「続・新型ウィルス」
                 赤星直也:作
おことわり


    ★★ 前作の「新型ウィルス」を先にお読み下さい。 ★★

   この作品は全て空想で書かれています。実在の人名、団体とは一切関係があ
   りません。また、この作品の著作権は赤星直也が所有してます。作品の無断
   転用もかたくお断りします。違反した場合「
著作権法」によって「刑事罰
   と「
民事罰(損害賠償)」が与えられますので、ご承知下さい。

登場人物

  高杉伸吾:防疫研究所勤務        高橋早苗:厚生労働省、政務次官
  〃 美沙:高杉の妻、元防疫研究所所長  安藤真央:医師、不妊治療の権威
  田中美香:高杉美紗の妹、看護婦妹    坂本依子:元同僚、厚生労働省技官
      

             
第1話 免疫の克服


 高杉はその後も、ウィルスの研究を重ねていたが、空気媒体だから目当て以外の人
に吸われる恐れもあり、正確さに問題があった。
それに、簡単に持ち運びできないのも欠点だった。

 「何とか、錠剤にできないかな?」不真面目な高杉だが、この件だけは熱心に取り
組んでいる。
「それに、免疫ができたら、二度と効かないと言うのも問題だな…」熱心に顕微鏡を
見ながらメモを取っていく。
そんな事を繰り返しながらも、何回も効くようになるまで改良したが、やはり、射精
されると効果が切れるのは改良されなかった。

 「これで、試すか!」高杉は容器に詰めて自宅に持ち帰った。
「あなた、お帰りなさい」家では妻の美沙が迎えに出て「何だ、そんな色気の無いの
を着て!」美沙が着ていたロングのスカートに不満だ。

 「だって、もう子供は要らないわ。私だって、元の仕事がしたいわよ」確かに、美
沙の方が、所長だったから、肩書きが上だ。
「仕事もいいが、やる事もあるだろう?」高杉は美沙に抱きつき、服を脱がそうとす
る。
「イヤよ、もうしたくない。できたら仕事に戻れないし…」二人目を産むのをイヤが
っている。

 (仕方ないな、あれを試してみるか!)カバンからガラス瓶を取りだした。
「あなた、それ何なの?」
「臭い空気だよ。俺と、オ○ンコしたくなる空気が入ってるんだ!」
「バカ言わないで。これでも、防疫研究所の所長だったのよ。そんな嘘ぐらいわかる
わよ!」

 「だったら、試して見ろよ!」美沙は言われるまま、ガラス瓶を開けて臭いを嗅い
でいく。
「何ともないわ。だから、あなたは出世が遅れるのよ。子供の事も考えてくれないと
…」話し始めたが、体が震え、口がパクパクしている。

 (効いてきたぞ。後はどうでるかだ…)美沙を観察していると、目が潤い股間を撫
でていく。
「どうしたんだ?」
「欲しいの、あなたが欲しいの…」そう言うと、唇を押し付けてきた。
「オ○ンコはしたくないはずだが…」
「意地悪言わないで。お願いだから私とオ○ンコして」

 「やって欲しいなら、ここで素っ裸になるんだ!」高杉の言葉に、美沙は急いで服
を脱いでいく。
シャツ、スカート脱いで下着姿になっている。
「全部だ。全部脱がないと、できないぞ!」
「脱ぎます、ですから…」完全に美沙の理性が消えている。

 催眠術に掛かったかのように、美沙はパンティ、ブラジャーと脱いで全裸になった。
「して、あなたが欲しい…」高杉の服を脱がしていく。
「待て。その前に、お前のオ○ンコを剃らせろ!」
「後でして。セックスしてから剃って…」

 「ダメだ。剃らせないなら、オ○ンコしないぞ!」
「意地悪言わないで。もう待てないのよ」確かに、淫汁が太股で流れている。
「いくら夫婦でも、俺の言う事を効かない限りはダメだ」
「わかったわ。あなたの好きにしていい。その変わり一杯してよ」美沙が承知すると、
高杉は美沙の絨毛を剃りだした。

 (あんなにイヤがっていたのに、こんな簡単に行くなんて…)満足そうに美沙の絨
毛を剃った。
「もういいでしょう。早くしたいし…」
「わかった。美沙が上だぞ」
「何でもいいわ。セックスできるなら」高杉が仰向けになると、跨って肉竿に淫裂を
押し付ける。

 「いいわ、凄く気持ちいい…」喘ぎ声を上げながら腰を振っていくと、淫汁が高杉
の股間にまで流れていく。
「美沙、気持ちいいのか?」乳房を揉みながら言うと「いいわ、凄くいい。あなたの
エキスを早く出して…」
「子供は産まないはずじゃないか?」
「産みたい、あなたの子を産みたい…」

 「そんなに欲しいなら、四つん這いだぞ!」結婚以来、美沙は四つん這いでの性交
渉を、がんとして受け付けなかったから試した。
「なるわ。四つん這いになる!」打って変わって自ら進んで四つん這いになった。

 「わかった。出してやるからな!」腰を押さえて肉竿を突き刺す。
「もっと早くして。オチンチンをもっと深く…」美沙の豹変に満足しながら肉竿の振
りを大きくし、動きも速めた。
「あ、あ、あ~!」声を上げ、流す淫汁も多くなっている。

 (限界だ。美沙のオ○ンコがチンポを締め上げていく…)美沙の淫裂が、肉竿を絞
るようにしていた。
高杉は堪えていたが「出る、出る!」一気に膣奥へと噴射していく。
「いいわ、凄くいい…」射精されるとグッタリし、高杉も入れたまま背中に被さった。

 2人は息を弾ませ、休んでいると「そんな、射精したなんて!」正気に戻りだした。
「美沙が、オ○ンコに出せって言うから出しただけだ!」
「嘘よ。私がそんな事言うわけない。それに、四つん這いでしたなんて…」信じられ
ないといった顔つきで、起きあがると「イヤよ、ヘアまで剃るなんて!」無毛の淫裂
に声をあげた。

 「お前から言ったんだ。俺のせいじゃないぞ!」
「嘘よ。こんな変態な事やるわけない…」美沙は泣きながら、浴室に入ってシャワー
を浴びていく。
「これで、効果は確認できたな。やはり、射精されるとそれっきりなんだな…」持続
性を長くする方法を考えているとタオルを巻き付けて美沙が戻ってきた。

 「美沙。凄くよかったよ、あんな美沙が好きだ」高杉はタオルを解いて乳房を撫で
る。
「私、変態じゃないわよね?」
「変態じゃないよ、普通だよ。だから安心しろ」唇も重ねて抱きしめる。
「できたら産むわよ。いいでしょう?」
「いいよ、美沙は俺の妻だし…」いつになく、美沙を慰めていた。

 その夜、高杉はまた美沙を抱いている。
「痛いの。もっと優しくして!」
「これが限界だよ。我慢しろよ」肉竿を押し込んでも、淫汁は流れてこない。

 「俺とやりたくないのか?」
「そんな事ないわ。いつもと同じよ」確かに、淫汁が流れ出ない。
(副作用かな。一回やると、時間を置かないとダメなんだ…)副作用も体験した。

 翌日、高杉が仕事で出かけると、美沙は昔の同僚と電話した。
「実は、夫が変な研究をしているみたいなのよ…」電話の相手はかつて、高杉と抱き
合った、厚生労働省技官の坂本依子だ。
「そうなのよ。確かめて欲しいの」美沙の言葉で依子も気になったのか、週末に確か
めるのを約束した。

第2話 依子との再会

 美沙は高杉が帰宅すると「今度の週末に、依子さんが来るの」と告げる。
「依子って、あの生意気な技官か?」
「生意気かどうかはわからないけど、その依子さんが来るのよ」
「わかった。丁寧に挨拶しないとな」

 「それから、あの空気も見たいそうよ」
「お前、話したのか?」
「当然よ。私が変態か、空気のせいか、確かめて貰わないと」
「まだこだわっているのか。そんなくだらないのに…」

 「くだらないとは何よ。私は絶対に変態じゃないからね」
「そんなのわかっているよ。それより、今夜もいいだろう?」
「痛かったらダメよ。昨日も痛かったし…」そして、夜になって2人は抱き合った。

 「美沙、痛いか?」
「痛くはないけど、濡れないの…」
「昨日よりは、大部いい感じだぞ」
「私、不感症じゃないわよね?」
「そんな事ないよ。今までだって、普通にやってたし」慰めながらピストンを続けた。

