「禁断の愛」

                     赤星直也:作
おことわり


  この作品は全て空想で書かれています。実在の人名、団体とは一切関係があ
  りません。また、この作品の著作権は赤星直也が所有してます。作品の無断
  転用もかたくお断りします。違反した場合「
著作権法」によって「刑事罰
  と「
民事罰(損害賠償)」が与えられますので、ご承知下さい。


登場人物 

     星野朋美:会社員、24才     西条孝史:会社員、朋美の婚約者
     星野哲朗:大学4年生、22才   長田洋子:西条の会社の専務の娘

第1話 侵入者

 「姉さんとも、もうすぐでお別れだね」
「そうね。後半年で、哲朗とはお別れになるんだね…」
「幸せになってよ。姉さん!」
「勿論よ。孝史さんとは、いい家庭をつくるわよ」笑顔になって話している2人だ。

 2人に両親はいない。
3年前に、相次いでなくし、2人だけが残されて、朋美は弟の哲朗の世話をしていた。
両親には保険が掛けられていたので生活に苦労することもなく、一戸建ての家も売ら
ずにすんだ。

 哲朗は朋美の励ましで大学に進学して、就職も内定していた。
さらに、朋美も結婚が決まって、哲朗が一人で、家に残ることになっており「結婚し
ても、遊びに来るわよ」哲朗の寂しそうな顔を見る度に、笑顔で答えている朋美だ。

 「明日は、デートなの?」台所で夕食を作っている朋美に、哲朗が話しかけた。
「そうなの。明日は日曜日だから、約束してあるの」楽しそうに、包丁をさばいてい
き「ほら、哲朗も風呂の掃除をしなさいよ!」明美が指示する。

 「わかったよ」哲朗はイヤイヤながら、立ち上がった。
「綺麗にするのよ」「わかってるって!」哲朗は浴室に向かう。

 しかし、2人は知らなかったが、覆面を被った男が侵入していた。
(今なら一人だ。やるなら今だ!)覆面を被った男は、手にピストルを持っており、
ゆっくりと、朋美に近づいていく。

 「だめよ。手抜きで、洗って!」人の気配を感じた朋美は、哲朗と思って話しかけ
たが「うっ!」後ろから腕で首を押さえられた。
「何をするのよ。哲朗!」朋美は包丁を置いて振り向いた。

 その瞬間に「誰なのよ!」声を上げた。
「静かにしろ。動くと撃つぞ!」ピストルを朋美の頭に押しつけたが(騒いだら、殺
される…)「わかったわ。いうことを聞くから撃たないで…」冷静を失わなかった

 「お前がその気なら、殺しはしない」男は低い声で言い、朋美は流し台から、テー
ブルのイスに座らされた。
そこに「洗ったよ。姉さん!」哲朗が戻って来た。
「来ないで、哲朗!」朋美は、哲朗を巻き込みたくなかった。

 「やめろ。姉さんを放せ!」哲朗は、ピストルを頭に押し当てられた朋美に、顔色
が変わっている。
「ここは危ないな。2階に上がれ」男が指示する。

 「わかった。言うとおりにするから、姉さんを絶対に撃つなよ!」
「それは、お前達の態度次第で決まる!」哲朗は先頭に立って歩き、その後ろを頭に
ピストルを押し当てられた朋美が続いている。

 廊下に出て、階段を上がると「右の部屋は、誰がいる?」男が聞く。
「私の寝室ですから、誰もいません…」
「よし。右の部屋に入れ!」哲朗は朋美の部屋のドアを開けた。
「入れ。奥に行け!」哲朗は奥に入り、その後を朋美も入っていく。

 「女の部屋は臭いがいいな。しかも、綺麗に整理されている…」覆面をした男は、
雰囲気を味わうかのように、胸を膨らませ空気を吸っている。
その隙をぬって、哲朗が飛びかかろうとした。

 「動くな!」銃口が、今度は哲朗に向けられた。
「撃たないで。哲朗だけは撃たないで!」泣きながら叫ぶ朋美に「ね、姉さん!」哲
朗は朋美を抱こうとした。
「泣かせるね。お芝居は、これまでだ。死ね!」

 「やめて下さい。哲朗だけは撃たないで下さい!」
「そんなに、こんな弟が、可愛いのか?」
「当然です。血の通った兄弟ですから…」

 「そうか。兄弟の為なら何でもするのか?」
「何でもします。ですから、哲朗だけは撃たないで下さい…」朋美の声は、涙声にな
っていた。
「そんなに、弟が大切なら。弟に素っ裸を見せるんだ!」覆面をした男は、銃口を哲
朗の頭に押し当てた。

 「ヌードになれば、いいんですね…。哲朗の前で…」
「姉さん、やめろ。肌を晒すな。孝史さんに、申しわけが立たないじゃないか!」
「孝史さんも大切だけど、血の繋がった哲朗の方が、もっと大切なのよ…」朋美はエ
プロンを外した。

 朋美は、ミニスカートとニットシャツと、ラフな姿だった。
「やめろ、姉さん!」銃口を頭に押し当てられた哲朗が言うが(孝史さん、許して下
さい。哲朗は私は血のつながった、たった一人の弟なんです)朋美は震えながら、シ
ャツの裾に両手を掛けた。

 「やめろ、姉さん!」銃口を押し当てられた哲朗が叫ぶと、その言葉に一瞬、朋美
の手の動きが止まった。
(ヌードはいやだけど、哲朗が死んだら、私は生きていく楽しみがなくなる…)朋美
は哲朗の目を見ている。

 そして、再び両手が動きだし、シャツが捲り上がって、真っ白なブラジャーが見え
てきた。
朋美は、首からシャツを脱ぎ、上半身はブラジャーだけで隠している。

 「ほう。オッパイは大きいな、サイズはいくらだ?」覆面の男は、項垂れて立って
いる朋美に聞くと「95の、Cカップです…」恥ずかしそうに答える朋美だ。
「よし。オッパイを、弟に見せてやれ!」

 (哲朗。恥ずかしいけど、お姉さんのオッパイを見るのよ…)顔をこわばらせなが
ら、両手を背中に回した。
「プチン!」ブラジャーの繋ぎ目が外され、それよ同時に、今まで狭いカップに納め
られていた乳房が勢いよく飛び出し、揺れ動いている。

 「姉さん。オッパイが、オッパイが!」哲朗が目を見開いて叫ぶ。
(孝史さん、許して。哲朗を助けるためには、仕方がないのよ…)朋美は俯いたまま、
両肩にあるブラジャーの紐をずらし、両手を下げ、乳房が全貌を現した。

 真っ白な乳房に、水着の日焼けの後が残っており、ピンクの乳輪には、膨らんだ乳
首があった。
「これで、いいんでしょう?」恥ずかしそうに、乳房を晒し覆面の男を見つめた。

 「そうだ、それでいい。だが、言ったはずだ、素っ裸だと!」
「これで、許して貰えませんか?」
「ふざけるな。こいつを殺してやる!」
「な、なります。全裸になります!」朋美は両手でスカートのホックを外し(パンテ
ィ姿になってしまう!)震えながら、ファスナーを下げた。

 腰の押さえをなくしたスカートは、一気に朋美の足下に落ちていく。
「見ないで哲朗!」朋美は両手で、乳房を隠しながら目を閉じた。
「ほう、パンツも白か。それも、脱ぐんだ!」
「はい。脱ぎます…」

 「やめろ。姉さん、俺に構うな!」
「だめよ、哲朗。私にとっては、たった一人の肉親なのよ…」目を閉じた朋美は、恥
ずかしそうに、両手で真っ白なパンティを下げていく。

 「やめろ、姉さん!」哲朗が叫んでも、朋美の手が下がって行き、太股の付け根ま
で下げられた。
(見られている…。ヘアの生えた恥丘を…)朋美の全身は震えていた。

 パンティが下げられた朋美の恥丘には真っ黒な絨毛が逆三角型でビッシリと覆って
いる。
朋美は、なおも両手を下げ、真っ白なパンティが裏返しになり、股間を押さえていた
裏地が表になっていく。

 「ほら、見るんだ。姉貴のオ○ンコだぞ!」目を閉じている哲朗に、銃口が向けら
れた。
「哲朗、見て。お願いだから、姉さんの全てを見て!」朋美は膝まで下げたパンティ
から足を抜いていく。

 (姉さんの、膣が見えた!)一瞬だが、真っ黒な絨毛の中にあるピンクの淫裂が哲
朗にも見えた。
(きっと、哲朗に性器が見られた…)恥ずかしさを我慢して、もう片足も抜いて、両
手に小さな布を持ったまま、立っている朋美だ。

