| 「裏の女達」
赤星直也:作
第18話 文恵のその後
それから数か月後、文恵は幹夫の子を妊娠し、専業主婦として家事をしている。
いつものように掃除をしていると、本棚の奥にあるビデオを見つけた。
紙袋に3本入っており「またエッチなやつだわ。誰のかしら?」悪いとは思いながら
も再生を始めた。
砂嵐状態が数秒続いた後にテレビに画像が現れ、女性が数人映っている。
「私も映っている。何時のかしら?」文恵も映っていた。
ビデオはそこで一旦切れて、電車の中のような風景が映し出された。
カメラは横に動いて一糸まとわぬ女性を映し出す。
「私だわ、私のフルヌードが恭子さん。それに久美さんも…」文恵は思いだし「商品
展示会の前に特訓だわ。という事はこの後に…」思った通りで、足を開いてオナニー
をしている。
「誰が撮ったのよ。あの時は2人連れしかいなかったはずだけど…」考えている間
に、大学生に犯されるシーンが映し出された。
乳房を掴まれ、淫裂に肉竿を挿入されて『やめて!』悲鳴らしい声も聞こえる。
画像はなおも続き、射精された淫裂も映っており、そこで、画像が切れた。
その後、何かのショーの会場が映し出され、アクセサリーをまとった女性が近づい
てくる。
「私だわ。あの時のだ!」乳房を揺らせ、無毛の淫裂を晒しながら歩いている。
「幹夫さんは知っていたんだ…」顔が真っ青になっていくが、画面には、勿論、久美
やや妙子も映っていた。
そこで、テープが切れた。
「もしかして、こっちは…」不安になって入れ替え、再生を始めると『イヤ、やめて。
何するのよ!』全裸のまま、両手を後ろ手に縛られていく文恵が映し出された。
「そんな、約束が違うわ。幹夫さんには、絶対に知られないようにするって言ってい
たのに」涙が落ちていく。
再生はなおも進んで、膝を床に付けて犯されるシーンが映っている。
これは、文化祭での出来事で「幹夫さんは知っていたんだ。しかも、レイプされたの
も」今までの苦労が空しく感じられる。
それでも、気を取り直してテープを入れ替えると「誰かしら?」見た事のない女性
が映し出された。
その女性はスーツを着たまま寝ており、その女性に男性が抱き付いた。
『やめて、いや…』口にテープが貼られ「幹夫さんだ、間違いない。それに、原田
さんも!」声を上げた。
驚くのも無理もなかった。
夫の幹夫が女性を犯していくのだから当然だ。
2人は嫌がる女性の服を脱がし、下着も剥ぎ取り全裸にした。
そして、幹夫が犯し、原田は女性の手を押さえて、抵抗できないようにしている。
犯された女性は涙を流していた。
やがて、幹夫が起きあがったが、射精したらしく淫裂からは白い液体が流れている。
その後は、原田が女性を四つん這いにして犯していく。
犯し終えると、画像が一旦切れて背景が代わり、文恵にも見覚えがある。
「会社だわ、ヘアを剃られた会議室だ。と、言う事は?」思った通りで、泣きそう
な顔をしながら服を脱ぎ始める。
服を脱ぎ終えると、下着も脱いで生まれたままの姿になったが、全裸を撮られて辛い
のか涙を流している。
そこに、聡子が映った。
聡子も一糸まとわぬ全裸になって、女性の絨毛をハサミで切っていく。
「間違いないわ。この人も辱められるんだわ。夫の為に…」ジッと見ている文恵だ。
やがて、短くされた絨毛もカミソリで剃り落とされ、淫裂が剥き出しになり、アッ
プしていく。
その後は顔もアップにされ、画像が切れた。
「幹夫さんがレイプしただなんて。信じられない…」動揺が収まらず、暫く考えてか
らテープを元通りにし、家事を続けた。
その夜、幹夫はビデオに映っていた女生と一緒に帰ってきた。
「文恵、今度から慰安をやってくれる事になった英子さんだ。今夜は楽しもうな」
「奥さん、今後もよろしくお願いします」挨拶を済ませると3人で夕食を食べる。
そして、生まれたままの姿になり「あなた。こんなになったわよ」大きな腹を見せ
ると「奥様、今夜は私が代わりにお相手しますからご安心下さい」英子は四つん這い
になって幹夫の肉竿を待っている。
「行くぞ!」腰を押さえて肉竿を押し込んだ。
「陣内さん。もっと欲しいです。奥まで欲しい!」
「わかった。こうだな?」腰の振りを早めて、奥まで入れると「あ、あ、あ!」体を
くねらせ、声を上げていく。
「あなた、わたしにも!」黒ずんだ乳房を幹夫の口に押しつけ、乳首を吸わせると
「いいわ、感じる!」文恵も声を上げていく。
そして、英子の胎内に噴射されて、沈黙が始まった。
文恵は迷ったが沈黙を破って「英子さん、これは自分の意志ですか?」と尋ねた。
「そうです。子供を産むまでは色々な男性と楽しんだ方がいいと思いまして…」
「旦那さんは、承知していますか?」
「勿論、承知してます。夫も、色々な女生徒セックスができるから、お前もやれと言
いまして」
「そうですか。でも、どうしてこんな事をやろうと、お思いに?」
「陣内さんに初めて抱かれたときです。最初はイヤだったんですが、あのスリルが忘
れられなくて。まるで、レイプでしたが…」
「だったら、もう1回レイプしてやろうか?」
「そうね、今度は縛ってされたいわ」顔を赤らめて言うと「あなた。だったら、これ
があるわよ」口枷と紐を渡した。
