「性母マリア伝説」
                赤星直也:作
おことわり


   この作品は全て空想で書かれています。実在の人名、団体とは一切関係があ
   りません。また、この作品の著作権は赤星直也が所有してます。作品の無断
   転用もかたくお断りします。違反した場合「
著作権法」によって「刑事罰
   と「
民事罰(損害賠償)」が与えられますので、ご承知下さい。

登場人物

   神山マリア:修道女、23才      榊原竜一:実業家
   エミリ:マリアの子(?)       舛田明美:OL、竜一の妻 

第1話 自殺志願

 北海道のある地方都市で、ぽつりと人里離れた場所に修道院が建っていた。
その修道院は、崖の上に立てられており、海を見下ろせ、たった1人の女性が切り盛
りをしている。
その女性は、23才になったばかりの神山マリアだ。

 本来ならば、もっと大きな修道院で修行をするはずだが、本人の強い希望で人里離
れたこの修道院で修行することになり、マリアはいつものように、礼拝を終えて修道
院の掃除を行い、洗濯物を干していた。

 「あら、人がいる!」マリアは修道院の先にある崖に立っている人影に気づいた。
その人影の動きには不自然さがあり「もしや、自殺では?」マリアは持っていた洗濯
物を放り捨てて、その人影に向かって走っていく。

 その人影も、マリアに気が付いたのか「来るな!」大きな声で叫ぶ。
「だめ、自殺なんてしきゃだめ。訳を聞かせて!」マリアはゆっくり近寄る。
「あんたには関係ない。来るな!」あの人影は男性だった。

 それでも、マリアはゆっくり近寄り、男性の両手を握りしめ「だめ、死んじゃだめ
よ。訳を聞かせて!」すると、男性は泣きながら地面に崩れていく。
(人に言えない訳があるんだ…)マリアは「ねえ。ここじゃなんだから、修道院に行
きましょうよ」男の腕を掴んで、修道院に向かって歩き、男性も無言で歩いてく。

 「ここは、私1人で運営しているのよ」誇らしげに歩きながらマリアが言う。
修道院に入ると、マリアは男をリビングに案内し、ソファーに座らせてコーヒーを入
れていく。
「私は神山マリアと言うの」

 だが「マリア…。まさか!」男性は修道女の言うことが信じられない。
「疑ってるのね。ほら、マリアよ!」マリアが取った免許証を見せると「本当だ。疑
ってゴメンなさい。僕は榊原竜一です…」と名乗る。

 「竜一さんですか?」
「はい、竜一です…」マリアは竜一の顔が少し明るくなったのに気が付き「ところで、
竜一さんは、どうして死のうと考えたんですか?」マリアは核心をついた。

 そのとたんに、竜一はまた泣き出す。
「言いたくないなら、言わなくてもいいわよ」
「いいえ、聞いて下さい。僕は裏切られたんです。婚約者と友人に!」

 「でも、何も死ぬことはないでしょう?」マリアはやさしく言う。
「それはそうですが、悔しくて、悔しくて!」
「何が悔しいの?」
マリアの問いに、竜一はポツリポツリと話していく。

 「僕は見たんです。婚約者と友人が、素っ裸でセックスをしているのを!」竜一の
言葉に、マリアの顔が赤らむ。
(いやだわ、セックスだなんて!)それでもマリアは聞き返し「それで?」尋ねる。
「婚約者が、抱かれながら言うんですよ。僕のチンポより友人のチンポが良いって。
僕とセックスをしたこともないのに!」

 マリアの顔がさらに赤らんで(チンポだなんて!)マリアは、竜一の肉竿が自分の
膣の中に入る様子を、想像していく。
(だめ。ふしだらな想像はだめ!)マリアは必死で想像を打ち消していく。

 「それで死のうとしたの?」マリアは、自分の空想を気づかれまいと聞き返す。
「そればかりじゃないんです。事業がうまくいかなくて、借金が相当あるんです…」
「それで、婚約者が逃げようとしたわけね」
「その通りです」再び泣き出す竜一だ。

 (困ったわ。どう説得しようかしら?)マリアは声が出せなかった。
「マリアさん、僕は生きていく勇気がもうありません。婚約者にも見捨てられました
から…」
「婚約者に見捨てられたからって、何も死ぬことないわよ」

 「それに、僕のチンポが小さいと屈辱まで言われて、生きていくのが辛いんです…」
「チンポがなんですか。人間は心です!」マリアは何を言っていいのか、わからない
でいると「死ぬ前に、一回でいいから、セックスをしてみたかった…」竜一が呟くよ
うに言う。

 (この人、童貞なのかしら?)マリアは「経験がないのですか?」恥ずかしそうに
聞いた。
「はい、生まれて一度もセックスの経験がありません…」
「男性って、風俗店で処理をなさるんじゃないですか?」マリアが言うと「僕は、そ
んなことしてません!」竜一はきっぱりと言い放つ。

 それには、マリアは黙ったままだ。
「死ぬ前に、ぼくのチンポを見て下さい。そんなに小さいのでしょうか?」竜一は、
とんでもないことをマリアに言い「私、そんなの見たことありませんから、比較でき
ません…」慌てて返事をする。

 「それでもいいです。マリアさんの見たままで構いません!」竜一はズボンを脱ぎ
だし(この人、本気だわ!)マリアは竜一の様子を黙って見ている。
竜一は次々と脱いで、下半身を隠す物が何もなくなり、萎縮している肉竿が露になっ
た。

 (ホントに、小さなチンポだわ)マリアは恥ずかしそうに、竜一の股間を見た。
「マリアさん。触って下さい」
「ちょっとだけですよ」マリアは右手で、萎縮している肉竿を掴んだ。

