沙を、カメラが撮っていく。
「美沙。やりたいよ。もういいだろう?」それには我慢できないのか、羽賀は美沙を
仰向けにさせ、淫裂を撫でだす。

 「ダメ。そこはダメ~!」声を上げながらも、美沙の淫裂が反応している。
羽賀は美沙の乳房を吸いながら、淫裂に指を入れ、動かしていくと「あ、あ、あ~!」
美沙の声が響いている。

 その後、2人は抱き合い、淫裂に肉竿を押し込んで「クチャ、クチャ!」卑猥な音
が響く。
「美沙。この際だから、やってくれ!」羽賀はこの時とばかり美沙と体を入れ替え馬
乗りにさせた。

 (こんなのイヤ。これだと、私が淫乱に見えるし…)不満だが、腰を振っていくと
「いいよ。最高だ!」乳房を揉みながら、声を上げている。
羽賀はその後、美沙を抱き上げ、駅弁での結合をした。
それには、美沙も「ダメ、オチンチンが奥まで入ってくる~!」悲鳴を上げている。

 しかし、そんな事お構いなしに「あ、あ、あ!」太股を揺すり腰も振っていく。
そんな2人の結合部を、カメラが撮っていき(膣に、オチンチンが入っているのを撮
るなんて…)イヤだが、隠しようがない。

 やがて、羽賀はクライマックスを迎えた。
「出る。出る!」その声に、カメラも結合部を向いている。
「暖かい。子宮の中が…」美沙が感じたと同時に、白い液体が淫裂から、ポタポタと
滴り落ちてきた。

 「良かったよ。美沙!」美沙は降ろされ、仰向けに足を開かされ、射精された淫裂
がアップで撮られた。
(射精は撮らなくていいのに…)黙ってカメラを見つめている。

 撮影は、それで終わりではなかった。
「奥様。少しヘアが邪魔ですので、お手入れをします…」女性スタッフが美沙の絨毛
を剃り始めた。
「イヤ。ヘアは剃らないで!」拒んだが「いいじゃないか。剃りなさい、美沙!」羽
賀は夫らしく命令する。

 「全部はイヤよ。少しだけだからね」
「はい。でも、直ぐに生えますから」そう言いながら、淫裂を取り囲む全ての絨毛を
剃られ、淫裂が剥き出しされた。
「綺麗だよ、美沙!」パックリと開いた淫裂を、羽賀の指が掻き回していくと「あ、
あ、あ!」腰を浮かせ声を上げていく。

 その後、2人は四つん這い、マングリ返しといろいろな体位で結合し2回射精した。
射精が済むと、2人は全裸のままビデオに撮られた。
美沙は、前とは違い、絨毛が剃られ淫裂が剥き出しで、はみ出した肉襞も見えている。

 撮り始めてから、2時間程経った。
「はい、ご苦労様でした」女性の声で、カメラが退けられ、スタッフ達が後片付けを
していく。
「ねえ。本当に、秘密にして貰えるのでしょうね?」
「お約束します。代金を頂いた以上は、絶対に迷惑はおかけしません!」

 「所で、何時できあがるんだ?」
「1週間程掛かります。できあがり次第お送りしますが…」
「送り先は、わかっているのか?」
「はい、メールに書かれた所にお送りします」

 「間違いないのね?」
「当社を信用して下さい。前にもメールを差し上げた通り、100組のご夫婦をお撮
りしましたよ」
「そうか。それなら信用するよ」羽賀も納得した様子だ。

 「話は変わるが、サービスに、あんたのオッパイを触らせてくれよ」羽賀は女性の
胸を触った。
「ダメです。奥様が心配なさいます。それに、私は小さいですから!」慌てて羽賀の
手を押さえた。
「小さくないよ。自信持った方がいいよ」悪のりする羽賀だった。

 撮影が済むと、2人はビルを出た。
「羽賀さん。この事は、誰にも言わないで下さい…」
「わかっています。それにしても、奥さんを抱けるなんて最高でした」
「もう忘れて下さい。無かった事として…」美沙は項垂れたままで(泰三さんが知っ
たら、何て言うかしら?)重い足取りで歩いていた。

 「奥さん、今日は暇でしょう。僕の家に寄っていきませんか?」
「でも、悪いし…」
「平気ですよ。行きましょう!」無理矢理、美沙を案内していくが、美沙も負い目が
あるから、黙って付いていた。

 羽賀は、美沙と同じようにマンションに住んでいたが、美沙のような高級マンショ
ンではなかった。
「ここです。今は、妹と一緒に住んでいるんですよ」ドアを開け、中に入れた。

 すると「あら、早かったのね」若い女性が出迎えた。
「紹介します。妹の彩香です」
「黒金美沙と申します」
「羽賀彩香です。兄がお世話になっています」挨拶を済ますと、世間話を始めた。

 美沙は、そこで1時間程、話してから自宅に戻った。
「鍵が掛かってない!」急いで家の中を調べると、変わった様子はない。
「勘違いかしら。とにかく、お風呂に入らないと…」浴室へ入った。

 すると、壁に書類が貼ってある。
「離婚届だわ!」よく見ると、美沙と泰三の名前が書かれていた。
「誰よ。誰がこんな事をしたのよ」顔を曇らせながら破り「きっと、あいつだわ…」
正体の分からぬ女性に、いらだちながら、服を脱いでいく。

 黒いストッキングと、ガーターベルト姿になったが、股間の絨毛が大半消え失せ淫
裂が剥き出しになっている。
「泰三さんに、何と言ったらいいのかしら。もうすぐ、帰ってくるのに…」ストッキ
ングも脱ぎ、全裸になると、真っ先に羽賀の精液を受け止めた淫裂を洗いだす。
「妊娠はしないと思うけど、心配だわ…」受精卵を排出する薬を飲んだが、夫以外の
子の妊娠が心配だった。

 浴室で淫裂を丁寧に洗い、居間に戻ると携帯が鳴った。
「きっと、あいつだわ!」急いで携帯を取った。
「黒金ですが…」やはり、相手はあの女だった。

 「どう。久しぶりのオ○ンコ、気持ちよかったでしょう」
「良くないわ。どういうつもりで、あんな事させたのよ!」
「風呂を見たでしょう。あれが、私の言いたい事よ」
「ふざけないで。人の家庭まで、壊さないでよ!」

