「女優・樋山香奈子」

                             赤星直也:作

第4話 SM、レズの体験

 2人は、それでも紐を結んで、テニス用シューズを履いていく。
「履き終わりましたね。それでは始めましょう!」香奈子と康子は2面あるコートで
並んでいる。
「いきますよ!」サーブされ「えぃ!」乳房を揺らせ、ボールを追って打ち返した。

 (いいね。オッパイを揺らせ、ヘアまで晒すなんて最高だよ。それに、2人の性器
は綺麗だな)皆が食い入るように乳房を揺らせ、淫裂を晒す2人の姿を笑顔で見てい
る。
それには(見られている…。オッパイと性器の中を…)恥ずかしさで、肌が真っ赤に
なっていく。

 たが、次第に裸にも慣れ、淫裂の中を見られても恥ずかしさは消え、汗を流しテニ
スを楽しんだ後、香奈子と康子は男性客と一緒に、夕方まで海水浴も楽しんでいる。

 「そろそろあがりましょう。食事もできてますし…」
「そうですね。お腹も空いたし」
「お若いですな、食欲旺盛だなんて」笑いながら建物の中に戻ってきた。

 「こちらです。皆さんお揃いで、それに準備もできてます」2人は広間に案内され
た。
「失礼します」料理がワゴンで運ばれてきたが、女性はもフルヌードだ。
(剃っている。へアが料理に入らないように剃っている!)パックリ割れた淫裂から、
肉襞がはみ出ている。

 それを(薄いけど、私の方がいいわ)康子がその淫裂をじっと見つめると、ウィト
レスの顔が赤くなり(気づいたわ、性器を見ているのに気づいた!)バツが悪そうに
顔を背けていく。

 グラスにワインが注がれ「所で、どうしてヌードを決心しました?」香奈子に向か
い合った男性から尋ねられた。
「慣れるためです。ヌードに慣れるために…」恥ずかしそうに言う香奈子だ。
「ヌードに慣れる…。どうしてヌードに慣れる必要が?」

 「私がお話しします。私はマネージャーをしいまして、まだ有名でない女優ですが
…」
「それで、どうしてヌードに?」
「近々、鵜野光太郎作品のドラマ化が収録されますので、ヌードに慣らしておかない
と思いまして…」

 「それでヌードの練習ですか。マネージャーのあなたは、ヌードにならなくてもい
いでしょう?」
「私がいやがったからです。ヌードになるのがイヤだから、マネージャーの康子さん
も一緒に付き合っているのです」
「そう言う訳でヌードですか。どうです、初めてヌードになった感想は?」
「恥ずかしいです。皆さんもヌードですから我慢出来ますが、私だけがヌードだなん
て、耐えられないでしょう」香奈子は質問に素直に堪えていく。

 「そうですよね。鵜野光太郎の作品はレズやSMが多ですからね。ところで、SM
の体験はおありですか?」
「ありません。縛られるって、どんな感じかわかりませんし、演技しろと言われても、
できないと思います…」
「でしたら、体験してみませんか。お二人とも!」

 「おもしろそうね。私も見たいわ」「これは練習ですから、誤解のないように!」
はしゃぐ女性に釘を指した。
「わかりました。跡が残らないようにお願い出来ますか?」
「当然、肌に傷は付けません。お約束します」
「でしたら、お願いします。私もお付き合いしますから」
「わかりました。マネージャーさんも体験なさってください」
「でも、食事は食べさせてください。お腹が空いていますから」笑い声が響いていく。

 食事が済むと、早速練習の準備がされていく。
「まずは、縛りからです」両腕を後ろ手に縛られ、さらに乳房の上と下にロープが巻
き付けられて、その上下のロープが脇できつく縛られた。
「オッパイが痛い~!」2人の乳房に、ロープが食い込んでいる。

 さらに、天井からもロープが下げられ、胸元の乳房の上下を縛ったロープに結ばれ
た。
「引いて!」ロープが引かれ、乳房が絞り上げられて「ギャー!」悲鳴をあげる2人
で(オッパイが千切れそうよ、オッパイが千切れる…)顔を歪めて耐えている。

 「ほら、ここにもロープだよ」
「イヤ、そこはイヤ。性器が見えてしまうから、イヤー!」叫ぶが太股にロープが掛
けられていく。
「見ないで。お願いだから、性器は見ないでー!」叫ぶが、太股が引き上げられて淫
裂が丸見えになった。

