「監獄の学園」

                             赤星直也:作

第18話 オナニー・タイム(最終話)


 卒業式が済むと、学園も春休みとなって静けさが戻ってきた。
しかし、相変わらず補習という名目で授業が行われることになっている。
いつものように職員室ではミーティングが行われているが「どうでしょう。生徒達も
張り切っていますから、ご褒美に先生方のヌードを教え子に見せては?」また遠藤が
言い出した。

 「もう、ヌードはいやです。辱めは、もうたくさんです!」洋子は泣き出した。
「教頭先生、女性ばかりヌードは不公平です。男性もヌードを晒したらどうでしょう」
美子が意義を唱え「そうよ、どうして女性だけヌードになるのよ!」恵理も意義を唱
える。

 「そうですよね。どうでしょう、春休みの間は職員全員がヌードで授業を行ってみ
ては?」
「いいですね。この筋肉姿を女生徒の見せたら、もてるかも…」
「でも、女生徒とセックスしたら厳罰ですよ」美子が釘を刺す。
「わかっています、セックスはしません。ただ見せるだけですから」慌てて美子の肩
を撫でた。

 「そこじゃ、ないでしょう。もっと下の膨らみを揉まないと」
「ここですか?」まだ若い教師は両手で美子の乳房を撫でると「先生、ミーティング
はまだ終わってませよ。春休みだからいいけど新学期だったら罰則もんですよ、2人
とも」
「すみませんでした。ちょっと、ふざけすぎました」
「まあ、いいでしょう。早速、今からヌードになりましょう」

 校長の言葉で、職員室は更衣室に変わった。
(恥ずかしいわ。またヌードなんて!)洋子は顔を赤らめながら、制服を脱いでフル
ヌードになっていく。
弘子も恥ずかしそうに全裸になっていくが「あら、田村先生、お元気ね、カチカチよ」
「そうなんです。井田先生のオッパイと性器を見たらこんな状態です!」肉竿が膨ら
んでいる。

 恥ずかしそうに「恥ずかしいから見ないで下さい」両手をクロスさせ、乳房と股間
を隠す弘子に「だめ、隠したらダメよ。手を退けて堂々と見せなさい。その方が健康
的なの」美子は弘子の手を退けさせた。
「わかりました…」恥ずかしそうに顔を赤らめ、乳房と無毛の股間を晒している。

 「皆さん、ヌードになりましたね。それでは授業を始めましょう!」
「ちょっと待って下さい。授業を始める前に生徒達が抜かないと…」
「抜くって、何をですか?」井上が尋ねると「オナニーです。オナニー!」
すかさず「いやよ。オナペットなんか、いやよ!」叫び声が上がる。

 「授業中に、こそこそ隠れてオナニーされるよりは、始まる前に抜いてもらった方
がいいと思います」
「男子はそれはいいが、女生徒はどうする?」
「あら、女性だって、男子のこんなオチンチンに興奮しちゃうのよ」美子は目を輝か
せて、田村の勃起した肉竿を擦っていく。
「だったら、同時に抜いてもらうから、朝礼はペアでしましょう。空いている先生方
もお願いします」校長が言う。

 「わかりました。協力します…」「私もお手伝いします…」恵理と紀子は承知し、
洋子と弘子も黙ったまま頷くと「ありがとうございます。早速、お願いします。女生
徒は5分で行きます。それから、先生方も生徒と一緒にオナニーをして下さい」
「そんな事までするんですか?」唖然とする教師だ。

 「当然よ。生徒だけだと嫌悪感で萎縮しますから、先生方も堂々と生徒のアソコを
見ながらして下さい」美子は平然と言うが(できないわ。教え子にオナニーを見せる
なんて!)弘子の体が自然と震えていく。
「わかりました。早速やります。行きましょう、井田先生!」
「まだペアと決まってませんよ、田村先生!」慌てる弘子に「弘子さん、行ってらっ
しゃい。いいペアかもね」「お似合いよ、弘子」同僚は冷やかしている。