 「オ○ンコが、いいね…」
その言葉に(そうだった。パンティを脱いだんだ…)慌てて、両手で下腹部を隠すと
「言ったはずだ。素っ裸を、弟に見せろとな!」覆面の男は今にも引き金を引こうと
している。

 「見せます。全てを、晒します!」朋美は震える両手を退けて、哲朗に女性の一番
大切な下腹部を見せた。
「ね、姉さん!」生まれて、初めて見る絨毛に包まれた姉の股間に、哲朗の肉竿が膨
らんでいく。

 (だめだ。こんな時に、勃起していくなんて…)(哲朗のオチンチンが、膨らんで
いく…)両手を後ろに組み、乳房と性器を実の弟の前に晒す朋美は、哲朗の股間が気
になっていた。

 (姉さん、ご免なさい。姉さんのヌードで、興奮するなんて…)
(いいのよ、哲朗。女性のヌードで、興奮するのが当たり前なのよ)しかし、朋美は
自分の全てを、弟に見られて、今にも逃げたい思いだ。

 「姉さんの、素っ裸の感想はどうだ?」覆面の男は哲朗に尋ねた。
「綺麗だよ。姉さんの体は…」
「そうか、綺麗か。それだけでは、ないだろう。オ○ンコしたいだろう、こんなに堅
くなって!」覆面の男は、銃口を哲朗の頭に押し当てながら、股間を撫でた。

 「撃たないで、哲朗だけは!」
「いいね。泣かせるよ、兄弟愛に…。そんなに弟が可愛いなら、やれ。2人で、オ○
ンコを、今すぐやるんだ!」

 その言葉に、体をこわばらせる朋美と哲朗だ。
「近親相姦なんか、死んだってやらないぞ!」
「私もいやよ。神に逆らうことはできないわ」2人は覆面の男に、初めて逆らった。

 「そうか、死んでもいいんだな。弟が!」
「やめて下さい。弟だけは助けて下さい」
「だったら、弟と、オ○ンコしてみろ!」

「あなたとなら、セックスしますから、哲朗とだけは許して下さい…」
「だめだ。弟とオ○ンコしろ。それがイヤなら、弟には死んでもらう!」
「やります。哲朗とセックスします!」

 「やめろ、姉さん。僕は死んでもいいから、孝史さんとの事を考えろ!」
「哲朗、孝史さんも大切だけど、血のつながった哲朗が一番大切なのよ。だから、姉
さんと、セックスしましょう…」泣きながら言う朋美だった。

第2話 弟とのセックス 

 朋美は、生まれたままの姿で、弟のベルトを外していく。
その後、ファスナーを下げ、ズボンを下げた。
(堅いわ。哲朗の、オチンチンが!)
(姉さんが触ると、よけいに堅くなるから、触らないで!)ズボンが下げられて、哲
朗のトランクスが露になっている。

 「お前はトランクスか。俺は、ブリーフかと思っていたのに…」朋美は、トランク
スのゴムを掴むと、下げていく。
(凄いわ。こんなのが入ったら、裂けちゃうかも…)哲朗の肉竿は、血管が浮かび上
がって、包皮が捲れている。

 「哲朗。上も脱ごうね」シャツを捲って、上に持ち上げると(オッパイが、姉さん
のオッパイが、当たっている!)朋美の乳房が哲朗の胸に触れている。
「感じるの、哲朗?」朋美は大きい肉竿が、さらに膨らみ、股間に突き当たっている
のが、気になっている。

 哲朗も全裸になると「姉さん!」「哲朗!」2人は抱き合う。
「哲朗、して上げる…。そこに、仰向けになって…」言われるままに、ベッドに仰向
けになると、朋美はその上をまたいだ。

 「姉さんの性器が見える。綺麗だ!」
「言わないで。黙ってて!」朋美は、哲朗の肉竿を掴み、自分の淫裂に押し当てた。
「神様、お許し下さい。決して、許されないこと事ですが、弟の為にお許し下さい」
朋美は泣きながら腰を沈め、哲朗の肉竿を、膣の奥に迎え入れた。

 「ヒー!」まだ、準備が出来てない朋美の淫裂は、柔らかみが足りず、痛みが走っ
ている。
「姉さん、痛いの?」心配する哲朗に「大丈夫よ。我慢する…」顔を歪めながら腰の
運動を始めた。

 「ほら、オッパイを揉んでやるんだ。欲しがってるぞ!」ピストルを哲朗の頭に再
び押しつけた。
「哲朗。お願いだから、お姉さんのオッパイを揉んで頂戴…」目からは、大粒の涙が
流れている。

 「姉さん、許して!」哲朗は両手で乳房を掴み、味わいながら揉みだした。
(オッパイって、こんなに柔らかいんだ…)哲朗の指が、時折、乳首を摘むと(哲朗、
恥ずかしいから、乳首は触らないで…)刺激を受けて、乳首がさらに膨らんだ。

「いい光景だ。姉弟でオ○ンコしているんだからな。こんなのは、滅多に見れないか
ら撮るぞ!」
「いやです。撮らないで!」(こんなのを撮られたら、生きていけない…)朋美は顔
を、哲朗の胸に沈めた。

 覆面の男は、カメラとピストルと持って「弟が、死んでもいいのか?」と言う。
「これは、撮らないで下さい…。言われた通りに、セックスもしてますから…」泣き
ながら、朋美はやっと言えた。

 「生憎、そうはいかなくて。記念の写真なんだからな。イヤなら、弟に死んでもら
うぞ!」
その言葉に(哲朗を死なせる訳には行かない…)朋美は、体を起こして顔を上げた。

 「ほら、腰をもっと振って!」朋美は、肉竿を膣穴で擦って行くと、そんな姿を覆
面をした男が撮っていく。
(哲朗とのセックスを撮られた…)顔を強ばらせながら、淫裂に肉竿を入れていく。

 「姉さん、性器は大丈夫なの?」哲朗も心配なのか尋ねた。
「膣が、柔らかくなってたから、痛くはないの…」淫裂が勢いよく肉竿を吸い込んで
行き、哲朗の肉竿も、蜜でヌルヌルになっている。

 それには(だめだ。姉さん、でそうだ、でちゃうよ!)絶頂間近になった。
(だめ、我慢して。お願いだから、お腹の中には、出さないで!)
(でも、限界なんだ。我慢できない!)遂に、哲朗の肉竿から精液が噴射した。

 「いや。いやー!」慌てて、手で股間を隠すが「手を退けろ。弟に射精されたオ○
ンコを撮らせろ!」怒鳴られた。
(こんなの、撮らないで。お願いです…)震える両手を退けると、白い液体がピンク
の淫裂から、流れ出るのが哲朗に見えて「ご免なさい。姉さん!」哲朗も、泣き顔に
なっていた。

 「お願いです。このままでは弟の赤ちゃんが産まれます、洗浄させて下さい!」
「オ○ンコを、洗いたいのか?」
「はい。お慈悲を下さい…」朋美の淫裂から、なおも、精液が流れ出ている。

 「弟の子供は産みたくないか…。よし、洗ってこい。ただし、10分以内にだ!」
「はい、直ぐ洗ってきます…」朋美は急いで浴室に入ると、膣の中を洗いだす。
「哲朗の赤ちゃんができたら、困るし」勢いよく、シャワーが淫裂の中を洗っていく。

 「そうだわ。警察に電話を掛けないと…」体を洗いながら、思い付いたが「でも、
弟との事が、明るみに出たら困るし…」朋美は悩んでいたが、外部への連絡を取らな
いことにした。

 淫裂を洗い終えると、朋美は哲朗が気に掛かかり「急がないと」濡れたままの体で
二階に、上がって行く。
「待ってたぞ。今度は、口でやれ!」

 「許して下さい…。もう、セックスもしたし…」
「そうはいかない。イヤなら、弟に死んでもらうだけだ!」
「姉さん。僕は死んでもいいから、そんなのやめて!」

 「哲朗。あなたは、たった一人の肉親なの。死なせはしないわ!」朋美が、小さく
萎縮している、哲朗の肉竿を掴み口に含むと、肉竿は口の中で膨みだした。
「今度は、お前が姉を犯すんだ!」また、覆面の男が指示した。

 「で、きない。そんな事は、できない!」
「哲朗。お願いだから、お姉さんを犯して!」朋美は四つん這いになって、お尻を哲
朗に向けた。

 「姉さん、ご免なさい!」哲朗は泣きながら、勃起した肉竿で淫裂を突き始め「あ、
あー!」喘ぎ声を上げる朋美だ。
「いいね。近親相姦の姿は…」覆面の男は、その後も2人にセックスさせ、カメラで
撮り、引き上げたのは、真夜中を過ぎていた。