 (柔らかいんだ!)初めて触る肉竿に、マリアの手が震えているが、竜一の肉竿は
マリアが触れると、膨張を始めて「きゃー!」大きく膨らむ肉竿に、悲鳴をあげた。
(お、大きいわ。こんなのが、私の膣の中に入ったら裂ける!)マリアは右手を退け
て、両手で顔を覆った。

 「私のチンポは、小さいでしょうか?」竜一が尋ねると「大きいわ。それに太い!」
顔を両手で覆って答える。
「もっと、調べてから言って下さい!」竜一は、マリアの手を引いて、勃起している
肉竿を掴ませた。

 (暖かい。それにカチカチに堅い!)マリアの肉竿を掴んだ手が震えている。
「どうです?」
「堅いわ。大きいし、太いのね!」初めて見る勃起した肉竿に、声をうわずらせて答
えると「それを聞いて安心しました。これで安心して死ねます」と言う。

第2話 全裸のマリア 

 「本当に、死ぬつもりですね?」マリアが聞き返す。
「どうせ、生きていても仕方がないし…。でも、一度で良いから、セックスをしてみ
たかった…」竜一は悔しそうに言う。
(どうしよう。一回だけでも、セックスしてあげようかしら?)マリアは悩んだ。

 そして、決断したのか「どうです。私とセックスしてみませんか?」マリアが言う。
「いいんですか?」竜一が、目を丸くして聞き返す。
「一度だけですよ。それに、ここでなく、マリア様の見ている前でです」
「はい。マリアさんとなら、何の不足もありません!」

 「それなら、いらして!」マリアは、竜一をマリアの像がある、ミサ室に案内して
いく。
ミサ室は、ガラス窓から明るい日差しがさしており(マリア様。こんな私をお許し下
さい…)マリアは、マリア像に膝まつき、十字を切ってから修道着を脱いでいく。

 修道着を脱ぐと、真っ白なスリップからパンテイとブラジャーが透けて見える。
(恥ずかしいから見ないでよ!)マリアは竜一に背中を向けて脱ぎ、スリップを脱ぐ
と、パンティから脱いだ。

 足をあげると、股間から真っ黒な絨毛が覗き、さらにブラジャーも脱いで全裸にな
ると、両手で乳房と淫裂を隠しながら振り向いた。
「マリアさん、綺麗だよ…」マリアの手では、豊満な乳房を隠せなかった。
乳房の大半が露になり、股間の絨毛も、手からはみ出している。

 「恥ずかしいわ。そんなこと言わないで!」マリアの顔が真っ赤で、目が充血して
いる。
竜一も、衣服を脱いで全裸になり、隠す物は何もない。
(あんなに太くなっている…。膣が裂けないかしら?)竜一の肉竿に、不安になって
いるマリアだ。

 竜一はマリアを抱きしめ、唇を重ねると乳房を揉んでいく。
(変な気分だわ。でも悪い気分じゃない…)マリアは目を閉じている。
竜一の口が下がって、乳首を吸いだすと「あ、あー!」思わず喘ぎ声をあげた。

 「マリア様、お許し下さい!」マリアはお祈りをしていく。
竜一は、マリアの豊満な乳房を味わうかのように揉むと(いいわ、気持ちいい。マリ
ア様、お許しください…)快感がマリアを襲っていく。

 竜一は、なおも口を下げて、淫裂の上部にある突起を舌でなめると「ヒ~!」と悲
鳴をあげた。
「だめ、そこは汚いからダメ!」
「汚くないよ。マリアさんのなら!」舌は大胆になって、淫裂の中に入って「いや。
そこはやめて!」マリアは竜一の頭を両手で押さえた。
そうしないと、立っておれず(感じるわ。これがセックスなのかしら?)気持ちよく
なっていく。 

 「もう、いいでしょう?」竜一はなめるのを止めた。
「いいわよ。でも、痛かったらやめてね」マリアは腰を降ろして、床に座って仰向け
に寝る。
相手の竜一も腰を降ろし、マリアの上に覆いかぶさると、肉竿が腹部に当たっていく。

 竜一は自分で肉竿を掴んで、マリアの淫裂に押しつけた。
(入ってくるのね、チンポが!)淫裂に暖かい物が入ってきた。
ゆっくりと、竜一が腰を突き上げたから「あ、あー!」マリアは悲鳴をあげた。

 肉竿は根本まで子宮深く入り(熱い、子宮が熱い!)膣の中が肉竿によって、熱く
なっている。
マリアの淫裂からは、赤い液体が流れ、処女を喪失した痛さは全然感じてない。

 肉竿はゆっくりと、ピストンを始めて(いいわ。気持ちいい…)修道女なのに、マ
リアは「あん、あん!」と悶え声をあげて、竜一は肉竿のピストンのピッチを徐々に
あげていく。
「マリアさん、気持ちいいの?」
「そうなの。初めてなのに…。マリア様、お許しを…」淫裂からは淫汁が溢れている。

 竜一はピストンしながら考え事をしている。
死のうか、生きようかまだ迷っていて(やっぱり死のう!)竜一がそう思ったとたん
に、マリアの淫裂が肉竿を締め付ける。

 (い、痛い…。死ぬなと言うのか!)すると一瞬に緩んでいく。
(俺に、生きろと言うのか?)ピストンを始めると、前より淫汁が流れていく。
(まさか。そんな訳ないよな…。やはり死のう…)再び肉竿を千切れるくらい淫裂が
締め付ける。
(わかったよ。もう死なないから、放して下さい…)淫裂が一瞬に緩んでいく。