 「僕は桜井先生とです」「そ、そんな!」洋子も指名が来て、次々とペアが決まる
と教室に向かって行く。
洋子は全裸姿に、上履きだけを履いて廊下を歩いている。
時折、ペアが尻を撫でて「いやです。触らないで下さい!」「だって、我慢できない
んです。洋子さんの揺れ動くオッパイとお尻を見たら」言い訳をしながら乳房まで触
っている。

 (悔しいわ。女性蔑視よ)悔しさを堪え、誰もいない廊下を歩いていが、乳房が円
を描くように揺れ動いている。
それにお尻も左右に揺れていて(いやらしいわ。オッパイと性器ばかり見てて、オチ
ンチンが堅くなってる!)横目で勃起した肉竿を見ている。

 2人が目指す教室に入ると「せ、先生。オチンチンが!」「洋子先生も素っ裸だ!」
歓声と悲鳴が上がっていく。
(恥ずかしいわ。またヌードを教え子に晒すなんて…)両手を後ろで組み項垂れたま
まの洋子だ。
しかし、男子生徒達は喜んで股間を膨らませ、淫裂と乳房を見ており、女生徒は俯き
ながら、チラリと男子教師の勃起した肉竿を顔を赤らめながら見ていた。

 「静かにしろ。春休みの補習中は教師の全員がヌードになることになった!」その
言葉に歓声が上がっていく。
「それから、こそこそとオナニーをしないように、毎朝、オナニーを全員ですること
にした!」
「えー。オナニーをしてもいいんですか?」男子生徒は一斉にチャックを下げて肉竿
を擦り出す。
「俺と桜井先生もするから、女生徒もしなさい!」命令調の言葉だ。

 (よかった。これで堂々と先生のオチンチンでオナニーができる!)顔にこそ出さ
ないが、スカートを捲り、無毛の淫裂を露にして指で触っていく。
(私もしなければいけない…)洋子も立ったまま、乳房を右手で掴み揉みだした。
それに、左指で淫裂のクリトリスを撫でてから指を入れていく。

 「あ、ぁぁー!」大きなため息をつきながら、目を閉じ指を動かしていくと、男子
生徒もその様子に興奮したのか手の動きを早め、男子教師も肉竿を擦っている。
(凄いわ。男って、ああやるんだ…)女生徒も肉竿を擦る様子を見ながらオナニーを
始めている。
暫く経つと「いいわ、気持ちいいわ。いきそう」「でそうだ、でる、でるー!」喘ぎ
声と悶え声が教室に響いていく。

 そして、男子生徒は次々と放出を行い、女生徒も満足して皆がグッタリしている。
「終わったか。よし、女子は隣の男性の後始末をしなさい。口でなくハンカチやティ
ッシュでだぞ」その言葉で洋子も前の女生徒からティッシュをわけてもらい、ペアの
教師の肉竿を拭いていく。
「すみませんね」悪びれることなく、堂々と肉竿を撫でられ「こうやるのね?」女子
生徒も男子生徒の肉竿を綺麗に拭き、それが終わると補習が行われた。

 翌日、洋子が職員室に入ると生徒からプレゼントを差し出された。
「これを着けてオナニーをして下さい」
「でも、フルヌードが原則だから…」
「校長先生の許可をもらってます」そう言い残し生徒が去っていく。

 「何が入っているのかしら?」洋子が渡された袋を開けると、真っ黒なストッキン
グとガーターベルトのセットで入っていた。
「いやよ。こんなの!」泣き顔の洋子だが「でも、プレゼントだから着ないと」「そ
うだよな。生徒の善意を踏みにじるのは、教師としては、いけないな」男性教師は好
奇の目で見ているが(可哀想に。あれじゃ、風俗嬢と同じよ)女性教師は哀れみの目
で見ている。

 (着たくないけど、着ないといけないし)今にも泣き出しそうな顔でストッキング
を履いていく。
両足に掃き終えると、腰にベルトを巻き付け、ストッキングを吊ると「すごい。今日
は僕と行きましょう!」ペアを名乗り出てくる。