 2人だけになると「姉さん、ご免なさい…」哲朗は謝った。
「謝らなくても、いいのよ。あれは仕方がなかったのよ…」朋美と哲朗は、ベッドの
上に並んで、仰向けになったままだ。

 「姉さん。僕が、一生の面度を見るからね」哲朗は、実の姉とセックスしたのが、
負い目になっていた。
「いいのよ、そんな気遣いしなくても…」朋美は哲朗の手を握りしめた。
「姉さん!」哲朗は上体をを起こし、朋美の乳房に吸い付いた。

 「ダメ。いけないことなの。兄弟だからいけないの!」朋美が叫んでも、哲朗は乳
房を揉みながら、乳首を吸いだすと「だめー!」朋美の拒む力が抜けて、いつしか、
両手で、乳房に顔を埋めた哲朗を抱いていた。
「してもいいけど、今日だけよ。これっきりだからね…」虚ろな目で繰り返す朋美だ。

 翌日は日曜日なので、婚約者の孝史が迎えに来たが、朋美は元気がない。
「変だぞ、朋美。いつもの元気がないぞ!」孝史も気付いた。
「別に、変じゃないわよ…」(言えない…。弟とセックスしたなんて…)負い目を感
じて、元気がない。

 それでも、明るく振る舞ったが、返って孝史に「おかしい、何か隠している!」と
不審を持たれた。
本来なら、楽しいはずの孝史とのデートが、気まずい思いになっており、2人は夕方
になって、朋美の自宅で別れた。

 「ただいま…」「お帰り、姉さん」(デートがうまく、行かなかったみたいだ…)
哲朗は肌で感じた。
それでも「姉さん、お風呂が沸いているよ」冷静に対応している。

 「あら、よく、気が付いたわね。ありがとう」朋美は寝室に入ってから、着替えを
持って、浴室に入った。
「孝史さんに、嫌われてしまった…」今日の事を思い出しながら、着ている服を脱い
でいく。

 次々と脱いで、朋美は下着だけの姿になったが、その様子を、ガラス越しに哲朗が
じっと見ていた。
朋美が両手でパンティを下げると(姉さんの、ヘアが見えている!)ドキドキしなが
ら、哲朗は覗いている。

 パンティが、足まで下がり、お尻を突き出しながら脱いでいくが(アソコに、割れ
目があるんだな…)昨日の事を、思い出しながら見ていると、哲朗の股間が膨らんで
いく。
朋美は、そんな事とは知らず、ブラジャーも脱いで全裸になった。
(オッパイが大きいな。それに柔らかかった…)もう、いても立ってもいられない哲
朗だ。

 (そうだ。姉さんの背中を洗うと言って、僕も入ろう!)哲朗は、急いで着ている
服を脱ぎだす。
パンツも脱いで、全裸になると(後戻りは、できないぞ!)大きく膨らんだ肉竿を揺
らせながら、浴室に入った。

 「姉さん。背中を流して上げるよ!」
「えっ。そんな事、しなくてもいいわよ!」驚く智子は(哲朗ったら、何考えている
のかしら?)朋美は、石鹸を体に塗っていく。

 「ガラガラ!」ドアが開き、全裸の哲朗に「て、哲朗!」声を上げる朋美だ。
「姉さん、背中を流させて!」
「いや。来ないで、来ないで!」両手で胸と股間を隠しながら、後ずさりしていく。

 「姉さん、僕が嫌いなの?」
「嫌いじゃないわ。こんな事は、絶対に許されないの。わかって哲朗!」
「だって、昨日は、姉さんとセックスしたじゃないか…」

 「あれは、脅されていたから仕方がないの。いい、私達は姉弟なの。血の繋がった
姉弟なのよ!」
「でも、僕は姉さんが、好きなんだ…」哲朗は怯えている朋美に抱きついた。

 「哲朗。やめなさい!」朋美は立ったまま、背中から乳房を揉まれていく。
「姉さん。僕と結婚しよう!」
「言ってることが、わかってるの哲朗?」
「僕は正気だよ。絶対に、姉さんと一緒に暮らすんだ!」哲朗の肉竿が、ゆっくりと
朋美の淫裂に入り込んでいく。

 「入れないで。哲朗、お願い!」(このままでは、実の弟にレイプされてしまう!)
体が震えている朋美だ。
「哲朗。やるなら、ベッドでしましょう。ここじゃ、いやよ」咄嗟に言った。

 「ベッドならいいの、姉さん?」
「いいわよ。哲朗」その言葉に、哲朗が手を離した。
(今だわ。悪いけど、レイプされるわけにはいかないの)一瞬の隙をぬって、朋美が
浴室から逃げた。

 「ずるい、姉さん!」哲朗が追いかけ、朋美は必死で逃げた。
「姉さん!」
「いや、来ないで。哲朗!」追いつかれた朋美が、押し倒された。
「いや、いやー!」朋美の爪が哲朗の首筋を切り、赤い血が筋となって流れていく。

 (血が流れている。弟を傷つけてしまった…)「ご免なさい、哲朗!」あれほど抵
抗していた朋美だが、おとなしくなって、流れ出る血を舌でなめていく。
「姉さん!」哲朗も朋美の舌で、快感を覚えていく。

 「ゴメンね、哲朗。そんなに、お姉さんが欲しいの?」
「うん。僕のお嫁さんに、したいんだ!」
(どうしよう。ここのままでは、哲朗が可哀想だし…)考えている朋美だ。

 「今回限りよ。それに、お腹の中には、絶対に出さないと約束して!」
「約束するよ。姉さん!」
「わかった。ベッドでしましょう、哲朗」
「姉さん!」哲朗は、朋美を抱き上げ寝室に連れて行き、ベッドに寝かせた。

 朋美を寝かすと、哲朗は覆い被さって、肉竿を淫裂に押し当てる。
「ゆっくりよ。急がないで!」哲朗を抱き締めて言う。
「わかった、ゆっくりやるよ」朋美の乳房に顔を埋めながら、肉竿を淫裂にゆっくり
と押しんでいく。

 「て、哲朗!」朋美は、乳房に顔を埋めた哲朗の頭を両手で抱き絞め、哲朗は乳房
を揉みながら、乳首を吸う。
「いいわ。気持ちいいわ…」快感が2人を包んで「して。激しくして!」肉竿のピス
トンが、激しくなり(感じる…。弟とのセックスなのに…)悶え声も上げる朋美だ。

第3話 送られた写真 

 それから数日後に、朋美宛に封書が届いた。
「あら、送り主が書かれてない…」朋美は封書を開けていく。
「何かしら?」封書の中に、写真らしいのが入っており、それを見た瞬間に、顔色が
真っ青に、なってしまった。

 「そ、そんな!」それは、哲朗とセックスしている写真だ。
「手紙もある…」朋美は、動揺しながら手紙を読んだ。
「そんな。どうしよう、哲朗に相談したら困らせてしまう…」

 手紙には、この写真が会社に送られるのがイヤなら、日曜日に来いと書かれており、
地図も同封されていた。
「行くしかない。日曜日に…」朋美は手紙の指示に、従うことにした。

 そして、日曜日になった。
「姉さん。僕、遅くなるかも知れないよ。友達と部活の打ち合わせなんだ」
「あら、哲朗もなの。私もお出かけなの…」

「そうなんだ。だったら、早くかえった方が当番だね」哲朗は家から出ていく。
「私も、準備をしないといけないわ」朋美も着替えて、自宅から指定された場所に向
かった。

 「電車で、3つ目の駅ね」指定された通りに歩いていくが「この地図、わかりやす
いわね」迷わずに、指定された建物にたどり着いた。
「3階の、右から3番目の部屋か…」建物に入ると、エレベーターで3階に上がり、
3番目の部屋の前に立った。

 「ここだわ!」朋美がチャイムを押すと「どちらさまですか?」女性の声がする。
(女性…。そんなはずないわ…)「星野朋美と申します…」
「ああ、星野さんですか。お待ちしてました」ドアが開いた。

 中からは、初めて見る女性が現れた。
「初めまして。長田洋子と申します。ここでは何ですから、中にどうぞ!」言われる
ままに入ると「あ!」中に覆面をした2人がいる。

 (間違いない、あの時の男だわ。でも、もう一人は誰?)考え巡らす朋美に「とに
かく、お座りになられたら、いかがですか?」洋子が声を掛け「失礼します…」朋美
は、覆面をした2人と向かい合って座った。