 竜一は決心し(生きていきます。もう死ぬことはしません。マリア様!)ピストン
を早めていくと、再び淫汁が溢れて「あん、あん!」マリアは全身をエビのように反
らせていく。
竜一はマリアの乳房を揉みながらピストンをして「いいわ。感じるわ…」2人は登り
つめていく。

 限界の竜一は「だめだ。でそうだ!」肉竿を抜こうとした。
(抜かなくていいのよ。安心して中にだしなさい…)
「え、何か言った?」ピストンしながらマリアに尋ねる。
「感じるって言った…」悶えながらマリアが答える。

 (空耳だったか!)竜一は爆発寸前の肉竿を抜こうとすると(中に出してもいいの
よ…)再び声がした。
(いいんですか。マリアさんが妊娠しますよ?)竜一はそう思った。
(大丈夫よ。マリアさんは妊娠しませんよ…)再び聞こえる。
(まさか、マリア像が…)竜一は(必ず、生きて行きます。もう二度と死ぬようなこ
とは考えません!)そう思って、肉竿から熱いエキスを、マリアの膣内に噴射してい
く。
(そうよ。死ぬなんて考えちゃいけません…)また声がし「いいわ、暖かい…」淫裂
からは白い液体が流れ出てくる。

 「マリアさん。俺、精一杯生きていくよ。マリアさん、僕の妻になってもらえませ
んか?」
「だめです。私は神の僕ですから…」
(そうです。マリアは私の僕ですよ…)また声がした。

 「でも、大事な処女を僕が奪ったのですよ」
「そんなの、気にしなくて良いわ。それより、シャワーを浴びましょう!」マリアは
両手で股間を押さえ、立ち上がり、浴室に向かって歩いていく。
竜一もその後に続いた。

第3話 再会

 2人はシャワーを浴びていく。
「マリアさん!」竜一がマリアの乳房を掴むと「だ、ダメよ。もうだめ!」マリアは
拒む。
「でも、欲しい!」「だめ。ここでは、絶対にだめ!」マリアは竜一の手を叩いた。

 「わかりました。もうしません」すまなそうに言うと、マリアは淫裂を丁寧に洗い
「背中を洗ってあげるね」竜一の背中を石鹸で洗っていく。
「マリアさん、本当に処女を奪ってすみません…」
「いいのよ。気にしなくてもいいの」笑顔でマリアが答えた。

 2人は、シャワーを浴びると、衣服を脱いだミサ室に戻ってきた。
竜一は衣服を着込むと「僕はもう死ぬようなことしません。でも、マリアさんが妊娠
していたら、僕の妻になって下さいね」念を押すと「いいわよ。あなたの赤ちゃんが
できたらだけど!」笑いながらマリアも言う。

 「僕、自信がでてきました!」
「そうよ、そのいきよ。自信を持って!」コーヒーを入れながらマリアが言い、2人
は向かい合って話をしながらコーヒーを飲んでいく。

 「それじゃ、また来ます。妊娠しているか、確かめさせて下さいね」
「またいらして。待ってるわ」竜一はコーヒーを飲み終えると、修道院から出て行く。
元通りの静けさが戻ると「いい人だった。きっと幸せになれる人だわ」そう思え、家
事を始めて、いつものように1人での生活に戻った。

 しかし、その夜はなかなか眠れなかった。
昼間の事が思い出され、なかなか眠れずにいる。
マリアの右手は、いつしかパンティの中に入り、左手もブラジャーも持ち上げて乳房
を掴み、淫裂と乳房を弄くっている。

 「お許し下さい。こんなマリアを、お許し下さい…」マリアはブラジャーのホック
を外し、パンティも脱いで、全裸になってしまった。
そして、指で淫裂を撫で「い、いいわ…。気持ちいいわ…」淫汁が流れてくる。
また、もう片手が乳房を揉んで、淫裂の指は膣の中に入っていく。
「あんー!」自分の指に喘ぎ声をあげ、乳首を摘んだりして快楽に浸り、一晩続けら
れた。

 それから、半年後、竜一が再びマリアの修道院を訪れた。
しかし、今回は1人ではなく「マリアさん、紹介するよ。舛田明美さんです」女性と
一緒だ。

 「初めまして。舛田明美です」
「神山マリアです。竜一さん、結婚なさったの?」
「ち、違います。まだ婚約中です」マリアの言葉に顔を赤らめる明美も「そうですよ。
まだ結婚もしてませんよ」そう言う。

 「そうなんだ。がっかりしたわ」マリはの顔が落胆した顔になっている。
「それより、マリアさんのお腹を見させて下さい。お願いします」明美の言葉に驚く
マリアだ。
「僕が全て話しました。マリアさんとセックスをしたことも…」
「そうなんだ。いいわよ」マリアは修道着を脱いで下着姿になった。

 「ほら、あなたの子供はできてないわ。安心して、明美さんと結婚なさったら?」
マリアの言葉に顔を赤らめる明美だ。
「マリアさん。そこでお願いなんですが、聞いてもらえますか?」
「私が、できることだったら何でもいいわ!」

 「実は、ここで結婚式を挙げたいのです…」
思わぬ言葉に、驚きを隠せないマリアだが「いいけど、何もして上げれないわよ」承
知する。
「ありがとうございます。それに、マリアさんに、僕たちの愛の誓いを見て欲しいの
です」

 「明美さんは、それでいいの?」マリアが聞く。
「竜一さんが望むなら、かまいません。私からもお願いします。立ち合って下さい」
顔を赤らめ、俯く明美だ。
「わかった。喜んで立ち合う!」下着姿のマリアが笑顔で答えた。