 「そうは行かないわ。あなたも道ズレにしないと収まらないのよ。それより、あの
玩具で楽しんでいる?」
「あんたみたいに、淫乱じゃないわよ」
「あら残念ね。指でなさっているんだ。凄く気持ちいいから、試しなさいよ」そう言
って切れた。

 「バカにしてるわ。玩具で慰めるだなんて…」携帯を置くと、バイブを思い出し、
ベッドの下から取りだすと、ジッと見つめた。
「気持ちいいのかしら?」スイッチを入れると、振動が始まり唸り音もする。

 「試してみようかしら?」バスタオルを解き、淫裂に押し当てると「あ、あ、ぁ!」
思わず声を上げた。
「凄いわ。何て言ったらいいのかしら、この感じを…」無意識のうちに、バイブを膣
の中に押し込み「いいわ、凄くいい!」独り言を言いながら、バイブを動かし続けた。

第8話 剃毛

 それから数日が経ち、夫の泰三が帰国する日を迎えた。
だが、美沙は羽賀夫婦の離婚調停の日だから、裁判所に行かなければならない。
「悪いけど、仕事だし…」テーブルにメモを置いて、事務所へと向かう。

 事務所では羽賀が不安げに待っており、美沙を見るなり「大丈夫でしょうね?」と
聞いてくる。
「心配しないで。とにかく、任せて頂戴。餅は餅屋よ!」
「お任せします…」2人は、調停が行われる裁判所へと向かった。

 美沙は、そこで初めて恵美と会い話をした。
やがて、調停が開かれ、羽賀と恵美は、お互いの言い分を言い合う。
この日は、初めてという事で、結論は出さず、離婚の意志を確認して終えた。

 裁判所を出た2人は、喫茶店で話合っている。
「奥さん。これからは、どうなるでしょうね?」
「お互いに、離婚の意志があるから慰謝料が問題になるでしょう…」美沙は説明して
いく。

 そして、仕事を終えて、自宅に戻ると黒金が帰っていた。
「あなた、お帰りなさい」黒金の胸に抱き付くと「合いたかったよ。それより風呂を
沸かせて置いたから一緒に入ろう」言いだした。
「一緒に、ですか?」美沙の顔が曇った。

 (ヘアがないのよ。どう言ったら、いいのかしら?)この前ヘアを剃られて、淫裂
が剥き出しになっている。
「イヤか。俺と一緒じゃ?」
「そんな、イヤだなんて。勿論、入るに決まっています…」

 「それなら、俺が脱がすからな!」黒金は、美沙の服を脱がせだす。
ブラウス、スカートと脱がせて、下着姿にした。
「相変わらず、色気ない下着だな。お土産に、買ったのがあるから着てくれ」そう言
いながらブラジャーを外した。

 相変わらず、白くて張りのある乳房で「綺麗だよ、美沙!」乳首を吸い、揉んでい
く。
「ダメ。お風呂が先よ、お風呂が!」
「そうだったな。脱がないとな…」石黒は、パンティを掴み引き下げると、美沙の股
間が露わになり「あっ!」と声を上げた。

 「美沙のオ○ンコが、丸出しだ!」数ミリの絨毛が、淫裂を覆うが、割れ目を隠せ
るはずがない。
「あ、あなたに見せたくて、剃ったの。前に剃りたいと言っていたから…」とっさに
言い訳をした。

 「そうか。俺の為にか…。だったら、全部剃らせてくれ!」
「あなたが、やりたいの?」
「勿論だよ。いいだろう?」甘えるようにして、淫裂を撫でていく。
「いいわよ。剃っても…」
「ありがとう。今、剃ろうね」黒金は、石鹸を泡立て、残された絨毛に塗っていく。

 そして、カミソリを当て「ジョリ、ジョリ!」音と共に、絨毛が消えていく。
(嘘言ってご免なさい。本当はセックスもしたの。それに、レイプもされたの…)美
沙は黙って、剃られていく絨毛を見ていた。

 絨毛は、黒金によって綺麗に消し去られ「美沙、綺麗だよ!」その淫裂を指で広げ、
舌でなめた。
「ダメ、後で。お風呂で洗ってからして!」

 「洗ってからは、いいんだね。僕も洗うから、いいだろう?」
「口に出さないならいいわ。それに軽くよ…」
「わかった。綺麗しておくよ」今までと違う美沙に、驚きながら服を脱いでいく。

 そして、肉竿を綺麗に洗い、一緒に風呂に入った。
「あなた。オチンチンが当たるわよ」肉竿を掴んだ。
「仕方ないだろう。これが普通なんだぞ」今までしなかった事をしたので上機嫌だ。

 2人は、体を温めると濡れた体を拭いてベッドに寝た。
「美沙、やってくれよ。俺もやるから」黒金は仰向けになった美沙と、反対になって
覆い被さった。
俗に言う、シックスナインだ。

 黒金は美沙の淫裂を指で広げ、舌でなめていく。
「あ、あ、あ!」声を上げ、美沙も目の前にある肉竿を、口に迎え入れた。
「いいよ。凄くいい!」初めてフェラして貰い、腰をゆっくり動かしていく。
(オチンチンが、喉に刺さる~!)フェラはイヤだったが、罪悪感がそうさせた。

 「あなた。今夜は、私にさせて!」美沙は自ら騎乗位になって、腰を振っていく。
黒金は美沙の変化に驚きながらも、乳房を掴み結合部を見ている。
「見ないで。恥ずかしいから見ないで!」髪の毛を振り乱しながら、腰を振っていく。
その後、イヤだった四つん這いの結合もし、仕上げは口の中に精液を受け止めた。

 だが、翌日も例の女から携帯があった。
「許して。そんな事できません!」仕事中に美沙への指示だ。
「やらないなら、写真を旦那さんに見せるだけだからね!」そう脅されれば「はい、
分かりました。やります…」と返事するしかない。

 美沙は女から言われた通り、休み時間に羽賀を呼び寄せ、例のビルに入った。
「どうしたんですか。急に?」不思議がる羽賀に「オ○ンコしたくなったの…。お願
いだから、今して下さい!」スカートを脱いでいく。

「そんな事いいんですか?」

 「だって、やって欲しいのよ。それに、オ○ンコの中に出してもいいわよ」泣き声
でいいながら、パンティを下げた。
股間は、絨毛が取り除かれ、ピンクの割れ目が覗いている。