 「早速だが、ここでオ○ンコさせてもらう。脱ぐんだ、素っ裸になれ!」
「いやです。セックスは、したくありません!」
「これを、会社に送りつけてもいいのか?」この前、撮った写真を、覆面をした男は
袋を逆さにしてテーブルに出した。

 「やめて下さい。それだけは…」朋美は泣き声になっている。
「だったら、脱ぐんだ。早く、素っ裸になれ!」
「いや。見知らぬ女性の前でのヌードはいや!」首を振る朋美に「仕方ないな、2人
一緒に脱ぐなら、いいだろう?」洋子も脱ぐように言う。

 「えっ。私もヌードなの?」洋子は驚きの顔になっており「このお嬢さんが、お前
に素っ裸を見られるのが、耐えられないんだって。お前も素っ裸なら、いいそうだ」
「仕方ないわね。一緒に脱ごうか?」朋美は、もう逃げれない。

 「わかりました。フルヌードになります…」着てきた衣服を脱ぎだすと、洋子も脱
いで、2人は下着だけの姿になってしまった。
「パンティから、脱ぎましょうね」洋子の言葉に、黙って頷く朋美だ。

 2人がパンティを脱いでいくと(あら、ヘアが生えてないのね!)朋美は洋子の股
間が気になっていた。
「私、無毛症なの。パイパンなのよ!」恥ずかしそうに言う洋子だ。

 パンティを脱ぎ終えると、ブラジャーも脱いで、生まれたままの姿になった。
「恥ずかしいわ。私はアソコ丸だしで、朋美さんはヘアでがっちりガードよ。不公平
だわ」洋子は覆面の男に言う。
「そうだな。だったら、洋子。お前が、お嬢さんのヘアを剃ってやれ!」思わぬ言葉
が飛び出した。

 「いやよ。ヘアは剃らないで下さい」朋美は手で股間をしっかりと押さえている。
「そんなの、ずるいわよ。それなら、写真を送って上げましょうよ!」
「それだけは、やめて下さい。ヘアを剃りますから…」

 「私が剃るのよ。パイパンにしてあげるわね」洋子は浴室から、洗面器に水を入れ
て、石鹸とカミソリを持ってきた。
「楽しみだわ。仲間が増えるなんて!」楽しそうに石鹸を泡立てて、朋美の絨毛に塗
っていくと「あっ!」冷たさが淫裂を襲い、声を上げた。

 (イヤだわ。どうして、パイパンのお付き合いなんか、しなければいけないのよ…)
真っ黒な朋美の絨毛が、肌にへばりついていく。
「動かないでね」洋子はカミソリで朋美の絨毛を剃りだした。

 カミソリは、簡単に洋子の絨毛を消し去り、代わって、朋美の淫裂が姿を現した。
「綺麗なピンクね。羨ましいわ。私のヒラヒラは、先端が黒ずんでいるのに…」
「洋子は、オ○ンコのやり過ぎなんだよ!」
「あら、そんなこと言っていいのかな。もう、オ○ンコやって上げないよ!」ニヤニ
ヤしながら、洋子は朋美の股間の絨毛を剃り上げてしまった。

 「ほら、見て!」洋子は、手鏡で淫裂を見せるが「いや、こんなの見たくない!」
手鏡に写った淫裂は、パックリと口を広げている。
(こんな姿が、見られているなんて恥ずかしい…)真っ赤な顔になってしまった。

 「どれ、一発やるか。お前は朋美だ、俺は洋子とやる!」覆面をした2人が、服を
脱いで全裸になると、朋美と洋子は絨毯に仰向けにされ、乳房を掴まれ、淫裂深く肉
竿で突き刺されていく。
「ひー!」悲鳴をあげても休まず、一気に淫裂の奥まで突き刺されて行く。

 そして、朋美が解放されたのは、3時過ぎだ。
脱いだ服を着込んで、出ていくと「来週も来るんだ。忘れるなよ!」(来たくないけ
ど、来ないわけにはいかないし…)全てを着込んだ朋美は、走るように出た。

 自宅に戻ると、早速、風呂を沸かして、男に犯された膣の中を洗っていく。
その時「ただいま!」哲朗が帰ってきた。
「まずいわ。裸を見せたら、またレイプされちゃう…」慌てて、浴室から上がろうと
したが「姉さん、ヘアがない。性器が飛び出ている!」哲朗に見られた。

 「いや~。見ないで!」何も隠す物がなく、慌てて、しゃがみ込む朋美だが「姉さ
ん、綺麗だよ。一緒に入ろうよ!」哲朗は服を脱ぎだした。
「だめ、約束したはずよ。あれっきりって!」
「でも、姉さんが、欲しいんだ!」哲朗は全裸になってしまった。

 「ダメ。もうダメよ。絶対にだめ!」後ずさりしていく朋美だが「姉さん!」「だ
めー!」朋美は、脱衣室で哲朗に抱かれた。
「今日はいや。絶対に、させて上げないわ!」必死に抵抗する朋美は「いてー!」哲
朗の肩に噛み付き、哲朗の顔が歪み、崩れていく。

 「ゴメンね、哲朗。ゴメンね!」崩れた哲朗を気遣う姉の朋美だが、哲朗の肩には、
食い込んだ跡が残され「今日は疲れてるの、ゴメンね…」謝り続けるが「でも、お姉
さんと、セックスをしたいだ!」泣きながら言う哲朗だ。

 「わかったわ。哲朗、セックスして上げる…」朋美はしゃがみ込み、哲朗の肉竿を
掴み、それを口で擦っていくと、堅い肉竿がさらに大きくなっている。
「姉さん、我慢できないよ!」

 「いいわよ、入れて…も」朋美は立ち上がり、壁に両手をつけ、足を広げた。
「行くよ」「いいわよ、哲朗」哲朗の肉竿が、朋美の体内を突き刺していくと「あ、
あっー!」心地よい快感が、朋美を襲っている。

 「姉さん、素敵だよ!」朋美の腰を両手で押さえ、肉竿を激しく振っていくと「い
いわよ、哲朗!」崩れないように、踏ん張る朋美だ。
「姉さん、出させて。お腹の中に…」
「いいわよ。でも、今日だけよ。約束して!」

 「約束する。姉さん!」それと同時に、朋美の膣深く哲朗の精液が、噴射された。
「暖かいわ、哲朗。子宮が暖かいの…」淫裂からポタポタと、精液が落ちていく。
「哲朗、一緒に入ろうよ!」「うん、姉さん」2人は手を取って、浴室の入った。

 「哲朗、ここを洗わせてね」シャワーを無毛の淫裂に当てると、白い精液がシャワ
ーと一緒に流れ出てきた。
「これで安心だわ。背中を流してやるから、座って!」
「ありがとう、姉さん!」哲朗は洗い台に座った。

 「さっきは、ゴメンね。痛かったでしょう?」石鹸で背中を擦りながら言うと「ホ
ントは、凄く痛かった。でも、姉さんとセックスしたら、痛みも消えたよ」
「哲朗。姉さんとセックスは、これ限りにしましょう。前にも言ったけど、姉弟では
いけないのよ」

 「それは、わかってるよ。でも、姉さんを僕の嫁さんにしたいんだ!」
「気持ちはありがたいけど、兄弟だというのを、忘れないで!」
「引っ越せば、いいじゃないか。誰も知らない町に…」
「でも赤ちゃんは絶対に産めないわよ。99%奇形児が生まれるんだって!」朋美は
石鹸を擦り終え、お湯を掛けて洗い流した。

 「今度は、僕が洗って上げる!」哲朗が朋美に石鹸を塗っていく。
「姉さん、僕は奇形児が生まれても、育てていくよ」
「だめ。奇形児は絶対にダメ。だって、産まれた子が可哀想よ」

 「だったら、西条さんの精子を貰ってなら、いいでしょう。僕が親代わりになって
育てるから…」
「そんなのだめ。未婚の母になってしまう…」朋美は、何とか哲朗に自分を妻にする
考えを、諦めさせようとしていた。

 「はい、終わり!」背中を洗い終えた2人は、小さな浴槽で肌をくっつけ合いなが
ら、体を温めた。
「姉さん、オッパイが吸いたいな…」
「オッパイが欲しいの?」

 「うん。姉さんのオッパイは、亡くなった母さんの味がするみたいなんだ…」
「いいわよ。はい、吸いなさい!」朋美は赤子をあやすかのようにして、乳房を掴み
哲朗の口に乳首を押しつけていく。