 「それじゃ、準備をしなくきゃ!」マリアは修道着を着込んでいく。
「あのう、私も手伝います」「僕も!」
「悪いわね。じゃ、手伝って!」マリアはミサ室に2人を連れていく。
「テーブルをここに運んで。リビングにあるから!」マリアは2人にいろいろと指示
し、どうにか、ミサ室も結婚式の準備もできあがった。

 「あら、だいぶ綺麗になったわね。これなら大丈夫だわ」マリアは聖書と十字架を
持ってきた。
「もう一つ、お願いがあるんですが、聞いて下さい」
「いいわよ。何なの?」
「結婚式は、隠さずにしたいのです」意味ありげに竜一が言う。

 明美は真っ赤な顔になり俯いて黙ったままで、マリアは意味が分からなかった。
「ここなら、隠し事はできないわよ…」
「違うんです。つまり、裸で結婚式をあげたいのです。マリア様に、僕たちの全てを
見て欲しいのです!」
思わぬ言葉に狼狽えるマリアは(どうしよう。マリア様どうしらいいの?)マリア像
に膝まつき、十字を切った。

 暫くして、立ち上がったマリアが「いいわ、ヌードの結婚式ね。私もヌードになる
わ」承知する。
「ありがとうございます」竜一はマリアの手を掴んだが「あら、相手が違うでしょう。
新婦は明美さんでしょう?」
「いけない、つい嬉しくて!」竜一は明美の手を掴んで、嬉しそうな顔をしている。

第4話 全裸の結婚式 

 「結婚式の前に、シャワーを浴びた方がいいわね。汚れた体じゃ、はずかしいわよ」
「そうよね。私も浴びようかしら」マリアの言葉に明美も賛成し「それなら、僕も浴
びるよ」「じゃ、3人で浴びましょう」3人は浴室に入っていく。

 3人が石鹸で体を洗っていくと「明美。あれをしてくれないか?」竜一が意味あり
げに言う。
「恥ずかしい。見られたら笑われるし!」
「大丈夫だよ。僕もするから」
「そこまで言うなら、あなたのためにする…」明美は石鹸を泡立てて、自分の絨毛に
塗っていく。

 マリアは、怪訝な顔で見ているが、明美は恥ずかしそうな顔で、カミソリを持つと
絨毛を剃りだした。
「明美さん!」マリアが叫ぶが「竜一さんが望むなら、これくらい平気です」カミソ
リを持った手が動いていと、それに連れて明美の恥丘の黒みが減り、絨毛に隠されて
いた淫裂が現れてきた。
まだ、セックス経験のない淫裂はピンクをしている。

 (恥ずかしい、見ないで!)明美は震える手で、自分の絨毛の全てを剃った。
「綺麗だわ。明美さん!」ピンクの淫裂から飛び出している、2枚の肉襞を掴んでマ
リアが言う。
「そんな事言われると、恥ずかしいわ」顔を赤らめると「大丈夫よ。私も剃るから!」
マリアも明美同様に絨毛を剃っていく。
マリアの淫裂も、ピンク色の肉襞2枚がはみ出している。

 「マリアさんも綺麗よ」明美は肉襞を掴んで言い「ありがとう。明美さん!」2人
はお互いの淫裂を撫で合いだした。
それを邪魔するかのように「僕のも剃ってくれよ!」竜一はいい「いいわよ!」明美
は肉竿を掴んで、絨毛に石鹸を塗り、カミソリで剃っていく。

 「あら、男のチンポってこんな色なの?」初めて見る肉竿を明美は食い入るように
見つめ「私、こわいわ。こんな太いのが私のアソコに入るなんて!」怯えている。
「大丈夫よ、明美さん。私だって平気だったんだから!」
「そうよね、女は皆がそうしてるもんね!」明美はマリアと話しながら、竜一の絨毛
を剃って、3人は子供のようにピンクの地肌になっている。
「それじゃ、戻りましょう!」3人はタオルで体を拭くとミサ室に戻ってきた。

 そして、結婚式が始まった。
3人は緊張した顔つきで立ち、マリアと明美の乳房が小刻みに震え、乳首が大きく勃
起していた。
また、竜一の肉竿も大きく勃起しており「竜一さん、あなたは明美さんを妻として、
愛を誓いますか?」
「はい、誓います」竜一はマリアの持った聖書に手を掛けて宣言する。
そのあと、明美も聖書に手を掛けて、竜一との愛を誓った。

 「それでは、マリア様の前で愛を誓って下さい」マリアの言葉に、明美と竜一はキ
スをしながら抱き合う。
「明美!」「竜一さん!」2人は名前を呼び合いながら床に腰を降ろして、竜一は明
美の乳房を揉みながら、乳首を吸う。
「あ、あー!」喘ぎ声をあげる明美は、両手を竜一の背中に伸ばす。
それを(羨ましいわ。私もして欲しい!)マリアは立って見ている。

 竜一は、淫裂に肉竿を入れようとしたが「こわい!」明美は脅えている。
「大丈夫よ。こわくないわよ」マリアは、しゃがんで明美に口付けをする。
「マリアさん…」明美はマリアの垂れ下がった乳房を掴んで揉み(いいわ、気持ちい
い。マリア様、私をお許し下さい…)乳房を揉まれながら口付けしている。

 竜一は、一気に腰を突きだし、肉竿で明美の膣深くまで突くと、淫裂から処女喪失
の印が流れ出した。
「痛くない!」明美は喪失したにも関わらず、痛みを感じない。
(明美さん、マリアさんの膣をなでてあげて…)「何か言った?」明美はマリアに尋
ねた。
「何も言わないわよ!」明美には不思議に思える。