 その淫裂を見た羽賀は「わかりました。やります!」背中から抱き付き、肉竿を淫
裂に押し込んだ。
「あ、あ、あ!」美沙は壁を手で押さえ、やっと立っている。
(許して下さい。仕方ないんです…)黒金に詫びながら、声を上げていた。

 肉竿は、徐々にピストンを早めて「クチャ、クチャ!」淫裂から音が出ていく。
「奥さん。限界です、本当に出しますよ…」遂に登りつめた。
「出していいわよ。羽賀さんのエキスで子宮を濡らして…」涙を流しなら返事した。
「そうですか。だしますよ!」(射精されたわ。羽賀さんに)涙が頬まで流れていた。

 射精された美沙は、仕事が終わると病院に立ち寄り、診察を受けた。
「あら、こんな患者も珍しいわ…」無毛の淫裂に看護婦達が集まる。
「マゾよ。本で読んだ事があるわ」
「私もそう思う。お尻でもやるんだって!」美沙が要るにもかかわらず話している。

 (ヘアは、好きで剃ったんじゃないわよ!)病院に来た事を後悔したが、今更帰る
訳には行かない。
「はい。洗浄しますからね」玩具を扱うかのように、美沙の淫裂を触っていく。

 「あら、締まりがいいのね。チンポで、ガバガバかと思ったのに…」淫裂に器具が
押し込まれた。
(バカにしないで。そんな、淫乱じゃないわよ!)唇を噛みながら、膣の中が洗浄さ
れていく。

 「これからは、避妊薬を飲んでからしなさいよ。もっと楽しみたいんでしょう?」
看護婦の言葉にも、黙ったままだ。
治療が済むと、避妊薬を処方して貰い病院を出た。
(よけいなお世話よ。淫乱じゃないわ)しかし、避妊薬は大事に抱えていた。

第9話 人前での全裸

 黒金が帰国してから2週間は過ぎた。
美沙が担当した、羽賀夫婦の離婚調停も纏まったが、相変わらず美沙への電話が続い
ていた。
「分かりました。やりますからそれだけは…」涙声で承知していく。

 そして、早朝、美沙は夫が寝ている間に、全裸になってマンションの外に出た。
「見られたらどうしよう。こんなヌードを…」朝日が差す中、全裸で歩いていく。
「車だ…」急いで、物がげに隠れてやり過ごした。

 「行ったわ。見られなかったかしら?」不安を抱きながら、それを繰り返し、マン
ションの外を一回りして部屋に戻った。
それは、あの女性の命令で暫く繰り返され、当然、黒金も気づいた。

 「美沙。素っ裸でどこへ行くんだ?」
「さ、散歩です…。マンションを一回りしたら戻りますから…」嘘を言い、ドアから
出て行く。
「泰三さんに見られたわ。もう、お終いにしないといけない…」全裸で歩きながら考
えていた。

 美沙は、女性から命令を無視する事を決めて、仕事をしていると、携帯が鳴った。
「もしもし、黒金ですが?」相手は例の女だった。
「もう、よこさないでよ。あんたの言う事は、聞かないから!」

 「あら、そんな事言っていいのかしら。やらなかったら、切り札を出すわよ」
「やりたかったら、やりなさいよ。私は平気よ!」
「言ってくれたわね。離婚され、泣いても知らないからね。最も、別れて貰った方が
いいけどね」高笑いしながら切った。

 「脅しだけよ。そんな事するわけないわ…」そう信じていたいが不安でもあった。
美沙は不安を抱きながら仕事をし、終えると急いで自宅に帰った。
「鍵が、掛かってない!」背中が凍るような冷たさを感じ、中に入っていく。

 「誰もいないわ…」荒らされた様子はないが、写真がばらまかれていた。
「イヤ、写真が、写真が…」美沙のヌード写真で、しかも名前まで入れてある。
「酷いわ。でも、泰三さんが来る前だから良かった…」急いで片づけて行く。

 すると、DVDが置かれているのに気づいた。
「もしかして?」写真を片付け終えると再生を始め「イヤ、イヤ!」再生された画面
を見て、悲鳴を上げた。

 画面には「女弁護士、黒金美沙の痴態」とのタイトルが出て、顔がアップになって
いた。
「そんな、そんな…」言葉はそれしか言えず、黙り込んでいる。
画面は再生が進むと、美沙と羽賀のセックスシーンが映し出された。

 「間違いないわ。この前に時に撮ったやつだ…」食い入るように見ていく。
「こんな撮り方して…」射精され、精鋭が流れ出る淫裂がアップになっている。
しかも、顔も写っており「お終いだわ。これで何もかもお終いだ…」泣きながら画面
を見続けた。

 DVDは1時間弱で終了し、美沙が泣きながらしまい込むと、突然電話が鳴った。
「もしもし、黒金ですが?」相手は泰三だ。
「これから、博多へ行かなければならなくなってね。今夜は帰らないからね」
「わかりました。気を付けてね」元気なく返事をした。

 電話が切れると同時に、携帯が鳴った。
今度は、あの女性からだ。
「酷いわ。何で、こんな事をするのよ!」

 「それは、あなたも承知したはずよ」
「お願い。もうこんなことやめて」
「だったら、今すぐ別れなさい。私みたいに、1人になるのよ」
「イヤよ。夫とは、別れたくないわ」

 「仕方ないわね。だったら、今夜も裸になって貰うからね」
「イヤ。もう、ヌードにはなりたくありません!」
「やらないなら、旦那に見せてやるけど、いいのね。オ○ンコしているのを!」
「それはだけはやめて。言う事を聞きますから…」
「わかればいいわ。早速だけど…」美沙は泣きながら聞いていた。

 携帯が切れると、美沙は服を脱ぎだした。
「人前で、ヌードになるなんて…」イヤだが、拒めば黒金に羽賀との事が知られてし
まうから、言いなりになるしかない。
下着も脱いで全裸になったが、股間は数ミリの絨毛が生い茂っている。

 「ここも、手入れしないと…」浴室に入り、石鹸を泡立て股間に塗った。
それを、掌で伸ばしカミソリで剃っていく。
「どうして、ヘアを剃らせるのよ。やっと生えたのに…」独り言を言いながら剃って
いく。

