「教え子の妻」
                      赤星直也:作

第1話 家庭訪問

 「いいですか、明日から皆さんの家を訪問しますからね。両親にはよく伝えておい
て下さいよ」新任の女教師が担任の教え子に言っている。
「わかりましたね。日程表も渡すんですよ」それと、同時にチャイムが鳴り授業が終
了した。

 「はい。今日はこれで終わりです」
「起立!」「礼!」「着席!」女教師は生徒に見送られて職員室に戻って行く。
女教師の名は益田恵子。23才の独身で、この春に大東高校の教師として採用され赴
任したばかりだ。

 恵子は新任なのに、高校ではあえて2年の担任を任せている。
だが、教師になったばかりなだから、何事も初体験で、うまく行くはずがなく「益田
先生。ここは先生の意見を書く欄ですよ」学年主任の村山が注意している。
「すみませんでした。注意します」村山に注意された恵子は書類を書き直していく。

 「美人で若い子は徳ね。私なんか、怒られっぱなしだったわよ」
「そんな、飯島先生」顔を赤くして黙って書類を書き直していく恵子だ。

 授業が終わると、生徒は部活のある者を除いて下校するが、その中に石黒健太がい
る。
健太の両親は旅行中なので、来週の月曜日にならないと帰ってこない。
「困ったな、両親は海外旅行だし。何とかしないと…」健太は歩きながら考え巡らせ
ている。

 歩いていると「あれ。すごくいやらしい看板だ!」それは女性がロープで縛られて
いる看板だ。
「SMショーって書いてあるぞ。僕もやってみたいな、恵子先生と…」健太の股間が、
知らず知らずに膨らんでいる。

 「そうだ。土曜日の最後が僕だから、きっとうまく行く!」健太は笑顔になって歩
いて行く。
「ロープや、カメラも用意しないと行けないな」健太は雑貨屋のドアを開けて中に入
ると(これがいいかな。そんなに太くはないし、食い込んでも痛くなさそうだし)そ
れを買込み、健太は自宅に向かって歩いて行く。

 「恵子先生を、どこで縛るかが問題だな…」健太は自宅の部屋を見回していく。
「ここがいいかな、ここの部屋で先生を裸にするぞ!」自分の部屋を陵辱の場所に決
めると、カメラや下剤も準備していく。

 そして、土曜日になり、恵子は予定表の通りに家庭を回っている。
「これが最後だわ」石黒と書かれた門柱の見つけ中に入ると「益田恵子と申しますが
…」インターホン越しに話し掛けると「入って、先生!」(あら、健太君の声だわ)
ドアが開かれ健太が現れた。

 「いま、急用で近所に出かけたんだ。直ぐに戻るから、待っててだって!」
「仕方ないわ。待つしかないのね」恵子は健太に案内され、リビングに入った。
「先生、コーヒーを入れてあるんだ。これを飲んで待っててよ。直ぐに戻ると思うか
ら」
「そうね。これで最後だから遅れても後に迷惑が掛からないし」恵子はだされたコー
ヒーを飲んでいく。
(先生、それには下剤がたっぷり溶かしてあるんだよ)それを確かめるようにして眺
めている健太だ。

 恵子と健太は部活の事で話し合っているが「お母さん、遅いわね」恵子のお腹の具
合が悪くなってきた。
(何かしら、急にお腹が張っている!)次第にそれが強まっていく。
「トイレを貸して欲しいの、健太君」
「どうしたの、先生。具合が悪いの?」

 「そうなの。お腹が急に!」顔を歪めてお腹を押さえている恵子だ。
「トイレだったら、そこの廊下を行ったところだよ」
「ありがとう!」恵子はお腹を押さえながら、廊下に出てトイレのドアを引くが「開
かない、鍵が掛かっている!」鍵が掛けられている。

 「僕が、鍵を付けたんだ!」
「外して、鍵を外して!」お腹を押さえながら言うと「いいよ。僕の言うことを聞い
たらだけど…」条件を付ける。
「聞くから早く開けて。我慢できないの、早くあけて!」
「だったら、先生。そこでスカートを脱いでよ」