「いいね。これなら!」英子に口枷をはめて、声を上げられなくすると「行くぞ!」
両手を後ろ手に縛り上げ、乱暴に乳房を揉んでいく。
「う、う~!」首を振るが、潤んだ目をして幹夫は再び、英子の淫裂に肉竿を押し込
んでいった。
2人の行為が終わると「幹夫さんも、私が犯されるのを承知していたんでしょう?」
「そうなんだ。言いにくくて黙ってやったんだ…」
「やっぱりね。おかげで恥ずかしい思いもしたのよ」
「僕は楽しかったよ。文恵の恥ずかしがる姿を見ると興奮して。それに、その後は激
しく求めてくるしね」
「イヤ、そんな事言わないで。私は淫乱じゃないわよ。これもあなたの為にやった
んだからね」
「わかっているよ、お前のおかげで係長に成れたんだ。今度は課長を目指すからまた
頼むよ」機嫌を取るように、乳房に顔を埋め揉んでいくと「仲がいいのね。私もこう
したいわ」英子も加わり3人が抱き合った。
翌日、幹夫は「今年も文化祭をやるそうだ」と文恵に告げた。
「だったら、私も行きたい!」
「お前は無理だ。こんな腹だから」文恵の腹を撫でだす。
「私も連れってて。他人のを見たいし…」
「わかった、聞いてみるよ」渋々承知し、会社と掛け合い、どうにか許可を貰った。
そして、文化祭当日、2人は一緒に会場へと向かった。
会場は各ブースで区切られ、2人が一緒に回っていくと「あら、文恵さん!」懐かし
そうに美保が声を掛けてきた。
「元気でやっているの?」
「お陰様でなんとか。それにしてもいいわね、赤ちゃんが産めて。私も産みたいわ」
恨めしそうに文恵の膨らんだお腹を見ている。
その後、久美のブースを訪ねたが同じような事を言われ、2人はその後も会場を回っ
て行くと社長の近藤と会った。
「これは珍しい。お元気そうですね」
「はい、順調ですから…」
「それは結構だ。所で、奥さんも参加してはどうかな?」
「でも、こんなお腹ですから…」
「そんな事気にしなくてもいいですよ。ほら、こっちで」入口の横に近藤はマット
を敷かせて、特設コーナーを作らせていく。
「それでしたら、私も参加させていただきます。でも、見るだけでお願いします」
「それは当然です。お腹の子供を刺激したらいけませんしね」近藤も承知し、文恵
は服を脱ぎ、下着も脱いで生まれたままの姿になった。
「恥ずかしいです。こんなオッパイになって」乳輪、乳首が黒ずんでいる。
全裸になると楽な姿勢で横になるが、文恵は入口の脇だから、当然目立ち「妊婦の
ヌードだ!」見るなり声を上げた。
「ホントだ!」その声は会場に広がって、人垣が出来ていく。
(恥ずかしいわ。こんな大きなお腹なのに…)顔を赤らめて下を向いていた。
そして数か月後、文恵は女の子を出産し、それを聞いた仲間達が、お祝いに駆け付
けた。
「羨ましいわ。私も慰安係を1年やって産みたいわ」妙子が言いだし「私も慰安係を
やるわ。私も産みたいし」亭主持ちの妻達が言いだす。
「でも全員は無理よね。交代でしましょうよ、順番に!」
「そうよね。だったら、妙子さんとルミさんよね。その次は…」皆で順番を決め、順
が決まると会社で生まれたままの姿になって社員の世話をしていた。
それから数年たった。
「あなた、ビデオを見ていいでしょう?」
「いいけど、見たら片づけて置けよ」
「わかっているわよ」そう言って、ラックから選んでいく。
「こんなにあったら、どれが新しいのかわからないわよ」
「一番右上が最新だ!」言われた通りに、右上から取って再生していく『イヤ、やめ
て、お願いです!』叫びながら犯される女性の姿が映し出された。
「あなた。この子、気持ちよさそうにやっているわよ」
「恵子か。あの子はマゾ趣味でこうされるのが好きなんだ。すんなり、慰安にもなっ
たよ。それにこれもな」アルバムを取って広げた。
そこには画面の女性の全裸写真が貼ってあった。
「凄いわ、交差点で素っ裸だなんて。それに、警察署の前でもよ」驚く文恵に「それ
だけじゃないぞ。撮った後にオ○ンコするとチンポが千切れるくらいに締めて燃える
んだ」幹夫はそう言いながら、文恵に抱き付いて乳房を揉んでいく。
「イヤだわ、オ○ンコだなんて。私はしたくない…。あ、あ、あ!」やっぱり、文
恵も女で声を上げている。
「撮りたいんだ、お前がレイプされているのを…」
「撮ってもいいわ。その代わり、もう1人産ませて」
「それなら、いいよ。相手は新しく入った香取でいいだろう?」
「あなたに任せる」こうして、文恵は自ら犯されるビデオの主演を演じた。
近藤商会の社員達は、このように妻を貸し合いお互いに助け合っていた。
勿論、妻の方も夫の為にと体を張っている。
また、女性社員も傷を持った者ばかりだから、働く場を提供して貰えた事に感謝し、
自分から願い出て、社員の性欲を吸い取っている。
その結果、勤労意欲は他の会社と比較にならない程高く、営業成績も飛び抜けて良
く、給料も他社よりも段違いに高かった。
しかし、会社で全裸になって、セックスしているのが世間に漏れる事は決してなか
った。
勿論、全裸の文化祭や懇親会もだ。
その為に、妻や女子社員は安心して、全裸になり、乳房を晒し淫裂を無毛にしていた。
~完~
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