 絨毛を剃り終えると、淫裂も洗い、浴室から出てくる。
「確か、ここに…」黒いストッキングと、ガーターベルトを身に着け、直にワンピー
スを着て自宅を出た。

 美沙は、自宅を出ると羽賀の経営するホストクラブへ向かったが、店内はまだ開店
間もないせいか、客はまばらだ。
「黒金ですが、羽賀さんいますか?」
「こちらで、お待ち下さい」ホストに案内され、暫く待つと羽賀現れた。

 「美沙さん。急においでになるなんて、どうかしましたか?」
「実は、お願いがありまして…」泣きそうな顔をして、ワンピースの裾を捲っていく。
「?」羽賀はそれを怪訝そうに見ている。

 「羽賀さん。ヌードになりたいんです、ここで…」捲り上げると下半身が露わにな
った。
「素っ裸になるんですか?」羽賀の驚いた声に、客達が振り向いた。
「そうです。店の中ならいいでしょう?」なおも捲り上げると、乳房が揺れている。

 「それは構いませんが、いいんですね。見られますよ!」
「平気です。羽賀さんと一緒にいるなら…」泣き声になり、首からワンピースを脱ぎ
全裸になった。

 「分かりました。今夜はお付き合いします」美沙の隣に座りウィスキーを注いでい
く。
客やホストは、全裸の美沙が気になって、チラチラ見ている。
(見ないで。見ないでよ~!)小刻みに体が震え、乳首も堅く膨らんでいた。

 美沙と羽賀が話してる間にも、時間が過ぎていく。
「奥さん、一緒に踊りましょう」美佐を立たせて中央に進み出た。
当然、全裸の美沙に目がいく。

 「凄いわね。ヘアまで剃っているなんて…」
「良くやるわね。私は出来ないわ、スケスケなら我慢できるけど…」無毛の淫裂に皆
集中している。
(性器ばかり見ているわ。あなただって、同じ物を持っているのに…)泣き顔をした
まま音楽に合わせ踊っていく。

 「奥さん、綺麗ですよ。やはり、ヌードがいいです!」羽賀はお世辞でなく、本心
から言った。
(凄いや。オッパイがいい!)乳房が美沙の踊りに合わせ、揺れ動き、淫裂も口をパ
クパク動かしていた。

 (今夜は、美沙とオ○ンコしたい…)それを見ている羽賀の肉竿が膨らんでいた。
(羽賀さんのオチンチンが、膨らんでいる。今夜、セックスを求められるかも…)そ
れは美沙も、わかっていた。

第10話 全裸のドライブ

 美沙は、羽賀と深夜まで話していた。
「奥さん、今夜はお送りしますよ」羽賀は美沙のワンピースを持った。
「ありがとう、助かるわ」礼を言って、服を受け取ろうとした。

 「奥さん。どうせなら、ヌードでドライブしましょうよ。ヌードになりたいんでし
ょう?」ニヤリと笑い乳房を撫でていく。
「それはそうですが…」
「そうしましょう」美沙の腕を掴んで歩き出すが(イヤよ、ヌードよ、フルヌードな
のよ!)酔いも吹き飛び、顔を引き吊らせている。

 2人は外に出たが、深夜にもかかわらず、人通りがある。
突然、全裸で現れた美沙に「素っ裸だ。それに、オ○ンコ剃っているぞ!」歓声が上
がっていく。
その声で、通りがかった人々が美沙を見つめる。

 「凄いや、ホントに素っ裸だ!」
「見ろよ。オ○ンコを、綺麗に剃っているぞ!」あっという間に人垣が出来た。
「しかし、いい乳してるね。触りたいよ」そう言い、触るやからもいた。
「イヤ、触らないで。見るだけよ!」その手を振り払いながら、2人は地下駐車場に
入った。

 さすがに、そこには誰もいなかった。
「奥さん。僕も触りたいです…」美沙を抱きしめ、淫裂を触り出す。
「ダメ。ここじゃなくて、家でしましょう。私の家で…」
「わかりました。約束ですよ」
「はい、約束します」全裸をこれ以上、晒したくないから羽賀と約束してしまった。

 2人は羽賀の車に乗り込み、深夜の都内を走っていくが、勿論、美沙は一糸まとわ
ぬ全裸だ。
すれ違う車のライトが、美沙の白い乳房を浮き上がらせていく。

 「奥さん。こちらで、いいんですよね?」
「はい。これでいいです」淫裂だけを手で隠し、乳房は無防備だ。
羽賀は、信号待ちで車を停めると「奥さん、ここをお願いできませんか?」チャック
を引き下げ、限界まで膨らんだ肉竿を露わにしていく。

 「これを、どうしろと?」わかってはいるが、尋ねた。
「決まっているでしょう。奥さんの口で、して欲しいんですよ」乳首を摘み、指で転
がしていく。
「口じゃなくて、手ではダメでしょうか?」敏感な乳首を掴まれ、声が途切れ途切れ
になっている。

 「ダメですね。口でないと…」あくまで、フェラさせる気だ。
「わかりました。口でします」肉竿を掴み、口を付けていく。
そして「ウグ、ウグ!」頭も動かしだした。
「気持ちいいです。奥さんにして貰えるなんて、最高です…」フェラされながら、再
び走り出した。

 羽賀の車は、クラッチレバーがハンドルに付いているオートマ車だ。
だから、運転席が広く美沙も苦労はしてない。
運転席で身を沈め「フグ、フグ!」と肉竿を唇で擦り続けた。

 羽賀は、口での愛撫に登りつめていく。
「奥さん、出そうです。あそこで出しますよ」深夜営業のコンビニがあった。
(ダメ。停めないで。私はヌードなのよ…)首を振るが、駐車場に車を入れ、数台停
まっている間に停めた。

 駐車場は、照明が煌々と灯り、車の中が丸見えになっている。
美沙の全裸も、照明で浮かび上がっていた。
「出します、もうすぐ出します!」羽賀が放出した。
「いや~!」急いで頭を上げるが、すでに遅く、白い液体が糸を引いている。

 「奥さん、ティッシュがないんだ。これで買ってきてよ」
「そんな~。私はヌードよ。無理言わないで!」
「イヤならここで降りて貰うよ。勿論、素っ裸で」
「私に、そんな酷い事をさせるの?」