 哲朗は、それを力強く吸い込んで「あ、あー!」すかさず、喘ぎ声を上げる朋美だ。
(感じる。乳首を吸われて、気持ちいい!)自然と呼吸が荒くなっていく朋美で、そ
の夜は、それだけですんだ。 

 翌日、夕方に、西条から電話が入った。
「ご免なさい。日曜日は用があって…」デートの誘いだったが、朋美には西条には言
えない秘密があり、哲朗にも言えない秘密がある。

 (日曜日に、洋子さんの所に行かないと、大変な事になってしまうし…)それで西
条の申し込みを、丁寧に断った。
「姉さん、断っていいの?」電話を切った朋美に尋ねる哲朗だ。

 「だって、用事があるの。仕方がないのよ」項垂れる朋美だ。
西条は諦めず、電話を掛けてきたり、自宅まで訪れたが、朋美は「用事があって、行
けないのよ」断っていた。

第4話 見られた朋美

 朋美は、憂鬱だった。
(孝史さんも大事だけど、あの写真が流されたら、もっと困るし…)仕事にも身が入
らなかった。

 無情にも、時間だけはドンドン過ぎて、運命を決着する日が来た。
「姉さん。悪いけど、また部活なんだ。行って来るから!」
「哲朗、私も遅れるかもよ…」
「わかった。行って来る!」哲朗は、最後の部活に出かけた。

 「行くしかないわ…。孝史さんご免なさい…」朋美は着替えを始め「きっと、ヌー
ドにされる。せめて、下着だけは綺麗なのを着ないと」誰もいない部屋で、生まれた
ままの姿になり、淡いブルーのパンティ、ブラジャーを着込んだ。

 「やだー。アソコが透けてる。それに乳首も!」鏡に映る自分の姿に、唖然とする
朋美だ。
股間は、ヘアが生えてないので、ピンクの割れ目が、うっすらと見えていた。
「これで行くしかないわ。新品はないし…」朋美はその上に、外出用の衣服をまとい、
洋子のマンションへに向かった。

 「ここだわ…」朋美がチャイムを押すと「どちら様ですか?」洋子の声だ。
「星野朋美です」
「今開けるわ。ちょっと待って!」ドアが開き「入って、話は中よ」洋子は朋美を中
に入れる。

 「悪いけど、今はこの人しかいないの。朋美さん、フルヌードになって貰えますわ
よね?」
「わかってます…。全部、脱げばいいんでしょう…」朋美は、洋子と前にセックスし
た覆面の男の前で、服を脱ぎだした。

 「あら、綺麗な新品ね。朋美さんも、気遣ってたんだ…」
「言わないで下さい。恥ずかしいんです、ヌードになるんだから…」真っ赤な顔の朋
美は、パンティを脱いだ。

 朋美の股間は、絨毛が剃られたばかりなので、点々とごま塩のようになっている。
「綺麗ね。朋美さんの性器は」
「いや、見ないで!」慌てて、両手で股間を隠した。

 「ほら。そんなことよりも、素っ裸が先よ!」
「わかっています…」朋美は股間を隠していた手で、背中のホックを外し、その後両
手を下げると、乳房が勢いよく、ブラジャーから飛び出していく。

 「ほら。あんたも、早く脱ぎなさいよ!」洋子にせかされ、覆面をした男も脱ぎだ
し(また、レイプされる…)朋美は一糸まとわぬ姿になると、男を見ている。
服を脱ぎ終えた男は、いきなり朋美の乳房を掴み、乳首を吸いだす。
「だめ。そんなに強く、吸わないで!」喘ぎ声を上げている朋美だ。

 その時「ガチャ!」ドアが開いて、男が入ってきて「朋美、いつから、こんな事を
してたんだ!」それは孝史だった。
「訳があるの、孝史さん!」乳房を揉まれながら、叫ぶ朋美だが「言い訳は、聞きた
くない。これで終わりだな!」孝史は言い放って、朋美の顔を打った。

 「聞いて下さい。これには、訳があるんです!」涙を流しながら話し掛けたが「そ
んなに、セックスが好きなら、やってもらえ!」孝史はドアを開け、出ていった。
それには「そんな、そんな!」泣き出す朋美だ。

 「あら、恋人に嫌われた見たいね。ほら、あんたが慰めてあげないと…」覆面の男
が肉竿を朋美に押し込んできた。
「許して。今はしたくないの。許して!」叫ぶが、肉竿は容赦なく、淫裂深く入り込
んで(終わった。孝史さんとは終わった…)泣きながら男に膣の奥深く、犯されてい
く朋美だ。

 「ほら、泣かないの。私も慰めてあげるから!」洋子が服を脱いでいくと、スケス
ケのパンティとブラジャーを着けていた。
「朋美さんも、こんな下着を持っていた方がいいわよ」両手でパンティを脱ぎ、下半
身を露にし、その後、背中に両手を回して、ブラジャーを外す。

 「吸って、朋美さん!」洋子は乳房を掴み、朋美の口に差し出す。
(もう、どうなってもいい!)やけになった朋美は乳首を吸いだした。
「いいわよ、朋美さん。お礼に、オッパイを揉んであげるね」覆面の男は右の乳房を
洋子に明け渡した。

 その乳房を、洋子が優しく揉んでいき、覆面の男も乳首を吸う。
「いいわ。凄い、気持ちいい!」膣の中に入った肉竿と、乳房への愛撫で朋美の淫裂
が蜜を流していく。

 「激しくして。朋美をメチャメチャにして!」覆面の男は躊躇したが、腰をゆっく
り動かしていく。
「ダメ。もっと、もっと激しくして!」首を振っている朋美だ。
「ほら、欲しがっているのよ。してあげなさいよ、男でしょう!」洋子も指示した。

 その言葉に、肉竿が勢いよく動きだし「クシュ、クシュ!」淫裂が音をあげている。
「そうよ…。朋美を壊して。メチャメチャに…」朋美は、覆面の男の頭を両手で抱き
しめると、虚ろな目の朋美は、首筋に傷跡があるに気付いた。
(哲朗と同じだわ。ま、まさか…!)動揺する朋美だが冷静を装い、朋美の考えなど
知らない洋子と覆面の男は、その後も朋美を愛撫した。

 そして「今日は、これでいいわ。来週も来なさいよ!」衣服を着込んでいく朋美に
洋子が言う。
「はい。来ますから、写真だけはお願いします…」
「わかってる。あなただけを、不幸にはさせないからね」洋子も衣服を着ながら言う。

 (気付かれないようにしないと…)朋美は男の方を見ないようにして、衣服を着て
部屋を出た。
洋子は歩きながら考え(どのようにして、哲朗かどうか確かめようかしら?)覆面の
男の、首の傷跡が気になっていた。

 「そうだ。今夜、誘惑してみようかしら?」朋美は、洋子に言われたことを思い出
した。
「そうよ。下着を買わないと…」自然とランジェリーショップに足が向いていく。

 「いらっしゃいませ!」若い女性の店員だ。
朋美は店内を見て(これは白ね、黒はないのかしら?)恥ずかしさを我慢して、店員
に「あのー。黒はないんですか?」尋ねた朋美の顔が、赤くなっている。
「黒でしたら、こちらにございます」店員はさらに奥へと案内していく。

 (す、凄いわ。こんなにある!)黙ってみている朋美だが「こちらなんか、男性が
喜びますよ。彼氏なんか、何回も求めましたの…」店員が指さすのは、黒いストッキ
ングとガーターベルトだった。

 「それを、ください…」俯いたまま言う朋美に「ありがとうございます。こちらも
いかがですか?」それは、黒みを帯びたスケスケのネグリジェで、胸から開くタイプ
だ。
「それも、ください」朋美は結局、パンティブラジャーと、全てがスケスケの下着を
セットで買い込んだ。

 自宅に戻ると、朋美は浴室で体を洗っていく。
「哲朗を誘惑して、裸にして確かめないと…」朋美は、弟の体を求めることにした。
綺麗に体を洗い、洗い終えると朋美はバスタオルを体に巻き付けて、寝室に入る。

 「これから、履くんだ…」黒いストッキングに足を通していく。
うっすら、黒みを帯びた足に変身して「恥ずかしいわ。それにいやらしい…」太股ま
でのストッキングを、両足に着けて、鏡の前に立った。

 「これを着けたら、娼婦じゃないのよ」腰にガーターベルトを巻き付け、ストッキ
ングを吊った。
「性器が、いやらしく見える。卑猥になってる!」ピンクの淫裂が、ストッキングと
ガーターベルトで、引き立っている。