 そして、週末になると、依子が訪ねてきた。
「お久しぶりですね」高杉が声をけると「本当ですね」返事をするが、顔が強ばって
いる。
(相変わらずだな。こんな奴なら、オ○ンコで懲らしめないと)高杉は顔を見ながら
思ったが(セックスをしたがってるわ。もう。その手は食わないからね)依子も警戒
している。

 「美沙さん。早速だけど、例の話を聞かせて」
「あなた、あれを出して」
「そうは行かないな。俺がやっと探し出したんだから!」
「わかったわよ。あなたが説明しなさいよ」美沙もイラだっている。

 高杉は例のガラス瓶を取りだし「これがある限り、夫婦の間が壊れる事はないんだ」
「夫婦が壊れないですって?」依子は興味ありげな顔になった。
「そうです。これは女性の本能を晒し出す、新型ウィルスですから」
「女性の本能をさらけ出すって、どういう事なの?」

 「早い話が、セックスしたがる新型ウィルスです!」
依子は「そんなバカ言わないで。お腹痛い!」笑いながら腹を押さえた。
「仕方ない。美沙で試します」蓋を開けると美沙の鼻先で振った。
「私にしないで。もう、あんなのイヤよ」振り払ったが「そんな…また欲しくなって
きた…」美沙の目が潤み、口をパクパクさせてきた。

 「依子さん。美沙が効いてきましたよ」それは依子にもわかる。
「あなたセックスして。我慢できない…」
「だったら脱げよ。ここでやるから」
「人前ではイヤ、2人きりでしましょう」

 「ダメだ。ここで脱げ、依子さんに素っ裸を見せろ!」
「脱いだら、してくれるよね?」
「勿論だ。だから脱げ」美沙は催眠術に掛かったかのように、依子の前で次々と脱ぎ、
全裸になった。

 「よし。その前に、オ○ンコの毛を剃ってこい!」
「後で剃るするから、セックスして…」
「ダメだ。剃ってこないとオ○ンコしない!」
「剃ってくる。だから、あなたも早く脱いで」美沙は全裸のまま浴室に入っていく。

 そして、戻ってきた時には、股間の絨毛が綺麗に取り除かれ、淫裂が剥き出しにな
っており、淫汁が流れている。
「これで、いいでしょう。早くセックスを…」
「わかった。やってやるから、ここに乗れ!」下半身剥き出しにすると、依子と向き
合うように座り、美沙を膝に乗せた。

 「依子さんに、見えるようにやらないとな!」
「恥ずかしいわ。これじゃなくて、別なので…」
「ダメだ。依子さんと向き合ってやるんだ!」美沙も依子と向き合い、腰を沈めた。
「いいわ。凄くいい!」淫裂に肉竿が吸い込まれ、淫汁も多くなっている。
見ている依子も(凄いわ。恥ずかしがらずにセックスしている…)目を丸くして見て
いる。 

 「美沙。依子さんにお願いしないとダメだろう?」
「意地悪言わないで。早く出して」
「ダメだ。見て貰うように頼め!」
「依子さん。セックスしてますから、見て下さい…」腰を振りながら言う。
「そんな…。美沙さんがそんな事を言うなんて…」信じられないと言った顔だ。

 「依子さん。見えますか、私のオ○ンコにチンポが入ってるのが!」
「見える。それに、グッショリ濡れているのも…」
「気持ちいいの。凄くいいのよ…」依子の前にもかかわらず、腰を振り続けた。

 「あなた、早く出して。これ以上したら声が出ちゃう…」
「出してもいいよ。恥ずかしい事ではないから」そう言うが、高杉の方が先に行った。
「暖かい。あなたのエキスが温かい…」
依子は「射精した!」淫裂から流れる精液に声をあげた。

 「美沙。出したよ」
「わかる…」返事したが、次第に意識が戻り「イヤよ、こんなのイヤ!」声をあげて
泣き出した。
「美沙さん、あなたのせいではないの。とにかく洗わないと」
「そうね。まだ二人目は早いし」浴室に向かい、依子と高杉が残された。

 「わかったでしょう。この効果が?」
「わかったわ。それで、私のヌードを撮ったんでしょう?」
「そうだよ、でも楽しかったな。依子さんが俺に『オ○ンコして』って言ったんだか
ら」
「それは、誰にも言わないで。私には夫がいるの」
「わかっているよ。もう、そんな事しないよ」

 「それなら安心だわ。でも、高杉さんがこんな研究している何てね…」
「これは極秘だよ。漏れたら困るし…」
「わかってる。でも、これを利用できたらいいんだけどな」

 「利用ですか?」
「そうなの。今は子供を産まない夫婦が多いでしょう。だから、これで無理矢理作ら
せるのよ」
「そんなに、うまく行くかな?」
「そうだよね。そんなうまい話はないよね」2人が話していると美沙が戻ってきた。

 「酷いわ。私に恥を掻かせて!」
「美沙さんのせいではないわ。私が見てたし。それにしても、ヘアを剃っても何とも
ないの?」
「恥ずかしいわよ。こんな性器じゃ、医者にもみせられないし…」

 「そうよね。副作用はないの?」
「それが、あるんだ。3日間はセックスができないみたいなんだ」
「そう、3日間ね」
「そうなの。やると痛いだけなの。普通の痛いのとは違うの。全然濡れないし、感じ
ないのよ」

 「そうなんだ。これに、そんな副作用があるなんて…」依子はガラス瓶を逆さにし
て覗いた。
「ダメ。依子さん!」「遅いよ。もう遅い!」慌てる高杉と美沙だが、依子の目が潤
んでいく。
「効いてきた。俺のせいじゃないよ!」
「ダメ、あなたのせいよ。どうする気よ、旦那さんもいるのよ!」

 「そんな事言っても、やるしかないよ。射精するまで治まらないんだから…」慌て
る2人を後目に「欲しい…。セックスしたい」譫言のように言い出した。

第3話 現れた政務次官

 「高杉さん。私とセックスして下さい…」依子は服を脱ぎだしたが「でも、出した
ばかりだから、こんなだし…」肉竿は萎縮している。

 「あなた、やってあげなさいよ。このままでは、大変な事になっちゃうし」
「でも、こんなだよ」
「わかったわよ。私の口で!」美沙が肉竿を掴むと唇で擦っていく。
「気持ちいい。毎晩やって欲しいな」乳房を揉みながら言うと、美沙は肉竿をくわえ
たまま、首を振る。

 「仕方ないな。今回限りか」すると、首を縦に振る。
「わかったよ。とにかく頑張るけど、避妊はお前がしろよ」そう言ってる間に、依子
は全裸になっている。
「私にもオチンチンを…」譫言のように言うと美沙と入れ替わり、口に入れる。

 「凄い。締め付けが美沙とは違う…」それには一気に膨らんでしまった。
「やって。後からして!」
「依子さんは、これが好きなのかい?」
「嫌いだけど、奥迄入るから…」四つん這いになると、高杉は肉竿を押し込んだ。

 「あ、あ、あ~!」依子は声を上げ、体を震わせていく。
「凄いわ。こんなセックスもあるんだ…」美沙は嫌いな体位だが、迫力に興奮してい
る。
依子も「出して、早く精液を…」淫裂からは、淫汁がポタポタと垂らしている。

 「美沙、手伝ってくれ。俺のケツに指を入れてくれ!」
「イヤよ。そんな汚い事したくないわ」
「そうしないと、早くでないよ」そう言われれば、やるしかなく、動く肛門に美沙の
指が入った。

 「気持ちいい。チンポもケツも…」高杉は一気に登りきり噴射した。
「出しけど、ちょっとかも…」肉竿を抜くと白い液体が流れ出た。
それと同時に、依子も冷静になってきて「そんな、嘘よ。こんなの嘘よ…」信じられ
ないのか、泣き出した。

 「依子さん、泣いてないで。ほら、急がないと!」泣きじゃくる依子を浴室に連れ
て行き、シャワーを浴びせた。
すると、お湯と一緒に、白く濁った液体が流れてくる。
それでも、暫く洗うと、透明なお湯ばかりになった。

 「これで大丈夫よ」
「美沙さん、嘘よね。夫以外とセックスするなんて、嘘よね?」
「嘘じゃないわ、現実を認めないと。これもあのせいよ、依子さんが悪いんじゃない
わよ」それでも依子は泣き続けた。

 そして、冷静になると2人が戻ってきた。
「この事は、言わないで下さい…」そう言うと服を着だす。
「勿論、誰にも言いません。夫婦の仲を壊したくはありませんから」
「それを聞いて安心しました。それにしても、凄い効き目だわ」感心しながら服を着
て、元通りになると「これって、男には効かないの?」尋ねる。