 「今の亭主と別れて、僕の妻になると言うなら、やらせませんがね」
「別れるなんてイヤ。ヌードのほうがましよ…」
「だったらお願いします。ついでに弁当も、それにスタミナドリンクも…」
「わかったわよ」全裸の美沙は車から降りた。

 車を降りると、白い肌が照明で浮かび上がっていく。
「見ろよ、素っ裸だ!」店に向かう美沙に、声があがった。
(ヌードを見られている!)乳房を揺らせ、店に入った。

 「いらっしゃ…」店員も、全裸で現れた美沙に声が出ない。
「済みませんが、テッシュとスタミナドリンクを下さい。それに、お弁当も…」
「分かりました。用意します」店員がレジを離れ、商品を取りに向かう。
(早くして。私はヌードなんだから…)小刻みに、太股が震えている。

 そんな美沙に「おばさん。今夜、オ○ンコやるんだね。どうせなら、俺とやらない
かい?」二十歳を過ぎたばかりの男性が、乳房を触りながら話し掛けた。
「相手は決まっているわ。1回やった所よ。これから2回目をやるから、買いに来た
のよ」

 「何だ、もうやったのか。俺のはビンビンで、気持ちいいのにな」尻も撫でた。
(バカ言わないで。子供は、あっちに行きなさい!)男性の手を振り払った。
そこに「お待たせしました。全部で1600円になります」店員が現れた。
「釣りは要らないわ。あなたにあげる!」2千円を渡し、店を出た。

 店を出ても、若者が美沙を取り囲んでいる。
「いいか、あの割れ目にチンポを入れるんだぞ。それにオッパイ揉みながら…」一番
年長者らしいのが、手下らしい者に話していた。
(バカ言わないで。そんな事しなくても、いいのよ…)聞き流して、羽賀の車に乗り
込んだ。

 美沙が乗り込むと、再び走り出す。
「奥さん、チンポを拭いてくれよ!」
「気が付きませんでした…」買ったばかりのティッシュを開けて肉竿を拭いていく。

 「お願いです。もう、こんな恥ずかしい思いを、させないで下さい…」
「だったら、俺の妻になれよ」
「イヤです。泰三さんとは別れません!」それ以後は、黙ってしまった。
羽賀は(今はおとなしくしているが、いずれは俺の物にしてやるさ)そう思いながら
ハンドルを握っていた。

 走り出してから1時間は過ぎて、美沙の住むマンションが見え、駐車場に停めた。
「服を着させて下さい…」
「それだったら、ここからオ○ンコだよ」
「そんなの出来ないわ!」

 「いやなら、素っ裸で行こうよ」
「わかったわよ。裸は見られたくはないし…」ワンピースが渡された。
「奥さん、しっかり掴まるんだよ」
「イヤよ、これはイヤ!」美沙は下半身が丸出しで、抱きかかえられた。
「危ないわ。落ちる!」両手で羽賀を抱きしめるしかない。

 「イヤよ。入れないで、膣に入れないで!」淫裂に肉竿が押し込まれた。
「行くよ、奥さん!」
「やめて。見られたら困る!」駅弁で抱きかかえられた、ままマンションに入った。
羽賀が歩く度に、肉竿が淫裂を突き刺し、その度「うっ!」呻き声を上げていく。
声を上げたら、聞こえるかも知れないから、美沙は堪えている。

 暫く歩くと、エレベーターがあった。
それに乗って、上へと上昇すると「グイ!」と肉竿が食い込み「あん!」堪えきれず
声を上げた。
(何よ、この感じ…。凄く気持ちいいわ…)一瞬だったが、膣には余韻が残っていた。

 エレベーターはスピードが落ちて止まった。
「あん!」膣が、またあの感触を感じ(早く、羽賀さんとセックスをしたい…)淫裂
が濡れている。
「降りますよ」ドアが開き、羽賀が歩くと、またあの感触が膣を襲う。
(早くして…。膣が我慢できないわよ…)羽賀の首をしっかり押さえ堪えていた。

第11話 発覚

 やっと、部屋の前まで来た。
「奥さん、開けて!」
「降りないと無理です。危ないし…」
「仕方ないな。降りたら、またやりますよ」一旦降ろされ、美沙はドアを開け、2人
は中に入った。

 「奥さん。我慢できないよ、やるよ!」
「してもいいわ。私もしたい…」美沙は、自分からワンピースを脱ぎ、羽賀のズボン
を脱がせていく。
羽賀も上着を脱いで、全裸になった2人は、再び抱き合った。

 「いいわ。もっとして。奥までして!」淫裂からは、白い淫汁が流れている。
「奥さん。出します、出します!」
「ダメ。まだよ。オ○ンコの中に、出していいから、もう少し我慢して!」まるで、
痴女の様に振る舞っていた。
こうして、羽賀は美沙の淫裂に3回も噴射し、2人は朝まで、寝込んでしまった。

 翌朝、2人は浴室に入り体を洗っていく。
「奥さん。僕が洗いますよ」羽賀が、美沙の乳房や淫裂と洗っていく。
「ここも、やらせて下さい…」無毛の股間を丁寧に洗った。

 「今度は、奥さんの番ですからね」
「わかっています…」石鹸を泡立て、羽賀の体を洗いだした。
(ここも、洗うのかしら?)腹部を洗うが、迷っている。

 「奥さん、全部ですよ!」
「わかりました」素直に従い、肉竿を掴んで擦すると、一瞬にして膨らみ、使用可能
となってしまい、羽賀は美沙を抱きかかえた。

 「ダメ、もうダメ。セックスはしたくないの」拒んでも、無理矢理抱きかかえられ、
また駅弁での結合が始まった。
「そんな事はないでしょう。もっとやりたいんでしょう?」太股を揺すり腰も前後に
振る。

 「ダメよ、そんなのダメ!」
「言うんだ。本当の事を!」
「お、オ○ンコして下さい…」やっと言えた。

 「聞こえませんね。もっと、大きな声で言って下さい!」
「オ○ンコして下さい!」声が響くと「出しても、いいんですね?」
「いいわよ。だから、もっとオ○ンコして!」理性が消え、昨日のあの感触を求めた。
羽賀は太股の動きを早めて「あん、あん、あん!」悶え声が浴室に響いていく。