 「これも、着るのね…」朋美はスケスケのネグリジェを着込んだ。
黒みを帯びた乳房が丸見えで「結構、セクシーだわ。これなら哲朗も応じるはずよ」
鏡に写る自分の姿を、食い入るように見ている朋美だ。

 しばらくしてから「ただいま!」哲朗が帰ってきた。
「帰ってきたわ。恥ずかしいけど、確かめないと…」朋美は寝室から、哲朗がいるリ
ビングへと階段を降りていく。

 足を動かす度に、淫裂が形を変え、それにお尻の肉が揺れている。
朋美の体が、不安と期待で、震えている。
(もし、あの覆面が哲朗だったら、どうしよう…)思いを巡らせながら、哲朗のいる
リビングに入った。

 それには「ね、姉さん!」乳房と淫裂を晒す姉に、驚きの声を上げる哲朗だ。
「哲朗。今夜は、姉さんとセックスして…」真っ赤な顔の朋美は、震える指で、胸の
ボタンを外すと、ネグリジェが上から開いて胸の乳房が露になっていく。

 「姉さん。そんなに、僕とセックスがしたいの?」
「そうよ、哲朗にして貰いたいの…」ネグリジはボタン全てが外された。
朋美は両手を下げ、ネグリジェが足下に落ちて、朋美の裸体が哲朗に晒されていく。
「綺麗だ。姉さん!」哲朗は立ち上がり、乳房を両手で掴んでいく。

 「哲朗、アソコをなめて欲しいの。オ○ンコを…」恥ずかしい言葉を言う朋美だ。
「姉さん。してあげるよ!」哲朗は腰をかがめて、ストッキングに包まれた太股を掴
み、舌で淫裂をなめだした。
「気持ちいいわ、哲朗!」(膣の中が感じていく…)弟の舌で淫裂が潤っている。

 「準備はいいわよ。入れて、哲朗!」朋美は哲朗の頭を撫でていく。
「わかった。入れるよ!」哲朗は服を脱いで全裸になった。
朋美は、首筋だけを見つめて(間違いない。あれは、哲朗だったんだ!)驚きを隠し
ながら、哲朗を見つめた。

 「姉さん。僕が、そんなに欲しいの?」
「そうよ。いっぱい欲しいの…」絨毯の上に倒れていく朋美だ。
(どうしよう。これから、どうしたらいいんだろう…)悩む朋美を尻目に、哲朗は肉
竿を根本まで押し込んでいく。

 (いけないことなんだけど、哲朗とは離れられないし…)朋美は哲朗に乳房を揉ま
れながら、考えている。
(とりあえず、哲朗に任せるしかないわ…)朋美は、哲朗の愛撫に応えて「いいわ、
いいわよ!」腰を動かしていく。

 「姉さん、僕も気持ちいい!」哲朗も腰の動きを早めていく。
「こんな、卑猥な格好をした姉さんでも、欲しいの?」
「欲しい。セクシーな姉さんが、僕は好きだ!」哲朗は、頂点に登りつめていた。

 「姉さん、お腹に出させて!」
「それは、だめ。口でしてあげるから、お腹には絶対に出さないで!」
「姉さん。でそうなんだ。して!」爆発寸前の肉竿を、朋美の口に押しつけた。
「うー!」(暖かい…。これが、哲朗の精液なんだ…)口の中を精液が漂っている。

 「姉さん!」哲朗は萎縮していく肉竿を口から抜いた。
「ゴクン!」朋美は初めて精液を飲んで「綺麗にしてあげる!」舌で汚れている肉竿
を綺麗にしていく。
「姉さん。後ろからしたいよ。やらせて!」朋美の舌で、哲朗の肉竿が一気に膨らん
でしまった。

「いいわよ。こうするのね?」朋美が四つん這いになると、「行くよ、姉さん!」両
手で腰を押さえ、肉竿を突き刺していく。
「姉さん。僕のお嫁になって!」腰を振りながら、叫ぶ哲朗だ。
「だめよ。私達は血の繋がった兄弟なのよ!」喘ぎなが、らやっと言えた。

 「でも、欲しい。姉さんが欲しい!」
(困ったわ。どうしたら、いいのかしら?)体を許して以来、迷っている朋美だ。
「大学を卒業してから考えましょう。それは…」
「うん、そうする。でも、お姉さんが欲しい時は、させてよ!」

 「お腹に、出さないと約束するなら、相手してあげる…」
「約束するよ」哲朗の腰のピッチがあがり、朋美の垂れ下がった豊満な乳房が、前後
に揺れ動いていた。

 「で、でる、でる!」哲朗は肉竿を抜いて背中に噴射した。
「よかったわよよ、哲朗!」「僕もよかった」2人は絨毯の上に、手を繋いで仰向け
になって、そのまま休んだ。

 翌日、朋美に孝史から婚約解消の電話があり「仕方ないわ。わかりました…」受話
器を置いたが、さばさばした感じだ。
「哲朗、孝史さんが、婚約解消だって…」

 「姉さん。だったら、僕のお嫁になってよ」
「そんなことを考えるのは、大学を卒業してからよ」朋美は、それが運命を変えるこ
とになろうとは、思いもつかなかった。

第5話 告白

 そして、1週間後に運命を決める日が来た。
「姉さん。僕、部活があるんで、先に行くよ!」日曜日なのに、哲朗は出ていく。
「私も着替えないと。そうだ、あれを着ていこう。哲朗の驚く顔が楽しみだわ」朋美
は服を脱いでいく。

 パンティ、ブラジャーも脱ぐと「大部、ヘアも生えてきたわ」股間を絨毛がしっか
りと覆っていた。
朋美は、スケスケの黒いブラジャーを乳房に押しつけた。

 「ホントに、セクシーだわ。オッパイが綺麗見える…」鏡に写っている乳房は、黒
い色を帯びたが、ピンクの乳首が膨らんでいる。
ブラジャーを着終えると、パンティも履いていく。

 「ヘアと性器が見える。いやらしい姿だわ…」股間の絨毛が見え、縦に割れた淫裂
も見えている。
その後、黒いストッキングを履き、ガーターベルトで吊っていく。
「こんな姿は、娼婦と同じだわ」やはり、黒いスケスケのスリップで、ミニだからパ
ンティの全てを隠せきれない。

 下着は、全てを黒いスケスケで統一し「今日は、どれにしようかな?」朋美はワン
ピースを選んで、着込んでいく。
「これなら、一気に脱げるし…」背中のファスナーをあげて、ホックを掛けた。
「これで、よしと!」朋美は自宅から、洋子のマンションへと向かってく。

 洋子のマンションに着くと、チャイムを押した。
「あら、朋美さん。待っていたわよ!」洋子は朋美を向かえ入れると、覆面をした男
が2人いる。
(哲朗、覆面をしたってダメよ。もう、知ってるんだからね…)朋美は見つめながら
前に座った。

 「早速だが、オ○ンコがしたいんだ。早く脱げ。洋子も脱ぐんだ!」
「あら、私とセックスしたいの。いいわよ、させてあげる!」洋子はコーヒーをテー
ブルに置くと、シャツの裾を捲って脱いだ。

 「ほう。ノーブラか。今日は洋子もオ○ンコしたいのか?」
「そうなの。安心日だから、お腹の中でしてよ!」顔を赤らめ、恥ずかしそうにシャ
ツを脱いで乳房を揺らせている。

 (私も、脱がないといけないのね…)朋美も立ち上がり、背中に両手を掛けた。
ホックを外し、ファスナーを下げると、洋子はスカートを脱いでパンティだけの姿に
なっている。
(洋子さんが、フルヌードになってから、ワンピースを脱がないと…)朋美は、洋子
を見つめた。

 洋子は、朋美に見られながら、パンティに両手を掛けて下げていく。
股間が露になって、恥丘には、無毛症の縦に割れた、ピンクの淫裂が現れた。
洋子は、パンティから足を抜いて、全裸になっていく。

 (よし。今だわ…)朋美がワンピースを、肩から外すと、支えを失ったワンピース
が一気に足下に落ちて「あっ!」「す、凄いわ!」驚きの声があがっていく。
朋美は、黒ずくめの下着で、しかも、全てがスケスケだから、覆面をした2人は、全
裸の洋子よりも、スケスケを着た朋美に釘付けになっている。

 (哲朗も、驚いているわ…)笑顔を作り、スリップの肩紐をずらし、両手を下げて
いくと、スリップが「シュル、シュル!」と音を立てて、落ちていく。
「綺麗よ、朋美さん」洋子も、朋美のスケスケのパンティとブラジャーに、ウットリ
して見ている。