 「そうなんですよね、そっちはダメみたいです。最も、研究する気にもなれません
が…」
「やってみたらどうかしら。男用と女用ができたら、出生率も上がるし」
「そう言えば、依子さんは厚生労働省だった!」
「そうよ、今問題になっているの。だから、これで何とかならないかしら?」

 「俺はイヤだよ。またバカにされて、働かされるだけだし…」
「そこを我慢するのが男よ。ここで立つのよ!」
「美沙。そう言っても立たないよ」股間を見つめた。
「バカ、チンポじゃないわよ。まったく、これなんだから…」うんざりと言った美沙
だ。
依子は諦めず、高杉を説得したが、承知しないので帰った。

 それから数日後、高杉の家の前に黒塗りの高級車が止まり、女性が降りて来た。
車から降りた人物は、政務次官の高橋早苗だった。
早苗を見るなり「どうしてこんな所に…」美沙は声が出ない。

 「今日は忍びなの。技官からいい話を聞いたので」
「まさか、政務次官がお出でになるとは思いませんでしたので…」美沙は恐縮してい
る。
「あなた方の経歴は調べたわ。奥さんはエリートだったけど、旦那さんは天才なのね」

 「夫が天才ですか?」
「そうよ。頑固だし、一筋縄ではいかない、天才よ」
「面白い事、おっしゃいますのね」
「それより、確かめたいの。今度、家に2人で来て欲しいのよ」

 「まさか、確かめる気では?」
「そうなの。私もこの年だし、試したいのよ。恥は覚悟の上よ」
「そこまで仰るのなら…」
「約束よ」早苗は日にちを指定して帰り「何だか、偉い事になったわ」美沙は不安で
高杉の帰宅を待った。

 「あなた、実は…」玄関先で出来事を告げると「仕方ないな、行くしかないな」渋
々承知した。
「よかった。これで、何とかなりそうだわ」美沙は仕事に戻る願望を、捨ててはいな
かった。

 そして、2人は高橋の家を訪ねた。
「待っていたわよ、上がって!」政務次官がわざわざ出迎えて中に入れた。
中に入ると夫が挨拶してくる。
2人も挨拶していると「それより、こっちで!」奥の部屋に案内された。

 「ここならいいわね。誰にも知られないし…」
「本当にいいんですね。責任は取りませんから」
「わかっています。あなたも、これから私がどうなるか、見届けて欲しいの」
「わかりました。その覚悟なら、俺だってやります!」高杉は2人の意志を確かめる
と、ガラス瓶を取りだす。

 「この臭いを嗅いでください」渡すと、早苗はふたを開けて臭いを嗅いでいく。
すると目が潤んでいく。
「効き始めまいた。これは本能ですから、奥さんを責めないでください」前もって注
意すると「あなた。お願いだからセックスして…」高杉と、美沙が見ているにもかか
わらず、服を脱ぎだした。

 「やめろ、やめるんだ!」言っても聞き入れず、下着も脱いでいく。
早苗は40を越しているから、乳房は垂れ下がり、腹も出ている。
それでも、絨毛は手入れしてあるのか、整っていた。

 「もう無理です。覚悟を決めて、セックスして下さい」確かに、早苗の淫裂からは
淫汁が流れていた。
「嘘だろ?」
「嘘ではありません。セックスしたいから、どんな事でもします」

 「試していいのか?」
「構いません」
「早苗。セックスしたかったら、指で性器を撫でろ」
「約束よ、恥ずかしいけどやるから、必ずしてよ…」早苗は夫の命じるまま、淫裂を
指で撫でていく。
「本当だ、あれほどイヤがっていたのを平気でやる。と、言う事は…」

 暫く考え「早苗、チンポが言う事を効かないんだ。お前の口でやってくれ」すると、
早苗は夫のズボンを脱がし、肉竿を掴んで口に入れた。
「凄いや、チンポが膨らむ…」萎縮していた肉竿が一気に膨らむ。

 「わかった。早苗が上だ!」仰向けになり、早苗が馬乗りになって腰を振り出すと
「いいよ、凄くいい…」一溜まりもなく、噴射してしまった。

第4話 2人だけの研究所

 「早苗よかったよ」唇を重ねるが、冷静になっていく早苗には意味がわかっておら
ず、そして「嘘よ、こんなの嘘よ!」自分の姿に泣き出した。
「これは早苗のせいではないよ。僕も確かに見た!」また唇を重ねる。
「嫌いになったでしょう?」

 「そんな事ないよ。早苗が一番好きだ」人目をはばからず抱きあう。
それには「もういいでしょう。確かめたし…」見ていられないのか、美沙が言葉を投
げる。
「そうだよ。ほら服を着ないと」
「恥ずかしい。こんな裸を見られただなんて!」急いで服を着だした。

 服を着終えると冷静さが戻ったのか「副作用はないんですか?」苗が聞いた。
「あります。3日間はセックスしても、何も感じません。感じるのは苦痛だけです」
「苦痛ですか…」

 「そうなの。ただ痛いだけなの。オチンチンでされても、何も感じず、痛いだけな
んです」
「どんな事をしても、ダメなんです…」
「そうですか。3日間はセックス禁止ですね?」
「はい。そうした方が、夫婦のためにはいいかも」

 「ところで、これを国民のために使う気はありませんか?」
遂に本題が出た。
「ありませんね。私が苦労して見つけたんですから、独り占めするつもりです」
「それは勿体ないですよ。もっと研究して、普及させないと…」

 「そうよ。高杉さんならやれるわよ」
「でも、私はバカにされ通しでしたから…」
「それだったら、あなたが所長になればいいのよ」所長と聞いて、高杉は目の色が変
わり(そうか、俺も所長になれるんだ!)やっと笑顔が出てきた。

 「所長なら考えます。それに、特許は私が取りますからね」
「構いませんわ。その変わり、極秘ですよ」
「心得ております」笑顔で話す高杉に「副所長は、私にやらせて下さい」美沙が名乗
り出た。

 「あなたもですか?」
「はい。私は男性用のを研究したいんです」
「美沙。まさか、俺以外の男が好きになったのか?」

 「違うわよ。依子さんが言っていたでしょう、ダメな男もいるって。それに、監視
してないと心配で」
「何だ、信用ないんだな」
「当然よ。今まで事を考えてみなさいよ」そう言われれば、高杉も言葉が出ない。
「わかりました。それなら、夫婦だけではどうでしょう。万が一も心配ないし」
「わかりました。2人でやります」こうして、2人だけでの研究が認められた。

 2人には、東京の郊外にある細菌研究所の使用が認められ、その近くに越し、子供
は託児所に預けて2人で通っている。
2人の研究所は極秘扱いだから、塀で囲まれた建物だ。
出入りも厳重に監視され、中には誰も入れず、その中で、2人だけでの研究を始めた。

 「何だか、昔を思い出すわ」
「俺もだよ。お前に嫌み言われっ放しだったし…」
「まだ怒っているの?」
「当然だ。でも、このおかげで、美沙の体を奪ったしな」
「そうよ、ビデオまで撮ったんだからね」

 「思い出すよ、あの時を…」高杉の股間が膨らんでいく。
「何考えているの。今は仕事よ!」
「その前に、やらせろよ!」
「やめて、今はダメ!」
「誰もいないんだ。素っ裸になるんだ!」乱暴に、美沙の服を脱がしていく。

 「やめて、お願い。こんなのイヤ!」パンティが脱がされ、無毛の淫裂が露わにな
る。
「まだ平気だな。これ以上伸びたら、剃るからな」
「イヤよ、ヘアはイヤ。セックスしていいから剃らないで」
「そうは行かないな。お前は俺の女だぞ!」ブラジャーも脱がして、全裸にすると立
たせた。

 「恥ずかしい。いくら夫婦でも…」両手を後ろで組み、乳房と淫裂を露わにしてい
る。
「昔のように、一発やるぞ!」美沙を机に座らせ、太股を抱えて股間を突き出す。
「痛いわよ、まだ準備が…」痛みに顔を歪めるが、高杉は肉竿を押し込むと、ピスト
ンを始めていく。

 「濡れてきたぞ。気持ちいいのか?」
「よくない。夜なら気持ちいいけど…」
「嘘付いたか、らこうだ!」乳首が潰された。
「痛いからやめて。本当は気持ちいいの…」
「それはわかってるよ、お汁が漏れているし」