 「露出訓練です。性器の露出訓練ですから、慣れてください!」
「これはいや。性器を見られるのは、耐えられません!」泣き声に変わる香奈子に
「そんな事ではダメよ。私だって性器を見られているんだから!」乳房の痛みに耐え
ながら言う康子に(康子さんも性器の中を見られているんだ。私も耐えないと…)涙
を流しながらも、耐えている。

 「今度はムチだ。跡は残らないからね」目の前で見せられ「イヤ。痛いからイヤで
す!」体を震わす香奈子に、ムチがふられた。
「キャー!」敏感な乳房にムチが当たって悲鳴を上げると「それくらいで泣かないの。
私を打って、そのムチで!」康子は自ら名乗り出た。

 「いい度胸だ。それ!」「うっ!」康子の乳房に赤い筋ができた。
「もっとよ、もっと打って!」
「本気になってきた。それ!」ムチが康子の乳房を叩きだし「康子さん!」見ている
香奈子が声を掛けた。
「女優なら、これくらい我慢しないと、大物にはなれないのよ!」康子は途切れ途切
れに言う。

 康子の言葉に「打って。私のオッパイをそれで打って!」香奈子の目が覚めた。
「お前もいい度胸をしているな。望み通りにしてやるからな!」
「うっ!」香奈子の乳房に赤い筋ができていくが(我慢よ。これくらい我慢しなしな
いと、康子さんに笑われる…)痛みを堪えている。
目尻から筋となって、涙が流れているが、声を二度と上げる事はなかった。

 「気に入った。いい心がけだ、オッパイを触らせろ!」
「勝手にしなさいよ!」香奈子の乳房が撫でられて「う、うっ!」涙を流しながら堪
えている。
「ここもだ!」乳房を触った手は淫裂も触り、康子も同様に淫裂の中に指が入って、
掻き回されていく。

 「香奈子はバージンなのよ。指で破らないで。やりたかったら私にして!」乳房が
変色しているが叫んだ。
「康子さん、いいのよ。私を奪いたかったら、奪っても!」涙が頬まで流れていく。
「そんな事はしないよ、真似事だから」今度はやさしく撫でられていく。
康子も乳房、淫裂と撫でられて「あ、あー!」痛められているのにも関わらず、喘ぎ
声を上げている。

 やがて「見ないで。恥ずかしいから見ないで!」康子と香奈子の淫裂から、淫汁が
流れ出した。
「ほら、これがオ○ンコ汁だ!」淫裂から流れ出る淫汁が、指ですくわれ口に押し込
まれていく。
(苦い、これが膣から流れたお汁なんだ…)自分の淫汁を初めて味わい「どうだ、自
分のオ○ンコ汁をなめた感想は?」
「苦いわ。お汁って苦いんだ…」香奈子は改めて知った。

 「わかったみたいだな。今度はレズの体験をして見るかい?」
「試したいわ。でないと、演技ができないし」
「わかった。今度はレズだぞ」縛ってあったロープが解かれ、乳房や太股を縛ったロ
ープなど全て解かれ自由が戻った。

 「レズだったら教えてあげる。これでもレズを知っているのよ」今まで黙って見て
いた女性が名乗りを上げて、香奈子と康子に近寄ってくる。
「可愛い顔ね。たっぷり教えてあげるわよ」香奈子はアゴを、人差し指で撫でられて
から、唇を吸われていく。

 「私はあなたよ」康子も小さな乳房が撫でられ「恥ずかしいわ。こんなに小さいの
よ…」
「大きさは関係ないわ。それより、あなたは敏感なのね」小さな膨らみの上にある、
ピンクの乳首が大きく膨らんでいて、その乳首が舌でなめられていく。

 「ダメ、そこは…」康子の顔が虚ろになり、呼吸も荒くなっていく。
(康子さん、気持ちよさそう…)香奈子はそれを見ていると「あなたも行きたいでし
ょう?」香奈子も乳房を撫でられてから乳首が吸われ「あ、あー!」声を上げたて
(これくらいで声を上げたら。笑われてしまう…)声を出すまいと堪えている。

 「香奈子さんだったわね。本番はこれからよ」今度は唇を吸われながら、手のひら
で淫裂を撫でられだす。
(気持ちいい。膣の中がとろけそう…)淫裂の中が熱くなり、潤っていくのがわかる。
その後、指がクリトリスを撫でていくが(ダメ、、そこはだめよ…)息使いが荒くな
って、乳房が揺れていく。