 健太の声に「な、何を言ってるのよ、健太君!」
「それだけじゃないよ。パンティも脱いで、ヘアも見せて欲しいな!」
「馬鹿な事言わないで。そんな事できるわけないわよ!」しかし(漏れちゃうわ、も
う限界だわ…)恵子の顔からは脂汗が流れている。

 「ほら、先生。早くスカートを脱がないと…」
「いやよ。健太君お願いだから開けて!」恵子はうずくまって耐えている。
「見せてくれないなら、ここでお漏らしだ。どうやって、帰るのかな?」
(そうだわ。お漏らしだけはイヤだし)「わかった。脱げばいいんでしょう!」顔を
歪めながら、スカートのホックを外して(先生、早くヘアを見せてよ)健太は恵子の
脱いでいく姿を眺めている。

 一方の恵子は(漏れちゃう。急がないと…)一気にファスナーを下げた。
支えを失ったスカートが足下に落ちて、下半身がパンティ姿になってしまった。
恵子はパンストは日頃から履いてないから、いつも生足だ。

 「先生、白じゃないんだ。紫色のパンティなんだ…」
「そんなの、どうでもいいでしょう。脱ぐから開けてよ!」恵子は両手を腰のゴムに
掛け一気に下げて、股間を露わにしていく。
「先生のヘアは多いんだね…」

 「そんなこと言わないで。お腹が限界なの、早く開けて。お願いだから!」パンテ
ィから足を脱いで、股間を両手で押さえ立っている。
「先生、ヘア写真を撮らせてよ!」
「ダメ、お願いだからやめて!」恵子はお尻を健太に向けた。
「恵子先生のお尻から漏れそうですよ。盛り上がっている!」

 (このままだと、漏らすところを見られてしまう…。それに撮られてしまう…)そ
う思うと「わかったわ。だから、早くトイレに行かせて!」恵子は両手を退けた。
「よく見えませんよ。ブラウスの裾を持ち上げないと」
「これでいいでしょう」恵子はブラウスの裾を持ち上げ下半身を露にしていく。

 恵子は(ヘアの生えた性器も撮られる…)恥ずかしさよりも、早くトイレに行きた
いのが先に立っていた。
「そうです、その姿です」健太は下半身を晒す恵子の姿をカメラに収めていく。
「もういいでしょう。で、できゃう!」足踏みを始めて「いいですよ、先生!」健太
が鍵を外し、トイレのドアを開けると同時に、お尻を揺らせながら、恵子が飛び込ん
だ。

 「ジャー!」水音と共に、排出する音も激しく鳴り響いていく。
やがて、排出音が止まり「ふー!」恵子はホッとしたのか、スッキリした顔になって
いる。
放出を終えた恵子は理性が戻って「そうだ。スカートとパンティを脱いだんだ!」お
尻をペーパーで拭くと、股間を押さえながらトイレから出てきた。

 「確か、ここに脱いだはずだわ」恵子は付近を捜すが、スカートとパンティが見あ
たらない。
「先生、スッキリした?」
「返してよ。スカートを返して!」
「ないよ、ここには…」
「どこなの、教えて。健太君!」
「オッパイも見せたら教えてあげるよ」

 「私に、フルヌードになれというの?」
「そうだよ。見たかったんだ、恵子先生のフルヌードを…」
「いやよ。全裸に何か、ならないわよ!」
「それでもいいよ。でも、お母さんが帰ってきたら、どんな顔になるかな?」健太の
言葉に、顔が青ざめていく恵子だ。

 (そうよ。父兄に見られたら教師は首になってしまう…)恵子は決断し「なるわ、
フルヌードになる。でも、ここじゃ、見られてしまうから、どこかの部屋でしましょ
うよ!」
「だったら、僕の部屋においでよ」(うまく行ったぞ。こんな簡単に行くとは思わな
かったな)笑顔の健太だ。