 (もしかして?)竜一から聞いた話を思い出し、手を伸ばしてマリアの淫裂を撫で
ていくと「明美さん!」マリアの淫裂から淫汁が流れている。
明美は、指をマリアの膣の中に入れると「いいわ。感じるわ!」声を上げた。

 「私も気持ちいいわ。竜一さん、もっと突いて!」朋美もいうと「僕も気持ちいい
んだ。不思議なくらいに燃えているんだ!」ピストンが速まっていく。
明美は処女を失ったばかりだが、淫裂から淫汁が流れ、マリアも明美の指で膣から淫
汁を垂らしている。

 (竜一さん、明美さんは良い子よ。幸せになってね…)竜一は聞き覚えのある声に
(はい、必ず幸せにしてあげます!)心で誓った。
(安心したわ。私から結婚祝いに、明美さんに予知能力を授けます。でも悪いことに
使ったら不幸になりますからね…)竜一は能力の使い方を、マリアの淫裂で充分味わ
されたから理解できる。

 (試して良いですか?)
(いいわよ…)竜一は心の中で思った。
(僕たちは不幸になる!)そのとたん、明美の淫裂が竜一の肉竿を、ちぎれるくらい
締め付けた。
「い、痛い!」悲鳴をあげながらも(必ず幸せになれる!)すると一瞬に明美の淫裂
が緩んで、淫汁がドンドン流れてくる。

 (ありがとうございます。ところで、あなたは誰ですか?)
(それは言えません。ただあなた達の幸せを願うものです…)
(わかりました。これ以上詮索しません!)竜一はピストンを激しくしていく。
 
 「出そうだ…。でる、でる!」竜一は頂点に登りつめていた。
そして、動きを止め腰を明美に密着させると同時に、明美の淫裂から白い精液が流れ
出てくる。
「竜一さん、暖かい。これが精液なのね」朋美は膣の中に、暖かい液体を感じている。

 「朋美さん、シャワーを浴びてきたら?」マリアが言うと「その方が良いみたい。
あなた、マリアさんにもしてあげて。寂しそうよ」朋美は出て行く。
「わかった。マリアさん、いくよ!」
「いいわよ。私にもして!」マリアは四つん這いになってお尻を差し出した。

 竜一はタオルで汚れた肉竿を拭き、マリアの腰を両手で押さえながら淫裂に挿入し
ていくと「あん、あん!」髪の毛を振り乱しながら悶えている。
(出してもいいのかな?)考えると(だめよ。中に出してはだめ。出していいのは明
美さんだけよ。忘れないでね…)また。あの声が聞こえる。

 (わかりました。絶対に明美以外の女性には射精はしません!)竜一はピストンを
早めて(だめだ。このままだとでちゃう…)一旦肉竿を抜いた。
それと同時に、白い液をマリアの背中に噴射し、マリアも淫裂から淫汁を太股まで垂
らしていた。

第5話 成功への道  

 シャワーを浴びた明美が戻ってきた。
「ぼく、もうだめ。休ませて!」
「それだったら、マリアさんと楽しんでいいよね?」
「いいよ。僕にも見させて!」明美は仰向けになって「ハー、ハー!」と息をしてい
るマリアに覆いかぶさり、乳房を掴んだ。

「明美さん!」マリアは拒まもうとはしない。
明美は自分の乳房をマリアの口元に近づけ「小さいオッパイだけど…」「小さく何か
ないわよ。自信を持って!」マリアは乳房を揉みながら乳首を吸う。
朋美も「あ、あん。マリアさん!」悶え声をあげながらマリアの乳房を揉んでいく。
その後も、竜一と明美の2人は、夜遅くまでマリア像が置かれたミサ室で愛し合った。

 翌朝、マリアは明美の料理を作る音で目が覚めた。
マリアは急いで衣服を着込み、音のするチッキンに向かうと「おはようございます」
挨拶する。
「おはよう。でも、お客がこんな事しきゃだめよ」
「そう言わずに、やらせて下さい。お願いです!」

 「仕方ないわね。旦那様はどうしたの?」
「疲れて寝てます…」
「あれからも、愛し合ったの?」
「はい、2回も!」顔を赤らめて答える明美だ。

 「幸せでしょう?」「はい!」素直に返事をする明美に「あら、ごちそうさま!」
マリアも嬉しかった。
助けた竜一が、幸せを掴んだから尚更だ。

 2人が話していると「おはよう!」竜一も起きてきた。
「ほら、旦那の世話をしないとだめよ」マリアは明美を竜一の所に追いやり、料理を
作り、できた料理はテーブルに運んでいく。

 「できたわよ。それじゃ、頂きましょう!」3人は朝食を食べていく。
「マリアさん。子供ができたら、また来て良いですか?」
「勿論歓迎よ。必ずきてね」それは本心からだ。
朝食を食べ終えると、明美と竜一は修道院から出て行き、1人残されたマリアは普段
の生活に戻っている。

 一方の明美と竜一は新婚生活を始めた。
毎晩2人は愛し合い「明美!」「あなた!」口付けから始まって乳房を揉んでいく。
「あ、あん、あん!」明美は喘ぎ声をあげ、堅くなった肉竿を淫裂に挿入してピスト
ンが始まった。

 その時に、修道院の事を思い出した。
(予知してみよう!)竜一は、これから何をしたらいいか考え(情報関係の仕事で成
功する!)と心に言い聞かせた。
すると「あん、あん、あん!」明美が体を反らせながら悶え、淫裂から淫汁が溢れて、
シーツまで濡らしていく。