 その時「美沙。何と、言う事だ!」博多にいるはずの黒金が現れた。
「これには、訳があります…」見られた美沙は、頭の中が真っ白になった。
(泰三さんに、セックスを見られた…)全身から血の気が引いて、ブルブル震えてい
る。

 「降ろして。お願いです!」羽賀も状況が理解できた。
「申し訳ありません。私は、羽賀健一と申しまして…」
「お前に用はない。とっとと、消え失せろ!」黒金の怒りが、羽賀の頬を捕らえた。
「分かりました。そうします」おとなしく引き下がり、服を着込むと出ていった。

 羽賀が出て行くと、黒金は美沙の髪の毛を掴み、浴室から引きずり出した。
「ヒー。許して下さい。これには、訳があります!」泣き叫ぶが、聞き入れられるは
ずがない。

「俺以外とオ○ンコやりやがったくせに、何が訳ありだ。ふざけるな!」美沙の乳房
を鷲掴みした。
「許して下さい。もう、しませんから…」悲鳴を上げ続けた。

 黒金は、それでも怒りが収まらない様子で、美沙の両手を後ろ手に縛り上げ、肘掛
け椅子を跨がせた。
「イヤ。こんなのイヤです!」泣き続ける美沙に「あいつに、ここを何回使わせた?」
淫裂に、乱暴に指を入れ、掻き回していく。

 「やめて。痛いから、やめて下さい!」大粒の涙を流していく。
「それより、答えろ。何回やった?」
「3回です。でも、仕方なかったんです…」泣きながら言うが、今の黒金には何を言
っても無駄だ。

 「そうか、3回か…。だったら、その分、俺が懲らしめてやる!」何かを探しに離
れ、暫くして「美沙、面白いのがあったぞ。こんなの使っていたとはな…」あの女が
送りつけた、バイブを持っている。

 「それは…」喋ろうとしたが、淫裂に押し込まれた。
「あ、あ、あ~!」太股を震わせるが、膣深く押し込まれ「抜いて。あなた抜いて!」
体をくねらせるが、泰三は手を緩めず、バイブをピストンしていく。
「膣が、膣が壊れる~!」美沙は悲鳴を上げると同時に、意識が遠退いて、行った。

 「何だ、気絶かよ。もっと楽しもうと思ったのに…」不満げに、バイブから手を放
して携帯を取った。
「俺だ、黒金だ。これから行くから頼むよ。そうだよ、現役弁護士の、素っ裸が見れ
るんだぞ!」ニヤニヤしながら話していた。

 美沙は暫く気を失っていた。
「目が覚めたか。今日は会社を休んで、俺に付き合え!」縛ってあった腕が解かれた。
「そうします…」力無く返事をして、達川と連絡を取り、休暇を取った。

 それを済ますと「これを着るんだ!」黒いストッキングが放られた。
それを、黙って受け取り、足を通していくと、黒いレースが太ももを包んで、悩まし
い姿だ。

 「それから、これも着ろ!」カップのないブラジャーで、黒レースの縁取りが、乳
房を包んでいる。
「いい眺めだ。お前にはお似合いだ!」その後、外出用のスーツを放った。

 美沙は、黙ってそれを着ていくが不安だった。
(何をする気かしら?)尋ねる訳にも行かず、黙って着込む。
「美沙、これから出かけるぞ。来るんだ!」黒金は、美沙の腕を掴んで部屋から出た。

 美沙は、泰三の運転する車に乗って繁華街を走っていく。
「ここだ。着いたぞ!」派手な色に塗られたビルで停まり、車を降りた。
美沙は不安で、逃げ出したいが、腕を掴まれ逃れられないから、黒金の言う通りに歩
いていく。

 「ここだ、入れ!」中に入ると、男が数人いた。
「準備は出来ています。始めましょうか?」
「そうしてくれ」黒金が返事をすると、美沙は腕を掴まれ、別な部屋に連れ込まれた。

 部屋に入ると、カメラが美沙を撮りだした。
「何を、するのよ!」スタジオのセットが置かれ、状況が理解できた。
「美沙のお仕置きだ。勿論、ビデオにも撮るからな!」

 「やめて。謝りますから、やめて下さい!」ブルブル震えている。
「そんな事で、許して貰おうなんて甘いな。始めろ!」黒金の合図で、男達は一斉に
襲いかかった。
「イヤ~。やめて~!」美沙の悲鳴が響いている。

第12話 お仕置き

 「やめて。イヤ~!」叫んでも、男達は容赦なく美沙の服を脱がしていく。
上着が脱がされ、シャツも脱がされると、役目のしないブラジャーから、乳房が飛び
出している。
「全くスケベだな。こんなの、着やがって!」飛び出した乳房が掴まれ「ヒー!」た
まらず悲鳴を上げた。

 それでも、容赦なくスカートが引き下げられた。
淫裂が露わにされ、太ももを黒いレースのストッキングが覆っている。
「見ろよ、パイパンだ。オ○ンコ剃ってるぞ!」無毛の淫裂が、際だっていた。

 「撮らないで。性器はイヤ~!」カメラが美沙の淫裂を撮りだした。
「そうは行くか。この際だ、もっと見せるんだ!」足が開かされ、淫裂も口を開いて
小さな肉襞が飛び出した。
「ピンクじゃないかよ。これは、やりがいがあるぞ!」笑顔で足首に絡まったスカー
トを脱がせた。

 全裸同然にされた美沙は、両手をバンザイする格好で縛られた。
「これから、何をされるか分かるな?」役目をしないブラジャーの繋ぎ目が切られた。
「やめて。レイプしないで…」
「レイプね…。それも、いいかな。それより、もっといい事だよ。ここにやるんだ!」
両乳房を掴んで強く握られ「うっ~!」息が詰まり、呻き声を上げる。

 「何だ、これくらいで泣くな。もっと、いい事してやるから」乳房を掴まれたまま、
根本が細い紐で縛られて「ギャ~!」顔を歪めて、叫んだ。
「いいね、いい反応だ。こっちだ!」もう片方の乳房も縛られ、また「ギャー!」と
悲鳴を上げた。

 乳房を縛り終えると、紐は首に結ばれた。
「解いてください。オッパイが痛いです…」涙が流れている。
「あいにく、そうは行かないな。今度は、これでやるぞ!」太目のムチだ。
「イヤ、イヤです!」叫んでも、ムチが尻を叩いて「ギャー!」また悲鳴を上げた。