 「変な感じなの。レイプされているみたいで…」
「昔を思い出すよ。こうやって、泣いてる美沙を無理矢理やっていたよな」
「そうよ、それが思い出されるのよ」美沙も興奮しているのか、淫汁がドンドン流れ
ていく。
「美沙、欲しいか?」
「欲しい。早く出して…」

 「いいんだな?」
「いいわよ。だから早くエキスを…」高杉は登りきったって爆発した。
「いいわ、凄くいい気持ち…」淫裂から白い液体が漏れ出ていく。 

 2人は暫く結合したままだったが、服を着ていく。
「美沙、幸せか?」
「今はね。初めは嫌いだったわよ」
「そう言うな。この新型ウィルスのおかげで、運も向いてきたし」
「そうよ、子供のために残さないとね」

 「それじゃ、始めるぞ!」2人は新型ウィルスと向き合うが、高杉は何時になく冴
えている。
「あなた、凄いわね。そんな才能があったんだ…」
「そうなんだよ。美沙とオ○ンコしてからだと、冴えるんだ」
「だったら、これからもしてみる?」
「やりたい。家よりも、ここの方が昔を思い出して燃えるし」
「わかった。エッチな下着も着てくるわ」

 「そうしてくれ」それ以降、仕事前に美沙は服を脱いでいく。
「美沙、黒いのもいいよ。ガーターが最高だ!」興奮気味に美沙の下着を脱がして、
抱きついていく。
「出して、早くエキスを…」美沙もねだりながら、射精されていく。

 こうして、3ヶ月が過ぎた頃、美沙に、妊娠の兆候が現れた。
「あなた、できちゃった…」
「産めよ、俺の子だし。でも、仕事が困るな、もう1人いないと…」
「そうよね、誰でもいいというわけには行かないし」

 2人が思案していると、妹の美香が遊びに来た。
3人は昔話に華を咲かせていたが「美香、好きな人はいないの?」美沙が尋ねた。
「それが、誰もいないの。地味な仕事だしね」

それを聞いて「だったら、一緒に仕事して。あなたなら信用できるし」「私は構わな
いわよ」美香が承知すると、直ぐに早苗と連絡を取った。
「美香、これから行くわよ」
「行くって、どこへ?」
「偉い人のところよ」美紗は強引に、美香を連れて早苗の元を訪ねた。

 対応に出た早苗は、マタニティドレスを着込んでいる。
「あら、うまく行ったんだ!」
「そうなの、あのおかげでこの通りよ。それにしても、凄い威力だわ」
「あれは、特別効果が大きいのだそうです」

 「色々あるんだ…」
「はい。それより、これからのことですが…」美沙は自分の妊娠を告げ、妹を助手と
するよう頼み込む。
「いいわよ。それだったら手を打っておく」こうして、美香も仲間に加わった。

第5話 美香の妊娠

 3人での研究が始まったが、仕事前にいつもの事が行われた。
「美香、変に思わないでね。こうしないと夫が冴えないの…」美香の前で服を脱ぎだ
す。
「夜ではダメなの?」
「ここだと、昔を思い出していいらしいの…」下着姿になったが、スケスケで乳房と
絨毛が丸見えだ。

 「姉さん。そんなの着てるの?」
「そう言われてるの。これだと、凄く燃えるって言うから」下着姿になると、高杉の
前に立った。
「いいよ、美沙。今日の美沙は最高だ!」満足そうにパンティ、ブラジャーと脱がせ
て、机に座らせる。

 「ヘアはダメよ。病院に行くんだからね」
「わかってる。その変わり一杯出すからな」2人は美香の見ている前で「あ、あ、あ
~!」声をあげていく。
「そんな、人前でセックスをするなんて…」見ている美香の方が興奮して膣が濡れて
いる。

 やがて「そんな射精までして!」驚く美香の前では、美沙の淫裂から液体が漏れ出
し(私も、漏れたみたい…)美香もパンティをが濡らしていた。

 それが済むと、本格的な研究が始まった。
「どうやって、保存するかが問題だ…」
「パックなんてどうかしら。ほら、点滴で使う奴よ」
「そうか、それなら培養液も漏れないな」
「それに、小分けするのよ」3人はアイデアを出し合い、実験していく。

 それから3ヶ月後、カプセルに詰まった試薬品が完成した。
「これがそうなんだ!」何気なく美香が持ち上げ、かざした瞬間「あっ!」手から滑
って飲み込んでしまった。
「そんな、美香が飲むなんて!」
「どうしよう。姉さんどうしたらいいの?」美香は泣き出してしまった。

 「待って。夫を呼んでくるから!」美沙は急いで高杉を連れて戻ると、薬が効いて
いた。
美香は下半身剥き出しにして、指で淫裂を触っている。
「そんな、もう効いているなんて…」妹の破廉恥な姿に涙が流れていく。

 「仕方ないよ。これは新型ウィルスのせいなんだから。とにかく、セックスするま
でダメなんだ!」
「仕方ないわ、あなたがして。これ以上苦しめたくないし…」美沙は高杉とのセック
スを認めた。
「わかった。これは治療だからな」そう言うと、高杉は服を脱いで全裸になった。

 「義兄さん。私とセックスして…」虚ろな目の美香は、淫汁を太股まで流している。
「わかった。するから全部脱がないと」その言葉に上も脱いでいく。
ブラジャーも脱いで、全裸になると「して、早くして…」高杉の股間に顔を埋めて、
肉竿を口に入れて「ダメだよ。そんな事したら…」美香の口によって一気に膨らんだ。

 「早くして。我慢できない…」膨らむと、高杉を寝かせて馬乗りになった。
「美沙。好きでやるんじゃないぞ!」その瞬間、美香の淫裂が肉竿を吸い込んだ。
「いいわ、気持ちいい。私と姉さんとどっちがいいの?」腰を動かしながら尋ねる。

 「同じだよ。2人とも同じだ…」高杉は乳房を揉みながら言うと「これではどう?」
腰の動きを速めた。
「す、凄い、チンポがビンビンだ!」淫裂が肉竿を締め上げている。
「どう。どっちがいいの?」
「美香だ。美香のオ○ンコがいい…」

 「そんな、私より、美香がいいだなんて…」聞いた美沙は泣き出した。
「そうよ。私の方が若いから、いいはずよね」
「そうだよ、その通りだ」2人は話していくが「う、う、う!」悔しさになく美沙だ。

 やがて「出るよ、出る!」噴射した。
「気持ちいいわ。またしてよ…」ぱったり倒れて高杉に抱きついた。
(これは面白い事になったぞ。毎晩2人を抱けるかも…)よからぬ事を思いついたが
「嘘よ、こんなの嘘よ!」効果が切れてくると美香は泣き出した。

 「美香。あんた何言ったか、覚えてる?」
「覚えてない。何か、悪い事言ったの?」
「そうよ、あんたは…」
「よせ。これは新型ウィルスのせいなんだ。美香のせいではないぞ!」

 「それはわかってる。でも悔しいの、あなたを取られたくないし…」
「そんな心配するな。それよりも、美香の方が心配だ」2人が振り向くと、淫裂から
白い液体がドンドン流れていく。
「無理だわ。間違いなく妊娠しちゃう…」
「俺もそう思う。どうしたら、いいだろう?」2人は途方にくれるが、美香は泣くだ
けだ。

 そんな事があったにも関わらず、研究が行われ、男性用も開発され、試薬品もでき
あがった。
「これで、両方できたわね」
「そのようだ。ところで、美香は大丈夫か?」
「それが来ないの。2回来ないの…」

 「美香、行きましょう。私も行くから!」
「わかった。怖いけど見て貰う」2人は病院に行き、まず、美沙が診察を受け、順調
に育っていると知らされ、次ぎに、美香が受けると妊娠を告げられた。

 2人は結果を高杉に知らせたが「中絶しかないよな…」呟くように言った。
「イヤよ、私産む。1人になっても産むわ!」
「美香。誰の子かわかってるの?」
「義兄さんには迷惑掛けない。だから、1人で産むの」美香は中絶を拒否し、2人は
顔を見合わせるだけだ。

 そうこうしている間にも、美沙は陣痛を感じて入院し、替わりに美香が子供の世話
を始めた。
「可愛いわ。私も絶対女を産むわ」美沙の子を撫でながら呟いた。
それには「このまま、放ってはおけない…。何とかしないとな…」高杉も苦慮してい
る。

 そして、美沙が出産して退院してくると「美沙。一旦、離婚しよう」切り出し「イ
ヤよ、離婚なんてイヤ!」泣き出す美沙だ。
「違うよ、偽装離婚だよ。美香と一旦結婚して、僕の子にすればいいんだ。そうすれ
ば籍も作れるし」