 「そうか、情報処理か。でもどんな仕事があるのかな?」いろいろ考えた。
(ゲームソフトで成功!)そのとたんに、肉竿がちぎれるくらい淫裂が締まっていく。
「い、痛い!」悲鳴をあげ(インターネットで成功する!)一瞬にして淫裂が緩んで、
再び明美が淫汁を出していく。
(そうか、インターネットか。そう言えば、アメリカではインターネットで株の売買
をやっているそうだが、ひょうとしたら?)竜一はふと考えた。

 そして(インターネットで株の売買をする会社を作って成功する!)と心に言い聞
かせると「あ、あ、あー!」明美は体をエビのように反らせ、激しく腰を動かして、
自分から肉竿を欲しがってきた。
淫裂から淫汁がオシッコのように流れて、シーツがビッショリ濡れている。

 「そうか、株をインターネットで売買するのか!」竜一はピストンを早め、明美の
淫裂もそれを欲しがっている。
「もう、限界だ。でる、でる!」
「だめ、もっと、もっとして!」明美の淫汁で、竜一の肉竿はベットリと濡れている。
(仕事のことは忘れよう!)それと同時に射精をした。

 すると、明美の動きもおさまり、2人は沈黙していたが、明美が泣き出した。
「どうしたんだ?」
「私が嫌いになったでしょう。私、淫乱よ。それに、こんなにシーツを濡らしている
し…」
「それでか?」
「そればかりか、体が勝手に動くの。竜一さんのチンポが膣に入ったら、突然に動く
の…」

 「それは、僕のチンポが明美との相性が最高に良い証拠だよ。淫乱じゃないよ」竜
一は明美を抱きしめる。
「本当に、淫乱じゃないわよね?」
「勿論、淫乱じゃないよ」竜一は本当のことを言おうかと迷ったが、明美言わない事
にした。

 その次の日から、竜一は証券業務について勉強を始めた。
インターネットは本来からの仕事だからすんなりと入れたが、証券の取り扱いがわか
らなかったからだ。
大手の証券会社を回っている内に、会社に不満を持って退社した青年と出会い、竜一
はその青年と話をしている内に、意気投合して、役員として迎えて会社を設立した。

 会社は倒産した証券会社の支店を買い取り、そこの大型コンピューターを使って営
業を始めた。
この事は新聞、テレビ、雑誌が取り上げて良い宣伝になり、また、インターネットで
も宣伝したから、会員の申し込みが殺到し、株の売買量は準大手証券にもひけを取ら
ない。

 2人が始めた会社は見る見るうちに大きくなって、売買手数料が数億円までにもな
っている。
しかし、竜一はおごることなく、次の事業を考えていく。
そして、今夜も明美を相手に抱き合っている。
肉竿をピストンをしながら、竜一が思い込むと「あん、あん、あん!」明美の淫裂は
淫汁を出したり、肉竿を絞めたりと繰り返していた。

第6話 神の声

 それから3年が経った。
竜一が起こした会社は株式会社となって発展し、竜一の個人資産も数十億にまでなり、
明美も2人の子供を産んでいる。

 「なあ、明美。北海道の修道院に行ってみないか?」
「私も、そう思っていたの。子供ができたら、行く約束だったしね」
「じゃ、明日行こう!」
「いいの、仕事の方は?」
「大丈夫だ。一日くらい休んでも」竜一は電話で部下に明日北海道に行き事を告げ、
翌日、2人は子供を家政婦に託し
て修道院に向かった。

 修道院では、相変わらずマリアが1人で切り盛りをしていた。
「マリアさん!」明美が声を掛けると「あら、お久しぶりね。元気そうでよかったわ」
マリアが寄ってくる。
「とにかく。中でお話しましょう」明美と竜一はマリアに修道院の中に案内されてい
く。

 修道院の中は、3年前と何も変わっていなかった。
「マリア様にお礼を言わなくちゃ!」
「そうよね。あなた達が幸せになれたのは、マリア様のおかげかも…」3人はミサ室
に入った。

 「マリアさん、3年前と同じ事をしていいですか?」
「いいけど、私、恥ずかしいわ。この年でしょう、お腹が出ているのよ」
「僕はそんなの気にしませんよ」
「わかったわ。今回で終わりにしましょうね」

 「はい、そのつもりです」2人は衣服を脱ぎだし、マリアも修道着を脱いで下着姿
になったが、相変わらず真っ白なパンティとブラジャーだ。
「マリアさん、綺麗よ。変わってないわ」明美も下着姿になっていた。
明美とマリアはパンティ、ブラジャーと脱ぎ、竜一も服を脱いで3人は全裸になると
向かい合う。

 明美の腹部には、出産した時のミミズ腫れができており、乳首も子供に吸われて、
ピンク色が消えている。
しかし、マリアの乳首は相変わらずピンク色だ。
「マリアさん、綺麗よ!」明美はマリアの乳房を揉みながら乳房を吸い「あ、あん!」
喘ぎ声をあげるマリアだ。

 マリアも明美の乳房を揉むと、白い液が乳首から吹き出す。
「母乳なの?」
「二人目が、まだオッパイを欲しがって…」明美は片手を乳房から淫裂に移すと、真
っ黒な絨毛が生い茂り、マリアも明美の淫裂を撫でていく。

 2人は、いつしかシックスナイン体位で、お互いの淫裂を舌でなめている。
「明美、いくぞ!」
「いいわよ」尻を持ち上げている明美の腰を、両手で押さえて淫裂に肉竿を根本まで
挿入すると「あ、あん、あん!」悶え声をあげていく。