 「恥ずかしいわ、許して貰えないでしょうか?」
「イヤなら、規則違反で全員とのオ○ンコだよ。その方が教え子も喜ぶと思うよ」
「行きます。この姿で!」洋子はハンカチを握りしめて教室に入っていく。

 当然、洋子の姿に「すげえ、エロ写真と同じ格好だ!」「先生、凄くセクシーよ。
私も結婚したらその格好で旦那を迎えます」生徒達には受けている。
たが(見ないで、風俗嬢じゃないのよ。私は教師なの!)乳房を揺らせ、声こそ出さ
ないが泣いていた。

 「先生、早くオナニーをしましょうよ。我慢できない!」生徒達は洋子の姿に興奮
し、チャックを下げ肉竿を擦り出した。
洋子も用意されたイスに座って、開脚して淫裂の中を触っていく。
(いや、もうこんなのいや!)閉じた目からは涙が流れている。

 洋子の姿は生徒間に評判となり「先生、プレゼントです。オナニータイムは、これ
でお願いします」職員室にプレゼントを持った生徒が押し寄せ、女性教師の皆に渡さ
れた。
「校長先生。フルヌードの方がいいので、許して貰えませんか?」恵理や弘子は許し
を申し出たが「生徒の行為を無にしてはいけません!」と断わられた。

 仕方なく女性教師達はストッキングとガーターベルトを着けていく。
(いやよ、こんな姿なんか!)自分の姿を見て泣き出す女教師だ。
しかし、そんなことで許される訳が無く、教室に入ると恥ずかしい格好を生徒に晒し、
オナペットの役目をしていた。
このように、春休み間は毎日、オナニータイムが続けられていた。

 やがて、春休みが終わり、始業式や入学式が行われ、授業が始まった。
しかし、生徒達にぽっかり穴が空いたように。むなしさが漂っている。
「制服じゃ、つまんないよ。あのエッチな姿の方が気が入るのに…」そんな思いで、
生徒達は委員会を通して校長に申し出た。

 「先生方のヌードを見ながらオナニーしないと、勉強する気が起きません!」
「でも、正式な授業だから制服を着なと校則違反になるしな」
「だったら、規則を変えましょうよ。女性教師はストッキングとガーターベルトを制
服に!」
「それに、始業時間を10分早めてオナニータイムも作って下さい!」

 生徒会からの申し出に「仕方ないな。理事会に計ってみるか…」井上は生徒会に押
され、理事会に計った。
理事達は「生徒の考えはもっともだ。その方が健康的でいい。こそこそオナニーする
よりもいい」生徒の意見を採用した。
それは直ぐに職員に知らされ「いや、いやー!」机に頭を付け、泣き出す女性教師だ。

 しかし「規則ですから、違反したら厳罰です。それに写真も公開するそうです」井
上は脅しを掛けていく。
そう言われれば、やるしかなく、女性教師達は職員室で着ていた制服を脱いでいく。
(逃げたい、ここから逃げ出したい…)そう思いながら生まれたままに姿になり、生
徒からプレゼントされたストッキングとガーターベルトを着けていく。

 (恥ずかしいわ。ソープ嬢と同じよ、教師なのに!)涙を堪えてストッキングを吊
っていく女性教師だ。
「着替えましたね。早速オナニータイムと行きましょう!」女性教師は乳房を揺らせ
ながら、同僚に背中を押され教室に向かっていく。
そして、教え子の前でオナペットとして、淫裂を晒してオナニーをしていく。

 (逃げたい。ここから逃げたい。でも、逃げたら死ぬしか道がないし…)女性教師
達は逃げたいが逃げれない。
(あと、2年でここからでれるから我慢しないと…)そして、考え直していく。
古川学園は、一旦入り込んだら契約した期間まで外にでれない学園だ。

 それは、看守のいない監獄と同じで、ここは監獄の学園なのだ。
女性教師達は「もう少しで出られるから…」教え子に裸を晒しながら我慢していた。
まるで、刑期の終えるのを待つ囚人と同じだ。

ー完ー