 「わかった。美香が産んだら、また私と再婚ね?」
「そう言う事。これなら、生まれてくる子も私生児じゃないし…」
「それなら我慢する。でも、必ず私と再婚してよ」
「約束するよ」こうして、高杉は美沙と離婚し、美香と結婚した。

第6話 試薬品の完成

 美沙が退院してから一月が過ぎ、試薬品も実験段階になっており「実験は、私の弟
夫婦でいいかしら?」政務次官の早苗が言い出す。

 「僕は構いませんが、本当にいいんですね?」
「いいわよ。でも、秘密にして下さい」
「心得てます」高杉は早苗と一緒に、とある屋敷に入った。

 「待たせたわね」
「いいえ。今までの苦労が報われるなら、何ともないですよ」
「それより、準備はどうなの?」
「用意してあります。外に漏れないようにしてあります…」
「それならいいわ。この人がやるからね」高杉は弟夫婦と一緒に、密閉された部屋に
入った。

 「いいですか。これは治療でして、決して、相手を変態と思わないで下さい」その
言葉に頷く夫婦だ。
それを確認すると、2人にカプセルを手渡す。
「飲み込んだら、お互いに、見つめ合って下さい」夫婦は言われるまま、薬を飲み込
むと、見つめ合う。

 それから1分ほど過ぎると、兆候が現れ口をパクパクしだす。
(効いてきたぞ。以外と早く出るな…)2人を観察していると「あなた、セックスが
したい…」妻が言い出し、服を脱ぎだした。

 「俺もやりたい…」夫も脱ぎだすが、肉竿はすでにカチカチになっている。
妻は下着も脱いで、全裸になると「欲しいの、このオチンチンでされたい…」淫裂か
ら淫汁を流しながら、撫でている。
「俺も、このオ○ンコに入れたい…」夫も淫裂を撫でていく。

 「して。あなたの好きなのでしていいから…」
「それなら、こうだよ」四つん這いにして後から肉竿を突き刺した。
「いいわ、もっとして…。もっと奥まで突いて~!」乳房を揺らせながら悶えている。
(うまく行ってるぞ。それにしても、チンポがでかいな。俺も、あれぐらい膨らむの
かな?)恨めしそうに、結合部を見ていた。

 やがて「いいわ。あなたのが暖かい…」淫裂から白い液体が漏れ出し、次第に意識
が戻ると「イヤ~。人前で裸になってるなんて!」全裸に慌てて服を着だした。
夫は「それにしても凄いですね。こんなに燃えたのは初めてですよ」息を弾ませなが
ら言う。

 「いいですか、これから3日間はセックスしないで下さい。しても不幸になるだけ
ですから」
「不幸ですか?」
「セックスしても何も感じないんです。ただ痛いだけしか…」
「だから、するなと言うんですね?」
「そうです。傷つくのは互いにイヤでしょうし」その言葉に頷く夫婦だ。

 夫婦が服を着込むと、3人は部屋から出たが「どうだったの?」心配なのか、早苗
が声を掛けた。
「凄かったわ、あんなの初めて。恥ずかしい位燃えたみたい」顔を赤らめた。
「僕もそうなんだ。別人になった感じがしてる」
「そう、よかったわね。後は待つばかりよ」早苗も満足そうだ。

 それから、一週間後、高杉の元を早苗が訪ねてきた。
「ありがとうございました。妊娠したようです」
「そうですか、うまく行ったんですね」
「はい、検査薬で確認されました。今まで不妊治療を受けてもダメだったのに、一回
で行くとはね。それから、これを預かってきました」早苗は封筒を渡した。

 それを見るなり「困ります。そんなつもりでやったわけじゃありません。それに、
流れるかも知れませんし…」
「流れる心配はないそうよ。とにかく受け取って!」強引に渡すと帰っていく。

 「参ったな、金なんかいらないのに。素っ裸を見られただけで満足してるのに…」
「何言っているのよ、お金は大事よ。イヤなら預かる!」美沙が取り上げた。
「金が大事か…。だったら、事業を興せばいいじゃないか!」
「それよ。きっとうまく行くと思う。セックスがうまく行ってない夫婦も多いはずだ
し」

 「でも、どうやってやったらいいのかしら?」
「そうよ、そうだ。依子と相談する!」美沙は思いつくと依子に電話を掛け「そう、
うまく行ったの。それでね…」長々と話した。
電話が済むと「あなた。明日、会いたいですって!」内容を告げた。
「そうか、それなら行くしかないな」高杉もこれからの事を考えている。

 翌日、2人は依子の元へと向かうが「いい、あの事は絶対喋っちゃダメよ」釘を刺
される。
「わかってるよ。依子とのオ○ンコだろう?」
「バカ、またそんな下品な言葉使って!」
「仕方ないだろう、男は皆こうだ」そう言いながらも、依子の家に来た。

 依子は2人を見るなり「待っていたわ。上がって!」中に入れる。
「早速だけど、試させて欲しいの」
「構わないけど、相手は旦那でしょう?」
「そうなの、今呼んでくる」庭から声を掛けると、男性が現れた。

 「すみませんね。お世話になります」
「あなた、それより準備よ。声が漏れたら恥ずかしいから」依子に言われ、窓が閉め
られていく。
「これでいいわね。後はどうするの?」高杉はカプセルを渡すと説明した。
「わかったわ」2人は飲み込み、顔を見つめ合う。

 すると「依子、欲しいよ…」「私もセックスしたい…」潤んだ目に替わり、抱きつ
き、服を脱がせあっていく。
やがて、全裸になって結合を始めた。
「いいわ、凄くいい!」「俺もいいよ、最高にいい!」こうして、肉竿はピストンを
続け、膣奥に噴射した。

 射精が終わると、直ぐに冷静になった。
「イヤだわ。2人に素っ裸を見られて!」恥ずかしさが込み上げて服で体を隠す。
「依子。そんな事より、大丈夫か?」
「大丈夫みたい。あなたが一杯出したから」依子は流れ出た液体を拭いていく。
「それなら安心だ。こんなに効果があるなら、協力させて貰うよ」話がまとまったよ
うだ。

 こうして、計画は着々と進んでいくが、それと同時に、美香の腹も膨らんで、出産
を迎えた。
「あなた、約束よ。美香とは別れて貰うわ」
「それはいいけど、美香が可愛そうだな。何とか、一緒に暮らせないかな…」
「何言っているのよ。美香とセックスしちゃうでしょう!」

 「いいじゃないか。昔のようにやろうよ」
「イヤよ。あなたは、私だけの物なの。無理矢理に私を奪ったのよ」
「それはそうだけど、美香が可愛そうで…」

 「それじゃ、約束して。もう美香とはセックスしないって!」
「わかった。しないよ」
「それならいいわ。後は美香次第だけど」この事を美香に話すと「嬉しい、一緒に暮
らせるならこの子も安心だし」承知して3人での生活が始まった。

第7話 3人での暮らし

 3人での生活が始まると同時に、計画が実行され、高杉と美沙は、依子から教わっ
た病院を回っていく。
初めは相手にしなかったが、早苗から、自分の体験を知らされ、次第に相手にするよ
うになった。

 そんな中で「今、治療したい人がいるんですが…」言い出される。
「構いません。ですが、声をあげますので、誰にも聞こえない場所でないと」
「それでしたら、特別室が空いてます」
「わかりました、そこでします」2人は医師と一緒に患者と会った。

 「不妊症と、性的不能でして…」医師が説明していく。
「卵管は詰まってませんよね?」
「ええ、それは平気ですが、着床しないんです」
「とにかく、やってみましょう」高杉は、この薬がどんなものか話していく。

 「それでも、いいですか?」
「はい、やります」藁にもすがる思いだから、承知した。
「わかりました。始めます」例の薬を取りだし、2人に飲ませると、直ぐに効果が現
れた。

 「凄いですね。完全な不能だったのに…」医師も驚き顔だが、その目の前で、噴射
していく。
「射精までした…」また驚いた。
それに、直ぐに冷静になったのにも驚いた。
「いいですか。3日間は我慢して下さい」いつもの注意を終えると、2人は病室から
出た。

 「凄いですよ。今までダメだったのに。後は着床するかが問題ですね」
「はい、それが問題です」2人は医師と新型ウィルスの事で話し合った。

 それから数日後、あの病院から呼ばれた。
「またお願いします。今度は二組でして…」
「わかりました。やってみます」このように、わずかずつではあるが、認められるよ
うになっていった。