 この後、太股も開脚したままて縛られて、美沙は足を閉じる事もできない。
「さて、懺悔して貰おうかな。何故ここに来たかわかるか?」
「はい。浮気をしたからです…」

 「わかっているじゃないか。で、お前の名前は?」
「黒金美沙です…」
「職業は?」それは、さすがに言えなかった。
「職業を言うんだよ!」淫裂にバイブが押し当てられた。

 「やめて。言いますから、入れないで。仕事は弁護士です…」
「嘘付くな。弁護士が浮気をするわけないだろう?」バイブが更に押し込まれた。
「本当です。弁護士です…」流れた涙が、止まらない。
「それで、オ○ンコをやったのか?」
「はい。やりました…」

 「やりましたじゃ、ないだろう。何をやった言うんだ!」
「お、オ○ンコやりました…」途切れ途切れに、やっと言えたが、美沙は屈辱に堪え
きず、声を上げて泣きだした。

 「泣いたってダメだ。俺はあんたみたいに気取ったのを見るとお仕置きをやりたく
てね。まずは、ケツで一発やらせて貰うぞ!」男の肉竿が肛門に当てられた。
「イヤ。お尻はイヤ~!」肉竿が直腸を突き刺し、それをビデオが撮っている。

 「ビデオで撮りたいってよ。足を上げて、撮って貰おうぜ!」足が持ち上げられ、
Mの字にさせらて、正面から撮られた。
(お尻に、オチンチンが入っているのを撮られている…)顔を背けると、正面を向か
され「う、う、う!」嗚咽を上げる事しかできなかった。

 美沙への凌辱は、それだけでは済まなかった。
逆さに吊り下げられたり、エビのように体を丸めて縛られたりして、美沙のプライド
はズダズダに切られていた。

 そして、最後に犬の様に四つん這いにさせられ首輪も掛けられた。
「美沙、食事だぞ。食べろ!」手足は十字の鎖で繋がれ動けず、口で食べるしかない。
(どうして、こんな事をさせるのよ…)泣きながらも、口だけで食べていく。

 「美沙。これで、懲りただろう。最後の仕上げは、俺だ!」泰三は四つん這いにな
った美沙の淫裂に、バイブを押し込んだ。
「言えよ。オ○ンコしたいんだろう?」
「し、したいです…。オ○ンコしたいです…」

 「そうか。だったら、俺のチンポをなめろ。オ○ンコやって、やるから!」露わに
なった肉竿を、皆の前で口に入れていく。
黒金は「うまいな。弁護士にしておくのは勿体ない。ソープで客を取った方がいいぞ」
美沙を見下しながら言うが(酷いわ。好きで浮気したんじゃないわ。脅されてやった
のよ…)涙が止まらない。

 「何だ、そんなに、オ○ンコされたいのか。だったら、やってやるぞ!」四つん這
いのまま、黒金の肉竿が押し込まれた。
「感想は、どうだ?」
「嬉しいです…。オ○ンコされて、嬉しいです…」泣きながら言っている。

 美沙は散々辱められ、夕方には黒金と一緒にマンションに戻ったが、部屋には写真
が、ばらまかれていた。
「美沙、こんな事までしていたのか。それに、これは何だ?」DVDもあった。

 「それは…」反論しても、ダメだとわかっていたから、黙ったままだ。
黒金は早速再生して「お前、裏ビデオにも出演したのか…」画面には、全裸を笑顔で
晒している美沙が映っている。
(お終いだわ…。もう、お終いだ…)美沙の涙が、明け方まで枯れる事はなかった。

 翌日、美沙はバックを持って、マンションを出た。
「これから、どうすればいいのよ…」マンションを出たが、行く当てなどなかった。
ただ、美沙の頭には、羽賀の顔が浮かんでいる。

第13話 エピローグ

 それから、数か月が過ぎた。
美沙は、達川法律事務所を辞めて、羽賀の仕事を手伝っている。
仕事と言っても、暴力団対応だ。
水商売をやっている以上は、どうしてもヤクザが付きまとうから、弁護士の美沙は重
宝だった。

 当然、羽賀の仲間の対応も、手伝っていた。
それに、美沙は泰三とは縁を切り離婚し、美沙は羽賀と、羽賀の妹の彩香と3人一緒
に、マンションで過ごしている。

 そんなある日、彩香が婚約した相手を連れてくる事になった。
だが、美沙と羽賀は、現れた婚約者に声が出なかった。
(そんな、どうして!)驚きの顔をしている。
一方、相手も驚いた顔だが、それでも3人は、初めてあったように振る舞った。

 3人は1時間程話し合い、彩香と婚約者が帰った。
「健一さん、どうしたらいいの。泰三さんが、彩香さんの婚約者だなんて…」
「俺だって、どうしたらいいかわからないよ。ただ、彩香が好きな男だから、何とか
してやりたいし…」

 「それは、私も同じよ。でも、泰三さんは変な趣味があるから…」
「変な趣味?」
「ええ。縛って、イヤらしい事を言わせる趣味があるの…」
「それって、サドだよ。男ならみんなその気があるよ。女を見下したいんだ!」

 「健一さんも、私を縛って見たいの?」
「勿論だよ。美沙さえよければだがね」
「私はイヤよ。あんな痛い思いはしたくないし…」仕置きでされたのを思い出したの
か、羽賀に抱き付いた。

 「どうしたんだ、美沙?」
「健一さん、欲しいの。私とセックスして欲しいの…」気が触れたように、羽賀のズ
ボンを引き下げ、肉竿を口に含むが、セックスでイヤな思い出を消そうとしている。
「いいよ、凄くいい!」その後、2人は幾度も抱き合った。

 一方、彩香は2人の不安をよそに、結婚式の日取りまで決めた。
「健一さん、彩香さんには言わない方がいいわよね?」美沙はまだ心配している。
「当然さ、一生言わないでおこう」美沙と羽賀は、泰三の事は絶対に言わないと誓っ
た。

 そして、彩香の結婚式が執り行われた。
だが、カップル誕生のその裏では、3人が集まりある、取引が行われていた。
「参ったな。あんたの相手が、まさか妹とは、夢にも思わなかったよ…」
「それは、こっちだって同じさ。まさかと思ったよ。でも、慰謝料無しで美沙とは別
れたし、良かったよ」