 朋美は、背中に両手を回して、ブラジャーを脱ぐと今まで押さえられていた乳房が
勢いよく飛び出し、上半身を隠した布が、全て取り払われている。
(仕掛けるのは、今だわ!)朋美は決断した。

 「ガーターが、外れないわ。哲朗、手伝って!」その言葉に、覆面をした男が立ち

上がり、朋美のガーターを外していく。
「やっぱり、哲朗なのね」その言葉に、うろたえる覆面の男だ。

 「ばれたんだ。仕方ないわね。もういいわよ、哲朗さん!」
「ばれたんじゃ、仕方がないか…」哲朗は覆面を脱いでいく。
「そちらは、もしかして、孝史さんでしょう?」
「さすがね、朋美さん。あなた、もういいわよ、隠さなくたって!」

 「あなた…。それじゃ、2人は結婚してたの?」
「違うわよ。同棲してたの」孝史も覆面を脱いで「苦労したよ。声でばれないように
と」口の中から、入れ歯と真綿を吐き出した。

 「そうして、声を変えていたんだ!」
「そうだ、朋美さん」
「説明して欲しいの。どうして、こんな事をしたのかを!」乳房を揺らせながら問い
つめる朋美だ。

 「私から、言わせて下さい…」洋子が話し始め「孝史さんと私は、いい仲になって
しまったの。でも、婚約してたでしょう…」
「それで、私が邪魔になったのね」
「そうです。朋美さんには消えて欲しくて、哲朗さんに、お願いしました」

 「それで、哲朗とのセックスした写真を撮ったんだ…」
「そうです。普通の全裸じゃつまらないし、実の弟とセックスした写真なら、確実と
思って…」

 「酷いわ、正直に言って欲しかった。別れてくれって!」真実を知った朋美は、泣
き崩れた。
「悪いとは思っていたけど、言い出せなかったんだ。可哀想な気がして…」
「ご免なさい、お姉さん。僕は、お姉さんが好きだから、手伝ったんだ」泣き崩れて
いる、朋美を抱きかかえる哲朗だ。

 「騙したのは、謝ります。ですから、孝史さんから身を引いて、下さい…」洋子に
言われ「言われなくたって、引くわよ。こんな事をされて…」泣きながら言う朋美だ。
「朋美。せめての償いがしたいんだ。哲朗君が卒業するまでは、僕と夫婦になって欲
しい。戸籍だけだが。それに、君の卵子も欲しいんだ…」

 「えっ。卵子が欲しいって、どういう事なの?」
「私の無毛症、知ってるでしょう。生殖機能も異常なの」今にも泣きそうな顔で言う
洋子だ。
「朋美さんの卵子で産ませて欲しいの。孝史さんの子供を!」洋子の言葉に動揺する
朋美だ。

 「いやよ。私を騙した人になんか、あげたくない!」泣きながら叫ぶ朋美を「姉さ
ん、助けてあげようよ。困っているんだから」哲朗がなだめる。
「でも、私は悔しいのよ。騙されたんだから…」

 「それは謝ります。ですから、許して下さい」孝史と洋子は土下座した。
それには「わかったわ。卵子をあげればいいのね」朋美も承知し「ありがとうござい
ます」礼を言う洋子だ。
「よかったね、洋子さん」「うん、ありがとう朋美さん」泣きながら、礼を言う孝史
と洋子だ。

 それから数日後、朋美の卵子が採取され、孝史の精子と受精を行った。
その受精卵が、洋子の子宮に着床されたが、最初は失敗だった。
1ヶ月後、再び卵子が採取され、受精させられて、無事に着床した。

 受精卵は細胞分裂を繰り返しながら成長し、3ヶ月後、卒業式を控えた哲朗と朋美
にも知らされた。
「洋子さん、妊娠したんだって!」
「そうなんだ。よかったわね」素っ気なく答える朋美だ。

 「姉さんは、僕の子を産んでくれないか?」
「だめ。前も言ったでしょう、奇形が生まれるって!」
「100%奇形とは限らないよ。1%に掛けようよ!」
「いけないわ、兄弟なのよ。子供が可哀想よ」

 「戸籍上は孝史さんの子供さ。僕が、最後まで面倒を見るから…」
「でも…」朋美は、禁断の子を産むことに、ためらっている。
(哲朗は好きだけど、実の弟よ。絶対に、許されないわ…)

 「姉さん。どうしても、僕の子を産んで貰うからね!」
「ダメよ。いけない事なのよ!」抵抗する朋美だが、寝室に連れ込まれて、衣服が脱
がされていく。
「ダメ。哲朗だめ!」シャツが脱がされ、真っ白なブラジャー姿にされた。

 「いや、いや!」叫ぶが、哲朗は容赦なくスカートを剥ぎ取っていく。
(このままだと、レイプと同じだわ。哲朗が欲しがってるし…)「哲朗、わかったわ。
子供を産むから、乱暴にはしないで!」遂に、禁断の子を決意した。

 「姉さん、ありがとう…」
「脱ぐから、手を放して」
「わかった。僕も脱ぐよ」2人は衣服を脱ぎ、全裸になると向かい合う。

 「姉さん!」「哲朗!」2人は抱き合いながら、唇を重ねていく。
「入れるよ、姉さん…」
「入れて。奥まで入れて、哲朗…」大きく膨らんだ肉竿が、淫裂に吸い込まれていく。
(神様、1%に掛けます。お許し下さい…)朋美は神に祈る思いだ。

 「姉さん!」哲朗は、ゆっくりと肉竿を動かしていく。
「いいわ、いいわよ!」禁断の子を産むのに決意した朋美は、快感に酔っている。
哲朗は朋美の乳房に顔を埋めながら、肉竿のピストンをしていくと(感じている。哲
朗のオチンチンに…)腰も浮き上がり、体が反っていく。

 「お姉さん、出すよ。限界なんだ!」
「いいわよ。神様、どうか1%の幸せを下さい。99%の不幸はいりません…」
それと同時に、哲朗が「うー!」うなりだした。

 「感じるわ。子宮の中が暖かい。哲朗も祈って!」
「うん。正常な子供で、生まれますように…」哲朗は、最後の一滴まで振り絞り、朋
美の淫裂からは、精液が流れ出し、お尻まで垂れていく。

 「姉さん。一杯出したよ…」
「わかるわ。膣の中が暖かいの。一杯、漂っているわ」2人は暫く動かなかった。
「姉さん、もっと欲しい!」
「私も哲朗が欲しい!」体が入れ替わり、朋美が哲朗をまたいで、馬乗りになった。

 「姉さんが、してくれるの?」
「そうよ。私も、もっとしたいの…」萎縮した肉竿を擦っていくと、哲朗の肉緩は若
いせいか、一瞬に膨らんで、堅くなっている。

 「頂戴、哲朗!」朋美はそれを掴み、淫裂に押し込み、体を沈めていく。
「姉さん、気持ちいいよ…」下側の哲朗は、揺れ朋美の乳房を掴み揉んでいき「あん、
あん!」悶え声をあげながら腰を振っていく朋美だ。

 2人は絶頂に登りつめて「姉さん、また出すよ」「頂戴、精液を。神様、正常な哲
朗の子を、お授け下さい…」再び、白い液体が朋美の子宮深く噴射された。
その後も、四つん這いの体位、駅弁の体位でと、精液を噴射し、この夜に朋美は禁断
の、哲朗の子供を身ごもった。


第6話 禁断の子 

 それから3ヶ月が立ち、哲朗は大学を卒業して就職し、家の主となっていた。
「姉さん。この子は、僕に似てるかな?」朋美のお腹を撫でている。
「きっと、哲朗そっくりよ。兄弟の子供だから…」
「そうだね、姉さん!」笑顔で話し合っている。

 2人は、マンションに移り住んでいた。
自宅を売り払い、洋子からも、卵子のお礼と言って大金を貰って、生活に事欠くこと
はなかった。

 それに、引っ越すと同時に、孝史と洋子との連絡を絶ち、所在がわからない。
それが、二組にとっては、よかった。
勿論、孝史との籍は抹消されたが、妊娠していたので、母子手帳の父親は、孝史の名
前になっている。

 しかし、マンションの住人達は、そんなことを知らず、2人を仲の良い夫婦と見て
いる。
「行って来るね、朋美!」
「行って、らっしゃい。あなた!」2人が口付けをしてから、哲朗は会社に向かう。