 「感じているのね。もっと、いい思いさせてあげるわよ」いきなり乳首を軽く噛ま
れ「あっ、あー!」体が反っていく。
「まだまだよ。もっとしましょうね」指が今度は淫裂の中に入り(だめよ、そこはだ
めよ!)遂に淫汁が流れてしまった。

 「見ないで。恥ずかしいから見ないで!」
「恥ずかしがらないで。女性なら、誰でもこうなるの」香奈子の手を掴み、淫裂へと
導いていく。
「今度は、あなたがするの。指を入れて!」香奈子は言われるまま、細い指を淫裂に
入ると(ベトベトだわ、性器が濡れている。まるでオナニーしたみたいだ…)指が膣
の中の皮肌を撫でていく。

 「そうよ、そこなの!」康子の相手も声を上げていて、香奈子の相手が「噛んで、
オッパイをお噛んで!」堪えきれず叫ぶと(痛くないのかしら?)乳首に歯を当てた。
「もっ強く、もっと強く噛んでよ!」背中を浮かせながら言い(痛くても、知らない
わよ)アゴに力を入れると「ヒー。そうよ、それくらいがいいのよ…」息が途切れ途
切れになっている。

 「私のも噛んで、隣みたいに!」康子もせがまれ、乳首を噛むと「あ、あ、あー!」
背中が浮き上がり、声を上げて、そんな2人の営みを男達が見守っている。

 香奈子と康子の行為は1時間ほどで終わった。
「どう、良かったでしょう?」
「わからないの、いいのか悪いのか…」素直に言う香奈子に「わからないかも知れな
いけど、いい勉強になったのは間違いないわよ」康子が慌てて言う。

 「そうだよ、演技の時にも役立つから。とにかくがんばれよ」見守っていた男の一
人が言う。
「ありがとうございます。ヌードは恥ずかしかったけど、もうなれました」
「そうかな。慣れた人だからいいけど、全く知らない人ならそうは行かないと思うよ」
「すみません、その通りです。見知らぬ人前では恥ずかしいです…」俯いて言う香奈
子だ。

 「謝る事はないよ。でも良くやったね。僕も感心して見ていたよ」香奈子がほめら
れた。
「とにかく、頑張らないと!」
「そうよ、そのいきよ」康子と香奈子はその後も、ヌードを晒していた。

 翌朝も、香奈子と康子はフルヌードで「おはようございます」挨拶すると「キャー
!」思わず声を出してしまった。
「男はこうなるんだ。朝はこんなに膨らむんだよ」男達の肉竿が大きく膨らみ、そそ
り立っている。
(あれが膣の中に入るのね。きっと痛いわ。裂けないかしら?)食い入るように勃起
した肉竿を見ている2人だ。

 「どう、触って見るかい?」
「いいんですか?」
「いいよ、触っても!」香奈子は恐る恐る勃起した肉竿を触ると「堅い。カチカチだ
わ、それに熱い!」肉竿の熱さが伝わっている。

 「朝になると、どういう訳かこうなるんだ。それより、テニスで汗を流さない?」
「いいわね、お付き合いします」香奈子と康子は食事前のだというのに、テニスをし
ていく。
香奈子と康子は乳房を揺らせてボールを追い、その動きに合わせて、相手の男性も肉
竿を揺らせて動き回っている。

 汗を流し、一休みすると「ここでのヌードは意味がないわ。町の中をその姿で歩い
てみては?」言われる。
「無理です、恥ずかしくてできません」俯いて言うと「顔を隠せば平気ですから行き
ましょう」
「でも、恥ずかしいですから、いいです」
「ここまで来たんだから、ヌードを見て貰わないと」いやがるが、康子と一緒に車に
乗せられた。

 「いや、恥ずかしいからいやです!」
「サングラスを掛ければ平気ですよ、僕だって素っ裸ですから」車は大勢いる海水浴
場に向かっていく。
「恥ずかしいわ、性器まで見られてしまう…」体が小刻みに震えていく。

 だが、車は駐車場の中に入ると停まり「行くよ、ほら」「いやー!」いやがるが香
奈子と康子は男性によってお車から降ろされた。
その瞬間に「キャー、素っ裸よ!」「お、オ○ンコとオッパイが丸見えだ!」歓声と
悲鳴が上がっていく。
(見られている。フルヌードを見られている!)恥ずかしさに体が小刻みに震え、乳
首が大きく膨らんでいる。