 その時(竜一さん、幸せそうね…)あの時の声がした。
(はい、とても幸せです)ピストンをしながら心で思った。
(それはよかった。もう、明美さんの能力は必要なさそうね…)

 (はい。ここまできたら、もう、自分の力で切り開きます!)
(そうよ。たとえ失敗しても、死ぬことを考えちゃダメよ…)
(わかってます。もうそんなこと考えません)

 (それから、今日だけはマリアさんに竜一さんの精液を入れてあげてね…)
(いいんですか?)
(いいわよ。マリアさんは女性として今月が最後なのよ。妊娠がもうできなくなるの
よ…)

 竜一は驚いた。
(ま、まさか死ぬんですか?)
(違うわ。もう、生理がこないのよ…)
(でも、妊娠の恐れはあるでしょう?)
(そう、これが最後なの。だからマリアさんに産んで貰うの…)

 (いけない。修道女が妊娠したら事件だ!)
(マリアさんはこれが使命なの。竜一さんに迷惑はかからないから、出してあげて…)
(わかりました。必ず出します!)竜一は決心した。

 竜一は明美から肉竿を抜くと、仰向けになっているマリアの淫裂に肉竿を挿入して
いく。
「い、いいわ。気持ちいいわ!」竜一は、マリアの太股を自分の太股に乗せて、ピス
トンを始めると「あ、あ、あー!」淫裂から淫汁を出しながら、体を反らせて悶え声
をあげていく。

 (明美さん、旦那さんを貸してね。マリアさんに射精させたいの)明美も聞き覚え
のある声だ。
(でも、妊娠したら大変でしょう?)
(マリアさんは子供を産んで育てるのが使命なの。これが最後のチャンスなの…)
(でも、夫の子が!)
(心配しないで。胎内で精子は変化するのよ。神の僕として生きていく精子に…)明
美は泣き出した。

 (可愛そうよ、マリアさんが…。皆から軽蔑されてしまう…)
(気にしなくて良いの。出産は人間と違って簡単なの。それに、そんなにお腹が膨ら
まないから気づかれないの。だから信用して射精をさせて…)

 (わかりました。ところで、マリアさんも神の僕として生まれたのですか?)
(そうです。あなた達のように、幸せな夫婦の精子を元にして生まれたのですよ…)
明美は泣きながら、マリアの乳房を揉んでいく。

 「明美さん、泣かないで。それが私の使命なの…」マリアはやさしく明美の乳房を
揉んでいく。
「マリアさん!」明美は涙を手で拭いていくと、その間に「でる、でる!」竜一は頂
点に登りつめて、マリアの胎内に精液を送り込んだ。

 (ありがとう、竜一さん…)
(質問です。本当にマリアさんは死なないのですね?)
(心配しないで。半年後には出産するの…)
(半年後?)驚く竜一に(そうなのよ。神の僕は成長が早いのよ…)

 (じゃあ、また会えるんですね?)
(そうよ、いつでもいらしていいわよ。でも、私とはもう会えないかもよ…)
(わかってます)3人はしばらく沈黙した。 

第7話 二つの修道院  

 それから1年後、竜一の仕事も順調に進んでいた。
会社も大きくなって、竜一が1人で動かせるような事には行かなくなっている。
「もう、潮時だな…」竜一は明美と相談し「あなたが望むならやめてもいいわよ。私、
あなたに付いて行く!」

 「ありがとう。実はもう決めたんだが…」竜一は、明美にこれからのことを話した。
「賛成。私も気になっていたの」
「本当か。じゃ、いいんだね?」竜一は明美に抱きついた。

 翌日、竜一は会社の重役を前に、引退を発表した。
それには、新聞各社の記者も駆け付けて、質問責めにあい、竜一はこれまでの経過を
記者達に説明していく。
そして「ここまでこれたのは、あの修道院で結婚式を挙げたからです。それ依頼、運
が開け、つき捲り現在に至りました…」

 「それで、北海道にお住まいになるんですか?」
「はい、あの近くの農園を買いましたので、そこで過ごします…」この話はマスコミ
を通じて、一斉に報道された。

 竜一夫婦は、マスコミも取材や会社の関係者など気にせずに、早速引っ越し「ここ
が、新しい住まいね」子供を連れた明美は、改修したばかりの家の前に立った。
「そうだ。ここから再出発だ!」一通り、荷物を整理してから家族は修道院に向かった。

 そこは、この前と何も変わっていなかった。
「マリアさん!」竜一が声を掛けると「あら、お久しぶりね」マリアが子供を抱いて
出てくる。
「これが子供なの?」「そうよ。私とマリア様の子よ!」

 「お名前は?」明美が連れている2才の子が言うと「エミリというの」そう答える。
「ふーん。エミちゃんだ!」
「そうよ。エミリの友達になってね」マリアも笑顔で言う。

 「出生届けはどうなさったんですか?」
「私の養子としたの。可愛そうだけど、捨て子として届けて、養子として育てている
の」
「1人で大丈夫ですか?」
「平気よ。皆がそうしてきたんだから!」明るい顔でマリアが答えた。

 竜一達が話していると、1台の車が停まって若い2人が降りてきた。
「やっぱりここだ。ほら榊原さんもいるし!」
「あなた達、何者なの?」明美が聞き返すと「実はここで結婚式を挙げたいんです。
榊原さんはここで結婚式を挙げて幸せを掴んだでしょう?」

 「そうだけど、それは、あなた達の考えしだいよ」
「わかっています。でも、ここからスタートしたいんです!」
「でも、本当に質素ですよ。いいんですか?」子供を抱いたマリアが答えた。
「いいです。ここであげたいんです。ここが出発点ですから!」