 「それにしても、うまく行ったもんだ。約束通りに報酬は貰いますよ。それに、美
沙もね」
それを聞いて、連れの女も「あら、こっちもよ。私だって、あんな事までやったんだ
から」と切り出した。

 「わかっているさ。お前の慰謝料は、チャラにしてやるよ」男が遮った。
「安心しな。今度始めるエステの援助も、してやるよ」もう1人も言いだす。
「ありがとう、助かるわ。お礼に、してあげるね」向き合った男のチャックを引き下
げた。

 「やらなくていいよ。俺は彩香で充分さ。それより、恵美に頼みたい事があるんだ」
「何かしら?」
「彩香を、何とかマゾに出来ないかな?」
「ちょっと待って。いくら彩香の亭主でも、そんな事は、兄の俺が許さないぞ!」

 「早まるな。遊びのマゾだよ。本気じゃないよ。それに、美沙と一緒にゲームがし
たいし…」
「ゲームね。2人の素っ裸を見て、楽しむ訳か…」
「そうさ。俺は彩香に産ませる気だからね」
「だったら、俺も美沙に産ませてやるか!」

 「それがいいよ。それから、これが美沙の素っ裸写真とDVDだ」紙袋を渡した。
それを開け、中を調べて「いいね。こんな事をやってみたいよ。美沙の恥ずかしがる
顔は、色っぽいな」写真を見ながら話し合っていた。

 それから暫く平穏な日々が続いて、羽賀と美沙は結婚式を挙げる事が決まった。
お互いに再婚だから、ひっそりと行う事にしていた。
幸せがやっと戻った美沙だが、携帯にあの女から電話が鳴っている。

 「私に構わないで。お願いよ!」
「そうは行かないわ。人の幸せを見ると壊したくなってね!」女は美沙に屈辱的な命
令をしていく。
「そんな、事イヤです!」
「やらないなら、あんた主演のDVDがどうなっても知らないわ。弁護士追放になる
わよ」

 「やめて。それだけは…」
「だったら、やるのよ。道具は送ってあるから。それにマニアルも…」電話が切れ、
美沙は泣き顔だ。
「健一さんに、嫌われてしまうわ。変態の真似だなんて…」暫く泣いていた。

 その夕方、美沙は送られた箱から、怪しげな器具を取りだした。
「これじゃ、風俗と変わりないわ…」泣きそうな顔をしながら服を脱いでいく。
パンティ、ブラジャーと脱いで生まれたままになると、股間の絨毛は元に戻り、淫裂
を隠している。

 「これを、着けるのね」レザーベルトを乳房に巻き付けていくと、美沙の乳房が絞
られ更に大きくなっている。
その後は、太股にも巻き付け、淫裂を引き立たせていく。
最後に、両手首に革ベルトを付けて、鎖で繋いだ。

 「この前と同じだわ。泰三さんにされたのと…」思い出して、泣きだすと、そこに
「ただいま!」羽賀が帰ってきた。
「お、お帰りなさい…」美沙はマゾ風の姿で、羽賀を出迎えた。

 「凄いよ、美沙、凄い!」興奮して、美沙に抱き付いた。
(健一さんが喜んでいる…。こんな姿の私に…)複雑な思いで羽賀を迎え入れる。
「オッパイを吸って下さい…」変形した乳房を吸わせるた。

(恥ずかしいけど、健一さんが好きだから…)「お願いだから、抱っこして、オ○ン
コして欲しいの…」とねだる。
「わかったよ。こうだな?」駅弁で結合した。
羽賀が太股を揺すると、鎖がぶつかり合い「ガチャ、ガチャ!」と音が鳴り、美沙も
「いいわ。膣の奥まで、オチンチンが入ってくる!」と悶え声を上げている。

 そして、美沙の結婚式も終わり、また平穏な日々に戻ったが、美沙へまた携帯が入
った。
「もしかして?」不安そうに出ると、あの女からだ。
「イヤ、イヤです!」いつものように泣き声を上げ「わかりました…」で切れた。
「健一さんに、何て言ったらいいのよ…」暫く泣いていた。

 それから数日後、彩香と泰三が羽賀を訪ねてきた。
彩香は何だか元気がなく、迎えた美沙も元気がなかった。
二組の夫婦は、暫く話し合い、美沙が席を立ち、暫くして、現れたが一糸まとわぬ全
裸だ。
しかも、あの黒いベルトを巻き付け、両手首を鎖で繋いでいる。

 「彩香さん。お願いだから、撮って欲しいの。私と健一さんが、エッチしている所
を…」カメラを渡して、羽賀の服を脱がしていく。
「美沙さんが…」彩香は驚きながらも、ビデオで撮り出した。

 やがて、全裸になった羽賀と美沙が抱き合う。
「いいわ。オ○ンコが、凄く気持ちいい!」卑猥な言葉を連発して、羽賀の精液を淫
裂で受け止めた。

 すると「美沙さん。今度は、私のお願いを聞いて欲しいの…」カメラを美沙に渡し
て服を脱ぎだした。
服を脱ぐと、美沙と同じく黒いベルトで体を巻かれており「彩香さん!」思わず声を
上げた。

 「私も、こんな事したかったの。泰三さんとエッチを人前で…」顔を強ばらせなが
ら、黒金を脱がせていく。
(彩香さんも、脅されているんだわ、あの女に…)そう思いながら、ビデオを撮って
いた。

 「参ったな。彩香もそんな事をするとは。この際だから、彩香と美沙とで競争させ
ましょうよ」
「羽賀さん。いったい、何の競争を?」
「子供ですよ。どっちが先に産むかです。負けたら罰ゲームですよ」

 「面白いですね。やりましょう!」黒金は再び彩香に抱き付いた。
「そんなに、急がないでもいい!」と言いながらも泰三の肉竿を迎え入れていた。
「美沙。こっちも、負けないぞ」羽賀も美沙の淫裂に肉竿を押し込み腰を振っていく。
「いいわ。凄くいい!」「もっとして。凄くいいの!」2人の悶え声が響いていた。

 (うまく行きましたね。黒金さん)
(ええ、そのようですね。これからも、一緒に楽しみましょうよ)
(そうですよ。今度は、恵美も仲間に入れて楽しみますか…)笑顔で腰を振る、黒金
と羽賀だった。

                                    ~完~