 それに、妊娠確率も95パーセントと高く、治療費も安く上がる事から、早苗は不
妊治療法として薬品審査会にかけた。
その結果、試行という形で認められ、各病院に通達が出された。

 しかし、問題がないわけではなく、2人で全国を回るのは不可能に近い。
「行くのは無理だから、来て貰おうよ」
「そうだよな。宿泊施設があればいいし…」2人の提案で、不要になった年金会館を
借り受け、厚生労働省公認の不妊治療センターができた。

 勿論、所長は高杉で、副所長が美沙だ。
また、患者の扱いに慣れた、看護婦の美香も加わっている。

 センターが動き出すと、全国各地から妊娠を希望する夫婦が大勢訪れ、2人は大忙
しだ。
だが、現場に立ち会う美香にとっては辛い事でもある。
(私もセックスしたいのに…)他人の性行為を見ながら、股間を撫でる事しかできな
い。
(膣が濡れていくわ、チンポでされたい…)あの事故以来一度もやってないから尚更
だ。

 その夜、美香は下半身を剥き出しにして、淫裂を弄りだした。
「いいわ。もっと奥まで入れて…」妄想しながら腰も動かしている。
だが「何かしら?」呻くような声を聞いた美沙が覗くと(美香がオナニーしている!)
声を出す寸前だ。

 美沙はジッと見ているが「して、後から入れて!」四つん這いになって指を入れて
いく。
美沙は暫く見てから高杉に打ち明けた。
「そうか、無理もないよな。あんなの見せられたら当然だ」
「でも、あなたとは、やって欲しくない…」

 「それだったら、美沙がやってやればいいだろう。昔、俺がやらせた奴だよ」
「恥ずかしいわ。この年でレズだなんて」
「年は関係ないよ。妹とならいいだろう、それに、俺も一緒だから」
「本当にやるの?」
「勿論だ。これから行こう!」2人は美香の元へと向かった。

 (本当だ。オナニーしてる!)2人は顔を見合わせ、そっと近付き「美香、寂しい
の?」美沙が言うと、慌てて股間を手で隠す。
「何も、隠す事ないわよ、人間だったら当然だし。それより、私がしてあげる」美沙
は服脱ぎだした。

 「姉さんがしてくれるの?」
「勿論よ。夫もしてくれるわ。ただし、チンポはダメだけど…」
「そう言う事。これからは3人でやるんだからね」高杉も脱いで、3人が全裸になっ
た。

 「美香、ここは私がしてあげる」美沙は股間に顔を埋めて、指と舌で愛撫していく。
「それなら、俺はここだ」乳房に顔を埋めて乳首を吸いながら揉んでいく。
それには「いいわ、凄くいい…」声を上げ、腰を動かし出した。

 やがて、美香の手が高杉の肉竿を掴んで擦り出す。
「俺も凄くいいよ。このまま行きそうだ…」声が上擦っている。
「姉さん、高杉さんとやらせて…」

 「何言っているのよ。私の夫よ!」
「でも、私の夫でもあるわよね?」
「そりゃ、そうだけど…」
「だったらやらせて。夫婦だからいいはずよ」

 「仕方ないわね。あなた出しちゃダメよ。出そうになったら言って!」美沙が承知
したから、高杉が覆い被さった。
「久しぶりだわ、チンポが暖かい…」膣の中は濡れていたからすんなりと入っていく。
肉竿が入り切るとピストンが始まり「あ、あ、あ~!」喘ぐ声をあげだし、美沙も膣
の中が濡れていく。

 それを見て美沙も「あなた、私も欲しい…」我慢できないのか、四つん這いになっ
て尻を向けた。
「わかった。美沙にもやるよ」起きあがると、美沙の腰を押さえて腰を突きだす。
「いいわ。凄くいい。出してもいいわよ!」

 「できちゃうよ。3人目はまだ早いよ」
「でも、欲しいの、エキスが欲しい…」
「それなら、口に出そうか?」
「いいわよ、お口でもいい!」
「私にも下さい」2人は肉竿を交互になめだした。

 それには「行く、行く~!」噴射が始まり、美沙が受け止めた。
「姉さん、私にも」口移しで精液が移される。
(凄いや。こんな事なら、ビデオに撮るんだった…)また思いついた。

 翌日、高杉はビデオを持って美香の部屋に向かう。
「あなた来て。早く欲しいの」
「待って。その前に撮らせてくれよ」
「またビデオなの。昔撮ったからいいでしょう?」

 「昔は昔。やらないなら、してあげないよ」
「意地悪言わないで。やるからやってよ!」2人はビデオに撮られながら、レズを始
めた。
「いいわ。本気で感じる!」
「私もよ。昔を思い出すわ」2人の淫裂は濡れていた。

 「来て、欲しいのよ!」我慢できないのか、美沙がヒステリックな声で言う。
「わかった、入れるよ」カメラを置くと、美沙に抱きつき、唇を重ね、高杉も吸い返
した。

第8話 視察者

 不妊治療センターは医学界でも知れ渡り、高い人工授精よりも安く上がるのも患者
にも知れ渡ると、訪問者は予約で溢れていた。
厚生労働省も、出生率を上げるため、大坂にも設置計画を立てた。

 しかし、大坂の医師会から猛反発にあって、計画が進まない。
その急先鋒に立っていたのが、不妊治療では権威と言われた安藤真央だ。
真央はいかがわしい治療法と軽蔑し、高い成功率にもかかわらず、認めようとはせず
に、事あるごとに罵っている。

 新型ウィルスにより治療だと、保険点数が低いため、儲からないのも一因である。
その為、一般の医師は、真央からの報復を恐れて、大坂での設置が止まっていた。
厚生労働省は打開すべく、真央に高杉の赴任センターを知って貰うため、招待した。

 勿論、案内役は高杉だが、技官の依子も一緒で「何よこれ、最低ね。こんな設備で
よくやれるわね」
「ここは自然流でして、人工ではありませんから。人工は先生方にお任せしてます…」
「何だ、簡単なのだけ治療してるんだ。それだったら、成功率も高いはずよ」
「まあ、そう言う事にもなりますか…」今までの高杉ならとっくに切れていたが、所
長ともなるとそうは行かないから、冷静にしている。

 「ところで、どんなのか、見せてくれない?」
「ここでは何ですから、治療室で」防音の効いた治療室に案内した。
「何よこれ、普通の家じゃないのよ。子供だましもいいとこね。よく治療室といえる
わよ」ここまで軽蔑した態度に、高杉も限界を超えた。

 「それだったら、試してみますか?」
「いいわよ。インチキぶりを証明したいし」
「技官。この通りですから、やりますよ!」依子に断ると、美沙がカプセルを運んで
きた。

 「いいですか。これを飲んだら、全てはあなたの責任ですからね!」
「いいわよ。どうせ、効かないだろうし」真央は、はなからバカにしている。
(美沙。我慢できないよ、やってやるからな!)
(いいわよ、徹底的に焦らして。恥ずかしい姿をビデオで撮ってやるから)2人は頷
き合った。

 真央はカプセルを飲み込んだ。
すると、目を潤ませ口をパクパクしだす。
「どうかしましたか、安藤さん」
「な、何ともないわよ…」そう言うが、体が震えている。

 そんな真央を見守っていると「して、私として…」小さな声で言い出した。
(待っていたわよ。よくも夫をバカにしてくれたわね。今度はあなたをバカにしてや
るからね!)美沙はビデを構える。

 「何か言いましたか?」
「して下さい、私とセックスを…」
「そう言われても。あなたは1人でいいですが、こっちは妻がいますし…」
「奥さん。お願いだから、今回だけセックスを見逃して下さい」せつなそうに真央が
言う。

 「そこまで言うなら、構わないけど、裸にならないとできないでしょう?」
「わかっています。今から脱ぎます…」人目をはばからず、真央は服を脱ぎだした。
スーツ、ブラウスと次々と脱いでピンクの下着になったが、パンティは淫裂部分が濡
れていた。

 「可愛いですね。まだ子供みたいで」
「そんな事より、早くセックスして下さい…」真央はブラジャーから脱いで乳房を露
わにした。
(何だ、小さいじゃないか。態度はでかいのに、オッパイは中学並だ!)口こそ出さ
ないが、高杉と美沙は思った。

 そして、パンティを脱いだ。
股間の絨毛は綺麗に手入れされ、帯状に短くされている。
「ヘアを手入れですか。それだったら全部ない方がいいですよ」
「そんな事言わないで、早くしましょう!」