 「それなら、中に入って!」マリアと若いアベックが修道院の中に入っていく。
その間、子供を明美が預かっていたが、また1台車が停まってアベックが降りてきた。
「ここだわ。この修道院よ!」
「あなた達は、どうしてここに?」

 「ここで結婚式を挙げたいのよ。榊原さんでしょう?」
「そうだけど…」
「じゃ、私達の気持ちもわかって!」
「でも、あなた達の気持ち次第ですよ…」
「それは、わかっています!」明美は前と同じ事を言う。

 このようにして、修道院には結婚式を挙げたいアベックが押し寄せ、それを町が見
逃す訳がない。
観光協会は、寄付を申し入れて修道院を建て直すように薦めた。
「このままでいいのよ!」マリアは断ったが、教会上層部の決断で改修が決まってし
まい、落胆するマリアと明美だ。

 「マリアさん。私、悔しい!」「私だって、悔しい!」明美とマリアが泣き出すと
(マリアさん、明美さん。泣かなくても良いわよ。また別なところに引っ越しましょ
うよ…)あの声がまたした。

 その声に「お願いです。私の農場に引っ越してきて下さい!」明美は叫んだ。
「そうだよ。僕の農場に修道院を作れば良いんじゃないか!」竜一にも聞こえている。
(ありがとう。そうさせてもらうわ。マリアさん決まりましたね…)
(はい。私もそのほうがいいと思います…)マリアにも聞こえている。

 翌日から、広い農場の片隅で、修道院の建設が始まった。
小さな町に、観光協会と竜一の二つの修道院が作られだし、その間、マリアは竜一の
家ですごしている。

 そして、竜一の寄進した修道院が落成した日の夜、あの時のように、3人はマリア
像の前で全裸になって抱き合う。
「あん、あん!」マリアの上に明美が覆い被さって、マリアの乳房を揉みながら乳首
を吸っている。
竜一は、明美の腰をしっかり押さえながら、淫裂に肉竿を挿入してピストンをしてい
く。
(良いわ、感じるわ。あなた!)明美の淫裂からは淫汁がビッショリと垂れていた。

 (竜一さん、修道院ありがとう。お礼として明美さんに能力を授けます…)また、
あの声がする。
(能力って何ですか?)竜一は不思議に思って思いこむ。
(それは、あなた達が窮地に立ったときにわかります…)と返ってきた。

 翌朝から修道院でマリアが切り盛りし、明美も手伝いをしている。
その一方で、観光協会と上部で建てた修道院も落成して、結婚式が行われていた。
それは派手に行われ、教会の一部から批判が上がったが、金が欲しい教会上部は黙認
している。

 マリアの修道院は、質素で本来の修行を目的とするためには最適だが、あまり訪れ
る人はいない。
しかし、竜一と明美の夫婦は毎月一回、マリア像の前で全裸になって抱き合っている。
マリアが仰向けになり、明美が上に乗り、その明美を竜一が後ろから肉竿を淫裂に挿
入していく。
明美の乳房をマリアが揉み、それは繰り返し行われた。

第8話 エピローグ

 それから25年が過ぎた。
竜一夫婦とマリアは頭に白髪が多くなっており、いつものように農作業をしていると、
何かに取りつかれて落胆した様子の青年が目に付いた。

 「あれは!」竜一はその青年を説得して、修道院に連れていくと修道院はマリアに
変わって、エミリが切り盛りしている。
青年はエミリに全てを打ち明けた。
「そうだったの…」エミリは一糸まとわぬ全裸を青年に晒し、青年も一糸まとわぬ裸
になった。

 2人はマリア像の前で抱き合い、エミリは乳房を揉まれながら、淫裂に肉竿を挿入
される。
「気にしないで入れて…」その言葉に、肉竿がエミリの膣深くまで入り込み、エミリ
の淫裂からは真っ赤な処女喪失の印が流れ出た。

 そして、ピストンが始まりエミリの膣深く精液を送り込んだ。
青年はすまなそうに、エミリに口付けをしてマリア像を見つめると、あの思い詰めた
顔から、希望に満ちた顔に変わっていく。
青年は衣服を着込むと、エミリに挨拶をしてから修道院から出た。

 そして、半年後に、あの青年が希望に燃えた顔で、女性を連れてエミリの修道院に
現れた。
「エミリさん。お腹を見せて下さい。僕の子ができたかどうか確認させて下さい!」
「いいわよ」エミリは笑顔で修道着を脱いで「ほら、大丈夫でしょう?」

 「安心しました。実はお願いがありまして…」
「わかってます。結婚式をあげたいんでしょう?」
「はい。しかも、マリア像の前で生まれたままの姿でしたいのです」連れの女性が赤
い顔をしながら言う。

 「わかったわ。いらして!」下着姿のエミリはミサ室に2人を案内していく。
そして「私もヌードになるわ」パンティ、ブラジャーと脱ぐと、股間のヘアが一本も
生えてない。
連れの女性も衣服を脱いでいくと、豊かな乳房が露になっていく。
乳首が恥ずかしさで堅く勃起し、股間はエミリと同じく、絨毛が綺麗に剃ってあり、
ピンクの淫裂から肉襞が飛び出していた。

 エミリは、聖書と十字架を持って2人に愛を誓わせている。
その後、2人は抱き合って淫裂に肉竿を挿入していくが、それは竜一と明美がした事
と同じだ。

 青年にも、竜一が聞いた声が聞こえたかどうかは不明だが、数年後に青年が事業に
成功して幸せな家庭を築いた事をマスコミが伝えていた。
それに、竜一が寄進した修道院の近くの広大な農園を購入したことも伝えている。

ー完ー