 これから始まる辱めに気が付かず、健太の後を追う恵子は股間を両手で押さえ、お
尻を振りながら歩き「ここだよ」恵子は健太が開けた部屋に入っていく。
「ここが、健太君の部屋なの?」
「そうだよ。ほら、オッパイ丸出しのフルヌードにならないと…」

 「わかったわ。フルヌードになるけど、何もしないと約束してよ!」
「する、約束する!」(誰がそんな約束を守るもんか!)健太は恵子を見つめている。
(脱ぐしかないのかしら?)考えを巡らす恵子は躊躇している。
「先生、お母さんが来るよ、早くしないと!」
「わかってるわよ!」恥ずかしさを堪え、スーツのボタンを外し(そうです。早く素
っ裸になるんですよ、恵子先生!)恵子は上着を脱いだ。

 その後、震える指でブラウスの小さなボタンを外し、胸が開いてパンティと同じ紫
色のブラジャーが見えている。
全てのボタンを外すと、ブラウスを脱いで裾で隠れていた股間が露になって(ヘアを
見られている…)目が充血して赤くなっている。
(早く、オッパイも見せてよ!)健太の目も輝いていた。

 恵子はブラジャーを着けただけの姿になると、背中に両手を回した。
(教え子の前で、フルヌードになるんだ!)体が自然と震えて「プチン!」ホックも
外れて、乳房の膨らみが見えてくる。
「約束よ、何もしない約束よ!」
「わかってます。レイプなんかしません!」
「健太君を信用して、フルヌードになるんだかね」震える声で言う恵子は、両肩に掛
かっている紐を外側にずらし、両手を下げた。

 (恥ずかしい。フルヌードになってしまった…)乳房を押さえていたブラジャーが、
手首に絡まっている。
「大きなオッパイですね」
「これで、いいでしょう?」
「まだです。素っ裸じゃありませんよ、手首のブラも脱いで、両手を後ろにしないと
…」
「わかったわよ」恵子は言われるままに両手を後ろで組む。

 (ヘアとオッパイが見られている…)恵子は健太の顔をまとに見れない。
健太はカメラで、乳房とヘアを晒す恵子を撮りだし「ダメ。撮らないで!」慌てて、
両手で乳房と股間を隠していく。
「手を退けないとだめだよ。それとも、お母さんにその姿を見られたいの?」
「いや、お願いだから撮らないで、健太君!」
「だれにも見せないよ。安心して恵子先生!」

 「信用するからね」恵子は両手を下げ(見られた上に、ヘアヌードを撮られるなん
て…)顔をこわばらせている。
「いいですね。フルヌードが!」健太は恵子の全裸を晒す姿を撮っていく。
(そろそろ、いくか!)健太はカメラを片手で持ち、ポケットに右手を入れ紐を握り
しめた。

 「先生、後ろを撮らせて。お尻を撮るから!」
「ヌードはこれが最後よ!」恵子は健太に背中を向けた。
(今だ!)健太はカメラを置き、紐を手に持ち恵子の両手を押さえた。
「何をするのよ、約束したでしょう。何もしないって!」思わぬ健太の行為に慌てる
恵子だが、手際よく両手を後ろ手に縛っていく。

 「やめなさい。健太君!」両手を縛り終えると、今度は足首と足首を縛りだした。
「やめて。約束違反よ、健太君!」両足首が縛られてしまった。
「恵子先生、これがオッパイなんですね?」健太は自由が奪われた恵子の乳房を掴み
揉んでいく。
「やめて。そんなことしないで!」泣きながら言う恵子に「先生、絶対にレイプはし
ないと約束します。ですから、ここも見せて下さい」

 「いや。お母さんが来るわ。見られたら困るから解いて!」
「その心配はありません。今夜は戻りませんから…」健太は右手で、絨毛に包まれた
恵子の淫裂を撫でだし「だましたのね。健太君!」全ての自由が奪われた恵子は、叫
び声をあげたが、後の祭りだ。