 朋美は哲朗の妻として振る舞い、勿論、会社も辞めて、連絡を絶っている。
「哲朗ったら、甘えん坊なんだから…」部屋を掃除しながら、昨夜の事を思い出して
いる。
「オッパイを、あんなに吸って、赤ちゃんみたいだったわ」ニヤニヤしながら思い出
した。

 「そうだ。今日は検診の日だった!」急に思い出したのか、朋美は着替えて、いつ
もの病院に向かう。
病院には、毎週通っており「星野智子さん、診察室へ!」朋美は診察室に入り、検診
を受けた。

 「順調に、発育してますよ」医師の言葉にホッとする朋美は(弟の子供だから、心
配だわ…)それが、頭から離れないので、一時の安らぎだ。

 夕方になって、哲朗が帰ってきた。
「お帰りなさい、あなた!」「ただいま、朋美!」口付けをしてから、中に入るのが
日課になっている。

 しかし、ベッドの中では、呼び方が違っていた。
「姉さん。欲しい、欲しいんだ!」
「そんなに、セックスしたいの?」
「うん、姉さんが欲しい…」

 「わかったわ。軽くよ。赤ちゃんが驚くから!」朋美はパンティをずらしていく。
「後ろからして。密着したままよ」
「それでも、いいよ」哲朗は背後から乳房を掴み、肉竿を淫裂に入れていく。

 「姉さん。好きだ、愛してる!」腰を振りながら言うと「私もよ。愛してるわ、哲
朗!」淫裂から「クシュ、クシュ!」と音が出ていく。
「僕、姉さんと結婚できて、幸せだよ」
「私も、哲朗の妻で幸せよ」お互いに言い合う。

 やがて、乳房を揉まれ「あん、あん、あん!」悶え声をあげだした。
「出る。姉さん!」「頂戴。欲しいの哲朗の愛が!」肉竿から精液が噴射していく。
「よかったわよ、哲朗…」「僕もだよ、姉さん…」2人は仰向けになったまま、手を
繋いでいる。
それが、毎夜繰り返されている。

 月日もドンドン流れて、朋美のお腹が、大きく膨らんでいる。
「これが、僕と姉さんの子だね?」
「そうよ、哲朗と私の子よ」お腹を撫でながら言う2人だ。
(神様、普通の子供で、生まれますように…)祈りながら、撫でている2人だ。

 そして、予定日が近づいてきた。
「お、お腹が痛いの、哲朗!」
「始まったんだね。お産が…」
「そうなの。心配だから、側にいて欲しいの」

 「当然さ。側にいるよ!」
「もし、奇形児が生まれたら、どうしよう?」
「育てようよ。僕たちの子供じゃないか!」
「そうだよね、哲朗との子供だもんね」2人は、いつもの病院に向かった。

 病院では、慣れた手つきで朋美を分娩室に入れ、準備を始めていく。
「どうか、普通の子が産まれますように…」外では、哲朗が両手を合わせ、神に祈っ
ている。

 分娩室では、朋美が「はい、力を入れて!」「抜いて!」助産婦の言う通りに、股
間に力を入れたり、抜いたりを繰り返していく。
「ハア、ハア!」朋美は荒い息づかいになっていた。

 「ほら、頭が見えてきたわ。もうすぐよ、頑張るのよ!」朋美は力を入れていく。
(神様。私は、どうなっても構いませんから、普通の赤ちゃんをお授け下さい…)目
を閉じて神に祈っていた。

 「ほら、出てきたわ。頭が出てきた!」激痛が朋美を襲い「ひー!」悲鳴をあげる
と「赤ちゃんだって、大変なのよ。これくらいで、悲鳴なんかあげないの!」
(そうだわ。この子の将来を考えたら、これくらい平気よ…)助産婦に言われ、耐え
る朋美だ。

 「オギャー。オギャー!」赤ちゃんの泣き声が、分娩室に響いていく。
「あら!」助産婦が驚きの声を上げ(もしかして?)不安になる朋美だ。
「男よ。どこにも、異常はないわ。はい、奥さん!」生まれたばかりの赤ちゃんを朋

美に見せた。

 朋美は、ゆっくり目を開けて「よかった。普通の子だわ!」それだけを言い終わる
と、大きな涙を流し「夫にも、見せて欲しいんですが…」頼み込む。
「そうね。ちょっと、待ってね!」助産婦は体液で汚れた赤ちゃんを、ガーゼで拭い
てから、タオルで包んでいく。

 そして、分娩室から出て、外で待っている哲朗に「ほら、パパですよ」と見せた。
「これが、僕の子供ですよね?」
「そうですよ。赤ちゃんです!」

 すると、哲朗は大粒の涙を流して「よかった、よかった!」「あら、赤ちゃんが起
きちゃうわ。おねんね、しましょうね」助産婦は赤ちゃんを抱いて、分娩室に戻って
いく。
「神様、ありがとうございます。ご恩は一生忘れません!」泣きながら叫ぶ哲朗だ。

 「あら、旦那さんが、泣いてあんな事言ってるわよ」助産婦は、あっさり言うが、
朋美にも聞こえ「神様。ありがとうございました!」朋美も言うと、助産婦達も驚い
て(よっぽど、赤ちゃんが欲しかったんだ。よかったわね…)事情を知らない助産婦
達は、そんな目で見ていた。

この赤ちゃんが、禁断の子とは知らずに…。

 2週間後、朋美は退院した。
その間に、赤ちゃんの検査も行われ「どこも異常ありません。少し、耳が遠いかも知
れませんよ。難聴ではありませんよ、ちゃんと反応しますから」医師が安心させよう
と言う。

 「そんな事って…」朋美は、驚きの顔になっていく。
「難聴ではありません。少し聞きずらいだけです。会話は普通にできますから…」医
師は、安心させようとしている。

 (神様、ありがとうございます。こんな幸せを授かり、感謝してます…)朋美は1
%の奇跡に驚いた。
「いいですか、これは治療で直せますから…」

 「はい。ありがとうございました…」泣きながら、朋美は子供を抱いて、診察室を
出ていくが、その様子に、不安になる医師は(何も、起こらなければいいが…)医師
は勘違いしていたが、無理もなかった。

 哲朗と朋美は、子供に「昴」と命名し、早速、愛し合っている。
「哲朗、ゴメンね。まだ膣が治ってないし、ヘアを剃られてしまって、恥ずかしくて
見られたくないの…」

 「そうだね。消毒してるんだから、セックスは無理だね」
「その代わり、口でしてあげる!」朋美は哲朗のズボンとパンツを下げていく。
「姉さん、久しぶりにしてくれるんだね?」朋美は勃起した肉竿を、口に咥え込んで
「あ、あー!」気持ちよさそう、哲朗が叫び声をあげている。

 朋美は口を動かし、肉竿を刺激して「姉さん。出すよ、いっぱいだすからね」
(いいわよ。哲朗のなら、飲んでもいいわよ…)肉竿が、朋美の愛撫で爆発した。
「うー!」うなり声をあげながら、勢いよく朋美の咽深くに噴射していく。

 (飲むからね、哲朗のエキスを…)放出が終わると、口を離して飲み込んだ。
「姉さん!」「哲朗!」乳房を揉みながら、抱き合うが、朋美の乳房は、真っ黒な乳
首と、乳輪に変わっていた。

 それから、数ヶ月が過ぎた。
「哲朗。欲しいの、いっぱいして欲しいの…」会社から戻った哲朗を、朋美が出迎え
るが、全裸の上に太股までの、スケスケのミニスリップしか身につけてない。

 「もう、大丈夫なの?」
「膣は治っているの。セックスして、哲朗!」乳房を揺らせながら、哲朗の股間を撫
でていく。

 「姉さん。子供は、もう産まないよ」
「わかっている。ピルを飲んでいるから平気よ。いっぱいお腹に頂戴!」哲朗も衣服
を脱いで、全裸になっていく。

 「頂戴、哲朗!」大きく勃起した、弟の肉竿を掴んで擦りだした。
「姉さん、久しぶりだね」哲朗は肩紐をずらし、スリップが落ちて朋美の全裸が露に
なった。

 「まだ、ヘアが充分じゃないけど、アソコは平気よ」
「姉さん!」朋美の乳房に顔を押し当て、ベッドに倒れていく2人だ。
「入れて、哲朗!」肉竿が淫裂に入り込んでいく。
「いいわ、いいわ…」久しぶりに弟の肉竿に悶えていく朋美だ。

 「僕も、気持ちいいよ。姉さん!」肉竿が動いていくと「あん、あん、あん!」悶
え声が部屋に響き、その傍らに置かれた、ベビィベッドには安らかな顔で、赤ちゃん
が眠っていた。

                                      ~完~