 「ダメです、ヘアを全部剃るまでやりません!」
「剃るわ。剃るから、脱いでて…」真央は置かれてあったムースを吹き掛け、カミソ
リで剃りだすが、その様子も美沙が撮っている。

 やがて、真央の淫裂が剥き出しになった。
「これで、いいですよね?」
「ええ、中を確かめたいから、広げてください」
「そんな、破廉恥な事はできません」首を振った。

 「やらないなら、ほら、これでしませんよ」肉竿を揺する。
「やります。ですから、そのオチンチンで」両手で淫裂を広げると、淫汁が溢れて流
れ出た。
「濡れてますね。そんなにやりたいですか?」
「やりたいです…」

 「それでしたら、私とオ○ンコしてと言わないと」
「わ、私と…オ○ンコして…下さい…」言い終わると、我慢できないのか高杉の前で
正座し、肉竿を口に入れる。

 「ダメ、そんなきつくされたら出ちゃう!」それを聞いてか、真央は高杉を寝かせ、
馬乗りになった。
「いいわよ、凄く気持ちいい!」喘ぎながら腰を振り続ける。
やがて「出して、私のオ○ンコに出して!」息を弾ませながら言い出す。

 「出してもいいんですか。責任持ちませんよ」
「構わないわ、私が責任取るから。早く出して!」淫裂からはすでに、大量の淫汁が
流れていた。
「わかりました。出しますよ」その言葉通り、噴射すると動きを停め「気持ちいい。
膣の中がとろけそう…」うっとりした顔になった。

 しかし「そんな、嘘よ。これは夢よ…」効果が切れて正常に戻ると「イヤ、イヤ、
イヤ!」自分の膣を抑えながら泣き出した。
「僕のせいじゃありませんよ。安藤さんが出してくれって言ってましたからね」

 「嘘よ、私をレイプしたのよ。訴えるわ」
「それなら、これを証拠にしましょうか?」撮ったビデオを見せると「言わないで、
誰にも言わないで!」声をあげて泣き崩れた。
どんなに強がり言っても、真央も普通の女だった。

 「わかりました、この事は誰にも言いません。でも平気ですか?」
「わからない…。安心日なんだけど、こんなに濡れているし…」淫裂は淫汁と精液で
溢れていた。
「とにかく、旦那がいなくてよかったよ。いたら殺されちゃうよ」高杉もオーバーに
言うから「う、う、う!」また泣き出した。

 それを(いい気味よ、人の研究をバカにしたからよ。もっと泣きなさいよ)美紗は
元エリートだけに、真央の態度が許せなかった。
だが「そこまでにしましょう。とにかく、肌で感じたはずだから…」さすがに、公務
員の依子は仕上げに掛かっている。

 「そうですね。ここはなかったことにしましょう」皆も箝口を誓った。
真央は服を着るとセンターから出て行き「あなた、スッキリしたわ。あんな生意気な
奴に、よく我慢したね」感心している。
「そう言うな。美沙だって、あんな態度だったんだぞ!」

 「わるかった。今までの事は謝ります。その変わり、今夜は抱っこでして欲しいの
…」
「あれか。最近筋力が衰えて…」
「まさか、美香としているんじゃないでしょうね?」
「してない、してない。3人一緒の時だけだよ!」

 「本当なの?」
「そんなに疑うなら、本気で美香に乗り換えるぞ!」
「ご免なさい、そんなつもりじゃないの。あなたを美香には取られたくないの」そう
言うと、高杉の顔を押さえて唇を重ねる。
(可愛い所もあるな。こんないい女を物にできたのも、あのおかげだ)新型ウィルス
に感謝しつつ、抱きしめた。

 それから数日して、事態が急変した。
あれほど、センターの設置を拒んでいた真央が賛成に回ったのだ。
それには、厚生労働省も戸惑いながらも、歓迎している。

第9話 高杉の浮気

 それから数ヶ月後、大坂にも不妊治療センターが設置され、高杉が初代の所長とし
て赴いた。
高杉は着くと、直ぐに荷物の整理を始める。

 「合った。これがないとな」テレビに繋ぐと再生していく。
「バッチリだ。これなら、暫く我慢できそうだ」笑顔だが、テレビには美沙と美香の
全裸が映し出されていた。
しかも、2人は子供を抱いている。

 「これを見せられたら、我慢するしかないよな」コマ送りをすると、淫裂がアップ
で映し出された。
「これは美沙のオ○ンコだな。ちょっと黒いし」なおもコマ送りをして「美香も、オ
○ンコ撮らせたんだ!」アップの淫裂に笑顔になっている。

 そこに「高杉さん!」聞き覚えの声がしたと思うと、女性が入ってきた。
「イヤだ、こんなの見て!」声の主は安藤真央だった。
「か、勘違いするなよ。妻が寂しいだろうと思って、わざわざ撮らせてくれたんだ…」
高杉の額から、冷や汗が流れている。

 「そんな言い訳しなくてもいいわよ。男なら当然だし。でも、ビデオより、生がい
いんじゃないかしら」
「そりゃ、そうだけど、無理だよ、こんな俺を相手にしてくれる女は大坂にいないし
…」
「それがいるのよ、高杉さんにあそこを見て貰いたい女が…」真央はスカートを脱い
だ。

 「そ、そんな!」
「高杉さんだから見せるのよ。他の人には絶対に見せない…」スカートの下は何も着
けておらず、絨毛が手入れされ淫裂が剥き出しになっている。

 「どう。気に入って貰えた?」
「最高です。これなら最高です!」
「だったら、オナニーなんて、勿体ないからここでしなさいよ」
「いいんですか、オ○ンコしても?」
「いいわよ。高杉さんなら」
「早速、やらせて貰います」高杉は服を脱ぎだし、真央も、上半身を露わにしていく。

 そして、全裸になると抱きついた。
「オッパイ、小さいけど吸って…」
「こうですね?」小ぶりな乳房を揉みながら吸うと「あ、あ、あ~!」声を上げ、肉
竿を擦り出し、当然、肉竿も膨らんでいく。

 「入れて。これでされたいの…」
「わかりました。入れますよ」淫裂に肉竿を押し当て、腰を突きだした。
「いいわよ。暖かくて気持ちいい…」淫裂の中は濡れているから、すんなり入り込み、
ピストンが始まった。

 「あ、あ、あ~!」背中を浮かせ、声をあげていく。
「出して。出してもいいのよ…」譫言のように言う。
「本当にいいんですか?」
「いいわよ。あれ飲んでいますから」
「それなら、安心して出します」ピストンを速め、登りきると動きを停める。

 「頂戴、私に全部を…」足を絡めて離そうとせず、高杉はやむなく、全てを出し切
った。
「膣が暖かい、とろけそうで気持ちいい」満足そうな真央だ。

 2人は、暫く結合したまま抱き合ったが、服を着ていく。
「高杉さん。大坂をご存じないと思うから、わからない事があったら何でも聞いて」
「それは助かります。これからもいいんですよね?」ブラジャーの中に手を入れ、乳
房を掴む。

 「私でよかったら、いつでもいいわよ」
「それは助かります。まだ男ですから」
「それはいい事よ、逞しくて元気もあるし」真央は手を退けさせ、服を着ていき、着
終えると話し出した。

 「実は、お願いがあるの」
「何でしょう?」
「あの薬だけど、飲ませたい人がいるのよ」

 「構いませんが、誰にです?」
「友人何だけど、レズの毛があるのよ。だから、男とセックスしたがらないの」
「女か。男がいないと無理だな…」

 「その心配はないわ。その子を好きな男もいるから」
「それだったら、弱いのを使った方がいいな」
「色々あるの?」
「勿論です。初めはセックスしたがるだけでしたが、今は不妊用もありますし」

 「それじゃ、私が飲んだのは不妊用なんだ!」
「そうです。できたでしょう?」
「できたわよ。高杉さんの子を産もうと思ったけど、薬で流しちゃった」

 「そうして貰えれば助かります。これ以上子供は要らないですから」
「そうよね、でも、楽しい事はしたいでしょ?」股間を撫でながら言う。
「勿論です、ここまで家内は来れませんし」真央の顔を押さえて唇を重ね「楽しい事
なら、私がしてあげるから」真央も唇を重ねた。

 こうして、真央の協力も得られるようになり、翌日、高杉は約束した通りに、真央
と一緒に出かけた。
「ここよ、ここなの」マンションの一室に入ると男女がいる。
「待たせたわね。この人がそうなの」真央は高杉を紹介する。

 「それじゃ、始めましょう!」高杉は副作用の事も話してカプセルを渡す。
それを飲み込むと2人は顔を見つめ合う。
「真央さん、効いてきたよ」
「わかるわ、触られても平気だし」2人が見守る前で、唇を重ねると服を脱ぎ、全裸
になると抱きあう。

 「真央さん、平気みたいだね」
「そうみたい。男に触られるのもイヤだったのに。これなら、もっと使い道もあるわ
ね」2人が話している間にも「あ、あ、あ~!」声をあげだした。

 「高杉さん、体に悪いわね。私達もやりましょうよ」真央は高杉のズボンを脱がせ
る。
「わかった、僕達もやるか!」真央のスカートを引き下げ、下半身を露わにさせた。
そして2人は抱き合う。

 「いいわ。凄くいい…。私も抱っこでして」
「わかった。やってみる!」隣に倣い、真央の太股を抱え上げ、駅弁での結合が始ま
る。
「いいわ、深く入ってくる…」
「僕もいいよ、真央さんのオ○ンコは最高だよ」高杉は満足そうに腰を振り続けた。

 やがて、2つの肉竿は絶頂を迎えて噴射した。
「何だか夢見たい。こんなにセックスが気持ちいいなんて…」女は信じられないと言
った顔をしている。
「そうよ、女同士もいいけど、チンポが一番なの。これからも楽しみなさい」真央は
暫く話すと、マンションから出た。

 それからも、真央は高杉のアパートを訪ねてきた。
「今夜は寂しそうだから、私が付き合うわね」理屈を並べて、高杉を脱がしていく。
高杉もそれを拒まず、2人は全裸になって抱き合った。

 高杉にとってはパラダイスだが、世の中にはお節介者もいて、浮気を美沙に知らせ
てしまった。
「懲らしめてやらないと!」
「そうよ、こっちは真面目にやっているのに!」美沙と美香は、怒りで爆発寸前だ。

第10話 浮気の罰

 そんな事とは知らない高杉は、いつものように真央と抱き合っていた。
そこに「あなた!」美沙と美香が怒鳴り込んだから大変だ。
「これにはわけが…」言い訳したいが、現場を見られては何も言えない。

 「そんなに怒らなくていいわよ。寂しそうだったから慰めてあげてるの」真央が平
然と言うと「それは親切にどうもありがとうございます」言い返す美沙と火花を散ら
している。
「とにかく、今日は私達がお世話しますから、お引き取り下さい」美香も参戦した。

 それには分が悪く「わかった、今日は任せるわ」真央は出て行く。
真央が出て行くと「あなた。どういう事よ!」「そうよ、浮気なんかして!」2人の
問いに、返す言葉はない。
「信用していたのに、こんな事するなんて…」美沙は泣き出した。
「そうよ。私の体を奪っておいて、どう償うのよ…」美香も泣き出したから「謝るこ
の通りだ!」土下座するしかない。

 「本当に謝ってるの?」
「この通りだ!」頭を畳に付けて謝っている。
「それくらいじゃ、治まらないわ。そうよ、坊主にしてあげる!」
「坊主か…。それでは仕事ができないよ」

 「バカね、チンポを坊主よ。それなら、恥ずかしくて見せられないはずよ」
「いい考えね。ほら脱ぐのよ」高杉は言われるまま、ズボンを脱いで下半身を剥き出
しだしにすると「行くわよ。動かないでね」美沙がハサミで絨毛を切りだす。

 切られた絨毛は足下に落ちて「今度は私よ」美香が股間ムースを塗りつけ、剃りだ
すと、あっけなく高杉の股間が無惨な姿にされた。
「恥ずかしいよ。これじゃ、脱げないよ」
「だからいいのよ。人前で脱げないし」美香はタオルで拭きながら言う。

 「あなた。罰として飲んで貰うわよ」
「やめろ、もう子供は要らないよ、4人もいるんだぞ!」
「ダメ。浮気した罰に、もう2人産むのよ」
「イヤだ、産みたくない!」高杉が拒んでも、薬が飲まされた。

 「美香、効いてきたわよ。準備して」美沙と美香は服を脱ぎだした。
「我慢できない。オ○ンコさせて!」服を脱ぎ終えた高杉は、美沙のパンティを引き
下げた。
「ダメよ、まだダメ!」拒んでもブラジャーも外され、乳房を吸われ、肉竿が押し込
まれると「あ、あ、あ~!」美沙は久しぶりの快楽に声をあげていく。

 「姉さん。私も欲しい…」
「わかってる、交代でしましょう。あなた、後からしましょう」美香と美沙は四つん
這いになり、高杉は交互に淫裂を突いていく。
「いいわ、凄くいい!」2人は声を上げ、淫汁を流している。

 やがて「出る、出る!」登りきって、美沙の淫裂に噴射した。
「あなた。よかったわよ」満足そうに抱きつくが「また子供ができるんだ…」正常に
戻ると、元気が消えていく。
「そんな顔しないで。これからは、毎週慰めてあげるから」

 「毎週慰める?」
「そうなの。交代で私と美香が訪ねてくるの。それに、あなたも戻るのよ。こうすれ
ば、毎週楽しめるし」
「いいわね、それならいいわよ。それに、ヘアも剃れるし」
「お願いだから、剃るのは今回限りにしてくれ!」
「ダメ、あなたには償って貰わないとね」

 「わかったよ。それだったら、お前達のも毎週剃らせろよ」
「いいわよ。交代で剃ればいいでしょう?」
「それでもいいよ。今回は美沙を剃るからね」高杉は腹いせに、美沙の絨毛を剃って
いく。

 「恥ずかしいわ。こんな性器だなんて…」
「俺だって、恥ずかしいんだぞ」
「あなたのは、罰よ。意味が違うわ」そう言いながらも、美沙の淫裂が剥き出しにな
った。

 「撮るからね」
「これも撮るの?」
「当然だよ」高杉はスイッチを押した。
「だったら、あなたのも撮るからね」高杉は墓穴を掘ってしまい、無毛の肉竿を撮ら
れた。
「見せるなよ。絶対に見せるなよ!」高杉は念を押している。

 こうして、3人入ったり来たりしながら楽しんでいる間に、大坂のセンターが軌道
に乗り、高杉は戻る事になった。

 高杉が発見した新型ウィルスの効果で、出生率も前年度比で3パーセントも上昇し
、厚生労働省も大喜びし、ウィルスの事を内閣に報告した。
それを聞いた防衛大臣は「機密にしないとダメだ。悪用されればパニックになる」と
言い出す。

 確かに、悪用すれば混乱は目に見えている。
そこで、このウィルスの持ち出しは厳禁され、政府が直接管理するようになった。
その為、高杉は以前のような悪用ができない。

 「あなた、残念だったわね。今夜は慰めてあげるわよ」
「そうよね、私を縛ってもいいわよ。今夜は我慢するから」
「当然だよ。俺がバカにされながら、見つけたんだからからな」
「その変わり、一生楽に暮らせるでしょう。5億も貯まったわよ」

 「金なんかどうでもいい。俺は取り上げられたのが悔しいんだ!」その憂さを美香
にぶつけ、服を剥ぎ取っていき、それを美沙がビデオで撮っていく。
「イヤ、乱暴はイヤ!」
「うるさい。俺の言う通りにやらせろ!」下着も脱がし、全裸にすると縛り出す。

 「美香。ここも、やってやるぞ!」生えかけた絨毛を撫でた。
「やめて。ヘアはイヤ!」首を振ってもカミソリが動いて、また無毛にされた。
そして、淫裂に肉竿が押し込まれ「イヤ。レイプはイヤ…」口ではそう言うが、淫裂
からは淫汁が流れていく。

 「お願い、出さないで。妊娠はイヤなの」
「そうは行くか、俺の子を産ませてやる!」憂さをぶつけるかのようにピストンして
登りきり、淫裂から白い液体がこぼれていく。

 「あなた、よかったわ。また縛ってして!」
「ダメよ。次は私を縛る番よ」ビデオで撮っていた美沙が言う。
「わかった、この次は美沙だぞ。これで、間違いなくできちゃうよな…」
「産んでもいいでしょう、姉さんは3人よ、私だって3人産みたいし…」
「わかった。産んでもいいよ」生活費は全額国から出るから何の支障もなく、特別恩
給と称して給料の他に手当もあった。

 「これも、あなたのおかげよ。体を奪われてよかった」美沙が高杉に抱きついた。
「私も、奪われてよかった。こうして姉さんと3人で暮らせるし」美香も抱きつく。
「まあ、2人を物にしたから、良しとするか!」高杉は満足げに2人を抱いている。

~完~